——山本さんや岩本さんは、バンドの休止以降のことはどう考えていったんですか?

山本 俺はThe Cigavettesが解散する時点で、(人気アーティストのサポートの)オファーが色々と来ている状況だったんですよ。でも、一度仕事が途切れた時には、福岡に帰ろうかな、と思ったりもしましたね。根は真面目なんで。ダラダラやる意味はないな、と。でも、その後、次はBOOM BOOM SATELITESのオファーがきて。まぁ、聴いたことはなかったけど、知り合い(BOOM BOOM SATELITESなどで、サポートドラムを担当する福田洋子)がドラムをやっていたので、やってみようかと。仕事がなかったといっても、結果、2週間ぐらいだったんですけどね。

小田 その時期に、幹宗と飲んだことがあって、福岡に帰ろうかなって言ってたよね。でも、全然あるやん! <フジロック>(2015年)に出てるしって思った。

山本 今度は、銀杏BOYZのオファーもくるようになって。銀杏BOYZも2曲くらいしか知らないしって。(笑)だから、バンドやろうって思う暇がなかったですね。でも、太郎たちとは、ちょいちょいやったよね!

三浦 カンジっていうバンドをやったよね。

※Gotch Tour 2014「Can’t Be Forever Young」に参加したThe Cigavettesの山本幹宗、山本政幸、篠崎光徳、HOLIDAYS OF SEVENTEENの三浦太郎、元Mirrazで現在フレンズの関口塁/SEKIGUCHI LOUIEによる期間限定バンド。

——その話教えてください!

山本 Gotchのソロバンドツアーでオープニング・アクトでやりませんか? 弾き語りとかやりませんか? ってオファーが来て。やってやれないことはないけど、俺は、スナックでもよほど酔っ払わない限りは歌わないくらいだぞと。でも、良い場をもらえたんで。ちょうど、その時、塁(元Mirraz、現在フレンズ:関口塁/SEKIGUCHI LOUIE)がThe Mirrazを辞めて、サラリーマンになるっていうので、じゃあ、最後にそういう場でバンと演奏して終わろうって話をして。あと、1人でやるの心細いし。それで、太郎と、うちの兄ちゃん(山本政幸)と、ベースにみっくん(篠崎光徳)と。それで、バンド名を考えてる時に、仮のツアー行程表に、「カンジ」って書かれていて、それを見た兄ちゃんが「おもしろい!」って思って、「カンジ」ってバンドを結成しました。

三浦 ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)みたいなね。

岩本 ドッケン(Dokken)みたいな。

【鼎談】一夜限り?の再結成The Cigavettes、HO17と、QUATTROフロントマンが解散/現在を赤裸々に語る In170619_3band34-700x467

——サポートの仕事があって、そういう音楽に関わる活動をしていこうというのはずっとあったわけですよね?

山本 それが一番儲かるというか。一番得意な仕事だったので。

一同 (笑)。

山本 やっぱり、自分が一番得意な仕事が、ギターを弾くことなんでね。てっとり早く金を儲ける方法がギターっていうね。それはバンドを結成した時からそうで、これが、一番稼げそうだと思っていたので。

——自分のギターの技術で仕事をもらっていくという。

山本 でも、今は、もうちょっとこうなりたいっていうのはありますよ。

小田 じゃあ、現在の話をそろそろ。

岩本 一生足踏みしますからね。

小田 ずっとカディオの話になっちゃう。

山本 こういうギターを弾きたいなっていう。やっぱり練習しないといけない。この間のくるりの<チミの名は。>ってすげー良いタイトルのツアーで、良いギターを弾いたとは思うんですけど、2チームが入れ替わるライブ構成で、俺のチームは毎回セットリストが違ってて、自分のプレイが良くなかった時があったりもして、「あー、うーん。」って弾きながら、「うぉー、これねぇな。」って。

岩本 幹宗は、同世代の中でも、かなり早い段階で「こいつは一生ギターで食っていけるな」とみんなが思っていたと思いますね。

三浦 それは本当にそうだよね。

山本 本当に? 太郎は、本当に思ってる(笑)?

岩本 技術もあるけど、上手いだけでは片づけられないギタリストなんだよ、やっぱり。

山本 俺は本当は、焼き鳥屋がやりたいんですけどね。

一同 (笑)。

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小田 幹宗って、料理人に例えると誰? すきやばし二郎とか?

岩本 この人ですか?

山本 クッキングパパ。

小田 なんでも対応可能。かぼちゃ、チャーシューメン、明太子、コンビーフ。

クッキングパパ OP

山本 「焼き鳥かんちゃん」って名前を思いついちゃったからね。

一同 (笑)。

三浦 行きたくなる。

山本 演歌か歌謡曲しか流さない。それは一回置いといて。ギターはね、いくつか課題があるので。

小田 野球鳥みたいなね。 

山本 そう、野球鳥みたいなね。

※野球鳥 元西鉄ライオンズの縄田洋海氏が経営する福岡市内の焼き鳥居酒屋。地元の福岡ソフトバンクホークス・ファンが多く集まる。

岩本 本当にやりたいのは、焼き鳥屋でしょ?  ギターじゃなくて、焼き鳥だったら、わからせることができるっていうね。

山本 いや、俺自信あるよ。

小田 料理上手いよね。

岩本 幹宗、料理得意だもんね。

山本 焼き鳥屋のコンセプトに関しては1個あるので。

三浦 お?

小田 それは、別で取材します(笑)。