新型コロナウイルス感染症のワクチン開発支援や、あらゆる感染症のワクチンを量産し、世界中の全ての人々に供給する事を目指す「Sign For Life」署名プロジェクトが、日本と発展途上国の医療に関する相互理解を促進し、世界の医療問題を解決することを目標とする一般社団法人andaidによって、4月3日(金)〜5月29日(金)に実施される。
「Sign For Life」で集まった署名は日本政府へ提出
「Sign For Life」は、ワクチンの供給において世界トップクラスの実績を持ち、いち早く新型コロナウイルス感染症のワクチン開発支援と供給に取り組むグローバル・パートナーシップ「Gavi, The Vaccine Alliance (以下:Gavi)」に対し、出資国である日本からの支援金増額を目指しており、本プロジェクトに賛同を求める署名活動だ。
Gaviは加盟国政府、世界保健機関(WHO)、国際児童基金(UNICEF)、世界銀行、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ワクチン業界、研究・技術機関や市民社会団体等が連携して運営している。
Gaviはそれぞれの政府、機関、団体等を通して調達した資金を使用し、ワクチンの生産コスト削減と製薬会社による量産のサポートや、貧しい地域が多い途上国にも平等かつ速やかにワクチンを届ける活動を行っているパイオニア的な機関で、これまでに累計約7.6億人の子供達にワクチンを届け、1,300万人の命を救ってきている。
世界では「21秒毎に1人」が、ワクチン摂取により予防可能な病気で命を落としており、1000万人以上の子供たちが一切の予防接種を受けられていない現状がある。
出資国の1つである日本からGaviへの支援金を増やすことにより、感染症の世界的流行の影響を最小化し、ワクチンを届けることを目指す「Sign For Life」で集まった署名は日本政府へ提出される。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためにも、署名をしてみてはどうだろうか。