12月24日(土)より新宿テアトル他全国公開される映画『14(じゅうし)の夜』。 本作は『百円の恋』で<第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞>を獲得するなど、国内の映画祭で数々の脚本賞に輝いた今映画界から最も注目される脚本家・足立紳の監督デビュー作品として、注目を集める話題作!
また<第29回東京国際映画祭>において日本映画スプラッシュ部門に出品が決定した事が発表された。<第27回東京国際映画祭>において同部門の作品賞を受賞した『百円の恋』に続き、本作品も賞レースに名乗りを上げている!
「自分のことを大嫌いな人間が、今の自分から一歩でも脱却しようともがく話にしたい」と語る足立監督が作り出す本作は、1980年代の田舎町のレンタルショップが舞台。性にざわめき、やがて冒険に出る中学生男子たちの悶々とした思いを描いている。情けなくも愛すべき“性春”を通じて成長していく少年たちの姿は、あの名作『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせるはず……!? そしてこの度、既に話題沸騰中、人気ロックバンド“キュウソネコカミ”の主題歌に乗せて送る“ちょっぴりイカくさい『スタンド・バイ・ミー』”こと映画『14の夜』予告編が、遂に解禁となった!!
映画『14の夜』 予告編
1987年、田舎町に暮らす14歳の少年たちの性春の1ページを描いた映画『14の夜』。今回解禁となる予告編では主人公・タカシらの日常や、一生忘れられない一夜の様子が描かれている。婚約者(和田正人)を連れてきた姉(門脇麦)が、頼りない父(光石 研)を怒鳴りつける地獄のような夕食の様子や、代わり映えしない毎日にどこかつまらなさを感じ、日常から逃げ出してしまいたい14歳男子のモヤモヤが共感を呼ぶ。また、冒頭のセクシーな胸元と「やれよ! 揉めよ! オラ、来いよ!!」と凄むのが印象的なタカシの幼馴染・メグミを演じるのは、SUPER☆GiRLSの浅川梨奈。いつもの愛らしい顔とは正反対のドヤンキーっぷりにも注目である。
14(じゅうし)の夜
12月24日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開!
出演者:犬飼直紀、濱田マリ、門脇 麦、和田正人、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、健太郎、青木 柚、中島来星、河口瑛将、稲川実代子、後藤ユウミ、駒木根隆介、内田慈、坂田聡、宇野祥平、ガダルカナル・タカ/光石研
監督・脚本:足立紳(『百円の恋』)
音楽:海田庄吾(『百円の恋』)
主題歌:キュウソネコカミ「わかってんだよ」(Getting Better Records/Victor Entertainment)
製作:「14の夜」製作委員会(東映ビデオ・ブレス)
プロデューサー:佐藤現(『百円の恋』)
制作プロダクション:東北新社
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS(『百円の恋』)
宣伝協力:Prima Stella
PG-12
©2016「14の夜」製作委員会
主人公・タカシ(犬飼直紀)ら4人の中学生男子は未だ見ぬ生おっぱいにロマンを抱き、セックスへ妄想を募らせる日々を送っていた。今日の部活は、“AV女優のよくしまる今日子が、地元のレンタルビデオ店にサイン会で来るらしい。そして12時過ぎたらオッパイ吸えるかもしれない……。”という噂話で持ちきり。タカシは「姉が婚約者を連れて来るから」と一度は断るも、食事の席での父親のダメっぷりに嫌気がさし、思わず家を飛び出す。真夜中によくしまる今日子のオッパイを目指し自転車を走らせるが、その先にはさまざまな困難が待ち受けていた……。