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<title>Qetic - 時代に口髭を生やすニュースメディア”けてぃっく”</title>
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<description>ニュースメディア Qetic（けてぃっく）では、音楽、映画、芸能、アート、ファッション、グルメ、アプリ、コラム、アニメなど、最新トレンドから今ネットで話題のゴシップまであらゆるエンタメ・カルチャー情報をお届けします。</description>
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		<title>11月29日（日）東京・草月ホールにて、大森靖子と森 大翔を迎えた 『Gibson Crossover Live』第二弾の開催が決定！ ～ギブソン・サウンドが交差する、一夜限りのスペシャル・ライブ～</title>
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		<pubDate>Mon, 05 Oct 2026 07:59:54 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>ギブソン・ブランズ・ジャパンがプロデュースする、異なるアーティストの感性が交差し、火花を散らすライブ・イベント…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/05122744/Main_Gibson-Crossover-Live-vol.2_1-1440x960.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/05122744/Main_Gibson-Crossover-Live-vol.2_1-1440x960.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/05122744/Main_Gibson-Crossover-Live-vol.2_1-1536x1024.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/05122744/Main_Gibson-Crossover-Live-vol.2_1.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure>ギブソン・ブランズ・ジャパンがプロデュースする、異なるアーティストの感性が交差し、火花を散らすライブ・イベント『Gibson Crossover Live（ギブソン・クロスオーバー・ライブ）』第二弾の開催が決定しました。独自の世界観と圧倒的な表現力で、多くのファンを魅了し続ける大森靖子。そして卓越したギタープレイとソング・ライティングでシーンを疾走する森 大翔。

異なる個性・音楽性の2組が、Gibsonギターのサウンドを携えて交差する、この日限りのスペシャルなツーマン。それぞれの魅力を存分に味わえる濃密なステージを、ぜひお見逃しなく！

チケットは10月9日（金）12:00より一般発売開始！

チケットのご購入は特設サイト内の詳細をご確認ください。

<a href="https://gibson.jp/pages/gibson-crossover-live-vol2"  class="btn" target="_blank" alt="Link">特設サイト</a>

<b>【出演アーティスト】</b>
このスペシャル・ライブを彩るのは、異なる個性と音楽性を持つ2組のアーティスト。

<b>■大森靖子</b>
メインアクトを飾るのは、愛媛県出身の「超歌手」大森靖子。美大在学中より音楽活動を始め、鋭く繊細な言葉と、感情を鮮烈に描き出す歌声、圧倒的なライブ・パフォーマンスで唯一無二の存在感を放ち続けています。ロック、ポップス、アイドルなどジャンルの垣根を越えて活動するほか、楽曲提供やプロデュース、執筆など幅広い表現を展開。ギブソンのギターサウンドとともに紡がれる、力強さと繊細さが交差する濃密なステージにご期待ください。

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/05122741/Gibson-Crossover-Live-vol.2_3.webp" alt="" width="1600" height="1067" class="alignnone size-full wp-image-479066" /><figcaption>大森靖子</figcaption>
</figure>

<b>■森 大翔</b>
北海道・知床 羅臼町出身のギタリスト／シンガーソングライター、森 大翔。小学6年生でギターを始め、16歳で世界的なギター・コンテスト「Young Guitarist of the Year 2019 powered by Ernie Ball」を制するなど、早くからその才能を発揮してきました。卓越したギター・テクニックに加え、伸びやかな歌声と、作詞・作曲・アレンジまで自ら手がける独創的な音楽性で注目を集めています。ギブソンのギターを携え、瑞々しい感性とダイナミックな演奏が交差する、躍動感あふれるステージをぜひ会場でご体感ください。

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/05122729/Gibson-Crossover-Live-vol.2_2.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-479065" /><figcaption>森 大翔</figcaption>
</figure>

<style>h1.qetichub-title, .qetichub-meta{max-width: 100% !important;}</style><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
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		<title>「音と映像の庭」を歩く。高谷史郎×ZAKの対話から、もう一度『async』へ</title>
		<link>https://qetic.jp/art-culture/ambient-kyoto-tokyo-takatani-zak-report/478985/</link>
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		<pubDate>Wed, 30 Sep 2026 10:00:07 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Meri Akiyama]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>2026年9月25日（金）、麻布台ヒルズギャラリーで開催中の〈RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131759/00_1369-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131759/00_1369-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131759/00_1369-1536x1024.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131759/00_1369-2048x1366.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>2026年9月25日（金）、麻布台ヒルズギャラリーで開催中の〈RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO - TOKYO〉にて、スペシャルトーク〈<a href="https://ambientkyoto.com/news/285/" target="_blank">INSIDE『async - immersion』音、映像、空間をめぐる対話</a>〉が開催された。ギャラリー閉館後、20時から始まったトークには、本作の映像を手がけた高谷史郎と、音響ディレクターのZAKが登壇。坂本龍一の音楽を空間へと立ち上げる過程を語り合い、トーク後には22時まで作品を鑑賞する時間が設けられた。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131948/DSF1144.jpg" alt="" width="2500" height="1666" class="alignnone size-full wp-image-478992" />

<div class="text-box left fade-up"><p>本展で紹介されている<a href="https://ambientkyoto.com/" target="_blank"><strong>《async - immersion》</strong></a>は、坂本が2017年に発表したアルバム『async』をもとに、高谷の映像とZAKの立体音響によって構成されたインスタレーションである。2023年の〈AMBIENT KYOTO〉で初めて展示され、今回は麻布台ヒルズギャラリーの空間に合わせて音響を再構築。制作に携わった二人の話を聞き、改めてその空間に身を置く──作品を知ることが、実際の聴き方にどう結びつくのかを確かめる一夜となった。

展示会場にて、白黒のインスタレーション作品を背にスタートしたトークの冒頭、高谷が振り返ったのは、坂本が考えていた「設置音楽」という構想だった。自ら作曲した音楽を、どのような空間で聴いてもらうのか。高谷はその考えを、自分なりに「音楽を聴くためのお庭みたいなもの」と受け止めていたという。好きな場所へ行き、好きなものを見て、好きな音を聴く。その自由を含めて、音楽に触れる環境をつくるということだ。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131816/DSF1050.jpg" alt="" width="2500" height="1667" class="alignnone size-full wp-image-478990" />

<div class="text-box left fade-up"><p>高谷が『async』に関わるきっかけは、アルバムのアートワークの依頼だった。その後、5.1チャンネルの音源を収録する<a href="https://commmonsmart.com/en/products/rzxm-86550?_pos=1&amp;_sid=3ef94d4b1&amp;_ss=r"><strong>Blu-ray『async surround』</strong></a>のために、坂本と素材を選びながら映像を制作していく。こうした仕事の背景には、坂本が思い描く環境で音楽を聴いてもらうための装置をつくり、それを展示したいという考えがあったのではないかと、高谷は振り返った。

初めて麻布台ヒルズギャラリーを訪れたZAKは、手を叩きながら会場の響きを確かめていた。強い反響を心配して現場スタッフに「大丈夫ですか」と尋ねられると、「これを生かす」と答えたという。

同じ音源を再生しても、会場が変われば音の響き方は変わる。《async - immersion》では、展示する場所に合わせて音響を調整し、その空間ならではの聴こえ方をつくっていく。坂本も残響のある空間を好んでいたと高谷が明かす。今回の展示にも、麻布台ヒルズギャラリーの響きそのものが、作品の一部として取り込まれているのである。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131938/DSF1099.jpg" alt="" width="2500" height="1667" class="alignnone size-full wp-image-478991" />

<div class="text-box left fade-up"><p>会場の響きをめぐる話から、話題は、本作を初めて展示した京都の会場が選ばれた経緯へと移った。2023年の〈AMBIENT KYOTO〉で使用したのは、京都新聞ビル地下の印刷工場跡。高谷と坂本は以前、そこで行われていた別の展示を一緒に訪れていた。その際、坂本が口にしたのが「ここで何かインスタレーションができたらいいですね」という言葉だった。

その時点では、具体的にどんな作品をつくるかまでは話していなかったという。しかし、のちに〈AMBIENT KYOTO〉から声がかかった時、高谷はまず、あの空間を使えないかと相談した。会場の調整を経て実現した《async - immersion》には、かつて坂本と交わした何気ない会話もつながっていたのだ。

坂本とのインスタレーション制作を、高谷は「セッションみたいな感じ」と捉えていた。まず、音と映像をそれぞれにつくり、一度合わせてみる。その時に生まれた関係を見ながら、「ここは違うな」と感じた部分を調整し、作品を練り上げていく。音と映像が出会って初めてわかることを、制作の中に受け入れていたのである。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30132512/DSF1192.jpg" alt="" width="2500" height="1875" class="alignnone size-full wp-image-478993" />

<div class="text-box left fade-up"><p>今回の《async - immersion》についても、高谷はZAKへの信頼を口にした。楽曲は『async』の曲順を保って再生されるが、映像とは完全には同期していない。音楽と映像はそれぞれ異なる長さで繰り返されるため、同じ曲を聴いていても、その時に目の前に広がる映像は変わっていく。制作時に大切にしていた、音と映像を合わせた時の反応。その関係は、展示空間でも固定されずに動き続けている。

こうしてつくられた空間を、どこで、どのように楽しむかは、鑑賞者に委ねられている。《async - immersion》では、好きな場所に座ってもいいし、途中で移動しても、立ったまま聴いてもいい。この自由な鑑賞のあり方を考えるうえで印象的だったのが、高谷が紹介した、坂本とのあるやり取りだ。

二人が共同制作した舞台作品『<a href="https://commmonsmart.com/en/products/rzxm-67605?_pos=1&amp;_sid=ba1c0d7e9&amp;_ss=r"><strong>TIME</strong></a>』の制作中、坂本は、劇場の客席をすべて取り払ってほしいと提案したという。席がなくなれば、観客が前へ集まり、後ろの人からは見えなくなってしまうのではないか。そう心配する高谷に、坂本は「もっと客を信じて」と答えた。観客がそれぞれ、自分の聴きたい場所を選べるようにしたい。それが坂本の考えだった。

そのため《async - immersion》についても、高谷は決まった鑑賞方法を求めず、それぞれが自分の思うように聴いてほしいと話す。

「音と映像の庭にいるような感覚で過ごしてもらえたら、一番いいかなとは思います」</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131737/00_1251.jpg" alt="" width="2500" height="1667" class="alignnone size-full wp-image-478986" />

<div class="text-box left fade-up"><p>トークが終了すると、それまでモノクロ仕様になっていた映像が元のカラーに戻った。京都、東京都現代美術館、そして麻布台ヒルズギャラリー。これまで三つの会場で本作を体験してきたが、そのどれもが、同じ作品とは思えないほど異なる印象を残した。この会場を訪れるのは二度目。前回は、京都や東京都現代美術館との響きの違いを意識しながら鑑賞した。高谷の話を聞いた今回は、聴く場所を一つに決めず、自由に動きながら過ごしてみることにした。

会場を歩いては立ち止まり、座ったり、立ったりする。時には柱にもたれかかり、音像の中に身を委ねる。「ZURE」のような楽曲では音が激しく動き、飛び交うノイズの中にいるような感覚になる。その中をまた歩き、気になった場所で足を止める。高谷の言っていた「音と映像の庭」を、自分の足で散策しているようだった。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131806/00_1378.jpg" alt="" width="2500" height="1667" class="alignnone size-full wp-image-478989" />

<div class="text-box left fade-up"><p>そうして聴くうちに、改めて驚かされたのは、『async』というアルバムが持つポテンシャルの大きさだった。幾つものスピーカーを使い、音を立体的に配置するZAKの手腕によって、アルバムに収められた音が、身体ごと入り込める空間へと広がっている。どこに立ち、どんな姿勢で耳を傾けるか。その選択も含めて『async』を体験できることが、この作品の面白さなのだと感じた。

『async』の音楽そのものに内包された非同期性に、周期の異なる映像が重なる。目の前に生まれる音と映像の組み合わせには、その時だけの出会いがある。そこへ、空間の中を動く自分の身体が加わる。同じ会場、同じ作品に、前回とは違う聴き方で触れている。

高谷はトークで、鑑賞者の中に反応が生まれ、それが記憶や思い出と結びつくことで作品が完成すると話していた。音と映像がぴたりと重ならないからこそ、その間で、受け手の想像力や記憶が動き始めるのかもしれない。音と映像、そして空間が用意されても、作品の完成には、それを受け取る人が必要なのだ。その意味で、《async - immersion》は「未完成」のまま、訪れる人を待っているように思えた。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/30131751/00_1368.jpg" alt="" width="2500" height="1666" class="alignnone size-full wp-image-478987" />

<div class="text-box left fade-up"><p>どこに立ち、何に耳を澄ませるか。鑑賞者が自分で選び取り、自分の記憶や感情を重ねることで、その人にとっての《async - immersion》が、その都度完成する。トークを聞いたあと、歩き、立ち止まりながら聴いたこの夜も、その一つだったのだろう。何度でも、この庭に戻ってきたい。次に出会う『async』には、また別の聴き方があるはずだから。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p class="txtcredit">Text by 黒田隆憲
Photo by <a href="https://www.instagram.com/kaorugto/" target="_blank" style="font-size: inherit; color: inherit; font-style: inherit; font-weight: inherit;">Kaoru Goto</a></p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">EVENT INFORMATION</h3>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/31161857/async_immersion_KeyVisual_large-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1580" class="alignnone size-full wp-image-478185" />

<h4>RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO - TOKYO</h4>

<table>
  <tbody>
    <tr>
      <th><strong>日程</strong></th>
      <td>2026年8月28日（金）～10月25日（日）／無休・59日間の開催</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>時間</strong></th>
      <td>10:00-19:00（土日祝は20:00まで）<br>※最終入館は閉館の30分前まで</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>会場</strong></th>
      <td>麻布台ヒルズギャラリー（港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>観覧料</strong></th>
      <td>平日　大人 前売2,200円／当日2,500円<br>
      土日祝　大人 前売2,500円／当日2,800円<br>
      ※高校生以下無料<br>
      ※障害者手帳をお持ちの方（介助者1名含む）は無料<br>
      ※小学生以下は保護者同伴</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>主催</strong></th>
      <td>AMBIENT KYOTO 実行委員会（TOW / Traffic）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>企画制作</strong></th>
      <td>TOW / Traffic</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>協力</strong></th>
      <td>bricks &amp; company / CCC ART LAB / COP / FULFILLMENT / Graphpaper / HACIENDA / HAPPYMONDAY / Imaginations / Kanai Scenic Studio / Kyoto Amplitude / Links / MINDSQUARE / Nekoana</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>後援</strong></th>
      <td>J-WAVE</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>協賛</strong></th>
      <td>OGAWA</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>広報協力</strong></th>
      <td>HOW INC. / PRism JAPAN inc. / Qetic / alpha.co.ltd.</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>

<a href="https://ambientkyoto.com/" class="btn" target="_blank" alt="Link">詳細はこちら</a>

</div>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/music/fujirock-2026-mitski-09/478827/</guid>
		<title>振り返るフジロック2026｜MITSKI</title>
		<link>https://qetic.jp/music/fujirock-2026-mitski-09/478827/</link>
		<comments>https://qetic.jp/music/fujirock-2026-mitski-09/478827/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 25 Sep 2026 07:59:07 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>F</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21172435/260726_frf_7975-1440x960.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21172435/260726_frf_7975-1440x960.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21172435/260726_frf_7975-1536x1025.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21172435/260726_frf_7975.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞（以下、フジロック）が、7月24日（金）、25日（土）、26日（日）の3日間にわたり開催。Qeticでは、フジロックに出演したアーティストのライブをフォトレポートで振り返るコーナー「振り返るフジロック」を今年もお届けする。

今回はDAY 3、WHITE STAGEのヘッドライナーを務めたMITSKI。2026年2月に8作目となるアルバム『Nothing’s About to Happen to Me』をリリースし、同作を携えて最終日の苗場に登場した。

ステージでは最新作からの楽曲を中心に、“Working for the Knife”、“I Bet on Losing Dogs”、“Washing Machine Heart”、“My Love Mine All Mine”、“Nobody”など、これまでの作品からも幅広く披露。MITSKIの歌声と身体表現、バンドの演奏が一体となったパフォーマンスで、WHITE STAGEのヘッドライナーを務めた。

そしてフジロックから2日後の7月28日には、Zepp DiverCityで一夜限りの単独公演を開催。公演中には日本語で自身のルーツやこれまで抱いてきた思いについて語ったMCも、大きな反響を呼んだ。

フジロックから東京での単独公演へと続いたMITSKIの2026年夏の日本公演。その幕開けとなったWHITE STAGEでのパフォーマンスを、フォトレポートで振り返る。</p></div>

<h2>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞
2026.07.26（SUN）
MITSKI＠WHITE STAGE</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21172604/260726_frf_7879.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478830" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21172617/260726_frf_7895.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478831" /></div>

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<div class="text-box right fade-up"><p>Photo：<a href="https://www.instagram.com/yokoyamarock/?hl=ja" target="_blank"><u>横山マサト（Masato Yokoyama）</u></a>
Text&Edit：Yu Oda</p></div>

<div class="profile">
<h2 class="profile-title">INFORMATION</h2>
<h3>FUJI ROCK FESTIVAL’26</h3>
7月24日（金）25日（土）26日（日）
新潟県　湯沢町　苗場スキー場
<a href="https://www.fujirockfestival.com/" target="_blank"><u>FUJI ROCK FESTIVAL’26</u></a>
</div>

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<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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		<title>振り返るフジロック2026｜MASSIVE ATTACK</title>
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		<pubDate>Mon, 21 Sep 2026 08:18:55 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞最終日のGREEN STAGEでヘッドライナーを務めたMASSIVE ATTACK。16年ぶりに苗場へ帰還し、名曲の数々で観客を魅了した彼らの圧巻のパフォーマンスをフォトレポートで振り返る。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165643/260726_frf_6653-1440x960.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165643/260726_frf_6653-1440x960.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165643/260726_frf_6653-1536x1025.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165643/260726_frf_6653.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞（以下、フジロック）が、7月24日（金）、25日（土）、26日（日）の3日間にわたり開催。Qeticでは、フジロックに出演したアーティストのライブをフォトレポートで振り返るコーナー「振り返るフジロック」を今年もお届けする。

今回はDAY 3、GREEN STAGEのヘッドライナーを務めたMASSIVE ATTACK。2010年に同じく最終日のGREEN STAGEでヘッドライナーを務めて以来、16年ぶりにフジロックへ帰ってきた。

Robert “3D” Del NajaとGrant “Daddy G” Marshallを中心に、この日はElizabeth Fraser、Horace Andy、Deborah Millerもステージに参加。“Risingson”、“Black Milk”、“Angel”、“Safe From Harm”、“Unfinished Sympathy”など、長いキャリアを彩ってきた楽曲を披露し、終盤にはElizabeth Fraserのヴォーカルによる“Teardrop”がGREEN STAGEに響き渡った。

16年の時を経て、再びフジロック最終日のヘッドライナーとして苗場に戻ってきたMASSIVE ATTACK。3日間のGREEN STAGEを締めくくった彼らのパフォーマンスを、フォトレポートで振り返る。</p></div>


<h2>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞
2026.07.26（SUN）
MASSIVE ATTACK＠GREEN STAGE</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165724/260726_frf_6920.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478803" /></div>

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<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165920/260726_frf_6580.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478807" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165940/260726_frf_6632.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478808" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/21165959/260726_frf_6875.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478809" /></div>

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<div class="text-box right fade-up"><p>Photo：<a href="https://www.instagram.com/yokoyamarock/?hl=ja" target="_blank"><u>横山マサト（Masato Yokoyama）</u></a>
Text&Edit：Yu Oda</p></div>

<div class="profile">
<h2 class="profile-title">INFORMATION</h2>
<h3>FUJI ROCK FESTIVAL’26</h3>
7月24日（金）25日（土）26日（日）
新潟県　湯沢町　苗場スキー場
<a href="https://www.fujirockfestival.com/" target="_blank"><u>FUJI ROCK FESTIVAL’26</u></a>
</div>

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<p>© Qetic Inc.</p>
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		<item>
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		<title>あの表情、あの指先を、目の前で。坂本龍一＜KAGAMI+＞レポート</title>
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		<pubDate>Fri, 18 Sep 2026 09:59:59 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Meri Akiyama]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>眉を八の字に寄せ、目を薄く閉じたまま、口を一文字に結んで鍵盤に指を置く。リズムに合わせて体を揺らすたび、額にか…</p>
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<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="756" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171425/RED_000-1440x756.png" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171425/RED_000-1440x756.png 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171425/RED_000-1536x807.png 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171425/RED_000.png 2034w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>眉を八の字に寄せ、目を薄く閉じたまま、口を一文字に結んで鍵盤に指を置く。リズムに合わせて体を揺らすたび、額にかかった白い前髪がかすかに揺れる──目の前に現れるのは、ピアノを弾く坂本龍一の、あの懐かしい表情。こんなに近くで見つめていてもいいのだろうか。鑑賞中、僕は何度もそう感じていた。</p></div>

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17172544/ab392f6569d2c7263469e72e88d24ef2.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-478707" /><figcaption style="margin:8px 0 0;">Photo by Neo Sora ©2022 KAB Inc.</figcaption></figure>

<div class="text-box left fade-up"><p>大阪・VS.（ヴイエス）で開催中の＜RYUICHI SAKAMOTO &amp; TIN DRUM KAGAMI+＞は、坂本のピアノ演奏を立体映像と音響で体験する《KAGAMI》を中心とした展覧会。生前に収録された演奏を、現実の空間に映像を重ねるMR（複合現実）によって三次元で再現する。

演出家トッド・エッカート率いる制作集団Tin Drumが坂本と共同で制作した《KAGAMI》は、2023年にニューヨークのThe Shedで世界初演された。その後、ロンドンやマンチェスター、台北、メルボルンなど世界各地を巡り、日本では大阪に上陸。高谷史郎とのインスタレーション作品、自動演奏ピアノ、オープンリールによるリスニング展示も加わり、坂本の音楽にさまざまな角度から触れる構成となっている。

トッドが坂本に《KAGAMI》の企画を持ちかけたのは2019年。坂本が参加を決めるきっかけとなったのは、まだこの世に生まれていない未来の人々と、坂本との関係をつくるという構想だった。

収録に際し、制作側は当初、キーボードでの演奏を想定した。グランドピアノでは、本体がカメラの視界を遮り、坂本の表情や動きを捉えにくくなるためだ。しかし坂本は、あくまでもグランドピアノにこだわった。未来に残す作品だからこそ、自身にとって「あらゆる創作の原点」である楽器で演奏したいと伝えたという。</p></div>

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171805/Ryuichi-Sakamoto-KAGAMI-at-VS_Photo-Takeshi-Asano_009-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1829" class="alignnone size-full wp-image-478706" /><figcaption style="margin:8px 0 0;">「RYUICHI SAKAMOTO &amp; TIN DRUM KAGAMI+」VS.、2026年<br>©2026 Tin Drum / KAB Inc. / commmons / VS. / WOWOW<br>撮影：浅野豪</figcaption></figure>

<div class="text-box left fade-up"><p>会場で《KAGAMI》を体験する際、私たちは専用のデバイスを装着する。眼鏡をかけている人には、レンズのフィッティングも行われていた。円柱状の装置を首から下げ、眼鏡型のスコープをかける。よくあるVRスコープと違い、耳はふさがれず、周囲の空間も視界にぼんやりと残ったままだ。

白く広い空間を囲むように並べられた椅子に座っていると、やがて場内が暗くなり、中央にグランドピアノと、それに向かう坂本の姿が浮かび上がる。正直なところ、最初その姿が少し小さく見えたり、動きがわずかにぎこちなく感じられたりもした。だが、表情や体の揺れを目で追いながら聴くうちに、そうした違和感は薄れ、本当にその場で坂本が演奏しているように思えてくる。

三次元の映像の中で、ただ一人、グランドピアノに向かい、「Energy Flow」や「Merry Christmas, Mr. Lawrence」「The Last Emperor」「美貌の青空」などの聴き慣れた旋律を奏でる坂本の姿は、2022年12月11日に配信された＜Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022＞を彷彿とさせる。あのとき画面越しに見ていた演奏を、今度はすぐそばで聴いているようだった。</p></div>

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171506/RED_004.png" alt="" width="1784" height="1056" class="alignnone size-full wp-image-478701" /></figure>

<div class="text-box left fade-up"><p>《KAGAMI》の収録が行われたのは、その2年前の2020年12月。坂本は著書『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』で、撮影直前のピアノ生配信を「前哨戦」と振り返っている。人に見られる形で弾かなければ演奏の精度が上がらないという持論から、先に決まっていたMR撮影に向けて配信公演を組んだという。

「MRは未来永劫残るものなので、生半可な演奏はできません。」

病状について厳しい告知を受けた直後、12月14日から16日にかけての撮影に臨んだ坂本は、そう記している。

その演奏に、私たち鑑賞者は自ら位置を変えながら向き合うことができる。席を立って背後へ回れば、坂本の背中越しに鍵盤を弾く指の動きを追える。正面から表情を見つめ、横に回ってその姿を眺める。通常のコンサートでは得がたい距離と角度から、演奏の細部に触れられるのだ。</p></div>

<figure><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/RED_005.png" alt="" width="2036" height="1068" class="alignnone size-full wp-image-478702" style="display:block;width:100%;max-width:100%;height:auto;max-height:none;margin:0;" /></figure>

<div class="text-box left fade-up"><p>この実在感を支える音響を手がけたのは、エンジニアのZAK。会場上部のスピーカーから届いているはずの音が、聴いているうちに、目の前のピアノそのものから響いているように感じられる。収録時のマイキングから会場の音響設計までを担当したZAKは、映像と音が補い合うことで、ピアノから音が聞こえるような音響を目指したという。

光と映像も、演奏にさまざまな表情を添える。木漏れ日や月明かりを思わせる光、コンサートホールのスポットライトのような照明。桜が舞い、無数の雨粒が時間を止めたかのように宙に浮かび、光の筋が幾何学模様を描く。随所に視覚的な楽しさがあり、音楽のアトラクションにも通じる親しみやすさも感じた。</p></div>

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171447/RED_001-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-478700" /></figure>

<div class="text-box left fade-up"><p>会場にはMR以外の作品も展示されている。《Playing the Piano 2026 – D》では、坂本が愛用したグランドピアノが、本人の演奏データによって音楽を奏でる。誰も座っていない椅子の前で鍵盤が動くのを見ていると、先ほどまで見つめていた坂本が、そこに腰掛けているような気がしてくる。

一方、《Musics – open reel listening room》では、オープンリールのアナログテープでアルバム『音楽図鑑』や『CHASM』『エスペラント』などの収録曲が再生される。温かく、太く、それでいて立体的な響き。ライブとはまた違う、録音された音の重なりや質感を感じられる。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure style="width:100%;margin:0;"><div style="display:grid;grid-template-columns:minmax(0,1fr) minmax(0,1fr);width:100%;gap:.5rem;"><div style="min-width:0;"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171748/Ryuichi-Sakamoto-KAGAMI-at-VS_Photo-Takeshi-Asano_022-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1829" class="alignnone size-full wp-image-478705" style="display:block;width:100%;height:auto;max-height:none;margin:0;" /></div><div style="min-width:0;"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171731/Ryuichi-Sakamoto-KAGAMI-at-VS_Photo-Takeshi-Asano_028-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1829" class="alignnone size-full wp-image-478704" style="display:block;width:100%;height:auto;max-height:none;margin:0;" /></div></div><figcaption style="margin:8px 0 0;">「RYUICHI SAKAMOTO &amp; TIN DRUM KAGAMI+」VS.、2026年<br>左：Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2026 – D<br>右：Ryuichi Sakamoto: Musics - open reel listening room<br>©2026 Tin Drum / KAB Inc. / commmons / VS. / WOWOW<br>撮影：浅野豪</figcaption></figure></div>
<div class="text-box left fade-up"><p>そして、高谷史郎との《TIME, TIME》は、2021年初演のシアターピース『TIME』を基に、2024年に制作されたインスタレーション。水と三面の映像による空間に、夏目漱石『夢十夜』の言葉を含む田中泯の朗読や、宮田まゆみの笙の演奏が響く。</p></div>

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171715/Ryuichi-Sakamoto-KAGAMI-at-VS_Photo-Takeshi-Asano_038-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-478703" /><figcaption style="margin:8px 0 0;">「RYUICHI SAKAMOTO &amp; TIN DRUM KAGAMI+」VS.、2026年<br>坂本龍一 + 高谷史郎《TIME, TIME》2024年<br>©2026 Tin Drum / KAB Inc. / commmons / VS. / WOWOW<br>撮影：浅野豪</figcaption></figure>

<div class="text-box left fade-up"><p>演奏する身体、実際に鳴るピアノ、録音された音楽、映像とともに広がる音。そのなかでも鮮明に記憶に残ったのは、やはりMR空間に刻まれた坂本の姿、表情だった。

「現実の中にヴァーチャルな僕がいる。
ヴァーチャルな僕は歳をとらずに、何年、何十年、何百年とピアノを弾き続ける。
その時人類はいるだろうか？」
（坂本龍一本人によるコメントから抜粋）

生前の坂本を知らない世代も、いつかこの空間で、鍵盤に向かう姿を間近に見つめるのだろう。2020年に収録された演奏が、その人にとっては坂本との初めての出会いになる。あの表情も、体の揺れも、鍵盤を弾く指の動きも、懐かしさとは違う感情で受け止められる。その出会いの距離を、まだ生まれていない誰かと、すでに共有しているのかもしれない。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p class="txtcredit">Text by 黒田隆憲</p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">EVENT INFORMATION</h3>

<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/09/17171403/a195bc85f2c491600fd54959cf63cebc-scaled.jpg" alt="" width="1810" height="2560" class="alignnone size-full wp-image-478698" /></figure>

<h4>RYUICHI SAKAMOTO &amp; TIN DRUM KAGAMI+</h4>

<table>
  <tbody>
    <tr>
      <th><strong>会期</strong></th>
      <td>2026年6月27日（土）～10月12日（月・祝）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>開館時間</strong></th>
      <td>10:00～20:00（日時指定制）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>休館日</strong></th>
      <td>月曜日（祝日、連休の場合は祝日明け平日）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>会場</strong></th>
      <td>VS.（ヴイエス）<br>〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町6-86 グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク VS.</td>
    </tr>
    <tr>
　　　<th><strong>料金</strong></th>
　　　<td><div><strong>RED TICKET（日時指定券・来場者限定特典付き）</strong><br>価格：15,000円<br>「KAGAMI（MRコンテンツ）」（約60分）：座席あり（全席自由）<br>※待機・準備時間が含まれます。<br>※来場者限定特典7インチ・アナログレコード付き</div><div style="margin-top:20px;"><strong>BLUE TICKET（日時指定券）</strong><br>一般 4,500円／学生 2,500円<br>「KAGAMI（MRコンテンツ）」体験版（約30分）：オールスタンディング<br>※待機・準備時間が含まれます。</div></td>
</tr>
    <tr>
      <th><strong>主催</strong></th>
      <td>Tin Drum / KAB Inc. / commmons / VS. / WOWOW</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>特別協賛</strong></th>
      <td>株式会社デジタルガレージ、食べログ</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>協賛</strong></th>
      <td>株式会社ニューバランス ジャパン、京都芸術大学、株式会社ホットスタッフ・プロモーション 、株式会社ジーベックス、ソニー株式会社、SUNTORY WHISKY 碧Ao、１０９シネマズプレミアム新宿　プレミアムピュアサウンドシステム「SAION」、株式会社りそな銀行、積水ハウス株式会社、サンライズプロモーション、ANA DUTY FREE SHOP（全日空商事デューティーフリー株式会社）、ANA FESTA（ANA FESTA株式会社）、ANAショッピング A-style（全日空商事株式会社）、mPOS（ANA Digital Gate 株式会社）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>協力</strong></th>
      <td>ウシオライティング株式会社、d&amp;b audiotechnik、株式会社タケナカ、株式会社プロマックス、株式会社ヤマハミュージックジャパン、一般社団法人ナレッジキャピタル、ADAM ET ROPÉ、東海旅客鉄道株式会社、関西エアポート株式会社、PRG JAPAN、MBSテレビ、ABCテレビ、関西テレビ放送、読売テレビ</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>後援</strong></th>
      <td>FM COCOLO</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>制作協力</strong></th>
      <td>ダムタイプオフィス、アルサフィクス、株式会社イースタンサウンドファクトリー、株式会社ヤマハ、KAB America inc.、電音エンジニアリング株式会社、株式会社 流、株式会社クリエイティブ ユニバース</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>会場施工</strong></th>
      <td>871 DESIGN INC.、株式会社ゴードー</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>広報協力</strong></th>
      <td>保持壮太郎（つづく）、伊藤総研株式会社、合同会社itskn</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>広報</strong></th>
      <td>commmons、VS.共同事業体、2nd Effort Produce inc.、サンライズプロモーション</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>ビジュアルデザイン・アートディレクション</strong></th>
      <td>GOO CHOKI PAR</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>
<a href="https://eplus.jp/kagami-plus/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">チケット購入はこちら</a>
<a href="https://sakamoto-kagami.com/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">公式サイトはこちら</a>

</div><p>© Qetic Inc.</p>
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</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/music/fujirock-26-tomora-09/478554/</guid>
		<title>振り返るフジロック2026｜TOMORA</title>
		<link>https://qetic.jp/music/fujirock-26-tomora-09/478554/</link>
		<comments>https://qetic.jp/music/fujirock-26-tomora-09/478554/#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 15 Sep 2026 02:59:57 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>FUJI ROCK FESTIVAL’26のDAY 2、WHITE STAGEでヘッドライナーを務めたTOMORA。ノルウェーのAURORAとThe Chemical BrothersのTom Rowlandsによる新プロジェクトが日本初ライブを披露した模様をフォトレポートで振り返る。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12145404/2E5A4957-1440x960.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12145404/2E5A4957-1440x960.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12145404/2E5A4957-1536x1025.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12145404/2E5A4957.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞（以下、フジロック）が、7月24日（金）、25日（土）、26日（日）の3日間にわたり開催。Qeticでは、フジロックに出演したアーティストのライブをフォトレポートで振り返るコーナー「振り返るフジロック」を今年もお届けする。

今回はDAY 2、WHITE STAGEのヘッドライナーを務めたTOMORA。ノルウェーのシンガー・AURORAと、The Chemical BrothersのTom Rowlandsによって始動したコラボレーション・プロジェクトが、日本初となるライブをフジロックで披露した。

2026年のCoachellaでライブデビューを果たし、4月にはデビュー・アルバム『COME CLOSER』をリリースしたTOMORA。フジロックでは、Tom Rowlandsが生み出すエレクトロニック・サウンドをバックに、AURORAと、ノルウェー出身のシンガー／ソングライター／プロデューサーで、AURORAのライブバンドにも参加するAmalie Holt Kleiveの2人がフロントに立った。“RING THE ALARM”、“MY BABY”、“I DRINK THE LIGHT”など、『COME CLOSER』の楽曲を中心にパフォーマンスを繰り広げ、WHITE STAGEをTOMORAのサウンドで満たしていく。

始動から間もないTOMORAが、その日本での第一歩に選んだフジロック。AURORA、Amalie Holt Kleive、Tom Rowlandsが作り上げたWHITE STAGEでのパフォーマンスを、フォトレポートで振り返る。

<div class="movie_wrap"><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/X3pGEQyp-Jw?si=ok9bBtEsRXOI6KiZ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div>

<div class="movie_wrap"><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/wysy_yYjJf4?si=vXPMLv5-Nd9iA3fv" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p></div>

<h2>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞
2026.07.25（SAT）
TOMORA＠WHITE STAGE</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/2E5A4682.webp" alt="" class="alignnone size-full wp-image-478555" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143507/2E5A4807.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478556" /></div>

<div class="img-box fade-up col2-images"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143535/2E5A4787.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478557" />
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143540/2E5A4798.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478558" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143607/2E5A5261-1.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478560" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143625/2E5A5019.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478561" /></div>

<div class="img-box fade-up col2-images"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143642/2E5A5065.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478562" />
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143659/2E5A5076.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478563" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143722/2E5A4866.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478564" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12143822/2E5A5894.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478565" /></div>

<div class="img-box fade-up col2-images"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144038/2E5A4699.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478566" />
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144052/2E5A5351.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478567" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144136/2E5A5702.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478568" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144155/2E5A5155.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478569" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144219/KK1_0240.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478570" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144401/2E5A4765.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478571" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144438/2E5A5714.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478572" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144524/2E5A5285.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478573" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144552/KK1_0572.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478574" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/12144610/KK1_0602.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478575" /></div>

<div class="text-box right fade-up"><p>Photo：<a href="https://www.instagram.com/kindai_punks/" target="_blank"><u>Kazuma Kobayashi</u></a></a>
Text&Edit：Yu Oda</p></div>

<div class="profile">
<h2 class="profile-title">INFORMATION</h2>
<h3>TOMORA 2026 LIVE IN TOKYO</h3>
2026年10月1日（木）
東京ガーデンシアター
<a href="https://smash-jpn.com/tomora2026/"  class="btn" target="_blank" alt="Link">詳細・チケット</a>

<div class="separator"></div>

<h3>FUJI ROCK FESTIVAL’26</h3>
7月24日（金）25日（土）26日（日）
新潟県　湯沢町　苗場スキー場
<a href="https://www.fujirockfestival.com/" target="_blank"><u>FUJI ROCK FESTIVAL’26</u></a>

</div>

<style>
/* 画像2枚の横並び（SP・PC共通） */
.col2-images {
  display: flex;
  justify-content: center;
  align-items: center;
}
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  }
}
.qetichub-meta {max-width: 100% !important;}
</style><p>© Qetic Inc.</p>
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		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/boysoda/478393/</guid>
		<title>BOY SODA──「テイストがすべてに勝る」音楽、ルーツ、ファッションから紐解く現在地</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/boysoda/478393/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/boysoda/478393/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 14 Sep 2026 09:10:46 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Akeching]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=478393</guid>
<![CDATA[<summary><p>ここ数年、オーストラリアのR&#038;Bシーンから新しい世代が相次いで台頭している。パニア（PANIA）、フォレスト・…</p>
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<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="955" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08133628/boysoda_interview_main4-1440x955.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08133628/boysoda_interview_main4-1440x955.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08133628/boysoda_interview_main4-1536x1018.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08133628/boysoda_interview_main4.jpg 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>ここ数年、オーストラリアのR&Bシーンから新しい世代が相次いで台頭している。パニア（PANIA）、フォレスト・クローデット（Forest Claudette）、ベッカ・ハッチ（Becca Hatch）、マイナ・ドウ（Maina Doe）……。その流れを象徴するのが、シンガーソングライターの<strong>BOY SODA</strong>だ。

彼が2025年1月にリリースした“Lil' Obsession”がバイラルヒットを記録。同曲でARIA AwardsのBest Soul/R&B Releaseを受賞すると、昨年にはデビュー・アルバム『SOULSTAR』、今年6月にはその拡張版『SOULSTAR Deluxe』を発表し、SUMMER SONICへの初出演も果たした。

シルキーな歌声とストレートかつ内省的なリリック、R&Bを 軸にヒップホップやジャズなどを横断するサウンドは、国境を越えて世界中の音楽ファンに届きつつある。

今回Qeticでは、SUMMER SONICのステージを終えたばかりのBOY SODAに取材する機会を得た。音楽やファッションにおける哲学から、『SOULSTAR』にも刻まれたサモア系のルーツ、さらには彼を含む新世代が存在感を増しているオーストラリアのR&Bシーンまで、じっくりと語ってもらった。</p></div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
BOY SODA</h2>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08131100/boysoda_interview_01.jpg" alt="" width="2000" height="1326" class="aligncenter size-full wp-image-478394" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──昨日、SUMMER SONICのステージを終えたばかりです。日本でのライブはいかがでしたか？</strong>

大阪と東京で演奏できたのは、とても特別だったよ。素晴らしい旅だった。日本の観客は本当に最高で、反応もすごく良い。みんな明らかに音楽が好きだから、僕らの音楽を本当に愛してくれている人たちに届いている感覚があったよ。オーストラリアの観客はもっと騒がしいっていうか……どちらにも良さがあるんだけどね。

<strong>──あなたの最新作『SOULSTAR』はとてもパーソナルな作品でもあるので、オーディエンスは深く感情移入していたと思います。こうした作品を作り上げたことで、あなた自身にも変化はありましたか？</strong>

『SOULSTAR』は、自分自身について本当に多くのことを教えてくれたんだ。僕はずっと、こういうアルバムを作りたかったんだと思う。自分のアイデンティティをしっかり封じ込められたと感じられる作品をね。それを実現できると証明できたという意味でも、自分の人生をすごくカラフルな形で作品にできたという意味でも、僕にとっては一つのマイルストーンだよ。</p></div>

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<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──『SOULSTAR』にはR&Bをベースに、ソウル、ジャズ、ヒップホップ、ポップなど様々な要素があります。BOY SODAの音楽として一貫性を保つために、大切にしているものはありますか？</strong>

結局、「テイスト」がすべてに勝ると思うんだ。ジャンルをどう組み合わせても、テイストが正しければ、その融合には必ず意味が生まれる。僕から生まれてくる音楽は、僕が愛しているすべてのものに影響されている。その上で『SOULSTAR』では初めて、「自分が聴きたい音楽」を作ろうと思えた。単純にクールだとか、踊れるとか、落ち着けるとか、そういう機能を持った曲じゃなくて、「自分が聴きたい音楽」をね。

<strong>──“SELFISH”はとても感動的な曲で、弱さも含めて自分自身と向き合う真摯さがリリックから伝わってきます。曲を書くとき、自分に対して正直であるために意識していることはありますか？</strong>

嘘をついているときや、何かを薄めているときって、自分でわかるんだ。もっと良く言えるってこともわかる。壁にぶつかったとき、「なぜそのまま言わない？」って自問する。それは怖いからなんだよ。うまく言葉にできないことが怖いから。だから「不快さの刃の先端」みたいな場所に立つ。その不快さを感じるときは、本当の声に近づいている証拠なんだ。</p></div>

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<div class="text-box left fade-up"><p><strong>───簡単ではないですよね。</strong>

だからこそ、たくさん曲を書くんだ。同じ曲の別バージョンを何度も書くことだってある。そして、いちばん正直に書けたときは自分でわかる。何度も同じテーマに戻ってしまうのは、まだ十分に掘れていないからで、一つのことを語るのにアルバム一枚や、たくさんの曲が必要になることもある。

でも、それが最高でもあるんだ。書いている対象との関係が変化していくから。楽になることはないけど、不快さの向こう側には音楽の可能性があって、そこでリスナーとのつながりが生まれる。</p></div>

<h2 class="fade-up">自分自身に寄り添う方法を教えてくれる授業はない</h2>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08131122/boysoda_interview_02-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-478395" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ちなみに、あなたはセントラル・コーストで育ったそうですが、R&Bやソウルに触れたきっかけは何だったんですか？</strong>

実は僕の周りではR&Bやソウルを聴いている人はあまりいなくて、学校でも僕だけがiPodでいろいろ聴いていたんだ。きっかけは従兄弟だった。おばさんの家に行くたびに、彼がJ. コール（J. Cole）の新しいアルバムとか、ミゲル（Miguel）やアッシャー（Usher）のアルバムのデータをくれてね。彼がダウンロードしてくれた音楽が僕をR&Bやヒップホップの世界へ導いてくれて、そういうジャンルへの愛を育ててくれたんだよ。

<strong>──音楽を始めたのはいつ頃だったんでしょう？</strong>

高校の終わり頃。17歳のときかな。でも、もっと前からいつも車の内側をタップしていたりしたよ。両親がジャンベを買ってくれて、子どもの頃はクラシックのサックスも演奏していた。ずっと音楽には惹かれていて、歌は後からだった。歌って、録音して、プロデュースし始めたのが17歳くらい。そこで、それまで積み重ねてきたものが一つになった感じだね。

<strong>──その後、シドニー工科大学に通い、音楽とサウンドデザインを学んだそうですが、アカデミックに音楽を学んだことは、あなたの表現にどのように活かされていますか？</strong>

どうしてそんなことを？　素晴らしいリサーチをありがとう（笑）。実は学位は修了していないんだ。そこで、音楽の作り方は学べないと気づいたからね。

出会えた人たちは素晴らしかったけど、紙の上で音楽について知ることはできても、それが音楽の本質ではない。音楽の本質は、実験して、よく遊んで、クラフトに集中して、自分でたくさんのことを学び、インスピレーションを見つけることだと思う。自分自身に寄り添う方法を教えてくれる授業はない。技術は芸術の一側面でしかないからね。馬を水辺に連れていくことはできても、素晴らしいアーティストにすることはできないんだ（「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」ということわざをもじった表現）。

<strong>──では、歌は独学なんでしょうか？</strong>

ソングライティングは先生に習ったけど、歌は……もともと本当に下手で、基本的には独学で身につけていったんだ。

<strong>──特に影響を受けたシンガーは誰ですか？</strong>

例えばミゲル（Miguel）の『Wildheart』からは、声帯を絞ってザラついた質感を出す歌い方を学んだよ。あのアルバムにはすごくインスパイアされた。それにミッドレンジの声の出し方は、フランク・オーシャン（Frank Ocean）にとても影響を受けている。彼の中域の温かさや音色は、すごく参考にしているね。

それからファルセットのキングたち──マクスウェル（Maxwell）、ディアンジェロ（D’Angelo）、ほかにもたくさんいるけど……。オーストラリアではジョン・ファーナム（John Farnham）をたくさん聴いて育った。彼はオーストラリア史上最高のボーカリストだよ。ロックがベースだけど、リトル・リバー・バンド（Little River Band）というソウルバンドのリードをしていた時期もある。彼の歌は素晴らしいよ。

あとはスミノ（Smino）みたいに、声を操って、同じ人物なのに違うトーンやキャラクターを持たせること。それもすごく表現的で、楽しい部分だね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08131127/boysoda_interview_03.jpg" alt="" width="2000" height="1326" class="aligncenter size-full wp-image-478396" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──親族からR&Bを教えてもらったという話がありましたが、『SOULSTAR』の“A Father’s Heart”では、サモア人であるお父様について歌っています。あなたにとってサモア系のルーツは、どのような意味を持つのでしょうか？</strong>

その曲を書いたのは、僕自身がサモアの文化に近づいていく旅の途中にいるからなんだ。サモア文化の中に埋め込まれているのに、まだアクセスできていない自分自身について、学ぶことがたくさんあるのを知っているからね。今まさに、少しずつアクセスし始めたところなんだけれど、これは終わりのない自己探求だと思う。

僕とサモア文化との今のつながりは、ある意味、切り離された世代のもので、僕の役割は、その関係性を改めて築いていくことだと思っているんだ。

<strong>──サモア系というアイデンティティは、音楽とどうつながっているのでしょう？</strong>

音楽もアイデンティティの大きな一部なんだ。僕たちの文化には語り継がれていくものが多くて、すごく音楽的だし、教会にも深く根ざしている。友達の多くは教会で演奏しながら育っていて、そのおかげで本当に素晴らしい腕前なんだよ。

それに、コミュニティという感覚がサモア文化や家族の中に深く流れていて、その中でみんなが演奏するし、音楽をシェアする。それってすごく“サモア的”なことなんだ。

<strong>──移民のコミュニティが重要な役割を果たしているんですね。</strong>

多文化的なオーストラリアの背骨だよ。ある意味、僕らはみんな訪問者（Visitor）なんだ。

<strong>──コミュニティという意味では、近年、パニア（PANIA）やベッカ・ハッチ（Becca Hatch）、マイナ・ドウ（Maina Doe）、フォレスト・クローデット（Forest Claudette）など、オーストラリアから新しい世代のR&Bアーティストが次々と出てきています。あなた自身もその流れの一部だと感じていますか？　オーストラリアのR&Bに今、独自のアイデンティティが生まれつつあるのでしょうか。</strong>

もちろんだよ。挙げてくれた名前はみんな地元の友達なんだ。僕らの世代はすごく恵まれていると思う。多くの人の親世代がオーストラリアに移民してきて、すごく頑張ってくれたから、第二世代の僕らにはやってみて学ぶ機会が与えられた。その結果、今はいろいろなバックグラウンドを持つ人たちが存在感を示して、音楽を作っている。

オーストラリアは文化のるつぼで、世界中からたくさんの情報が入ってくる。でも、それをただ受け取るだけじゃなくて、ここで生まれた固有の物語として曲へと流し込まれていく。それがオーストラリアならではのものだと思う。

そして今は、僕らに似た人がスーパースターになって、テレビに出たり、広告やブランドに起用されたりするようになった。オーストラリアのクリエイティブはずっと侮られてきたけど、もう違うんだ。

<strong>──オーストラリアのシーンで、ほかにも紹介したいアーティストはいますか？</strong>

ヤスミナ・サディキ（Yasmina Sadiki）は素晴らしいボーカリストだよ。ルビー・ジャクソン（Ruby Jackson）は、シドニーでお気に入りのソングライター。他にもたくさんいるんだけど、パッと思いつくのはそのくらいかな。</p></div>

<h2 class="fade-up">壁の向こう側に、
日本のSUMMER SONICで演奏する自分がいた</h2>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08131302/boysoda_interview_04-1-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-478402" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今は世界へ活動を広げていますが、ここまでのキャリアで行き詰まりを感じたこともありましたか？</strong>

もちろん壁を感じることはあるよ。何かを学び始めた頃は急速に成長するけど、やがて停滞する。それはどんなプロセスでも起こることだ。曲作りなら、正しい言葉が見つからなかったり、フックが決まらなかったりね。そういう行き詰まりは何度経験しても、別に簡単になるわけじゃない。ただ、その壁を越えた先には素晴らしいものがあると知ることはできる。それはすごく大事だと思う。

すべてを成し遂げようとして、昼間は働いて、いつも疲れて苛立って、「なぜ何も変化が起きないんだ」と悩んでいた時期が僕にもあった。でも、そのときの僕には見えていなかった壁の向こう側に、日本のSUMMER SONICで演奏している自分がいたんだ。約1万人の前で30分もライブをするという、これまでで最大クラスの非現実的な体験がね。

もちろん、当時はそんな未来が待っているなんて知る術はなかった。もし壁の向こうにそれがあると知っていたら、もっと楽だっただろうね。</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DcGI2JMk_Wz/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DcGI2JMk_Wz/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DcGI2JMk_Wz/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">BOY SODA JAPAN HQ(@boysoda_jp)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote>
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<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今ではオーストラリアだけでなく、世界各地で演奏する機会も増えています。「オーストラリアのアーティスト」として世界で見られることについては、どう感じていますか？</strong>

とても幸運だと思う。夢見てきた人生だからね。昔は手が届かないと思っていた分、今こうしていること自体が奇跡のように感じるよ。

でも一方で、ずっと「なぜ僕じゃだめなんだ？」という気持ちもある。僕はサモアン・オーストラリアンで、アメリカや日本のような市場からは遠い。でも、可能性は無限にあると思っている。もし本気で望むなら、宇宙飛行士になる方法だって学べるし、本を書きたいなら書ける。すべては可能で、毎日を積み重ねることでそこに近づいていける。僕自身、そうやって日々を積み重ねてきたしね。

そうやって僕や地元のアーティストたちが世界に出ていくことで、僕らに似た子どもたちにも何かを示せると思うんだ。彼らは「アーティストなんて本当の仕事じゃない」と思っているかもしれない。

国際的に評価されることは、自分たちがやってきたことへの大きな肯定であり、一つの証明でもある。それを見た地元の人たちにも、自分の価値や、やりたいことをもっと強く信じてほしいんだ。僕たちにもできるんだってね。

<strong>──自分と似た人たちを代表するという意識は、活動するなかで自然に生まれてきたものなんでしょうか？</strong>

それはこうしたキャリアの副産物だと思う。それ自体を仕事の一部だとは考えていないし、そこを優先してしまったら、アートに反映されるものも違ってしまう。優先すべきなのは別のところにあるからね。僕はただ努力して、僕のような人があまりいない場所へ勇気を持って踏み込んでいく。そうすることで、結果としてそういう役割が生まれているだけなんだ。自分の背後に素晴らしい支えがあることもわかっているし、誰かを代表することが持つ力も理解しているよ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08131149/boysoda_interview_05-scaled.jpg" alt="" width="1707" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-478398" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ファッションもBOY SODAというアーティストの重要な要素ですよね？</strong>

僕にはずっと自分探しの旅をしているような感覚があるんだ。それはファッションも同じで。カメラロールを遡れば、ひどいフィットも、犯罪級のフィットもある。でも、それは全部プロセスの証拠なんだ。

あと自分をどう装うかは、自尊心と、好きな色や質感に関係している。音楽が好きなのと同じようにね。他者の耳をキュレートするなら、自分の身体に着せる服も、自分がいる部屋も、すべてをキュレートすべきだと思う。学校ではノートにずっとドローイングをしていたし、靴にも描いていた。今は、自分自身に描いている感じだね。

<strong>──今日のファッションのポイントは？</strong>

Vibramの五本指シューズだね。日本に来て買ったんだ。このキャップもそうで（「福」とプリントされたキャップを指して）ラッキーという意味なんだよね。買ってから教えてもらったんだけど、変な意味じゃなくてよかったよ。日本のデニムは本当に良いから、赤耳デニムも買いたいな。

<strong>──ありがとうございます。あなたの考えがよくわかりました。次に日本へ戻ってきたら、すでにやりたいことは決まっていますか？</strong>

まだ温泉に行ったことがないから、温泉に行きたいよ。それに大阪は美しかったけど、滞在が短かったから、戻ってのんびりしたいな。あと、新幹線にも乗りたい。今回は荷物が多すぎて、大阪から東京に来るのも飛行機だったからね。
日本のみんな、今回は本当に最高のショーをする機会を与えてくれてありがとう。あと100回演奏したいよ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/10/08131155/boysoda_interview_06.jpg" alt="" width="2000" height="1326" class="aligncenter size-full wp-image-478399" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview&Text Daiki Takaku
Photo by Kana Tarumi
Edit by Sanae Akechi</p></div><p>© Qetic Inc.</p>
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</div>
	</item>
		<item>
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		<title>振り返るフジロック2026｜The xx</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Sep 2026 08:35:11 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>9年ぶりにFUJI ROCK FESTIVAL’26のGREEN STAGEへ帰還したThe xx。ソロ活動を経て再び集結した3人が、静寂と轟音が交差する繊細かつダイナミックな世界観で苗場の夜を彩ったライブの模様を、横山マサトによるフォトレポートで振り返る。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160500/260724_frf_3904-1440x960.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160500/260724_frf_3904-1440x960.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160500/260724_frf_3904-1536x1024.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160500/260724_frf_3904.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞（以下、フジロック）が、7月24日（金）、25日（土）、26日（日）の3日間にわたり開催。Qeticでは、フジロックに出演したアーティストのライブをフォトレポートで振り返るコーナー「振り返るフジロック」を今年もお届けする。

今回はDAY 1、GREEN STAGEのヘッドライナーを務めたThe xx。2010年のRED MARQUEEでフジロックに初出演し、2013年にはWHITE STAGE、2017年にはGREEN STAGEへ。フジロックとともにそのステージを大きくしてきた彼らが、4度目の出演にしてついにヘッドライナーとして苗場へ帰ってきた。

前回のフジロック出演から9年。その間、Romy、Oliver Sim、Jamie xxはそれぞれソロでの活動を展開し、異なるフィールドでキャリアを重ねてきた。そんな3人が再びThe xxとして集まり、初日のGREEN STAGEに登場。これまでの楽曲に加え、新たなフェーズを感じさせるパフォーマンスとともに、久しぶりとなるThe xxのステージを苗場で披露した。

それぞれの活動を経て、再びThe xxとして集まった3人。9年ぶりに帰ってきた苗場の夜を、その繊細かつダイナミックなサウンドで彩った彼らのステージをフォトレポートで振り返る。</p></div>


<h2>＜FUJI ROCK FESTIVAL’26＞
2026.07.24（FRI）
The xx＠GREEN STAGE</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10155846/260724_frf_3455.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478492" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10155918/260724_frf_2935-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-478493" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10155934/260724_frf_3297.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478494" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10155959/260724_frf_3232.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478495" /></div>

<div class="img-box fade-up col2-images"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160015/260724_frf_3634.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478496" />
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<div class="img-box fade-up col2-images"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160314/260724_frf_3598.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478498" />
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<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160350/260724_frf_3057.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478500" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160413/260724_frf_3512.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478501" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160431/260724_frf_3875.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478502" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160500/260724_frf_3904.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478503" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160540/260724_frf_3935.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478504" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160555/260724_frf_4075.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478505" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160621/260724_frf_4310.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478506" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160635/260724_frf_4330.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478507" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160650/260724_frf_2917.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478508" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160704/260724_frf_3568.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478509" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160726/260724_frf_4847.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478510" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160755/260724_frf_4747.webp" alt="" width="2000" height="1333" class="alignnone size-full wp-image-478511" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160851/260724_frf_5002.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478512" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10160903/260724_frf_5197.webp" alt="" width="2000" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478513" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10161040/image22.webp" alt="" width="1999" height="1334" class="alignnone size-full wp-image-478514" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/09/10161101/260724_frf_5287.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-478515" /></div>

<div class="text-box right fade-up"><p>Photo：<a href="https://www.instagram.com/yokoyamarock/?hl=ja" target="_blank">横山マサト（Masato Yokoyama）</a>
Text&Edit：Yu Oda</p></div>

<div class="profile">
<h2 class="profile-title">INFORMATION</h2>
<h3>FUJI ROCK FESTIVAL’26</h3>
7月24日（金）25日（土）26日（日）
新潟県　湯沢町　苗場スキー場
<a href="https://www.fujirockfestival.com/" target="_blank"><u>FUJI ROCK FESTIVAL’26</u></a>
</div>

<style>
/* 画像2枚の横並び（SP・PC共通） */
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  align-items: center;
}
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</style><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
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</div>
	</item>
		<item>
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		<title>音と映像に、記憶を委ねる。＜AMBIENT KYOTO &#8211; TOKYO＞レポート</title>
		<link>https://qetic.jp/art-culture/ambient-kyoto-tokyo-2026-report/478177/</link>
		<comments>https://qetic.jp/art-culture/ambient-kyoto-tokyo-2026-report/478177/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 04 Sep 2026 10:00:43 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Meri Akiyama]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>Text by 黒田隆憲 Photo by Kaoru Goto</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="781" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03172933/Q_main-1440x781.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03172933/Q_main-1440x781.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03172933/Q_main-1536x833.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03172933/Q_main-2048x1110.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>8月28日（金）、麻布台ヒルズギャラリーにて「RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO - TOKYO」が開幕した。京都を拠点に、音、アート、空間による体験をつくってきた〈AMBIENT KYOTO〉にとって、これが初の東京開催となる。

本展の出展作品は、坂本龍一と高谷史郎によるインスタレーション《async - immersion》。2023年の〈AMBIENT KYOTO〉で発表され、その後、東京都現代美術館などで形を変えながら展示されてきた作品が、今回は京都展と同じ幅26.4メートルもの巨大スクリーンと、麻布台ヒルズギャラリーのために再構築された立体音響によって立ち上がる。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03172823/Q_01-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-478335" />

<div class="text-box left fade-up"><p>前日に行われた内覧会では、高谷史郎による来場者への挨拶があった。高谷は1984年、京都市立芸術大学在学中にダムタイプの活動に参加。映像、光、音、舞台装置など多様なメディアを横断し、パフォーマンスやインスタレーションを発表してきた芸術家。1998年からはソロでの制作も並行している。

坂本と高谷は、2007年のインスタレーション《LIFE - fluid, invisible, inaudible...》をはじめ、長年にわたりコラボレーションを重ねてきた。坂本による2017年の作品『async』をめぐっても、高谷はアルバムのアートワーク（坂本のニューヨークのスタジオで撮影）や、ブルーレイ『async surround』、ワタリウム美術館での5.1チャンネル・サラウンドのインスタレーション作品《async - drowning》などに携わっている。2021年には二人によるシアターピース『TIME』が世界初演され、翌年には坂本がダムタイプの新メンバーに。音楽家と映像作家という分業を超え、音と映像、身体と空間の関係をともに探ってきた間柄だ。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03174447/937673a957e765ed58dbfeb4afeba395-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1544" class="alignnone size-full wp-image-478340" />

<div class="text-box left fade-up"><p>今回展示される《async - immersion》は、坂本の没後に制作され、完成したインスタレーションを坂本自身が体験することは叶わなかった。内覧会で高谷は、「坂本さんご本人に体験してもらうことができなかったのは残念」と語りつつ、制作に関わった全員が「坂本さんに捧げるような気持ち」でつくったと明かす。

高谷によれば、本作は鑑賞者が空間に入り、音と映像を体験することで初めてインスタレーションとして成立するという。

「坂本さんの音を全身で体験し、それによって記憶の中から何かが引き出される。そうした出来事が起きて初めて、インスタレーションとして成立するのです」</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03172843/Q_02-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-478336" />

<div class="text-box left fade-up"><p>その言葉は、実際に作品を体験するためのひとつの道標となった。展示室に足を踏み入れると、視界いっぱいに伸びるスクリーンの上を、高谷がスリットスキャンの技法を用いて制作した映像が絶え間なく流れている。映像の素材となったのは、森の木々や花の接写、島々の浮かぶ海。坂本のスタジオに置かれたピアノや機材、マレットやトライアングル、ギターの弦が並ぶ作業机。そして、東日本大震災の津波で被災し、坂本が「自然によって調律された」と捉えたピアノ……等々。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/03172915/Q_04-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-478338" />

<div class="text-box left fade-up"><p>巨大なスクリーンの端から動画が静止画へと変わり、時間を凍結させながら色の層へ分解されていく。揺らめくレイヤーは、ときに砂漠の地平線や土星の輪、長時間露光で撮られた天体、夜明け前の山の稜線にも見える。具象的な風景が抽象へほどけ、別の風景へ結び直される。その変化を目で追ううちに、自分が何を見ているのかという確信もゆっくりと揺らいでいく。

音響ディレクターのZAKが構築したサウンドも圧巻だ。前方だけでなく、頭上や背後に配されたスピーカーから、ピアノやシンセサイザー、金属の振動、自然界の音、ノイズ、語りが、異なる距離と質感を伴って立ち現れる。音が一方向から押し寄せてくるのではなく、その内部を歩いているような感覚。あるいは、坂本の脳内に広がる音の風景へ入り込んでいくようでもある。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/31180321/Q_05-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1706" class="alignnone size-full wp-image-478190" />

<div class="text-box left fade-up"><p>《async - immersion》では、1時間弱の音楽と2時間弱の映像が完全には同期せず、それぞれ異なる周期で進んでいく。同じ場面に同じ音が重なることはほとんどなく、目の前の関係は二度と繰り返されない。高谷は鑑賞時間について「たった1分でも、そこで何かを得たのであれば、それでいい」と語った。すべてを見届けることを目指すのではなく、音と映像によって自分の内側から引き出されるものに向き合う。そのための時間なのだ。

今回の東京開催が示したのは、完成した作品を単に別の都市へ移植することではない。建築の構造や音の反射、スクリーンとの距離、そこへ集う人々までを受け入れながら、新たな「場」をつくり出すこと。その営みこそが、〈AMBIENT KYOTO〉というプロジェクトの現在地なのだろう。</p></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/31180336/Q_06-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-478191" />

<div class="text-box left fade-up"><p>《async - immersion》は、場所に応じて姿を変え、鑑賞者を作品の一部へ迎え入れる。〈AMBIENT KYOTO〉の思想を鮮やかに体現する作品のひとつとして、今後もプロジェクトを支える重要な柱となっていくだろう。

さらに、2027年春には京都でレイ・ハラカミをフィーチャーした展覧会の開催も予告されている。京都から東京へ、そして再び新たな音と場所へ。〈AMBIENT KYOTO〉が次にどのような「場」を立ち上げ、私たちの内側にどんな風景を呼び覚ますのか。そのさらなる広がりに期待したい。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p class="txtcredit">Text by 黒田隆憲
Photo by <a href="https://www.instagram.com/kaorugto/" target="_blank" style="font-size: inherit; color: inherit; font-style: inherit;">Kaoru Goto</a></p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">EVENT INFORMATION</h3>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2226/08/31161857/async_immersion_KeyVisual_large-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1580" class="alignnone size-full wp-image-478185" />

<h4>RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO - TOKYO</h4>

<table>
  <tbody>
    <tr>
      <th><strong>日程</strong></th>
      <td>2026年8月28日（金）～10月25日（日）／無休・59日間の開催</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>時間</strong></th>
      <td>10:00-19:00（土日祝は20:00まで）<br>※最終入館は閉館の30分前まで</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>会場</strong></th>
      <td>麻布台ヒルズギャラリー（港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>観覧料</strong></th>
      <td>平日　大人 前売2,200円／当日2,500円<br>
      土日祝　大人 前売2,500円／当日2,800円<br>
      ※高校生以下無料<br>
      ※障害者手帳をお持ちの方（介助者1名含む）は無料<br>
      ※小学生以下は保護者同伴</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>主催</strong></th>
      <td>AMBIENT KYOTO 実行委員会（TOW / Traffic）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>企画制作</strong></th>
      <td>TOW / Traffic</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>協力</strong></th>
      <td>bricks &amp; company / CCC ART LAB / COP / FULFILLMENT / Graphpaper / HACIENDA / HAPPYMONDAY / Imaginations / Kanai Scenic Studio / Kyoto Amplitude / Links / MINDSQUARE / Nekoana</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>後援</strong></th>
      <td>J-WAVE</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>協賛</strong></th>
      <td>OGAWA</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>広報協力</strong></th>
      <td>HOW INC. / PRism JAPAN inc. / Qetic / alpha.co.ltd.</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>

<a href="https://ambientkyoto.com/" class="btn" target="_blank" alt="Link">詳細はこちら</a>

</div>

<style>.qetichub-meta{max-width: none !important;}</style><p>© Qetic Inc.</p>
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</div>
	</item>
		<item>
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		<title>【Live Report】TOKYO SUMMER ENSEMBLE 東京、アジア、エレクトロ。──水曜日のカンパネラ、KIKI、FiFi Zhangが描いた現在地</title>
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		<pubDate>Tue, 01 Sep 2026 11:00:26 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>目次 1. Reporting: YONYON 2. Reporting: FiFi Zhang 3. Rep…</p>
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<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="1080" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26000400/DSC00104-1440x1080.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26000400/DSC00104-1440x1080.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26000400/DSC00104-1536x1152.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26000400/DSC00104.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><nav class="toc">
  <p class="toc-title">目次</p>
  <ol>
    <li><a href="#yonyon">Reporting: YonYon</a></li>
    <li><a href="#fifi">Reporting: FiFi Zhang</a></li>
    <li><a href="#kiki">Reporting: KIKI</a></li>
    <li><a href="#suiyou">Reporting: 水曜日のカンパネラ</a></li>
  </ol>
</nav>

<div class="text-box left fade-up"><p>2026年7月23日（木）、代官山UNITで開催された、水曜日のカンパネラとBIG ROMANTIC RECORDSによる共同イベント『TOKYO SUMMER ENSEMBLE』。

中国・上海出身で現在はニューヨークを拠点に活動するFiFi Zhang、タイ・バンコクのバンドKIKI、そして水曜日のカンパネラが出演し、それぞれ異なるアプローチでアジア発のエレクトロニック・ミュージックの現在地を映し出した。

なぜこの3組だったのか。そしてこの日東京で鳴っていた音とはーー。本稿では、ライブ当日の熱気に加え、出演者・関係者へのインタビューを交えながら、この夜に交差したアジア音楽シーンの一端を振り返る。</p></div>

<h2>TOKYO SUMMER ENSEMBLE＠代官山UNIT</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26000808/DSC00468-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477985" /></div>

<h3 id="yonyon">YonYon（DJ）</h3>

<div class="text-box left fade-up"><p>開演前から転換中、終演後までフロアを彩ったのは、ソウル生まれ・東京育ちのDJ／プロデューサー・YonYon。SUMIN & Slom「IN TOUCH」、HYUKOHと落日飛車「Glue」、加えてEmeraldやKan Sano、そしてYonYon自身の最新アルバムより「Old Friends (feat. SIRUP, Shin Sakiura) / Prod. Shin Sakiura 」など日本とアジアを行き来するような選曲で、この場に集ったアーティストやオーディエンスの世界観を自然につないでいく。ライブが始まる前から、本イベントが描こうとする"アジアの現在地"は、すでに鳴り始めていた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26000837/DSC08805-1440x1920.webp" alt="" width="1440" height="1920" class="alignnone size-medium wp-image-477986" /></div>

<h3 id="fifi">FiFi Zhang</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26000909/DSC08900-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477987" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>1組目に登場したFiFi Zhangは、上海出身で現在はニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターであると同時に、プロデューサー、DJ、そしてビジュアルアーティストとしても活動するマルチクリエイターだ。

FiFiは自身のロゴと白い羽が舞う幻想的な映像をスクリーンに映し出し、ステージに姿を現した。</p></div>

<div class="img-box fade-up col2-images">
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</div>

<div class="text-box left fade-up"><p>約30分という限られた時間の中で披露したのは11曲。「WHERE U R (angel with no feathers)」から「Chasing the Moon」「petals」へと続く序盤は、まるで映像作品やインスタレーション空間へ足を踏み入れたかのようだった。透明感のある歌声と繊細なシンセサウンドが空間をゆっくりと満たし、観客は音に身を委ねるように、静かにその世界へ引き込まれていく。

「Nobody」の前には、「次の曲は悲しい曲です」と一言。その短い言葉を合図に、孤独や喪失感は浮遊感のあるサウンドへと姿を変えていく。演奏の切れ目ごとに客席からは歓声が上がり、楽曲を重ねるごとに大きくなっていった。

中盤からはよりビートが強まり、「Travel Through The Milky Way」、「So Beautiful So Lonely」では、それまでのクールな表情とは対照的な柔らかな笑顔を見せる。序盤はまるでインスタレーション作品の一部のように見えていた彼女が、表現者として身近な存在へと変わっていく。そしてラストの「Replay - Trance Mix」が鳴り終わると、会場は大きな拍手に包まれた。

映像・身体・サウンドが一体となって没入体験を生み出すライブは、彼女自身の制作哲学とも深く結びついている。作品づくりで最も大切にしているのは「音楽とビジュアルの一貫性」だという。

「曲を書いている段階から映像が頭の中にあります。映像の内容は、混沌、夢、遊び心、あるいは深く物悲しいものなどさまざまです。ストーリーボードや美術、スタイリング、編集、カラーグレーディング、フォントに至るまで、すべてが音楽の世界観を拡張するために存在しています」（FiFi）

さらに、「上海もニューヨークも、そして東京も、速いスピードで動き続ける都市であり、その中には共通する都会の孤独がある」と語った。その言葉は、この日ステージに漂っていた静かな哀愁の背景を、あらためて腑に落とさせるものだった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001225/DSC09002-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477990" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>影響を受けたアーティストとして、中国のフェイ・ウォンやテレサ・テン、ニューヨークのアリーヤ、そして宇多田ヒカルの名を挙げる彼女。多彩なルーツが、映像・音楽・身体表現を一つの世界観として結び付ける、FiFiならではのライブを支えているのだろう。

今回が初来日となったFiFiは、ライブ後、「代官山UNITのスタッフは驚くほどプロフェッショナルで、自分にとって最高のライブ体験の一つだった」と振り返る。さらに、「ステージから観客一人ひとりの表情がよく見えたので、サイン会では立っていた場所まで覚えていた」と笑顔で語った。観客にとって印象深い一夜となっただけでなく、FiFi自身にとっても忘れられない東京でのファーストステージとなったようだ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001243/DSC09141-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477991" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>【セットリスト】</strong>
1 WHERE U R (angel with no feathers)
2 Chasing the Moon
3 petals
4 Nobody
5 You Ain't in Love
6 Run Away, My Lover
7 All the Lights Are Coming Back to Me
8 Travel Through The Milky Way
9 So Beautiful So Lonely
10 Fallen Angel (feat. Dazegxd)
11 Replay - Trance Mix (feat. swami sound)</p></div>

<h3 id="kiki">KIKI</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001306/DSC09324-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477992" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>続いて登場したのは、タイ・バンコクを拠点とするエレクトロ・ポップ・ユニット、KIKI。これまで幾度となく来日を重ね、数日後にはFUJI ROCK FESTIVAL '26への出演も控える彼らは、FiFi Zhangが描いた静謐な世界とは対照的に、生バンドならではの重量感でフロアの空気を一変させた。

ステージに姿を現したのは、Helen（Vo）、Boss（Gt）、Non（Gt）のオリジナルメンバーに加え、サポートメンバーのMudmee（Key & Syn）、Book（Ba）、T（Dr）、Pleng（Cho）を迎えた7人編成。厚みを増したアンサンブルが、KIKIならではのダンスグルーヴをより力強いものにしていた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001329/DSC09593-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477993" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>スクリーンいっぱいに広がるVJとともに幕を開けた「Get Up」から「Baby」へ。重厚なビートの上を、どこか憂いを帯びたHelenの歌声が滑る。シンセサイザーとツインギターは複雑に絡み合い、エレクトロニック・ミュージックのビートとロックバンドのダイナミズムが境界なく溶け合っていく。楽曲ごとに表情を変える映像演出も相まって、フロアは瞬く間にKIKIの世界へ引き込まれていく。序盤から、1曲が終わるごとに大きな歓声が上がっていた。

ジャムセッションを挟みながら少しずつエネルギーを積み上げていく構成も印象的だった。中盤の「Oyster」「Daisy」は音源以上にライブ映えする楽曲として強い存在感を放ち、バンドとしての表現力の高さを改めて印象づける。</p></div>

<div class="img-box fade-up col2-images">
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</div>

<div class="text-box left fade-up"><p>終盤の「Cold Night」では、メンバーが観客へしゃがむように呼びかけ、「3, 2, 1！」のカウントとともにフロア全体が一斉にジャンプ。フロアは、さらに熱狂の渦へと飲み込まれていった。そしてラストの「Alive」を終えると、Helenは「We'll be back again!」「Love Tokyo!」と笑顔で叫び、メンバー全員が肩を組み深々と一礼。惜しみない拍手を浴びながらステージを後にした。

Daft PunkやPhoenixなどフレンチ・エレクトロミュージックから影響を受けたというKIKI。筆者が2024年にタイ・バンセーンで観たライブと比べても、今回は電子音や低音の存在感が格段に増し、サウンド全体はよりシャープで立体的なものへと進化していた。そのサウンドの変化について尋ねると、Helenはこう語った。

「この変化はまさに意図していたものでした。これまで影響を受けてきたアーティストや電子音楽への深い愛を、自分たちなりに突き詰めてみたかったんです。ミクソロジストがさまざまな素材を組み合わせて一杯のドリンクを作るように、私たちもいろいろな要素を混ぜ合わせながら、自分たちだけのサウンドを探していました」</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001430/DSC09363-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477996" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>しかし、それは電子音楽へと舵を切ったという意味ではないという。「人は年齢を重ねるにつれて、好きなものも価値観も変わっていく。その変化こそが創作の美しさです」

この日、KIKIが鳴らしていたのは、「タイのバンド」という枠組みでは語りきれない、現在進行形のエレクトロ・ポップだった。その時々に惹かれるものを柔軟に取り込みながら音楽を更新していく。その変化の続きを、また日本で目撃したくなる。そんな期待を自然と抱かせるステージだった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001450/DSC09788-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477997" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>【セットリスト】</strong>
1 Get Up
2 Baby
3 XOXO
4 Oyster
5 Daisy
6 Cold Night
7 Alive</p></div>

<h3 id="suiyou">水曜日のカンパネラ</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001513/DSC00165-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477998" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>トリを飾ったのは、水曜日のカンパネラ。ケンモチヒデフミが先にステージへ姿を見せると、詩羽が客席から登場し、人気曲「怪獣島」でライブの幕を開けた。

今や、水曜日のカンパネラは説明不要の存在かもしれない。しかし、この日のラインナップの中で観る彼らは、いつもとは違った響きを伴っていた。FiFi Zhangが映像作品のような没入体験を、KIKIが生演奏による重厚なダンスグルーヴを描き出したあとに現れた水曜日のカンパネラは、日本独自のポップカルチャーをエレクトロニック・ミュージックとして鳴らすという個性が、より鮮やかに浮かび上がっていた。

「聖徳太子」から「バッキンガム」へと勢いよく駆け抜けた後、MCでは、詩羽がKIKIとの再会を喜ぶ場面も。「タイで初めてお会いした時は、クールな方かなと思っていたんだけど、明るくて可愛らしい方で。今日は東京で一緒にライブができて本当に嬉しいです」と語った。さらに「これまで水曜日のカンパネラを見たことがない方もいらっしゃると思いますが、私たちのライブは、みんなで一緒に踊ったり手を挙げたり、声を出したりして、最高のライブを創り上げていくというパフォーマンスです」と、丁寧に説明。そして「みなさん、今日楽しんでいけそうですかー？」と呼びかけると、その期待に応えるように、フロアからは歓声と拍手が巻き起こった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001526/DSC00028-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-477999" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>続く「シャトーブリアン」では牛のコスチュームに身を包んだケンモチが観客とのコールアンドレスポンスを促し、「たまものまえ」ではバックダンサーとともに狐をモチーフにした舞い、「スキピオ」ではペンライトも登場。さらに「ウォーアイニー」ではケンモチがパンダの被り物を被ってダンスを披露した。楽曲ごとに姿を変える演出は、まるでテーマパークを歩いているかのような高揚感をもたらした。一方で、ケンモチによるトラックは決してポップ一辺倒ではなく、重厚な低音と緻密なエレクトロニック・ビートが空間を支え、その上でエンターテインメント性に富んだユーモラスな演出が違和感なく溶け込んでいく。その絶妙なバランスが、水曜日のカンパネラならではの魅力を際立たせていた。 </p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001540/DSC00151-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-478000" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>「エジソン」に続くラストの「招き猫」では、ステージに収まりきらないほどの招き猫が登場。ステージとフロアの境界はいつしか曖昧になり、ライブは演奏を"見せる"だけのものではなく、観客とのかけあいによって完成していく。その現在の水曜日のカンパネラらしさが、この日のパフォーマンスには凝縮されていた。</p></div>

<div class="img-box fade-up col2-images">
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</div>

<div class="text-box left fade-up"><p>今回の『TOKYO SUMMER ENSEMBLE』は、水曜日のカンパネラとBIG ROMANTIC RECORDSによる共同企画として実現した。水曜日のカンパネラのマネジメントを務めるDir.Fは、その出発点について「日本の音楽を海外へ届けたいという思いで活動してきた中で、最近は海外との距離が以前より近くなっていると感じていました。国内外のアーティストが気軽に対バンできる場を作れたらと思っていたんです」と振り返る。以前から交流のあったKIKIの来日タイミングと、BIG ROMANTIC RECORDSとの対話が重なったことが、本イベント開催のきっかけになったという。

また、ケンモチ自身も以前からアジア各地の音楽に強い関心を寄せてきたクリエイターの一人だ。「タイのサイヨーやインドネシアのジャカルタ・ダッチ、最近ではベトナムのヴィナハウスなど、アジアのローカルな音楽を聴くのが好きなんです」と語るほか、韓国『Asian Pop Festival』、台湾『浪人祭 Vagabond Festival』、香港『Clockenflap』、インドネシア『Joyland Festival』などへのフェス出演や各国でのワンマンライブを通じ、「欧米とはまた違う空気感や人々から多くの刺激を受けた」と振り返る。

その経験を経て、「いろんな国を回ると、逆に『日本の音楽も相当変だな』と改めて思うんですよね」と一言。海外のシーンに触れることで、日本独自のポップネスや実験性を再発見する──その視点こそが、現在の水曜日のカンパネラの音楽を支える土壌になっているのかもしれない。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001630/DSC00402-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-478003" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>【セットリスト】</strong>
1.怪獣島
2.聖徳太子
3.バッキンガム
4.シャトーブリアン
5.たまものまえ
6.スキピオ
7.ウォーアイニー
8.エジソン
9.招き猫</p></div>

<h3>東京が示した、アジアの現在地</h3>

<div class="text-box left fade-up"><p>『TOKYO SUMMER ENSEMBLE』は、「アジアのエレクトロニック・ミュージック」という一言では決して括れない、多様な表現が東京で交差した一夜だった。

共同主催であり、アジアのアーティスト招聘を長年続けてきたBIG ROMANTIC RECORDSの寺尾氏は、「3組とも電子音楽やポップスをベースにしながら、それぞれ突出した表現を持っています。同じイベントで共演したら面白い化学反応が生まれると思いました」と語る。また、「アジア出身のアーティストを意識的にラインナップし、それぞれ異なる場所で生まれた表現が東京でクロスオーバーする景色を見せたかった」と、その狙いを明かした。

こうした意図のもと集まった3組に共通していたのは、ライブを単なる「演奏」ではなく、一つの「体験」として設計していたことだ。

Dir.Fは今回のイベントについて、「来場者には新しい音楽やアーティストとの出会いを持ち帰ってもらえたと思います。ただ、今後の期待も含め達成度としては50％くらい。こうした機会を継続していくことで、より認知されていく」と振り返る。さらに、「共感性の高いテーマはそれだけでヒット曲になり得る。ただ、これからは日本だけではなく、アジア全体で共感されるテーマや視点を考えながら、コンテンツやサービスそのものもアップデートしていく必要がある」と展望を語った。

この夜は、日本、タイ、中国という異なるルーツを持つアーティストたちが、「東京」という都市で交差した一日だった。しかし、それは単なる国際交流イベントではない。互いが積み重ねてきた音楽があるからこそ、新しい景色が生まれる。その瞬間を、『TOKYO SUMMER ENSEMBLE』は確かに描いていた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/26001649/DSC00463-1440x1080.webp" alt="" width="1440" height="1080" class="alignnone size-medium wp-image-478004" /></div>

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		<title>想定外が、最高の思い出になる ──＜FUJI ROCK FESTIVAL &#8217;26＞総括レポート</title>
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		<pubDate>Tue, 25 Aug 2026 02:59:58 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>12万3500人が熱狂したFUJI ROCK FESTIVAL ’26総括レポート。荒天をも最高の思い出に変えた苗場の多幸感の中、MASSIVE ATTACKやHi-STANDARD、Fujii Kazeら豪華アクトが熱演。想定外の出会いに溢れた4日間を振り返る。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203312/FR26_S_02067-1440x960.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203312/FR26_S_02067-1440x960.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203312/FR26_S_02067-1536x1024.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203312/FR26_S_02067.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>今年のFUJI ROCK FESTIVAL ’26（以下、＜フジロック＞）を一言で表すなら、“想定外で想像以上”。2026年の＜フジロック＞を振り返るなら、この言葉がもっともしっくりくる。

今年も新潟県湯沢町苗場スキー場にて、2026年7月24日（金）、25日（土）、26日（日）に開催された＜フジロック＞は、前夜祭の23日が1万6000人、24日が3万4000人、25日が3万8000人、26日が3万5500人と、4日間で計12万3500人が来場。コロナ禍以降最多を記録した昨年を1500人上回る盛況ぶりとなった。

その上で、今年の＜フジロック＞は近年でも珍しく、荒れた天候の中での開催となった。初日24日（金）はかなり過ごしやすかったが、特に25日（土）、26日（日）は、激しい雨に見舞われる時間帯も。そういった荒天では、レインウェアが大活躍。来場者の多くが、機能性とファッション性を兼ね備えたコーディネートで＜フジロック＞を楽しんでいた。

“想定外”の天候の変化も含めて＜フジロック＞。そして今年は、そんな予定の狂いから生まれる出会いもまた、例年以上に多かったように思う。そんなことを改めて感じた年だったのではないだろうか。</p>

<div class="movie_wrap"><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/jk1mFCY5fQM?si=Jbhe9DLmbCKchtgw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203441/FR26_S_00639-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477821" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>まず、毎年カラフルに装飾されたお馴染みのゲートをくぐると、＜フジロック＞の自然豊かな環境が出迎えてくれる。周りを見渡せば、家族や仲間たちと嬉しそうに写真を撮る人々。そして、歩きながら深呼吸すれば、澄んだ空気で肺が満たされ、それだけで苗場へ帰ってきたことを実感する。ライブだけではない。＜フジロック＞に漂う空気や祝祭感も、このフェスならではの魅力だ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21163907/image-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477926" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203753/FR26_S_00658-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477823" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>GREEN STAGE（メインステージ）から、ボードウォークを通って、名プレイヤーの集うFIELD OF HEAVENへと向かう道中、目に飛び込んでくるのはデコレーションの数々だ。そこでひしひしと感じるのは、この＜フジロック＞のムードが、ステージの外側まで含め、多くの人の手によって作り上げられているということだ。デコレーションだけでなく、自然の中に設けられたKIDS LANDから聞こえてくる目一杯に遊ぶ子供たちの声や、鳥のさえずり、風や雨が木々を揺らす音、遠くのステージから届く歓声......そういった苗場にちりばめられたあらゆる要素を通して、ライブを観ていない、ただ歩いているだけの時間も、＜フジロック＞を全身で感じることができる。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203902/FR26_S_00873-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477824" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204032/FR26_S_03907-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477827" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204105/FR26_S_04279-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477828" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>＜フジロック＞の最も奥まったステージORANGE ECHOでのんびりとくつろぐ時間も、OASISやところ天国で過ごすひとときの休息の時間も＜フジロック＞。朝方のTHE PALACE OF WONDERで仲間たちや旧友と乾杯を交わす瞬間も＜フジロック＞。会場内のどこにいても、どんな時間帯でも＜フジロック＞の持つ特別なムードの中にいる。その多幸感こそ、＜フジロック＞が多くの人々から愛され続ける、大きな理由の一つだろう。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204232/FR26_S_01412-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477831" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204322/FR26_S_02021-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477833" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19203312/FR26_S_02067-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477819" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>もちろん、急な雨に慌てて足を運んだRED MARQUEEで偶然すばらしい音楽と出会うのも＜フジロック＞だ。個人的には、2日目の午前中、雨を避けて足を運んだRED MARQUEEで観たブランデー戦記のライブが、まさにそんな出会いだった。予定していなかった音楽に思いがけず心を奪われる。こうした“想定外”の出会いもまた、＜フジロック＞の醍醐味だ。特に雨で立ち往生したり、予定通りの移動ができないことも多かったであろう今年の＜フジロック＞は、むしろそんな体験が頻発していたのではないだろうか。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21164052/image-1-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477927" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21164054/image-2-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477928" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204505/FR26_S_00001-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477836" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>なお、忘れずに書いておくと、今年は前述の通り来場者が多く、当然盛り上がりとあわせて人の密集する場所や時間帯もあったが、それでも夜間のライトの点灯などの工夫で、導線がわかりやすくなっていたことには非常に助けられた。

ちなみに、今回初めて子連れで＜フジロック＞に参加したという知人に遭遇したので話を聞くと、子連れだからこそ無理しない楽しみ方に徹することができているそうで、毎年苗場で会う旧知の＜フジロック＞ファンに支えられながら、以前よりも「＜フジロック＞の懐の深さを感じる」と笑顔で語ってくれた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204551/FR26_S_02148-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477838" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21164306/image-3-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477929" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204640/FR26_S_01262-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477839" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>また、今回の＜フジロック＞は、サプライズで登場したアクトも、“想定外で、想像以上”だった。THA BLUE HERBは初日の深夜にVEGAS IN MILKに、2日目はTOM ROWLANDS（The Chemical Brothers）がTOMORAとしてWHITE STAGE出演後、急遽苗場食堂でDJ、最終日の深夜には坂本慎太郎がCRYSTAL PALACE TENTに出演。錚々たる面々の予期せぬパフォーマンスを知り、情報を頼りに予定を変更して目当てのステージへ急ぐ。タイムテーブルに掲載されていないこうした時間も、変わりやすい天候と同様に＜フジロック＞の醍醐味の一つだろう。

サプライズに気づいた頃にはすでにライブが終わっていたり、間に合っても人垣の向こうからわずかにその熱気を感じるだけだったり。悔しさはもちろんある。それでも、その場へ急いだ時間まで含めて記憶に残っているのだから、不思議なものだ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204726/FR26_S_01233-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477841" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204737/FR26_S_01246-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477842" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21164413/image-4-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477930" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>もちろん、タイムテーブルに名を連ねたアクトたちも、忘れられない瞬間をいくつも生み出した。

前夜祭で＜RED MARQUEE＞のステージに登場したRGは、Backstreet Boysの名曲“I Want It That Way”などで大合唱を巻き起こしながらフェスあるあるを披露。大爆笑という意味で、一つのハイライトを生み出していた。

1日目のGREEN STAGEに登場したTurnstileは、モッシュ＆ダイブが続出する白熱のパフォーマンスを届け、「次の＜フジロック＞ではヘッドライナーか？」という声も上がるほど。

BASEMENT JAXXはファンキーなダンスビートで、2日目のGREEN STAGEをピースフルなダンスフロアへと変貌させ、今回の＜フジロック＞がアジア初ライブとなるAngine de Poitrineは、3日目のFIELD OF HEAVENで入場規制にもなるほどのユーモラスかつグルーヴィーな快演を届けた。

何より、今回の＜フジロック＞で歴史に残るハイライトを生んだのは、16年ぶりにヘッドライナーとして帰ってきたMASSIVE ATTACKだろう。スクリーンに映し出される極めてポリティカルなメッセージと、Elizabeth FraserやHorace Andyといったゲストも登場し演奏された名曲の数々。そのライブの衝撃は、完全に"想定外で想像以上"だった。単なるヘッドライナー公演ではなく、2026年の＜フジロック＞を象徴するステージだったと言っていい。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204822/FR26_S_00830-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477844" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19204909/FR26_S_01292-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477846" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19205014/FR26_S_04899-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477848" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>加えて、今回も＜フジロック＞はライブの一部をAmazon PrimeとTwitchで無料配信していたが、MASSIVE ATTACKにとって初となるライブの世界的同時配信が実現。ライブ終了後も、音楽について、政治について、SNS上でも活発に意見が交わされていた。楽しさや幸福感に身を委ねるライブも最高だが、観る者に問いを投げかけ、その余韻を日常へ持ち帰らせるライブと出会えることも、フェスという場所の大きな意味なのだと思う。MASSIVE ATTACKのライブ後、苗場を後にする人々の姿を眺めながら、ステージから投げかけられた問いについて考えていた。

昨年に引き続き、アジア各国からの来場者も多く、今年は欧米からの若い来場者の姿も目立ち、会場全体の年齢層も幅広かった。The xx、KHRUANGBIN、MASSIVE ATTACKという世界的なビッグアクトの凱旋に加え、27年ぶりの＜フジロック＞となったHi-STANDARD、初出演のXG、Fujii Kazeまで、世代もジャンルも横断するラインナップが、多様な観客を苗場へと引き寄せていたのだろう。世界中から集まった音楽好き、往年の＜フジロック＞ファン、貴重なライブを目撃しようと苗場を訪れた若い世代、配信を通して参加した人々まで。それぞれの場所で、2026年の＜フジロック＞を共有していた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19205055/FR26_S_02087-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477849" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19205149/FR26_S_02410-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477852" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19205216/FR26_S_02521-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477853" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21165815/image-5-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477931" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19205225/FR26_S_02867-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477854" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>想定外の天候、数々のサプライズ、そして想像以上のライブ体験。予定通りにいかないことさえ、苗場ではいつしか忘れられない思い出へと変わっていく。それこそが、2026年の＜フジロック＞だった。

また来年、この苗場でどんな“想定外”が待っているのか。今から楽しみでならない。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19205250/FR26_S_00006-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477855" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p style="text-align: right;">Text：高久大輝
Photo：Shimizu Soutarou
Edit：Yu Oda</p></div>

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<p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>Aile The Shotaがつなぐ音楽、輪、縁。 オーガナイズイベント＜Place of Mellow＞</title>
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		<pubDate>Mon, 24 Aug 2026 09:00:56 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Akeching]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>2ndアルバム『REAL POP 2』を引っ提げた、11都市を巡る全国ツアー＜Aile The Shota O…</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172109/place-of-mellow-01-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172109/place-of-mellow-01-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172109/place-of-mellow-01-1536x1024.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172109/place-of-mellow-01-2048x1365.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>2ndアルバム『REAL POP 2』を引っ提げた、11都市を巡る全国ツアー＜Aile The Shota Oneman Tour 2026 “キセキセツ”＞が大成功を収めた〈BMSG〉所属のシンガーソングライター・Aile The Shota。その彼が2026年8月8日（土）・9日（日）に東京・下北沢で、オーガナイズイベント＜<strong>ADRIFT presents Place of Mellow organized by Aile The Shota</strong>＞を開催した。

2022年スタートの同イベントは5回目を迎え、シリーズ初の2Days開催に。ライブにはAile The Shotaをはじめ、DAY1に荒谷翔大・冨岡愛・Haruy、DAY2にSala・春野・HIKKAが名を連ね、DJは各日3組ずつ参加。土日ともにAile The Shotaセレクトの古着も販売された。

“歌声がリレーするライブイベント”という軸を継承し、Aile The Shotaは今回のイベントでどのような場所をつくり、どのような人と交わり、どのような縁をつないだのか。イベントの模様を追ったムービーと併せて、アットホームで愛にあふれた＜Place of Mellow＞をレポートする。</p></div>

<h2 class="fade-up">下北沢の新たなエンタメ拠点で
Aile The Shotaらしい“場づくり”</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172116/place-of-mellow-02.jpg" alt="" width="1200" height="1799" class="aligncenter size-full wp-image-477791" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>東北沢駅から世田谷代田駅間の地下化に伴い、全長約1.7kmの線路跡地に誕生した“下北線路街”。その一角に2021年9月にオープンした「ADRIFT」は、ライブ・アート・マーケットなど多様なカルチャーが交差するエンターテインメントスペースであり、隣接する個店街「reload」やライフスタイルホテル「MUSTARD HOTEL」とともに、新しい下北沢の表情を見せている。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172122/place-of-mellow-03.jpg" alt="" width="1800" height="1201" class="aligncenter size-full wp-image-477792" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>そんな同施設で、暑さの厳しい8月8日、Aile The Shotaのオーガナイズイベント＜Place of Mellow＞が開催。DJ＆ライブコンテンツのオープンは15時だったが、昼過ぎの時点で建物の前にはすでに人だかりができている。その多くが、過去の＜Place of Mellow＞などAile The Shota関連のイベントグッズを持参。なかでも印象的だったのがスカーフで、首元やバッグなどにそれぞれのスタイルで身につけられたキーアイテムが、集まった人々の一体感を高めていた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172127/place-of-mellow-04.jpg" alt="" width="1800" height="1201" class="aligncenter size-full wp-image-477793" /></div>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172132/place-of-mellow-05.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="aligncenter size-full wp-image-477794" /></div>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172137/place-of-mellow-06.jpg" alt="" width="1800" height="1201" class="aligncenter size-full wp-image-477795" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>そして、なぜ人々が早く集まっていたかというと、両日ともにAile The Shotaがセレクトした古着の販売が予定されていたからだ。結果として、各日50点ほど用意されたという古着は、ものの10分でそのほとんどが売り切れに。その事実に、改めてAile The Shotaファンたちの熱量の高さを感じた。</p></div>

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<div class="text-box left fade-up"><p>15時、来場者が続々と会場入り。ADRIFTの特徴のひとつは、ステージとフロアの距離の近さだ。大きな会場でアーティストを遠くから眺めるのとは違い、演者の表情や息遣いが感じられる距離にあり、この規模のハコだからこそ生まれる親密さは＜Place of Mellow＞も同様だった。

イベントはAile The ShotaとShun IzutaniのDJで開幕。ドリンクを飲みながら、音楽に耳を傾ける観客たち。そしてDJブースでは、音に乗って楽しそうに身体を揺らすAile The Shotaの姿が。アーティスト本人もフロアの観客と同じ（かそれ以上の）テンションで過ごしている。 </p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172216/place-of-mellow-14.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="aligncenter size-full wp-image-477803" /></div>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/23090008/place-of-mellow-33.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477935" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>イベントの効率だけを考えるのであれば、自分のライブだけに集中すればいいのかもしれない。しかし、Aile The Shotaはオーガナイザーとしてそうはしない。その一見すると非効率にも思える振る舞いこそが、彼の“場づくり”の真骨頂であり、そこには泥臭いほどの人間味がある。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172219/place-of-mellow-15.jpg" alt="" width="1000" height="1499" class="aligncenter size-full wp-image-477804" /></div>


<h2 class="fade-up">オーガナイザーで、アーティストで、
観客でもある＜Place of Mellow＞</h2>
<div class="text-box left fade-up"><p>オープニングDJが終わると、スムーズな流れで今宵のライブがスタート。16時、最初に登場したのは荒谷翔大だ。4月発売のメジャー1stフルアルバム『TASOGARE SOUL』から、“黄昏ソウル”や“東京”などを惜しげもなく披露。ステージ上の彼をフロアから見守り、時には歓声を上げて盛り上げるAile The Shotaはオーガナイザーでありながら、ひとりの観客でもあった。 </p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172223/place-of-mellow-16.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477805" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>17時からは冨岡愛がギター弾き語りで、CUTEかつPOPな世界観のライブを展開する。“恋する惑星「アナタ」”や“グッバイバイ”など、愛をさまざまな想いや視点で描き出した楽曲は、この日多くの女性の観客たちの心に響いたことだろう。MCでの「かわいい」の言い合いで場の雰囲気も和む。たとえ彼女のライブを初見だとしても、出演者と観客の間に壁は存在しなかった。 </p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172228/place-of-mellow-17.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477806" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>続いて18時からは、前の2組とはまた異なるテイストを持つシンガーソングライター・Haruyが登場した。代表曲の“Lovely”から、5月リリースの新曲“Corsora”まで、終始タイトなライブ。その様子を、荒谷翔大や冨岡愛もフロアの後方から観ている。出演者が出演者のライブを観る。そしてその姿を観客も観ている。アーティスト同士が刺激し合う循環が、早くも生まれていた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172233/place-of-mellow-18.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477807" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21151008/place-of-mellow-28.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477921" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>A.G.Oのこの日2回目のDJ を経て19時、いよいよAile The Shotaがステージへ。 “Shy なBaby”で姿を見せた瞬間、観客の待っていた気持ちがそのまま爆発したかのような歓声が上がる。コール＆レスポンスで熱が高まり、ダンスパフォーマンスに喝采。1曲目で早くもAile The Shotaが呟いた「最高」の一言から、この場にいることを本人が一番楽しんでいるのが伝わってくる。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172238/place-of-mellow-19.jpg" alt="" width="1800" height="1201" class="aligncenter size-full wp-image-477808" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>続く“Yumeiro”では、何度も彼のライブを観てきたファンたちが自然と共有している動きで手を振り、MCを挟んだ“ENOSHIMA ORANGE BLUE”では曲名通りのORANGEとBLUEのライトが会場を染める。“DEEP”からはAile The Shotaのシンガーとしてのレベルの高さを感じ、スポットライトに照らされて始まった“無色透明”は、会場全体を静かに染み渡る音の世界へと誘った。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172243/place-of-mellow-20.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477809" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>さらに「いけますか！」「ふざけた曲」と紹介して始まった“りんごじゅーす”へ。この曲におけるAile The Shotaは、より自然体かつ楽しげ。また、同曲をプロデュース＆この日のDJを務めたHIRORON渾身の「りんごーじゅーす！」に観客も歓声と拍手で応える。そしてラストにふさわしい、盛り上がるためのナンバー「踊りませんか？ (Shun Izutani & ItoShin Remix)」でフロアの熱気は最高潮に。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172109/place-of-mellow-01-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1706" class="aligncenter size-full wp-image-477790" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>Aile The Shotaが舞台袖にはけると、拍手とATS（Aile The Shotaの頭文字）コールが会場中に響く。その大歓声に呼ばれて、Aile The Shotaが再登場。「ひとりじゃなにもできない」「すべての人の愛と縁に感謝」 と想いを伝えて披露したアンコール曲は、ワールドワイドに活躍する音楽プロデューサー・Taka Perryと共に制作し、7月8日にリリースしたばかりの新曲“ONGAKU”。音楽への純粋な愛を歌った同曲でこの1日で最も美しい景色が広がり、DAY1は幕を閉じた。</p></div>


<h2 class="fade-up">盟友から初対面のアーティストまで
仲間と共に盛り上げるPOPのシーン</h2>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172248/place-of-mellow-21.jpg" alt="" width="1920" height="1280" class="aligncenter size-full wp-image-477810" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>8月9日、暑さが少し落ち着いた日曜日のDAY2。 ところが、フロアは昨日以上に熱を帯びていた。 オープニングDJは、Aile The Shotaのデビュー曲“AURORA TOKIO”でのサックス＆フルート参加をはじめ、楽曲共作やライブ共演など多岐にわたってコラボレーションしているKenT。このDJタイムではブース前にスペースが生まれ、Aile The Shotaが即興でダンスを披露した。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21151016/place-of-mellow-29.jpg" alt="" width="2000" height="1328" class="aligncenter size-full wp-image-477922" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>イベントを通じてだが、Aile The Shotaはフロアのさまざまな角度からDJやアーティストのライブを観て、出演アーティストごとの様子を律儀にインスタグラムのストーリーズへアップしていく。ここでも彼は、自分のイベントを自分だけのものにしない。出演者一人ひとりを丁寧に紹介し、観客と共有。そこには仲間と一緒にPOPのシーンを盛り上げたい気持ちが表れている。 </p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>16時、Salaがドラム＆ギターの編成でステージに立つと、1曲目から観客の心をつかむ。MCでは、「メロウな場所をつくりたい」というAile The Shotaの言葉を引用。“Bossa”や“Loved More”などデビュー初期曲も披露し、曲終わりにフロア後方でAile The Shotaが「フォー！」と声を上げる。会場には彼女のファンも多い印象で、最後まで盛り上がりを見せたライブとなった。 </p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172253/place-of-mellow-22.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477811" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>続くDJ Sam is Ohmの選曲がフロアをガッツリとつかみ、まだ夕方なのに会場にはすでにNIGHT感が漂う（DJ終わり、Sam is Ohmと握手を交わしたAile The Shotaは「かましすぎ」とご満悦）。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21151019/place-of-mellow-30.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477923" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>その盛り上がりを受けて 17時からは、2022年6月発表の“常懐”を共作し、同年に開催された第１回の＜Place of Mellow＞にも出演した春野のライブがスタート。ライブ途中でイヤモニのトラブルがありながらも、それをものともせずにステージを成立させるのは、春野の唯一無二の歌声。物語性のある世界観の“鬼ごっこ”から、メロウナンバー“Kidding Me”でライブを締めた。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>ヒューマンビートシンガー・YAMORIのDJでは、Aile The Shotaも並び、ファンが前方へ詰めかける。ラストにヒューマンビートボックスも披露し、それがのちの伏線となった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21151023/place-of-mellow-31.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477924" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>18時からは、宮崎出身の本格派シンガー・HIKKAが登場。スタートの“Taboo”から圧倒的なグルーブの歌声が会場中に響き渡る。その後も乗らせる曲から聴かせる曲まで、その実力を遺憾なく発揮し、Aile The Shotaも「ヤバイ」と興奮気味。神々しさまで感じたラストの“あなたのそばに”でステージを終えた彼女は、近い将来、Aile The Shotaとのコラボレーションを予感させた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172258/place-of-mellow-23.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477812" /></div>

<h2 class="fade-up">「音楽は好きか──」というメッセージ
Aile The Shotaがつくる新しい“Place”</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172300/place-of-mellow-24.jpg" alt="" width="1000" height="1499" class="aligncenter size-full wp-image-477813" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>そしてSam is OhmによるラストのDJタイムを経て、いよいよ2日間にわたったイベントを締めくくる、Aile The Shotaのライブが始まった。1曲目は、昨日と同じ“ShyなBaby”。ところがフロアの熱量は明らかに違っていた。2日間を通して会場に積み重なったものがあり、“Yumeiro”も昨日とは異なる聴こえ方。「マジおれ、これだけでいいや」と、Aile The Shotaの気持ちも昂る。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172305/place-of-mellow-25.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477814" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>そしてMCでは、「J-POPシーンから日本の音楽をこうやって（ジェスチャーで上げて）いきたいので」 と語る。自分自身がPOPスターになるだけではなく、日本のPOPシーンそのものを押し上げていきたいという想いが、ここまで2日間のオーガナイズの端々からも感じた。 </p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>“ENOSHIMA ORANGE BLUE”では、昨日以上の掛け声と観客が振る手によって、フロアに波のような動きが生まれたのち、この日ならではの瞬間へ。DAY2のゲスト・春野を迎えた“常懐”を、ファンの期待に応えてお届けする。歌詞の一部を“下北”にアレンジしたり、観客にシンガロングを求めたり。曲終わり、ハグをするふたり──「みんなの曲になってる」という言葉が印象的だ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172310/place-of-mellow-26.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477815" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>まだまだサプライズは終わらない。本日はDJを務めていたKenTがサックスを手にステージに現れ、“AURORA TOKIO”！ フロアは熱狂の渦に包まれ、さらに「マイクを持ちたがっている人が」（Aile The Shota）と誘われてYAMORIが登場し、ヒューマンビートボックスを重ねると、最高のセッションを展開。文字通り、ひとつのピークを迎えた曲に観客は恍惚の表情だった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/21151027/place-of-mellow-32.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477925" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>この季節にもリンクする“向日葵花火”では、ライティングも相まってフロアに無数の向日葵とも花火とも思える光景が広がる。平成のJ-POPを昇華した同曲は、この日も“踊れるポップス”としての魅力を発揮し、ラストはコーラスの大合唱。間髪入れずに始まった本編ラストナンバー“開花宣言”で歌うAile The Shotaのメッセージは、2日間を経て、さらなる説得力を持っていた。

ライブ終了。ただし誰も帰らない。この日もお決まりのATSコールが起こり、「オーガナイズイベントでアンコールやるなって」と照れくさそうにAile The Shotaが再びステージへ。


「こうやって音楽を好きでいてくれる人は、日本全体で考えたら本当に少ないので。改めてこういう場所を作ったときにたくさんの人が集まってくれて、ただ集まるだけじゃなくて、どのアーティストも言ってくれたけど、本当にお客さんが温かかった、楽しんでくれた。音楽が好きな場所、輪、縁をつくるイチ人間として、人生の中でやるべきことをできたんじゃないかなと。自分のアイデンティティが縁なので、これからもそれを広げていけたらなと思います」（Aile The Shota）</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/19172315/place-of-mellow-27.jpg" alt="" width="2000" height="1333" class="aligncenter size-full wp-image-477816" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>アンコールはこの日も“ONGAKU”。「音楽は好きか──」 というAile The Shotaのメッセージに、フロアにいる観客はみな、噛み締めるように心の中で、「好きだ」と答えたはず。

2日間かけて、音楽が鳴った。古着が並んだ。DJがフロアを温めた。出演者同士が交わった。アーティストと観客が同じ音を聴いた。そしてAile The Shota自身も、その場の一員として踊り、笑い、音楽を楽しんだ。誰かひとりが場を完成させるのではない。そこにいる全員が、少しずつその場所をつくっていく。それこそ＜Place of Mellow＞が大切にするスタンスだと感じた。

「音楽が好きだ」と答えた人たちが、それぞれの日常へと帰っていく。そしてきっと、次にどこかでAile The Shotaの音楽が鳴ったとき、その場所もまた新しい“Place”になるのだろう。</p></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text by RASCAL（<a href="https://www.instagram.com/rascaaaaal/" target="_blank">@rascaaaaal</a>）, NaNo.works（<a href="https://www.instagram.com/nanoworks_shonan/" target="_blank">@nanoworks_shonan</a>）
Photo by Kazuma Kobayashi（<a href="https://www.instagram.com/kindai_punks/" target="_blank">@kindai_punks</a>）、Satoshi Hata（<a href="https://www.instagram.com/satoshihata87/" target="_blank">@satoshihata87</a>）
Movie by Sato Jay Kent（<a href="https://www.instagram.com/jay_474_inst" target="_blank">@jay_474_inst</a>）
Edit by Sanae Akechi
</p></div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/cornelius-ai-physicality-refractions/477759/</guid>
		<title>INTERVIEW：Cornelius AIと身体性。小山田圭吾が語る『Refractions』</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/cornelius-ai-physicality-refractions/477759/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/cornelius-ai-physicality-refractions/477759/#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 09:59:59 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>Corneliusの最新アルバム『Refractions』。今作では生成AIを制作の媒質として取り入れ、身体的なビートとファンクネスを追求した。テクノロジーと身体性が交差する時代に、小山田圭吾が創作の境界を揺らぎながら何を描き出すのか。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="2160" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1440x2160.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1440x2160.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1024x1536.jpg 1024w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-1365x2048.jpg 1365w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/20151941/TARU5667-3-scaled.jpg 1707w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>音が物質や空間を通り抜け、進む角度を変えながら新たな像を結んでいく。Corneliusが2026年8月19日にリリースする8枚目のアルバム『Refractions』は、タイトルが意味する「屈折」を、その制作過程にも宿した作品だ。

内省的な色合いの強かった近作から一転し、今作では身体を揺らすビートとファンクネスが前景化。Bid、Sean Ono Lennon、Arto Lindsayといった長年交流を重ねてきた音楽家たちを迎え、井上陽水の“夢寝見”を取り上げた。そして、その新しい音像を生み出す「媒質」となったのが、ここ数年で急速な進化を遂げた生成AIだ。

曲作りではAIを素材やセッション相手として用い、MVまで自ら手がける。その一方で、年齢と残された時間を意識し、いま再び身体的なビートへと向かう。テクノロジーによって創作の境界が揺らぐ時代に、Corneliusは何をつくろうとしているのか。『Refractions』の制作をめぐって、小山田圭吾に話を訊いた。</p></div>

<h2>INTERVIEW
Cornelius</h2>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──まず、アルバムタイトルを『Refractions』にした理由から聞かせてもらえますか？</strong>

『Reflections』ではなく『Refractions』なんですけど、『Reflections』といえば、僕らの世代にとっては寺尾聰さんのアルバムがすごく印象深いんですよ。小学生の頃にかなりインパクトを受けたアルバムなので、タイトルがちょっと似ているなと思いつつ（笑）。

「Refractions」は屈折という意味で、反射ではなく、何かの媒質を通ることで少し角度が変わり、いろいろな世界が現れる。そういうイメージがアルバム全体にあって、最終的にこのタイトルになりました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18174441/TARU5632.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477761" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ここ最近の2作、『Mellow Waves』と『夢中夢』は、わりと内省的というか、インナースペースに向かうような作品でした。一方、今回はダンサブルでファンキーな曲が多い印象です。</strong>

そこはわりと最初から意識していましたね。一番大きいのは年齢です。こういうビートがしっかりした音楽を、今後あと何年できるのかなと。やれるうちに、こういうこともやっておきたいという気持ちが、最初にあったんです。

<strong>──近年、また精力的にライブを行っていることも、今回の方向性に影響していますか？</strong>

それはありますね。ここ最近は静かな曲がすごく増えて、ライブが少し単調になっている感覚もあったので、またちょっと変えてみたいなと。

<strong>──“Mind Train”は、すでにライブでも披露されています。アルバム制作の初期にできた曲ですか？</strong>

一昨年だったかな、Corneliusの30周年ライブ＜Cornelius 30th Anniversary Set＞があって。そのときは過去の曲をいろいろ演奏したんですけど、セットリストに新曲も入れたいと思ったんです。それで“Mind Train”と、Arto Lindsayさんが参加してくれた“Bad Advice”ができた。その2曲が、今回のアルバムの始まりですね。

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<strong>──“Mind Train”は、どのように生まれたのでしょうか。</strong>

もともとはNIGOくんから依頼されて、KENZOのパリ・コレクションのランウェイ用に作った音楽がベースになっています。ランウェイは20分くらいあるので、その長尺に合わせて作っていました。モデルが歩くテンポだから、ある程度躍動感のあるものがいいなと。ドイツのCANやNEU!のような、モーターリックなビートがひたすら続く曲をやってみたいと思ったんです。

途中でひとつだけ歌が入るパートがありますけど、あれはNIGOくんから「少し歌が入ったほうがいい」と言われて加えました。ビートがミニマルに変化しながら、その上でいろいろなことが起きていく。そういう、ちょっとマインドトリップ的なイメージです。

<strong>──途中に大きなブレイクがあり、そこから再び元のビートへ戻っていく展開にも、どこか別の場所へ連れていかれるような感覚があります。映像とのシンクロも相まって、かなり没入感がありました。</strong>

あそこは、急に場面が変わるようなイメージでした。MVを作ってくれたのは大西景太さんです。音に完全にシンクロした映像を作る方で、彼の作品はどれも素晴らしい。

バッハの四重奏の一音一音を、オブジェクトの動きに置き換えて、完全に視覚化したような作品もあります。Corneliusでは『AUDIO ARCHITECTURE』でも一緒にやっていますけど、音を視覚化することに関して、完全に極めている人です。</p></div>

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<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──アルバムにはCorneliusらしいシグネチャーサウンドがありながら、これまで聴いたことのないような音も数多く使われています。こうした変化の背景には、何があったのでしょうか。</strong>

生成AIを制作に取り入れたことが、かなり大きいと思います。ここ2年くらいで、AIがいろいろな分野で急激に存在感を増してきたじゃないですか。それが今回の変化の大きな要因になっていますね。

“Mind Train”でも、コーラスの女性の声はAIで作ったんです。ただ、その頃はいまのような音楽生成AIはまだなくて。あとは曲のタイトルを考えるときに、ChatGPTを使って言葉を探すようなことを、うっすら始めていたくらいでした。

それ以降の曲では、生成したものも取り入れています。AIの精度もだいぶ上がってきたし、特に映像系ですかね。去年くらいから急激に進化して、いまはあらゆる制作の中にAIが入ってきています。

<strong>──具体的には、どのように使っているのですか？</strong>

本当にいろいろですね。たとえば今回、自分の声以外のコーラスは全部AIなんですよ。女性ボーカルには何人かキャラクターがいて、その人たちに歌わせています。

<strong>──そうだったんですか。てっきり大野由美子さんが歌っているのかと思いました。</strong>

大野さんに似た声を選んだんです（笑）。

曲作りでは、自分で作った断片を一度AIに入れて、いくつかのパターンを作る。そこからいいものをステムで書き出して編集し、もう一度AIに入れる。出てきたものを全部弾き直して、パートを削ったり足したりしていきます。

サンプル素材のように、いくつかのフレーズを抜き出して使うこともある。曲をステムに分け、そこに違うビートを加えたものをもう一度AIに入れて、さらに発展させる。そういう作業を延々とやっています。

<strong>──アシスタントでもあり、セッション相手でもあるような存在ですね。</strong>

セッション相手というのは近いですね。素材でもあるし、いろいろな可能性を試せるものでもある。媒質というか、「屈折」の相手としてさまざまな分岐が出てきて、それをまたこちらへ戻していく。相手は人間ではないんだけど、そういうことをずっとやっています。

<strong>──ChatGPTやGeminiには、それぞれ特徴的な文体があります。音楽生成AIにも、音色やフレージングに独特の癖がありますか？</strong>

ありますね。それに、音質だったりまだパートをきれいに分離できないという問題もある。いま、音楽生成AIではSunoが一番広く使われていると思うんですけど、僕も最初に少し触ってみて、好みとは違うなと思いました。Udioというのもあって、僕はそちらがすごく好きで使っています。

最終的に、AIで生成した音がそのまま多く残っているわけではないです。

<strong>──AIを使うことで、ご自身で曲を作り込む範囲も以前より増えましたか？</strong>

増えましたね。制作の初期段階はスタジオではなく、ずっと家で作業していました。</p></div>

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<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ライターの仕事も、まさに似た状況になっています。どこまでが自分の作業なのかと思うこともありますが、何を選び、何を残すかという部分に主体性があるのかもしれません。</strong>

そうですよね。クリエイティブの根幹とは何かということ自体が、ものすごく揺らぐ。ただ、編集やキュレーションの感覚、何を求めて何を選ぶかという判断は、結局、人間が担うものとして残るのかなと思います。

演奏の技術や、それをライブで再現することになると、また話は別ですけど、ただ「作る」というだけなら、ハードルはものすごく低くなっていますよね。

僕はまだ半分人間というか（笑）、これまでの作り方を半分残していますけど、これからはAIネイティブの子たち、音楽を始めるきっかけがAIだった世代が出てくると思うんです。技術はなくても知識や文脈が異常に発達した人が組み立てる音楽は、聴いてみたい気がします。

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<strong>──今作では“夢寝見”、“Aeons”、“まざらない”などのMVを、小山田さんご自身が手がけています。いずれも生成AIを使って制作したのでしょうか。</strong>

そうですね。AIがなかったら作れませんでした。基本的にはAIだけで作っています。

まず静止画を作り、その段階で細かいディテールをかなり詰めていく。それを動画生成AIに入れ、さらにプロンプトで指示して動かしていきます。

作り始めたのは去年くらいからですけど、その頃はまだ映像が崩れやすかった。静止画を読み込ませても、数秒以上経つと絵が崩壊してくるんです。そこでまた静止画を入れて、そこから生成し直す。できたものを、さらに別のソフトで編集するという作り方ですね。

<strong>──自分で映像を作るのは楽しいですか？</strong>

けっこうハマりましたね。とはいえ、頭の中のイメージを完全に具現化できているわけではなくて、まだ全然言うことを聞いてもらえないし、いろいろ大変です。

でも、個人でかなりのものを作れる。たとえば5年前に同じような映像を作ろうとしたら、CGか実写撮影になりますよね。CGでも膨大なお金と時間がかかるし、実写なら、MVに出てくるような世界を実際にセットとして作り、カメラを並べて撮影しなければならない。数千万円かけないとできなかったようなことを、いまは個人でできる。それは本当にすごいと思います。

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<strong>──“Twisting & Glistening”のMVでは、部屋の天井にフリッパーズ・ギターの『ヘッド博士の世界塔』を思わせるパターンが用いられ、ファンの間でも話題になりました。あの引用には、どんな意図があったのでしょうか。</strong>

“Twisting & Glistening”のMVも自分で作ったんですけど、オプティカルな幾何学模様をテーマにしているんです。そのひとつとして、『ヘッド博士の世界塔』の柄も出てくる。それを現実の空間に再構成したようなビジュアルですね。アートディレクションを手がけた信藤三雄さんへのトリビュート的な意味もあります。

<strong>──『ヘッド博士の世界塔』はいま、サブスクリプションでは配信されていません。小山田さん自身は、35年前の作品を現在どのように見ていますか？</strong>

ジャケットがいいですよね。

<strong>──（笑）。</strong>

特に初回盤のジャケットは、改めて見てもすごいなと思います。</p></div>

<div class="img-box fade-up col2-images">
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</div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──シンセサイザーやドラムマシン、サンプリング、DAWなど、これまでも新しいテクノロジーが音楽を変えてきました。生成AIは、それらとはまた別の次元にあるように感じますか？</strong>

道具としての領域を、かなり超えてきてますよね。ドラムマシンが登場したときには、ドラマーの仕事を奪うと反発されたり、テクノには魂がないと言われたり、サンプリングが登場して議論になったり。新しい技術が出てくるたびに、そういうことはありました。でもAIは、さらに違う次元にあると思います。

DAWの中にもすでにAIが入っていますから、まったく使わずにいることが可能なのか、という感じじゃないですか。ただ、同時に問題もものすごくたくさんあって。

今回、自分でAIを使ってMVを作り、頑張っていいものができたと思ってYouTubeに上げたら、批判されたんですよ。特にアメリカには反AIの人が大勢いて。僕はその状況をよく知らなかったので、発表して初めて、こんなに大きな問題になっているんだと実感しました。

<strong>──これだけ大きな変化をもたらすものだからこそ、強い拒否反応も出てくるのでしょうね。</strong>

産業革命のときに、機械化に反対して工場の機械を破壊するラッダイト運動があったじゃないですか。それよりもっと大きな反対運動が、これから来るんじゃないかと思います。

特にアメリカでは、AIが大量の電力や水を消費することや、データセンターが周辺環境に与える影響など、環境面の問題が指摘されています。それに、AIに仕事を奪われることへの危機感も大きい。なかでも、これから就職する若い人たちは、いままで学んできたことを否定されたように感じているのかもしれない。実際、仕事のあり方も大きく変わっていくでしょうし。

<strong>──確かにそうですね。</strong>

芸術やクリエイティブの領域では「AI slop」という言葉もあるんです。生成AIで大量に作られた質の低いショート動画のようなものを、AIのゴミだと批判する言葉ですね。「いままでCorneliusの映像はよかったのに、AIを使うなんて最低だ」というような反応も、結構ありました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18175420/TARU5608-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477766" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今作にはBid、Sean Ono Lennon、Arto Lindsayが参加しています。AIを介した制作と、人とのコラボレーションが並行していることも印象的でした。</strong>

それも「屈折」の媒介のひとつというか。コラボレーションする相手がいて、その人を通して生まれるものを取り入れたいと思ったんです。以前から一緒にやってみたかった人や、長い付き合いになった人たちと、改めてやってみようかなと。

<strong>──The Monochrome Setとの交流が始まったのは、いつ頃ですか？</strong>

最初は90年代の頭くらいかな。『Fab Gear』（1990年）というコンピレーション・アルバムを作ったときに会ったのか、あるいはThe Monochrome Setが一度解散したあと、日本に来たときだったかもしれない。その頃に何度か会っていましたね。

それから時間が空いて、コロナ禍の前くらいに彼らが来日したとき、ライブを観に行って久しぶりに再会したんです。それをきっかけに、また連絡を取るようになりました。

Lester Squareが抜け、ギタリストが不在だった2024年の来日公演では、「何曲か手伝ってほしい」と言われて、僕もゲストで参加しました。僕がロンドンへ行く機会もあって、そこから少しずつやり取りが増え、今回参加してもらいたいと思ったんです。

交流自体は、90年代から現代まで急に飛んだような感じですけどね（笑）。でも、僕は高校生の頃からずっと聴いていたので、今回一緒にできたのはうれしかったです。

<strong>──Sean Ono Lennonさんとも長い交流があります。</strong>

最初に会ったのは90年代ですね。Seanが『Into the Sun』（1998年）を出した時期と、Corneliusの『FANTASMA』（1997年）が出たタイミングがかなり近かった。僕が初めてアメリカでライブをしたとき、テキサスの＜SXSW＞に出演したんです。SeanはGrand Royalのステージ、僕はMatadorのステージに出ていて、そのときに彼のライブを観ました。Seanにとっても、まだ1回目か2回目くらいのライブだったんじゃないかな。

その後、日本のライブハウスで会うことが何度かあって、『SENSUOUS』（2006年）の頃に出演した＜SUMMER SONIC 2007＞にもSeanが来ていたんです。彼がCMの仕事か何かでそのまま日本に残ると言っていて、僕らが次の週に＜RISING SUN ROCK FESTIVAL＞へ行くと話したら、SeanとガールフレンドのCharlotte Kemp Muhlがついてきた。一緒にフェスへ行って、そこでかなり仲良くなりました。

<strong>──新生Plastic Ono Bandのメンバーになったのは、どのような経緯からですか？</strong>

2009年にSeanがChimera Musicを始めて、日本でレーベルのショーケースライブを開いたとき、Corneliusのバンドがハウスバンドとして参加することになり、Seanや所属アーティストの曲を演奏しました。そこにオノ・ヨーコさんが来ていて、ライブの翌日にバンドへ誘われたんです。そのままレコーディングに入り、そこから10年くらい、Seanや本田ゆかさんたちとPlastic Ono Bandでいろいろな活動をしました。</p></div>

<div class="img-box fade-up col2-images">
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</div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──Arto Lindsayさんとの出会いも90年代ですか？</strong>

ArtoさんもSeanと同じくらいで、たしか1998年です。彼がライブで日本へ来たとき、渋谷のタワーレコード前の横断歩道から、壁に掲げられた『FANTASMA』のビルボードを見たらしいんです。そこに写っていた僕が、Artoさんの使っているものと同じDanelectroのギターを持っていて、「これ誰だ？」となったらしく（笑）。

その後、ホテルでMTVをつけたらCorneliusの“STAR FRUITS SURF RIDER”が流れてきて、それで興味を持って連絡してくれたんです。それが最初でした。

その後は、Artoさんのアルバムに僕が参加したり、こちらの作品に参加してもらったり。Artoさんが日本へ来たときにCorneliusのメンバーがバックを務めたこともあるし、セッションも何度かしています。かなり長い付き合いですね。

<strong>──井上陽水さんの“夢寝見”を取り上げたことも、新鮮な驚きでした。</strong>

“夢寝見”がすごく好きなんです。昔から知ってはいましたけど、ここまでハマったのは比較的最近ですね。

曲が発表されたのは1990年頃で、当時、陽水さんが出演していた車のCMに使われていたんです。「お元気ですか？」という有名なCMがあって、僕もよく覚えています。何パターンかあるうちのひとつで、この曲が流れていた。それで妙に印象に残っていました。

コロナ禍の少し前くらいかな。サブスクリプションでいろいろ聴いているとき、『ハンサムボーイ』（1990年）の1曲目に入っている“Pi Po Pa”がレコメンドに出てきたんです。聴いてみたら、めちゃくちゃよくて。そこから陽水さんのバックカタログを深く聴くようになり、なかでも“夢寝見”にすごくハマりました。ここ4、5年くらい、ずっと好きな曲です。

『夢中夢』とも同じような世界観なので、あのアルバムでカバーしても全然おかしくなかったと思います。でも、いつかこれはやっておきたいという気持ちがあって、今回収録しました。

<strong>──陽水さんの音楽のどんな部分に惹かれましたか？</strong>

陽水さんは、少しサイケデリックというか、ドリームポップ的なんですよね。“夢の中へ”もそうですけど、夢をモチーフにした曲が多い。夢なのか現実なのかわからないような世界を、ずっと表現している人で、そこがすごくいいんです。

それから、『ハンサムボーイ』の頃の陽水さんの作品では、「バナナさん」と呼ばれているキーボーディストの川島裕二さんが、アレンジの中心を担っていました。彼のプロダクションもすごくいい。サイケデリックな感覚をよくわかっているんですよ。

バナナさんは、EP-4という京都のポストパンク・バンドにもいた方で、DX7やProphetのようなシンセサイザーをものすごく変わった方法で使うんです。ノイズを出したり、独特の音を作ったり。以前、僕の作品でもProphetを弾いてもらったことがあります。しばらくお会いできていませんけど、バナナさんの仕事は素晴らしいですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18175555/TARU5623.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477769" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──今作のデラックス・エディションには、一枚ずつ手作業でスプレーを施しています。なぜ、こうした仕様にしたのでしょうか。</strong>

今回はヴィジュアルも僕がAIで作っていて、そこに人間の手を加えるというハイブリッドな形にしたいと思いました。The Timesというイギリスのバンドのアルバムに、一枚ずつ異なるスプレーワークをジャケットに施した作品があって、それも少しイメージにありました。

今回は1,000枚くらいにスプレーしたんですけど、工場のような場所に全部並べて、一枚につき3、4色をひたすら吹いていきました。終わったあと、1週間くらいももの裏が痛くて（笑）。

こういう作業も、年齢を考えると、できるうちにやっておかないと。10年後に同じことをやれと言われても、たぶん無理ですから。

<strong>──近年、作品のリリース間隔が以前より短くなっていることにも、年齢や残された時間への意識が影響していますか？</strong>

そうですね。自分ももうアラ還なので、この年齢になると、残された時間は意外と少ない。あと十何年かもしれないと思うと、「だいぶ時間がないぞ」っていう感じになります。70歳くらいで亡くなる人も多いじゃないですか。坂本龍一さんや高橋幸宏さんも70代でしたし。

<strong>──その一方で、Mick JaggerやPaul McCartneyは80代でも活動している。</strong>

小山田：この間、長野に住んでいるTerry Rileyさんの90歳記念ライブを観たんですけど、素晴らしかったです。ジャズには90代の演奏家もいますけど、ロックではまだほとんどいないですよね。Terryさんはいまでも毎日練習して、曲を作っていると言っていました。ものすごい領域まで来ていますよね。

細野さんも、今年のWORLD HAPPINESSでライブを観ましたけど素晴らしかったし、去年、キネマ倶楽部で観たときもすごかった。今度はアメリカ・ツアーにも行くと言っていました。いつまでも元気でいてほしいと、切実に思うようになりましたね。

坂本さんや幸宏さんのことは、突然のことだったから。気づけば先輩たちも年を取っているし、自分も同じように年を重ねている。だから、いまやれることをやっておきたいと思っています。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/18175621/TARU5598-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477770" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──小山田さん自身は、何歳くらいまでいまのような形で音楽を続けるイメージがありますか？</strong>

60代くらいまではバンドでライブをやって、70歳くらいから徐々に活動の形が変わっていくのかな。もちろん人によるし、どうなるかはわからないですけど、いまのような大音量で激しく演奏するライブが、いつまでもできるわけではないと思います。

以前は、そういうことをあまり考えていませんでした。40代の頃はオリジナルアルバムもほとんど作っていなくて、どちらかというと老成した世界に憧れていた。そういうモードが続いていたんです。

でも、残された時間を意識するようになって、できるうちにこういう曲もやっておきたいという気持ちが出てきた。そこは、以前とかなり変わったところですね。

<strong>──どうか健康に気をつけて、これからも活動を続けてください。</strong>

お互いにね（笑）。</p>

<p style="text-align: right;">Interview＆Text by <a href="https://x.com/otoan69" target="_blank"><u>黒田隆憲</u></a>
Photo by <a href="https://www.instagram.com/kanatarumi/" target="_blank"><u>Kana Tarumi</u></a>
Edit by Yu Oda</p></div>

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		<title>京都から東京へ。AMBIENT KYOTOの新たな地平</title>
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		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 06:05:15 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
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<![CDATA[<summary><p>京都で熱狂を生んだ＜AMBIENT KYOTO＞が東京へ。坂本龍一＋高谷史郎による「async – immersion」が麻布台ヒルズにて、当時のスケールで再構成される。音と光が溶け合うアンビエントの真髄が、東京という都市空間で立ち上がる。その圧倒的な体験が今、再びここにある。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1280" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134448/async-immersion-2023_1G1A6585-1920x1280.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134448/async-immersion-2023_1G1A6585-1920x1280.webp 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134448/async-immersion-2023_1G1A6585-1536x1024.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134448/async-immersion-2023_1G1A6585.webp 2000w" sizes="(max-width: 1920px) 100vw, 1920px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>京都で2022年6月に始まった展覧会＜AMBIENT KYOTO＞は、アンビエントを単なる音楽ジャンルとしてではなく、音、光、映像、建築、都市空間が一体となった「体験」として提示するプロジェクトである。いわゆる美術展でも、音楽フェスやライブイベントでもない。鑑賞者が会場に身を置き、音や光のゆらぎに耳を澄ませ、時には意識を委ねながら環境そのものを体験する。その独自のあり方が、世代を超えて多くの人を惹きつけてきた。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134531/Key-Visual_LOW.webp" alt="" width="1098" height="1098" class="alignnone size-full wp-image-476731" /><figcaption>BRIAN ENO AMBIENT KYOTO</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>その原点となったのが、2022年に開催された＜BRIAN ENO AMBIENT KYOTO＞だ。1978年に『Ambient 1: Music for Airports』を発表し、「無視することも、注意を払うこともできる音楽」としてアンビエントを提示したブライアン・イーノ。彼にとってコロナ禍以降、日本初の大規模個展となった本展は、90年余りの歴史を持つ京都中央信用金庫旧厚生センターを舞台に開催された。会場には「77 Million Paintings」「The Ship」「Light Boxes」、反映、速度、そして世界初公開となる「Face to Face」などを展示。音と光が絶えず変化し続ける空間を、鑑賞者が自由に歩きながら体験する形式が大きな反響を呼んだ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134607/The-Ship_C_photo-by-So-Hasegawa-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476732" /><figcaption>BRIAN ENO ：The Ship　Photo by So Hasegawa</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>とりわけ象徴的だったのは、作品が固定された「完成形」としてではなく、時間とともに変化し続ける「場」として提示されていたことだ。光はゆっくりと色を変え、映像は一度として同じ表情を見せず、音は空間の中で漂い続ける。そこでは鑑賞者に特定の見方や聴き方が強いられることはない。それぞれの感覚で、その場に身を置くことができる。＜AMBIENT KYOTO＞は、イーノが提示した「アンビエント」という思想を、都市の中に実装するプロジェクトとしてスタートしたのだ。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h2>京都で広がったアンビエントの体験</h2></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134748/AMBIENT-KYOTO-2023_KV_LOW.webp" alt="" width="1350" height="1800" class="alignnone size-full wp-image-476733" /><figcaption>AMBIENT KYOTO 2023</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>2023年、規模と内容をさらに拡大した＜AMBIENT KYOTO 2023＞では、前回会場だった京都中央信用金庫旧厚生センターに加えて京都新聞地下印刷工場跡を舞台に展示や朗読作品が展開されたほか、ライブも開催された。2022年のイーノ展がアンビエントの思想を京都に呼び込む試みだったとすれば、2023年はその思想を国内外のアーティストたちが受け取り、それぞれの表現へと展開していくフェーズだった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134822/async-immersion-2023_1G1A6495-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476734" /><figcaption>坂本龍一 ＋ 高谷史郎：async – immersion 2023　Photo by Satoshi Nagare</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>なかでも大きな核となったのが、坂本龍一 ＋ 高谷史郎による「async – immersion 2023」である。坂本が2017年に発表したアルバム『async』を基に、音響エンジニアのZAKが35台のスピーカーによる立体音響へと再構成し、高谷は坂本のピアノや楽譜、スタジオのオブジェなどを撮影した映像を、幅26.4mのLEDスクリーンに投影した。音と映像は完全には同期せず、それぞれが独自のリズムで流れていく。鑑賞者はその前に立つことで、通常の時間の流れから解き放たれるような感覚を味わうことになる。

『async』は、坂本龍一が闘病を経て制作した、極めて私的な響きを持つアルバムだった。完成された楽曲集というより、生と死、記憶、時間、自然音、ノイズ、沈黙といった要素を内包する音の断片集でもある。その作品を、ここでは「聴く」対象ではなく「身を置く」空間として再構成したことで、アルバムに封じ込められていた非同期の時間感覚が立ち上がる。</p></div>

<div class="img-box fade-up">
<div style="display: grid; grid-template-columns: 1fr 1fr; width: 100%; gap: .5rem;">
<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134848/1G1A7169-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476735" /><figcaption>京都中央信用金庫旧厚生センター　Photo by Satoshi Nagare</figcaption></figure>
<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13134904/1G1A6485-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476736" /><figcaption>京都新聞地下印刷工場跡　Photo by Satoshi Nagare</figcaption></figure>
</div>
</div>

<div class="text-box left fade-up"><p>会場となった京都新聞地下印刷工場跡という場所も重要だった。かつて新聞という情報を大量に印刷し、社会へ送り出していた巨大な空間が、音と映像により時間を体験する「場」へと変わる。そこに残された記憶と作品が結びつくことで、京都という都市の歴史と、坂本の音楽が持つ時間感覚が重なり合っていたのだ。

一方、旧厚生センターではコーネリアス、Buffalo Daughter、山本精一が、音、映像、光、霧、香りを用いたインスタレーションを発表した。コーネリアスは20台以上のスピーカーと照明を組み合わせた立体音響作品や、霧・音・光が一体となった体験型インスタレーションを展開。Buffalo Daughterや山本精一も、それぞれの音楽を映像表現と結びつけ、聴覚と視覚が溶け合うような空間を作り出した。</p></div>

<div class="img-box fade-up">
<div style="display: grid; grid-template-columns: 1fr 1fr; width: 100%; gap: .5rem;">
<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13135132/TOO-PURE_1G1A6673-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476737" /><figcaption>CORNELIUS：TOO PURE　Photo by Satoshi Nagare</figcaption></figure>
<figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13135154/Everything-Valley_1G1A6783-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476738" /><figcaption>BuffaloDaughter：Everything Valley　Photo by Satoshi Nagare</figcaption></figure>
</div>
</div>

<div class="text-box left fade-up"><p>さらに同年は、展示だけにとどまらない広がりも見せた。コーネリアスは国立京都国際会館メインホールでスペシャルライブを行い、ミニマルミュージックの巨匠テリー・ライリーは東本願寺の能舞台で立体音響ライブを披露。小説家・朝吹真理子による朗読作品やエッセイも公開され、音楽、美術、文学が交差するプロジェクトとしての輪郭がより明確になった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h2>なぜ＜AMBIENT KYOTO＞は人を惹きつけたのか</h2></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13135232/Light-Boxes_J_photo-by-So-Hasegawa-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476739" /><figcaption>BRIAN ENO：Light Boxes　Photo by So Hasegawa</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>＜AMBIENT KYOTO＞が多くの人を惹きつけた理由として挙げられるのは、「静けさ」を体験する場であったことだ。近年の没入型展示には、映像や音響のインパクトによって鑑賞者を圧倒するものも少なくない。しかし＜AMBIENT KYOTO＞における体験は、それとは少し異なる。音や光は空間を満たしているが、鑑賞者を一方的に飲み込むのではない。むしろ、そこに身を置く人の感覚や時間の流れに寄り添うように、うつろいながら存在している。

このプロジェクトにおける体験価値は、「没入」というよりも「滞在」に近いのかもしれない。作品と対峙し、何かを理解しようとする必要はない。音を聴いてもいいし、考え事をしてもいい。映像を見つめてもいいし、ただ空間の中に漂っていてもいい。強い刺激によって感覚を奪うのではなく、鑑賞者自身の内側にある感覚をゆっくりと開いていく。そうした「余白」のある体験こそ、多くの人を惹きつけた理由のひとつだろう。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13135257/Silhouette_1G1A6880-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476740" /><figcaption>山本精一：Silhouette　Photo by Satoshi Nagare</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>もうひとつ重要なのは、音楽ファンとアートのファンが自然に交差する場だったことだ。ブライアン・イーノや坂本龍一、高谷史郎、コーネリアスら参加アーティストたちの領域が、音楽、映像、現代美術、文学へと広がっていく。それらを個別のジャンルにカテゴライズすることを避け、ひとつの空間体験の中に溶け合わせていったのだ。

そして何より、このプロジェクトは京都という街と深く結びついてもいた。歴史ある建築、地下印刷工場跡、寺院、近代建築。鑑賞者は街を歩き、複数の場所を巡りながら作品に出会う。会場へ向かう道のり、街の湿度、建物の匂い、寺院や路地の静けさ。そうしたものまでもが、体験の一部になった。

つまり＜AMBIENT KYOTO＞は、都市そのものを作品の一部へと変えていったのだ。そこを訪れる前と後では、街を歩く時間、音の聞こえ方、光の見え方が少しだけ変わる。アンビエントとは、特定の音楽様式ではなく、世界との関わり方なのだと気づかされる。その瞬間にこそ、＜AMBIENT KYOTO＞というプロジェクトの本質があるのだろう。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><h2>京都から東京へ──「async – immersion」の再構成</h2></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13135319/async_immersion_KeyVisual-1920x1185.webp" alt="" width="1920" height="1185" class="alignnone size-medium wp-image-476741" /><figcaption>RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>2026年8月28日（金）から10月25日（日）まで、麻布台ヒルズギャラリーにて＜RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO async – immersion＞が開催される。ここで展開されるのは、2023年に京都新聞地下印刷工場跡で大きな反響を呼んだ「async – immersion 2023」の再構成だ。

坂本龍一の没後、東京都現代美術館で開催された大規模個展＜坂本龍一｜音を視る 時を聴く＞でも「async – immersion tokyo」は展示された。ただし、今回の麻布台ヒルズギャラリーでの展示は、2023年の京都版と同じスケールでの展示を東京で再び体験できることが大きなポイントとなる。映像は横幅26.4mのスクリーンでの展開となる。また、音響は会場の麻布台ヒルズに合わせて再構築される。東京にいながら＜AMBIENT KYOTO＞で実現した圧倒的な空間体験を改めて味わうことができる。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13135345/async-immersion-2023_B_photo-by-Satoshi-Nagare-1920x1280.webp" alt="" width="1920" height="1280" class="alignnone size-medium wp-image-476742" /><figcaption>坂本龍一 ＋ 高谷史郎：async – immersion 2023　Photo by Satoshi Nagare</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>坂本と高谷が構築した「async – immersion」は、アルバム『async』に宿っていた非同期の時間感覚を、音と映像と空間へと拡張した作品だった。それが麻布台ヒルズギャラリーの大空間で、どのように立ち上がるのか。京都新聞地下印刷工場跡で感じられた都市の記憶とはまた別のかたちで、東京という都市の時間とどのように重なり合うのか。京都で生まれた＜AMBIENT KYOTO＞が東京で開催されることは、単なる巡回展以上の意味を持つ。京都で体験した人にとっては、その違いを確かめる楽しみがあり、初めて触れる人にとっては、その思想に出会う絶好の入口となるだろう。

同じ作品であっても、都市が変われば、音の響き方も、時間の流れも、きっと違って見えてくる。その違いを体験できることこそ、今回の東京開催ならではの醍醐味なのではないだろうか。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><p class="txtcredit">Text by 黒田隆憲
Edit by Yu Oda</p></p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">EVENT INFORMATION</h3>
<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/13135319/async_immersion_KeyVisual-1920x1185.webp" alt="" width="1920" height="1185" class="alignnone size-medium wp-image-476741" />
<h4>RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI AMBIENT KYOTO – TOKYO</h4>
<table>
  <tbody>
    <tr>
      <th><strong>日程</strong></th>
      <td>2026年8月28日(金)～10月25日(日)／無休・59日間の開催</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>時間</strong></th>
      <td>10:00-19:00（土日祝は20:00まで）<br>※入場は閉館の30分前まで</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>会場</strong></th>
      <td>麻布台ヒルズギャラリー（港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>チケット</strong></th>
      <td>8月上旬発売予定</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>主催</strong></th>
      <td>AMBIENT KYOTO 実行委員会（TOW / Traffic）</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>企画制作</strong></th>
      <td>TOW / Traffic</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>広報協力</strong></th>
      <td>HOW INC.</td>
    </tr>
    <tr>
      <th><strong>特別協力</strong></th>
      <td>KAB Inc. / Dumb Type Office</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>

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</div>

<style>.qetichub-meta{max-width: none !important;}</style><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/letmeknowmusic-1stalbum-releasetour-2026/477328/</guid>
		<title>LET ME KNOW、初のアルバムツアーで掴んだ“自分たちらしいライブ”｜『Still Romance』から『Re: Still Romance』へ</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/letmeknowmusic-1stalbum-releasetour-2026/477328/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/letmeknowmusic-1stalbum-releasetour-2026/477328/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 14 Aug 2026 08:00:52 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Akeching]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=477328</guid>
<![CDATA[<summary><p>2024年1月に活動をスタートした3ピースバンド・LET ME KNOWが、初のフルアルバム『Still Romance』をリリースし、アルバムを掲げた東名阪ツアー『LET ME KNOW 1st album TOUR 2026 -Still Romance-』を開催した。ボーカル・Mattyの体調不良により名古屋公演が延期されるなどトラブルもあったが、それも乗り越え各地で熱演を披露。ファイナルの渋谷クラブクアトロでも、満員のフロアに向けてLET ME KNOWの世界観を見事に提示し、さらに秋のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』の開催を発表した。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="1080" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-1440x1080.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-1440x1080.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-1536x1152.jpg 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100506/260715_qetic_0387re-2048x1536.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>2024年1月に活動をスタートした3ピースバンド・<strong>LET ME KNOW</strong>が、初のフルアルバム『Still Romance』をリリースし、アルバムを掲げた東名阪ツアー『LET ME KNOW 1st album TOUR 2026 -Still Romance-』を開催した。ボーカル・Mattyの体調不良により名古屋公演が延期されるなどトラブルもあったが、それも乗り越え各地で熱演を披露。ファイナルの渋谷クラブクアトロでも、満員のフロアに向けてLET ME KNOWの世界観を見事に提示し、さらに秋のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』の開催を発表した。

今、勢いに乗る彼らに、ツアー『<strong>LET ME KNOW 1st album TOUR 2026 -Still Romance-</strong>』を振り返ってもらいつつ、秋のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』や今後のバンドの展望についてじっくりと話を聞いた。</p></div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW
LET ME KNOW</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14100613/260715_qetic_0377re-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1920" class="aligncenter size-full wp-image-477667" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──『1st album TOUR 2026 -Still Romance-』お疲れ様でした。率直なご感想を教えてください。</strong>

<strong>Lyo</strong>　今回は大阪、名古屋、東京の3箇所という短いツアーだったんですけど、僕たちの名刺代わりになるアルバム『Still Romance』を掲げたツアーというのもあり、LET ME KNOWとして、今やりたいことは何なのか、セットリストや曲間までしっかり考えて臨んでいて。だからこそ、自分たちがやりたいことをしっかり出し切れたツアーでした。もちろん反省点もありますけど、手応えを感じるツアーでしたね。

<strong>Matty</strong>　自分たちの思い描く”Still Romance”をしっかりとライブに落とし込めた良いツアーやったね。

<strong>Kehn</strong>　1本目の名古屋は、Mattyの体調不良で延期になってしまったんですけど、それもあって、みんなで健康にライブできることがすごい幸せだなって。ライブってやっぱり楽しいなって。それを噛みしめるツアーになりましたね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153059/lmk_1strelease-tour2026_all1-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477330" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──予期せぬ出来事を乗り越えてメンバー全員がさらに団結したツアーでもあったんですね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　そうですね。Mattyが入院してる間にリハーサルは進めつつ、当然Mattyがいないと決まらない部分もあって。だからMattyが退院してからあまり時間もない中で、どういうマインドで今回ツアーやるのかを、みんな同じ目線でしっかり詰めていったんです。それも今回すごく実りのあるツアーになった一つの要因なんじゃないかな。

<strong>Matty</strong>　僕個人としては、回復してからそこまで時間もなかったので、体力的な不安は少しあったんです。でも大阪でツアーをスタートした時点で、大丈夫かなと思えて。それ以降は不安なく回れましたね。ファイナルの東京では、喉の疲れの心配はちょっとありましたけど、エンジンが切れることなく走り抜けることができました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153131/lmk_1strelease-tour2026_all2-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477331" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──東京公演でライブを目撃しましたが、まさに駆け抜けるように、セットリストで一つのストーリーを作るようなライブでしたね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　今回のツアーではセットリストの流れの中で自分たちの世界観を作っていました。ライブに来てくれたお客さんに自分たちが本当に表現したいもの、これが俺たちのやりたいことだよっていうのをしっかりと提示するツアーにしよう、というのがテーマで。だからこそ、まずは僕ら3人と、サポートベースのあさひ君がどれだけ没入して楽しめるかが重要だったんです。その楽しさをどこまで伝えることができるのか、お客さんと共鳴できるのかというところにフォーカスしたツアーでしたね。

<strong>Kehn</strong>　そうだね。良い意味で、お客さんの反応によって自分たちのテンションが左右されるのではなく、僕らが楽しんでいるところに巻き込んでいくような感覚は意識しましたね。

<strong>Matty</strong>　今二人が言ってくれたようなことを、本番直前まで繰り返し自分たちに言い聞かせていました。</p></div>

<iframe data-testid="embed-iframe" style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/playlist/61B6Znn2zjeHFtmg8RlPTN?utm_source=generator&si=f2cf7a5cb7b8416e" width="100%" height="152" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──Lyoさんのドラムソロのパートは流れの中でもLET ME KNOWがライブバンドだということが強く前に出ていた瞬間でした。音源だけを聴いているのとは良い意味でギャップを感じたというか。</strong>

<strong>Lyo</strong>　良かったです。流れの中にスパイスを加える気持ちで前回のツアーから長いソロパートを入れるようになって。こういう要素はライブならではのものでもあるし、ライブを観に行く理由の一つになってくれたら嬉しいですね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153231/lmk_1strelease-tour2026_lyo_solo-scaled.jpeg" alt="" width="1707" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477333" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──ライブ中の観客との一体感も印象的でしたね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　いろんなお客さんがいて、本当にそれぞれ違う。そこでコミュニケーションが自然発生するのがライブの醍醐味でもありますよね。

<strong>Matty</strong>　セットリストを組む段階である程度はどこで一体感を作るかは想像するようにしていますが、やっぱり「今乗ってくれてるな」みたいな時はすごく力になりますね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153300/lmk_1strelease-tour2026_matty_solo-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477334" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──一期一会というか、ライブはやっぱり特別な場なんですね。</strong>

<strong>Kehn</strong>　音源を作っている時は、一人で作業していることも多いですし、孤独で。それに制作中はその曲を聴いてくれてるファンの姿をリアルに想像できない部分もある。だからこそ制作を終えて、ステージに立った時に、初めてたくさんの人が聴いてくれているのを実感できるんです。その瞬間はすごく嬉しいです。ライブで新曲をやって歓声が上がると、「作ってよかったな」って。単純に自分たちの曲を聴いてもらうだけなら、CDを流しても変わらないと思うけど、ライブじゃなきゃ得られない何かがある。僕らが実際にパフォーマンスして、それをお客さんと共有することの意味は大きいですよね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/30153159/lmk_1strelease-tour2026_kehn_solo-scaled.jpeg" alt="" width="1708" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477332" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>Lyo</strong>　アルバムツアーに関して言うと、アルバムを出して終わりじゃなくて、アルバムがあって、ツアーはそれをしっかり届けるための場所ですよね。だから切り離して考えず、そこまで含めて一つのパッケージだと思ってるんです。その上で、僕個人としては、かっこいいバンドって自分たちのスタイルを持っているバンドだと思ってて。「自分たちにはこういうライブのスタイルが合うんじゃないか」っていうのを、今まで試行錯誤してきて、一つの形にできたのが今回のツアーでした。

<strong>Matty</strong>　ライブは準備がすごく大事だってことをあらためて感じたツアーでもありましたね。メンタルの状態もそのときどきで違っているし、毎回会場が違ったりもするから、同じライブなんてない。でもどんな状況でも120%のパフォーマンスを出したいから、そのためには個人でも、チームでも調整が必要だなって。今まだ仮説を立てて検証中で、どう調整していくのがベストなのかを探っていますね。難しいのが、結局これって本番でしか試せないんですよ。リハーサルでどれだけ集中しても本番とは違うから。だからこそライブを積み重ねていくのは重要なのかなと。そういう気づきもありましたね。</p></div>

<h2 class="fade-up">ツアーを経て見えた、LET ME KNOWの現在地</h2>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14102157/260715_qetic_0044rere-scaled.jpg" alt="" width="1920" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477671" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──ライブ以外のことも含めて、今回のツアーで印象に残っていることはありますか？</strong>

<strong>Lyo</strong>　たくさん思い出はあるんですけど、東京のファイナルが終わった後に、打ち上げの二次会で3人で熱くこれからのことについて話す瞬間があって。それが一番グッときましたね。あと個人的には、名古屋のラーメン二郎（ラーメン二郎 名古屋大曽根店）に、行けたことですね（笑）。2時間半並んで行けました。マジで美味しかったです。今年食べたラーメンで一番でした。

<strong>Kehn</strong>　それに名古屋は一年ぶりで、しかも一年前と同じクアトロだったので久々に名古屋の人たちと会えて、俺たちのアップデートした姿を届けることができて嬉しかったんですね。もっと名古屋にライブしに行きたいな。

<strong>Matty</strong>　大阪も一年ぶりくらいでしたね。ツアーはやり切りましたけど、次に向けてやるべきことが明確にもなったので、繋げていきたいと思います。久々に実家に帰れたりもして良かったです！　

<strong>──ちなみに、これからフェスシーズンも始まり、秋には次のツアーも決まっているので、今は束の間の休息やインプットの期間でもあるのかなと想像したりします。何か最近にハマったりしていますか？</strong>

<strong>Kehn</strong>　今までやってこなかったことだと、最近寝る時に、睡眠導入用の音楽を聴いてるんです。それを流しながら寝ると、短時間でも疲れが取れるという情報を耳にして。睡眠の質を高めるために、どれが自分に合ってるんだろうっていろいろ試してます。あと、自分は移動中にしっかり寝られるようなタイプじゃないんですけど、この時間を睡眠に当てたいな思って。睡眠導入用の音楽を試してからは、寝れるようになりましたね。結構スッキリします。ツアーをするにも健康は大事ですよね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14102237/260715_qetic_0206rere-scaled.jpg" alt="" width="1919" height="2560" class="aligncenter size-full wp-image-477673" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>Lyo　僕はCigarettes After Sexっていう好きなバンドがいるんですけど、そのレコードを夜に流しています。ずっと好きなバンドなんですけど、家でBGMとして、レコードの音質で聴くのっていいなって。今まではあまりレコードで聴く習慣はなかったんですけどね。リラックスできる音楽なので、心が落ち着くんですよね。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/14165843/260715_qetic_0141rerere.jpg" alt="" width="1862" height="2484" class="aligncenter size-full wp-image-477712" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p>Matty　僕は野球やってますね。草野球チームがあって、平日の朝とかに。野球も好きだし、サッカーも好きで。もちろん今はW杯も観てますよ。サッカーの影響力って半端じゃないですよね。試合を観ながら、自分たちがああいうスタジアムでライブをすることも想像したりするんですけど、まだまだ道のりは長いですね（笑）。でも、ハーフタイムショーで歌えるのとかって、すごく光栄なことなんやろうなって思いました。

<strong>──それぞれ気分転換しつつ過ごしているんですね。今回のツアーの手応えを今後どのように活かしていきますか？</strong>

<strong>Lyo</strong>　これまで模索してきて、やっと今回アルバムのツアーで、一つの自分たちのライブのスタイルが出来上がったんじゃないかと。だからそれをどんどん磨き上げていきたいですね。

<strong>──なるほど。先日の東京でのファイナルの時点でかなり完成されたパフォーマンスのように感じましたし、LET ME KNOWというバンドはSNS以降、エンタメの世界がどんどんリアリティへと進んでいく中で、ファンタジーの面を強く持った稀有なバンドにも感じたんです。</strong>

<strong>Matty</strong>　ファンタジーとか、ロマンを感じてもらえたならすごく良かったです。どんどんエンターテインメントとしての魅力を増やしていきたいと思っているんです。そこは増えれば増えるほどいいと思うし、ファンタジーやロマンスだけじゃない部分も、僕らは兼ね備えているので、秋のツアーでは、もっといろんな魅力を見せれたらと思っています。</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<h2 class="fade-up">僕らの音楽でしか得られないものを目指して</h2>
<p><strong>──次のツアー『LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance-』では、さらに進化したLET ME KNOWが観れるんですね。</strong>

<strong>Lyo</strong>　時間を置いて見える反省点もあると思うので、そこもしっかり反映していきます。『-Re: Still Romance-』というツアータイトルの通り、『Still Romance』というアルバムを土台に一つのショーとしての完成度をさらに高めていきます。

<strong>Kehn</strong>　良いライブにしたい、良い音楽を作りたいというモチベーションはずっと変わらないんです。そこで満足しちゃったら、きっと音楽をやめるんじゃないかな。それくらいの気持ちです。

<strong>Matty</strong>　今回の課題や反省を活かしつつ、本当にもっともっと良いライブにしたいなって。月並みかも知れませんが、お客さんに元気や勇気、楽しい気持ちだったり、共感だったり、いろんな気持ちを与えられる、そういうバンドになりたいと強く思います。

<p><strong>──このままの勢いで突き進んでいくんですね。</strong>

<strong>Matty</strong>　はい、LET ME KNOWが進んでいるベクトルは、間違っていない感覚があるんです。今の熱量と向き合い方のベクトルで、良い曲を作って、良いライブをして、一個一個積み重ねていけば、その先にすごく大きな未来が待っている。だから、とにかく今は目の前のことに妥協せず、真剣に取り組んでいます。

<strong>Lyo</strong>　本当にその通りで、一つ一つを丁寧にやっていくのが大事ですよね。あとこのバンドを組んだ時に決めた、誰も辞めないバンドにするっていうこともそうで、大切なことこそシンプルなんだと思います。シンプルなことほど難しいかもしれないけど、そこをしっかり向き合って、磨いていくのみですね。

<strong>Kehn</strong>　聴いた人、観た人の感想も100人いれば100人違っていて。だからこそ、全員に好かれることはないと思うんです。今一番売れてるアーティストだって嫌いな人はいるはずなので、単純に自分が満足できることをやるのが一番だろうと。きっと世の中全員の意見を合わせたら、すごく平均的な、当たり障りのないものが出来上がると思うんですよ。結局、僕らの音楽でしか得られないようなものを作っていくことが、ずっと目指すべきところなんです。だから音源もライブも、これからもそこを目指していく。それに尽きますね。</p></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview＆Text by Daiki Takaku
Photo by Kaoru Goto（Interview）
Taka"nekoze photo"（Live）</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<h2 class="fade-up">【番外編】
LET ME KNOWの世界観をつくる
クリエイターたちの視点</h2>
<p>音楽やライブを通して、自分たちだけの表現を追求し続けるLET ME KNOW。その世界観は、彼らとともに試行錯誤を重ねるクリエイターたちの手によって、ビジュアルや映像、アートワークへと広がっている。

彼らの変化と成長を間近で見つめ、その表現をともにつくってきた制作陣は、現在のLET ME KNOWをどのように捉えているのか。バンド全体のクリエイティブディレクションを手がけるKURONO氏と、ジャケットやアートワークを担う寺澤圭太郎氏に、今回の制作における軸や『Still Romance』の世界観、今後への期待についてコメントを寄せてもらった。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><h3>〈 KURONO（klone） 〉</h3>
<p><strong>──LET ME KNOWというバンドのクリエイティブを手掛けるうえで、大切にしていることは何でしょうか？</strong>

概念的なことではあるのですが、彼らの魅力を、クリエイティブというツールを用いて最大限に引き出すことです。ここがずれてしまうと、結果として表現が意図しないものになってしまいますし、制作ではさまざまな要因でそうしたことが起こり得ます。だからこそ、この軸を常に意識のキーとして大切にしています。

すごい勢いで成長している彼らを最大限に表現するためには、日々変化していく姿を多角的に捉えながら、その都度さまざまなアプローチで自分自身の感覚もスイッチングさせ、向き合うことを意識しています。

<strong>──1st Full Album『Still Romance』では、どのようなテーマやイメージを軸にクリエイティブを組み立てていきましたか？</strong>

アートディレクションを担当させていただいたのは、今回のArtist Photoと、アルバム収録曲「Law of Luv」「Goodbye Daily」「第六感より」「Lovely Ør Lonely」のMusic Videoです。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Azq7K_ssbtE?si=ewL_sG6uY2eg7VPF" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

まず、クリエイティブをつくるうえで僕が大切にしているのは、「視覚的な良さ（印象のバランス）」と「心地の良い違和感」です。特にスチールは平面（2D）の表現なので、その中で立体感や奥行き、空気感をどう生み出すかが難しく、同時に面白い部分でもあります。

クリエイティブを構成するうえでは、テーマ、コンセプト、撮影手法、ライティング、スタイリング、ヘアメイク、そしてポージング（身体や表情）といった要素を、どの塩梅でレイヤード（重ね合わせて）していくかがとても重要になります。言い換えれば、「何を一番見せたいのか」という優先順位を設計することでもあります。

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/03151413/LET-ME-KNOW_artistphoto_StillRomance.jpg" alt="" width="1920" height="2400" class="aligncenter size-full wp-image-475547" /><figcaption> [ Artist Photo ]  Art Direction：KURONO (klone) / Photographer：KIZEN</figcaption></figure></div>

今回のArtist Photoでは、彼らの音楽のベースにもある80'sの世界観と、僕自身がつくる現代的なアプローチを調合していくイメージで組み立てました。テーマとしては、3人それぞれのキャラクターが混ざり合い、デヴィッド・ボウイの80's時代のArtist Photoのような、身体性や表情も含めたアート性を持つ、一つの塊として存在していることでした。

彼らは楽曲によって印象が大きく変容していくバンドです。だからこそ、各楽曲を聴いたあとに改めてArtist Photoを見ると、また違った印象を受ける。そんな写真になることを目指して制作しました。

<strong>──ツアーを経て進化した今のLET ME KNOWを、クリエイターとしてどのように感じていますか？ 今後、表現面で期待していることがあれば教えてください。</strong>

特に感じたのは、メンバーそれぞれが演出の中で自己表現をすることが、とても上手くなったということです。歌唱や演奏だけでなく、身体を使った表現や、表情によって観る人を引き付ける力が、この前のライブでは特に印象的でした。
もともと非常に魅力的な3人なので、今後はスチールや映像で撮影する際にも、その微細な動き一つひとつに感情を乗せられるようになると、彼ららしさとクリエイションがさらに相乗効果を生み、より魅力的な表現へとつながっていくのではないかと期待しています。</p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<h3>〈 寺澤圭太郎 〉</h3>
<p><strong>── 『Still Romance』のジャケットアートワークを制作する際、最初に受け取った印象や、表現したいと思ったイメージを教えてください。</strong>

まず、LMKの楽曲の音像や歌詞、メンバーそれぞれの音楽的バックグラウンドから表現されている世界観に対して、とてもフィットしている素晴らしいタイトルだと感じました。それが、アートワークを考えるうえでの全ての起点になっています。
だからこそ真正面から”Romance”という言葉をあえて正面からストレートに捉えたビジュアルで表現するべきだと思いました。

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/03205945/IMG_7783.jpeg" alt="" width="1206" height="1206" class="aligncenter size-full wp-image-475567" /><figcaption> [ Album Design ] Art Direction：寺澤圭太郎 / Photographer：Yuji Watanabe</figcaption></figure></div>

<strong>──LET ME KNOWというバンドには、どんな色や質感、風景が似合うと感じていますか？</strong>

モノクロームの世界がベースにあるバンドだと思っています。そのモノクロの世界の中に、さまざまな質感や色としての黒や白が存在しているイメージです。
個人的には風景というよりは、“時間”の概念の方が彼らの楽曲から想起することが多く、今回のアートワークにもその感覚が反映されています。これから先、彼らに似合う風景やビジュアルイメージはどんどん多彩になっていくと思っていて、それを想像するととても楽しみですね。

<strong>──音楽をビジュアルへ落とし込むうえで、LET ME KNOWだからこそ意識したことや、印象に残っているやり取りがあれば教えてください。</strong>

基本となるアイデアは、あまり婉曲な表現にしすぎず、正面から捉えたものにするよう意識しました。そのうえで、アートワークでは過去・現在・未来、そして一瞬の刹那な瞬間まで含めた、それぞれの“時間の記憶”のようなものを感じてもらえたらと思っています。そうした時間の感覚は、タイトルにある“Still”という言葉とも、どこかつながっているように感じています。</p></div>
<!--
<div class="profile">
<h3 class="profile-title">LET ME KNOW</h3>
<p class="text">Matty（Vo.）、Kehn（Gt.）、Lyo（Dr.）による3ピースバンド。80年代のUKロックをルーツに、現代的なエッジを融合させた「Nostalgic Modern」をコンセプトに掲げ、2024年1月に活動スタート。全曲の作詞作曲をMatty が、アレンジは双子のKehnとLyoが手がける。3rdデジタルシングル『偽愛とハイボール』は、リリース直後から多くのリスナーを惹きつけ、アジアを中心に支持が拡大している。ソウルでの単独公演を成功させたほか、2025 釜山国際ロックフェスティバルやSUMMER SONIC BANGKOK、LOUD BRIDGE FESTIVAL SEOUL 2026などにも出演。2026年6月からは東名阪のQUATTROツアー『1st album release TOUR 2026』がスタート。SUMMER SONIC 2026（大阪）にも出演予定。
&nbsp;
<a href="https://letmeknowmusic.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://x.com/letmeknowjp" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>X</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/letmeknowjp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://www.youtube.com/channel/UCK2FjeAnIeWdutVTR396Acw" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>YouTube</u></a>｜<a href="https://music.apple.com/jp/artist/let-me-know/1731077218" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Apple Music</u></a>｜<a href="https://open.spotify.com/intl-ja/artist/1B4fAs5bODEsdgj2MGmJu3?si=P4j0l97USuqsgXvhFiZvuw" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Spotify</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/06/03205945/IMG_7783.jpeg" alt="" width="1206" height="1206" class="aligncenter size-full wp-image-475567" />
<p class="name">1st FULL ALBUM「Still Romance」</p>
<p class="text">
2026.06.03 Release
1st FULL ALBUM “Still Romance”
&nbsp;
[Special Romance Edition]
規格品番：UPCH-29507 / SKU：4988031872475
価格：¥7,590（税込）
仕様：CD+GOODS
&nbsp;
・7 Inch Record Paper Jacket (W180mm×H180mm×D6mm)
・Folded Lyric Poster (W508mm×H680mm)
・CD & Clamp Paper
・Tote Bag (Body:W250mm H320mm / Handle:W25mm H280mm)
・PVC Clear Case (W220mm H220mm)
・Sticker Set (4 types)
・Tin Badge(φ44mm)
・Acrylic Keychain
&nbsp;
[Standard Edition] 
規格品番：UPCH-20720 / SKU：4988031872482
価格：¥3,300（税込）
仕様：CD+Lyric Booklet
&nbsp;
・Regular Jacket
・Lyric Booklet 20p
&nbsp;
[ 収録曲 ]
-CD-
01. Lovely Ør Lonely
02.偽愛とハイボール
03. LAD浪漫’s
04. 100円キッス
05. Sentimental Night Dive
06.第六感より
07. Svveet Pea
08.もう恋人には戻れない
09.初なfeeling
10.真夜中のタクシー
11. Goodbye Daily
12. Remember Summer Love
13. Law of Luv</p>
<a href="https://lnk.to/LMK_sr" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳しくはこちら</a>

<div class="separator"></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/07/17162334/A_2.jpg" alt="" width="1000" height="1250" class="aligncenter size-full wp-image-476927" />
<p class="name">LET ME KNOW LIVE TOUR 2026 -Re: Still Romance -</p>
<p class="text">
[ 公演日程・料金 ]
2026.10.11(Sun)
宮城 ｜仙台 darwin
─ w/ GUEST ─
OPEN 17:00 / START 17:30
&nbsp;
2026.10.18(Sun)
福岡 ｜DRUM Be-1
─ w/ GUEST ─
OPEN 17:00 / START 17:30
&nbsp;
2026.10.25(Sun)
北海道 ｜BESSIE HALL
─ w/ GUEST ─
OPEN 17:00 / START 17:30
&nbsp;
2026.11.14(Sat)
大阪 ｜BIGCAT
OPEN 16:30 / START 17:30
&nbsp;
2026.11.19(Thu)
東京 ｜Spotify O-EAST
OPEN 18:30 / START 19:30
&nbsp;
2026.11.28(Sat)
韓国 ｜MYUNGHWA LIVE HALL
※韓国公演のチケット販売情報につきましては、
後日あらためてご案内いたします。
<a href="https://letmeknowmusic.jp/1st-album-release-tour-2026/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳しくはこちら</a>
--><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/interview-nagabuchi-creative-philosophy-destruction/477440/</guid>
		<title>INTERVIEW：長渕剛 「壊すこと」から始まる創作哲学</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/interview-nagabuchi-creative-philosophy-destruction/477440/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/interview-nagabuchi-creative-philosophy-destruction/477440/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 14 Aug 2026 02:59:26 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[mikiya tanaka]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=477440</guid>
<![CDATA[<summary><p>長渕剛がニューアルバム『JUST ONE』をリリース。『乾杯』『とんぼ』などの名曲を現在の歌声でセルフカバーした。彼が抱く「破壊衝動」という創作哲学と、ギター弾き語りで挑む最新ツアーにかける情熱に迫るインタビュー。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="810" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc-1440x810.webp" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc-1440x810.webp 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc-1536x864.webp 1536w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03195008/main_pc.webp 2000w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box left fade-up"><p>2026年9月7日（月）に70歳、そして2028年にはデビュー50周年を迎える長渕剛。その節目に発表したニューアルバム『JUST ONE』には、“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”のセルフカバー3曲と、現在の心境を綴った新曲3曲を収録。さらに、ギター1本の弾き語りに立ち返るアコースティックツアー＜TSUYOSHI NAGABUCHI ACOUSTIC HALL TOUR 2026 “JUST ONE”＞も7月20日（月・祝）よりスタートした。

そのツアー開始を前に、長渕が語ったのは、ニューアルバム『JUST ONE』に込めた「破壊衝動」という創作哲学だった。懐かしさでも、過去を振り返るためでもなく、自ら創ったものを自ら壊し続けるという思想。その背景にはどんな想いがあったのか。

『JUST ONE』に込めた想いから、ライブで追い求める身体性、韓国で愛され続ける楽曲との関係、そして70歳、デビュー50周年のその先まで。長渕剛が、自身の創作と人生を赤裸々に語った。</p></div>

<h2>INTERVIEW：長渕剛</h2>

<h3>「創ったものを壊していく」──『JUST ONE』に込めた破壊衝動</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192310/2K6A2162.webp" alt="" width="1334" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477442" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 『JUST ONE』では、“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”という代表曲をセルフカバーしています。今、このタイミングで歌い直した理由を教えてください。</strong>

破壊衝動というものがあります。創り上げた瞬間に、次のものを作らなきゃいけない気持ちになるんです。聴いていただいた人から「好き」と言われるか、「嫌い」と言われるか。それも大事です。でも、出来たものを自分で壊していく。そのことが僕にとっては何より大切なんです。ずいぶん長い間、みなさんに育てていただいた僕の歌、“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”を、その破壊された今の声でちゃんと聴いてもらいたい想いがあったんです。

<strong>── セルフカバーを出すことが前提にあったのか、それともアルバムリリースが先にあったのか、どちらなのでしょうか？</strong>

もう僕のサイクルは、ニューアルバムとかミニアルバムとか、正直言ってそういうところにないような気がしています。散々やってきましたから。思いっきりクリエーションをやれてこられた。ただ、後ろから急き立てられるように曲を書かねばならない、というのが何十年も続いてきましたね。レコード会社との相互関係において、約束を守っていくという恩義のあり方は、僕が考えていたほど組織にはなくなりましたね。その中で「よく書いたな」という気持ちと、「こんな歌、歌えないよ」という気持ちが同居するんです。だから自分が創り上げてきたもの、人々が創り上げてきたアーティストの姿を思いっきり破壊していく。そっちのほうが人生としては大切なことなんです。</p></div>

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/1mZULB-S1SM?si=z0q1PvouZtL8LCAS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

<iframe data-testid="embed-iframe" style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/4MHbrkNHD8Rpq2uTtH16RD?utm_source=generator&si=a0e76636af0c4ede" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<h3>ライブは「肉体の破壊」──限界の先を求めるアスリート性</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192350/315A7628.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477443" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── そうした「破壊衝動」は、作品だけでなくライブにも通じているのでしょうか？</strong>

ライブはフィジカルの破壊があります。そことの兼ね合いは、アスリート性が重要です。自分の肉体が限界値に達したときにどうなるか、そこに非常に興味がありました。僕はいわゆる音楽のジャンルだけにこだわっていないのです。アスリートの自己記録とか、そういうカテゴリに自分がいます。なので、コンサートもどんどん激しくなっていきました。ギター1本でやっていた頃も落ち着いたコンサートではなく、24歳のとき、新宿厚生年金ホールでハーモニカホルダーにマイクつけて、客席に飛び込みましたね。フォークもロックも関係ない破壊衝動です。そうやって、どんどんライブの高みを目指していくと、当然フィジカルの問題がついてきます。桜島（『桜島オールナイトコンサート』2004年）をやったときも、富士（『オールナイトライヴ2015 in 富士山麓』）をやったときも、限界を超えたところに何が見えるのか、というとてつもない欲求がありました。そのために身体を削り込んでいった。富士のとき、59歳で心拍数が206を打つなんて普通はありえないんですね。そこで見たもの、得たものは自分が大事にしているものです。ライブでの破壊は肉体の破壊でもありますから、肉体が破壊されないように日々訓練をしていく志に変わっていくのは当たり前のことですね。

<strong>── ＜桜島オールナイトコンサート＞へ向けては、身体づくりにも大きく取り組まれていました。当時、周囲からはどんな反応がありましたか？</strong>

桜島をやる前、「お前はどこ行こうとしてるんだ？」と、よく言われました。当時のレコード会社の社長からは、「お前、身体ばっかり作ってんじゃないよ、歌書けよ。金になんねえんだよ」って（笑）。肉体は土台ですからこれを作ること！それが基本であることをまだ誰も認めようとしていなかったですね。売上よりも大切なことですね。

<strong>── 確かに、当時はアーティストが身体づくり、トレーニングをすること自体の理解が周りにまだなかったですよね。そういった破壊衝動こそが、長渕さんのアーティストとしての原動力になっている。
</strong>

そうですね。ただ、やみくもに破壊することとは異なります。例えば大勢に向かって石を投げるのは、青年としては実直な心です。投げるか投げないか。僕は気がついたら投げていました。その返り討ちで痛い思いをします。また泥をこねて、もっと硬質な石を投げようとする。痛めつけられれば痛めつけられるほど鋼鉄の魂が宿る、そういう修練です。それが潜在的に音楽の場所にあることを、おそらく皆さんはご存知ではないのかもしれないです。そうした見方をなさらないんで。一流を得たアーティストたちは、並々ならぬフィジカルとの闘いを強いていらっしゃると確信しています。</p></div>

<h3>韓国で育まれた歌──国境を越えて結ばれたもの</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192628/2K6A2501-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477444" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 今回“乾杯”、“とんぼ”、“RUN”を歌い直したきっかけのひとつに、韓国でそれらの曲が愛されてきたこともあったそうですね。</strong>

故郷・鹿児島から福岡へ出て行った頃、ライブハウス照和のマネジメントをやっていた、大学の3年先輩で韓国の方がいらっしゃいました。彼が僕のことをものすごく可愛がってくれたんですね。韓国の家庭料理や音楽の話、人生の話など、面倒を見てくれました。その恩義があるんです。それで僕が武道館をやり始めたときに韓国の方々を200名招待したんです、自腹で。でも国内では「カッコつけて何をしてるんだ！」と酷評でしたね。継続すればよかったんですけど、自費なので2回目ができませんでした。企業協賛なんて頭にないし、好きだから呼ぼう、くらいの感覚でやったんです。それで韓国に私設ファンクラブができました。僕はテレビドラマをやり始めて、“とんぼ”、“RUN”は向こうでもものすごく人気があったというのは聞いていました。チョー・ヨンピルが日本に来たときに“乾杯”を歌っていただいたり。そうやって何かしら僕は韓国の人に対しての想いがあったんです。それで昨年、一昨年と韓国へ行って、いろんなお話をさせてもらいました。何らかの形で韓国のアーティストと何かやりたいなというのは、まだ自分の胸の中にあります。

<strong>── 韓国では長年、日本語の歌が制限されてきた歴史があります。</strong>

社会的な情勢や思想的なもの、歴史の背景があって、暗く鬱屈したものは確かにあったと強く感じています。もう今の若い世代はまったく関係ないですね。いいと思います。あと韓国は国策として、国が文化や芸術を推奨なさっていますね。そこは見習わなきゃいけないところだなと思ったりします。彼らの原型にあるものを僕はお聞きしました。なんと、昭和歌謡がすごく好きなんですね。今音楽を作ってらっしゃる50代のプロデューサーは、因縁の仲ではありながらもやっぱり日本と結びついていて、非常に豊かな関係性を築いていらしたみたいですね。元来、しっかり繋がるべき民族という気持ちは強いです。</p></div>

<h3>反骨と自己矛盾 一匹狼として歌い続ける理由</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192706/2K6A2407.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477445" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── ドラマのお話も出ましたが、“とんぼ”、“RUN”はドラマの影響もあって、長渕さんにダーティなイメージがありました。あの当時30代のご自身のアーティスト性について今あらためて思うことはあります？</strong>

正直な青年だなと思いますね。そりゃ、ダーティでしょ？　音楽やってるんだから（笑）。
反逆児の資質がなければ出てきませんね。反骨があるから音楽をやるわけです。でもそこは自己矛盾を年齢と共に感じていくんです。もっと反骨、反逆したいと思っても社会がそれを許さない。年齢的な見え方もあるし、家族も背負わなければならない。1人だったら何だってできるんです。日本という国の矛盾や無責任さの中で、自己を追求していくことは至難の技だったりしますからね。しかし、静かに生きるのは僕の本質とは違いますからね。ガツンと世間に唾を吐いて歌ってるようなアーティストを見ると、とても安心します。ヒップホップの不良性も。僕は群れをなすことをしませんでしたけど、ああいう、形だけはでないところ結び合う強固な仲間意識は共感します。

<strong>── 長渕さんは昔から一匹狼でしたし。</strong>

そう言うと聞こえはいいですが（笑）。一匹にならざるを得なかったんですよ。

<strong>── “世の中、みんな敵”みたいなところがあったと思います。</strong>

確かにそう思ってましたね。今も多いにあります。特に30代から50代くらいまでは全員敵でした。「こっち来るもんならぶっ飛ばしてやる！」と。</p></div>

<h3>歌は人々のものになる──“乾杯”が帰ってきた日</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192729/5W4A1227-1440x960.webp" alt="" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-477446" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── そういった意味でも本作の“とんぼ”は時代を経て、ものすごくおおらかな歌になったと思います。</strong>

そうですかねえ。今の自分の声で歌いたいと思いました。歌というものは人々の心に入っていくんです。だから僕が30代に放った歌は、みなさんそれぞれの青年期や思い出と一緒に歩いていった。だけど僕は違います。思い出はあるんですけど、僕は破壊願望でずっと続けてきました。いつまでもその曲が浮遊されるものなら、腹が立つのと危機感を抱きます。歌い直したことで少しはすっきりしたなという気持ちです。なんだったら全部歌い直したいくらい。300何曲かありますけど（笑）。

<strong>── “乾杯”は20代のときに作り、30代のときに歌い直してシングルとしてヒットしました。そのときに制作した『NEVER CHANGE』（1988年）というセルフカバーアルバムがあります。「ラジオから、昔の俺の曲が流れてくることがあるんだけど……すごく嫌なんだよね」「聴いている人間には、俺がどれだけ進んだかなんて関係ない、どっちでもいいことなんだよね。（中略）すでに作品として輝いてる昔の曲を、今の声で、今の気持ちで歌い直そうと思ったんだ」とライナーノーツに書かれています。</strong>

そうでしたね。常に山を登る途中です、人生という山を。山頂に行くまで僕の前に立ち塞がるなと。過去の足跡は振り返らないわけですから。だけど、その足跡がいつも自分の前に来る。それは登ろうとする自分にとっては邪魔でしょうがないわけです。だから払拭してしまえと。そんな時期だったと思います。

<strong>── あの頃に比べると、今の長渕さんは昔の自分と向き合えているのでしょうか。</strong>

いえ、昔のものには向き合えないです。もう後ろにいるものだから。自分はどんどん登るだけです。過去のものはいつもそこに残されていく。だから創り続けなきゃダメですよ。過去の歌、詩が時代を超えて童謡になっていくことが、僕の使命。

<strong>── “乾杯”は顕著だと思うんですけど、多くの人に愛されてきました。言い方は悪いですが、受け入れざるを得ないところもあったのかなと。</strong>

その歌がたまたま人々の心をとらえただけの話なんですけど、これが10年ならず20年、30年、40年、50年になってくると、ちょっとわけが違いますね、こちらへの帰って来方が。昔々に旅立って二度と会えないだろうと思った我が子が、負傷しながらも人のためになり、いろんな人たちの希望の灯火となって、それで「お父さん帰ってきたよ」というイメージでしょうか。それは愛おしいです。よく頑張ったなと。僕が頑張ったんじゃなくて、こいつが頑張ったんだと。あとは“乾杯”に関しては、僕の中学時代からの友人のために、どちらかが結婚するときにそういう歌を創ろうと、可愛い約束をしていました。友人も歌を志していましたから。その友人が数年前に他界したこと。これは自分の中で衝撃的な悲しみでした。“乾杯”という歌の持っている質感がもっと大切なものになりましたね。

<strong>── “乾杯”は海外で平和の歌として歌われていたり、本来の意味合いとは違う形で愛されてきたことでの気づきもあったのではないかと思うんです。</strong>

ありましたね。こういう育てられ方をして、こういうふうに皆さんが歌ってらっしゃるんだと非常に思いました。ただ、もうそこまで来ると、先ほどもお話しましたが、誰が作ったとかまったく関係なく、僕が一番求めていた、誰が作ったかわからないけど人々が不意に口ずさんでいる、“夕焼け小焼け”や“赤とんぼ”といった童謡のところへ行き着け、というのは20代後半に志したところだったんで、もうこれでいいと思います。

<strong>── そうやって帰ってきた我が子のような歌を、また破壊したい衝動もある。</strong>

その繰り返しだと思います。僕は“こなしていく”作業がダメなんです。ステージでも、バンドへ毎回違うことを要求していきます。やっぱりスリルや危険性が大切です。なので、一昔前の「これは私の曲でございます」と、一発ヒットすれば10年20年食えるんだというのはナンセンスだと僕は思ってきました。だから創り続けてきました。</p></div>

<h3>声は生き物──変化を受け入れ、表現を更新する</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192242/20260720MATSUDO02673.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477441" /><figcaption>Photo by Atsuki Iwasa</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 本作のセルフカバー3曲は原曲イメージそのままに、長渕さんの現在の歌声と2026年のサウンドにアップデートした印象が強いですが、長渕さんは昔の歌をまったく違うアレンジやメロディで歌うことも多いですよね。そこに対し、「昔のままで歌って欲しい」という声もありますが、そこはどう考えていらっしゃいますか？</strong>

理解はしています。先日の名古屋（『7 NIGHTS SPECIAL in ARENA』振替公演）では久々に“素顔”（1979年）をやりました。ピアノとガットギター入れて、当時のように歌ってあげようと思って。みんな喜んで一緒に歌いました。

<strong>── 今回の“とんぼ”はキーを下げていますが、キーに関してはどう考えていますか？</strong>

その時々の声帯ですからね。高いときもあれば、低いときもあるので、今のちょうどいい頃合いのところでキーを設定しました。声帯は生き物なんで、作ったままのキーで歌う必要性はまったくなくて、もっとガーンと落としてわざと囁くように歌ってみたりしますね。

<strong>── この3曲がセルフカバーで入っているアルバム『ACOUSTIC 俺の太陽』（1999年）では、まさに囁くようなアレンジの“とんぼ”がありました。</strong>

ええ、声帯がそういうところにあったんでしょうね。

<strong>── キーを下げたと思ったら原キーに戻ったりもしますよね。“夏祭り”（1981年）はライブで歌う度にギターのカポの位置が毎回変わったりするので。</strong>

2、3、4（フレット）といろいろ変えますね。でも基本的には年齢とともに高いキーは出なくなります。そこからが大事です。それを無理やり出していくのか、あるいは表現を変えていくのか。味わいも違うし使い方も違いますね。でも歌は僕のものじゃなくて、聴いている人のものだとすると、それは悲しいことですね。昔のような高い声がね、ファルセットも綺麗に出たらいいのになぁ、両方できたらいいのになぁという欲張りはあります。でも自分で潰したんだからしょうがない（笑）。

<strong>── しゃがれた声に憧れて、焼酎でうがいをしたというエピソードもありました。</strong>

そうそう、あと「潮に揉まれるといいんだ、漁師の声がそうだろ」って、九十九里までジープで走ってね。海水でうがいしながら2時間ぐらい叫んでガラガラになって帰ってくる。「いい声になったぞ」って。そんなことやってましたね（笑）。

<strong>── 喉のケアは気にされているのでしょうか。</strong>

僕はあんまりしないですね。歌い込みぐらい。声は出し続けないとダメですからね。

<strong>── 唯一無二ですから、長渕さんの歌声は。</strong>

そうなんですかね。まぁ、そんなに簡単に出てもらっても困ります（笑）。</p></div>

<h3>世代を越えて、50周年へ</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2026/08/03192837/315A9065.webp" alt="" width="1333" height="2000" class="alignnone size-full wp-image-477447" /><figcaption>Photo by Hayato Ichihara</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>── 長年活動をしてきて、観客やファンの変化や移り変わりを感じることはあります？</strong>

ファンも歳を重ねていきますから。だから求めるものと僕が追いかけてるものとの差異はありますよね。「まだ黄昏れないよ」というのは僕の中にあるんですけど、やっぱり黄昏も見せてあげないとダメだなという責任もあります。そこの葛藤みたいなのはあるかもしれない。もっとガツンといきたいんだけど、黄昏時だよねっていうのもありますからね。そこも満足させてあげたい、そう考えたりします。

<strong>── 長渕ファンは歳を重ねていく人もいれば、若い人もすごく多いです。</strong>

僕も客席を見て、そう思いますね。

<strong>── バンドのミュージシャンもそうですけど、長渕さんは若い世代と絡むことがお好きですよね。</strong>

事始めがやっぱり10代、20代ですからね。今と昔で僕はそんなに変わってないんじゃないかなと思うんです。若いミュージシャンと話をしていくと、基本的に破壊願望であるとか、行こうにも行けないもどかしさ、あるいは自己矛盾、社会との軋轢でもがいているとか、そういったものは同一性を感じます。 だから「よし、こいつらの心にビシッとくる歌を書けたら！」と思ったりします。

<strong>── 自分も若いミュージシャンやアイドルと仕事すると、みんな長渕剛と“乾杯”、“とんぼ”を知っているんです。それってすごいことだなと。</strong>

長くやってきてよかったなと思うところもあったり。でも逆に「そうか、やっぱり“乾杯”、“とんぼ”だけなんだな。“耳かきの歌”は知らねぇな」とか思ったりね（笑）。どうやったら浸透できるかなと考えたりします。

<strong>── 今回は、“乾杯”や“とんぼ”をリアルタイムで知らない世代のミュージシャンもレコーディングに参加しています。世代を超えて作品が受け継がれていることを実感しましたか？</strong>

「僕のお父さんがいつも聴いてました」「僕は抱っこされたときにこの歌を聴いてました」とかね、「感激です！」なんておっしゃるわけ。嬉しいですね。弾いてみたらくったくなく自由にプレイしていただいて、嬉しかったですね。それも音楽の成せる業かなと思いながらね。やっぱりいくつになっても、楽器持って音を出したら世代を超えてすぐに仲良くなる。理屈のない世界がありますね。

<strong>── 長渕さんが若い頃は、大御所と呼ばれるスタジオミュージシャンの人たちと一緒にやってきました。</strong>

怖かったですよ。僕が20代30代の初頭は「こいつら、ゴロツキ集団か！？　」ぐらいの感覚でしたから（笑）。いきなり現場でタバコ吸うわ、酒呑んでるわ、でも楽器弾いたら一流プレイ。「てめえ、リズム悪いんだから、引っ込んどけ！」って、口も悪いわ（笑）。でも惹かれていくんですよ、どこかキラッとしたものを持ってらっしゃるんで。それがよかったですね、今考えれば。やっぱりキツいほうがいいんですよ、人生って。学びは楽なことをやっても身に染みないです。痛みや屈辱、そういったもののほうが染み込みます。それをどう受け止めるか。「わかりました」とその通りやってみると思わぬ発見があって、「よし儲けた！」と。なので、厳しくて、痛くて、屈辱的に叱咤され、これはもう僕は本当に感謝しています。

<strong>── SNSやAIの普及によって、音楽やエンターテインメントを取り巻く環境も大きく変化しています。そうした時代を、どのように見ていますか？</strong>

途上にあって、人を罵倒するとか、悪口を言っていい気持ちになるとか、そういうツールにもなってるところがありますね。だから使い方をどうしていくかはすごく大きな問題です。たぶん自然と淘汰されていくんでしょう。こういうツールが出てきた以上は、これを受け入れていくしかありません。しかしそれによって人間の本質みたいなものが変わるとは僕は思ってないです。情報に左右されすぎないようにする危機管理は大事にしなければいけません。

<strong>── 今の若い世代へ、伝えたいことはありますか？</strong>

苦しい道と楽な道があったら、苦しい道を選んでほしいです。

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<strong>── そして、待望のアコースティックツアーが始まります。昨年のバンドとのツアーと比べて、気持ちの部分はいかがでしょうか？</strong>

ひとりぼっちです、弾き語りは。闘うのが僕とスタッフだけ。僕は誰と囁き合いをするんだろうなっていうのはありますね。まずはスタッフ1人ひとりとです。少人数だけあって捉えられる標的が数が少ないですから、当然僕も厳しくなります。間違いがすぐわかりますからね。そういった意味では、ものすごい緊張を強いられるんじゃないでしょうか。僕もスタッフも。

<strong>── ギターの音にもこだわっていくとお聞きしています。</strong>

ギターの本質を追求します。「これ、アコギ？」という震えを創ります。ローディーたちも一生懸命やってますから、楽しみですね。

<strong>── これまでの弾き語りライブとはまた違うものになりそうですね。</strong>

芸術性の高いものを目指します。

<strong>── そしてこの先の長渕剛について。今年70歳を迎え、2028年の50周年へどう向かっていくのでしょうか。</strong>

月並みな50周年じゃつまらないし。新しいスタッフとの出会いも必要ですね。スキルと人間性を求めて。良いスタッフに育てていくこともやらなければなりません。今回のツアー19本をやってみて、何が見えてくるか？　そんなところです。</p></div>

<div class="text-box left fade-up"><p style="text-align: right;">Text by 冬将軍
Edit by Yu Oda</p></div>

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