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<title>Qetic - 時代に口髭を生やすニュースメディア”けてぃっく”</title>
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<description>ニュースメディア Qetic（けてぃっく）では、音楽、映画、芸能、アート、ファッション、グルメ、アプリ、コラム、アニメなど、最新トレンドから今ネットで話題のゴシップまであらゆるエンタメ・カルチャー情報をお届けします。</description>
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		<title>INTERVIEW：Cornelius AIと身体性。小山田圭吾が語る『Refractions』</title>
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		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 09:59:59 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>Corneliusの最新アルバム『Refractions』。今作では生成AIを制作の媒質として取り入れ、身体的なビートとファンクネスを追求した。テクノロジーと身体性が交差する時代に、小山田圭吾が創作の境界を揺らぎながら何を描き出すのか。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="2160" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1440x2160.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1440x2160.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1024x1536.jpg 1024w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1365x2048.jpg 1365w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-scaled.jpg 1707w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>音が物質や空間を通り抜け、進む角度を変えながら新たな像を結んでいく。Corneliusが2026年8月19日にリリースする8枚目のアルバム『Refractions』は、タイトルが意味する「屈折」を、その制作過程にも宿した作品だ。

内省的な色合いの強かった近作から一転し、今作では身体を揺らすビートとファンクネスが前景化。Bid、Sean Ono Lennon、Arto Lindsayといった長年交流を重ねてきた音楽家たちを迎え、井上陽水の“夢寝見”を取り上げた。そして、その新しい音像を生み出す「媒質」となったのが、ここ数年で急速な進化を遂げた生成AIだ。

曲作りではAIを素材やセッション相手として用い、MVまで自ら手がける。その一方で、年齢と残された時間を意識し、いま再び身体的なビートへと向かう。テクノロジーによって創作の境界が揺らぐ時代に、Corneliusは何をつくろうとしているのか。『Refractions』の制作をめぐって、小山田圭吾に話を訊いた。</p></div>

<h2>INTERVIEW
Cornelius</h2>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──まず、アルバムタイトルを『Refractions』にした理由から聞かせてもらえますか？</strong>

『Reflections』ではなく『Refractions』なんですけど、『Reflections』といえば、僕らの世代にとっては寺尾聰さんのアルバムがすごく印象深いんですよ。小学生の頃にかなりインパクトを受けたアルバムなので、タイトルがちょっと似ているなと思いつつ（笑）。

「Refractions」は屈折という意味で、反射ではなく、何かの媒質を通ることで少し角度が変わり、いろいろな世界が現れる。そういうイメージがアルバム全体にあって、最終的にこのタイトルになりました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18174441/TARU5632.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477761" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ここ最近の2作、『Mellow Waves』と『夢中夢』は、わりと内省的というか、インナースペースに向かうような作品でした。一方、今回はダンサブルでファンキーな曲が多い印象です。</strong>

そこはわりと最初から意識していましたね。一番大きいのは年齢です。こういうビートがしっかりした音楽を、今後あと何年できるのかなと。やれるうちに、こういうこともやっておきたいという気持ちが、最初にあったんです。

<strong>──近年、また精力的にライブを行っていることも、今回の方向性に影響していますか？</strong>

それはありますね。ここ最近は静かな曲がすごく増えて、ライブが少し単調になっている感覚もあったので、またちょっと変えてみたいなと。

<strong>──“Mind Train”は、すでにライブでも披露されています。アルバム制作の初期にできた曲ですか？</strong>

一昨年だったかな、Corneliusの30周年ライブ＜Cornelius 30th Anniversary Set＞があって。そのときは過去の曲をいろいろ演奏したんですけど、セットリストに新曲も入れたいと思ったんです。それで“Mind Train”と、Arto Lindsayさんが参加してくれた“Bad Advice”ができた。その2曲が、今回のアルバムの始まりですね。

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<strong>──“Mind Train”は、どのように生まれたのでしょうか。</strong>

もともとはNIGOくんから依頼されて、KENZOのパリ・コレクションのランウェイ用に作った音楽がベースになっています。ランウェイは20分くらいあるので、その長尺に合わせて作っていました。モデルが歩くテンポだから、ある程度躍動感のあるものがいいなと。ドイツのCANやNEU!のような、モーターリックなビートがひたすら続く曲をやってみたいと思ったんです。

途中でひとつだけ歌が入るパートがありますけど、あれはNIGOくんから「少し歌が入ったほうがいい」と言われて加えました。ビートがミニマルに変化しながら、その上でいろいろなことが起きていく。そういう、ちょっとマインドトリップ的なイメージです。

<strong>──途中に大きなブレイクがあり、そこから再び元のビートへ戻っていく展開にも、どこか別の場所へ連れていかれるような感覚があります。映像とのシンクロも相まって、かなり没入感がありました。</strong>

あそこは、急に場面が変わるようなイメージでした。MVを作ってくれたのは大西景太さんです。音に完全にシンクロした映像を作る方で、彼の作品はどれも素晴らしい。

バッハの四重奏の一音一音を、オブジェクトの動きに置き換えて、完全に視覚化したような作品もあります。Corneliusでは『AUDIO ARCHITECTURE』でも一緒にやっていますけど、音を視覚化することに関して、完全に極めている人です。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18174511/TARU5597-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477762" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──アルバムにはCorneliusらしいシグネチャーサウンドがありながら、これまで聴いたことのないような音も数多く使われています。こうした変化の背景には、何があったのでしょうか。</strong>

生成AIを制作に取り入れたことが、かなり大きいと思います。ここ2年くらいで、AIがいろいろな分野で急激に存在感を増してきたじゃないですか。それが今回の変化の大きな要因になっていますね。

“Mind Train”でも、コーラスの女性の声はAIで作ったんです。ただ、その頃はいまのような音楽生成AIはまだなくて。あとは曲のタイトルを考えるときに、ChatGPTを使って言葉を探すようなことを、うっすら始めていたくらいでした。

それ以降の曲では、生成したものも取り入れています。AIの精度もだいぶ上がってきたし、特に映像系ですかね。去年くらいから急激に進化して、いまはあらゆる制作の中にAIが入ってきています。

<strong>──具体的には、どのように使っているのですか？</strong>

本当にいろいろですね。たとえば今回、自分の声以外のコーラスは全部AIなんですよ。女性ボーカルには何人かキャラクターがいて、その人たちに歌わせています。

<strong>──そうだったんですか。てっきり大野由美子さんが歌っているのかと思いました。</strong>

大野さんに似た声を選んだんです（笑）。

曲作りでは、自分で作った断片を一度AIに入れて、いくつかのパターンを作る。そこからいいものをステムで書き出して編集し、もう一度AIに入れる。出てきたものを全部弾き直して、パートを削ったり足したりしていきます。

サンプル素材のように、いくつかのフレーズを抜き出して使うこともある。曲をステムに分け、そこに違うビートを加えたものをもう一度AIに入れて、さらに発展させる。そういう作業を延々とやっています。

<strong>──アシスタントでもあり、セッション相手でもあるような存在ですね。</strong>

セッション相手というのは近いですね。素材でもあるし、いろいろな可能性を試せるものでもある。媒質というか、「屈折」の相手としてさまざまな分岐が出てきて、それをまたこちらへ戻していく。相手は人間ではないんだけど、そういうことをずっとやっています。

<strong>──ChatGPTやGeminiには、それぞれ特徴的な文体があります。音楽生成AIにも、音色やフレージングに独特の癖がありますか？</strong>

ありますね。それに、音質だったりまだパートをきれいに分離できないという問題もある。いま、音楽生成AIではSunoが一番広く使われていると思うんですけど、僕も最初に少し触ってみて、好みとは違うなと思いました。Udioというのもあって、僕はそちらがすごく好きで使っています。

最終的に、AIで生成した音がそのまま多く残っているわけではないです。

<strong>──AIを使うことで、ご自身で曲を作り込む範囲も以前より増えましたか？</strong>

増えましたね。制作の初期段階はスタジオではなく、ずっと家で作業していました。</p></div>

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<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ライターの仕事も、まさに似た状況になっています。どこまでが自分の作業なのかと思うこともありますが、何を選び、何を残すかという部分に主体性があるのかもしれません。</strong>

そうですよね。クリエイティブの根幹とは何かということ自体が、ものすごく揺らぐ。ただ、編集やキュレーションの感覚、何を求めて何を選ぶかという判断は、結局、人間が担うものとして残るのかなと思います。

演奏の技術や、それをライブで再現することになると、また話は別ですけど、ただ「作る」というだけなら、ハードルはものすごく低くなっていますよね。

僕はまだ半分人間というか（笑）、これまでの作り方を半分残していますけど、これからはAIネイティブの子たち、音楽を始めるきっかけがAIだった世代が出てくると思うんです。技術はなくても知識や文脈が異常に発達した人が組み立てる音楽は、聴いてみたい気がします。

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<strong>──今作では“夢寝見”、“Aeons”、“まざらない”などのMVを、小山田さんご自身が手がけています。いずれも生成AIを使って制作したのでしょうか。</strong>

そうですね。AIがなかったら作れませんでした。基本的にはAIだけで作っています。

まず静止画を作り、その段階で細かいディテールをかなり詰めていく。それを動画生成AIに入れ、さらにプロンプトで指示して動かしていきます。

作り始めたのは去年くらいからですけど、その頃はまだ映像が崩れやすかった。静止画を読み込ませても、数秒以上経つと絵が崩壊してくるんです。そこでまた静止画を入れて、そこから生成し直す。できたものを、さらに別のソフトで編集するという作り方ですね。

<strong>──自分で映像を作るのは楽しいですか？</strong>

けっこうハマりましたね。とはいえ、頭の中のイメージを完全に具現化できているわけではなくて、まだ全然言うことを聞いてもらえないし、いろいろ大変です。

でも、個人でかなりのものを作れる。たとえば5年前に同じような映像を作ろうとしたら、CGか実写撮影になりますよね。CGでも膨大なお金と時間がかかるし、実写なら、MVに出てくるような世界を実際にセットとして作り、カメラを並べて撮影しなければならない。数千万円かけないとできなかったようなことを、いまは個人でできる。それは本当にすごいと思います。

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<strong>──“Twisting & Glistening”のMVでは、部屋の天井にフリッパーズ・ギターの『ヘッド博士の世界塔』を思わせるパターンが用いられ、ファンの間でも話題になりました。あの引用には、どんな意図があったのでしょうか。</strong>

“Twisting & Glistening”のMVも自分で作ったんですけど、オプティカルな幾何学模様をテーマにしているんです。そのひとつとして、『ヘッド博士の世界塔』の柄も出てくる。それを現実の空間に再構成したようなビジュアルですね。アートディレクションを手がけた信藤三雄さんへのトリビュート的な意味もあります。

<strong>──『ヘッド博士の世界塔』はいま、サブスクリプションでは配信されていません。小山田さん自身は、35年前の作品を現在どのように見ていますか？</strong>

ジャケットがいいですよね。

<strong>──（笑）。</strong>

特に初回盤のジャケットは、改めて見てもすごいなと思います。</p></div>

<div class="img-box fade-up col2-images">
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</div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──シンセサイザーやドラムマシン、サンプリング、DAWなど、これまでも新しいテクノロジーが音楽を変えてきました。生成AIは、それらとはまた別の次元にあるように感じますか？</strong>

道具としての領域を、かなり超えてきてますよね。ドラムマシンが登場したときには、ドラマーの仕事を奪うと反発されたり、テクノには魂がないと言われたり、サンプリングが登場して議論になったり。新しい技術が出てくるたびに、そういうことはありました。でもAIは、さらに違う次元にあると思います。

DAWの中にもすでにAIが入っていますから、まったく使わずにいることが可能なのか、という感じじゃないですか。ただ、同時に問題もものすごくたくさんあって。

今回、自分でAIを使ってMVを作り、頑張っていいものができたと思ってYouTubeに上げたら、批判されたんですよ。特にアメリカには反AIの人が大勢いて。僕はその状況をよく知らなかったので、発表して初めて、こんなに大きな問題になっているんだと実感しました。

<strong>──これだけ大きな変化をもたらすものだからこそ、強い拒否反応も出てくるのでしょうね。</strong>

産業革命のときに、機械化に反対して工場の機械を破壊するラッダイト運動があったじゃないですか。それよりもっと大きな反対運動が、これから来るんじゃないかと思います。

特にアメリカでは、AIが大量の電力や水を消費することや、データセンターが周辺環境に与える影響など、環境面の問題が指摘されています。それに、AIに仕事を奪われることへの危機感も大きい。なかでも、これから就職する若い人たちは、いままで学んできたことを否定されたように感じているのかもしれない。実際、仕事のあり方も大きく変わっていくでしょうし。

<strong>──確かにそうですね。</strong>

芸術やクリエイティブの領域では「AI slop」という言葉もあるんです。生成AIで大量に作られた質の低いショート動画のようなものを、AIのゴミだと批判する言葉ですね。「いままでCorneliusの映像はよかったのに、AIを使うなんて最低だ」というような反応も、結構ありました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18175420/TARU5608-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477766" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今作にはBid、Sean Ono Lennon、Arto Lindsayが参加しています。AIを介した制作と、人とのコラボレーションが並行していることも印象的でした。</strong>

それも「屈折」の媒介のひとつというか。コラボレーションする相手がいて、その人を通して生まれるものを取り入れたいと思ったんです。以前から一緒にやってみたかった人や、長い付き合いになった人たちと、改めてやってみようかなと。

<strong>──The Monochrome Setとの交流が始まったのは、いつ頃ですか？</strong>

最初は90年代の頭くらいかな。『Fab Gear』（1990年）というコンピレーション・アルバムを作ったときに会ったのか、あるいはThe Monochrome Setが一度解散したあと、日本に来たときだったかもしれない。その頃に何度か会っていましたね。

それから時間が空いて、コロナ禍の前くらいに彼らが来日したとき、ライブを観に行って久しぶりに再会したんです。それをきっかけに、また連絡を取るようになりました。

Lester Squareが抜け、ギタリストが不在だった2024年の来日公演では、「何曲か手伝ってほしい」と言われて、僕もゲストで参加しました。僕がロンドンへ行く機会もあって、そこから少しずつやり取りが増え、今回参加してもらいたいと思ったんです。

交流自体は、90年代から現代まで急に飛んだような感じですけどね（笑）。でも、僕は高校生の頃からずっと聴いていたので、今回一緒にできたのはうれしかったです。

<strong>──Sean Ono Lennonさんとも長い交流があります。</strong>

最初に会ったのは90年代ですね。Seanが『Into the Sun』（1998年）を出した時期と、Corneliusの『FANTASMA』（1997年）が出たタイミングがかなり近かった。僕が初めてアメリカでライブをしたとき、テキサスの＜SXSW＞に出演したんです。SeanはGrand Royalのステージ、僕はMatadorのステージに出ていて、そのときに彼のライブを観ました。Seanにとっても、まだ1回目か2回目くらいのライブだったんじゃないかな。

その後、日本のライブハウスで会うことが何度かあって、『SENSUOUS』（2006年）の頃に出演した＜SUMMER SONIC 2007＞にもSeanが来ていたんです。彼がCMの仕事か何かでそのまま日本に残ると言っていて、僕らが次の週に＜RISING SUN ROCK FESTIVAL＞へ行くと話したら、SeanとガールフレンドのCharlotte Kemp Muhlがついてきた。一緒にフェスへ行って、そこでかなり仲良くなりました。

<strong>──新生Plastic Ono Bandのメンバーになったのは、どのような経緯からですか？</strong>

2009年にSeanがChimera Musicを始めて、日本でレーベルのショーケースライブを開いたとき、Corneliusのバンドがハウスバンドとして参加することになり、Seanや所属アーティストの曲を演奏しました。そこにオノ・ヨーコさんが来ていて、ライブの翌日にバンドへ誘われたんです。そのままレコーディングに入り、そこから10年くらい、Seanや本田ゆかさんたちとPlastic Ono Bandでいろいろな活動をしました。</p></div>

<div class="img-box fade-up col2-images">
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</div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──Arto Lindsayさんとの出会いも90年代ですか？</strong>

ArtoさんもSeanと同じくらいで、たしか1998年です。彼がライブで日本へ来たとき、渋谷のタワーレコード前の横断歩道から、壁に掲げられた『FANTASMA』のビルボードを見たらしいんです。そこに写っていた僕が、Artoさんの使っているものと同じDanelectroのギターを持っていて、「これ誰だ？」となったらしく（笑）。

その後、ホテルでMTVをつけたらCorneliusの“STAR FRUITS SURF RIDER”が流れてきて、それで興味を持って連絡してくれたんです。それが最初でした。

その後は、Artoさんのアルバムに僕が参加したり、こちらの作品に参加してもらったり。Artoさんが日本へ来たときにCorneliusのメンバーがバックを務めたこともあるし、セッションも何度かしています。かなり長い付き合いですね。

<strong>──井上陽水さんの“夢寝見”を取り上げたことも、新鮮な驚きでした。</strong>

“夢寝見”がすごく好きなんです。昔から知ってはいましたけど、ここまでハマったのは比較的最近ですね。

曲が発表されたのは1990年頃で、当時、陽水さんが出演していた車のCMに使われていたんです。「お元気ですか？」という有名なCMがあって、僕もよく覚えています。何パターンかあるうちのひとつで、この曲が流れていた。それで妙に印象に残っていました。

コロナ禍の少し前くらいかな。サブスクリプションでいろいろ聴いているとき、『ハンサムボーイ』（1990年）の1曲目に入っている“Pi Po Pa”がレコメンドに出てきたんです。聴いてみたら、めちゃくちゃよくて。そこから陽水さんのバックカタログを深く聴くようになり、なかでも“夢寝見”にすごくハマりました。ここ4、5年くらい、ずっと好きな曲です。

『夢中夢』とも同じような世界観なので、あのアルバムでカバーしても全然おかしくなかったと思います。でも、いつかこれはやっておきたいという気持ちがあって、今回収録しました。

<strong>──陽水さんの音楽のどんな部分に惹かれましたか？</strong>

陽水さんは、少しサイケデリックというか、ドリームポップ的なんですよね。“夢の中へ”もそうですけど、夢をモチーフにした曲が多い。夢なのか現実なのかわからないような世界を、ずっと表現している人で、そこがすごくいいんです。

それから、『ハンサムボーイ』の頃の陽水さんの作品では、「バナナさん」と呼ばれているキーボーディストの川島裕二さんが、アレンジの中心を担っていました。彼のプロダクションもすごくいい。サイケデリックな感覚をよくわかっているんですよ。

バナナさんは、EP-4という京都のポストパンク・バンドにもいた方で、DX7やProphetのようなシンセサイザーをものすごく変わった方法で使うんです。ノイズを出したり、独特の音を作ったり。以前、僕の作品でもProphetを弾いてもらったことがあります。しばらくお会いできていませんけど、バナナさんの仕事は素晴らしいですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18175555/TARU5623.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477769" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今作のデラックス・エディションには、一枚ずつ手作業でスプレーを施しています。なぜ、こうした仕様にしたのでしょうか。</strong>

今回はヴィジュアルも僕がAIで作っていて、そこに人間の手を加えるというハイブリッドな形にしたいと思いました。The Timesというイギリスのバンドのアルバムに、一枚ずつ異なるスプレーワークをジャケットに施した作品があって、それも少しイメージにありました。

今回は1,000枚くらいにスプレーしたんですけど、工場のような場所に全部並べて、一枚につき3、4色をひたすら吹いていきました。終わったあと、1週間くらいももの裏が痛くて（笑）。

こういう作業も、年齢を考えると、できるうちにやっておかないと。10年後に同じことをやれと言われても、たぶん無理ですから。

<strong>──近年、作品のリリース間隔が以前より短くなっていることにも、年齢や残された時間への意識が影響していますか？</strong>

そうですね。自分ももうアラ還なので、この年齢になると、残された時間は意外と少ない。あと十何年かもしれないと思うと、「だいぶ時間がないぞ」っていう感じになります。70歳くらいで亡くなる人も多いじゃないですか。坂本龍一さんや高橋幸宏さんも70代でしたし。

<strong>──その一方で、Mick JaggerやPaul McCartneyは80代でも活動している。</strong>

小山田：この間、長野に住んでいるTerry Rileyさんの90歳記念ライブを観たんですけど、素晴らしかったです。ジャズには90代の演奏家もいますけど、ロックではまだほとんどいないですよね。Terryさんはいまでも毎日練習して、曲を作っていると言っていました。ものすごい領域まで来ていますよね。

細野さんも、今年のWORLD HAPPINESSでライブを観ましたけど素晴らしかったし、去年、キネマ倶楽部で観たときもすごかった。今度はアメリカ・ツアーにも行くと言っていました。いつまでも元気でいてほしいと、切実に思うようになりましたね。

坂本さんや幸宏さんのことは、突然のことだったから。気づけば先輩たちも年を取っているし、自分も同じように年を重ねている。だから、いまやれることをやっておきたいと思っています。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18175621/TARU5598-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477770" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──小山田さん自身は、何歳くらいまでいまのような形で音楽を続けるイメージがありますか？</strong>

60代くらいまではバンドでライブをやって、70歳くらいから徐々に活動の形が変わっていくのかな。もちろん人によるし、どうなるかはわからないですけど、いまのような大音量で激しく演奏するライブが、いつまでもできるわけではないと思います。

以前は、そういうことをあまり考えていませんでした。40代の頃はオリジナルアルバムもほとんど作っていなくて、どちらかというと老成した世界に憧れていた。そういうモードが続いていたんです。

でも、残された時間を意識するようになって、できるうちにこういう曲もやっておきたいという気持ちが出てきた。そこは、以前とかなり変わったところですね。

<strong>──どうか健康に気をつけて、これからも活動を続けてください。</strong>

お互いにね（笑）。</p>

<p style="text-align: right;">Interview＆Text by <a href="https://x.com/otoan69" target="_blank"><u>黒田隆憲</u></a>
Photo by <a href="https://www.instagram.com/kanatarumi/" target="_blank"><u>Kana Tarumi</u></a>
Edit by Yu Oda</p></div>

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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
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		<title>LET ME KNOW、初のアルバムツアーで掴んだ“自分たちらしいライブ”｜『Still Romance』から『Re: Still Romance』へ</title>
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		<pubDate>Fri, 14 Aug 2026 08:00:52 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Akeching]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>2024年1月に活動をスタートした3ピースバンド・LET ME KNOWが、初のフルアルバム『Still Romance』をリリースし、アルバムを掲げた東名阪ツアー『LET ME KNOW 1st album TOUR 2026 -Still Romance-』を開催した。ボーカル・Mattyの体調不良により名古屋公演が延期されるなどトラブルもあったが、それも乗り越え各地で熱演を披露。ファイナルの渋谷クラブクアトロでも、満員のフロアに向けてLET ME KNOWの世界観を見事に提示し、さらに秋のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』の開催を発表した。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="1080" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-1440x1080.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-1440x1080.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-1536x1152.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-2048x1536.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>2024年1月に活動をスタートした3ピースバンド・<strong>LET ME KNOW</strong>が、初のフルアルバム『Still Romance』をリリースし、アルバムを掲げた東名阪ツアー『LET ME KNOW 1st album TOUR 2026 -Still Romance-』を開催した。ボーカル・Mattyの体調不良により名古屋公演が延期されるなどトラブルもあったが、それも乗り越え各地で熱演を披露。ファイナルの渋谷クラブクアトロでも、満員のフロアに向けてLET ME KNOWの世界観を見事に提示し、さらに秋のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』の開催を発表した。

今、勢いに乗る彼らに、ツアー『<strong>LET ME KNOW 1st album TOUR 2026 -Still Romance-</strong>』を振り返ってもらいつつ、秋のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』や今後のバンドの展望についてじっくりと話を聞いた。</p></div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
LET ME KNOW</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100613/260715_qetic_0377re-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1920" class="aligncenter size-full wp-image-477667" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──『1st album TOUR 2026 -Still Romance-』お疲れ様でした。率直なご感想を教えてください。</strong>

<strong>Lyo</strong>　今回は大阪、名古屋、東京の3箇所という短いツアーだったんですけど、僕たちの名刺代わりになるアルバム『Still Romance』を掲げたツアーというのもあり、LET ME KNOWとして、今やりたいことは何なのか、セットリストや曲間までしっかり考えて臨んでいて。だからこそ、自分たちがやりたいことをしっかり出し切れたツアーでした。もちろん反省点もありますけど、手応えを感じるツアーでしたね。

<strong>Matty</strong>　自分たちの思い描く”Still Romance”をしっかりとライブに落とし込めた良いツアーやったね。

<strong>Kehn</strong>　1本目の名古屋は、Mattyの体調不良で延期になってしまったんですけど、それもあって、みんなで健康にライブできることがすごい幸せだなって。ライブってやっぱり楽しいなって。それを噛みしめるツアーになりましたね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153059/lmk_1strelease-tour2026_all1-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477330" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──予期せぬ出来事を乗り越えてメンバー全員がさらに団結したツアーでもあったんですね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　そうですね。Mattyが入院してる間にリハーサルは進めつつ、当然Mattyがいないと決まらない部分もあって。だからMattyが退院してからあまり時間もない中で、どういうマインドで今回ツアーやるのかを、みんな同じ目線でしっかり詰めていったんです。それも今回すごく実りのあるツアーになった一つの要因なんじゃないかな。

<strong>Matty</strong>　僕個人としては、回復してからそこまで時間もなかったので、体力的な不安は少しあったんです。でも大阪でツアーをスタートした時点で、大丈夫かなと思えて。それ以降は不安なく回れましたね。ファイナルの東京では、喉の疲れの心配はちょっとありましたけど、エンジンが切れることなく走り抜けることができました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153131/lmk_1strelease-tour2026_all2-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477331" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──東京公演でライブを目撃しましたが、まさに駆け抜けるように、セットリストで一つのストーリーを作るようなライブでしたね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　今回のツアーではセットリストの流れの中で自分たちの世界観を作っていました。ライブに来てくれたお客さんに自分たちが本当に表現したいもの、これが俺たちのやりたいことだよっていうのをしっかりと提示するツアーにしよう、というのがテーマで。だからこそ、まずは僕ら3人と、サポートベースのあさひ君がどれだけ没入して楽しめるかが重要だったんです。その楽しさをどこまで伝えることができるのか、お客さんと共鳴できるのかというところにフォーカスしたツアーでしたね。

<strong>Kehn</strong>　そうだね。良い意味で、お客さんの反応によって自分たちのテンションが左右されるのではなく、僕らが楽しんでいるところに巻き込んでいくような感覚は意識しましたね。

<strong>Matty</strong>　今二人が言ってくれたようなことを、本番直前まで繰り返し自分たちに言い聞かせていました。</p></div>

<iframe data-testid="embed-iframe" style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/61B6Znn2zjeHFtmg8RlPTN?utm_source=generator&si=f2cf7a5cb7b8416e" width="100%" height="152" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──Lyoさんのドラムソロのパートは流れの中でもLET ME KNOWがライブバンドだということが強く前に出ていた瞬間でした。音源だけを聴いているのとは良い意味でギャップを感じたというか。</strong>

<strong>Lyo</strong>　良かったです。流れの中にスパイスを加える気持ちで前回のツアーから長いソロパートを入れるようになって。こういう要素はライブならではのものでもあるし、ライブを観に行く理由の一つになってくれたら嬉しいですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153231/lmk_1strelease-tour2026_lyo_solo-scaled.jpeg" alt="" width="1707" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477333" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ライブ中の観客との一体感も印象的でしたね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　いろんなお客さんがいて、本当にそれぞれ違う。そこでコミュニケーションが自然発生するのがライブの醍醐味でもありますよね。

<strong>Matty</strong>　セットリストを組む段階である程度はどこで一体感を作るかは想像するようにしていますが、やっぱり「今乗ってくれてるな」みたいな時はすごく力になりますね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153300/lmk_1strelease-tour2026_matty_solo-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477334" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──一期一会というか、ライブはやっぱり特別な場なんですね。</strong>

<strong>Kehn</strong>　音源を作っている時は、一人で作業していることも多いですし、孤独で。それに制作中はその曲を聴いてくれてるファンの姿をリアルに想像できない部分もある。だからこそ制作を終えて、ステージに立った時に、初めてたくさんの人が聴いてくれているのを実感できるんです。その瞬間はすごく嬉しいです。ライブで新曲をやって歓声が上がると、「作ってよかったな」って。単純に自分たちの曲を聴いてもらうだけなら、CDを流しても変わらないと思うけど、ライブじゃなきゃ得られない何かがある。僕らが実際にパフォーマンスして、それをお客さんと共有することの意味は大きいですよね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153159/lmk_1strelease-tour2026_kehn_solo-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477332" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>Lyo</strong>　アルバムツアーに関して言うと、アルバムを出して終わりじゃなくて、アルバムがあって、ツアーはそれをしっかり届けるための場所ですよね。だから切り離して考えず、そこまで含めて一つのパッケージだと思ってるんです。その上で、僕個人としては、かっこいいバンドって自分たちのスタイルを持っているバンドだと思ってて。「自分たちにはこういうライブのスタイルが合うんじゃないか」っていうのを、今まで試行錯誤してきて、一つの形にできたのが今回のツアーでした。

<strong>Matty</strong>　ライブは準備がすごく大事だってことをあらためて感じたツアーでもありましたね。メンタルの状態もそのときどきで違っているし、毎回会場が違ったりもするから、同じライブなんてない。でもどんな状況でも120%のパフォーマンスを出したいから、そのためには個人でも、チームでも調整が必要だなって。今まだ仮説を立てて検証中で、どう調整していくのがベストなのかを探っていますね。難しいのが、結局これって本番でしか試せないんですよ。リハーサルでどれだけ集中しても本番とは違うから。だからこそライブを積み重ねていくのは重要なのかなと。そういう気づきもありましたね。</p></div>

<h2 class="fade-up">ツアーを経て見えた、LET ME KNOWの現在地</h2>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14102157/260715_qetic_0044rere-scaled.jpg" alt="" width="1920" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477671" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──ライブ以外のことも含めて、今回のツアーで印象に残っていることはありますか？</strong>

<strong>Lyo</strong>　たくさん思い出はあるんですけど、東京のファイナルが終わった後に、打ち上げの二次会で3人で熱くこれからのことについて話す瞬間があって。それが一番グッときましたね。あと個人的には、名古屋のラーメン二郎（ラーメン二郎 名古屋大曽根店）に、行けたことですね（笑）。2時間半並んで行けました。マジで美味しかったです。今年食べたラーメンで一番でした。

<strong>Kehn</strong>　それに名古屋は一年ぶりで、しかも一年前と同じクアトロだったので久々に名古屋の人たちと会えて、俺たちのアップデートした姿を届けることができて嬉しかったんですね。もっと名古屋にライブしに行きたいな。

<strong>Matty</strong>　大阪も一年ぶりくらいでしたね。ツアーはやり切りましたけど、次に向けてやるべきことが明確にもなったので、繋げていきたいと思います。久々に実家に帰れたりもして良かったです！　

<strong>──ちなみに、これからフェスシーズンも始まり、秋には次のツアーも決まっているので、今は束の間の休息やインプットの期間でもあるのかなと想像したりします。何か最近にハマったりしていますか？</strong>

<strong>Kehn</strong>　今までやってこなかったことだと、最近寝る時に、睡眠導入用の音楽を聴いてるんです。それを流しながら寝ると、短時間でも疲れが取れるという情報を耳にして。睡眠の質を高めるために、どれが自分に合ってるんだろうっていろいろ試してます。あと、自分は移動中にしっかり寝られるようなタイプじゃないんですけど、この時間を睡眠に当てたいな思って。睡眠導入用の音楽を試してからは、寝れるようになりましたね。結構スッキリします。ツアーをするにも健康は大事ですよね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14102237/260715_qetic_0206rere-scaled.jpg" alt="" width="1919" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477673" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>Lyo　僕はCigarettes After Sexっていう好きなバンドがいるんですけど、そのレコードを夜に流しています。ずっと好きなバンドなんですけど、家でBGMとして、レコードの音質で聴くのっていいなって。今まではあまりレコードで聴く習慣はなかったんですけどね。リラックスできる音楽なので、心が落ち着くんですよね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14165843/260715_qetic_0141rerere.jpg" alt="" width="1862" height="2484" class="aligncenter size-full wp-image-477712" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>Matty　僕は野球やってますね。草野球チームがあって、平日の朝とかに。野球も好きだし、サッカーも好きで。もちろん今はW杯も観てますよ。サッカーの影響力って半端じゃないですよね。試合を観ながら、自分たちがああいうスタジアムでライブをすることも想像したりするんですけど、まだまだ道のりは長いですね（笑）。でも、ハーフタイムショーで歌えるのとかって、すごく光栄なことなんやろうなって思いました。

<strong>──それぞれ気分転換しつつ過ごしているんですね。今回のツアーの手応えを今後どのように活かしていきますか？</strong>

<strong>Lyo</strong>　これまで模索してきて、やっと今回アルバムのツアーで、一つの自分たちのライブのスタイルが出来上がったんじゃないかと。だからそれをどんどん磨き上げていきたいですね。

<strong>──なるほど。先日の東京でのファイナルの時点でかなり完成されたパフォーマンスのように感じましたし、LET ME KNOWというバンドはSNS以降、エンタメの世界がどんどんリアリティへと進んでいく中で、ファンタジーの面を強く持った稀有なバンドにも感じたんです。</strong>

<strong>Matty</strong>　ファンタジーとか、ロマンを感じてもらえたならすごく良かったです。どんどんエンターテインメントとしての魅力を増やしていきたいと思っているんです。そこは増えれば増えるほどいいと思うし、ファンタジーやロマンスだけじゃない部分も、僕らは兼ね備えているので、秋のツアーでは、もっといろんな魅力を見せれたらと思っています。</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<h2 class="fade-up">僕らの音楽でしか得られないものを目指して</h2>
<p><strong>──次のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』では、さらに進化したLET ME KNOWが観れるんですね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　時間を置いて見える反省点もあると思うので、そこもしっかり反映していきます。『-Re: Still Romance-』というツアータイトルの通り、『Still Romance』というアルバムを土台に一つのショーとしての完成度をさらに高めていきます。

<strong>Kehn</strong>　良いライブにしたい、良い音楽を作りたいというモチベーションはずっと変わらないんです。そこで満足しちゃったら、きっと音楽をやめるんじゃないかな。それくらいの気持ちです。

<strong>Matty</strong>　今回の課題や反省を活かしつつ、本当にもっともっと良いライブにしたいなって。月並みかも知れませんが、お客さんに元気や勇気、楽しい気持ちだったり、共感だったり、いろんな気持ちを与えられる、そういうバンドになりたいと強く思います。

<p><strong>──このままの勢いで突き進んでいくんですね。</strong>

<strong>Matty</strong>　はい、LET ME KNOWが進んでいるベクトルは、間違っていない感覚があるんです。今の熱量と向き合い方のベクトルで、良い曲を作って、良いライブをして、一個一個積み重ねていけば、その先にすごく大きな未来が待っている。だから、とにかく今は目の前のことに妥協せず、真剣に取り組んでいます。

<strong>Lyo</strong>　本当にその通りで、一つ一つを丁寧にやっていくのが大事ですよね。あとこのバンドを組んだ時に決めた、誰も辞めないバンドにするっていうこともそうで、大切なことこそシンプルなんだと思います。シンプルなことほど難しいかもしれないけど、そこをしっかり向き合って、磨いていくのみですね。

<strong>Kehn</strong>　聴いた人、観た人の感想も100人いれば100人違っていて。だからこそ、全員に好かれることはないと思うんです。今一番売れてるアーティストだって嫌いな人はいるはずなので、単純に自分が満足できることをやるのが一番だろうと。きっと世の中全員の意見を合わせたら、すごく平均的な、当たり障りのないものが出来上がると思うんですよ。結局、僕らの音楽でしか得られないようなものを作っていくことが、ずっと目指すべきところなんです。だから音源もライブも、これからもそこを目指していく。それに尽きますね。</p></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview＆Text by Daiki Takaku
Photo by Kaoru Goto（Interview）
Taka"nekoze photo"（Live）</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<h2 class="fade-up">【番外編】
LET ME KNOWの世界観をつくる
クリエイターたちの視点</h2>
<p>音楽やライブを通して、自分たちだけの表現を追求し続けるLET ME KNOW。その世界観は、彼らとともに試行錯誤を重ねるクリエイターたちの手によって、ビジュアルや映像、アートワークへと広がっている。

彼らの変化と成長を間近で見つめ、その表現をともにつくってきた制作陣は、現在のLET ME KNOWをどのように捉えているのか。バンド全体のクリエイティブディレクションを手がけるKURONO氏と、ジャケットやアートワークを担う寺澤圭太郎氏に、今回の制作における軸や『Still Romance』の世界観、今後への期待についてコメントを寄せてもらった。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><h3>〈 KURONO（klone） 〉</h3>
<p><strong>──LET ME KNOWというバンドのクリエイティブを手掛けるうえで、大切にしていることは何でしょうか？</strong>

概念的なことではあるのですが、彼らの魅力を、クリエイティブというツールを用いて最大限に引き出すことです。ここがずれてしまうと、結果として表現が意図しないものになってしまいますし、制作ではさまざまな要因でそうしたことが起こり得ます。だからこそ、この軸を常に意識のキーとして大切にしています。

すごい勢いで成長している彼らを最大限に表現するためには、日々変化していく姿を多角的に捉えながら、その都度さまざまなアプローチで自分自身の感覚もスイッチングさせ、向き合うことを意識しています。

<strong>──1st Full Album『Still Romance』では、どのようなテーマやイメージを軸にクリエイティブを組み立てていきましたか？</strong>

アートディレクションを担当させていただいたのは、今回のArtist Photoと、アルバム収録曲「Law of Luv」「Goodbye Daily」「第六感より」「Lovely Ør Lonely」のMusic Videoです。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Azq7K_ssbtE?si=ewL_sG6uY2eg7VPF" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

まず、クリエイティブをつくるうえで僕が大切にしているのは、「視覚的な良さ（印象のバランス）」と「心地の良い違和感」です。特にスチールは平面（2D）の表現なので、その中で立体感や奥行き、空気感をどう生み出すかが難しく、同時に面白い部分でもあります。

クリエイティブを構成するうえでは、テーマ、コンセプト、撮影手法、ライティング、スタイリング、ヘアメイク、そしてポージング（身体や表情）といった要素を、どの塩梅でレイヤード（重ね合わせて）していくかがとても重要になります。言い換えれば、「何を一番見せたいのか」という優先順位を設計することでもあります。

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/03151413/LET-ME-KNOW_artistphoto_StillRomance.jpg" alt="" width="1920" height="2400" class="aligncenter size-full wp-image-475547" /><figcaption> [ Artist Photo ]  Art Direction：KURONO (klone) / Photographer：KIZEN</figcaption></figure></div>

今回のArtist Photoでは、彼らの音楽のベースにもある80'sの世界観と、僕自身がつくる現代的なアプローチを調合していくイメージで組み立てました。テーマとしては、3人それぞれのキャラクターが混ざり合い、デヴィッド・ボウイの80's時代のArtist Photoのような、身体性や表情も含めたアート性を持つ、一つの塊として存在していることでした。

彼らは楽曲によって印象が大きく変容していくバンドです。だからこそ、各楽曲を聴いたあとに改めてArtist Photoを見ると、また違った印象を受ける。そんな写真になることを目指して制作しました。

<strong>──ツアーを経て進化した今のLET ME KNOWを、クリエイターとしてどのように感じていますか？ 今後、表現面で期待していることがあれば教えてください。</strong>

特に感じたのは、メンバーそれぞれが演出の中で自己表現をすることが、とても上手くなったということです。歌唱や演奏だけでなく、身体を使った表現や、表情によって観る人を引き付ける力が、この前のライブでは特に印象的でした。
もともと非常に魅力的な3人なので、今後はスチールや映像で撮影する際にも、その微細な動き一つひとつに感情を乗せられるようになると、彼ららしさとクリエイションがさらに相乗効果を生み、より魅力的な表現へとつながっていくのではないかと期待しています。</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<h3>〈 寺澤圭太郎 〉</h3>
<p><strong>── 『Still Romance』のジャケットアートワークを制作する際、最初に受け取った印象や、表現したいと思ったイメージを教えてください。</strong>

まず、LMKの楽曲の音像や歌詞、メンバーそれぞれの音楽的バックグラウンドから表現されている世界観に対して、とてもフィットしている素晴らしいタイトルだと感じました。それが、アートワークを考えるうえでの全ての起点になっています。
だからこそ真正面から”Romance”という言葉をあえて正面からストレートに捉えたビジュアルで表現するべきだと思いました。

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/03205945/IMG_7783.jpeg" alt="" width="1206" height="1206" class="aligncenter size-full wp-image-475567" /><figcaption> [ Album Design ] Art Direction：寺澤圭太郎 / Photographer：Yuji Watanabe</figcaption></figure></div>

<strong>──LET ME KNOWというバンドには、どんな色や質感、風景が似合うと感じていますか？</strong>

モノクロームの世界がベースにあるバンドだと思っています。そのモノクロの世界の中に、さまざまな質感や色としての黒や白が存在しているイメージです。
個人的には風景というよりは、“時間”の概念の方が彼らの楽曲から想起することが多く、今回のアートワークにもその感覚が反映されています。これから先、彼らに似合う風景やビジュアルイメージはどんどん多彩になっていくと思っていて、それを想像するととても楽しみですね。

<strong>──音楽をビジュアルへ落とし込むうえで、LET ME KNOWだからこそ意識したことや、印象に残っているやり取りがあれば教えてください。</strong>

基本となるアイデアは、あまり婉曲な表現にしすぎず、正面から捉えたものにするよう意識しました。そのうえで、アートワークでは過去・現在・未来、そして一瞬の刹那な瞬間まで含めた、それぞれの“時間の記憶”のようなものを感じてもらえたらと思っています。そうした時間の感覚は、タイトルにある“Still”という言葉とも、どこかつながっているように感じています。</p></div>
<!--
<div class="profile">
<h3 class="profile-title">LET ME KNOW</h3>
<p class="text">Matty（Vo.）、Kehn（Gt.）、Lyo（Dr.）による3ピースバンド。80年代のUKロックをルーツに、現代的なエッジを融合させた「Nostalgic Modern」をコンセプトに掲げ、2024年1月に活動スタート。全曲の作詞作曲をMatty が、アレンジは双子のKehnとLyoが手がける。3rdデジタルシングル『偽愛とハイボール』は、リリース直後から多くのリスナーを惹きつけ、アジアを中心に支持が拡大している。ソウルでの単独公演を成功させたほか、2025 釜山国際ロックフェスティバルやSUMMER SONIC BANGKOK、LOUD BRIDGE FESTIVAL SEOUL 2026などにも出演。2026年6月からは東名阪のQUATTROツアー『1st album release TOUR 2026』がスタート。SUMMER SONIC 2026（大阪）にも出演予定。
&nbsp;
<a href="https://letmeknowmusic.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://x.com/letmeknowjp" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>X</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/letmeknowjp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://www.youtube.com/channel/UCK2FjeAnIeWdutVTR396Acw" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>YouTube</u></a>｜<a href="https://music.apple.com/jp/artist/let-me-know/1731077218" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Apple Music</u></a>｜<a href="https://open.spotify.com/intl-ja/artist/1B4fAs5bODEsdgj2MGmJu3?si=P4j0l97USuqsgXvhFiZvuw" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Spotify</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/03205945/IMG_7783.jpeg" alt="" width="1206" height="1206" class="aligncenter size-full wp-image-475567" />
<p class="name">1st FULL ALBUM「Still Romance」</p>
<p class="text">
2026.06.03 Release
1st FULL ALBUM “Still Romance”
&nbsp;
[Special Romance Edition]
規格品番：UPCH-29507 / SKU：4988031872475
価格：¥7,590（税込）
仕様：CD+GOODS
&nbsp;
・7 Inch Record Paper Jacket (W180mm×H180mm×D6mm)
・Folded Lyric Poster (W508mm×H680mm)
・CD & Clamp Paper
・Tote Bag (Body:W250mm H320mm / Handle:W25mm H280mm)
・PVC Clear Case (W220mm H220mm)
・Sticker Set (4 types)
・Tin Badge(φ44mm)
・Acrylic Keychain
&nbsp;
[Standard Edition] 
規格品番：UPCH-20720 / SKU：4988031872482
価格：¥3,300（税込）
仕様：CD+Lyric Booklet
&nbsp;
・Regular Jacket
・Lyric Booklet 20p
&nbsp;
[ 収録曲 ]
-CD-
01. Lovely Ør Lonely
02.偽愛とハイボール
03. LAD浪漫’s
04. 100円キッス
05. Sentimental Night Dive
06.第六感より
07. Svveet Pea
08.もう恋人には戻れない
09.初なfeeling
10.真夜中のタクシー
11. Goodbye Daily
12. Remember Summer Love
13. Law of Luv</p>
<a href="https://lnk.to/LMK_sr" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳しくはこちら</a>

<div class="separator"></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/17162334/A_2.jpg" alt="" width="1000" height="1250" class="aligncenter size-full wp-image-476927" />
<p class="name">LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance -</p>
<p class="text">
[ 公演日程・料金 ]
2026.10.11(Sun)
宮城 ｜仙台 darwin
─ w/ GUEST ─
OPEN 17:00 / START 17:30
&nbsp;
2026.10.18(Sun)
福岡 ｜DRUM Be-1
─ w/ GUEST ─
OPEN 17:00 / START 17:30
&nbsp;
2026.10.25(Sun)
北海道 ｜BESSIE HALL
─ w/ GUEST ─
OPEN 17:00 / START 17:30
&nbsp;
2026.11.14(Sat)
大阪 ｜BIGCAT
OPEN 16:30 / START 17:30
&nbsp;
2026.11.19(Thu)
東京 ｜Spotify O-EAST
OPEN 18:30 / START 19:30
&nbsp;
2026.11.28(Sat)
韓国 ｜MYUNGHWA LIVE HALL
※韓国公演のチケット販売情報につきましては、
後日あらためてご案内いたします。
<a href="https://letmeknowmusic.jp/1st-album-release-tour-2026/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳しくはこちら</a>
--><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>INTERVIEW：長渕剛 「壊すこと」から始まる創作哲学</title>
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		<pubDate>Fri, 14 Aug 2026 02:59:26 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>長渕剛がニューアルバム『JUST ONE』をリリース。『乾杯』『とんぼ』などの名曲を現在の歌声でセルフカバーした。彼が抱く「破壊衝動」という創作哲学と、ギター弾き語りで挑む最新ツアーにかける情熱に迫るインタビュー。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="810" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc-1440x810.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc-1440x810.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc-1536x864.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>2026年9月7日（月）に70歳、そして2028年にはデビュー50周年を迎える長渕剛。その節目に発表したニューアルバム『JUST ONE』には、“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”のセルフカバー3曲と、現在の心境を綴った新曲3曲を収録。さらに、ギター1本の弾き語りに立ち返るアコースティックツアー＜TSUYOSHI NAGABUCHI ACOUSTIC HALL TOUR 2026 “JUST ONE”＞も7月20日（月・祝）よりスタートした。

そのツアー開始を前に、長渕が語ったのは、ニューアルバム『JUST ONE』に込めた「破壊衝動」という創作哲学だった。懐かしさでも、過去を振り返るためでもなく、自ら創ったものを自ら壊し続けるという思想。その背景にはどんな想いがあったのか。

『JUST ONE』に込めた想いから、ライブで追い求める身体性、韓国で愛され続ける楽曲との関係、そして70歳、デビュー50周年のその先まで。長渕剛が、自身の創作と人生を赤裸々に語った。</p></div>

<h2>INTERVIEW：長渕剛</h2>

<h3>「創ったものを壊していく」──『JUST ONE』に込めた破壊衝動</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192310/2K6A2162.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477442" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 『JUST ONE』では、“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”という代表曲をセルフカバーしています。今、このタイミングで歌い直した理由を教えてください。</strong>

破壊衝動というものがあります。創り上げた瞬間に、次のものを作らなきゃいけない気持ちになるんです。聴いていただいた人から「好き」と言われるか、「嫌い」と言われるか。それも大事です。でも、出来たものを自分で壊していく。そのことが僕にとっては何より大切なんです。ずいぶん長い間、みなさんに育てていただいた僕の歌、“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”を、その破壊された今の声でちゃんと聴いてもらいたい想いがあったんです。

<strong>── セルフカバーを出すことが前提にあったのか、それともアルバムリリースが先にあったのか、どちらなのでしょうか？</strong>

もう僕のサイクルは、ニューアルバムとかミニアルバムとか、正直言ってそういうところにないような気がしています。散々やってきましたから。思いっきりクリエーションをやれてこられた。ただ、後ろから急き立てられるように曲を書かねばならない、というのが何十年も続いてきましたね。レコード会社との相互関係において、約束を守っていくという恩義のあり方は、僕が考えていたほど組織にはなくなりましたね。その中で「よく書いたな」という気持ちと、「こんな歌、歌えないよ」という気持ちが同居するんです。だから自分が創り上げてきたもの、人々が創り上げてきたアーティストの姿を思いっきり破壊していく。そっちのほうが人生としては大切なことなんです。</p></div>

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<h3>ライブは「肉体の破壊」──限界の先を求めるアスリート性</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192350/315A7628.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477443" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── そうした「破壊衝動」は、作品だけでなくライブにも通じているのでしょうか？</strong>

ライブはフィジカルの破壊があります。そことの兼ね合いは、アスリート性が重要です。自分の肉体が限界値に達したときにどうなるか、そこに非常に興味がありました。僕はいわゆる音楽のジャンルだけにこだわっていないのです。アスリートの自己記録とか、そういうカテゴリに自分がいます。なので、コンサートもどんどん激しくなっていきました。ギター1本でやっていた頃も落ち着いたコンサートではなく、24歳のとき、新宿厚生年金ホールでハーモニカホルダーにマイクつけて、客席に飛び込みましたね。フォークもロックも関係ない破壊衝動です。そうやって、どんどんライブの高みを目指していくと、当然フィジカルの問題がついてきます。桜島（『桜島オールナイトコンサート』2004年）をやったときも、富士（『オールナイトライヴ2015 in 富士山麓』）をやったときも、限界を超えたところに何が見えるのか、というとてつもない欲求がありました。そのために身体を削り込んでいった。富士のとき、59歳で心拍数が206を打つなんて普通はありえないんですね。そこで見たもの、得たものは自分が大事にしているものです。ライブでの破壊は肉体の破壊でもありますから、肉体が破壊されないように日々訓練をしていく志に変わっていくのは当たり前のことですね。

<strong>── ＜桜島オールナイトコンサート＞へ向けては、身体づくりにも大きく取り組まれていました。当時、周囲からはどんな反応がありましたか？</strong>

桜島をやる前、「お前はどこ行こうとしてるんだ？」と、よく言われました。当時のレコード会社の社長からは、「お前、身体ばっかり作ってんじゃないよ、歌書けよ。金になんねえんだよ」って（笑）。肉体は土台ですからこれを作ること！それが基本であることをまだ誰も認めようとしていなかったですね。売上よりも大切なことですね。

<strong>── 確かに、当時はアーティストが身体づくり、トレーニングをすること自体の理解が周りにまだなかったですよね。そういった破壊衝動こそが、長渕さんのアーティストとしての原動力になっている。
</strong>

そうですね。ただ、やみくもに破壊することとは異なります。例えば大勢に向かって石を投げるのは、青年としては実直な心です。投げるか投げないか。僕は気がついたら投げていました。その返り討ちで痛い思いをします。また泥をこねて、もっと硬質な石を投げようとする。痛めつけられれば痛めつけられるほど鋼鉄の魂が宿る、そういう修練です。それが潜在的に音楽の場所にあることを、おそらく皆さんはご存知ではないのかもしれないです。そうした見方をなさらないんで。一流を得たアーティストたちは、並々ならぬフィジカルとの闘いを強いていらっしゃると確信しています。</p></div>

<h3>韓国で育まれた歌──国境を越えて結ばれたもの</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192628/2K6A2501-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477444" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 今回“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”を歌い直したきっかけのひとつに、韓国でそれらの曲が愛されてきたこともあったそうですね。</strong>

故郷・鹿児島から福岡へ出て行った頃、ライブハウス照和のマネジメントをやっていた、大学の3年先輩で韓国の方がいらっしゃいました。彼が僕のことをものすごく可愛がってくれたんですね。韓国の家庭料理や音楽の話、人生の話など、面倒を見てくれました。その恩義があるんです。それで僕が武道館をやり始めたときに韓国の方々を200名招待したんです、自腹で。でも国内では「カッコつけて何をしてるんだ！」と酷評でしたね。継続すればよかったんですけど、自費なので2回目ができませんでした。企業協賛なんて頭にないし、好きだから呼ぼう、くらいの感覚でやったんです。それで韓国に私設ファンクラブができました。僕はテレビドラマをやり始めて、“とんぼ”、“RUN”は向こうでもものすごく人気があったというのは聞いていました。チョー・ヨンピルが日本に来たときに“乾杯”を歌っていただいたり。そうやって何かしら僕は韓国の人に対しての想いがあったんです。それで昨年、一昨年と韓国へ行って、いろんなお話をさせてもらいました。何らかの形で韓国のアーティストと何かやりたいなというのは、まだ自分の胸の中にあります。

<strong>── 韓国では長年、日本語の歌が制限されてきた歴史があります。</strong>

社会的な情勢や思想的なもの、歴史の背景があって、暗く鬱屈したものは確かにあったと強く感じています。もう今の若い世代はまったく関係ないですね。いいと思います。あと韓国は国策として、国が文化や芸術を推奨なさっていますね。そこは見習わなきゃいけないところだなと思ったりします。彼らの原型にあるものを僕はお聞きしました。なんと、昭和歌謡がすごく好きなんですね。今音楽を作ってらっしゃる50代のプロデューサーは、因縁の仲ではありながらもやっぱり日本と結びついていて、非常に豊かな関係性を築いていらしたみたいですね。元来、しっかり繋がるべき民族という気持ちは強いです。</p></div>

<h3>反骨と自己矛盾 一匹狼として歌い続ける理由</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192706/2K6A2407.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477445" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── ドラマのお話も出ましたが、“とんぼ”、“RUN”はドラマの影響もあって、長渕さんにダーティなイメージがありました。あの当時30代のご自身のアーティスト性について今あらためて思うことはあります？</strong>

正直な青年だなと思いますね。そりゃ、ダーティでしょ？　音楽やってるんだから（笑）。
反逆児の資質がなければ出てきませんね。反骨があるから音楽をやるわけです。でもそこは自己矛盾を年齢と共に感じていくんです。もっと反骨、反逆したいと思っても社会がそれを許さない。年齢的な見え方もあるし、家族も背負わなければならない。1人だったら何だってできるんです。日本という国の矛盾や無責任さの中で、自己を追求していくことは至難の技だったりしますからね。しかし、静かに生きるのは僕の本質とは違いますからね。ガツンと世間に唾を吐いて歌ってるようなアーティストを見ると、とても安心します。ヒップホップの不良性も。僕は群れをなすことをしませんでしたけど、ああいう、形だけはでないところ結び合う強固な仲間意識は共感します。

<strong>── 長渕さんは昔から一匹狼でしたし。</strong>

そう言うと聞こえはいいですが（笑）。一匹にならざるを得なかったんですよ。

<strong>── “世の中、みんな敵”みたいなところがあったと思います。</strong>

確かにそう思ってましたね。今も多いにあります。特に30代から50代くらいまでは全員敵でした。「こっち来るもんならぶっ飛ばしてやる！」と。</p></div>

<h3>歌は人々のものになる──“乾杯”が帰ってきた日</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192729/5W4A1227-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477446" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── そういった意味でも本作の“とんぼ”は時代を経て、ものすごくおおらかな歌になったと思います。</strong>

そうですかねえ。今の自分の声で歌いたいと思いました。歌というものは人々の心に入っていくんです。だから僕が30代に放った歌は、みなさんそれぞれの青年期や思い出と一緒に歩いていった。だけど僕は違います。思い出はあるんですけど、僕は破壊願望でずっと続けてきました。いつまでもその曲が浮遊されるものなら、腹が立つのと危機感を抱きます。歌い直したことで少しはすっきりしたなという気持ちです。なんだったら全部歌い直したいくらい。300何曲かありますけど（笑）。

<strong>── “乾杯”は20代のときに作り、30代のときに歌い直してシングルとしてヒットしました。そのときに制作した『NEVER CHANGE』（1988年）というセルフカバーアルバムがあります。「ラジオから、昔の俺の曲が流れてくることがあるんだけど……すごく嫌なんだよね」「聴いている人間には、俺がどれだけ進んだかなんて関係ない、どっちでもいいことなんだよね。（中略）すでに作品として輝いてる昔の曲を、今の声で、今の気持ちで歌い直そうと思ったんだ」とライナーノーツに書かれています。</strong>

そうでしたね。常に山を登る途中です、人生という山を。山頂に行くまで僕の前に立ち塞がるなと。過去の足跡は振り返らないわけですから。だけど、その足跡がいつも自分の前に来る。それは登ろうとする自分にとっては邪魔でしょうがないわけです。だから払拭してしまえと。そんな時期だったと思います。

<strong>── あの頃に比べると、今の長渕さんは昔の自分と向き合えているのでしょうか。</strong>

いえ、昔のものには向き合えないです。もう後ろにいるものだから。自分はどんどん登るだけです。過去のものはいつもそこに残されていく。だから創り続けなきゃダメですよ。過去の歌、詩が時代を超えて童謡になっていくことが、僕の使命。

<strong>── “乾杯”は顕著だと思うんですけど、多くの人に愛されてきました。言い方は悪いですが、受け入れざるを得ないところもあったのかなと。</strong>

その歌がたまたま人々の心をとらえただけの話なんですけど、これが10年ならず20年、30年、40年、50年になってくると、ちょっとわけが違いますね、こちらへの帰って来方が。昔々に旅立って二度と会えないだろうと思った我が子が、負傷しながらも人のためになり、いろんな人たちの希望の灯火となって、それで「お父さん帰ってきたよ」というイメージでしょうか。それは愛おしいです。よく頑張ったなと。僕が頑張ったんじゃなくて、こいつが頑張ったんだと。あとは“乾杯”に関しては、僕の中学時代からの友人のために、どちらかが結婚するときにそういう歌を創ろうと、可愛い約束をしていました。友人も歌を志していましたから。その友人が数年前に他界したこと。これは自分の中で衝撃的な悲しみでした。“乾杯”という歌の持っている質感がもっと大切なものになりましたね。

<strong>── “乾杯”は海外で平和の歌として歌われていたり、本来の意味合いとは違う形で愛されてきたことでの気づきもあったのではないかと思うんです。</strong>

ありましたね。こういう育てられ方をして、こういうふうに皆さんが歌ってらっしゃるんだと非常に思いました。ただ、もうそこまで来ると、先ほどもお話しましたが、誰が作ったとかまったく関係なく、僕が一番求めていた、誰が作ったかわからないけど人々が不意に口ずさんでいる、“夕焼け小焼け”や“赤とんぼ”といった童謡のところへ行き着け、というのは20代後半に志したところだったんで、もうこれでいいと思います。

<strong>── そうやって帰ってきた我が子のような歌を、また破壊したい衝動もある。</strong>

その繰り返しだと思います。僕は“こなしていく”作業がダメなんです。ステージでも、バンドへ毎回違うことを要求していきます。やっぱりスリルや危険性が大切です。なので、一昔前の「これは私の曲でございます」と、一発ヒットすれば10年20年食えるんだというのはナンセンスだと僕は思ってきました。だから創り続けてきました。</p></div>

<h3>声は生き物──変化を受け入れ、表現を更新する</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192242/20260720MATSUDO02673.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477441" /><figcaption>Photo by Atsuki Iwasa</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 本作のセルフカバー3曲は原曲イメージそのままに、長渕さんの現在の歌声と2026年のサウンドにアップデートした印象が強いですが、長渕さんは昔の歌をまったく違うアレンジやメロディで歌うことも多いですよね。そこに対し、「昔のままで歌って欲しい」という声もありますが、そこはどう考えていらっしゃいますか？</strong>

理解はしています。先日の名古屋（『7 NIGHTS SPECIAL in ARENA』振替公演）では久々に“素顔”（1979年）をやりました。ピアノとガットギター入れて、当時のように歌ってあげようと思って。みんな喜んで一緒に歌いました。

<strong>── 今回の“とんぼ”はキーを下げていますが、キーに関してはどう考えていますか？</strong>

その時々の声帯ですからね。高いときもあれば、低いときもあるので、今のちょうどいい頃合いのところでキーを設定しました。声帯は生き物なんで、作ったままのキーで歌う必要性はまったくなくて、もっとガーンと落としてわざと囁くように歌ってみたりしますね。

<strong>── この3曲がセルフカバーで入っているアルバム『ACOUSTIC 俺の太陽』（1999年）では、まさに囁くようなアレンジの“とんぼ”がありました。</strong>

ええ、声帯がそういうところにあったんでしょうね。

<strong>── キーを下げたと思ったら原キーに戻ったりもしますよね。“夏祭り”（1981年）はライブで歌う度にギターのカポの位置が毎回変わったりするので。</strong>

2、3、4（フレット）といろいろ変えますね。でも基本的には年齢とともに高いキーは出なくなります。そこからが大事です。それを無理やり出していくのか、あるいは表現を変えていくのか。味わいも違うし使い方も違いますね。でも歌は僕のものじゃなくて、聴いている人のものだとすると、それは悲しいことですね。昔のような高い声がね、ファルセットも綺麗に出たらいいのになぁ、両方できたらいいのになぁという欲張りはあります。でも自分で潰したんだからしょうがない（笑）。

<strong>── しゃがれた声に憧れて、焼酎でうがいをしたというエピソードもありました。</strong>

そうそう、あと「潮に揉まれるといいんだ、漁師の声がそうだろ」って、九十九里までジープで走ってね。海水でうがいしながら2時間ぐらい叫んでガラガラになって帰ってくる。「いい声になったぞ」って。そんなことやってましたね（笑）。

<strong>── 喉のケアは気にされているのでしょうか。</strong>

僕はあんまりしないですね。歌い込みぐらい。声は出し続けないとダメですからね。

<strong>── 唯一無二ですから、長渕さんの歌声は。</strong>

そうなんですかね。まぁ、そんなに簡単に出てもらっても困ります（笑）。</p></div>

<h3>世代を越えて、50周年へ</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192837/315A9065.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477447" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 長年活動をしてきて、観客やファンの変化や移り変わりを感じることはあります？</strong>

ファンも歳を重ねていきますから。だから求めるものと僕が追いかけてるものとの差異はありますよね。「まだ黄昏れないよ」というのは僕の中にあるんですけど、やっぱり黄昏も見せてあげないとダメだなという責任もあります。そこの葛藤みたいなのはあるかもしれない。もっとガツンといきたいんだけど、黄昏時だよねっていうのもありますからね。そこも満足させてあげたい、そう考えたりします。

<strong>── 長渕ファンは歳を重ねていく人もいれば、若い人もすごく多いです。</strong>

僕も客席を見て、そう思いますね。

<strong>── バンドのミュージシャンもそうですけど、長渕さんは若い世代と絡むことがお好きですよね。</strong>

事始めがやっぱり10代、20代ですからね。今と昔で僕はそんなに変わってないんじゃないかなと思うんです。若いミュージシャンと話をしていくと、基本的に破壊願望であるとか、行こうにも行けないもどかしさ、あるいは自己矛盾、社会との軋轢でもがいているとか、そういったものは同一性を感じます。 だから「よし、こいつらの心にビシッとくる歌を書けたら！」と思ったりします。

<strong>── 自分も若いミュージシャンやアイドルと仕事すると、みんな長渕剛と“乾杯”、“とんぼ”を知っているんです。それってすごいことだなと。</strong>

長くやってきてよかったなと思うところもあったり。でも逆に「そうか、やっぱり“乾杯”、“とんぼ”だけなんだな。“耳かきの歌”は知らねぇな」とか思ったりね（笑）。どうやったら浸透できるかなと考えたりします。

<strong>── 今回は、“乾杯”や“とんぼ”をリアルタイムで知らない世代のミュージシャンもレコーディングに参加しています。世代を超えて作品が受け継がれていることを実感しましたか？</strong>

「僕のお父さんがいつも聴いてました」「僕は抱っこされたときにこの歌を聴いてました」とかね、「感激です！」なんておっしゃるわけ。嬉しいですね。弾いてみたらくったくなく自由にプレイしていただいて、嬉しかったですね。それも音楽の成せる業かなと思いながらね。やっぱりいくつになっても、楽器持って音を出したら世代を超えてすぐに仲良くなる。理屈のない世界がありますね。

<strong>── 長渕さんが若い頃は、大御所と呼ばれるスタジオミュージシャンの人たちと一緒にやってきました。</strong>

怖かったですよ。僕が20代30代の初頭は「こいつら、ゴロツキ集団か！？　」ぐらいの感覚でしたから（笑）。いきなり現場でタバコ吸うわ、酒呑んでるわ、でも楽器弾いたら一流プレイ。「てめえ、リズム悪いんだから、引っ込んどけ！」って、口も悪いわ（笑）。でも惹かれていくんですよ、どこかキラッとしたものを持ってらっしゃるんで。それがよかったですね、今考えれば。やっぱりキツいほうがいいんですよ、人生って。学びは楽なことをやっても身に染みないです。痛みや屈辱、そういったもののほうが染み込みます。それをどう受け止めるか。「わかりました」とその通りやってみると思わぬ発見があって、「よし儲けた！」と。なので、厳しくて、痛くて、屈辱的に叱咤され、これはもう僕は本当に感謝しています。

<strong>── SNSやAIの普及によって、音楽やエンターテインメントを取り巻く環境も大きく変化しています。そうした時代を、どのように見ていますか？</strong>

途上にあって、人を罵倒するとか、悪口を言っていい気持ちになるとか、そういうツールにもなってるところがありますね。だから使い方をどうしていくかはすごく大きな問題です。たぶん自然と淘汰されていくんでしょう。こういうツールが出てきた以上は、これを受け入れていくしかありません。しかしそれによって人間の本質みたいなものが変わるとは僕は思ってないです。情報に左右されすぎないようにする危機管理は大事にしなければいけません。

<strong>── 今の若い世代へ、伝えたいことはありますか？</strong>

苦しい道と楽な道があったら、苦しい道を選んでほしいです。

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<strong>── そして、待望のアコースティックツアーが始まります。昨年のバンドとのツアーと比べて、気持ちの部分はいかがでしょうか？</strong>

ひとりぼっちです、弾き語りは。闘うのが僕とスタッフだけ。僕は誰と囁き合いをするんだろうなっていうのはありますね。まずはスタッフ1人ひとりとです。少人数だけあって捉えられる標的が数が少ないですから、当然僕も厳しくなります。間違いがすぐわかりますからね。そういった意味では、ものすごい緊張を強いられるんじゃないでしょうか。僕もスタッフも。

<strong>── ギターの音にもこだわっていくとお聞きしています。</strong>

ギターの本質を追求します。「これ、アコギ？」という震えを創ります。ローディーたちも一生懸命やってますから、楽しみですね。

<strong>── これまでの弾き語りライブとはまた違うものになりそうですね。</strong>

芸術性の高いものを目指します。

<strong>── そしてこの先の長渕剛について。今年70歳を迎え、2028年の50周年へどう向かっていくのでしょうか。</strong>

月並みな50周年じゃつまらないし。新しいスタッフとの出会いも必要ですね。スキルと人間性を求めて。良いスタッフに育てていくこともやらなければなりません。今回のツアー19本をやってみて、何が見えてくるか？　そんなところです。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p style="text-align: right;">Text by 冬将軍
Edit by Yu Oda</p></div>

<style>.qetichub-meta{max-width: 100% !important;}</style><p>© Qetic Inc.</p>
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		<comments>https://qetic.jp/interview/interview-the-biscats/477039/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 03 Aug 2026 07:59:28 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
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<![CDATA[<summary><p>今年3月にリリースしたCOMPLEX「恋をとめないで」のロカビリー・カバーが大きな話題を呼び、布袋寅泰本人から…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173441/HRF06967-1440x960.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173441/HRF06967-1440x960.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173441/HRF06967-1536x1024.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173441/HRF06967.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>今年3月にリリースしたCOMPLEX「恋をとめないで」のロカビリー・カバーが大きな話題を呼び、布袋寅泰本人からも賛辞が寄せられたThe Biscats。2019年の結成以来、「ロカビリーを次の世代へ届ける」という一貫した信念のもと、YouTubeや全国各地でのライブを重ね、ジャンルの垣根を越えてファンを増やしてきた。

そんな3人が完成させた最新作『BLACK or PINK?』は、怒りや葛藤を描く“BLACK”と、愛らしさや温もりを映す“PINK”という二つの表情を軸に、喜怒哀楽を詰め込んだ意欲作だ。ロカビリーをルーツに据えながらも、歌謡曲やポップス、オールディーズまでを自在に飲み込み、「The Biscatsがやればロカビリー」という独自のスタイルをさらに更新した一枚でもある。なぜ彼らは既存のロカビリーを守るのではなく、壊しながら未来へ繋ごうとするのか。アルバム制作の裏側と、その先に見据える夢について、3人にじっくりと話を聞いた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h2>INTERVIEW：The Biscats</h2></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173543/HRF06952-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477042" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>名曲は、ロカビリーでもっと自由になる</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──まず今年の大きなトピックとして、3月にリリースしたCOMPLEX「恋をとめないで」のMUSIC VIDEOが非常に話題になりましたよね。</strong>

<strong>Misaki</strong>：以前からカバーはさせていただいたんですけども、改めて配信したら想像以上の反響をいただいて。原曲の力も改めて感じましたし、布袋さんから直接お褒めの言葉をいただいたのも本当に嬉しかったです。自分たちらしいロカビリー・アレンジもできましたし、カバー冥利に尽きるというか。

<strong>──布袋さんからのリアクションが来た時、バンド内でのリアクションはいかがだったのでしょうか？</strong>

<strong>Kenji</strong>：朝起きたら、グループラインが大変なことになっていました。「布袋さん、ヤバい！」って（笑）。

<strong>──それまで布袋さんと直接の交流はあったのでしょうか？</strong>

<strong>Misaki</strong>：ソロ時代に、アルバムの中で布袋さんの「バンビーナ」をカバーさせていただいたのですが、その時にCDをインスタに載せてくださったり、ライブに招待してくださったりと、何回か交流はありました。

<strong>──「バンビーナ」のMV撮影がThe Biscatsの3人の初対面だったんですよね。キャリアの節目にはいつも布袋さんが関わっているというか。</strong>

<strong>Misaki</strong>：そうですね、大事な時にいつもお世話になっています。一方的に（笑）。

<strong>──「恋をとめないで」のカバーをはじめ、YouTubeやライブでは数多くの楽曲をロカビリー・アレンジでカバーしていますよね。選曲の基準はあるのでしょうか？</strong>

<strong>Misaki</strong>：ズバリ、私が歌いたい曲です。ロカビリーのシンガーとしてデビューするまでは、昔の歌謡曲や流行っているポップスをひたすら聴いていたので、その趣味を活かしています。「この曲歌いたいんだけど、ロカビリーでアレンジできる？」って投げて……。

<strong>Kenji</strong>：やります。

<strong>Suke</strong>：やります。

<strong>Misaki</strong>：ハハッ（笑）。主にKenjiがアレンジを担当しているんですけど、何でもロカビリーにできちゃうんですよね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173611/HRF_3-1440x709.webp" alt="" width="1440" height="709" class="alignnone size-medium wp-image-477043" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──Kenjiさんにとっての自信作はありますか？</strong>

<strong>Kenji</strong>：「天城越え」ですね。演歌をロカビリーのフィールドに寄せるということが成功した例かなと。

<strong>Suke</strong>：確かに。「天城越えでロカビリーしてたよね？」ってよく言われます。

<strong>Kenji</strong>：常に「これ、ロカビリーにしたらどうなんるだろう？」って考えているんです。街中で流れてきた曲を聴いて「シャッフルのリズムにしたらどうなるかな？」とか。そういう風にロカビリー・アレンジのアイデアを溜めておくんですよね。

<strong>──すごい、特殊能力ですね（笑）。</strong>

<strong>Suke</strong>：この前はお店で「ひな祭り」の歌が流れてきて、急に「これロカビリーにできると思う」って言い出したんです。

<strong>Kenji</strong>：そう、あれはイケる。来年あたりに出るかもしれません（笑）。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>その"怒り"が、新しいロカビリーを生んだ</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──YouTubeやライブの本数を重ねることは、The Biscatsの活動にどのような影響を与えたのでしょうか？</strong>

<strong>Misaki</strong>：バンドとして7年間活動してきて、ロカビリーがあまり好きじゃない方にもたくさん知ってもらえるようになったと思います。どの街に行ってもお客さんがいて、一切手を抜かずに演奏してきた甲斐があったなって思います。

<strong>Suke</strong>：The Biscatsでロカビリーを初めて知ったから行こう、みたいな人が増えたとは思います。半分くらいはそうなんじゃないかな。

<strong>Misaki</strong>：うん、ジャンルとか一切関係なく来てくれる方がすごい増えた。そのお陰もあって、自分たちの知らない場所に出演してもいつも来てくれる皆さんが盛り上げてくれるので、それを観た別のお客さんが「ちょっと楽しそう！」っていうノリで集まってきてくれたりとかして。そういう連鎖が起こりはじめてるとは思います。

<strong>──The Biscatsをきっかけにロカビリーの魅力を知る方も多いと思います。ロックやヒップホップなど、他ジャンルのライブと比べたときに、ロカビリーならではの魅力はどんなところにあると感じていますか？</strong>

<strong>Kenji</strong>：例えば僕がロカビリーに衝撃を受けた時は、何も考えずに聴いた瞬間に体が動き出したくなるようなビートに感動したんですよね。聴いた瞬間に「あ、なんか楽しいな」って思えるというか。

<strong>Suke</strong>：そう、ダンス・ミュージックなんです。だから楽しくないはずがない。それと自分がロカビリーを始めるきっかけになったストレイ・キャッツは不良っぽさがあるというか、今だったらヒップホップをやるようなワルい子たちが昔に戻ってカッコいい不良をやっているような雰囲気があるんです。

<strong>Kenji</strong>：まさにストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーは凄いライブをしていましたね。声だけじゃなく、ギターも歌ってるように弾くんですよ。ほぼ手元も見ず、全身が一体化しているというか。それに衝撃を受けて自分もギターを弾いているんです。

<strong>──Misakiさんはお父様の影響でロカビリーが身近にあったのですよね。</strong>

<strong>Misaki</strong>：そうです、生まれた時から家でずっとロカビリーが流れていて。ただ当たり前の存在すぎて、実はライブは一回も観たことがなかったんです。それからギャルモデルやアイドルなどいろいろやってみても、どれも自分にしっくりこなくて。そこからロカビリーの跳ねるリズムが自分に染み付いていることにようやく気づいたんです。好きで始めたというより、自分の中に染み込んでいるものから始まったんです

なので今はロカビリーという音楽自体を広めるために3人で頑張っていて。同世代や下の世代には「ロカビリー」という言葉すら知らない子もいるので、「こんなに楽しい音楽があるのに火が消えてしまうのはもったいない」という想いでYouTubeにも力を入れているんです。ロカビリーブームが最後に日本で起きたのは80年代なので、次は自分たちが入り口になれたらなと思っています。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173645/HRF07123.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477044" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──昨年リリースの「がんばロカビリー」はまさにそういった楽曲でしたよね。ロカビリーへの応援歌というか。</strong>

<strong>Misaki</strong>：わたしがずっと言い続けてた言葉なんです、「がんばロカビリー」って。

<strong>Kenji</strong>：そうですね。バンドのテーマソングを作ろうと思って、結果的に自分たちがロカビリーを広めたいっていう思いとマッチした楽曲に仕上がりました。

<strong>──そのリリースを経た上で最新作『BLACK or PINK?』に繋がるのですが、どのようなコンセプトで制作を進めたのでしょうか？</strong>

<strong>Misaki</strong>：最初に先行シングルの「ざけんな！」と「よそ見はNO！」の2曲が完成していて、そこからアルバムについてお風呂に入りながら考えていた時に「ブラックとピンクに分けて全然違うものを一つにまとめたら面白いかな？」って思いついたんです。なので最初の3曲はブラック、後半3曲はピンクという風に分けて、7曲目にボーナス・トラックとして「恋をとめないで」を収録しました。

<strong>──以前からあったという「ざけんな！」は歌詞も含めパンチのあるナンバーですよね。</strong>

<strong>Kenji</strong>：今までThe Biscatsって楽しいものばかりで、怒りに関する曲ってなかったんですよ。ただバンドとして色んなことを経験してきた中で、怒りが原動力になることもあるというか。それでギターを弾きながらこ「ざけんな！」というフレーズを思いついたので、何とか形にしてからMisakiちゃんに「あとはよろしく！」って投げました（笑）。

<strong>Misaki</strong>：そうそう、「キター！」って思いました。いつも歌詞を書く時は日々考えていることをまとめたスマホのメモから引っ張ってくるんですけど、その中にもムカついたこととかはあって。でも、その怒りを作品にするタイミングが今まで全くなかったんですよ。なので何年分かの怒りが溜まってて……なので「あ、ついに時が来たな」というか。

<strong>──ちなみに、どんな怒りが溜まっていたんですか？</strong>

<strong>Misaki</strong>：そうですね……10代から活動を続けていると、上から目線で言われることも多いというか（苦笑）。それこそ「こんなのロカビリーじゃねぇ！」って言われることもありますし。

<strong>──えっ、そうなんですか？</strong>

<strong>Misaki</strong>：全然言われますよ。「よく聞けよ！」と思うんですけど、やっぱりオーセンティックなロカビリーが好きな人には受け入れられないというか。ただ、昔からあるロカビリーのスタイルをやりたいわけじゃないんです。The Biscatsの初期からのテーマで、ロカビリーが好きだから今までのバンドを真似した普通のロカビリーをやるんじゃなくて、それを良い意味でぶっ壊していって「The Biscatsのロカビリーはこれだ！」というものを提示していきたいんです。なのでたまに昔からロカビリーが好きな人に怒られちゃったりもするんですけど……まぁ「ざけんな！」が出来たので、その気持ちは成仏したということで（笑）。

<strong>──なるほど（笑）。その流れで「BAD CAT」と「Hi-Hi」もブラックな側面として作っていったんですね。</strong>

<strong>Misaki</strong>：「BAD CAT」は悪い女をテーマにしています。愛とか優しさとか信じない、でもどこかで誰かに期待している……そんなクールな女性をイメージしました。

<strong>Kenji</strong>：「Hi-Hi」は僕がアイデアを出したんです。元々大阪で活動をしていたんですけど、その頃の「音楽で食っていけるんだろうか？」みたいな不安を思い出して、その気持ちを書いて続きはよろしくという感じで渡したんです。

<strong>Misaki</strong>：「いつも元気な人だって、たまには落ち込む夜があるよね」っていう人間のリアルな部分を歌ったのが「Hi-Hi」ですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>最高傑作は、武道館への第一歩</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──『BLACK or PINK?』はアーティストとしての主張がありありと見えるというか、人の切実な側面を歌っていますよね。例えば次の「よそ見はNO！」も、表向きは独占欲の強い女性を歌っているようでありながら、「他のバンドじゃなくて私たちを見て！」というメッセージにも聞こえるというか。</strong>

<strong>Misaki</strong>：（拍手）天才！　そう、そうなんです。キャッさん（The Biscatsのファンネーム）に向けて「よそ見はNO！」というか、「The Biscatsを見ていたら良いことあるよ」っていう裏テーマがあったんです。メンバーにもそれは言ってないんですよ。

<strong>Suke</strong>：知らんかった……。「そういう女性なんだな」としか思ってなかったです（笑）。

<strong>──「よそ見はNO！」のMVにはモグライダーの芝さんも出演していましたよね。</strong>

<strong>Misaki</strong>：ロカビリー芸人さんのTAIGAさんとのご縁で芝さんと初めてお会いして、その時にストレイ・キャッツの話で盛り上がったんですよね。しかもリーゼントですし、「よそ見はNO！」のMVの彼氏役は芝さん以外思いつかないというか。それで決め打ちでお願いしたら奇跡的にスケジュールが合ったんです。2時間だけだったよね？

<strong>Suke</strong>：そう。

<strong>Misaki</strong>：もう車の中で着替えてすぐに撮影、みたいな。ご縁に感謝しています。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173715/HRF07015.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477045" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──キュートな「よそ見はNO！」から「きゅるるんSummer」ではオールディーズを意識したレトロなポップスが展開されます。どのようなアイデアから作っていったのでしょうか？</strong>

<strong>Kenji</strong>：これはサウンド・プロデューサーの真崎修さんに作っていただいたんです。個人的にはオールディーズの皮を被った現代風のポップスというか、細かく聴くと物凄い数のギターが重ねられていて。考え抜かれた、真崎さんにしかできない芸当だなっていう。

<strong>──提供曲という点では「がんばれロカビリー」と同時にリリースされた「Right Now!!」も一聴するとロカビリーの範疇から外れたポップスのようにも聴こえますが、そうした新しい試みに挑戦している意識はあるのでしょうか？</strong>

<strong>Misaki</strong>：そうですね。「魂さえロカビリーだったら好きなところまでジャンルを広げても大丈夫」っていうテーマがありまして。なのでギリギリを攻めています。

<strong>Kenji</strong>：ロカビリーが好きな人だったら、「Right Now!!」とか「きゅるるんSummer」を聴いても、「この人たちはロカビリーが好きなんだろうな」っておそらく気づくと思うんです。細かいギターやベースの奏法であったり、独特の跳ねるリズムは失っていないというか。

<strong>Misaki</strong>：美味しいところは抑えてるよね、ロカビリーが好きな方がピンとくるポイントは外さないようにしているというか。根本まで理解できないとその余裕って生まれないので、最初は王道を踏まえつつ練習して、今では「The Biscatsがやればロカビリーでしょ！」って自信を持って言えるようにはなりました。

<strong>Suke</strong>：あと、「ウッドベースは元気いっぱいにロカビリーしないとダメだ」っていう持論があって。それは継続しています。とにかく派手に、元気に飛び跳ねるというか。

<strong>──『BLACK or PINK?』のピンクの側面を担う最後の曲は「もう一度会いたくて」、こちらはかねてからYouTubeでカバーしている昭和の歌謡曲のような風格を感じました。</strong>

<strong>Kenji</strong>：一昨年に自分の父親が他界しまして、その報せを仙台のライブへ行く前に受け取ったんです。その時の「もう一度会いたいな」っていう気持ちを歌にして発散しようとしたらメロディを思いついたので、自分の好きなロカビリーだったりオールディーズのスタイルに寄せてMisakiちゃんに渡したんです。「自分では続きの歌詞が書けないから、代わりに書いてもらっていい？」って。

<strong>Misaki</strong>：私も今年の1月に猫ちゃんを亡くしたので、その想いを重ねて書きました。生きている中で大切な人を失うこともあるけど、そんな中でも寄り添えたらなっていう歌です。

<strong>──ここまでのお話を伺って、『BLACK or PINK?』はあらゆる意味でThe Biscatsにしか作れない作品になったのではないかと。</strong>

<strong>Misaki</strong>：『BLACK or PINK?』は今までにないぐらい喜怒哀楽が表現されてるというか、「感情のジェットコースター」って私たちは呼んでるんです。人間に欠かすことのできない感情を全部詰め込むことができたから、個人的にも大好きなアルバムというか。最高傑作です！

<strong>Kenji</strong>：うん。自分が生きてきた中で、表現したいものがストレートに表現できたアルバムになったと思います。

<strong>Suke</strong>：色んなタイプのロカビリーが混ざってるんですけど、そこまでロカビリーにこだわらなくてもスッと入って来れるような楽曲がいっぱい揃ってると思うんで、気楽に聴いてほしいですね。こう、部屋でジッと聴くんじゃなくて……ラフに踊りながら（笑）。

<strong>──まさにダンス・ミュージックというか。</strong>

<strong>Suke</strong>：あ、そうです。もう頭空っぽにしてね、って感じです。

<strong>──Sukeさんってとてもフィジカルへの意識が強いですよね（笑）。</strong>

<strong>Kenji</strong>：確かに、超フィジカル（笑）。

<strong>Misaki</strong>：武闘派、肉体派（笑）。

<strong>Suke</strong>：ハハッ、野球部だったんで。

<strong>──（笑）。では最後に、『BLACK or PINK?』を引っ提げて回る＜The Biscats TOUR 2026「BLACK or PINK?」＞への意気込みを教えてください。</strong>

<strong>Misaki</strong>：2年前に目標としていた渋谷公会堂（現LINE CUBE SHIBUYA）でのライブを成功させることができて、次の目標として日本武道館を掲げたんです。そのためにも今回のツアーがかなり重要になると思うので、ぜひ生のロカビリーを体感してもらって「また次も来たいな」って思ってもらえるように、一本一本「がんばロカビリー」してきたいなって思います！

<strong>Kenji</strong>：武道館でのライブを宣言したので、ここから来てくれた人は一人残らず、全力で抱え込んでいこうと思います（笑）。

<strong>Suke</strong>：僕らは武道館に向かって、ライブをドーン！とやって、バーン！とやってみんなでイェーイ！って盛り上げていくんで！

<strong>Misaki</strong>：フィジカル！（笑）</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/22173749/HRF06949-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477046" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p class="txtcredit">Photo：Koichiro Funatsu
Text：Ikkei Kazama
Edit：Ranji Tanaka</p></div>

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}
</style><p>© Qetic Inc.</p>
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</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/break-shot-behind-the-scenes/476137/</guid>
		<title>7月31日（金）劇場公開『BREAK SHOT』監督・令和ロマン くるまと俳優・森川葵が語る、映画制作の舞台裏</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/break-shot-behind-the-scenes/476137/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/break-shot-behind-the-scenes/476137/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 24 Jul 2026 08:00:50 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>2026年5月16日におこなわれた、令和ロマン単独ライブ『RE:IWAROMAN』。Kアリーナ横浜に集まった2…</p>
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<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="810" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/23203556/850c7612116999490846136e772ab7fd-1440x810.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/23203556/850c7612116999490846136e772ab7fd-1440x810.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/23203556/850c7612116999490846136e772ab7fd-1536x864.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/23203556/850c7612116999490846136e772ab7fd.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>令和ロマンのくるまが初めて監督・脚本を手がけた短編映画『<strong>BREAK SHOT</strong>』が、7月31日（金）より渋谷シネクイントほかにて順次公開される。5月16日におこなわれた令和ロマン単独ライブ『RE:IWAROMAN』の幕間映像としてサプライズ上映された本作は、全編をドライブレコーダーの視点で描き、車内に交錯する言い訳や見栄、焦り、人間の滑稽さを、緻密な会話と独特の“間”で映し出すブラックコメディだ。

限られた空間と時間の中で展開する物語は、上映直後から大きな話題を呼び、シンガポールの映画祭＜World Film Carnival Singapore＞では脚本賞・プロデューサー賞・短編部門賞の3冠を達成。さらに、<strong>アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア（SSFF & ASIA）2026」</strong>でも上映されるなど、国内外で高い評価を獲得している。

今回は、同映画祭のセレモニーに出席したくるまと、本作で芸能人カップル役を演じた森川葵に、式典の舞台裏で直撃インタビューを敢行。芸人として数々の漫才を生み出してきたくるまは、初監督作品でどのような映像表現に挑んだのか。企画の成り立ちや演出の裏側、そして俳優・森川葵から見た“監督・くるま”の姿を通して、その発想の源泉とクリエイティビティに迫った。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h2>INTERVIEW
くるま × 森川葵</h2></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132414/grid-frame01-re-1920x1438.webp" alt="" width="1920" height="1438" class="alignnone size-medium wp-image-476226" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>企画の原型と、『BREAK SHOT』が生まれるまで</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──企画の初期段階では、中華料理や野球部という案もあったとのことですが、そこから最終的に『BREAK SHOT』の形に至った経緯を教えてください。</strong>

くるま：企画段階ではいろいろアイデアはあったんですけど、スケジュールの関係と撮りやすさという部分が大きいですね。ロケの時間もそんなに取れないし、初めて撮るならワンシチュエーションで完結するものの方が撮りやすいだろうということで、車内のワンシチュエーションという形になりました。

<strong>──ドライブレコーダー視点はこの作品の大きな特徴ですが、くるまさんのYouTube企画『くるまの助手席』を連想する方も多いと思います。その点は意識されていましたか？</strong>

くるま：実は逆で、順番は映画の方が先なんですよ。『オフライン ラブ』や『ボクらの時代』でご縁があった制作会社さんと一緒にYouTubeを始めることになった時に、いろいろな企画案を投げてもらっていて、その中に『くるまの助手席』の案もあったんですよね。映画を作り始めたタイミングだったのでちょうどいいなと思って。そのことを半年以上ずっと内緒にしていたんですけど。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132459/DSC0915-1.webp" alt="" width="1332" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-476227" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──制作にあたり、こんな感じにしたいとイメージしていた映画はありましたか？</strong>

くるま：全然そうはならなかったんですけど、ダミアン・ジフロン監督の『人生スイッチ』（スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが製作を務めた）ですね。自分が好きな不条理の具合みたいなものがあって。芸人が面白いと思うお笑いと、映画のコメディってちょっと違うじゃないですか。国が違うだけじゃなくて、面白さの捉え方や解釈が違う。でもコメディで撮っていない映画の中に、不条理な状況から生まれる笑いというか、自分が“面白い”と感じる瞬間があったりする。いろんな作品から拾っているパーツはあるんですけど、一番やりたいものに近いのは『人生スイッチ』でしたね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>“間”へのこだわり</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──森川さんは最初に台本を読まれたとき、どんな印象を持たれましたか？</strong>

森川：『BREAK SHOT』は登場人物ごとの車内の状況が交差する形になっていましたが、最初に台本をいただいた時は、それぞれの車内でのストーリーがブロックごとにバラバラで書かれていて、それを一つずつ見せていくようなものでした。これをワンカットでやってうまくできるかな、という気持ちと、くるまさんの考えている面白さをちゃんと表現できるのかというプレッシャーもありましたね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132534/DSC0778-1.webp" alt="" width="1332" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-476228" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──実際に現場に入ってみて、監督としてのくるまさんはどうでしたか？</strong>

森川：よそよそしかったですね（笑）。

くるま：それはマナーとしてね！森川さんに馴れ馴れしすぎると周りの大人がピリつくと思って。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132600/DSC0842-1.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-476229" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──印象に残っているディレクションや、他の監督との違いを感じた部分はありましたか？</strong>

森川：「こうしてほしい」という要望を感情の説明ではなく、「このフレーズをこういう風に言ってほしい」と、すごく具体的に伝えていましたね。車の窓越しに一生懸命、何度も何度も言い回しやテンポについて説明している姿が印象的でした。

くるま：高良さんには何回もリテイクして申し訳なかったですね。なんでもかっこよくなっちゃう！

森川：私と高良さんとのやり取りの中で、高良さんが言い出すまでに絶妙な間があってから、決断の一言を言うという瞬間があるんですけど、その間をワンカットで撮っているので結構シビアで。間の取り方の部分で結構粘られていたという印象がありました。

<strong>──間がこだわったポイントだったんですね。</strong>

くるま：元々それぞれのシーンを交差させない想定でワンカットで撮っていたので、事故のシーンまではキューが出せない。何分何秒後に車が揺れて照明が消えるというのが決まっている状態で、そこにぴったり合わせて終わらせないといけないんですよ。そのタイミングと間の取り方の兼ね合いがすごく難しかったですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132632/DSC0907-1.webp" alt="" width="1332" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-476230" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>即興性を受け入れながら演出を組み立てる</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──森川さんは完成した作品をご覧になって、観客として印象に残ったシーンはありましたか？</strong>

森川：全貌を知らなかったので「こんな風に仕上がったんだ」という驚きがあったんですが 、特に印象的だったのはオダギリジョーさんのシーンですね。私たちの撮影の前にオダギリさんは撮影を終えていて、撮影前から「オダギリさんがすごかった！」という話は方々から聞いていて。その前のめりの勢いが画面にしっかり出ていて、さすがだなと思いました。

くるま：オダギリさんは本当に言うこと聞かなくて（笑）。撮影中も大暴れでしたね。

森川：さすがですね。そんな生き方をしたいです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132704/DSC0819-1.webp" alt="" width="1332" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-476231" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──アドリブへの対応も監督として求められたと思いますが。</strong>

くるま：そうですね。色々とアドリブをしていただいたので、こちらも普通にやるのもあれだしと思って、途中からカンペを出すようにしたんです。結局本番で使っているのは、オダギリさんがアドリブでボケたことに対して、俺がもう一重ねのボケを書いて言ってもらっているんです。「挟みましょう」ってオダギリさんが言い出したから、「俺が社長だったら挟みますよ。」って書いて。

森川：そのくだりありましたね！

くるま：よく見るとオダギリさんもそのカンペを見てちょっと笑っちゃってるんですけど、追い詰められておかしくなっているようにも見えるからいいなと思ってそのまま使いました。

森川：そんな裏話があったんですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>漫才がベースにある映画をつくりたい</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今後のくるまさんの監督としての制作活動について教えてください。</strong>

くるま：今まで芸人として漫才を作ってきたので、その要素を活かした作品を作りたいですね。“映像コント”ではなく、漫才がベースにある会話を意識した映画というものを作れたらいいなと。去年初めて北野武さんの作品を見たんですが、漫才の人が作っている映画だという感覚があって、それが面白かった。まだ始めたばかりで全体像も見えていないんですけど、プロットの状態から稽古して作っていく、即興的な演出を入れていくというのが自分の色にもなるんじゃないかなと。今までの映画にないものがつくれたらいいなという気持ちですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132734/grid-frame02-re-1920x1438.webp" alt="" width="1920" height="1438" class="alignnone size-medium wp-image-476232" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──森川さんは、次にくるまさんの作品に出演するとしたら、どんな作品に出たいですか？</strong>

森川：恋愛ものが気になりますね。この間の単独ライブのコインランドリーのネタがすごく好きで。くるまさんって恋愛トークも結構好きじゃないですか。いわゆるまっすぐな恋愛ものじゃなくて、世の中の人からしたら「そうだよね、普通の恋愛ってそんなもんだよね」って共感できるような、これまでにないひねくれた恋愛ものが作れそうな気がするんですよ。それに出てみたいですね。

くるま：その時はお願いします！</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132758/grid-frame03-re-1920x1433.webp" alt="" width="1920" height="1433" class="alignnone size-medium wp-image-476233" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/26132824/DSC0826-1.webp" alt="" width="1332" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-476234" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>他豪華出演キャストからもコメントが到着</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>
劇場公開に寄せて、出演キャストとプロデューサーからコメントが到着した。

<strong>プロデューサー 雨無麻友子</strong>
たわいない会話の中に、見栄や焦り、人間の滑稽さがふと滲み出る。
そんな人間たちを単純に両断するのではなく、観客自身がその可笑しさや危うさを考えていく映画になっています。
漫才師であるくるま監督は、非常に強い言語感覚を持ち、“間”を自ら体現しながら設計していく演出をしていました。観客との空気の読み合いを熟知しているからこそ、“笑い”から逆算して緊張を生み出せる。その感覚が、『BREAK SHOT』では独特のスリルと映画的なリズムへと変換されています。
ドライブインシアターでの映画体験をきっかけに、この仕事に就いた私にとって、くるまの映画を世に送り出せることを、とても特別なご縁に感じております。
ぜひ劇場で見届けていただけたら嬉しいです。

<strong>児玉智洋（主演）</strong>
こんにちは。主演の児玉智洋です。
今回、くるまの初監督作品に出れてもう本当に嬉しいです。くるまがメガホンを取りました。メガホンを取りそうだなと思ってはいましたが、本当に取りました。くるまといるとワクワクします。尊敬してます。もう止まらないです。凄いたくさん映画を撮って欲しいです。僕も負けじと頑張らなくっちゃ！

<strong>オダギリジョー</strong>
令和ロマンが２年連続で『M-1』を獲り、まさに期待を背負う中で、大きく歯車が狂う。
こんなにエポックメイキングな出来事があるだろうか？
それほど時代に愛され、もてあそばれる男がいるだろうか…？
漫才を突き詰めた男が短編映画に挑戦するなら、その瞬間に立ち会いたいのはこちらの方だ。
大きな期待と共に現場に向かうと、そこには、くるまと車しかなかった。

<strong>高良健吾</strong>
令和ロマンの髙比良くるまさんから短編映画のオファー……M-1でも令和ロマンを応援していましたし、ご褒美かなと思いました。
イン前に森川葵さんとの本読みがあったのですが、その日のことは緊張してあまり覚えていません。それだけくるまさんの目を意識して緊張していたのだと思います。
本番の日はいい緊張感の中、楽しんでやれました。
くるまさんは間の事を細かく演出されていたので、芸人さんの間の集中力には学ぶ事だらけでした。
くるまさんのモノづくりに少しでも触れる事ができたのは貴重な体験ですし、しかも、監督と俳優として関われた事は自慢です。ずっと嬉しい時間でした。

<strong>前田旺志郎</strong>
映画の中ではYouTubeの動画を撮っている4人を、普段の4人の関係性や会話、キャラクターなどを踏まえてくるまさん、共演者で話し合いながら作って行きました。
くるまさんの言語化能力は凄まじく、3人とも僕らが目指すYouTuberの姿をすぐに思い浮かべる事が出来たと思います。出演シーン以外の4人のシーンも演ってみたかったなと思うくらい楽しい撮影でした。

<strong>高橋侃</strong>
レン役を演じました高橋侃です。
ドライブレコーダーが記録していたブラックコメディ。
緻密な会話劇。
撮影スタジオに入った時の高揚が今でも忘れられません。
くるま監督の世界の中で役として生きれた事とても幸せに思いました。
是非、劇場で車内で起きたリアルを覗き見してくだい。お楽しみに。

<strong>遠藤雄斗</strong>
お笑いが大好きな自分にとっては改めて夢のような仕事でした。
実際に会うくるまさんはテレビや漫才をしている時の姿とまるっきり一緒で。僕がテレビの中に入ったのか、くるまさんがテレビから出てきたのか、途中からわからなくなってきて困惑しました。今やお笑いだけにとどまらないくるま監督の新たなる航海の乗組員になれたこと誇りに思います！これからも一ファンとして、今後の作品もめっちゃ楽しみにしております！
</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p class="txtcredit">Interview&Text by Tomoko Asai
Photo by <a href="https://www.instagram.com/ryoma_kawakami/" target="_blank" style="font-size: 1em;"><u>Ryoma Kawakami</u></a>
Edit by Qetic（<a href="https://www.instagram.com/knmczk/" target="_blank" style="font-size: 1em;"><u>Ken Mochizuki</u></a>）</p></div>

<div class="information">
<h2>INFORMATION</h2>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/23193439/260714_charactor_v_all-1440x1800.jpg" alt="" width="1440" height="1800" class="alignnone size-medium wp-image-477108" />
&nbsp; 
<strong>短編映画『BREAK SHOT』</strong>
&nbsp; 
2026年7月31日(金) より、渋谷シネクイントほか順次公開
&nbsp; 
出演：児玉智洋、高良健吾、森川葵、前田旺志郎、高橋侃、遠藤雄斗、くるま、松井ケムリ、浅野千鶴、楠田悠人、神保悟志、オダギリジョー
監督・脚本：くるま（令和ロマン）
&nbsp; 
＜劇場上映スケジュール＞
東京 渋谷シネクイント 7月31日（金）〜（２週間予定）
東京 アップリンク吉祥寺 8月14日（金）〜
名古屋 シネマスコーレ 8月15日（土）〜（２週間予定）
京都 アップリンク京都 8月14日（金）〜
大阪 第七藝術劇場 8月15日（土）〜
※上映時間は各劇場の公式HPにて順次掲載。
&nbsp; 
＜劇場イベント＞
◼︎7/31(金) 渋谷シネクイント 劇場公開記念スペシャルトークイベント
登壇者：くるま監督、オダギリジョー、高良健吾、神保悟志
チケット販売：7月24日(金)18時よりシネクイントHPにて販売※劇場窓口での販売はございません
販売リンクは<a href="https://www.cinequinto.com/shibuya/ticket/" target="_blank">こちら</a>
※料金：2500円均一料金（招待券・割引等一切不可）
以下、販売情報は後日発表。
&nbsp; 
◼︎8/7(金)渋谷シネクイント トークイベント付き上映
登壇者：高橋侃、遠藤雄斗、カンタ（水溜りボンド）、プロデューサー雨無麻友子
※チケット販売等については別途ご案内
※料金：2500円均一料金（招待券・割引等一切不可）
&nbsp; 
◼︎8/15(土)アップリンク京都 トークイベント付き上映
登壇者：くるま監督、プロデューサー雨無麻友子
&nbsp; 
◼︎8/15(土)大阪・第七藝術劇場 トークイベント付き上映
登壇者：くるま監督、プロデューサー雨無麻友子
&nbsp; 
◼︎8/16(日)名古屋・シネマスコーレ トークイベント付き上映
登壇者：くるま監督、プロデューサー雨無麻友子
&nbsp; 
◼︎8/22(土)アップリンク吉祥寺 トークイベント付き上映
登壇者：児玉智洋、楠田悠人、浅野千鶴
&nbsp; 
<p style="text-align: center;">© 2026 BREAKSHOT Production Committee, All Rights Reserved.</p>

<a href="https://www.instagram.com/breakshot_film/"  class="btn" target="_blank" alt="Link">公式Instagram</a>
</div>
<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/music/gangparade-0519/475072/</guid>
		<title>GANG PARADE ラストにしてベスト『GANG FINALE』――メンバーが語る10年の軌跡と“その先”</title>
		<link>https://qetic.jp/music/gangparade-0519/475072/</link>
		<comments>https://qetic.jp/music/gangparade-0519/475072/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 19 Jun 2026 09:00:15 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[米本柚香]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=475072</guid>
<![CDATA[<summary><p>既報の通り、GANG PARADE（以下：ギャンパレ）が2026年内をもって解散となるーー。 ＜WACK＞が擁…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150022/reDSC_4834-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150022/reDSC_4834-1920x1280.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150022/reDSC_4834-1536x1024.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150022/reDSC_4834.jpg 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p>既報の通り、<strong>GANG PARADE</strong>（以下：ギャンパレ）が2026年内をもって解散となるーー。</p>

<p>＜WACK＞が擁する11人の暴れん坊たちは、最後になにを残してくれるのか。GANG PARADE（以下　ギャンパレ）はいま、どんな思いに直面しているのか？　今回は、グループの結成記念日＝6月17日に発売するラスト＆ベストアルバム『GANG FINALE』収録内容を軸に、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、チャンベイビー、ナルハワールド、アイナスターの5人に話を訊いた。手前味噌ながら途中、メンバーが揃って涙ぐんでしまう瞬間があったり、取材の最後が拍手で締めくくられたりと、素直によいインタビューになった実感がある。</p>

<p>終盤には、2027年以降に読んでほしい、メンバーからの“タイムカプセル”的なメッセージにも答えてもらった。その日が来た際には、本稿を思い出してもらえれば幸いだ。ぜひ、いまからカレンダーのスケジュール登録を。</p></div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
GANG PARADE</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150016/reDSC_4824-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-475074" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──みなさんにお会いするのは、2025年秋から約半年ぶりとなります。前回のインタビューでは、年末に向けて「ギャンパレ流行語大賞2025」を選出してもらいました。</strong></p>
<p>（参考：<a href="https://qetic.jp/interview/gangparade-1225/471148/" target="_blank">GANG PARADE 感謝と再出発の8thシングル“KIMI☆NO☆OKAGE”――メンバーが語る10年の軌跡</a>）</strong></p>

<p><strong>キャン・GP・マイカ（以下：マイカ）</strong>　ありましたね〜。「ハーイみょん！」やら「勝訴！」「盗んでいい？」などなど。</p>

<p><strong>ナルハワールド（以下：ナルハ）</strong>　しょ、勝訴……？</p>

<p><strong>マイカ</strong>　裁判のときにバッて開くやつ。最近は全然使ってないよね。</p>

<p><strong>チャンベイビー（以下：ベビ）</strong>　ハーイみょんはまだ生きてる！</p>

<p><strong>ココ・パーティン・ココ（以下：ココ</strong>）　うち、今日も使ったもん。</p>

<p><strong>──この約半年で、新たに流行語となったものはありますか？</strong></p>

<p><strong>ベビ</strong>　やっぱりアレじゃない？</p>

<p><strong>マイカ</strong>　「うっふ〜ん♡　⚪︎⚪︎だわ〜ん♡」っていう、うっふん構文。</p>

<p><strong>ココ</strong>　うちら、というよりXで流行ったネットミームだよね。</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　あとは「僕っ子」みたいなやつ？</p>

<p><strong>アイナスター（以下：ナス）</strong>　一人称が「ボキ」になるやつね。ボキは〜、って。派生形で「俺は〜↑」って、イントネーションが上がるバージョンもある。</p>

<p><strong>──古きよき「漏れ」「ぽまいら」みたいなノリですね。</strong></p>

<p><strong>ベビ</strong>　それです。ほかにもなんかあったよね？</p>

<p><strong>ココ</strong>　いまはミーム自体、サイクルが早いから私たちも忘れちゃって。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　1日で消えるのもあるし、グループ内禁止がかかることもあるからね。最近だと「おねがいします！」みたいに、無駄に敬語で喋るやつ。シンプルにウザいからって理由で禁止になりました（笑）。</p>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150036/reDSC_4874.jpg" alt="" width="1429" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-475078" /></div>

<p><strong>──そうしたミームは、どなたが率先してグループに輸入しているのでしょう。</strong>

<p><strong>ナス</strong>　誰だろう。前提としてネットに張り付いている人だらけなのと、そのせいでXのタイムラインに流れてくるポストも似てくるんです。だから、会話中に誰かがぼそっと呟いたことに、みんなが「えっ、待って。私もそれ見た！」って飛びつくパターンが多くて。</p>

<p><strong>ココ</strong>　パイオニアはいないけど、ドク（ユイ・ガ・ドクソン）がこないだミーム集をまとめてたよね（笑）。</p>

<p><strong>──なるほど。まだ上半期も終わっていませんが、現時点で「ギャンパレ流行語大賞2026」を予想しておくとすると？</strong></p>

<p><strong>ココ</strong>　うっふん構文で！</p>

<p><strong>ベビ</strong>　うっふ〜ん♡</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　（笑）</p>

<p><strong>──あまりに満場一致すぎて、ナルハさんがもう笑っちゃってますよ。本題に入りまして、ギャンパレは来たる6月17日に結成から満10周年を迎えます。そこで今回は、これまでメンバーと過ごしてきた数年間のなかで、最も印象的だった6月17日の出来事を教えてください。発表は、お手元のフリップで一斉にどうぞ。</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　各々、カメラロールを見返してみよっか。カレンダー機能から検索とかでいけるのかしら？　あっ、いけるのかしら〜ん？</p>

<p><strong>ナス</strong>　いけるのかしら〜ん♡</p>

<p><strong>──そこでも応用が利くんですね。</strong></p>

<p><strong>ナス</strong>　あっ、2024年はセイがメンバーに「脱退する」って言った日だ。見てこれ、泣きながら練習してるセイの写真。（編注　カ能セイのこと。現在は“華乃”名義でソロアーティストとして活動）</p>

<p><strong>ベビ</strong>　その後、FC生配信もした日だっけ？　2025年は千羽でアルバイトしてる！（編注　WACKが毎年恒例で企画している渋谷ジャック広告施策の一環として、メンバーが神泉にある「串焼き 千羽」で接客するイベント「千羽で角パンしよ。」を開催していた）</p>

<p><strong>マイカ</strong>　2023年はローモバの得点争いに追われてるな。（編注　スマホアプリゲーム『ロードモバイル』のこと。​​ギャンパレは同年、WACKに所属する全グループ対抗でのコラボ企画『集められた6つの騎士団 -玉座をかけたイス取りゲーム-』に参加していた）</p>

<p><strong>ココ</strong>　私は同じ日、メイ（キラ・メイ）とパンケーキ食べに行ってる（笑）。</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　私のスマホ、数年前に機種変したから2022年より前の写真が全部消えてる……。</p>

<p><strong>ナス</strong>　かなしい（笑）。2022年は、みんなで普通に練習してるね。</p>

<p><strong>ココ</strong>　2021年は、マイカと茶豆の誕生日会してたんだ。</p>
<p>（※茶豆は、キャン・GP・マイカの飼い犬。2020年6月18日生まれのペキチワ。<a href="https://www.instagram.com/chamame_oimo/" target="_blank">Instagramアカウント</a>）</p>


<p><strong>マイカ</strong>　私も毎年6月17日は茶豆の誕生日会がほとんどだった（笑）。</p>

<p><strong>ココ</strong>　でも、意外と毎年メモリアルなことをしてるし、こうして振り返ってみると、大体はメンバーと一緒に過ごしてきてたんだね。色々なことがあって、わりと全部覚えてる。いま出てきたのなんて、ベビが練習中にすごいブリッジしてる写真（笑）。そんな感じでみんなフリップ書けた？　一斉に出すよー、せーのっ！</p></div>


<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150051/2d35775d57c8b2c7c948b4c4bbdfc202.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-475082" /><figcaption>ココ　2021年6月17日／マイカ　2019年6月17日／ベビ　2025年6月17日／ナス　2025年6月17日／ナルハ　2025年6月17日</figcaption>
</figure></div>




<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──わりと回答が固まった年もありますね。せっかくなので、時系列に沿って振り返ってみましょうか。</strong></p>

<strong>マイカ</strong>　私が選んだのは、WACK全体で2019年6月16日から渋谷で開催していたキャンペーン「○○○と言える世の中を〜WACK愛と勇気と100万円〜」の日。カメラロールから、渋谷駅前にあった東急百貨店 東横店の壁広告を写した写真が見つかりました。2020年の同時期にも渋谷ジャック企画の写真があったし、本当に何年間にもわたって実施させてもらっていたんだなと、なんかしみじみ。</p>

<strong>ココ</strong>　さっきの「千羽で角パンしよ。」と、同時開催だった「渋谷で角パンしよ。」、2023年にあった「WACKはしぶといぞ。」も渋谷ジャック企画だったよね。</p>

<strong>ナス</strong>　そうそう。私もハチ公前の写真、たくさん出てきたもん。</p>

<strong>ココ</strong>　次はうちかな？　選んだのは、2021年6月17日。当時はギャンパレがGO TO THE BEDSとPARADISESの2グループに別れていた時期なんですけど、その日はGO TO THE BEDS「I don't say sentiment」のMV撮影日で。あの撮影はめっちゃハードで、山を登ったり、鉄工所みたいなところでゾンビ風のメイクをして駆け回ったり。私のなかでもお気に入りのMVです。</p>

<strong>ナルハ</strong>　私は去年の6月17日がいちばん印象的でした。「千羽で角パンしよ。」のほかにも、あの期間は1週間ずっと「朝ギャン」を開催していて。当時ワンマンライブを終えたばかりだったのと、朝のすごく短い、だけどすごく濃い時間を過ごすことができたので、めっちゃ記憶に残ってます。（編注　ギャンパレは当時、3rdアルバム『GANG RISE』リリース記念ギャンギマリWEEKとして、毎朝6時半からミニライブと特典会「朝からギャンギマリ」を、なんと平日の5日間連続で敢行していた）</p>

<strong>ベビ</strong>　遊び人（＝ファン）がスーツで来てくれて、「行ってきまーすっ！」ってそのまま会社に直行みたいな。「逆に仕事も頑張れる！」って言ってもらえて、すごくうれしかったよね。私の6月17日は「朝ギャン」を終えて一度帰って寝て、ユアさん（ユメノユア）のPodcast『TRill MUsic』を収録して、また帰って寝て。そこから千羽でバイトして、っていうめっちゃハードな1日でした。</p>

<strong>マイカ</strong>　それはハードだねぇ〜。</p>

<strong>ベビ</strong>　で、次の日もまた「朝ギャン」に行くという。</p>

<strong>──自宅とキャンパスが近い大学生みたいなムーブですね。適宜、細かな仮眠を挟むという。</strong></p>

<strong>ベビ</strong>　そうなんですよ。体力回復のために、ちょっと間が空いたら少し寝て、また外出してを繰り返してな感じでした。</p>

<strong>ナス</strong>　私は「朝ギャン」で、なぜかショートコントをやったんだよね。「千羽で角パンしよ。」の角パン（＝食パンを咥えた女子が、曲がり角で男子とぶつかるシチュエーション）になぞらえて、ミキ（ヤママチミキ）と一緒に謎のネタを披露するという。早朝だったからか、みんなハイになってたと思うけど、ギャンパレは後から振り返って「アレ、なんだったんだ？」ってことを全力でしているときがいちばん輝くから、めっちゃ記憶に残ってる。</p>

<strong>──みなさん、素敵な思い出エピソードをありがとうございました。これを読んだ遊び人の方々にもぜひ、ご自身のカメラロールを遡ってみていただきたいですね。</strong></p>

<strong>ココ</strong>　間違いない。面白いからやってみてね！</p>

<strong>──そんな6月17日でしたが、今年は同日に活動10周年を締めくくる、全33曲入りのラスト＆ベストアルバム『GANG FINALE』が発売されます。本作に寄せた新曲「GANG PARADE SO LONG!!」は、作詞　上中丈弥さん、作編曲 山田武郎さんと、THE イナズマ戦隊のメンバーによるもの。個人的に、平成初期にあった学園ドラマのテーマソングを思い出すような曲調でした。</strong></p>

<strong>ナス</strong>　遊び場（ライブ）の光景がパッと思い浮かぶという意味で、すごくギャンパレらしい楽曲をいただくことができました。まだライブでは披露していないものの、マイカが考えてくれた振り付けを見て、披露したときのイメージがさらに湧いているところです。グループにとっても最後の新曲になるので寂しさはあるし、歌うたびにどんどん終わりが近づくことはわかってるんですけど……そういうことはごちゃごちゃ考えず、初披露の日が待ち遠しくて仕方ないです！</p></div>


<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150048/reDSC_4928.jpg" alt="" width="1429" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-475081" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──ちょうど振り付けのお話がありましたので、マイカさんが特に意識したポイントがあればぜひご共有を。</strong></p>

<strong>マイカ</strong>　最後となると色々と詰め込みたくもなったのですが、あくまでシンプル・イズ・ベストに。わちゃわちゃした私たちを見せつつ、遊び人と一緒に遊び場ですぐに楽しめることを念頭に考えさせてもらいました。ポイントは、“ギャンパレポーズ”をふんだんに掲げるところ。THEイナズマ戦隊さんにこれまで提供いただいた「ROCKを止めるな！！」「ヘイ！ホー！最高じゃん！」は、どちらもその当時の最新アンセムになってほしいとギャンパレポーズを盛り込んできたので、今回もそんな願いをこめています。</p>

<strong>ナルハ</strong>　最後の新曲だけど、しんみりじゃなくて「私たちは笑顔がいちばん！」って伝わる振り付けなのがいいよね。最初にみんなで並んで、学校で合唱をするような流れもあるので、一見すると真面目に思われそうなんですけど、そこから一気にわちゃわちゃになるのもめっちゃギャンパレっぽい！</p>

<strong>──歌唱面についてもぜひ聞かせてください。毎回尋ねているのでもはや“歌割りおじさん”として認知されていそうですが、今回もぜひ深掘りをお願いします。</strong></p>

<strong>ココ</strong>　ドクが先導する部分や、全員で歌う合唱パートなどもありながら、基本的には加入順にバトンを渡していく構成になっています。最後はユア、ミキ、マイカの初期メンバーに任せて、そこから再びみんなで歌うグラデーションを楽しめるような、すごく綺麗で、かつ意味のある歌割りになっていますね。ぜひ意識して聴いてもらいたい！</p>

<strong>──レコーディングには、上中さんと山田さんも同席したと聞いています。なにか印象的なアドバイスはありましたか？</strong></p>

<strong>ベビ</strong>　落ちサビは、メンバーや遊び人の顔を思い浮かべて歌ったんですけど、それ以外の歌詞はすべて「自分に向けて歌ってね」と仰っていただいて。そもそも私、これまでのレコーディングで自分とあまり向き合ってこなかったので、今回は〈所詮はお前の人生だ お前の好きにやれ！！〉なんて歌詞が、純粋にいいなってなおさら胸に響いて。ギャンパレが発表する最後の新曲だったこともあり、「私もそうやって生きていこう！」なんて思いながら、全力を出しきれるように頑張りました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150044/reDSC_4904.jpg" alt="" width="1429" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-475080" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お話を聞いていて、改めてこれが最後の新曲になるのがとても寂しいなと……。気を取り直して、ここからは収録される3枚のCDから、Disc 2に絞ってお話を聞かせてください。</strong></p>

<p><strong>ココ</strong>　Disc 1はリード曲を厳選した“LEAD BEST”、Disc 3は遊び人の投票で上位10位を獲得した曲が集まる“ASOVIVA BEST”。そして、メンバーが選ばせてもらったのがDisc 2の収録曲です。流れとしては、Disc 1→2→3の順番で決まっていったのかな。私たちのターンではすでにDisc 1で“最強のギャンパレベスト”が決まっていたので、みんなの個性が自ずと出る選曲になったと感じています。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　というか、打ち合わせなしで収録曲が一人も被らなかったのが驚きだよね。</p>

<p><strong>──これ、打ち合わせなしだったんですね。さておき、今回はアルバムの特設サイトで「“MEMBER BEST” PLAYLIST」も公開されていましたが。</strong></p>

<p><strong>ココ</strong>　うち、マイカのやつめっちゃ面白いなって思った。自分で振り付けを考えた「マイカcreative Best 10」は、さすがにマイカにしかできない選び方すぎる。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　ありがとう！　最終的に収録曲に選んだ「don't forget me not」は、初めて自分で振り付けを考えた思い出の曲で、カラオケに行くと必ず歌っちゃう（笑）。遊び人にも人気なイメージがあるし、たしかメンバー11人中5人がこの曲を選んでたよね？</p>

<p><strong>ナス</strong>　ほんとだ。なんならメンバー人気1位じゃん！</p>

<p><strong>ココ</strong>　この場にいるメンバーだと、ナス、ナル（＝ナルハ）も選んでる。</p>

<p><strong>──この10曲をそのままセットリストにしたライブも観てみたかったです。</strong></p>

<p><strong>ベビ</strong>　めっちゃ面白そう！</p>

<p><strong>マイカ</strong>　いや、待って。だとしたら、結構死んじゃうかも……。</p>

<p><strong>ココ</strong>　あはははっ！　そうだね、マイカのは、やだ（笑）。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　落ち着いた曲が最後の「Where are you?」だけだし、レア曲も多いから頭も体もパニックになるの間違いないわ。</p>

<p><strong>──個人的に、ベビさんのプレイリストがお気に入りでした。</strong></p>

<p><strong>ベビ</strong>　私のは、シャッフル再生で回ってきたときにうれしい曲たちを中心に選びました。普段は同じ曲をずっと聴くタイプなんですけど、そうなる基準がイントロの時点で「この曲、好きだな」って思えるかどうか。でも、イントロが好きな曲って、結局は2番とか曲終わりまでずっと「いいな」って思っちゃうから、あんまり基準の意味がないかも（笑）。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　そう言われると、たしかにイントロに迫力のある曲が多く並んでるね。</p>

<p><strong>ココ</strong>　というか、うちとベビって3曲も被ってるんだ。ギャンパレの全曲（171曲）が候補だったなかで、3曲も一緒ってなかなかすごくない？</p>

<p><strong>──そうなんですよ。実は今回、みなさんのプレイリストを生成AIに読み込ませてみたのですが、選択曲が最も被っていたペアに対するコメントがなかなか興味深く。みなさん、お手元の資料をご覧ください。</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　ほんとだ。アイナスター×ナルハワールド……。</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　「👉強い一致」だって（笑）。</p>

<p><strong>ココ</strong>　待って、「👉かなり“思想レベル”で近い」とかおもろすぎる。（絵文字のように、頭に指を強めに当てながら）</p>

<p><strong>ナス</strong>　ほんとだ。私とナル、4曲も被ってるんだ。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　そんなに一緒だったの！？</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　そうなんだよね、びっくり。</p>

<p><strong>ナス</strong>　たとえば「シグナル」だと、私の加入曲でもあり、ナルの活動復帰タイミングでのシングル表題曲だったから思い出もたくさんあって。あと「お願い」は、ナルの作詞曲。私はまだグループ加入前だったんですけど「こんなに自分のことを代弁してくれる歌があるの？」ってくらい、最初に聴いたときは本当に衝撃的で。この曲に出会えたことが、私のアイドル人生でも大きなターニングポイントのひとつになっているので、ナル自身もこの企画で選んでくれていてうれしかったです。</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　それまでの作詞曲は前向きで明るい気持ちを書いたものが多かった一方、「お願い」では暗い部分を表現するのに初挑戦して。自分としても気に入ってるし、そんな歌詞をメンバーに大好きだと言ってもらえたので、私もすごくうれしいです。</p></div>


<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150008/DSC_4939.jpg" alt="" width="1429" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-475073" /></div>


<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──そんなおふたりは、実際のところ「思想レベルで近い」のでしょうか？</strong></p>

<p><strong>ナルハ</strong>　どうだろう。プリキュアが好きなところとかは一緒かもだけど……。</p>

<p><strong>ナス</strong>　キャラクターや性格自体はそこまで似てないよね。でも、これは活動のなかで表には出さないんですけど、自分に対する不安や自信のなさをうっすらと抱えているところが、もしかすると同じなのかな。つい先日、楽屋で似たような話をしたことがあって、そこでふとわかり合える感覚になったんです。もちろん、こんな話はしょっちゅうしませんけど、「お願い」の歌詞がお互いの重なる部分をさらに見つけてくれたのかも。</p>

<p><strong>ココ</strong>　それでいうと、私は性格的にナスと近くて、言い換えればナルと正反対。でも、正反対だから逆に似てしまう部分があると思うんです。なんだろう、ほんの少しズレているんじゃなくて、180度で思いっきり違うから、むしろ繋がるところが生まれてくるというか。感覚的な話ですけど、ナスの言ってることもわかるなって気がします。</p>

<p><strong>ナス</strong>　言葉にするのが難しいよね（笑）。ココはたしかに私と似ていて、ギャンパレで唯一、ENFP（広報運動家）でMBTIが一緒なんです。「お願い」もそうだし、いまのココもまた、私の気持ちを代弁してくれちゃいました（笑）。</p>

<p><strong>──とても考察が深まりました。遊び人はすでに同じ楽しみ方をしているかもしれませんが、このプレイリストを眺めながらだと、おいしいお酒が飲めそうです。</strong></p>

<p><strong>ナルハ</strong>　あははははっ（笑）。</p>

<p><strong>ココ</strong>　たしかに。これで語るの、めっちゃ楽しそう（笑）。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150039/reDSC_4892.jpg" alt="" width="1429" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-475079" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──さて、ここまで何度か触れてきましたが、残念ながらギャンパレは2026年内をもって解散をすることが決まっています。しかしながら、解散以降にグループの作品に触れ、後追いで遊び人になる方々も少なくはないかと。</strong></p>

<p><strong>ナルハ</strong>　うんうん。</p>

<p><strong>──そこで、既存の遊び人を含め、これからをギャンパレと生きていくすべての人々のために、2027年以降に読んでもらいたいメッセージを残しておくのはどうでしょう？</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　おぉ〜！</p>

<p><strong>ココ</strong>　すごい切り口！</p>

<p><strong>ナス</strong>　新視点だ！</p>

<p><strong>ココ</strong>　じゃあ、私から。2027年以降のあなた、へ。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　お手紙形式なんだね（笑）。</p>

<p><strong>ココ</strong>　GANG PARADEに、どのような形でたどり着いたかはわかりません。ですが、こうして私たちを見つけてくださって、本当にありがとうございます。GANG PARADEは、もう解散してしまって、いるとは思うんですけど……。</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　……あぁ〜。</p>

<p><strong>ナス</strong>　悲しいね。いま、ちょー悲しくなった……。</p>

<p><strong>ベビ</strong>　ね。</p>

<p><strong>ココ</strong>　やめる？</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　やめようよ。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　なんか、ちょっと、うるっときちゃった……！（目元を手でぱたぱた仰ぎながら）</p>

<p>（しばし沈黙）</p>

<p><strong>ナス</strong>　2027年ってさ……本当にもう解散してるの？</p>

<p><strong>ベビ</strong>　解散日じゃなくて、それ以降を考えるのがめっちゃリアルだったよね。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　わかる。なんだろうね、この気持ち。</p>

<p><strong>ナス</strong>　ラストツアー『GANG PARADE SO LONG TOUR』が開幕してもなんとも思ってなかったのに、いま初めて実感が湧いたというか。リアルな想いを目の当たりにしたし、もしかしたら少し逃げてたのかも。</p>

<p><strong>ベビ</strong>　本当にみんな泣いちゃいそうじゃん。でもそっか。私たち、実は現実から目を逸らしてたんだ……。</p>

<p><strong>ココ</strong>　でも、そうですね……出会ってくれてありがとう、というか。GANG PARADEは10年間くらい活動してきて、名曲も数えきれないくらいたくさんあるし、メンバーもきっと元気にしているとは思うんですけど……人生のどんなタイミングでもいいので、私たちの音楽を聴いてもらえたら、「やっててよかった」って、本当に思えます。遊び人たちが残してくれた写真や動画もたくさんあるはずだし、いまからでも遅くないので、GANG PARADEの応援をよろしくお願いします。</p>

<p><strong>ナルハ</strong>　その通り。私たちの楽曲は消えないから。「もし、解散がもう少しだけ遅かったら……」とか、色々と考えて悔しい気持ちになることはあるけど、残るものもちゃんとあるので。これからもずっと、ギャンパレを好きでいてほしいです。</p>

<p><strong>ベビ</strong>　それこそ遊び場は写真も動画撮影もOKだから、昔のアーティストさんたちに比べて、後から楽しめる情報量もものすごく多いと思う！</p>

<p><strong>マイカ</strong>　私、あれ好きなんだよね。YouTubeのコメント欄に残ってる「2026年だけど、まだ見てる人いる？」ってやつ。この記事を読んでくれた人、ギャンパレの動画にコメントをお願いします！</p>

<p><strong>ナス</strong>　ぜひぜひ！　というか、私たちもみんなと同じように、ギャンパレで過ごした日々を回顧して、寂しい気持ちになるんですよ。これはもう絶対なるに違いないし、なんたっていま、この瞬間だって“直面なう”だし（笑）。でも、そうなった方が絶対いい。この解散は11人全員にとって人生の大きなターニングポイントになるはずで、ここまでが最高じゃないと、これから先を生きていけないと思うから。とにかく、私たちもいま同じ気持ちだよって、このインタビューを通して遊び人のみんなに伝わっていればうれしいです！</p></div>


<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/19150027/reDSC_4862.jpg" alt="" width="1429" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-475076" /></div>


<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview&Text　一条 皓太
Photo　雨宮 透貴</p></div>

<div class="information">
<h2>RELEASE INFORMATION</h2>
<h3>GANG FINALE</h3>
2026年 6月 17日（水）
品番　豪華盤　WPZL-32274~7 / 完全盤　WPCL-13744~6 /厳選盤　WPCL-13743
価格　豪華盤(3CD＋1BD)　¥16,500(tax in) /
完全盤(3CD)　¥9,900(tax in) / 厳選盤(1CD)　¥3,300(tax in)
<a href="https://GANGPARADE.lnk.to/gangfinale"  class="btn" target="_blank">楽曲配信＆商品予約リンクはこちら</a>
<div class="separator"></div>
</div>


<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/fujiko/475509/</guid>
		<title>1970年代の音響が体現する、自由への渇望 ── 映画『FUJIKO』木村太一×ポパルダウド明×佐久麻瞬太郎×ハタヤテツヤ インタビュー</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/fujiko/475509/</link>
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		<pubDate>Fri, 05 Jun 2026 03:00:02 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Misato Kasai]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>片山友希が主演を務め、MEGUMIが企画・プロデュース、木村太一が原案・監督を手がける映画『FUJIKO』。1…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1080" height="1920" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/05124659/main_fujiko.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/05124659/main_fujiko.jpg 1080w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/05124659/main_fujiko-864x1536.jpg 864w" sizes="(max-width: 1080px) 100vw, 1080px" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>片山友希が主演を務め、MEGUMIが企画・プロデュース、木村太一が原案・監督を手がける映画『<a href="https://fujiko-movie.com/" target="_blank">FUJIKO</a>』。1970年代後半から80年代前半の静岡を舞台に、シングルマザーとして生きる富士子が、時代や社会の価値観に抗いながら、自らの人生を切り拓いていく姿を描いたヒューマンドラマだ。

木村監督が自身の母の人生と向き合うことから生まれた本作において、重要な役割を果たしているのが音楽である。富士子の衝動、時代の空気、そして自由への渇望を鳴らすため、サウンドトラックにはポパルダウド明、佐久麻瞬太郎、ハタヤテツヤらが参加。セッションを通じて、70年代ロックのざらつきや生々しさを宿した音が生み出された。

実話をベースにしながらも、現代に通じるジェンダーや子育て、自由をめぐる問いを投げかける『FUJIKO』。木村監督と音楽制作に携わった3人に、映画の出発点、1970〜80年代という時代の捉え方、そして富士子という女性の人生に音楽がどのように寄り添ったのかを、実際にレコーディングが行われた都内某所スタジオで訊いた。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
木村太一×ポパルダウド明×佐久麻瞬太郎×ハタヤテツヤ</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115246/042.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-475500" />
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><h2>話し合う場が生まれることが、アートの醍醐味だと思ってる</h2></p>

<p><strong>──今回の作品は、木村監督のお母様の人生をベースにしていると伺いました。</strong>

<strong>木村太一：</strong>僕は小さい頃から、アメリカのメジャーな映画が好きだったんですよ。そういうものに近いトーンの映画をやりたいと思った時に、どんなストーリーがいいんだろうと考えて、自分の母親の話を思い出しました。結構、奇想天外な人生を送っていたので。2作目でこの題材をやることは、たとえこの先キャリアが終わったとしても、人間として意味のあることなのかなと。

富士子は母親がモデルですが、それを主演の片山さんが一回取り込んで、富士子にしていった印象が強いです。そこはコラボレーション的な感覚もありました。エピソードの6〜7割ぐらいは実話です。時系列や場所が違っていたり、ストーリーのために脚色した部分はありますが。

<strong>──時代設定は1970年代後半から80年代前半で、舞台は静岡です。監督にとって静岡はどういう場所なのでしょうか。</strong>

<strong>木村：</strong>僕は東京出身なんです。ただ、よく静岡には行っていました。劇中に出てくる蕎麦屋は実在するお店なんですよ。母や姉、僕もよく助けられた場所で。映画を撮る時に、必ずその蕎麦屋で撮りたいと話していました。

映画って、役者さんがその場所に行って、空気を吸って、見て、感じて、そこから演じることが大事なんですよね。もちろんグリーンスクリーンをバックに「ここは宇宙です」と言われても演じることはできますが、やっぱり演技のクオリティに関わってくることなので、できる限り実際の場所で撮ることは意識していました。

<strong>──衣装や美術はもちろん、劇中では静岡で実際に起きた地下街のガス爆発事故など、当時の出来事を伺わせるエピソードもあります。</strong>

<strong>木村：</strong>ちょうど高度経済成長期が終わった後の時代なんですよね。リサーチしていくと、歴史的には大きな出来事が起こった時代というより、いわば“無の時代”のように語られている。もちろん実際に生きていた人にとっては激動の時代だったと思いますし、細かく見ればいろんな出来事が起きているんですけど。フェミニズムの歴史や、ウーマンリブの時代からの流れ……静岡駅前地下街のガス爆発事故もそう。そこと物語をどうリンクさせるかは、かなり考えました。

<strong>──おっしゃるように、劇中にはウーマンリブの流れや、当時のシングルマザーの生きづらさ、家父長制的な価値観も描かれています。それは現在にもつながる問題として感じました。</strong>

<strong>木村：</strong>そうですね。もちろん僕個人の感覚ではありますけど、イギリスに住んでいたこともあって、ジェンダーに関する意識については、日本はまだ5年、10年遅れているなと感じることもあります。

たとえば託児所の問題も、当時は0歳児を預けられないという問題があった。今は制度としては改善されているかもしれないけれど、保育園が少なくて預けられないという問題がある。社会は「子どもを産め」と言うけれど、じゃあどうするの？という矛盾がある。そういう意味では、形は変わっていても、同じような問題が繰り返されているんだと思います。

ただ、僕の作風としては、あまり強く主張を押し出したり、結論づけたりするタイプではないんです。それよりも、作品が“ドア”というか、ディスカッションのきっかけになればいいと考えていて。観た人が賛成するかもしれないし、反対するかもしれない。でも、それについて話し合う場が生まれることが、アートの醍醐味だと思っています。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115250/051.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-475501" /></div>
 
<div class="text-box left fade-up">
<p><h2>画面の映像と一緒にセッションしているようだった</h2></p>

<p><strong>──その中で、音楽にはどのような役割を求めていたのでしょうか。</strong>

<strong>木村：</strong>もともと、ちゃんと生音で録りたいという話をしていました。あの時代はバンド全盛期で、楽器の音が強い時代だったと思うんです。邦画だったら歌謡曲を使うことが多いのかもしれないですけど、うちの母はそういうものを通ってきた人ではなかった。むしろ洋楽ブームの中で、海外の音楽をかっこいいものとして聴いていた時代だったんです。

当時は今ほど海外へのアクセスがなかったからこそ、日本が一生懸命に海外の音楽を取り込もうとしていた時代でもある。母も洋楽を聴いていたし、僕もそこから影響を受けています。富士子は自由を求める話なので、アメリカンドリーム的なものや、UKロックの自由さとリンクしていったんです。

<strong>──実際に音楽制作を担ったみなさんは、木村監督からどのような話を聞いていたのでしょうか。</strong>

<strong>佐久麻瞬太郎：</strong>木村太一さんとは、本作のプロデューサー・平松卓真くんと僕が『アルノナイノ』 というバンドをやっていて、そのPVを撮ってもらったつながりがありました。あと、前回の監督作『AFTERGLOWS』にも参加させてもらっていて。そういうこともあり、今回の話も始まる前の段階からいろいろ聞いていたんです。

監督のお母さんの話で、70年代の風景がある作品だと。僕らの音楽を平松くんが知っていたので、「佐久麻たちに任せたら、その年代の音楽ができるんじゃないか」という相談を受けていました。明（ポパルダウド明）とはふたつぐらいバンドをやっていますし、ハタヤさんとも一緒にバンドをやっているので、このメンバーなら作品に合う音を作れるんじゃないかと思いました。

<strong>ポパルダウド明：</strong>70年代の雰囲気を出したいという話があって、具体的な名前としてジミ・ヘンドリックスが出てきたんです。僕、好きなギタリストと言ったらジミヘン一択ぐらいだったので。好きすぎて、逆に離れようとしていたぐらいだったんですけど、今回「ジミヘンをやってほしい」と言われて、嬉しいなと。やります、という感じで乗っからせてもらいました。

<strong>木村：</strong>ジミヘンは60年代の印象が強いので時代は少しずれているんですけど、そこはまあいいかなと（笑）。明くんもすごくハマってくれたし、ドラムや機材にもこだわってくれて。途中でハタヤさんにも入ってもらったことで、音の幅が広がった感じがありました。

<strong>ハタヤテツヤ：</strong>僕は佐久麻さんから前日に電話が来ました。「明日空いてる？」って。ほとんど予備知識もないまま、「ビートルズっぽい」とだけ聞いた気がします。それぐらいしか聞いていなかったので、映画音楽にしてはすごくラフだなと思いましたね（笑）。普通、映画音楽って画に合わせてきっちり作り込むことが多いじゃないですか。でも、そうじゃないんだなと。意外だなと思いながら、何もわからないままスタジオに行きました。</p></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115347/065-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-475506" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115324/057-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-475504" /></div>
   
<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>佐久麻：</strong>最初は僕と明のふたりでレコーディングに入る予定だったんです。平松くんもベースを弾く形でいろいろやろうかという段取りはあったんですけど、いざ入ってみたら、やっぱり鍵盤の音が欲しいなと思って。僕もずっと音楽をやっているから、「これは絶対に鍵盤があった方がいい」と直感的に思ったんですよ。それで、「誰かいる？」と聞かれて、「絶対てっちゃんしかいない」と。1日目の終わりに思いついて、2日目に来てもらいました。

<strong>──いわゆる一般的な劇伴とは質感がかなり違っていて、セッションのように作っている感じがしました。実際のレコーディングは、どのような手順で進んでいったのでしょうか。</strong>

<strong>佐久麻：</strong>まず大枠として、もともと映像に入っていた音楽があって、それを参考資料として捉えました。ただ、その曲をそのままなぞるだけだと、パクってしまうことになるので（笑）、自分がその場でアコギなどを使って作曲して、それをみんなに弾いてもらう形で進めました。

正直な話、僕らはうまく演奏しようと思えばできるんですよ（笑）。でも今回は、「わざと下手にやる」ことをコンセプトにしていました。70年代のフレーバーがちゃんと出るように、ちょっと粗い感じ。昔で言うと、一発録りしました、みたいなフィーリングが出るように。それでセッション的な雰囲気が出ているのかもしれないですね。

<strong>木村：</strong>今の時代って、何でも完璧にやらなきゃいけない空気があるじゃないですか。BPMも全部ちゃんと決めて、きれいに整えて。でも今回は、1曲作るのに30分ぐらいしかないような感じで、とりあえずコードを弾いてみて、もうそれでいいからやって、みたいな作り方だった。その緩さが逆に良かったんじゃないかなと思っています。

富士子というキャラクターも、思いついた瞬間に「こうするべきだ」と動いてしまうタイプですよね。だから、頭に浮かんだものをとにかく弾いてみるというサントラ制作のあり方と、富士子の感情がつながっていた気がします。</p></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115335/059-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-475505" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115314/054-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-475503" /></div></div>
   
<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──『AFTERGLOWS』にも関わっていたトーマス・ヤードリーが、今回も参加していますね。</strong>

<strong>木村：</strong>彼は、僕のレイブ時代の友達です。とにかく天才なんですよ。めちゃくちゃなやつではあるんですけど（笑）、クリエイティブ一家で育っていて、妹もミュージシャンで、お父さんはMTV世代の編集マンで、賞をたくさん獲っているような人なんです。ヤードリー本人は無職なんですけど、音楽をめちゃくちゃ作るんですよ。

大学時代から音楽を作っていて、とにかくかっこいい。でもビジネスがまったくわからない人で、こんなにすごいのに、なんで誰もリリースしないんだろうと思っていました。自分の音楽になるとこだわりすぎて、1曲に3年かかったりするような人なんです。

<strong>──今回はどのあたりの音楽を担当しているんですか？</strong>

<strong>木村：</strong>オープニングの曲はしっかり彼に作ってもらいました。あと、3〜4曲ぐらい作ってもらっています。プロセスは人によって全然違っていて、それも面白かったですね。

<strong>──映画の前半で富士子が夜、泣きながらお父さんのギターをもらって、それをポロンと弾く時のコード感がすごく印象的でした。</strong></p>

<strong>佐久麻：</strong>あれは、富士子の父役のうじきつよしさんが考えたコード進行ですね。うじきさんが「この雰囲気だったらこれじゃない？」と考えて、片山さんに弾いてもらったんだと思います。あのシーン、僕もすごく好きですね。

<strong>──佐久麻さんが作曲していた曲は、その場で用意していたんですか。</strong>

<strong>佐久麻：</strong>全部その場ですね。長さも、普通の曲のように小節数で決められないじゃないですか。映像が1分31秒なら、そこまでで収めてください、ということになる。だから「あと2回しですね」とか、「ここに1小節だけ足しましょう」とか、そんな感じでした。

<strong>──曲によっては、映像を見ながらセッションしたものもあったのでしょうか。</strong>

<strong>ポパルダウド：</strong>ありました。ギターだけになる曲とかは、ずっと映像を見ながら弾いていましたね。監督が「ちょっと違います」とか「これはこれです」と言いながら進めていく感じでした。たとえば光が差すところで、音的にも光が差すようにする。画面の映像と一緒にセッションしているような曲もありました。

<strong>ハタヤ：</strong>あまり経験のない形だったからこそ、楽しくやれたところはありますね。ああでもない、こうでもないと言いながら、みんなで作っていく感じで。

<strong>佐久麻：</strong>あと、スタジオのサウンドがめちゃくちゃよかったですよね。完成したものを観た時に、音がちゃんと狙った通りになっているなと感じました。</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115229/022-1-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-475498" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115242/023-1-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-475499" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115204/013-1.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-475496" /></div>

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<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/02115216/015-1-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-475497" /></div>

<div class="text-box left fade-up">   
<p><strong>ポパルダウド：</strong>僕がその少し前にソロアルバムをここで録っていたんです。その流れもあって、今回も使わせてもらいました。

<strong>佐久麻：</strong>エンジニアの方は、質感へのこだわりがすごくある人なんです。スタジオによっては、大物の機材にこだわっているところもありますけど、一緒に遊びながら作ってくれる方なので、その点でもすごくいい雰囲気でできました。</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><h2>普段こういう映画を観ない人にとっても入口になるように</p></h2>

<p><strong>──完成した映画を観て、自分たちの音楽が映像や芝居と合わさった時、どのように感じましたか？</strong>

<p><strong>佐久麻：</strong>これだけ音楽をフィーチャーしてくれている映画なんだ、ということに感動しました。映画館で観た時に、セリフより音楽は小さくなりがちだと思うんですけど、この映画では音がちゃんと前に出てくる場面がたくさんあった。やってよかったなと思いました。音の生々しさが伝わってくるし、それが片山さんの芝居や富士子の感情とリンクして、笑えたり、悲しくなったり、ちゃんと心情の変化と音楽がつながっているように感じました。

<strong>ポパルダウド：</strong>僕も、自分の弾いている音を映画館で聴くのは初めての体験だったので、すごく嬉しかったです。音楽が映画を引っ張っていくように見えるシーンもありました。あと、かなり前の段階から何度か映像を見ていたので、微調整で印象が変わっていくのも面白かったです。1秒、2秒切るだけで、ラストの見え方や音楽とのリンクが全然変わる。映画って面白いなと改めて思いました。

<strong>木村：</strong>僕は日本映画を観て育ってきたわけではないので、なんで日本映画ってこんなに音楽が少ないんだろうと思うんです。日本人だって、音楽がある映画が嫌いなわけじゃないじゃないですか。『パルプ・フィクション』も好きだし、『ベイビー・ドライバー』も好きだし、『スター・ウォーズ』だって、よく見るとほとんどずっと音楽が流れている。

だから、自分としては普通のことをやっただけなんです。でも邦画でそれをやる人が少ないから、いい違和感として受け取られているのかなと思います。僕にとって、音楽はそれぐらい大事なんです。最初の映画を作った時に、「ミュージックビデオの監督だから」と言われたことがあって。だったら映画の中でミュージックビデオをやってやろう、くらいに振り切った。そういうロック的な反骨心は、自分の作風の中にあった気がします。

<strong>──この映画を通じて、観客にどんなことを受け取ってもらいたいですか？</strong>

<strong>木村：</strong>まず、女性を応援する映画であることは大前提です。ただ、実は作っている時に意識していたのは男性なんです。富士子は当時、“シングルマザー”という社会的に少数派の立場に置かれていた人物なので、そうしたマイノリティー性を描いた話であり、マジョリティに理解してもらえない話でもある。だからこそ、マジョリティ側にも届くものにしなければいけないと思っていました。

女性が置かれている状況の大変さを理解していない男性がいたとして、その人たちが『FUJIKO』を観て「この映画、面白いな」と思ってくれたら、少し社会が変わるかもしれない。だから音楽をかっこよくしたり、アニメーションを入れたり、普段こういう映画を観ない人にとっても入口になるような要素は意識していました。

もうひとつは、富士子という人物には、明確な大きな目標があるわけではないということです。もちろん子育てという目標はあります。でも、ボクシングのチャンピオンになるとか、地球を救うとか、そういうわかりやすい目的がある主人公ではない。漠然と自由をつかみたいと思っている人なんです。

<strong>──そこが、ある意味ではとても現実的ですよね。</strong>

<p><strong>木村：</strong>そうですね。僕は12歳でイギリスに行って、10歳ぐらいから映画監督になりたいと思っていたので、最初から目標があった人間なんです。だから、夢がない人の感覚がわからなかった。でも母と話した時に、「普通の人は、それを探すのが人生なんだ」と言われたんです。何かをやりたいということは、そんなに早く見つかるものではない。目の前にあることを一生懸命コツコツ頑張っていくことで、道が開けるんだと。

それは素晴らしい考えだと思いました。富士子も、目の前で起きることにとにかく一生懸命向き合っていく。そうやって生きた結果、最後に自分で選択する権利を手にする。だから、何か無駄なことをやっているんじゃないかと思っている人がいたら、この映画を観て、そんなことはない、全部つながっているんだと感じてもらえたら嬉しいです。</p></div>

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<div class="text-box right fade-up">
<p class="txtcredit">Interview&Text：Takanori Kuroda <br>
Photo：Hinata Ishihara</p>
</div>



<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/03151323/fujiko.jpg" alt="" width="566" height="800" class="alignnone size-full wp-image-475546" />
<strong>FUJIKO</strong>
2026年6月5日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
&nbsp;
原案・監督：木村太一
脚本：我人祥太、國吉咲貴
企画・プロデュース：MEGUMI
出演：片山友希
渡辺友那 寺田楓 諏訪珠理 橋本淳 MEGUMI
馬場園梓 瀬戸さおり ミズモトカナコ 成松修 関口アナン
YOU リリー・フランキー うじきつよし 竹下景子
イッセー尾形 岸本加世子 
&nbsp;
© 2026 FUJIKO Film Partners

<a href="https://fujiko-movie.com/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式HP</a>
<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/interview-greenroom-festival/474840/</guid>
		<title>INTERVIEW： 釜萢直起〈GREENROOM〉はなぜ「都市型フェスの理想形」になったのか？  〜20年の進化とこれから〜</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/interview-greenroom-festival/474840/</link>
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		<pubDate>Wed, 13 May 2026 02:59:52 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>開催20周年を迎えた都市型フェス＜GREENROOM FESTIVAL＞。オーガナイザー釜萢直起が、JON BATISTEら豪華ラインナップの裏側と、横浜で目指すフェスの未来を語る。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="961" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12140956/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8285-1-1920x1281.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12140956/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8285-1-1920x1281.webp 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12140956/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8285-1-1536x1025.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12140956/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8285-1.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>音楽フェスが全国各地にあふれ、規模や話題性だけでは差別化が難しくなった現在においても、独自の存在感を放ち続けているのが横浜・赤レンガ倉庫で開催される〈GREENROOM FESTIVAL〉以下、GREENROOM）。“Save The Beach, Save The Ocean”をテーマに掲げ、音楽とアートを軸にしたカルチャーフェスを20年以上にわたって続け、「都市型フェスの理想形」とも言える立ち位置を築いてきた。その背景には明確なコンセプトと、時代に合わせて進化を続けてきた柔軟なスタンスがある。本企画では同フェスのオーガナイザーである釜萢直起氏へのインタビューから、〈GREENROOM〉が支持されている理由と、都市型フェスが持つ思想や在り方をひも解いていく。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h2>Interview：釜萢直起</h2></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12141001/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8513-1-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474863" /><figcaption>Photo：Shunichi Oda</figcaption></figure></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>フェスの原点はアメリカ・ラグナビーチ
雪の2月に開催された伝説の第１回目</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──釜萢さんは地元が町田で、原体験としては中高でサーフィンやスケボーに夢中になり、大学時代にはサーフィン目的でシドニーに留学。フェスに関しては、〈MOONSHINE FESTIVAL〉（アメリカ・ラグナビーチ）に影響を受けて〈GREENROOM〉を始めた、と過去のインタビュー記事で仰っていました。</strong>

〈MOONSHINE FESTIVAL〉に行ったのは2004年。『The Surf Gallery』のWill Pennartz（ウィル・ペナーツ）や、『The Moonshine Conspiracy』というクリエイティブ集団のChris Malloy（クリス・マロイ）などがオーガナイザーで、アーティストだけではなくフィルマー、ペインター、ギャラリーのオーナー、ミュージシャンのマネージャーなど多様な人とカルチャーが混ざり合う現場に影響を受けました。〈MOONSHINE FESTIVAL〉を見て帰国したのが2004年の9月。そこからすぐに準備を始めて、2005年の2月に第1回目の〈GREENROOM〉を開催しました。

<strong>──サラッと語っていますが、帰国から開催までの期間がかなり短いですよね。</strong>

そのときは火がついていたので。〈MOONSHINE FESTIVAL〉のオーガナイザーに「このフェスを日本でもやれないか」という話はしていて、初めは〈MOONSHINE FESTIVAL JAPAN〉のような形をイメージしていました。ただし資金難でフェス自体がなくなってしまって、途中からは「自分たちでやろう」という方向にシフトして、オリジナルの名前で開催することになりました。なので〈GREENROOM〉は〈MOONSHINE FESTIVAL〉の意思を引き継ぐフェスです。

<strong>──〈GREENROOM〉開催に至るまで、特にどのような点で苦労しましたか？</strong>

フェスを開催する前、GREENROOMという会社はブランドのブランディングや編集プロダクションがメインの事業で、自分としても以前は『warp MAGAZINE』という雑誌で働いていて音楽やライブは近いものでしたが、音楽イベントを開催したことは1度もありませんでした。

〈GREENROOM〉の制作を受けてもらうためにいろいろな会社にお願いしましたが、こちらはフェス界隈ではまったく無名でしたし、素人が来たみたいな感じでどこもダメでしたね。なので自分たちでなんとか作っていって、第1回目の〈GREENROOM〉を開催しました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12111645/GRF05.webp" alt="" width="728" height="1024" class="alignnone size-full wp-image-474843" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──第1回目の〈GREENROOM〉で特に印象的なエピソードを教えてください。</strong>

いま振り返ってもなぜと思いますが開催は2月。雪が降る中で100名ぐらいが並んでくれたのは印象的でしたし、すごく感動しました。初回はTommy Guerrero（トミー・ゲレロ）やRay Barbee（レイ・バービー）など海外のアーティストと、日本のバンドが半々くらい。当時は海外アーティストを招聘する難しさも素人すぎてわかっていなかったけれど、出版やブランドの事業でサーフィンやスケートボード界隈の繋がりはあったので、とにかくパッションでオファーしました。

<strong>──今回は〈GREENROOM〉の現在のお話をメインにお聞きしたいので少し駆け足になりますが、そこから5年・10年・15年とフェスを続けていく中で感じた変化は？</strong>

まず開催場所が、大さん橋から赤レンガに移ったのが大きな変化ではありましたね（2010年〜）。あとはブッキングを含めお客さまに喜んでもらうクオリティを上げることに邁進してきた20年ではありますが、フェスはプロモーターがブッキングを担当しているのが多い中、自分たちはインディペンデントなやり方だったので、最初はなかなか苦戦しました。

それでも10年目ぐらいから流れが変わって、海外の旬なアーティストを呼べるようになったり、ペインターやアーティストたちが作品を出してくれるようになったりして。あと赤レンガに移ったことでマーケットも拡大していきました。〈GREENROOM〉は無料エリアにもライブステージがあって、DJがいて、いろいろなブランドの出店がある。フェス自体が“ひとつの街”のようになってコミュニティが強くなり、そのお祭りとして毎年遊びに来てくれるようになりました。

〈GREENROOM〉は“Save The Beach, Save The Ocean”をテーマとして掲げていますが、やっぱり海はオープンなものなので、フェスとしてオープンサイドにいることを大事にしてきましたし、そのテーマが「無料エリアの充実」という方向に繋がっていったと思います。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12140958/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8467-1-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474862" /><figcaption>Photo：Shunichi Oda</figcaption>
</figure></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>歴史的価値がある場所でフェスを表現
進化の先に迎えた20周年</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──〈GREENROOM〉を続けて、横浜という街の見え方は変わりましたか？</strong>

そうですね。〈GREENROOM〉を開催するエリアって赤レンガ倉庫のほかにも、少し足を伸ばせば野毛や中華街、みなとみらいなど魅力的なスポットがたくさんあります。海沿いなので景色も朝昼夜といろいろな顔を見せてくれるので、横浜はずっと変わらず好きですね。あと赤レンガ倉庫という歴史的価値がある場所でフェスを表現できていることに意味があると思うので、場所の持つパワーはすごく重要ですし、〈GREENROOM〉を通じて横浜の魅力も伝えていきたいです。

<strong>──年々、会場に遊びに来る人の層も多様化している印象を受けます。</strong>

初めは男性ばかりのイベントで、コンテンツもマニアックなものが多かった。ただ海のカルチャーをより多くの人に知ってほしい気持ちがベースにあるので、それを広げるためにどうやったら知らない人たちに届けられるのかを考えていった結果、いまの形になっていきました。

マーケットもサーフブランドだけではなく、いろいろなジャンルのセレクトショップが入ってきてくれたことで広がっていきましたし、アーティストがアーティストを呼んでくれたり、コラボしてくれたり、自発的にどんどん発生してきたことも大きい。そういうのはこちらとしてもうれしいですし、〈GREENROOM〉は関わる人たちみんなで作ってきた感はありますね。

<strong>──〈GREENROOM〉は数ある都市型フェスの中でも、圧倒的に行きやすいし、参加しやすい。横浜散策と合わせてフェスに遊びに行くこともできますし、なんならフェスの途中でちょっと街に繰り出してもいい。参加するハードルの低さが魅力でもあると思います。</strong>

例えばサーファーは海も街も近い感覚でONとOFFを楽しんでいて、マリブとハリウッドや、留学していたシドニーもボンダイやマンリービーチからタウンも近くて、そのまま夜はみんな繰り出すのが普通だと思っているので。エシカルなイベントにしていく方向性ではもともとないですし、自然を大事にするというメインコンセプトは重要ですが、カルチャーとしてはそこだけではない。自然と遊び、その両方の面白さをフェスの中に入れて作ってきたという感じですね。

逆にその方が伝わりやすいと思いますし、アカデミックに海のことを言い続けてもなかなか伝わらない。去年の20周年のときに、Jacob Collier（ジェイコブ・コリアー）が素晴らしいライブで自然の良さを伝えてくれたりもするし、いろいろなクリエイターやアーティストが海にインスパイアされた作品を残してくれるので、それをちゃんとエンタテインメントとして伝えていきたいと思います。

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<strong>──昨年の開催が終わったあとに、釜萢さんはインスタグラムで「Jacob Collierの自由な素晴らしいライブ、本当に感動した、あらためて俺自身、みんなに届けたいことがクリアに再確認できたと思う」と綴っていたのですが、いま仰っていたような部分ですか？</strong>

そうですね。Jacob Collierのライブはみんなで合唱するのも含めて一体感が素晴らしかったですし、なんで自分はフェスを作っているのかという点も含めて、Jacobにわからされたというか。生の体験の重要さを再確認できたことで、改めてフェスを作り続けたいと思いました。

<strong>──釜萢さんは20年以上、フェスを毎年開催するライフスタイルを送っていますが、その年のフェスが終わったあとは少しだけでもクールダウンする期間を設けていますか？</strong>

やっぱり少し間を空けないと頭がこんがらがってしまうので、断つというとあれですけど、離れる時間も必要ですね。でもフェスベースでやっぱり日々が動いていきますし、その年の開催が終わると、すぐに次の年のブッキングが海外勢は始まっていくので。あといまはアジアのフェスと連携して、アーティストもアジアツアーのような感じで動いていくことが増えましたね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12141003/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8620-1-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474864" /><figcaption>Photo：Shunichi Oda</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──21年目という新たな始まりとして、今年の開催に向けて思うことは？</strong>

うちはもともと会社ができたのが先で、そのあとに社名を付けたフェスを立ち上げたので、そういう意味ではみんなにとっても僕にとっても特別なものというか、まさに社運を賭けているような感覚ではありますね。フェスがなくなるときは、会社ごとなくなるときなので。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12111639/cf038bc952941be5fcc5628cdb9419a0.webp" alt="" width="1620" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-474841" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今年のラインナップの中で、特に注目してほしいアーティストは？</strong>

今年はJON BATISTE（ジョン・バティステ）をベースに進んできました。コロナのときにNetflixで彼のドキュメンタリーを見てからずっと呼びたいと思っていて。去年のJacob Collierは“音楽の神の子”だとすれば、BATISTEは“音楽の神”そのもの。僕の中ではすべてがナンバーワンですね。

その前に出演するJANELLE MONÁE（ジャネール・モネイ）は、2月にキャンセルを発表したEzra Collective（エズラ・コレクティブ）に変わって急遽出演を決めてくれて。助けてもらったことも含めて思い入れは強いです。あとはロンドンを拠点に活動するEmma-Jean Thackray（エマ＝ジーン・サックレイ）もカッコイイので楽しみにしていてください。

邦楽ではGEZANがRED BRICKステージに出るのが〈GREENROOM〉らしいですし、GADOROのような新しいアーティストも楽しみ。それとTribe Sampler Collective – Nujabes Tribute Set –は鎌倉にスタジオがあって自分も鎌倉に住んでいますし、海岸で聴く彼らのサウンドは合うでしょうね。KREVA、Dragon Ash、スカパラといった定番のメンツも出てくれますし。

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<strong>──アートに関しても、今年の注目のポイントを教えてください。</strong>

個人的に今年はSTACY PERALTA（ステイシー・ペラルタ）。やっぱり『DOGTOWN』や『POWELL』の映画なども含めてずっとインスパイアを受けてきたので、彼の作品が来るのはうれしいですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>アクセルを踏み続けるオーガナイザーの境地
GREENROOM FESTIVALのこれから</h3></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12140950/Qetic_GREENROOM-FESTIVAL-8265-1-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474860" /><figcaption>Photo：Shunichi Oda</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──20年以上にわたって続けてきた結果、〈GREENROOM〉は街の風物詩になっていますし、会場から漏れる音を聴く人々も、ある意味で風景として定着しているというか。</strong>

めちゃくちゃいますね。でも来年、チケットを買ってくれるかもしれないですし、昔からそういうこともポジティブに捉えてきたので。チケットを買って入ってくれれば最高のライブを観られますが、まずは無料エリアのマーケットなどを目当てにでも遊びに来てほしいです。

<strong>──ちなみに近年の日本のフェスシーンに対して、思うことはありますか？</strong>

いまって日本にも500個ぐらいのフェスはあると言われている時代なので、逆に独自路線を生み出すのが難しくなっているとは思います。その点、〈GREENROOM〉は有料・無料エリアがあるカルチャーフェスという形でずっと20年やってきました。あとフェスはこれからも増え続けていくと思いますが、洋楽と邦楽の両方を楽しめるフェスという意味では日本はそれほどまだ増えていないので、そのスタンスはこれからも変えずにやっていきたいという感じですね。

<strong>──釜萢さんは今後、〈GREENROOM〉をどのようにしていきたいですか？ 過去のインタビューでは、「エリアをもっと広げていきたい」というようなことを仰っていました。</strong>

やっぱり〈GREENROOM〉は大さん橋で始まったフェスなので、次の周年とかには赤レンガと大さん橋をくっつけたいなと。大さん橋と赤レンガの間には象の鼻パークや広場などもあるので、そういった場所も使いながらいろいろなコンテンツをやっていきたいなとは考えています。あとは横浜みたいな街がほかの地方にあれば、そういうところでも開催してみたいですね。

<strong>──釜萢さんにとってフェスは、もはや切っても切り離せないものだと思います。</strong>

いまは主催のフェスと受託のフェスがあるので、そういう意味では1年中、フェスを作っています。自分は場づくりが好きですし、空間も好きなので、みんなが楽しめる場所を作りたい。それが数日で終わる儚さも含めて、自分はそういうのが性に合っているのだなと思います。

<strong>──フェスのオーガナイザーの方にインタビューさせていただくときは、ベタなのですが毎回、最後にこの質問を聞いているのでお願いします。あなたにとってフェスとは？</strong>

ちょうど昨日、クリエイティブマンの清水（直樹）さん（〈SUMMER SONIC〉のオーガナイザー）とJ-WAVEの『YOU ONLY LIVE SONIC』で対談したのですが、話していて自分もそうだと思ったのは、やっぱりどこか“ネジが外れている”。フェスはハイリスクなエンタテインメントであり、前を見ることや上を見ることを続けないといけなくて、守りに入ってしまうと停滞していずれはなくなる。

その意味で〈GREENROOM〉は20年間ずっと、ブッキングもコンテンツもアクセルを踏み続けてきましたし、それがオーガナイザーとしての境地なのかなと。それはフジロックの生みの親である日高（正博）さんも、先ほど名前を挙げた清水さんもそう。コーチュラだってずっと踏み続けているし、一方でアーティストはコーチュラのステージで最高のものを揃えてくる。

そういう意味で踏み続けることが重要。先のことはわからないですが、呼べていないアーティストはたくさんいるので、〈GREENROOM〉はまだまだ先があるのかなと思います。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p class="txtcredit">Interview & text by <a href="https://www.instagram.com/rascaaaaal/" target="_blank" style="font-size: 1em;"><u>Rascal</u></a>&nbsp;<a href="https://www.instagram.com/nanoworks_shonan/" target="_blank" style="font-size: 1em;"><u>（NaNo.works）</u></a>
Photo by <a href="https://www.instagram.com/odaoda_photo/" target="_blank" style="font-size: 1em;"><u>Shunichi Oda</u></a></p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<h3 class="profile-title">GREENROOM FESTIVALʼ26</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12111643/614557c15eb81f441804405320efde58.webp" alt="" width="1080" height="1350" class="alignnone size-full wp-image-474842" />
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/05/12113745/image4.webp" alt="" width="800" height="1000" class="alignnone size-full wp-image-474849" />

<table>
<tr>
<th><strong>日程</strong></th>
<td>2026年 5月23 (土)・24日 (日)</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>時間</strong></th>
<td>Open: 11:00／Start: 12:00／Close: 21:00</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>会場</strong></th>
<td>横浜赤レンガ倉庫</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>主催・企画・制作　</strong></th>
<td>グリーンルームフェスティバル実行委員会</td>
</tr>
</table>

<a href="https://greenroom.jp/"  class="btn" target="_blank" alt="Link">公式サイト</a><a href="https://www.instagram.com/greenroomfestival/"  class="btn" target="_blank" alt="Link">Instagram</a><a href="https://x.com/GreenroomFes"  class="btn" target="_blank" alt="Link">X</a><a href="https://www.tiktok.com/@greenroomfestival"  class="btn" target="_blank" alt="Link">TikTok</a>
</div>
<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/music/momo-blue-dream/474457/</guid>
		<title>言葉にできない&#8221;音楽そのもの”を信じて――MoMoが『BLUE DREAM』で踏み出す新章</title>
		<link>https://qetic.jp/music/momo-blue-dream/474457/</link>
		<comments>https://qetic.jp/music/momo-blue-dream/474457/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 01 May 2026 10:00:56 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Meri Akiyama]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=474457</guid>
<![CDATA[<summary><p>MoMoの1stアルバム『BLUE DREAM』には、晴れ渡った大空のような解放感と、コンクリートジャングルで…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="955" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/04/22152520/TARfilm-102-1-1920x1273.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/04/22152520/TARfilm-102-1-1920x1273.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/04/22152520/TARfilm-102-1-1536x1018.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/04/22152520/TARfilm-102-1-2048x1358.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up">

MoMoの1stアルバム『BLUE DREAM』には、晴れ渡った大空のような解放感と、コンクリートジャングルで生きる現実の手触りが同時に息づく。

バークリーで音楽を学び、海外の空気と日本のシーンを往復しながら、自分だけの表現を磨いてきたMoMo。今の彼女がたどり着いた表現の現在地が、このアルバムにははっきりと刻まれている。LAで吸収したトップレベルの制作環境、コラボレーションから得た発見、そしてリスナーにまっすぐ届けるための表現や手応えまで。R&Bという深いルーツを持つ音楽を、自分の言葉でどう鳴らすのか。その思考と感覚をたどっていく。

1stアルバムという節目に立ちながらも、その眼差しは過去の総括ではなく、この先へと続く新たなスタートをしっかり見据えていた。

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
MoMo</h2>

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<h2 class="fade-up">LAで触れた”一音”への執念と、制作の流儀</h2>

<p><strong>──1stアルバムがまもなくリリースということで、まず最初にここ最近の心境だったり、今のムードを教えていただけますか</strong></p>

やっぱりアルバムが完成したので、クリアというかすっきりしたムードです。ただ今回、LAのスタジオで一緒に制作したプロデューサーだったり、ソングライターの人たちの、一音にかける執念や、制作のスピード感を間近で見てて、”この世界のトップクラスの当たり前”みたいなのをすごい吸収してきて、次どういう作品を作ろうかみたいなところも考えてたりします。

<p><strong>──そのLAで感じた”一音に対する執念”って、具体的にはどんなところに表れていたんですか？</strong></p>

メロディーにある若干の半音のずれとかだったりとかです。向こうのプロデューサーさんは「これの方がフローがいいよね」とか、歌詞っていうよりも、このリズムがどういうふうにフローしていくかっていうところにすごい重きを置いていた気がします。

<p><strong>──そのために歌詞自体を変えることもありますか？</strong></p>

歌詞を変えることもあります。言葉尻がちょっと余ってるとハマらないんですよね。特に速い曲とかだと。「この歌詞、いいけど変えたくない」っていうときもあるんですけど、結局はその流れを一番重要視してるかなっていうところは感じました。あとは今回、コライトで一緒に入ってくれる海外の人がすごく導いてくれました。英語が第二外国語の自分にとっては、そのネイティブが入ってくれることで、自分の絵が実際に曲に表れる感じがあって。そこはすごく大きかったです。

<p><strong>──そうすると、いろんな共同制作があったことで、ご自身の中でもかなりスキルが上がった感覚がありますか？</strong></p>

ありますね。あっちの人たちは曲を書く速度が本当に早くて。一曲を2時間で仕上げたりとか。その中で”いかにフローを崩さずにセッションするか”っていうのは、すごくプレッシャーも感じましたけど、修行の部分でもありましたね。

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/04/22163733/TARU2321-_2-scaled.jpeg" alt="" width="2560" height="1858" class="alignnone size-full wp-image-474497" />

<p><strong>──その流れで、今回の1stアルバムの制作中で、MoMoさん自身の中で何が変わったのかを聞かせてください。以前のインタビューで「今はジャンルやカテゴリーを強く意識するというより自由な気持ちで作っている」とおっしゃってましたが、そうした自由さって、今回の1stアルバムではどう表れていますか？</strong></p>

一言で言うと、「自分はこうあるべきだ」みたいなリミッターを外したことかなって思ってます。バークリー音楽大学で習ったこととか、テクニカルなこととかは一回外して「今の自分が感じて心地いいものを作ろう」っていうことを意識してました。

<p><strong>──リミッターを外したというと？</strong></p>

今までは「これってお客さんに受けるかな、受けないかな」みたいな基準で考えてたんですけど、LAでは”自分の自由の中でどういうふうにいい作品が作れるか”っていうところに、みんながすごい向き合ってて。そこにかなり影響されましたね。

<p><strong>──そんな影響の中で改めて「音楽って面白い」と思った瞬間はありましたか？</strong></p>

ありましたね。一緒にスタジオに入るミュージシャンも、バイブスが合う人が多くて、音楽を通じてコネクションがすごく深くなるっていうのは面白いなって思いました。セッション後も未だに連絡取ってますし、一回しか会ったことないのに、また次につながっていくっていうか。良いケミストリーを感じました。

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<h2 class="fade-up">固定観念を外して、自分の言葉で歌うまで</h2>

<p><strong>──今回の制作期間は、単にアルバムを作ったというだけじゃなく、音楽との向き合い方自体が少し変わった時間でもあったのかなと思います。過去作のときと比べて、ご自身の中で変わったところはありますか？</strong></p>

「固定観念に囚われないで、そのときの心情で書く」みたいなほうに、シフトしていったかもしれないです。以前はそう考えていても、やっぱり気にしてたところがあったんですけど、今回は結構弾けたというか。固定観念がなくなっていった感覚ですね。

<p><strong>──その固定観念がなくなっていく感じ”という意味では、誰かと作ることもかなり大きかったのかなと感じました。今作では笠原瑠斗さんだったり、reinaさんやZINさんとコラボしてますよね。誰かと作りあげることは、1人で表現することとはどんな意識の違いがありましたか？</strong></p>

「自分が元々書いてるストーリーラインか、あんまり外れないように書いてくださいね」とは伝えてて。ただあまり縛りを設けたくはなかったので、自由度は保ちながらも、決まっているストーリーラインをどうキャッチボールして曲にしていくかは、すごく大切にしていました。相手の才能を潰さないように、みたいな。そこは結構難しいところでもあったけど、楽しかったです。

<p><strong>──1人で書いたときより大きいものが返ってきた感覚もありましたか？</strong></p>

そうですね。自分の中にはない感覚や、自分の引き出しにはない言葉に触れられたのは大きかったですね。「その表現、面白いな」と思うことも多くて、新しい発見という意味でも学ぶところがすごくありました。

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<p><strong>──その話の延長で伺いたいのですが、以前のインタビューで「日本にいる以上、どこかでJ-POPを意識してしまっていた」というお話もありました。R&BやNeo-Soulのような欧米で生まれたジャンルに日本語でアプローチすることに、難しさを感じることはありましたか？</strong></p>

日本語は語尾が多かったり、言葉がどうしても長くなっちゃうので、それをメロディにはめ込むのが難しかったんです。でも今回は英語と日本語をミックスして作ってるので、そこはあんまり考えすぎず、自分のやりたいように表現していったっていうのはありますね。他のコラボレーターの方が一緒に入ることで、自然に自分の言葉で日本語を書いたみたいな感じですね。

<p><strong>──固定観念にとらわれなくなったことで、変化していった感覚ですね。</strong></p>

ありのままの自分でいていいんだと思いましたし、そのとき、その場所で「私はこの言葉を言いたい」と日本語で自然に思えたんです。だから、そこを無理に”絶対に英語じゃなきゃいけない”と縛る必要はないなとも感じました。やっぱり自分は日本人ですし、リスナーの方にも自分の音楽が持つ意味をちゃんと受け取ってほしいと思って、そういう要素も取り入れました。

<p><strong>──その変化って、手応えとしても返ってきていますか？</strong></p>

感じますね。コラボしてて、自分の歌詞を見てくれて「あ、これわかる」とか言ってくれたときに、人に共感してもらえる歌詞をちゃんと書けてるなって感じました。

<p><strong>──今回『BLUE DREAM』に寄せていた「言葉の壁を越えて音楽そのもので聴いてほしい」というコメントもすごく印象的でした。MoMoさんにとって、その”音楽そのもの”ってどういう感覚なんでしょう。</strong></p>

音楽そのものは、言葉とか理屈で表せないものですね。自分のエネルギーだったり、バイブスそのものだなと思います。考えるものっていうよりも「そのときの自分がどういう心情でいるか」っていうふうに感じてます。

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<h2 class="fade-up">自分の物語を音楽に託すということ</h2>

<p><strong>──日本にも素晴らしいR&BやNeo-Soulのアーティストはたくさんいて、ライブシーンも豊かで、日々「いいな」と思う音楽に出会える。でもその一方で、ヒップホップやJ-POPのようにメインストリームのど真ん中には、まだ出てきづらいジャンルでもあると感じています。そんな中で、MoMoさんは今、日本のシーンでR&BやNeo-Soulを表現することに、どんな意味を感じていますか？</strong></p>

確かにR&Bとかって流行りづらいというか、やっぱりポップスが一番になって、その後にロックとかもありますよね。でもその流行りに左右されない、エバーグリーンな価値があるなっていうふうに自分は感じてますね。R&Bはソウルをはじめとする深いルーツの上に成り立っていて、長い歴史の中で育まれてきた音楽でもあると思っています。心の叫びのようなものを宿した音楽でもあるからこそ、流行に左右されないことも大事にしています。

<p><strong>──そこから作品の中身の話に入っていきたいんですが、今回のアルバムって、ここまで伺ってきた"自由になれたこと"とか、"固定観念がなくなったこと"とか、そういうものが具体的に音楽に表れている印象でした。その象徴のひとつが、やっぱりタイトル曲でもある「BLUE DREAM」なのかなと思っていて。タイトルを決めた理由と、この曲自体のエピソードを聞かせてもらえますか？</strong></p>

今回この 「BLUE DREAM」って名前にしようと思ったのが、LAに行ったときの突き抜けるような大きい海と空と、東京に帰ってきたときのコンクリートジャングルの対比です。東京出身ってこともあって、この色の差をすごく感じて、ブルーっていう言葉は絶対入れたいなって思いました。ドリームっていうのも、LAで感じた非現実感からです。普段Ye（カニエ・ウェスト）とやってるような人たちがいたり、ご飯を食べてたらアーノルド・シュワルツネッガーさんが来たりとか。そういうのをすごい感じて、このタイトルにしました。

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<p><strong>──曲自体にも、かなり個人的な感情が入っていますよね。</strong></p>

これは当時付き合っていた彼と別れて、そのときに何を書こうかみたいな始まりでした。「今、何を私は思ってる？ 確かに毎日眠れないし」みたいな、そういう別れた後のジャーナルみたいなものの中から、言葉をピックアップしたっていうのはすごく大きかったです。でもこの曲って1人で歌ってもただの日記みたいになっちゃうから「どうせならもう1人、女性シンガー入れてやりたい」ってずっと相談してたんです。それで話し合ってreinaさんに決めました。reinaさん、すごいソフトに歌うじゃないですか。私と本当に対照的で、逆に一緒に歌ったら面白いんじゃないかって。

<p><strong>──reinaさんが参加することで、バランスが生まれた感覚があったんですね。</strong></p>

そうですね。年齢も離れているしたまたまなんですけど、出会いに運命を感じた部分もありました。

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<p><strong>──なるほど。笠原さんとの曲も気になります。</strong></p>

笠原さんとの曲はあらかじめ、「こういうストーリーに基づいて男女が会話してるような感じで書いて」っていうのがあって、彼が持ってきた歌詞をベースに、一緒にスタジオに入って微調整しました。ZINくんとの曲もそうですけど、男女が喋ってる感じが好きなんですよね。笠原さんの声もすごいディープで、ちょっとかすれてて。

<p><strong>──今回のアルバムって、かなりダイレクトな表現も多いですよね。自分の中で思っていたことを、以前よりも自然に出せたというお話もありましたけど、その感覚に近い曲でもあるんでしょうか？</strong></p>

そうですね。たまに、その場の空気で言葉を入れてしまったりとかもあるので、”このラインに深い意味はない”っていうときもあるんですけど、普段からメモしている言葉のストックから拾うことも多いです。「届きそうで届かない、消えそうで消えない」とかもノートから拾いましたね。

<p><strong>──「MY FATE」ってタイトルも象徴的ですよね。</strong></p>

実は最初は曲名が「SHOW YOU」だったんです。ただ笠原さんが北海道からレコーディングに来る日に大雪が降ってしまって。ほとんど欠航の中で彼の便は奇跡的に飛んで、これはもう運命だなって、それで 「MY FATE」にしました（笑）。

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<p><strong>──（笑）。かなりリアルな体験が、そのまま楽曲に反映されていくんですね。</strong></p>

だから作り終わった後は記憶喪失みたいな。「どうやって書いたんだろう」みたいな感じでした。

<p><strong>──相当エネルギーが必要な作業だったんだろうなと感じます。</strong></p>

うん、そうですね。1回ちょっとガーッとみたいなのはありましたし、今はかなり完全燃焼に近いです。

<p><strong>──少しキャリア全体の話にも戻りたいんですが、バークリーで学んで、海外の制作環境にも触れながら、日本で活動してきた中で、今振り返って「遠回りじゃなかったな」と思える経験ってありますか？</strong></p>

アメリカに行って、音楽大学に行って、いろんな音楽の基礎を学んだことですね。最初これって自分にいるのかなとか思ってたんですけど、そこで学んだことって、やっぱこっちに帰ってきて絶対できなかったことだし、レコーディングのときとかも、自分の声域が日本に帰ってきて上がったなって感じたこともあったので。あとは海外のプロデューサーが来ても、コミュニケーションが円滑にできるし、あの4年間は無駄じゃなかったなって感じました。

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<p><strong>──そのうえで、1stアルバムのリリースというのは大きな節目でもあると思います。今その節目に立ってみて、昔の自分が思い描いていたキャリアと比べて、違う場所に来た感覚はありますか。それとも、ここに向かって突き進んできた感覚でしょうか？</strong></p>

「プロとしてこのキャリアを築きたい」と思ってからは、突き進んできた感覚ではありますね。ワーナーミュージックさんだったり、マイカホリックスさんだったりと、海外的な考え方ができる。そういう意味でも今、自分がいる環境はすごく大きいです。何より、自分のやりたいことができてるので。その上で英語っていうのを自分の強みだとも思ってます。日本語だけだと、やっぱり海外に出づらいっていうのもあるけど、”自分のやりたい音楽を、今もちゃんと続けてできている”ってところが大きいんじゃないかなって思います。

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<p><strong>──最後に1stアルバムが出た先の話を聞かせてください。ここがゴールではなくて、むしろスタートだとも思うんですが、これからMoMoさんが日本で鳴らしていきたい音楽って、どんなものですか？</strong></p>

確かにアルバムがゴールじゃないので、リリースを経て、日本人の人により多くの人に聴いてもらえたらいいなって思います。英語だから聴かないって思っちゃう人もいると思うんですけど、そこをどういう風に乗り越えて、より多くの日本人リスナーにも聴いてもらえるかなっていうところもすごく重視したいなと思ってます。合わせてもちろん海外もそうです。海外のリスナーにも聴いてもらいたいし、その両方をやっていきたいです。

<p><strong>──最後にもうひとつだけ。以前、「自分が音楽で救われてきたから、自分の音楽で誰かを救いたい」というお話をされていましたよね。1stアルバムが出る今も、その信じているものは変わっていないですか？</strong></p>

変わってないですね。自分の積み重ねてきた先にだけ訪れる奇跡みたいなものってあると思うんです。自分の歌を聴いてもらって「勇気が出た」とか、「辛いこと乗り越えられた」とか、友達やリスナーから言われるのが一番嬉しいです。音楽をやっててよかったって思う一番の理由です。

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</p>

<div class="text-box right fade-up">
<p class="txtcredit">Photo：Kana Tarumi<br>
Text：Kaede Hayashi<br>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">MoMo</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/04/22171527/MoMo_profile.png" alt="" width="794" height="1058" class="alignnone size-full wp-image-474523" />
<p class="text">幼少期より都内の教会でゴスペルに触れ、歌うことに目覚める。90年代〜2000年代のR&Bを中心に影響を受け、高校卒業後は単身渡米。現地のプロデューサーやソングライターと制作を重ねながら、シンガーソングライターとしての活動を本格化させる。英国やタイでのライティングキャンプにも参加し、JAZZ／HIP HOP／SOULを昇華したジャジーかつオーガニックなサウンドと、繊細さと力強さを併せ持つボーカルで独自の存在感を確立していく。
<p class="text">
2021年10月、配信シングル「Faces」をきっかけにアーティスト“MoMo”として本格始動。2023年にはLOVE SUPREME JAZZ FESTIVALへの出演を果たし、同年EP「Jaded」をリリース。続く2024年にはEP「FlowinTokyo」、シングル「Shirley」を発表するなど、精力的に作品を発表した。
<p class="text">
2025年3月には、Apple Musicの国際女性デー企画において日本人唯一の代表アーティストとして選出され、Doja CatのWOMANをカバー。同年8月にはEP「KTST」をリリースし、国内外のクリエイターとの交流を深めながら活動の幅を広げた。
<p class="text">
2026年に入り、「JUICE」「MIDNIGHT GLOW」などのシングルを立て続けにリリース。ロサンゼルスでの制作を経て完成した、自身初のフルアルバムBLUE DREAMを2026年4月29日にリリース予定。
LAの空気と自由な感覚の中で生まれた本作では、英語と日本語を自在に行き来しながら、ポジティブなエネルギーと揺れ動く感情の両面をリアルに表現している。
<p class="text">
ジャンルや言語の境界を越え、グローバルな感性で自己表現を続けるR&Bシンガーソングライターとして、今後さらなる飛躍が期待されている。
<a href="https://lit.link/officialmomo" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>More Info</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/momo_ktst" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://x.com/momothesinger/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>X</u></a>｜<a href="https://www.youtube.com/@momo-ktst/featured" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>YouTube</u></a>｜<a href="https://www.tiktok.com/@momo_ktst" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>TikTok</u></a>｜<a href="https://open.spotify.com/intl-ja/artist/5gwaQTfKLp93WjE9qllzRW?si=39c4xNzLQCS0rtGh8sYPxg&nd=1&dlsi=e6be513b1e9a4f93" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Spotify</u></a>｜<a href="https://music.apple.com/jp/artist/momo/1543787704" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>AppleMusic</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/04/22171652/MoMo_jacket.jpg" alt="" width="2000" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-474524" />
<p class="name">1ST ALBUM「BLUE DREAM」</p>
<p class="text">
2026.04.29 (WED) RELEASE</p>
<a href=https://MoMolink.lnk.to/bluedream class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>

<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/interview-kimigabokuninarumade/474560/</guid>
		<title>‬曽我部恵一×黒田隆憲｜『きみがぼくになるまで』出版記念対談</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/interview-kimigabokuninarumade/474560/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/interview-kimigabokuninarumade/474560/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2026 06:20:38 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>『きみがぼくになるまで』出版を祝して、曽我部恵一×黒田隆憲が語る、犬と暮らす日々と喪失の余韻。矢島由佳子が訊く。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1333" height="2000" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23113821/40.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23113821/40.webp 1333w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23113821/40-1024x1536.webp 1024w" sizes="(max-width: 1333px) 100vw, 1333px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>ずっと、黒田さんが柴犬の「どんべえ」を家族として愛していることは知っていた。それなのに、どんべえが亡くなったあと、黒田さんの心情を心配しつつも、深く尋ねる機会を作ることはできていなかった。ライターとしてひっぱりだこで、毎日のように黒田さんが執筆した記事が発表される状況にあったにもかかわらず、ある時から仕事のペースを落としていることにはなんとなく気づいていた。それが、どんべえが亡くなる少し前からだったのだと、私はノンフィクションエッセイ『きみがぼくになるまで　犬と家族になって一生を見届けた18年』（発売中）を読んで知ることとなる。この一冊には、そんな時期の葛藤もどん底の思いもすべて、文筆家として、そして犬の家族として、とても誠実かつ赤裸々に綴られている。

今回の企画のきっかけは、黒田さんと、『きみがぼくになるまで』の帯コメントを寄せた曽我部恵一さんの対談の司会をやってもらえないか？と声をかけていただいたことだった。私もかつて犬と暮らしていて、4年前、19年と5日を生きた彼とお別れをした。今もiPhoneの画面は愛犬の写真のまま。変えられないのだ。黒田さん、柴犬・こはると暮らす曽我部さん、そして私の会話は、ただ「犬って最高！」という言葉だけにはおさまらなかった。おさまるわけがなかった。ペットと暮らしたことがなくても、「喪失」を経験したすべての人に届いてほしいと願う言葉たちが、この記事には並んでいる。〈きみがいないことは きみがいることだなぁ〉ーー“桜 super love”の一節が、これからも私たちの心を支えてくれる。（矢島由佳子）</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23113843/worksmain.webp" alt="" width="1361" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-474570" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今回、黒田さんが著書『きみがぼくになるまで』の帯コメントを、曽我部さんにお願いしたのはどうしてだったのですか？</strong>

<strong>黒田</strong>：曽我部さんとは同世代で、20代の頃に組んでいたバンドで、現場が一緒になることも多かったんです。実は僕、曽我部さんに「うちのバンドに入ってくれませんか？」と誘ったこともあって。

<strong>曽我部</strong>：えー、本当ですか？

<strong>黒田</strong>：はい。そのときは「今、準備している自分のバンドがあるから」と断られてしまったんです。それが、のちのサニーデイ・サービスでした（笑）。その後、僕も別のバンドでデビューして、曽我部さんはずっと先を走っている存在になっていって。音楽ライターになってからは、インタビューをさせてもらったり、コメントをいただいたりしながら、ご縁が続いてきました。

今回、自分が飼っていた柴犬・どんべえの本を出すにあたって、犬と暮らしているミュージシャンの方に帯をお願いしたかったんです。真っ先に思い浮かんだのが、柴犬のこはるちゃんと暮らしている曽我部さんでした。たくさんの本を読まれている曽我部さんにお願いするのは恐れ多いとも思いつつ、思い切ってお願いしたら快諾してくださった、という流れです。

<strong>──30年以上前からのご関係だったんですね。</strong>

<strong>曽我部</strong>： そうなんですよ。音楽ライターの方はたくさんいますけど、黒田さんはもともとミュージシャンだったから、どこか「同業」みたいな距離感もあるんですよね。それに、黒田さんのマイブラの本（『マイ・ブラッディ・ヴァレンタインこそはすべて』）も読んですごく感動したし、そんな中で今回のお話があって、読ませていただいた、という感じです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23113914/57-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474572" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──帯コメント「出会いはだいたい似たようなもの。だけど別れ方は何百万通りもあるんだ。かけがえのない愛のストーリー」は、どんな思いで書かれたのでしょうか。</strong>

<strong>曽我部</strong>： どんべえとうちのこはるって、出会い方が結構似てるんです。僕も黒田さんと同じように、ペットショップで一目惚れみたいな感じで飼い始めた。動物を迎えるときって、たぶん皆さん似たような気持ちなんじゃないかなと思うんです。でも、お別れは本当にいろいろですよね。事故で亡くされる方もいれば、病気で亡くされる方もいる。出来事としては似ていても、そこで抱く感情は唯一無二。積み重ねてきた時間もそれぞれで、取り替えがきかない。

黒田さんとどんべえもまさにそうで、「世界に一つしかない関係」だと思った。そこには元奥さんとのことも含めていろいろな出来事があっただろうし、同じように犬と暮らしていても、そこから生まれる物語は一つひとつ違う。だから帯には、その意味を込めて書かせてもらいました。

<strong>黒田</strong>： ありがとうございます。

<strong>曽我部</strong>： それに、この本には生前のどんべえのことと同じくらい、あるいはそれ以上に「お別れ」と「その後」が書かれているじゃないですか。「犬って可愛いよね」「こんないいところがあるよ」という本はよく見かけるけど、別れのほうをここまで正面から、物語として書いたものを僕はあまり知らなかった。本当はこういう記録が飼い主の数だけあるはずで、こうやって形になって世に出てくること自体が、すごく意味のあることだなと思ったんです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23113931/IMG_8118.webp" alt="" width="1499" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-474573" /><figcaption>どんべえ（写真提供：黒田隆憲）</figcaption>
</figure></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23114009/S__34807819_0.webp" alt="" width="1108" height="1477" class="alignnone size-full wp-image-474574" /><figcaption>こはる（写真提供：曽我部恵一）</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──確かに、飼育のハウツー本とかではなく、喜びも悲しみも全部赤裸々に書かれているペット本って、他にあまりないですよね。</strong>

<strong>曽我部</strong>： よく書かれたなと思います。どんなモチベーションだったんですか？

<strong>黒田</strong>： 実はその前から、noteでどんべえのことを書いてたんです。腎不全になったときに「これからいろんなことが起きるだろうから、書いておこう」と思って。自分の備忘録にもなるし、同じ状況の人が「みんなどうしてるんだろう」って調べたとき、何かの参考になるかもしれない、って。そうやって文章が溜まっていったことが、本を作る上で大きな“とっかかり”というか、ドライブになりました。

それと、看取る直前の数日間は、「これはもう長くないな」と感じたときに、自分の心の動きを残しておきたくなったんです。「書いておかないと今の感情を忘れてしまう」っていう感覚が強くて、突き動かされるように書いてましたね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23114144/67-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474575" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>曽我部</strong>： そこがすごく切実だなと思いました。亡くなった後も、思い出すのもつらいけど、忘れて薄れていくのもつらい。どっちも苦しい、っていう気持ちがちゃんと書かれていて。いま動物と暮らしてる人は、遅かれ早かれそこに向かっていくじゃないですか。だから……葬儀のときにどんべえに向けて書いた手紙、僕はまだ読めない。あれは無理です。絶対号泣するから。

それで今回、対談するとなって黒田さんにお聞きしたかったのは、どんべえと出会ったことで黒田さんがどう変わったのか、ということだったんですよね。

<strong>黒田</strong>： 僕、子どもがいないので、子どもがいる人の気持ちはわからないところもあるんですけど、どんべえは自分にとって子どもみたいな存在だったのかな、とは思います。どんべえが目をキラキラさせて世界を見てると、自分もその世界を捉え直せるというか、初めて見たみたいに見える瞬間がある。子どもの反応を見て「昔の気持ちを取り戻す」って、たぶんそれに近いのかなって。

曽我部さんはどうですか？ お子さんがいて、そこにこはるちゃんという新しい家族を迎えるような感じだったと、別のインタビューで話してましたよね？

<strong>曽我部</strong>： 妻が出ていって、子どもと僕だけになったときに、家にぽっかり空いた席みたいなものができたんです。そこにこはるが入ってきてくれた、という感じ。出会いも偶然で――吉祥寺のスターパインズカフェでリハをしてるとき、一緒に来ていた子どもたちが「散歩してくる」って商店街に行って、ペットショップでかわいい柴犬を見つけたって言うんです。僕は飼うつもりもなかったから、「世話できないじゃん」って言ったんですけど、「見るだけ見て」って。で、見たら可愛くて（笑）。

しかも、こはるは生後2ヶ月とかじゃなくて、もう1歳近かった。いわゆる売れ残りで、値下げもされてて。そこに運命的なものを、僕も子どもたちも感じたんですよね。いったん帰って一晩考えて、次の日に迎えに行った。そこも黒田さんと同じ（笑）。

<strong>黒田</strong>： 本当ですね（笑）。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23114155/68-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474576" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>曽我部</strong>： それに、さっき黒田さんが言ってたみたいに、犬の目で世界をもう一回捉え直すって、たぶん皆さんあるんでしょうね。「こはるにはこう見えてるんだろうな」とか、「こう感じてるんだろうな」とか。言葉がないから、“考える”というより“感じる”がすべてで。そこから「ああ、こういうふうに生きなきゃな」って、日々勉強になります。

<strong>‬── 私も犬を飼っていたんです。19歳まで生きてくれて、亡くなったのは4年前でした。私の場合は14、15歳の頃から一緒だったので、お二人が言う「一緒に生き直す」というより、わりと同じ目線で生きてきた感覚があって。</strong>

<strong>曽我部</strong>： ああ、なるほど。

<strong>── もちろんペットロスはあったんですけど、私は22で上京するために実家を出て、その後の世話は親に任せていたので、自分の悲しさより、母が抱くであろう喪失感に対する心配のほうが大きくて。鬱になったりしないかなって。</strong>

<strong>曽我部</strong>： 確かに、人間だと同じ次元でつながってるから、たとえば親が死ぬことって、僕は割とスッと受け入れられたところがあるんですよね。でもペットや動物は、やっぱり違う。ひとつは、言葉が通じない。だから「あの時ああしておけばよかった」とか、「きっと辛かっただろうな」と思っても、確かめようがないんですよね。

<strong>黒田</strong>： 逆に、言葉が通じないからこそ深くつながれるところもありますよね。人間同士だと、どうしてこんなにつまらないことで揉めたり、いさかいが起きるんだろうって思う（笑）。人間同士も、もう少し“動物とつながるみたいに”、言葉以前のところで、ありのまま受け入れ合えたらいいのに、と考えることはありました。

<strong>曽我部</strong>： 人間って言葉を持ってるから、「死ぬのが怖い」とか、「こうなりたいけどなれてない」とか、いろんなことを抱えて生きてるじゃないですか。でも犬はたぶん、死ぬことを恐れて生きてない。もちろん生き物はみんな死ぬんだけど、犬はただ生きて、生ききる。死の瞬間を意識して暮らしてないんですよね。散歩に行くときの嬉しそうな顔を見ると、「ああ、この瞬間が全部なんだな、この子にとって」って思う。そう考えると、人間が気に病んだり、心配したり、希望を持ったりすることって、実は幻想なんじゃないか。全部、心の中の問題なんだなって、犬を飼って初めて思ったんです。犬って、いろいろ教えてくれる存在だなって。

僕も黒田さんも、犬との出会いは偶然だったわけじゃないですか。だからこそ、「あの出会いがなかったら自分はどうなってたんだろう」って思う。黒田さんは、亡くなったあとに「こんなにきついなら、出会わなければよかった」とか考えたこと、あります？　人間って別れのとき、恋愛でもそういうふうに思いがちじゃないですか。「どうせ別れるなら深入りしないでおこう」みたいな。

<strong>黒田</strong>： それはまったくなかったですね。苦しいんだけど、この苦しみがなければいい、とも、取り除いてほしいとも思ってない。ただ、覚悟していたとはいえ、こんなに苦しいのかとは思いました。朝起きた瞬間に「いない」ことに絶望するところから始まる日々が続いて、「これ、いつまで続くんだろうな」って。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23114219/62-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474577" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>曽我部</strong>： 飼い犬が亡くなったときの心構えって、なんとなく想像はするじゃないですか。「すごく辛いんだろうな」とか。でも黒田さんの場合は、想像どころじゃなかった、ということですよね。

<strong>黒田</strong>：そうですね。びっくりしたのは、亡くなった直後はまったく悲しくなかったことです。気持ちが昂っていたのか、清々しい気持ちになった。どんべえもようやく楽になったんだろうなと思ったし、介護もかなり大変だったから、自分も「解放された」みたいに感じてしまった。でも少し時間が経つと、そう思った自分が許せなくなる。そこが繰り返されるんですよね。

その一方で、怒りみたいなものも湧いてきて、どこにぶつけたらいいのかわからなくなることもありました。矛先としていちばん近かったのが、親だったというか。僕と同じように悲しんでくれないことに対して、ある意味言いがかりみたいに怒りをぶつけてしまって。後から振り返ると、まともじゃなかったなと思うんですけど、ストレスが溜まると、思考が極端になって視野がすごく狭くなる。その感じが、自分でも怖かったですね。

<strong>曽我部</strong>： それで、介護中にどんべえを……ほら、足で突き飛ばしてしまったことも書かれていますよね。黒田さんがそのことをずっと思い悩むのも、読んでいて伝わってきました。

<strong>黒田</strong>： あれは書くかどうか、本当に迷いました。自分でも信じられなかったんです。どんべえに手を上げるなんて、今まで一度もなかったし、あの時はそれだけ自分が追い詰められていた、ということなんだと思います。

それ以来、ストレスには少し敏感になりました。「疲れてくるとイライラして、人に当たりやすいな」とか、自分が自分じゃなくなっていく気配が出る前にサインを拾って、早めに休む。そういうリスク管理みたいなものは、どんべえと暮らして学んだところがあるかもしれないです。

<strong>曽我部</strong>： あれは書いてくれていて良かったと思う。

<strong>黒田</strong>： 曽我部さんは、離婚だったり喪失だったり、強いストレスで心が極端になってしまうようなことって、ありました？

<strong>曽我部</strong>： ありましたね。妻と別居したこともそうだし、メンバーが亡くなった前後もそうです。自分のことじゃないのに、どうしようもないことが起きる。相当参りました。僕の場合は、誰かに攻撃的になるというより、ひたすら落ち込んで沈んでいく感じでした。人生で「これ以上辛いことって、もうないんじゃないか」と思うような経験も、何度かあって。だから、そういう出来事には“慣れてるつもり”でいても……家族を失うことに関しては、切り抜ける術なんてないのかもしれないですね。

<strong>黒田</strong>： ペットロスが厄介なのは、自分より若い存在が先に亡くなっていくことが、最初からわかっているところかもしれないですね。もちろん、お子さんを亡くされた方もいらっしゃるけれど、ペットの場合は「いつか来る」と知ったうえで迎えている。程度の差はあっても、喪失はどこかで待っている。そこが、人間の家族とは違うのかなと思います。

<strong>曽我部</strong>： だからこそ、自分より先に逝く存在から「死」について何かを教えてもらうとか、受け取るものがあるんじゃないか、とも考えながら暮らしていますね。子どもたちにとっても、あれだけ大好きなこはるが先に逝くというのは、きっと何かを学ぶ経験になる。それが糧になってほしいな、と今は思っています。

お別れを“覚悟して飼う”というより、今を大事にするしかない。こはるがいて、僕らがいて、「今日もいい一日だった」っていう日を重ねていく。その先に、ある日お別れが来るんだろうな、という感じです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23114244/81-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474578" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── お話を聞けば聞くほど、サニーデイ・サービス「桜 super love」の一行目〈きみがいないことは きみがいることだなぁ〉は、すべてが集約されたすごい詩だなと思います。</strong>

<strong>曽我部</strong>： 下北沢に桜並木の緑道があるんですけど、夜中にそこを散歩してたんです。ちょうど気持ちが沈んでた時期で、そのとき、ふっと言葉が降ってきた。花びらと一緒に。本当はベッドから出たくない。でも散歩には行かなきゃいけない。絶対に一日一回は外に連れ出される。だから今となっては、あれがあってよかったなと思ってます。

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<strong>黒田</strong>： 「Sometime In Tokyo City」に出てくる犬も、こはるちゃんのことですか？

<strong>曽我部</strong>： そうです。コロナの時期って、いろんなものが一変して、自分もこれまでになかった不安を抱えたんですよね。でも家に帰ると、こはるが寝てて、ペロペロ舐めてきたりする。そこで「そうだよな」って思う。社会の状況も自分の状況も変わったけど、本質的なものは変わってない。今日も寝て、明日起きるだけだよなって。あれは救われました。こはると出会ってなかったら、自分はどんな人生になってたかなって、いつも考えます。いてくれてよかったなと。

<strong>黒田</strong>： 僕も離婚したばかりの頃、どんべえと二人きりになって、お金の不安もあるし、この先どう生きていくんだろうって、完全に孤独に打ちひしがれてました。でもどんべえは、朝になれば必ず「散歩連れてけ」なんですよね。慰めるわけでも、状況をわかってるわけでもなく、「朝だから行こう」って。だから僕も、行かなきゃいけないから行く。それを毎日繰り返してた。
もしあれがなかったら、家に閉じこもって悶々として、引きこもったままになってたかもしれない。生活のリズムを作ってくれたという意味でも、やっぱりどんべえには救われました。

<strong>曽我部</strong>： その後、どんべえは黒田さんと元奥さんの家を行き来する「二拠点生活」になって。

<strong>黒田</strong>： はい（笑）。夫婦関係はいったん終わったけど、どんべえを看取るまでは「最後まで一緒に育て上げる」というプロジェクトが終わってなかったんですよね。そこまで含めて、どんべえのおかげだな、ありがたいなと思ってました。

<strong>曽我部</strong>： いまは保護猫の預かりボランティアをされているんですよね。また動物を迎え入れて、一生面倒を見ることも考えたりします？

<strong>黒田</strong>： たまに想像はします。でも、どんべえがあまりにも特別だった、っていうのは大きいですね。それに、迎えるときって勢いとか偶然が先にあって、飼いながら覚悟が生まれてくるじゃないですか。けど一度見送ってしまうと、次はもう「覚悟なしでは迎えられない」。あの初期衝動には戻れないんですよね。だから、それでもまた迎える人たちはすごいと思う。嫌味じゃなくて。僕はまだ、そこまで踏み切れないです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23114318/88-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474580" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>曽我部</strong>： 僕は、犬との人生って本当に素晴らしいと思えたから、こはるが亡くなったあともまた犬を飼いたい、って今は思ってるんです。でも、まだ経験してないから実際どうなるかはわからない。黒田さんみたいな気持ちになる可能性もあると思うし……。うちのマネージャーも猫を看取ってから、その後は迎えていないし、スタッフにも数年前に犬を亡くして以来、飼ってない人がいる。だから、その気持ちも想像できるんですよね。

<strong>黒田</strong>： 曽我部さんの「犬との生活が素晴らしいから」というのも、すごくわかります。「亡くなるのがつらいから飼えない」というより、日々の現実があるじゃないですか。お金もかかるし、移動や預け先の問題もある。二度目は、そういう現実を最初から計算してしまうんだと思いますね（笑）。
‭‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬
<strong>── 改めてこの本は、黒田さん自身が批判されかねないことまで書かれているのが、文筆家として勇気があるし、誠実だなと思いました。</strong>

<strong>黒田</strong>： ありがとうございます。「最後の瞬間まで冷静に、誠意を持ってやり切れました」と言い切るのは、やはり嘘になると思ったんです。だから、魔が差した瞬間や、自分が崩れた瞬間も含めて、ちゃんと書かなきゃいけない。その気持ちは強かったです。

<strong>曽我部</strong>： すごく尊い本だと思います。誰しも、いつか迎える日があるじゃないですか。そのときの心構えというか、「人間ってこのくらいもろいんだ」ってことを……失礼な言い方だけど、突きつけられる。読んでいて「みんなこうなるんだよな」と思いました。犬でも猫でも、長く一緒に暮らしている人にとっては、大事な本になると思います。

<strong>黒田</strong>： 曽我部さんに読んでいただいたこと自体が、まずありがたかったですし、帯も、僕が伝えたかったことを短い言葉で的確に凝縮してくださって、本当に感謝しています。こうしてまたお会いできたことも、単純にうれしかった。いただいた言葉は宝物です。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/04/23114333/15-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-474581" /></div>

<p class="txtcredit">interview & lead text by 矢島由佳子
interview text & composition by 黒田隆憲
photo by 西 あかり</p>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<table>
<tr>
<th><strong>書名</strong></th>
<td>『きみがぼくになるまで　犬と家族になって一生を見届けた18年』</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>定価</strong></th>
<td>1,980円（税込）</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>発売日</strong></th>
<td>2026年3月26日（木）</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>仕様</strong></th>
<td>四六判／4C＋1C</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>発売・発行</strong></th>
<td>株式会社KADOKAWA</td>
</tr>
</table>
<p style="margin-top:0;"><a style="margin-top: 1.5em;" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4048117580" class="btn" target="_blank" alt="Link">購入はこちら</a></p>

<p>曽我部恵一（サニーデイ・サービス）
サニーデイ・サービスはツアー期間中のため、最新情報／詳細は公式サイトをご確認ください。
<a style="margin-top: 1em;" href="https://www.sokabekeiichi.com/"  class="btn" target="_blank" alt="Link">公式サイト</a></p>

</div>
<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/zero-fes-2026-amano-interview/473682/</guid>
		<title>東京から、僕らの未来を塗り替える。10代のフェス『ZERO FES 2026』プロデューサー・天野凱斗インタビュー</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/zero-fes-2026-amano-interview/473682/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/zero-fes-2026-amano-interview/473682/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 27 Mar 2026 03:00:49 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=473682</guid>
<![CDATA[<summary><p>10代のフェス『ZERO FES 2026』プロデューサー天野凱斗が、DJ ELFIGO（エルフィゴ）やBabyChiefDoit（ベイビ－チーフドゥーイット）ら世界トップクラスの10代アーティストを集め、高輪ゲートウェイで開催。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="1080" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26164847/D5S6024_triming-1920x1440.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26164847/D5S6024_triming-1920x1440.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26164847/D5S6024_triming-1536x1152.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26164847/D5S6024_triming.jpg 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>2026年3月29日、高輪ゲートウェイ駅直結の「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」にて、世界トップクラスの10代アーティストが集結するエンターテインメントフェス『ZERO FES 2026』が開催される。主催者は、15歳のプロデューサー・天野凱斗。「友だちづくり」を起点に11歳で自身の会社「IDEAR」を起業、10代だからこそ描けるビジョンの出発点として『ZERO FES』を立ち上げた、今注目すべき人物だ。

2025年7月以来、第2回目となる今回は、スケールアップしての開催となる。
イビザの天才と称されるSNS総フォロワー200万人超のDJ ELFIGOをはじめ、Billboard Hot 100入りを果たした米国の17歳ラッパー・BabyChiefDoitの初来日が決定。会場ではShiseido beauty Academy、Spotify、アドビといった企業とのコラボによる体験型ブースも展開され、10代が自ら「つくる側」として参加する新しいカルチャーの発信地となる。

「Nothing is everything」を掲げ、各国のアイコンたちとワンチームで挑む『ZERO FES』。今回は、プロデューサーである天野凱斗のパーソナリティや20歳までに見据える壮大なビジョンから、『ZERO FES』が描く未来までを紐解いていく。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163338/IMG_4953.jpg" alt="" width="1045" height="1567" class="alignnone size-full wp-image-473684" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h2>Interview：天野凱斗<br>&nbsp;<br>ティーンによる世界規模の<br>革新的イベント『ZERO FES』とは</h2></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163418/D5S5907.jpg" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-473685" /><figcaption>Photo：®jiromatsushita</figcaption></figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>――今回は、主催者である天野さんのパーソナルな面も掘り下げながら、『ZERO FES』についてお話を聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。</strong>

よろしくお願いします。

<strong>――『ZERO FES』の第1回目を開催されたのは昨年の7月、つまり天野さんにとっては中3の夏。中学校って、学業だけでも忙しいですよね。そうしたなか、「10代がプロデュースする10代中心の世界規模カルチャーフェス」は、どういった経緯で始動したのでしょうか？</strong>

このフェスをスタートさせた動機のひとつに、「今こそ10代が繋がるべきだ」という考えがありました。社会にさまざまな問題がある中で、10代が実際に国境を越えて繋がることで、なにか新しいものが生まれるのではないかと感じていたんです。昨年の第1回では、実際に繋がることで生まれるエネルギーを強く実感し、10代だからこそ出会った瞬間に仲良くなれる特別な空気感がありました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163450/ZERO-FES_-ARTISTS-222.jpg" alt="" width="1600" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-473686" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>――デジタルネイティブである10代にとって、SNSなどオンラインでの繋がりと同じ空間に集まることの決定的な違いはどこにあると感じますか？</strong>

僕が思うに、SNSは、アルゴリズムによって自分に最適化された「おすすめ」ばかりが表示される傾向にありますよね。そのため、自分とは異なるものとの出会いや新しいことに挑戦する機会が狭まったりする部分もあると思うんです。対して、リアルで繋がるからこそ、友達になって一緒になにかを創り上げられる仲間になれる。リアルな場での交流だからこそ起こるなにかがある。という確信がありました。

<strong>――パーソナライズされた情報の外に、新しい可能性が広がる『ZERO FES』は、それを体現する場ということですね。フェスのタイトルには、どのような想いが込められているのでしょうか。</strong>

「ゼロ」ってすごく抽象的な言葉ですよね。受け手によって定義や想いが違う。解釈を限定しない言葉を探していたとき、この「ゼロ」が自分の中でピタッと決まりました。特定のジャンルに特化せず、様々な国から違う武器を持った10代が集まる場所だからこそ、色をつけない「ゼロ」がふさわしいなって。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163513/D5S5986.jpg" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-473687" /><figcaption>Photo：®jiromatsushita</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>「ゼロ」という言葉には、単に何もないという意味ではなく「ここから何でも始めていける」という想いを込めています。裏テーマとして掲げているのは『Nothing is everything』です。10代は「まだ何もできない」と思われがちですが、みんな集まれば大きなことが成し遂げられる！　という証明をしたい。そして、まだ目覚めていない才能や可能性が広がる場所にしたいんです。たとえば、今回はDJやダンサー、シンガーだけでなく、Shiseido beauty Academyさんと連携したメイクアップブースなど、さまざまな体験型コンテンツを用意しています。そこで「自分はメイクが好きかも」「ダンスに挑戦してみたい」といった、新しい自分に出会えることがこのフェスの強みです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163539/ZERO-FES_-ARTISTS-0070-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-473688" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>JR東日本のバックアップと「奇跡」の来日ビザ</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>――情熱や具体的なビジョンがあっても、現実的に難しいことも多かったのではないかと感じます。第1回開催までの過程で、大きな転機となった出来事はありますか？</strong>

まずひとつ、JR東日本さんがチャンスを与えてくださったことは非常に大きな後押しでした。10代にこれほどの機会が与えられることは、まずないことだと思います。僕たちのパッションやさまざまな奇跡が重なり、開催が決定しました。そこからは、「やるからには必ず着地させる！」という一心で、全力で取り組みました。海外アーティストへの交渉やビザの問題など、数多くの課題がありましたが、奇跡のような出来事の積み重ねで実現にこぎつけました。

なかには本当にギリギリの場面もありました。たとえば、前回出演してくれたチリのラッパーであるMC Millarayのビザが取れたのは、彼女が飛行機に乗る朝だったんです。時差もあり、日本はすでに真夜中。もう出演は無理かと、ほとんど諦めかけましたが、朝起きたら「興行ビザが手配できた」と連絡がきていたんです。

あとでわかったのですが、彼女は自国で英雄的な存在らしく、国がバックアップしてくれたようなんです。ちなみに彼女はその後、ケンドリック・ラマーのライブでオープニングアクトを務めるなどさらに活躍しており、僕もすごく驚いています（笑）。

他にも、国によってはビザ取得の手続きがとても複雑だったりと、時間も経験もない中で課題は山積みでした。だけど、そうした困難をIDEARメンバーと奇跡的に乗り越えられたことで、JR東日本さんからも「次もやりましょう！」と言っていただけた。コンベンションセンターの全ホールを使用するという、前回とは比較にならない広大な空間で、第2回を開催できることになりました。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/mXTw4D0wXUU?si=6PusalhlxOksSRg5" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

<strong>――規模もさることながら、出演アーティストもパワーアップしています。『ZERO FES』のアーティストラインナップの決定プロセスは？</strong>

アーティストのキャスティングに関しては、今この瞬間の10代を呼ぶことにこだわっています。彼らが20代になれば有名になりすぎてしまい、呼べなくなる可能性が高いからです。今でさえフォロワー200万人を超える14歳などがいますが、数年後にはその数が何倍にもなっていることも珍しくありません。だからこそ「今」呼ぶことに意味がある。10代という、まだ枠に閉ざされていない感性を大切にしたいと考えています。

<iframe data-testid="embed-iframe" style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/7dQmBgh2xhGlokfkSJwx51?utm_source=generator" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

前回も今回も、「この子と一緒にイベントを作りたい」「友達になりたい」と思えるアーティストを絞り込んで、何度も熱意を伝え続けました。彼らに共通しているのは、圧倒的なビジョンと「軸」を持っていることです。アーティストとは言葉が完全には通じませんが、不思議とエネルギーで伝わってくるものがありました。今回のメンバーも、非常に強い芯を持った同世代ばかりです。

<strong>――スポンサーへのプレゼンテーションでも、その点に共感や関心を得られたのではないでしょうか？</strong>

そうですね。多くの企業やブランドが「10代へのアプローチ」に悩んでいらっしゃいます。その中で『ZERO FES』は、10代が集まる非常に熱量の高いコミュニティとして注目していただきました。JR東日本さんからは「高輪ゲートウェイの街を、グローバルな10代と一緒に盛り上げたい」というお話をいただき、僕たちのビジョンとぴったり合ったことが大きかったです。今回は、JR東日本さんをはじめ、10社ほどのスポンサー企業が関わってくださっており、さらに大きな挑戦だと感じています。日本での認知はまだまだこれからという状況なので、今回はひとつの「現象」として爆発させるしかないと考えています。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163633/D5S6018.jpg" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-473689" /><figcaption>Photo：®jiromatsushita</figcaption></figure></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>一生の仲間との出会いを、大人になるまで待つ必要なんてない。</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>――天野さんは、『ZERO FES』始動以前に、11歳で自身の会社「IDEAR(アイディア)」を立ち上げていますよね。そこには、どういった背景が？</strong>

そもそもの始まりは、10歳のころに自分でスタートした「Dear My Future Friends」というプロジェクトです。「世界中に同世代の友達を作れば、世界はひとつのチームになって平和になるんじゃないか」というコンセプトで、アポなしで大使館を訪問してスピーチを重ね、2年間で20カ国の友達と繋がることができました。

ただ、活動を続ける中で、「ただ友達を作りたいだけなのに、なぜこれほど繋がりにくいのか」という疑問も抱きました。そこで11歳のときに会社を立ち上げ、世界中の10代を繋げるプラットフォームアプリを開発しました。その中で、ネット上や国境を越えたやり取りだけでは、本当に繋がるには限界があると感じたんです。アプリだけでは「実際に出会う」という段階まではいけない。そこで立ち上げたのが『ZERO FES』です。

<strong>――10歳にしてその行動力。ご両親からの影響や環境によるものですか？</strong>

もちろん環境の助けはあります。両親がいつも挑戦し続ける姿を見て育った影響は大きいです。ただ、直接的なきっかけは学校のSDGsの授業でした。17番目の目標「パートナーシップ」を学んだ瞬間、「友達を増やせばいいんだ！」と素直に感動したんです。その夏休みに、次々と大使館をまわりました。当時はコロナ禍で学校が休みだったので、自分と向き合える時間が長かったことも活動を後押ししてくれたと感じています。それまでは普通にゲームを楽しんだりもしていました。

<strong>――こんなことを聞くのも不思議ですけど、今もそういう少年らしいことをする時間はありますか？</strong>

もちろんあります（笑）。学校の時間もとても楽しんでます。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163708/D5S5875-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-473690" /><figcaption>Photo：®jiromatsushita</figcaption></figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>――クラスメイトも天野さんのビジネス的な側面を見ると驚くでしょうね。</strong>

今回、日本からは世界1位のドローンレーサーである山本悠貴選手が出演するのですが、実は彼、僕の学校のクラスメイトなんです（笑）。初めて会った際に活動について話したのがきっかけでした。前回の会場は、ドローンを飛ばすには厳しい環境でしたが、彼が「僕ならできます」と言って、何時間も集中して取り組む姿には泣きそうになるほど感動しました。彼のように才能と芯のある仲間と10代のうちに繋がっておくことは、本当に大事だと思います。20代、30代になってから知り合うのもいいですが、今のうちに繋がっておけば、将来ずっと一緒に歩んでいける。「あのときはこうだったね」とわかち合える。大人になるまで待つ必要なんて、どこにもないんです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>世界中の10代と創る、「未来の10代が活躍できる世界」</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>――「世界中に友だちをつくりたい」という純粋な想いがフェスという形で結実し、拡がっていくのはとても素晴らしいですね。天野さんが描く、20代以降のビジョンを教えてください。</strong>

まずは、20歳までに「世界中の友だちづくり」をしたいと思っています。前回の『ZERO FES』にも出演してくれたイビザ島のDJ ELFIGO（エルフィゴ）とは大親友になり、今では毎日のように連絡を取り合う仲なんです。彼は今ではSNSのフォロワーが200万を超える世界的なスターですが、僕にとっては大切な友人のひとり。そうやって友人として繋がっていれば、将来なにかビジネスに挑戦したいと思ったときも、信頼できる世界中の仲間に相談ができる。そんな「誰でも挑戦できる世の中」を創っていきたいです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163744/ZERO-FES_-ARTISTS-6893-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-473691" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>もうひとつのビジョンは、『ZERO FES』をきっかけに10代の空気が変わっていくこと。「フェスに出たいから頑張る」という子が生まれたり、進学や就職以外の道も当たり前になったりすれば、それは平和にも繋がるはずです。10代の挑戦が当たり前の風景になるころには、今とは全く違う景色が広がっていると信じています。

<strong>――この取材の翌日、天野さんは中学校を卒業されるとのこと。新しい出会いと大きな挑戦にぴったりの季節、『ZERO FES』でどんな景色が見られるのか、とても楽しみです。</strong>

出演アーティストが「このフェスが一番好きだ」と言ってくれたり、彼らが実際に「アイディア」のメンバーに入ってくれたりと、友達関係の延長で大きな動きが生まれています。今回、そうした彼らの声や、自分の想いを言葉にすることは大きな機会だと感じています。親子での参加も大歓迎なので、10代の仲間同士はもちろん大人のみなさんにも、この「10代が活躍する世界の始まり」をぜひ体感していただきたいです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/26163811/DSC07821-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-473692" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p class="txtcredit">text by <a href="https://www.instagram.com/nmnmsknmnm/" target="_blank" style="font-size: 1em;"><u>野中ミサキ</u></a>&nbsp;<a href="https://www.instagram.com/nanoworks_shonan/" target="_blank" style="font-size: 1em;"><u>（NaNo.works）</u></a></p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<h3>ZERO FES 2026</h3>
<table>
<tr>
<th><strong>会期：</strong></th>
<td>2026年3月29日（日）</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>会場：</strong></th>
<td>TAKANAWA GATEWAY Convention Center（LINKPILLAR Hall A,B,C）</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>公式サイト：</strong></th>
<td><a href="https://zerofes.idear.world" target="_blank">https://zerofes.idear.world</a></td>
</tr>
</table>

<div class="separator"></div>

<p style="text-align: center;"><strong>公式SNS</strong></p>

<a href="https://www.instagram.com/idear.world/"  class="btn" target="_blank" alt="Link">Instagram</a>
<a href="https://www.tiktok.com/@idear_world"  class="btn" target="_blank" alt="Link">TikTok</a>
<a href="https://x.com/idearw_official"  class="btn" target="_blank" alt="Link">X</a>
<a href="https://youtube.com/@idear-world"  class="btn" target="_blank" alt="Link">YouTube</a>

<p style="text-align: center;"><strong>お問い合わせ　info@zerofes.idear.world</strong></p>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/interview-bimi-new-ep/473422/</guid>
		<title>【INTERVIEW】Bimiが語る新作EP『人／INORI』と“オリエンタル・ポップス”</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/interview-bimi-new-ep/473422/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/interview-bimi-new-ep/473422/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 18 Mar 2026 09:00:17 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>Bimiが最新作となるEP『新作EP『【人】／INORI』をリリースした。作詞／作曲を自ら行い、俳優としての顔…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17165655/MG_2754-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17165655/MG_2754-1920x1280.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17165655/MG_2754-1536x1024.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17165655/MG_2754.jpg 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>Bimiが最新作となるEP『新作EP『【人】／INORI』をリリースした。作詞／作曲を自ら行い、俳優としての顔も併せ持つ多才なBimiが新たに掲げるのは「オリエンタル・ポップス」というテーマだ。

現代社会の閉塞感をスピットするアーティスト／ラッパーとしてバラエティ豊かなトラックを乗りこなしてきたBimi。今回はアジアン・サウンドへの興味を前面に押し出したサウンドを展開し、これまでにも追求してきた和ネタをDJ dipと共に掘り下げる。同時に、本作ではBimiによる「祈り」という行為への洞察も込められている。「自問自答でもあり他問他答でもある」と語るタイトルトラックをはじめ、射程の広いポップスの意匠を借りて哲学を放出するBimiの脳内に迫った。</p></div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW：Bimi</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17165843/P1050944-1920x1928.jpg" alt="" width="1920" height="1928" class="alignnone size-medium wp-image-473432" /></div>
 
<div class="img-box fade-up"><h3 class="fade-up">「日本人として鳴らすポップス」を掲げた新章</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──前作『R』が集大成のような内容であったのに対し、『【人】／INORI』は明確なコンセプトを立てた意欲作であるように感じました。</strong>

『R』ではこれまでの人間関係やルーツを清算できたので、それを踏まえた上でアップデートされた自分のアイデンティティを出す方法について考えたんです。将来的には世界のハコも周りたいですし、新しい作品に自分が生まれ育った日本のサウンドを取り入れるっていうのは一種の義務というか。その中で現代社会を過ごして感じた価値観を自分なりに出すことにしました。

<strong>──『【人】／INORI』では「オリエンタル・ポップス」をテーマに掲げていますね。以前から抱いていた日本のカルチャーへの興味が前面に出たような。</strong>

はい。インディーズ時代から考えていましたし、メジャーになってからも「軽トラで轢く」や「博徒街道」って曲で和を取り入れていました。USやUSのサウンドを参考にしたものが飽和している状態で、「これが日本人です」っていうので海外へ出て台頭できる音楽を考えていたんです。それも昔の音楽をなぞるんじゃなくて、今の感覚でそれをアップデートするための曲。それでヨナ抜き（注：日本の歌謡曲や演歌に特有の音階）とかを試していました。

僕は演歌も聴けばロックも聴くし、ヒップホップも聴くんです。まぁ全部好きなんですけど、前回までは「こういうのも出来ますよ」みたいなフレックスとして色んなジャンルをまとめていたんです。その先で見えた景色として、「オリエンタル・ポップス」を軸に据えるのが改めて重要だなって実感したんです。他のアーティストさんは一つのことを突き詰めた後に色んなジャンルに手を出すんですけど、僕は色んなジャンルに手を出した後に一つへ絞るっていう（笑）。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17165939/MG_2781-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-473433" /></div>
 
<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──Bimiさん自身が最初に演歌や歌謡曲の魅力に気づいたのはいつですか？</strong>

祖父母が氷川きよしさんを聴いていたんです。当時は演歌界の新星で、よく一緒に聴いていました。あと八代亜紀さんとか石川さゆりさんも聴いていましたね。演歌って耳に残るじゃないですか？　それって僕らのライフスタイルに寄り添っていることを示していて、そういう要素をうまく取り入れるのは重要だなって常々思っていたんです。

<strong>──どのような着想から「オリエンタル・ポップス」というフレーズを作ったのですか？</strong>

自分の感覚の通りに作ったんです。「ポップス」というのは何も考えなくても聴ける音楽ですし、深読みしようと思えばいくらでも考察できるものなんです。さっきの話にも通じていますけど、生活に寄り添うことを考えたんです。今回も歌詞自体は難しく書いちゃってますけど、サウンドは軽めにして聴きやすくしているんです。そうやって生活に溶け込むというか。それで日本のイメージに沿ったので「オリエンタル」という。

<strong>──確かに。溶け込んだ後によく考えるとゾっとするというか、演歌もよく聴けば逆恨みばかりですもんね（笑）。</strong>

そうなんです、恨み節か情景に思いを馳せるかっていう。「軽トラで轢く」も男女の愛憎劇なので演歌とテーマは近いんですよ、僕はそういう風に曲を作っていくことが多いです。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/fKsZlQmylec?si=pKwUg70lpuLAAhLS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170205/MG_2799.jpg" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-473434" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>“俺が勝つ”じゃなく、“みんなで上がる”</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──『【人】／INORI』ではどのように恨み節や愛憎入り混じるテーマを取り入れたのでしょうか？</strong>

今回は恨み節という「祈り」というテーマが強調されているかもしれません。例えば、僕はギャンブルをするんですけど、「これ頼むから当たって！」って軽薄に祈ったりするんです（笑）。かと思えば、誰かに生きながらえてほしいとか、あの人が無事に帰ってきてほしいとか、そういう重い祈りもある。今回の曲は「祈り」のバリエーションについて表現しているんです。

ただ、「オリエンタル・ポップス」の要素を意識したものとして最初の「ガラポン」は作りました。今のリスナーって最初の15秒しか聴いてくれないと思っていて、そこに強い言葉をぶつけたかったんです。

<strong>──「ガラポン」の歌詞は親ガチャを絡めた内容ですよね。</strong>

現代の歪みってルッキズムとその僻みだと思うんですよ。「自分はこうなのにあの子は違う」っていう悩みが蔓延しているというか。そこで僕は「自分の価値を高めればみんな一等級だよ」っていう戦いの歌を作ったんです。この世に産み落とされた時点ですごい確率なんだから、もうやるしかなくない？　そんな歌です。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/kQU6VROutGw?si=X4huQGQbfH2gAHA3" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

<strong>──以前と比べてフレックスする対象が変わったようにも感じました。自分ごとから、自分の周囲も丸ごと誇るための言葉というか。</strong>

そうですね。今までの曲はもっと攻撃力が高かったんです。 いい意味で若くてイタいというか、 ガツガツしてたというか（笑）。それで28歳になった今は考えが変わったというか、「お前が頑張ってたら俺のことも引っ張り上げてくれるでしょ？　それで俺が頑張ってたらお前のことも引っ張り上げられるよね」みたいな相乗効果を狙った方が良いと感じたんですよね。人としてのビジネスマン、みたいな。

それと歳を経て自分に自信が持てたっていうのもあります。これまでは満たされない気持ちをぶつけがちだったんですけど、人生の中で色々と気づくことがあって。『R』でも呂布（カルマ）さんとか新藤（晴一 from ポルノグラフィティ）さんのような大人に触れることでリスペクトする気持ちが湧いたんです。前までは「どこの土俵でも戦えるっしょ」っていうフレックスをどこかでしていたんです、お恥ずかしい話ですけど（笑）。それは僕が勝手に思ってるだけで、向こうからしたら胸を貸しているだけだったりするんです。そういう意味で、寄り添える人こそが本当に強いなって思います。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170230/P1050954.jpg" alt="" width="1846" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-473435" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──「人」はまさに達観の境地というか、今のお話にも通じる内容かと。</strong>

これもテーマは一緒というか、つまり「祈り」なんです。「往来の中で俺は生きるよ」っていう意志表明なんです。ポップスの性質上、当たり障りのないことをキャッチーなメロディーに乗せたら刺さるんです。でもそれってショットガンに近いというか、当たる範囲が広範囲すぎて胸までエグられないんです。やっぱりマグナムじゃないといけない。だからマグナムの威力でどれぐらいショットガンのように届けられるかっていう、そういう挑戦をしています。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170321/MG_2749-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-473436" /></div>

<div class="img-box fade-up"><h3>祈りって、自問自答でもあり他問他答でもある</h3></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──続く「INORI」はその路線をさらに強調しているように聴こえます。ギャンブルの話も生々しいというか。</strong>

はい、本当に負けてるんで（苦笑）。これは自分への内省でもあるんです。ボロボロの状態で頑張る中でも誰かのために祈れることの素晴らしさというか、それが巡り巡って自分にも返って来るだろうっていう祈りなんです。「人」と「INORI」は、自問自答でもあり他問他答でもあるんです。宮崎駿の『君たちはどう生きるか』みたいな、そういう問いかけです。

<strong>──「カグツチ」では一転、日本神話のモチーフが登場します。</strong>

悲しい神話なんですよね。イザナミが産み落とした時に、火の神であるカグツチはイザナミの身を焼いてしまうんです。だからイザナミは忌み嫌われて、今度はイザナミの夫に恨まれて殺されてしまう。カグツチは破壊と創造の神でもあって、そういう二面性を取り上げたかったんです。不条理に打ちのめされて苛まれていることも歌っているし、「そういう世界も素晴らしいかもね」みたいな歌でもある。サウンドとしても、この曲が最も「オリエンタル・ポップス」らしいかもしれません。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/6aO0HkVdAuI?si=BQNAqrzjJk83Ia_5" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

<strong>──なるほど。ラストに「exorcist」の味変バージョンを入れたのはなぜですか？</strong>

「昔の衝動に戻ったらどうなるんだろう？」っていう挑戦です。3年前の自分は攻撃力が高すぎたというか、それを今回は拡張させようっていう試みで入れました。

それと、音楽を続けるならビジネスのことも考えなくちゃいけないし、アーティストとしての表現と塩梅を取らなきゃいけないですよね。僕の場合、「exorcist」の歌詞だとメディアに出るのも厳しいですけど、「カグツチ」とかなら大丈夫なんです。そういう意味でポップスを作ることは重要というか、広く聴いてもらった上で「exorcist」みたいなものとも出会ってほしいんです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170343/P1050908-1920x1935.jpg" alt="" width="1920" height="1935" class="alignnone size-medium wp-image-473437" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ありがとうございます。最後に、これから始まる二つのツアーについても聞かせてください。</strong>

ライブツアーには＜SOME MINGLE＞というサブタイトルを付けました。普段自分が聴いている人や仲良い人を集めたライブになります。同じ年代のアーティストから受ける刺激が今の僕には足りてないというか、まだ絡みのなかった人たちともこれを機に会いに行こうと思います。

バンドツアーに関しては自分の夢でもあるんです。ルーツがバンドだったので、「生演奏でライブをやる」っていうスタイルを今やろうかと。その先でフロントマンとして見えてくる文書があるんじゃないかっていう挑戦でもあります。インディーズ時代の楽曲をメインに据えることも考えていますし、ライブツアーとはガラッと違う演出になると思います。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170405/MG_2802.jpg" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-473438" /></div>

<div class="text-box right fade-up"><p>Photo：Itaru Sawada
Text：Ikkei Kazama
Edit：Ranji Tanaka</p></div>

<div class="information">
<h2>RELEASE INFORMATION</h2>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170602/01_RELEASE.jpg" alt="" width="1024" height="1024" class="alignnone size-full wp-image-473439" />
&nbsp;
<h3>New EP『【人】／INORI』（ヨミ：イノリ）</h3>
<p style="text-align: center;">2026年3月18日（水）配信</p>

<div class="separator"></div>

<h3>【ELR Store限定盤】</h3>
<p style="text-align: center;">2026年3月20日（金祝）発売</p>
<a href="https://store.kingrecords.co.jp/shop/g/gNKCD-10547/?elr=46544"  class="btn" target="_blank">予約はこちら</a>

<div class="separator"></div>

<h3>早期予約特典「チンチロ祭り【人】／INORI」</h3>
<a href="https://bimi-official.com/news/1042/"  class="btn" target="_blank">早期予約特典の詳細はこちら</a>

<div class="separator"></div>

<div class="profile" style="border: none; margin-top: 0; padding-top: 0;">
<strong>[収録内容]</strong>
<table>
<tr>
<th><strong>M1.</strong></th>
<td>ガラポン</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>M2.</strong></th>
<td>人</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>M3.</strong></th>
<td>INORI</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>M4.</strong></th>
<td>カグツチ</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>M5.</strong></th>
<td>exorcist -味変-</td>
</tr>
<tr>
<th><strong>M6.</strong></th>
<td>Bonus Inst -【人】／INORI-（Prod. DJ dip）</td>
</tr>
<tr>
</table>
&nbsp;
<p style="text-align: center;">※M.5、6はELR Store限定CD盤収録楽曲</p>
</div>
</div>

<div class="information">
<h2>LIVE INFORMATION</h2>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170619/02_RELEASE.jpg" alt="" width="724" height="1024" class="alignnone size-full wp-image-473440" />
&nbsp;
<h3>Bimi Live Tour 2026 -SOME MINGLE-</h3>

<a href="https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=713701"  class="btn" target="_blank">チケット一般発売中！</a>

<a href="https://bimi-official.com/live/"  class="btn" target="_blank">詳細はこちら</a>

<div class="separator"></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/03/17170743/03_RELEASE.jpg" alt="" width="1024" height="724" class="alignnone size-full wp-image-473441" />
 &nbsp;
<h3>Bimi Band Galley Tour 2026 -Dear 28th-</h3>

<a href="https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=713701"  class="btn" target="_blank">チケット一般発売中！</a>

<a href="https://bimi-official.com/live/"  class="btn" target="_blank">詳細はこちら</a>

</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">Bimi</h3>
<p><a href="https://bimi-official.com/"  class="btn" target="_blank">Official Web Site</a></p>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/niko-n-faninterview-03/471919/</guid>
		<title>僕らがNikoんを好きなワケ Vol.03 ～ファン・インタビューから紐解くバンドの魅力～</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/niko-n-faninterview-03/471919/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/niko-n-faninterview-03/471919/#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 12 Mar 2026 08:30:20 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Akeching]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=471919</guid>
<![CDATA[<summary><p>そのバンドにしか表現できない音というものは実在するもので、まさしく個性の塊とも言えるサウンドを生み出し続けてい…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="961" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23183128/6ac85b979d9fa701fac8ec0b57f075d4-1920x1281.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23183128/6ac85b979d9fa701fac8ec0b57f075d4-1920x1281.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23183128/6ac85b979d9fa701fac8ec0b57f075d4-1536x1025.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23183128/6ac85b979d9fa701fac8ec0b57f075d4.jpg 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>そのバンドにしか表現できない音というものは実在するもので、まさしく個性の塊とも言えるサウンドを生み出し続けているロックバンドがいる。その名も<strong>Nikoん</strong>。2023年結成、オオスカ（Gt/Vo）、マナミオーガキ（Ba/Cho）の2名を中心に音楽好きの間では話題沸騰中。まぁ本当に凄まじいスピードでシーンを駆け巡りメジャーデビューを果たしたわけだ。すごい。</p>

<p>2026年9月に2ndアルバム『fragile Report』を発表。現在はアルバム購入者特典ツアー「アウトストアで47」、同時に「<strong>Re:TOUR</strong>」を開催中。ライブしまくりだ。</p>

<p>サウンドもさることながら、その活動も他のバンドとは一風変わった打ち出しが多く、常にリスナーをワクワクさせてくれることでも知られているNikoん。そんなNikoんの本当の魅力を知りたいのならば、彼らのディープなファンに話を聞くのが1番だろう。というわけで、Nikoん愛を語ってくれるファンを公募しインタビューを行った。一問一答的な感じの内容で3人に話を聞いたわけだが、なるほど、3人ともNikoんの魅力に共通するものを見出しているご様子。それは一体何なのか？</p>

<p>1人ずつ、3本の記事にわけてお届け！　3人目、ラストはイベントの企画制作や映像制作を行う会社に勤務する20代の男性！</p></div>

<h2 class="fade-up">No.03 Tさん 20代・男性</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/09130710/MG_9262-1.jpg" alt="" width="2000" height="1334" class="aligncenter size-full wp-image-471944" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<h2 class="fade-up">人との繋がりを大事にするバンド</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ーNikoんを知ったきっかけを教えてください。</strong>

THE NOVEMBERSの小林さん（Gt&Voの小林祐介）が、「最近カッコいいと思っているバンドを挙げる」という企画でNikoんの名前を出していたんですよね。それで聴いたのがきっかけで、これはカッコいいなと。たしか1年ほど前のことでした。初めて行ったライブは2025年1月のCLUB QUATTRO（渋谷）です。

<strong>ーどの辺りがカッコいいと感じたんですか?</strong>

最初に聴いた曲が「step by step」なんですけど、まずイントロがヤバすぎて食らっちゃったんです。オオスカさんの声がカッコいいし、ギターもすごくて。個人的には小林さん（THE NOVEMBERS）の声にもちょっと似ているような気がして、どんどん他の曲を聴いていったんです。当時はまだサブスクでNikoんが聴けたので。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Kr8kJh7zlWw?si=-rCv2jtCvtprlZTS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

<strong>ーNikoんで1番好きな曲は「step by step」?</strong>

やっぱりそうですね。イントロが流れたらめっちゃアガります。1stアルバムだと「ghost」も好きです。

<strong>ー2ndアルバム『fragile Report』を聴いた感想を率直にどうぞ。</strong>

めっちゃ好きです。特に「靴」がいいです。ペヤングさん（マナミオーガキ）とオオスカさんが各々に乗せている歌詞がすごくよくて、そのコントラストがめっちゃカッコいいと思いました。前作とも全然違うし、よりストイックになっているように感じます。まさに新しいNikoんが見れたという感じです。ペヤングさんが書いている歌詞が実に人間的というか。血の通った人間が書いている温かみが読み取れましたし、曲にも灯りが増えたように感じました。

<strong>ーNikoんのサウンドはどういうところが魅力的だと思いますか?</strong>

僕は趣味でギターを弾いていて、最近は友人とバンドを組んでコピーをやったりしているので、よく感じるんですけど、ギターの表現力がすごいです。鋭利な感じがするというか。エフェクターの使い方も上手ですよね。機材紹介をしているnoteも読んだんですが、マルチエフェクターに入っている音を使っているだけ、と書いてあって『ウソだ、どういうこと?』ってなりました（笑）。あと、サウンドだけではなく、MVも最初から全部カッコいいのが好きです。絵作りがめっちゃ綺麗だと思います。映像制作の仕事もしていたのでカラコレとか気になっちゃうんですけど、色も整っていて作品全体を通して統一感もあるし、そういう点もNikoんの魅力だと思います。いつか一緒に仕事ができたら嬉しいので、お願いします!（笑）。
</p></div>

<div class="full-img-v fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23183139/71f61e3e6a5efc62cc9f8129d17c60b2.jpg" alt="" width="1333" height="2000" class="aligncenter size-full wp-image-471528" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<div class="full-img-v fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23184241/53de2062fd63e0e70ec4f0abdadd5d4e.jpg" alt="" width="1333" height="2000" class="aligncenter size-full wp-image-471536" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ーNikoんの活動で特に好きだと思ったところは?</strong>

とあるライブのMCでビラ配りのことを話していたんですが、話している内容と行動が一貫していて、すごく筋が通っていてエラいなと思ったんですよね。それで、Nikoんについていこうと思いました。草の根活動じゃないですけど、SNSで発信するだけではなく、地道に自分の足を使ってドロくさくやっていこうとするのって、逆に今の時代にはないことじゃないですか。SNS時代の中でアナログ的な活動をするというか、人との繋がりを大事にしつつ、そこに感情を乗せるという姿勢はすごく信頼できると思いました。ライブハウスにおいても、とにかく楽しい場を作ることに徹底してスピーディに行動していますよねん。最近、そんなバンド見たことがないですもん。

<strong>ーNikoんを知らない人に薦める時、「こんなバンドが好きな人にはオススメ!」という言い方をするとしたら、どう伝えますか?</strong>

Nikoんにしかない個性があるバンドなので言い方が難しいんですけど、個人的には凛として時雨が好きな人には響くんじゃないかなと。3人組であるという点、ルーツがパッとわからない点などが共通しているというか。1stアルバムの好きな曲で「mouton」という曲があるんですけど、その曲にちょっと時雨っぽさを感じたんです。だから、あのTKサウンドを荒々しくした感じの音が聴けるバンドだぞ、とか。そういう薦め方をするかもしれません。

<strong>ーぶっちゃけた話、Nikoんは凛として時雨のように売れていくと思いますか?</strong>

これまで、時雨の継承者っていなかったと思うんですけど、そういう存在になっていきそうだなと思います。売れる売れないっていうのは難しいし、よくわからないですけど、規模感はもっと大きくなっていくと思います。それに、長く続けていくことで、海外でも評価される日本のバンドっていう感じの存在になっていくんじゃないかと思うんですよ。

<strong>ーNikoんにやってほしいことはありますか?</strong>

2ndアルバムの曲はキャッチーなものも多いですし、アニメのエンディングになってもおかしくないと思うんですよね。というか、やってほしいです。「靴」や「nai-わ」とかはNHK Eテレの土曜夕方にやっていたアニメのエンディングテーマ感があるというか。ちょっと寂しい感じもありつつ明るい未来が見たいんだよな、みたいな。その感じが超好きです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/08221342/86A3595.jpg" alt="" width="2000" height="1334" class="aligncenter size-full wp-image-471921" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ーお仕事はどんなことをしているんですか?</strong>

会社員として映像を作ったりイベントを企画運営したりする部署にいます。

<strong>ーでは、Nikoんとイベントをやるとしたらどういうことをやりたいと思いますか?</strong>

チャリティ系のイベントなんか面白そうだと思いましたね。福祉に関連することであったり、若者がそっちの方面に興味が持てるような内容だったらいいのかもと。オオスカさんが子供たちと花火していたりとか。洗練されたオシャレな企画というより、そういう人間と触れ合いを感じさせるものの方が意外と見たいかもって思いました。

<strong>ーNikoんのメンバーに伝えたいことは?</strong>

下北沢のビラ配りの時にもらいにいった時、「どこにいるのかわからない」ってポストしたらすぐに反応してくれたり、実際に会った時に話をしてくれて、ギターにサインしてくれたりしたんですけど、その人間的な温かみや大人のカッコよさに惹かれます。今やっていることをずっと続けてさえもらえれば、僕らはずっと尊敬し続けるし、信じ続けるし、めっちゃ売れることはなかったとしても、一生Nikoんについていきます。</p></div>


<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview&Text by Ryo Tajima（DMRT）
Interviewer：ARAYAJAPAN
Artist Photo by Kevin Yoshida
Live Photo by Ruriko Inagaki、Yukitaka Amemiya</p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">ARTIST INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23155110/209cf69c2e889aa5b52b9720fecdea18-scaled.jpg" alt="" width="1811" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-471503" />
<p class="name">Nikoん</p>
<p class="text">2023年に結成されたロックバンド。FUJI ROCK FESTIVAL’24の「ROOKIE A GO-GO」への出演や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏が「芥川賞」を参考に立ち上げた新進気鋭のミュージシャンのアルバムに贈られる「APPLE VINEGAR -Music Award- 2025」で特別賞を受賞するなど、傾聴を集め始めている。
<a href="https://niko-n.jimdofree.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://x.com/Niko_n_band" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>X</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/nikon_band/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a></p>

<div class="separator"></div>
<h3 class="profile-title">TOUR INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/01/09132501/bfbf22a66a129e979d638f69d77f4601.jpg" alt="" width="1358" height="1920" class="aligncenter size-full wp-image-473143" />
<p class="name">fragile Report RELEASE TOUR</p>
<p class="text">
[ 公演情報 ]
・2026年3月11日(水) 愛知/名古屋 CLUB UPSET
　w/ 板歯目、神々のゴライコーズ
・2026年3月13日(金) 福岡 Queblick
　w/ Etranger、神々のゴライコーズ
・2026年3月15日(日) 鹿児島 SR HALL
　w/ チリヌルヲワカ、神々のゴライコーズ
・2026年3月20日(金•祝) 大阪/心斎橋 ANIMA
　w/ レイラ、MIGHTY HOPE、神々のゴライコーズ
・2026年3月21日(土) 東京/渋谷 Spotify O-EAST（ワンマン）
&nbsp;
[ チケット情報 ]
ADV. ¥3,500（ファイナル東京ワンマンのみ：¥2,500）
</p>
<a href=https://eplus.jp/nikon/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">イープラス</a><a href=https://w.pia.jp/t/nikon2026/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ぴあ</a><a href=https://l-tike.com/niko-n/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ローソン</a>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/01/09132518/hitomitonikon_poster-scaled.jpg" alt="" width="1812" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-473144" />
<p class="name">hitomiとNikoん / LIVE TOUR 2026</p>
<p class="text">
レーベルメイト『hitomi』とのツーマン東名阪ツアー FINAL
[ 公演情報 ]
・2026年3月18日(水) 東京/新代田 LIVE HOUSE FEVER
w/ hitomi (BAND SET)
&nbsp;
[ チケット情報 ]
ADV. ¥3,900
</p>
<a href=https://eplus.jp/hitomi_niko-n/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">イープラス</a><a href=https://w.pia.jp/t/hitomi-nikon-o/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ぴあ</a><a href=https://l-tike.com/hitomi-nikon/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ローソン</a>

<div class="separator"></div>
<h3 class="profile-title">LIVE INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/01/09132525/UNDERCITY_final_flyer_small.jpg" alt="" width="1358" height="1920" class="aligncenter size-full wp-image-473145" />
<p class="name">UNDERCITY</p>
<p class="text">
2026年3月17日(火) 東京/恵比寿 LIQUIDROOM
OPEN&START 17:00 ／ CLOSE 23:30
ADV. ¥3,000
&nbsp;
【Live Acts】ANORAK! / 北村蕗 / 自爆 / SHIMIZUMASH（清水舞手）/ テレビ大陸音頭 / Nikoん / NNULL (MONJOE + KAZUYA OI) / ผ้าอ้อม99999
【DJ】KUROMAKU / SZK（fancyBOYS）/ TOMMY（BOY）/ 漂流音楽 / FLAMINGOS（UNO FUMI, KASUMI）/ heykazma / PELI / ラブリーサマーちゃん / warai_motoko（Rave Racers）
【Dance Performer】HAL / RiNnA / Hikari oricci (Benefit one MONOLIZ)
【VJ（LIQUIDROOM）】Keijiro Takahashi / JACKSON kaki / Tohru Kanazawa (AVC) / Yousuke Fuyama / yukako (Hello1103) 
【Fashion Market】THE MIX & 愛 / BOY / moffy (MOTO)
【Food】FRANK PIZZA
</p>
<a href=https://eplus.jp/undercity/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">イープラス</a><a href=https://w.pia.jp/t/undercity-t/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ぴあ</a><a href=https://l-tike.com/undercity/ class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ローソン</a><a href=https://x.com/cityunder81 class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式X</a>


<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">RELEASE INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23160238/fragile-Report-jkt_final_small.jpg" alt="" width="1080" height="1080" class="aligncenter size-full wp-image-471504" />
<p class="name">2nd Album「fragile Report」</p>
<p class="text">NOW ON SALE
収録曲：
01. fragile report
02. bend
03. nai-わ
04. 靴
05. dried
06. さまpake
07. とぅ~ばっど
08. グバマイ!!
09. (^。^)// ハイ</p>
<a href="https://nikon.lnk.to/fragile_report"  class="btn" target="_blank" alt="Link">詳細はこちら</a>

<p><strong>bend - Music Video(YouTube)</strong></p>
https://youtu.be/eMBBbV8pAJA

<p><strong>とぅ~ばっど - Music Video(YouTube)</strong></p>
https://youtu.be/db9KFJQp2PE

<p><strong>さまpake - Music Video(YouTube)</strong></p>
https://youtu.be/jSyxCffKAA4

<p><strong>(^｡^)// ﾊｲ - Music Video（YouTube）</strong></p>
https://youtu.be/XTj-hZQlH0Q

</div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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<ol>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/luv-band/472377/</guid>
		<title>武者修行の先で辿り着いた“美徳”──luvが鳴らす、新境地“Ohaguro”</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/luv-band/472377/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/luv-band/472377/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 04 Feb 2026 08:00:20 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Akeching]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=472377</guid>
<![CDATA[<summary><p>関西出身、全員2003年生まれの5人組フューチャーソウルバンド、luvが新境地へと踏み出す新曲“Ohaguro…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="720" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28230117/luv-band_472377_main.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28230117/luv-band_472377_main.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28230117/luv-band_472377_main-1536x768.jpg 1536w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>関西出身、全員2003年生まれの5人組フューチャーソウルバンド、<a href="https://qetic.jp/tag/luv/" target="_blank"><strong>luv</strong></a></strong>が新境地へと踏み出す新曲“<strong>Ohaguro</strong>”をリリースした。
 
<p>昨年は1月に台湾での単独公演、“Send To You”のバイラル・ヒット、1stミニアルバム『Already』のリリース、3月にはSXSW出演、1stワンマンツアー『Already Cruisin’』開催、2025年10月には1st EP『The Seeds』をリリース、2ndワンマンツアー『Magical Spell Tour 2025』開催など大躍進を見せたluv。そんな彼らが新たに生み出した新曲“Ohaguro”はそうした躍進を支えた努力の日々とインディーズ時代から磨き続けるセンス、さらには彼らの大部分がルーツに持つブラックミュージックのエッセンスが融合した1曲であり、「お歯黒」という日本古来の文化を大胆に捉え直す1曲だ。
 
そんな新曲“Ohaguro”がどのように制作されたのか、Hiyn（Vo, Gt）、Ofeen（DJ）、Rosa（Key）、Zum（Ba）、Sho（Dr）の5人に話を聞いた。話は「武者修行だった」という2025年を振り返るところから始まる。</p>
 </div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
luv</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28220328/luv-band_472377_01.jpg" alt="" width="1920" height="1281" class="aligncenter size-full wp-image-472381" /><figcaption>左から Hiyn（Vo, Gt）、Zum（Ba）、Rosa（Key）、Sho（Dr）、Ofeen（DJ）</figure></div>
 
<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──昨年はワンマンツアー2本、大型フェスも含むライブ出演、海外公演、1stミニアルバム『Already』と1st EP『The Seeds』のリリースなど、luvとしてめまぐるしい活躍を見せた年だったかと思います。</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　いろんな人に聴いてもらおう、良い曲を作ろうってことに重点を置いて、その上で一貫性を持って、バンドとしてやってきました。いろんな意味で武者修行でもあって、楽しいこともしんどいことも今後これ以上あるのかってくらいの1年になりましたね。
 
そうした活動のおかげで自分たちの音楽が海外でも通用することがわかったし、国内でも数字として目に見えた成果がありました。luvはデビュー前の期間も含めて、バンドとしての土台を作る時期がちょっと短かったので、自分たちのルーツになっている音楽を自分たちらしくただひたすらやるんではなく、いろんなことに挑戦して、いろんな人に聴いてもらう段階が必要だったんだと思います。</p>
 
<p><strong>Rosa</strong>　2025年は単純に5人でリハーサルをきちんとやる時間が増えたのもあります。デビュー前後まではあまり周りのことが見えていなかったというか、自分たちが音楽業界でやっていく自覚のようなものの実感が薄かったというのもあるかもしれませんが、去年の「いざ勝負！」というタイミングでは、好き嫌いだけでなく、luvにとっての良い音楽というものの水準をどこまで上げられるかに重きを置いて取り組めたと思います。制作面においても演奏面においても、質の高い音楽を見定めて、それに向けて練習をしていくような取り組み方ができていたかなって。</p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　実際にメジャーデビューしてからインディーズ時代と同じようにデモを作ってもしっくりこないことが多かったんです。理想に実力が追いついていないなって。だからどうやってluvを広めていくかを考えながら、技術面でも基本に立ち返って丁寧にやっていくことは意識していましたね。今までインディーズでやってきたことをさらに突き詰めたいと思っていたけど、それを音楽シーンで生き残ってやるには一回サウンドも含め鍛えなきゃいけないなって。</p></div>
 
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28220507/luv-band_472377_02.jpg" alt="" width="1920" height="1281" class="aligncenter size-full wp-image-472385" /></div>
 
<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──なるほど。過去の<a href="https://rockinon.com/interview/detail/213575" target="_blank">インタビュー</a>で「あったかソウル」と形容していた昨年の一貫した音楽性はその結果だったということですね。</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　そうですね。「あったかソウル」は僕らのルーツにある音楽をいろんな人に届けることを意識して取り組んだ1年間の結果ですね。</p>
 
<p><strong>──修行の1年の間にメンバーの関係性に変化などはありましたか？</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　人間関係の部分は最初と変わりなく、なんならどんどん良くなっているくらいで。それに5人とも演奏も考え方もしっかり音楽の世界で生きていくことをしっかり考えていて。いろんな人の話を聞いても、他のバンドと比べたらめっちゃ考えているなと思いましたね。全員ほんまに各々鬼ストイックなんです。みんなが頑張っているから自分も頑張ろうという気持ちもマジであったと思います。みんなわざわざ口に出していないけど（笑）。</p>
 
<p><strong>Sho</strong>　僕らはライブの経験もめちゃくちゃあるわけでもなかったので、ワンマンツアーで毎回違う箱でやったり、海外でライブしたり、いろいろあった中で、それぞれいろんな気づきがあって。あまり言葉にしないけど「今日あかんかったな」「ここは良かったな」とそれぞれが絶対反省していると思うんです。たまに帰りの車で大反省会のようなこともあるんですけどね（笑）。去年はライブでも制作でもそうやってみんなで反省と改善を繰り返して、そこでちょっと自信がついたというか、luvの可能性をもっと感じるようになって、そこから生まれたのが今回の新曲“Ohaguro”だったのかなって。</p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　本当にそう。“Ohaguro”ができたことで、あらためて去年の武者修行は必要だったなとマジで思いますね。</p>

<iframe data-testid="embed-iframe" style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/track/7AfgpoIGH0QhPBBc5tmlGc?utm_source=generator" width="100%" height="152" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>
 
<p><strong>──修行していく中でお互いへの信頼感も自ずと積み上がっていったと。そして実際に“Ohaguro”はルーツへと回帰しながらも洗練されたサウンドで、新境地へと踏み込む1曲になりました。制作はどのように進めていきましたか？</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　この曲に関してはOfeenが元になる16小節のトラックを持ってきて。僕と2人でそれに手を加えて作っていきました。</p>
 
<p><strong>Ofeen</strong>　11月くらいかな。暇なときにluvの曲を作ろうという意識もなく、遊びでジャジーな曲を作る練習をしようと思ってやってみたら「あ、曲になりそう」と思って。Bメロのピアノのフレーズが出てきたときに和の雰囲気を感じて、Hiynの家に行っていっしょに広げていきました。</p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　こうやってOfeenが曲のネタを持ってくるのは初めてで、2人で広げていくのも初めてでしたね。Rosaとはこれまでもいっしょにやったことがあるんですけど、2人で作るにしても制作スタイルは全然違っていて。Rosaはもう本当に大天才で、なおかつ僕とRosaの良い曲と思えるラインがリンクしていたからあれだけ一貫性を持って去年1年やれたと思います。だからRosaには任せる部分も大きいんですけど、Ofeenと僕でやるときはOfeenのやりたいことをいっしょに形にしていくイメージです。でもOfeenは最後の方ずっとスマホ見てたな（笑）。</p>
 
<p><strong>Ofeen</strong>　まあ、メロディーと歌詞は全部Hiynがやっているんで（笑）。ちなみにAメロはロバート・グラスパー（Robert Glasper）のコードワークだったりを参考にしていて、Bメロからサビはシルク・ソニック（Silk Sonic）の雰囲気というか。でもがっつり参照するというよりはムードですね、「こんな感じにしよう」くらいの。</p></div>
 
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28220743/luv-band_472377_03.jpg" alt="" width="1920" height="1297" class="aligncenter size-full wp-image-472386" /></div>
 
<div class="text-box left fade-up"> 
<p><strong>──他のメンバーの皆さんが最初にできたデモを聴いた印象はいかがでしたか？</strong></p>
 
<p><strong>Sho</strong>　最初は純粋に「カッコいいのキタな！」って。去年出した曲の印象とは違っていると思うんですけど、個人的には「これluvでやったらめっちゃいいやん！」って。デモの段階でドラムもサンプルで入っていたんですけど、かなり僕の好きな雰囲気で、なおかつ前に出るようなカッコいいフレーズが入っていたからドラマーとしても嬉しくて。</p>
 
<p><strong>Zum</strong>　実は今回インディーズの頃の曲の作り方に戻ったんですよね。この曲の前まではある程度スタジオで作ることが多かったんですけど、今回はDAW上である程度かっちりしたデモを2人で仕上げてくれて、それに僕らがドラム、ベース、鍵盤を入れる流れで。この作り方はたぶん2年ぶりくらいにしたから、久々でちょっと嬉しかったですね。考える時間もあったので、自分がどう弾くか整理することができたからこそ、この2人の熱量のあるデモにしっかり答えなきゃなっていう責任はすごく感じましたね。</p>
 
<p><strong>──リズムとウワモノのバランスが面白い曲でもありますよね。</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　そこはDAWで作っているからこそ出せる気持ち悪さというか。初期のluvを聴いてくれていた人には懐かしさと同時に去年の頑張りによって磨かれた部分を感じてもらえると思います。去年マジで頑張ったので（笑）。</p>
 
<p><strong>Zum</strong>　ベースのプレイに関しては今回は自分の大好きなブラックミュージックの感じ、自分の大好きなディアンジェロ（D'Angelo）のベーシストのピノ・パラディーノ（Pino Palladino）の雰囲気を前面に出したいなと思ったので、1曲通してそこをリファレンスにして弾きました。</p>
 
<p><strong>Sho</strong>　僕にはディアンジェロの『Voodoo』を無限に聴いていた時期があって、ドラムのクエストラヴ（Questlove）が好きだったんですけど、同時にそこでいっしょに弾いているピノ・パラディーノのベースの音も大好きで、そこはリズム隊で共通する部分ですね。この曲のプリプロをしたときに入っているベースを聴いたときに「すご！完全に俺の好きなやつや！」って。</p>
 
<p><strong>──Rosaさんはいかがでしょう？</strong></p>

<p><strong>Rosa</strong>　Ofeenは鍵盤弾きでもあるので、（デモの段階で）Ofeenが入れていた鍵盤の内容を僕がそのまま弾き直すというスタイルを今回は取っているんです。だからこそ今までとは違う経験を個人的にできたかなって。普段は自分が弾かないようなフレーズがいっぱいあって学びになりましたね。</p></div>
 
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28220341/luv-band_472377_04.jpg" alt="" width="1920" height="1297" class="aligncenter size-full wp-image-472383" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>Ofeen</strong>　これはイジってますね（笑）。でも真面目な話、やっていることが違うんで。Rosaはクラシックをずっとやってきたからね。</p>

<p><strong>──タイプの違ったキーボーディスト／ピアニストがいるのもluvの強みですよね。メンバーにプレイの面で何かオーダーすることはあるんですか？</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　曲のここはこういうニュアンスでと口頭では言わないんです。雰囲気さえ伝えればいつもデモをしっかりオーバーキルしてくれる（笑）。さっき信頼という言葉を言ってもらいましたけど、これが信頼なんですね。どうにかしてくれる、超えてきてくれるっていう信頼感がありますね。
 
去年鍛えられたことで、今回はほぼメンバーのみでディレクションの部分もできるようになりました。</p>
</div> 

<p><h2>「luvの曲でここまでうるさい曲は今までなかった。」</h2></p>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28220336/luv-band_472377_05.jpg" alt="" width="1920" height="1281" class="aligncenter size-full wp-image-472382" /></div> 

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──昨年はライブもたくさんありましたが、ライブでプレイすることを意識したりはしましたか？</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　僕らはライブだと中盤や終盤でインディーズのときの曲のアレンジを変えた、途中でぶっ壊すような流れになる曲があるんです。そこで全員でソロを回して「これがluvです！」みたいな。この“Ohaguro”の中には途中でそういうぶっ壊れたゾーンもあったりするので、必然的にそれを感じてもらうことができるかなって。これまでで一番ライブ感のある曲かもね。</p>

<p><strong>Ofeen</strong>　たしかに音源でここまでライブ感があるのは初めてかも。</p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　マジで途中うるさいから（笑）。luvの曲でここまでうるさい曲は今までなかった。</p>
 
<p><strong>──タイトルにもなっている「お歯黒」というテーマはどこからきているんですか？</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　以前僕はソロをやっていたんですけど、そのときのデモにあった曲で、ボツにしていたものから引っ張ってきています。luvとはまた話が違うんですけど、ソロのとき歌詞もメロディーも含め、ほぼ毎日1曲作る......それこそ修行みたいに年間で200曲以上作っていて。その中でもインパクト重視で作ってみていた時期があって、“Ohaguro”はそのタイミングでできていた曲だったんです。どこかのタイミングで使いたいなと思っていたんですけど、Ofeenの作ってきた16小節の中に和を感じたので、「ついにいける！」と思って。luvの“柔軟剤DOPE”や“胃袋ラブストーリー”、“Send To You”もちょうどその時期にできた曲が元になっていたりします。</p>
 
<p><strong>──“Send To You”もそうですが、“Ohaguro”も日本の文化であり、インパクトのあるフレーズですよね。</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　実は僕の大学の専攻が日本史研究で、日本史をずっと勉強していて。その中で「お歯黒」の文化についても学んでいたんです。“Send To You”を作ったときはそこに「日本っぽさ」があるなんて意識していなかったんですけど、海外のリスナーの方がたくさん反応してくれて、日本の文化が受け入れられている手応えがあったんですよね。</p>
 
<p><strong>──しかも“Ohaguro”の中では「お歯黒」という文化を捉え直しているように感じます。</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　歌詞に関してはluvが修行の1年間を経て、年明けにリリースするイメージで書きました。去年の1年間はluvにとっては必要な1年で、作った曲も必要な曲たちで、なおかつ自分らが良いと思うことをやって、良いと思う曲を作ってきた。それをどうやったら伝えられるか考えました。そのときに、自分が良いと思える美徳を選んでいく行為が、「お歯黒」という昔の人が「これが私です」と美徳を選び取る行為にちょっと重なっているなって思ったんです。
 
ただデモの段階で歌詞も入れていたけど、そこまでハッキリ聞こえる感じじゃなかったよね？</p>
 
<p><strong>Sho</strong>　いや、デモの段階でもBメロの〈紅と墨とで知らない帳の向こうへ〉というフレーズはハッキリ聴こえて。唇の赤と歯の黒の色のイメージがパーンと頭に浮かんで「カッコよ！」って。</p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　“Ohaguro”では歌詞以外でもトラックを作る中でちょっと和な楽器のサンプルを入れ込んだりもしているんで、これくらい日本を意識したものがどう受け止められるのか楽しみですね。</p>
</div> 

<div class="text-box fade-up"><p><strong>luv - Ohaguro (MV Teaser)</strong>
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/njKZOc55V3k?si=LEgecEcJnGoJj7v5" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p></div> 
 
<div class="text-box left fade-up">
<p><h2>脱力した先で鳴らす、luvの2026年</h2></p>

<p><strong>──リスナーの環境に目を向けると、2025年は国内のポップシーンでも星野源さん『Gen』や藤井風さん『Prema』などアーティストの趣味性が色濃く表面化した作品がリリースされ、広く受け入れられた年でもありました。なので、luvのこうした変化も着実に受け入れられるのではないかと思います。</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　みんなで話していても星野源さんと藤井風さんの名前はよく挙がりますね。本当に大尊敬です。お二人もいかに多くの人たちを巻き込むのかという時期を経て、より自分の好きなことの濃度を高めていますよね。だから僕らもインディーズのまま好きなことだけずっとやっているだけじゃダメで、だからこそ去年は絶対に必要な1年だったんですよね。もしかしたら「めちゃくちゃ売れたわけじゃないのにもう方向転換するの？」と思う人もいるかもしれないですけど、luvとしてはインディーズ時代の雰囲気に去年の武者修行で培ったものが上乗せされて、変化するにはこれ以上ないタイミングなんです。</p>
 
<p><strong>──ではluvの変化の年になるであろう2026年の目標を伺えますか？</strong></p>
 
<p><strong>Sho</strong>　去年は気持ち的にも気合いが入っていたし、肩の力がずっと入っているような感覚で。でもこの“Ohaguro”を作っている時期くらいからはなんだか肩の力も良い意味で抜けてきて、自分たちらしさとお客さんが楽しめるところのぶつかる部分をこれまで以上に見つけられるかもっていう前向きな気持ちもドンドン出てきました。実際“Ohaguro”のレコーディングのときも、今まではドラムはプレイの整理整頓という意識が強かったんですけど、「もっと自分らしさを出してもいいんじゃないか？」と思って望んで。そしたらそこに重なっていくみんなの音ももっとゴリゴリになっていった。だからそういう気持ちで今年はできたら嬉しいですね。</p></div> 
 
<div class="img-box fade-up"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/luv-band_472377_06.jpg" alt="" width="1920" height="1297" class="aligncenter size-full wp-image-472384" /></div> 

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>Rosa</strong>　2026年はより音色という面を追求して音楽に立体感を持たせたいなと思っていて。今使っている楽器は基本的にエレピか普通のピアノくらいで、Ofeenがウワモノの部分を担ってくれていることが多いんですけど、クラシックをずっとやっていて明らかな差異を感じるのがそこなんです。だからもっと表現の幅を広げるために音色を追求していこうかなと。</p>
 
<p><strong>Zum</strong>　僕はバンドマンのベーシストとして他のバンドのベーシストに負けたくないんです。みんなあまりこういうこと言わないけど、僕ははっきり言いたいです。負けたくない。今年は「この曲に対して一番良いフレーズを弾けるのは俺だろ」っていう負けない気持ちで毎回挑みます。去年は技術も知識も足りていない部分があったので、去年の経験、反省も踏まえて今年は頑張っていきます。</p></div> 
 
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28221315/luv-band_472377_07.jpg" alt="" width="1920" height="1297" class="aligncenter size-full wp-image-472387" /></div> 
 
<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>Ofeen</strong>　僕はluvの中で一番楽器が上手くなくて、他のバンドの人と比べてもあまり上手くないと思うんですけど、それで勝負できるのはアイディアくらいなんです。だからこそアイディアの幅が広がるようなトレーニングができたらいいなって。いろんな音楽を聴いて、どうやって作ってるんやろとか、どういうコードの上でどんなフレーズをどんな音で弾いてるとか細かい部分まで聴いてインスピレーションにする、その幅や深さを2026年はもっと突き詰めたいですね。</p>
 
<p><strong>Hiyn</strong>　Ofeenを見ていると、音楽は技量とかの話ではないなって思うんです。中学生くらいからずっといっしょにいるんですけど、曲に対してアホなフリして一番考えているというか。マジでアホなときはあるんですけど（笑）。でもluvの必要不可欠な部分をこの人がすごく大きく担っているんですよね。例えば“Send To You”のイントロもこの人のメロディーセンスあってのものだったんで。</p>
 
地元の私鉄に揺られながら、悩んでいるときOfeenが毎回「どんだけ上手くてもセンスが良くなければパッとせんから！お前がかますねん！」って励ましたりしていました。そんな時期を経てから完成したのが“Ohaguro”で、こいつの頑張りを一番近くで見ていたからこそ泣きそうになってしまって。実際luvのメンバーを集め始めたのもOfeenで、去年1年頑張って、5人ともいろいろしんどいことがあったと思うけど、ようやく自分たちのやりたいことがマンキンの実力でかつ脱力してできるようになってきたんです。</p>
 
僕らの強みとしてはいろんなジャンルをやれることなんで、「あったかソウル」ももちろんやりつつ、他のバンドにはできない振れ幅を今年はいろいろ見せれたらなって思います。今は取材中なんでかしこまった感じですけど、普段はもっと50倍うるさくて汚いので、そこも保ちつつ頑張りたいですね。</p>
 
<p><strong>──最後に3月から開催するアジアツアー『luv ASIA TOUR 2026』への意気込みをお願いします。</strong></p>
 
<p><strong>Hiyn</strong> 東京はluvとしては初めてのZeppで、音楽を知らんときから知っているZeppに出れるというのも嬉しいです。それに海外でワンマンっていうのもカッコいい......。</p>
 
<p><strong>Sho</strong> （食い気味で）カッコいいよな！（笑）</p>
 
<p><strong>Hiyn</strong> 熱量はブチ上げで、今年はさらにもう一段上のluvを見せれると思うんで、皆さんよろしくお願いします！</p>
</div> 

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview&Text：高久大輝
Photo：安川結子</p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">luv</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28214501/s-1000x667_v-fs_webp_3688dc17-4932-4d35-88dd-58895db969cb.png" alt="" width="1000" height="667" class="aligncenter size-full wp-image-472379" />
<p class="text">2023年6月結成
Hiyn(Vo&Gt)、Ofeen(DJ)、Rosa(Key)、Zum(Ba)、Sho(Ds) の5人組。
メンバー全員2003年生まれの新世代フューチャーソウルバンド。
2025年2月にリリースした「Send To You」がバイラルヒットし、日本、台湾、香港、韓国で Spotify バイラルチャートの TOP5 入りを果たす。
2025年2月リリースには1st Mini Album「Already」、また2025年10月には
1st EP「Seeds」をリリース。11月からスタートした全国 5都市を巡る2ndツアーも大盛況となった。
2026年、SpotifyのRADAR: Early Noise 2026に選出！
さらに、2026年3月から東京・ソウル・台北を巡るアジアツアーの開催が決定！
<a href="https://luv-band.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://x.com/luv_20221030" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>X</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/luv_official2023/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://www.youtube.com/@luv-band1030" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>YouTube</u></a>｜<a href="https://www.tiktok.com/@luv20221030" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>TikTok</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28214955/Ohaguro_jkt_s.jpg" alt="" width="640" height="640" class="aligncenter size-full wp-image-472380" />
<p class="name">Digital Single "Ohaguro"</p>
<p class="text">
2026.02.04 Release
Digital Single "Ohaguro"</p>
<a href=https://luv.lnk.to/Ohaguro" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>

<div class="separator"></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2027/02/28212910/1107e0504e0146d1f7f76e60090a6a34.jpg" alt="" width="1000" height="1250" class="aligncenter size-full wp-image-472378" />
<p class="name">luv ASIA TOUR 2026</p>
<p class="text">
[ 東京公演 ]
2026年3月15日(日)
会場：東京・ Zepp Shinjuku
開場 17:00 | 開演 18:00
前売：6,000円(税込)
※オールスタンディング / 整理番号付き/ 未就学児入場不可 / ドリンク代別途必要
&nbsp;
[ ソウル公演 ]
2026年3月21日（土）
会場：ソウル・KT&G Sangsangmadang Hongdae Live Hall
開場 18:30 | 開演 19:00
&nbsp;
[ 台北公演 ]
2026年4月12日(日)
会場：台北 ・THE WALL
※チケット詳細は後日公開</p>
<a href=https://linktr.ee/luv_ASIATOUR2026" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">東京公演</a><a href=https://tickets.interpark.com/goods/25017649" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">韓国公演</a>

</div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/niko-n-faninterview-02/471940/</guid>
		<title>僕らがNikoんを好きなワケ Vol.02 ～ファン・インタビューから紐解くバンドの魅力～</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/niko-n-faninterview-02/471940/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/niko-n-faninterview-02/471940/#respond</comments>
		<pubDate>Sat, 10 Jan 2026 03:00:33 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Akeching]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>そのバンドにしか表現できない音というものは実在するもので、まさしく個性の塊とも言えるサウンドを生み出し続けてい…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="961" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23185535/MG_9377-1920x1281.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23185535/MG_9377-1920x1281.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23185535/MG_9377-1536x1025.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23185535/MG_9377.jpg 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>そのバンドにしか表現できない音というものは実在するもので、まさしく個性の塊とも言えるサウンドを生み出し続けているロックバンドがいる。その名も<strong>Nikoん</strong>。2023年結成、オオスカ（Gt/Vo）、マナミオーガキ（Ba/Cho）の2名を中心に音楽好きの間では話題沸騰中。まぁ本当に凄まじいスピードでシーンを駆け巡りメジャーデビューを果たしたわけだ。すごい。</p>

<p>2026年9月に2ndアルバム『fragile Report』を発表。現在はアルバム購入者特典ツアー「アウトストアで47」、同時に「<strong>Re:TOUR</strong>」を開催中。ライブしまくりだ。</p>

<p>サウンドもさることながら、その活動も他のバンドとは一風変わった打ち出しが多く、常にリスナーをワクワクさせてくれることでも知られているNikoん。そんなNikoんの本当の魅力を知りたいのならば、彼らのディープなファンに話を聞くのが1番だろう。というわけで、Nikoん愛を語ってくれるファンを公募しインタビューを行った。一問一答的な感じの内容で3人に話を聞いたわけだが、なるほど、3人ともNikoんの魅力に共通するものを見出しているご様子。それは一体何なのか？</p>

<p>1人ずつ、3本の記事にわけてお届け！　2人目は東京でデザイン系の制作会社に勤めている20代の女性！</p></div>

<h2 class="fade-up">No.02 Hさん 20代・女性</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/09130830/dd268aa9f4d32205040b09ba7faeb440.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-471945" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<h2 class="fade-up">Nikoんを観ると反省を促される</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ーどんな流れでNikoんのことを好きになったんですか?</strong>

小学生の頃、サカナクションを好きになって、だんだんと夜の本気ダンスや愛はズボーンなどの踊れるロックが好きになり、インディーズをチェックするようになってライブに通い始めたんです。ある時、別のアーティストを観る目的で行ったライブで、オオスカさんがソロの弾き語りをやっていたのを観てCDを買ったんです。たしか2022年だったと思います。その後、しばらくしてNikoんが始まったのでライブに行くようになったんです。

<strong>ー好きな曲は何ですか?</strong>

悩みますね。日によって変わるんですけど、今日は「とぅ～ばっど」です。1stアルバムから選ぶなら「Vision-2」ですね。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/db9KFJQp2PE?si=D1YjtQHat0Qt-HZB" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/NWReQr2Vnuo?si=-BvLVF5lsSY3YOyS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

<strong>ーNikoんはどんな存在ですか?</strong>

反省を促される気がするというか。ライブのMCを思い出して、オオスカさんがこんなことを言ってたなとか。noteの内容も脳裏をよぎって、『あれはよくなかったな～』とか、そんなことを思いながら自分の行動を振り返っています（笑）。

<strong>ーえっ、反省を促される?</strong>

なんか勝手に思い出しちゃうんです。全然違うことを話したり歌ったりしているだけなんでしょうけど、自分に照らし合わせて解釈しちゃうんですよ。それで、『気をつけなくちゃ』って思うんです。

<strong>ー例えば、どんなことを思い出すんですか?</strong>

以前、オオスカさんが「まとめて紹介されるのはイヤだ」的なMCをされていたことがあったんです。そこから、あの人はこれが好きだから、きっとこれも好きだろうとか。何か枠組みにはめて決めつけないようにしなくちゃって。

<strong>ー特に心に刺さった歌詞はありますか?</strong>

特定の歌詞というわけではなく、これもMCでの話なんですけど「言葉が積み重なっていく」という話があって、その話を聞いて、私も気をつけて発言しようと思いました。普段、生活していてて、『うわ、今やっちゃったな～』って時の方がNikoんを思い出すことが多いかもしれないです。

<strong>ーHさん、ちゃんとNikoんを楽しめていますか?</strong>

楽しんでいます。勝手にいろいろ繋げちゃって思い出しているだけなので。それだけ印象が強いライブが多いという意味ですし、心を動かされているという話です。</p></div>

<div class="full-img-v fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/09131444/6472f019ec819acc086f68a63a4f9742.jpg" alt="" width="1334" height="2000" class="aligncenter size-full wp-image-471946" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<div class="full-img-v fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/09131504/11b864a05e49a2d8b372f0d8f1247600.jpg" alt="" width="1334" height="2000" class="aligncenter size-full wp-image-471947" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ー2ndアルバム『fragile Report』を聴いた感想を率直にどうぞ。</strong>

今作はマナミさんの曲が多いじゃないですか。だから、これまでとは違うテイストのNikoんの曲を聴くことができて、私としてはまた違った角度から反省を促されています。

<strong>ーああ、また反省しちゃったかー……。</strong>

また別角度から言われているような気がしまして。でも、改めて2人の歌があるという感じがして、そこがすごくよかったです。それに、以前からライブで演奏されていた曲がいつでも聴けるようになったというのは純粋に嬉しかったです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/09131648/f6aba790093330f3805969082e8e4848.jpg" alt="" width="2000" height="1334" class="aligncenter size-full wp-image-471948" /><figcaption>Ruriko Inagaki</figcaption></figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ーでは、記憶に残っているライブは何ですか?</strong>

今年の1月に渋谷のCLUB QUATTROで開催された自主企画ライブですね。会場がパンパンで。ライブに通い出した頃は3人くらいしかお客さんがいない日もあったのに、今はこんなにいろんな人がNikoんを聴いていて、大勢の人がカッコいいと思っているんだなってちょっと泣きそうになっちゃいました。

<strong>ーそんなNikoんの魅力はどういうところにあると思いますか?</strong>

MCにしてもそうなんですけど、ちゃんとお客さん1人1人と対話しようとしている気がなんとなくするんです。不特定多数に向けた言葉ではなく、目の前にいるお前ら、と言われている気がするし、こっちが見られていると感じる。そういう体験は、私にはなかったことなので。

<strong>ーNikoんを薦めるとしたら、どんな風にバンドを説明しながら薦めますか?</strong>

無理やり聴かせるような音楽ではないので、私はNikoんが好きですってことを一生懸命伝えてみて、それで相手が聴いてみようかなって思ってくれたらいいなと思います。聴いた方がいい理由というのは、特に説明できないです。でも、ライブに足を運ぶのが好きな人は好きになるんじゃないかと思います。

<strong>ーそこで、反省するわけですね?</strong>

はい。背筋を伸ばしたい人は是非、ですね（笑）。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/09131847/ZZ6_7930.jpg" alt="" width="1429" height="2000" class="aligncenter size-full wp-image-471949" /><figcaption>Yukitaka Amemiya</figcaption></figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ー今後のNikoんにどんなことを期待しますか?</strong>

とにかく好き勝手にやっていただくのが1番いいんだろうと思います。普通のバンドであったらブレーキをかけるんじゃないかなと思う時も、そのまま進んでいくような感じがしているので、そのままアクセルを踏みながら進み続けていってほしいと思います。

<strong>ーHさんはお仕事は何をやっているんですか?</strong>

デザイナーですね。今年、新卒で入社したんですけど楽しく働いています。最近やっているのは動画が多いです。

<strong>ーでは、Nikoんの曲にはどんなデザインが似合いそうだと思いますか?</strong>

やっぱりシンプルなのが似合うんじゃないかと思います。すでにアートワークはすごくシンプルですけど、さらに削ぎ落としても魅力が伝わると思います。CDを聴いていても思いますけど、本当に言葉が強いですし、油断していたら持っていかれるくらいの歌詞なので、それがストレートに伝わるデザインとなると、言葉を邪魔しないくらいシンプルなものがいいのかもしれませんね。

<strong>ーNikoんは今後どうなっていくと思いますか?</strong>

なんか、ある日突然解散しそうだなと。しないでほしいですけど。

<strong>ーなるほど（笑）。Nikoんのメンバーに伝えたいことは?</strong>

そのまま好きなように活動していってください。やっぱり作品を作ったり活動をする上で、自分に向き合った結果、やりたいことが変化してっくものだと思うのですが、思うままに好きにそのまま進んでいってほしいです。こちらは、それに合わせて素直な気持ちで受け止めていきたいと思います。</p></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview&Text by Ryo Tajima（DMRT）
Interviewer：ARAYAJAPAN
Artist Photo by Kevin Yoshida
Live Photo by Ruriko Inagaki、Yukitaka Amemiya</p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">ARTIST INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23155110/209cf69c2e889aa5b52b9720fecdea18-scaled.jpg" alt="" width="1811" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-471503" />
<p class="name">Nikoん</p>
<p class="text">2023年に結成されたロックバンド。FUJI ROCK FESTIVAL’24の「ROOKIE A GO-GO」への出演や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏が「芥川賞」を参考に立ち上げた新進気鋭のミュージシャンのアルバムに贈られる「APPLE VINEGAR -Music Award- 2025」で特別賞を受賞するなど、傾聴を集め始めている。
<a href="https://niko-n.jimdofree.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://x.com/Niko_n_band" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>X</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/nikon_band/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">LIVE INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/01/09125148/bf47e8745442df0616d2ec47db5bc4e0-scaled.jpg" alt="" width="1822" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-471941" />
<p class="name">Nikoん presents 新春 謝罪会見</p>
<p class="text">2026年1月13日（火）
東京/渋谷 CLUB QUATTRO OPEN 18:00 / START 19:00
ゲストアクト：a flood of circle、DJ TOMMY（BOY）
通常チケット：¥2,026 ／ CD付きチケット：¥3,500</p>
<a href=https://eplus.jp/nikon/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">イープラス</a><a href=https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2544150" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ぴあ</a><a href=https://l-tike.com/niko-n/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ローソン</a>
<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">TOUR INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23161034/OUTSTORE-de-47-poster_small.png" alt="" width="1357" height="1920" class="aligncenter size-full wp-image-471507" />
<p class="name">アウトストアで47</p>
<p class="text">2nd Album『fragile Report』の購入者は無料で入場できる47都道府県ツアー（各会場、定員に達し次第〆切）
※関東、東北、北海道、北陸、関西、東海シリーズは終了
※2026年1月～2月で、四国、中国、九州シリーズを開催</p>
<a href=https://fragilereport47.jp/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">INFO・申し込み</a>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23164208/e9aa6b294212399e0ae5584cf3c8a122.png" alt="" width="1358" height="1920" class="aligncenter size-full wp-image-471508" />
<p class="name">Re:TOUR</p>
<p class="text">「アウトストアで47」で訪れる各エリアのファイナル公演を全国13ヶ所で開催（前売り ¥2,500 / 対バン有り）
※2026年1月～2月で、四国、中国、九州シリーズを開催</p>
<a href=https://eplus.jp/nikon/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">イープラス</a><a href=https://w.pia.jp/t/nikon-retour/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ぴあ</a><a href=https://l-tike.com/niko-n/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ローソン</a>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23164438/ce9192cef00ddc67a1186e3738b30f8a-1.png" alt="" width="1358" height="1920" class="aligncenter size-full wp-image-471510" />
<p class="name">fragile Report RELEASE TOUR</p>
<p class="text">
・2026年2月22日（日）新潟 GOLDEN PIGS BLACK
・2026年2月23日（月・祝）宮城/仙台 enn 2nd
・2026年2月28日（土）広島 ALMIGHTY
・2026年3月01日（日）香川/高松 TOONICE
・2026年3月07日（土）北海道/札幌 SPiCE
・2026年3月11日（水）愛知/名古屋 CLUB UPSET
・2026年3月13日（金）福岡 Queblick
・2026年3月15日（日）鹿児島 SR HALL
・2026年3月20日（金・祝）大阪/心斎橋 ANIMA
・2026年3月21日（土）東京 渋谷区某所（ワンマン）
※東京ファイナル以外、対バンあり
前売り：¥3,500（ファイナル東京/ワンマンのみ：¥2,500）</p>
<a href=https://eplus.jp/nikon/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">先行予約はこちら</a>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">RELEASE INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/12/23160238/fragile-Report-jkt_final_small.jpg" alt="" width="1080" height="1080" class="aligncenter size-full wp-image-471504" />
<p class="name">2nd Album「fragile Report」</p>
<p class="text">NOW ON SALE
※ 前代未聞の初回限定封入特典「47都道府県ツアー招待券」付き
収録曲：
01. fragile report
02. bend
03. nai-わ
04. 靴
05. dried
06. さまpake
07. とぅ~ばっど
08. グバマイ!!
09. (^。^)// ハイ</p>
<a href="https://nikon.lnk.to/fragile_report"  class="btn" target="_blank" alt="Link">詳細はこちら</a>

<p><strong>bend - Music Video(YouTube)</strong></p>
https://youtu.be/eMBBbV8pAJA

<p><strong>とぅ~ばっど - Music Video(YouTube)</strong></p>
https://youtu.be/db9KFJQp2PE

<p><strong>さまpake - Music Video(YouTube)</strong></p>
https://youtu.be/jSyxCffKAA4

<p><strong>(^｡^)// ﾊｲ - Music Video（YouTube）</strong></p>
https://youtu.be/XTj-hZQlH0Q

</div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/gangparade-1225/471148/</guid>
		<title>GANG PARADE 感謝と再出発の8thシングル“KIMI☆NO☆OKAGE”――メンバーが語る10年の軌跡</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/gangparade-1225/471148/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/gangparade-1225/471148/#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 25 Dec 2025 10:00:00 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[米本柚香]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=471148</guid>
<![CDATA[<summary><p>＜WACK＞所属の11人組アイドルグループ・GANG PARADE（以下：ギャンパレ）。彼女たちが、12月17…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08153102/gangparade_9-1920x1280.jpeg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08153102/gangparade_9-1920x1280.jpeg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08153102/gangparade_9-1536x1024.jpeg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08153102/gangparade_9-2048x1365.jpeg 2048w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p>＜<strong>WACK</strong>＞所属の11人組アイドルグループ・<strong>GANG PARADE</strong>（以下：ギャンパレ）。彼女たちが、12月17日（水）に8thシングル“<strong>KIMI☆NO☆OKAGE</strong>”をリリースする。

今年6月で活動10周年を迎えたギャンパレ。今作もそれを記念してのものとは、タイトルからも大いに伝わるところだろう。収録された全3曲について聞くのはもちろん、メンバー／グループとも、2025年を総括するような話題で取材を賑やかに締め括ってもらった。今回登場してくれたのは、<strong>ヤママチミキ</strong>、<strong>キャン・GP・マイカ</strong>、<strong>キラ・メイ</strong>、<strong>キャ・ノン</strong>の4名である。

ちなみに、インタビュー後の写真撮影時、メンバーから次々に飛び交っていた「<strong>ハーイみょん</strong>」という謎の呪文。グループ内での直近の“バズスラング”らしく、1週間も待たずしてブームは過ぎ去ったと言いながら、まだまだ息は長そうだった。というかそもそも、この言葉の意味とは一体……。記事終盤で、その答えを見つけてもらいたい。</p></div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
GANG PARADE</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08162658/gangparade_1-1920x1280.jpeg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-471162" /></div>


<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──今年6月より、ギャンパレは活動10周年イヤーに突入しています。</strong></p>

<p><strong>キャン・GP・マイカ（以下：マイカ）</strong>　今回のシングルも、10周年をお祝いする位置付けのものになっています。これだけ活動していてなお、ギャンパレの幅をさらに広げてくれるような3曲がぎゅっと詰まっています！</p>

<p><strong>キラ・メイ（以下：メイ）</strong>　どの曲をとっても、いい意味でサウンドがバラバラだよね。</p>

<p><strong>──表題曲”KIMI☆NO☆OKAGE”は、作詞・JxSxKさん、作編曲・草野華余子さんによる想いのこもったメッセージソングに。こちらは歌詞と曲、どちらが先に出来上がったのでしょう。</strong></p>

<p><strong>キャ・ノン（以下　ノン）</strong>　曲の方が先でした。草野さん楽曲は今回で3曲目で、レコーディングにも立ち会っていただいて。いつもメンバーごとに細かくディレクションしてくださるのですが、私に対しては「まずは歌詞を音読して、言葉を喋るのと同じ感覚で歌えるようになろう」とアドバイスをくださって。とにかく“伝えたいことだらけ”な歌詞なので、その想いが届けばうれしいです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08162624/gangparade_5-1920x1280.jpeg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-471159" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──歌詞に目を落として最初に気になったのが、歌い出しの〈かわいいな また会えるかな〉。このフレーズはずばり、どなたの目線から綴られたものだと感じましたか？</strong></p>

<p><strong>ヤママチミキ（以下　ミキ）</strong>　私もそこ、すごく気になっちゃって。我々の事務所の元・社長で創業者である渡辺淳之介さん（＝JxSxK）の歌詞って、聴く人によって解釈が変わるものが多い気がするんですよ。今回だとファンの“遊び人”の方々はもちろん、逆に私たちがステージ上から客席を眺めて「かわいい！」なんて思う瞬間もあるから、どちらでも成立しそうだし。</p>

<p><strong>──たしかに。</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　私自身はブースでサビを歌っているとき、メンバーの顔が思い浮かんだりもして……んっ？（と、向かって左隣に座るメイからじっと視線を向けられていることに気づく）</p>

<p><strong>メイ</strong>　……私もかわいい、ってこと？</p>

<p><strong>ミキ</strong>　いや、そこは別に思わなかったけど（笑）。</p>

<p><strong>──心配ないです、かわいいです。私が代弁します。</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　あははっ（笑）。2番の歌詞も色々な捉え方ができそうですよね。私たちから卒業したメンバーに向けてだったり、あるいは渡辺さんからの目線だったりするのかも。</p>

<p><strong>メイ</strong>　〈君のおかげで バカになれたよ／少しも怖くなかった ちょっと嘘〉なんてサビのフレーズもすごく印象的。遊び人がいればどんな場面も怖くないけど、ほんの少しだけ不安がよぎるのも嘘じゃないから。</p>

<p><strong>──いわゆる「感謝ソング」ということで、レコーディング時に大切な記憶が蘇ってきたりも？</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　私の場合、ライブで”CAN'T STOP”を歌っている瞬間を思い出しました。あの曲では途中、客席の遊び人同士で手を繋いでジャンプをするんですけど、日常生活で知らない人同士で手を繋ぎあうなんて滅多にないじゃないですか。そんな光景を見られるのも、ギャンパレのライブだからこそ。私も含め、みんなでバカになれるのが「遊び場」なんですよね。</p>

<p><strong>──とても素敵です。そういえば、みなさんを最後に取材させてもらったのが、昨年夏に”Peace☆超パニック / 一夏”をリリースしたときのこと。その際、”Peace☆超パニック”の歌割りが作家陣と「解釈一致」だったという話題で盛り上がったことをよく覚えています。そのあたり、今作ではいかがでしたか？</strong>（参考　<a href="https://qetic.jp/interview/gang-parade-240902/463053/" target="_blank">GANG PARADE、2024年夏ソングのフックは“シャウト”と“歌舞伎町”？</a>）</p>

<p><strong>ノン</strong>　それでいうと、次の“ラビバアソビバ!!”の方がしっくりきていて。</p>

<p><strong>──では、2曲目の話題に移りましょう。こちらは作詞・菅原卓郎さん、作編曲・滝善充さんと、9mm Parabellum Bullet メンバーによる豪華な提供曲となっています。同バンドとは10月中旬に＜ライブナタリー presents GANG PARADE SAY HELLO！2MAN’25＞で対バンしたばかりですね。</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　当日は、私たちも生バンドさんについていただいて。普段の対バンではオケ演奏を流しているので、バンド演奏同士という同じ土俵に立たせていただいた感覚でした。まさに異種格闘技、みたいな。とても貴重な経験をすることができました。</p>

<p><strong>メイ</strong>　楽曲提供については、ライブ前から「もしお願いできたら」とお伝えしていたのですが、お返事としては「実際のステージを観てみないと、曲が思い浮かぶかどうか……」というのもので。仰る通りだし、だから当日は色々な意味でプレッシャーがあったんです。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　「勝負っ！」って感じだったよね。</p>

<p><strong>メイ</strong>　本当にね。ステージの出来次第で、新曲が生まれるか否かだったから緊張だった！　そうしたら9mmのメンバーの皆さん、私たちのステージを舞台袖からずっと観てくださっていて。しかもライブから数日も経たないうちに、こんなに素敵な曲を作って送ってくださるとは。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/gangparade_8.jpeg" alt="" width="1" height="1" class="alignnone size-medium wp-image-471152" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──ちょっと待ってください。本日の日付から逆算してみたのですが、制作開始から完パケまでがとんでもないスピード感で進んでいませんか！？</strong></p>

<p><strong>メイ</strong>　超特急でした（笑）。</p>

<p><strong>──本当にお疲れさまでした。楽曲について、少し怪しさを纏ったロックチューンに仕上がっています。みなさんのなかでの第一印象はどのような？</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　イントロから9mmさん節が炸裂していて、すごく攻撃的だなと。でも、歌詞を読むと優しさに包まれた感覚になるんです。</p>

<p><strong>──ここでの「優しさ」とは具体的に？</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　ギャンパレがどんなグループなのかを、卓郎さんと滝さんが理解してくださっている優しさ、ですかね。制作にあたって、私たち一人ひとりのことや、これまで歌ってきた歌詞をたくさん見て、調べてくださったことが伝わってくるんです。</p>

<p><strong>──いわば、作り手の愛情というわけですね。そしてお待たせしました。先ほどのノンさんの話をこのあたりでぜひ。</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　歌割りの話ですね！　ココ（ココ・パーティン・ココ）が歌い出しを担当しているのがすごく解釈一致でした。これはもうまず間違いないだろうと。私自身の話だと、楽曲中盤に待っているセリフパートの最初をいただけたのがうれしかった（笑）。今回はセリフパートだけ、メンバーが拡声器を通してマイクに声を吹き込んだんです。すごく楽しかったよね。</p>

<p><strong>ミキ</strong>　うん。9mmさんとしても、初の試みだったみたいです。</p>

<p><strong>──またすごいことを。そんな“ラビバアソビバ!!”ですが、ダンスはどんな振り付けになりそうですか？</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　これから作ります！（笑）　卓郎さんと滝さんには振りのイメージも相談をさせていただいて。そうしたら、そもそもの楽曲イメージを教えてくださったんです。なんでも「ギャンパレが違う惑星から、地球に中継を送っている」らしいので、私たちが宇宙人になるのかも？　全体的に不思議な雰囲気を表現しつつ、〈ラ‼︎ビバ‼︎アソビバ‼︎ラ‼︎ビバ‼︎アソビバ‼︎〉のコール部分は、ライブで会場一体となれるようなダンスにできればと思います。</p>

<p><strong>──マイカさんの振り作り苦戦エピソードは、ご本人不在でも前回の取材で話題に挙がっていましたよ。</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　「一夏」のことかな？　読書習慣が身についていないためか、歌詞のなかで誰のどんな気持ちが描かれているのかが掴みづらくて、メンバーに1行ずつ解説してもらったという（笑）。</p>

<p><strong>──最終的な解釈が、主人公が歌舞伎町でホスト狂いまで堕ちるも、見事に沼から脱却するという衝撃の内容に。『KIMI☆NO☆OKAGE』収録曲でも、そういった緊急招集はありましたか？</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　今回は開催せずに済みました。でも“KIMI☆NO☆OKAGE”の振り入れがちょうど明日に迫っているものの……本当にまだまだこれからで（笑）。さっきまで煮詰まっていたんですけど、メンバーの想いや言葉を取材中にたくさん聞けて、「あっ、この子はこんな気持ちでサビを歌ってたんだ」「なるほど、こういう光景が思い浮かぶのか」なんて色々と整理ができたので、振り作りのアイデアがだんだん閃いてきました。その意味では、今日の取材時間はありがたかったです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08162611/gangparade_6-1920x1280.jpeg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-471158" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──この時間が役立ったようでなによりです。最後の収録曲は“Happy Yummy Lucky Yummy”。TVアニメ『デブとラブと過ちと！』オープニングテーマにも起用されていますね。私ごとながら、この曲が本当に好きすぎて。昨晩、その旨をXでポストしたところ、メンバーの月ノウサギさんから秒速でいいねをいただきました。</strong></p>

<p><strong>全員</strong>　あははははっ（笑）。</p>

<p><strong>メイ</strong>　いつもながら、エゴサの鬼すぎるよ。</p>

<p><strong>──本楽曲には、共作詞としてメンバーのユメノユアさんが参加しています。タイトルもユアさんが考えたものでしょうか。</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　そうだと思います。私たちが約10年前に発表した楽曲“Happy Lucky Kirakira Lucky”のセルフオマージュで、歌詞にもリンクするところがあって。それもあってか、アニメのストーリーとリンクする部分はもちろん、同時にユメノユアという人格もどこか感じられるんじゃないかな。</p>

<p><strong>──なるほど。とにかく歌っていて気持ちのよさそうな楽曲ですよね。譜割が絶妙といいますか。</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　たしか音ハメの部分は、共作詞をしてくださったHayato Yamamotoさんの仮歌詞を、ユアがギャンパレらしい言葉に書き換える作り方をしていて。完成まで、ユアから何度も「いま調整してる！」って共有があっただけに、たくさんやり取りをして、最後まで細かく詰めてくれたんだと思います。</p>

<p><strong>──この楽曲を特徴づける〈ギュギュギュギュン！〉というエンジン音のようなラインですが、これはなにをイメージした擬音なのでしょう。</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　主人公の幸田夢子さん（CV　遠藤綾）の走っている様子ですね。原作マンガとアニメ劇中を問わず、夢子さんはよく走るキャラクターなので（笑）。それを聞いて、私も曲中に走っている振り付けを入れようと考えました。</p>

<p><strong>──たしかに2話で、同僚の玉井咲（CV　鬼頭明里）が会社から失踪した際、夢子が彼女を捜索すべく公園を全力失踪していましたね。</strong></p>

<p><strong>メイ</strong>　そうです、あの音です。夢子さん、めっちゃ駆け回ってた（笑）。</p>

<p><strong>──では、2コーラス目の歌い出しにある〈あれ、なに、、〉の意味は？</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　実はこの曲、レコーディングを2分割して行なったんですよ。テレビ尺の1番までを録った後、また別日に間隔を空けて、2番以降を歌う形で。そのときに初めて発覚した〈あれ、なに、、〉という歌い出し。歌うはずの私たちでさえ「急にナニゴト？」ってなりました。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　本当に突然現れたというか。もしかして、レコーディング当日のギャンパレに向けた歌詞だったのかな？</p>

<p><strong>ノン</strong>　1番で曲が終わると思わせつつ……。</p>

<p><strong>メイ</strong>　「なんか続きがあるんだけどー！」みたいな。</p>

<p><strong>──メタ的な解釈をするなら、あながち間違いでもなさそうですね。本楽曲はMVも制作されました。お菓子やフルーツで彩られた、いわゆる“顔ハメパネル”が大活躍でしたが、あれはCGではないんですよね。</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　なんと、実物なんです。</p>

<p><strong>ミキ</strong>　11名分とも、メンバーカラーに合わせて作っていただいて。顔が収まるサイズ感もぴったりで、美術さんって本当にすごいなと。</p>

<p><strong>メイ</strong>　そういえば私、最初はレモンの散らばったパネルが用意されていたんです。ただ「各自の担当カラーに合わせた方がよさそう」という話から、ピーチのパネルをその場ですぐに組み立ててくださって。</p>

<p><strong>──そんな即席で作れるものなんですか！？</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　すごいスピード感だったよね。なんなら、ほかメンバー分も撮影しながら作られていたくらい。</p>

<p><strong>ノン</strong>　そうそう。あと、当日は個別撮影だったから知らないと思うけど、私は風船ガムを膨らませるのにもかなり苦戦して。寝転んだ状態でガムを噛むとか普段はないじゃん。</p>

<p><strong>──そもそも大人になると、風船ガムなんて滅多に膨らまさないですからね。</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　しかも、そのシーンを撮り始めたのがもう終電間際で。「ヤバい、私のせいでみんなの終電がなくなる！」って焦る一方で、スタッフさんもなんとかしようと頑張ってくれた結果……私の口に次々と放り込まれるガム。「もう大丈夫です！」ってくらいなパンパン具合でした（笑）。</p>

<p><strong>──みなさんの終電を背負った風船ガムだったと（笑）。そんな頑張りが伝わってか、YouTubeにこんな素敵コメントが届いていましたよ。「デブラブの主題歌で知りました。こんな正統派アイドルがまだ日本にいたのは感動です」と。</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　えっ！？</p>

<p><strong>メイ</strong>　「正統派アイドル」だって。</p>

<p><strong>ミキ</strong>　待って、正統派だと思われてる！？</p>

<p><strong>マイカ</strong>　やったー！     </p>

<p><strong>ノン</strong>　たぶんだけど……その人、騙されてるよ（笑）。</p>

<p><strong>メイ</strong>　そりゃたしかに、今回のMVだと正統派に見えるかもだけど。</p>

<p><strong>──とはいえ、変顔シーンもちゃんと入っているので妙なんですよね。高度なボケだったのか、はたまた……。</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　なにはともあれ、騙してます。ほかのMVも少しでいいので観てみてください。</p>

<p><strong>メイ</strong>　あとでお返事しとこうか。「あの、違いますよ」って。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　「こちらもご覧ください」って、リンク貼っておこう（笑）。</p>

<p><strong>──（笑）。ここからは、年末に向けた振り返り企画をさせてください。まずは、ギャンパレ作品以外であれば、音楽・映画・書籍などジャンルは問いません。“2025年のベストリリース”といえば？</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　決まった！</p>

<p><strong>ミキ</strong>　はっや（笑）。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　これはもう、Juice=Juiceさんの「盛れ！ミ・アモーレ」。楽曲のバズからダンス、TikTokと勢いに乗って、同じアイドルから見て羨ましいくらいに綺麗な波が生まれていると思う。一人の“ハロオタ”としても「よかった〜」って感じです。</p>

<p><strong>──ちょうど先日、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』にも登場していましたね。</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　それこそ、動画公開と同日の日本武道館ライブにも遊びに行けたんですけど、会場を見渡したら「“盛れ！ミ・アモーレ”から興味を持ったのでは？」というくらい多くのファンで溢れていたし、曲自体も最初と終わりの合計2回も披露されて。あの曲が持つパワーを改めて見せつけられました。</p>

<p><strong>ミキ</strong>　えっ、2回！？　そんなWACKみたいなことを！？</p>

<p><strong>マイカ</strong>　そうそう（笑）。私たちの事務所ならしょっちゅうだけど、ほかのアーティストさんが同じ曲を2回歌うなんてそうそうないじゃん。しかも2回目のときは、炎の演出を大々的に見せるために、定番の銀テープを出していなくて。「盛れ！ミ・アモーレ」に懸けたんだ、という本気がすごく伝わってきた。</p></div>


<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08170444/reHanako0167-1920x1280.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-471163" /></div>


<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──貴重なお話をありがとうございます。今度は、メイさんのベストリリースを。</strong></p>

<p><strong>メイ</strong>　『パラショッパーズ』という能力系バトルマンガがおすすめです。スマホアプリで特殊な能力を売買できる世界が舞台なのですが、“藁を1本だけ動かせる能力”を、主人公の天良木光定がテキトーに買っちゃうところから物語が始まります。能力としてはすごく弱いはずなのに、機転を利かせてバトルを切り抜けていくのがめっちゃ面白いです。</p>

<p><strong>──たしか『うえきの法則』作者の福地翼さんによる最新作ですよね。</strong></p>

<p><strong>メイ</strong>　そうそう！　物語の展開作りに驚かされるし、続きが気になってワクワクしっぱなしで。アニメ化も待ち遠しくて仕方がないです。能力やバトル系のマンガが好きな人に絶対に読んでほしい！　『週刊少年サンデー』にて連載中、アプリでも全部読めるのでぜひ！</p>

<p><strong>──強めのアピールをありがとうございます。続いては……。</strong></p>

<p><strong>ミキ</strong>　私は映画で『サンダーボルツ*』。いわゆる“Dオタ”の私が、今年観たなかでいちばんよかったと思えるディズニー(マーベル)作品でした。今回は、過去シリーズでの悪役＝ヴィランにあたるキャラクターが集結して、敗北を経験した者たちのアナザーストーリーを見せてくれるんです。そこにどこか、自分自身にも通ずるものを感じてしまって。挫折をしても終わりじゃない。そんなメッセージに胸打たれて、気づけば映画館に3回ほど足を運んでしまいました（笑）。ディズニープラスでも配信中なので、ぜひ観てください！</p>
</div>


<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2025/12/08162559/gangparade_7-1920x1280.jpeg" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-471157" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──こちらも強めの文体でまとめさせていただきます。最後はノンさんですね。</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　ゆるめるモ！さんの”真面目に生きて報われたいの♡”かな。清竜人さんの提供曲で、私が今年いちばん好きになったアイドルソングです。私は毎年、季節ごとにプレイリストを作るようにしているのですが、今年の秋はこの曲が入っていました。もうめちゃめちゃよくて……たぶん、バズります。</p>

<p><strong>──これは、予言？</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　「来る」と思います。ゆるめるモ！さんって、歌が上手い子がいれば、声がとびっきりかわいい子もいたりと、メンバーが本当に個性豊かなんですよ。そんな子たちが、清さん節の効いた楽曲を歌うと、もう魅力が何倍にも膨らんで。本当に羨ましい限りです。ぜひ聴いてみてほしいな！</p>

<p><strong>──みなさん、熱いプレゼンをありがとうございました。最後は再びギャンパレの話題に戻って、メンバー間での2025年流行語を教えてください。</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　ハーイみょん！</p>

<p><strong>メイ</strong>　ハーイみょん、じゃん。</p>

<p><strong>──なんですか、それ？（笑）</strong></p>

<p><strong>メイ</strong>　『たまごっちのプチプチおみせっち』のLINEスタンプに登場するセリフです（笑）。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　メンバーのうち何人かがこのスタンプを持っていて、あるときグループLINEに2人くらいが連続で「ハーイみょん！」を押してきたことがあったんですよ。その直後に、ユイ・ガ・ドクソンが「ハーイみょん！」ってスタンプではなく、テキストで送信してきて。「あっ、スタンプ持ってないんだ」と。思わず、みんなでゲラゲラ笑っちゃいました。</p>

<p><strong>──無課金というか、素手でリングに上がり込んできた感覚に近いですね。</strong></p>

<p><strong>メイ</strong>　あれは“貧乏ハーイみょん！”だったよね。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　「スタンプ買えないのー？」って、可哀想だった（笑）。</p>

<p><strong>メイ</strong>　でも、私たちの流行語って流行り廃りが早いから。「ハーイみょん！」が流行ったのもつい最近だけど、本当に一瞬だったし。</p>

<p><strong>ミキ</strong>　うん。1週間も保ってないよ、あれ。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　数日くらいの感覚だよね。</p>

<p><strong>メイ</strong>　持続しないと、記憶に残らないから。</p>

<p><strong>ノン</strong>　今年の流行語じゃないかもしれないけど、「これは永遠ですか？」も言いがち。私たちって練習中にたびたび、オリジナルワードが誕生するんです。「これは永遠ですか？」でいうと「このルール変更を永遠に適用しますか？」という意味で。あと、自分の発言が採用されたときの「手柄！」とかも。「盗んでいい？」「ジーニアス！」なんてのもそうかな。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　「手柄」はかなり長く生きてるよね。あと「勝訴！」とかも流行語だし。</p>

<p><strong>メイ</strong>　「癪（しゃく）だよー！」も。</p>

<p><strong>──「勝訴」と「盗んでいい？」の使い方が気になります。</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　たとえば、ダンスのフォーメーション番号がバッティングした場面で、正解を見て正しかった方のメンバーが言えるのが「勝訴」。裁判所の“あの広げる振り”が付きます。「盗んでいい？」は、月ノウサギが生み出したワードですね。ダンスのタイミングずれで、一人ずつ振りを披露するなかで、次の振りに間に合わないメンバーが、その音を本来使うはずだったメンバーに「（音を）盗んでいい？」と確認するときに使えます。</p>

<p><strong>──個人的には「手柄」の汎用性が高そうで好きでした。私ごとながら、好きなラッパーの曲に「言った!!」というものがありまして。たとえば、なにかを決めるときによいアイデアを出した相手に「お、出たな！」という意味で発するローカルスラングのようなもので、これが最終的にそのまま楽曲になり、一気にスマッシュヒットを記録したという。</strong></p>

<p><strong>マイカ</strong>　ってことは……うちらは「手柄」？</p>

<p><strong>──いや、あると思います。楽曲の合いの手とかにどうでしょう。\ﾃｶﾞﾗｯ‼︎/ みたいな。</strong></p>

<p><strong>ノン</strong>　まさかの曲中！？</p>

<p><strong>マイカ</strong>　やばーい。</p>

<p><strong>メイ</strong>　そっか「手柄」か〜。</p>

<p><strong>ミキ</strong>　じゃあ、次回は“手柄ソング”をやっていきましょうか……。</p>

<p><strong>マイカ</strong>　なんなの、手柄ソングって（笑）。</p></div>


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<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview&Text　一条 皓太
Photo　小林真梨子</p></div>

<div class="information">
<h2>RELEASE INFORMATION</h2>
<h3>KIMI☆NO☆OKAGE</h3>
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GANG PARADE
2025.12.17
<a href="https://store.wmg.jp/products/5612?srsltid=AfmBOoojlDxbMU4TyAnsKKgP1Zlnl7JuWS5MsOquGwuZzhvXOJ-MjgSJ"  class="btn" target="_blank">詳細はこちら</a>
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<p>© Qetic Inc.</p>
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