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<title>Qetic - 時代に口髭を生やすニュースメディア”けてぃっく”</title>
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<description>ニュースメディア Qetic（けてぃっく）では、音楽、映画、芸能、アート、ファッション、グルメ、アプリ、コラム、アニメなど、最新トレンドから今ネットで話題のゴシップまであらゆるエンタメ・カルチャー情報をお届けします。</description>
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		<title>インタビュー：映画『バービー』グレタ・ガーウィグ監督｜“バービー”脱構築への挑戦、オマージュから浮かび上がる監督作に通ずるインスピレーション</title>
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		<pubDate>Fri, 11 Aug 2023 03:00:23 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>「映画を作っている中で、私は、ある意味、深い形で子ども時代について掘り下げ続けているような気がする」 子どもたちは、人形で遊びながら物語を空想し始める。『レディ・バード』（2017年）『ストーリー・オブ・マイライフ／わた [&hellip;]</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1440" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140547/interview230808_barbie-gretagerwig-06-1920x1440.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" decoding="async" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p>「<i>映画を作っている中で、私は、ある意味、深い形で子ども時代について掘り下げ続けているような気がする</i>」</p>

<p>子どもたちは、人形で遊びながら物語を空想し始める。『レディ・バード』（2017年）『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』（2019年）と、少女たちの野心と葛藤を軽やかに描いてきた<strong>グレタ・ガーウィグ</strong>は、新作『<strong>バービー</strong>』で遊び心に満ちたキャンディ・カラーのおもちゃの世界を見事に作り上げた──まるで子どもたちが人形に触れるまばゆい感情の風景そのままに。</p>
&nbsp;
<p><u>※本記事は映画『バービー』のいくつかのシーンに対する具体的な言及を含む内容となっております。あらかじめご了承下さい。</u></p>
</div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW：
グレタ・ガーウィグ（Greta Gerwig）／映画『バービー』</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140448/interview230808_barbie-gretagerwig-02.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-453808" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">プラスチック製の人形を通して語られる
“家父長社会に生きる現代女性の実存的な悩み、
母親が直面するジレンマ”</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p>米国で公開されるやいなや女性監督として歴代最高の興行収入記録を打ち立て、ガーウィグは、名実ともにマンブルコア（インディーズ映画）界のスターからハリウッドの寵児となった。</p>

<p>本作の共同脚本も担った公私にわたるパートナーのノア・バームバックとともに、現在、13歳の継息子、4歳の次男、5ヶ月の三男と暮らす──小さな赤ん坊を抱きしめることで日々リチャージングされているという──彼女は、「<i>自分自身が子どもを持ったことで、より（子ども時代を掘り下げるという）その主題とつながりを感じている最中なんです</i>」と明かす。「<i>この映画で、子どもが遊ぶ感覚が私たちにとってどのくらい重要なのかを織り込みたいと考えました。幼少期の遊びの真剣さと重要性、そしてそれが私たちをどのように立ち戻らせるのかを探りたかった</i>」</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140453/interview230808_barbie-gretagerwig-03.jpg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-453809" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>ピンクの平和な楽園バービーランドは、いつも晴れやかで陽気で完璧だ。人形の世界にはお金も暴力もセックスもない。バービーたちはあらゆる職業に就くことができ、お互いを慕い合い、すべてが女性たちの手で運営されている。大統領は黒人女性、医者はトランス女性で、プラスサイズのバービーもいれば、障害を持ったバービーもいる。慈愛と喜びに満ちた空間を築く上で、ガーウィグは「<i>全体的に希望を抱かせるようなキャスティングにしたかった</i>」と語る。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140500/interview230808_barbie-gretagerwig-09.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="911" class="alignnone size-full wp-image-453811" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>「<i>1959年に誕生したバービーが、現在に至るまで、どのように成長し、どのように変化していったか、その発展を見るのは素晴らしいことだと感じます。いまでは、さまざまなボディタイプの、あらゆる種類のバービーが存在しています。私は映画にそれを反映させたかった。</i>

<i>世界中の観客が、このバービーの世界の中で自分自身を見出すことができるということが、本作のキャスティングをする上で重要なことでした。それからキャスティングした全員が、楽しい資質を持っていることを望んでいました。面白くて才能もあってダンスも上手であるとともに、誠実であってほしかった。</i>

<i>バカにするのではなく、真剣に取り組んでいるからこそユーモアが生まれる。そんな心からの誠意を持って演じてほしいと思いました。なので、キャスティングの際に私が探したのは、とても面白く、とてもハートフルで、ユニークな輝きを持った人たち。その真心が、私が本作で通そうとしていた芯でした</i>」</p>
&nbsp;
<p>ガーウィグは、毎日パーティで踊り明かす多彩なバービーたちの賑やかで楽しい世界を、人形が生誕した50年代のミュージカル映画を参照しながら作り上げた。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140555/interview230808_barbie-gretagerwig-08.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="918" class="alignnone size-full wp-image-453819" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>「<i>本作では、今まで経験したことのない、信じられないような人たちがたくさん集まってくれました。通常、映画のキャストはもっと少人数になるものですが、今回はまるでブロードウェイのミュージカルのようで、本当に素晴らしいキャストに恵まれました。</i>

<i>また、私はキャスティングした役者たちとともに、バービーランド全体をダンサーで埋め尽くしたいと考えました。なぜなら、踊っていないときであっても、ダンサーの方たちは独特の存在感、身体的なあり方があり、他の人たちとは違う身のこなしがあるからです。通りを歩くとか、ビーチで日光浴をするといった動きにも振り付けが欲しかった。なので、彼らには小さなビネットのような振り付けがなされています。そのようにすることで、ある種誇張された世界観をさらに高めたかったのです< /i>」</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>Barbie Movie Clip - Looking Good Barbie (2023)</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/vPErDQ9ILUg?si=Xctu-fMlGyb-sGM4" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>煌びやかな役者たちが人形の世界に命を吹き込んでいるが、とりわけライアン・ゴズリング扮する頭が空っぽなケンが、幾度となく笑いを掻っ攫う。女性たちが支配する中で、ケンたちは何ら目的意識を持たず、ビーチで無為な生活を送り、ただバービーたちの気を引こうと競い合っている──付属品である彼らはそれしかプログラミングされていないのだ。「<i>ケンは、本当に忘れ去られた存在のように思えました（笑）」とガーウィグは笑う。「ライアン・ゴズリングと私はお互いに、彼もストーリーを語られる必要があるキャラクターだと考えました</i>」</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140512/interview230808_barbie-gretagerwig-012.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="906" class="alignnone size-full wp-image-453814" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>プラスチックのユートピアでは、誰も老いることも死ぬこともない。しかし、ある日、典型的なバービー（製作も兼任するマーゴット・ロビー）は、突然、死について考え始める。たちまちヒールに沿ったアーチ型の足は平らになり、太ももにはセルライトが出現する。</p>

<p>どうやらその原因は、バービーと一緒に遊んでいる人間グロリア（アメリカ・フェレーラ）の感情が投影されているためだとわかる。バービーは、現実でグロリアが抱く恐れや不安の反映なのだ。人形世界のバービーと、人間世界でそれを所有する持ち主を結びつけることで、ガーウィグは、一見、浅薄な題材の中で、家父長社会に生きる現代女性の実存的な悩み、あるいは母親が直面するジレンマに取り組んでいるのである。彼女は常に映画で母娘の関係について探究してきたが、グロリアとその娘サーシャ（アリアナ・グリーンブラット）、そしてグロリアとバービーを通して、そのテーマに再び触れている。</p>
&nbsp;
<p>「<i>ある意味、バービーというのは、おそらく最も深みとはかけ離れた題材のように見えるかもしれない。しかし、だからこそ、そこに奥深さが見出せれば面白いのではないかと考えました。</i>

<i>プラスチック製の人形を通して、人間とは何なのか、人間であることについて語る方法を見つけることができれば、それは踏み込んでやってみる価値があることだと思ったのです。子どもたちが遊ぶとき、彼らがどれほど真剣に受け止めているか、そしてどれほどそれが大きな意味を持つかを考えると、この映画も楽しくて笑えて美しいものにしなければならないと同時に、本当に真剣に取り組んだものでなければならないと感じました。それは子どもたちの遊び方からインスピレーションを受けているからです</i>」</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140504/interview230808_barbie-gretagerwig-010.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="906" class="alignnone size-full wp-image-453812" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">旧約聖書の『創世記』と重なる“バービーとケンの冒険”</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p>しかし、バービーは、人間世界も「フェミニズムと平等な権利に関するすべての問題が解決された」状態だと信じていたが、足を踏み入れると、バービーランドとは正反対であることに気づく。そこでは、男性ばかりが権力と富を支配する一方で、女性は過小評価され、従順で美しいままあらゆる期待に応えなければならない。</p>

<p>自分は少女たちの見本となるアイコンだと思い込んでいたバービーは、Z世代のサーシャからその一因を作った──有害な美の基準を永続させ、フェミニズムを後退させた──存在だと責められる。実際、1970年代の第二波フェミニズム以降、プラスチックでしか成し得ない身体の曲線を持ったバービー人形は、少女たちに非現実的な理想を設定したとしばしば非難もされてきた。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140551/interview230808_barbie-gretagerwig-07.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="954" class="alignnone size-full wp-image-453818" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>「<i>私の母親がバービーをあまり好きじゃなかったので、もともとバービーに対する反論が頭の中にありました。バービーの存在を知った頃から、必ずしもバービーと遊ぶべきではない意見、好きになる必要がない理由も認識していたのです。大人になったいま振り返って、そういったあらゆることを本作で調和させようとしたのだと思う。そのすべてが映画に詰まっています</i>」</p>
&nbsp;
<p>家父長制で回る現実世界に触れたことで、バービーは自己喪失に陥る一方で、ケンはインセルのような傾向を強めていく。以前、『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』の音楽を担当したアレクサンドル・デスプラは、その素晴らしさを「クラシックをモダンに解釈したこと」だと評していたが、『バービー』もまた単なるおもちゃのライセンス映画ではなく、既存の箱から昔馴染みのキャラクターを外に出し、フェミニストの視点で現代の新たな物語として語り直している。</p>

<p>興味深いのは、ガーウィグが本作でバービーとケンを、あたかもイブとアダムのようになぞらえていることである。『2001年宇宙の旅』（1968年）のオマージュから始まる本作において、バービーランドはエデンの園のアナロジーであり、そこから追放されたバービー（とそれについてきたケン）は、周囲からの好奇の視線に晒されたことで──彼女は客体化され、即座にストリート・ハラスメントを受けてしまう──、まるで人類の始祖ふたりが禁断の果実を食べた後のように、生まれて初めて恥を覚えるのだ。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140508/interview230808_barbie-gretagerwig-011.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="916" class="alignnone size-full wp-image-453813" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>ガーウィグは、バービーとケンの冒険に旧約聖書の『創世記』を重ねた。故に、本作では神の代わりに、バービー人形の創造主であるルース・ハンドラー（レア・パールマン）が現れるのだろう。思えば、『レディ・バード』ではフランスの哲学者／神学者のシモーヌ・ヴェイユの言葉がシスターの台詞に引用されていたが、ガーウィグの映画には神学的なテーマが見受けられる。その関連を尋ねると、虚を突かれたような反応を見せながら、彼女は「まさにその通り」と微笑して深く肯首した。</p>
&nbsp;
<p>「<i>私の作品には、神学的なテーマが常に存在していると自覚しています。もともとカトリックの高校や教会に通って育ったという背景を持っているために、そういった要素が見受けられるのだと思います。それから宗教的な思想家にとても心を動かされた経験も反映されています。私は、彼らの自分では持ち得ない世界の見方や深遠な知性をずっと探し求め続けているような気がします。</i>

<i>私が育った伝統の中で触れてきた物語が、いま私が語るすべての物語を形作っているのだと思う。なぜなら、私は常に物語の本質というものを見出そうとしているからです。ある種物語というのは、心理学という学問ができる以前の心理学のようなもので、それは私たち人間の奥深いところに触れさせてくれるものだと思うのです。なので、そうですね、神学の本を読むのが実は私の趣味なんです（笑）</i>」</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08143012/interview230808_barbie-gretagerwig-013.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="2880" class="alignnone size-full wp-image-453820" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">グレタ・ガーウィグ映画において一貫して描かれる
ヒロインの“主体性”、“自己実現”</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p>主演と共同脚本を務めた『フランシス・ハ』（2012年）以降、一貫してガーウィグは、女性同士の友情や母娘の愛情に焦点を当て、異性間の恋愛（結婚）の成就を目的とするのではなく、ヒロインの主体性や自己実現を描き出してきた。</p>

<p>特に革新的なストーリーテリングを試みた『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』では、メタフィクションを導入することで、原作の物語を維持しながらも、生涯未婚だった原作者が本来望んだとされる結末をも鮮やかに描いてみせた。</p>

<p>『バービー』もまたロマンスを必要としない（バービーはセクシュアライズされた人形である一方で、当然、性器を持たず、明らかに性的関心が欠如している）。ケンあるいはグロリアの夫もただ彼女たちのそばにいるだけの存在であり、バービーもグロリアも男性に依拠しないのだ。そのことを問うと、彼女は自身の物語の核となる考えを返答した。</p>
&nbsp;
<p>「<i>私は、人がどのようにしてより人間らしく、より自分らしくなれるのかという問題にいつも関心を持っています。人は、人生の多くの段階で、それまで自分のアイデンティティの中心であると確信していた考えを捨て去らなければならないときがあると思う。それは8歳でも18歳でも80歳でも起こり得ることで、様々なタイミングで人生を通してずっと起こり続けることではないかと思います。</i>

<i>私はいつも人々が、自分が築いてきたアイデンティティと自分自身がぶつかってしまう瞬間に関心があるのです。そのとき、おそらく人生で底が抜けたような感覚に陥る。それは、私にとって、物語を語る上で強く惹きつけられる魅力的な瞬間で、そこで人はどうするのかを描き出したいのです</i>」</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140448/interview230808_barbie-gretagerwig-02.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-453808" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>ガーウィグは、女性たちが直面する人生の混乱を優しく描く。彼女は、『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』の作家志望の主人公と自身との間に類似性を見出したように、本作でも被造物である人形に自身を重ねたと言える。バービーは、創造されるのではなく、創造する側になることを望む。それはまるで、当初は「マンブルコアのミューズ」と呼ばれ、様々な映画への出演を経て、映画作家へと転身を遂げたガーウィグ自身のようだ。『バービー』は、完璧なグレタ・ガーウィグ映画である。</p>

<p>憧れの理想像としてではなく、女性であることの試練や苦難、課題や矛盾を表現するキャラクターとしてバービーを脱構築するとともに、これまでのポップカルチャーにおける男女の役割を反転させ、男性であるケンを女性の注目と承認に依存するキャラクターとして滑稽に扱った。巧みに誇張された風刺は、観客を笑わせるという目的を装って、社会の問題を浮き彫りにする。キャンディ・コーティングされた大掛かりなファンタジーの中で、ガーウィグは、女性の客体化や性差別、そして家父長的な性別規範の解体に堂々と挑んでみせた。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140444/interview230808_barbie-gretagerwig-01.jpeg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="2879" class="alignnone size-full wp-image-453807" /><figcaption>©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text by <a href="https://twitter.com/tsunetaku" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>常川拓也</u></a></p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>映画『バービー』日本版本予告 2023年8月11日（金）公開</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/BgVqM_LE0pE?si=XrXWwawyJoOXoZey" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>

<p><strong>Barbie The Album</strong></p>
<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/0BaIaHcyBXuOWeM4Aas4EW?utm_source=generator" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/08140537/interview230808_barbie-gretagerwig-04-1.jpg" alt="グレタ・ガーウィグ　Greta Gerwig　バービー　Barbie" width="1920" height="2713" class="alignnone size-full wp-image-453815" /></div>

<p class="name">映画『バービー』（8月11日（金）公開）</p>
<p class="text">キャスト：マーゴット・ロビー「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」、ライアン・ゴズリング「ラ・ラ・ランド」、シム・リウ「シャン・チー／テン・リングスの伝説」、デュア・リパ、ヘレン・ミレン「クイーン」
監督・脚本：グレタ・ガーウィグ　「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」
脚本：ノア・バームバック「マリッジ・ストーリー」
プロデューサー：デイビッド・ヘイマン「ハリー・ポッター」シリーズ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
&nbsp;
《STORY》
どんな自分にでもなれる完璧で＜夢＞のような毎日が続く“バービーランド”で暮らすバービーとボーイフレンド（？）のケン。ある日突然身体に異変を感じたバービーは、原因を探るためケンと共に〈悩みのつきない〉人間の世界へ！そこでの出会いを通して気づいた、”完璧”より大切なものとは？そして、バービーの最後の選択とはー？
&nbsp;
配給：ワーナー・ブラザース映画
 (c)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

<a href="https://wwws.warnerbros.co.jp/barbie/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">公式サイト</a><a href="https://twitter.com/BarbieMovie_jp" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">公式Twitter ＠BarbieMovie＿jp</a><a href="https://www.instagram.com/barbiemovie_jp/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">公式Instagram @barbiemovie_jp</a>
</p>

</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>『鬼滅の刃』ワールドツアー上映が開始！最高難易度のクリア条件「上弦の鬼を倒すために必要なポイント」をおさらい！</title>
		<link>https://qetic.jp/film/kimetsu-230207/445863/</link>
		<comments>https://qetic.jp/film/kimetsu-230207/445863/#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 07 Feb 2023 09:00:03 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=445863</guid>
<![CDATA[<summary><p>「遊郭編」のクライマックスに加え、新たなエピソードとして『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の第1話の初公開となる『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が先週2月3日よりついに公開された。本記事では、今回の映画で戦う「上弦の鬼を倒すために必要なポイント」を改めて整理してお届け！</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1080" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/06175909/film230206_kimetsu-01-1920x1080.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ" decoding="async" /></figure><p>「遊郭編」のクライマックスに加え、新たなエピソードとして『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』の第1話の初公開となる『<strong>ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ</strong>』が先週2月3日よりついに公開された。本記事では、今回の映画で戦う「上弦の鬼を倒すために必要なポイント」を改めて整理してお届け！</p>

<h3>『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が公開</h3>

<p>家族を鬼に殺された少年・<strong>竈門炭治郎</strong>が、鬼になった妹の<strong>禰󠄀豆子</strong>を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始、2020年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、幅広い世代に人気を呼び、多くの人に愛される作品。</p>

<p>そして2021年から2022年にかけて、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信。「遊郭編」を終え熱冷めやらぬ中、「遊郭編」から「刀鍛冶の里編」へと繋がる新たな挑戦として、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』がついに2月3日より公開となった。</p>

<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=445867" rel="attachment wp-att-445867"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/06175923/film230206_kimetsu-04.jpg" alt="鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ" width="1920" height="1358" class="alignnone size-full wp-image-445867" /></a>

<h3>宇髄が堕姫、妓夫太郎の倒し方の糸口をつかむ！</h3>

<p>無限列車での激闘のあと、炭治郎たちは蝶屋敷で音柱の<strong>宇髄天元</strong>と出会う。宇髄は鬼が遊郭に潜むという情報をつかみ、3人の妻を潜入させていた。しかし定期連絡が途絶えたことでその安否を確かめるために炭治郎たちを連れ遊郭への潜入捜査がはじまる。捜索を続けるうちに炭治郎たちは遊郭に潜む鬼である上弦の陸・<strong>堕姫</strong>と兄の<strong>妓夫太郎</strong>と出会い、戦いが勃発。さらに2体で１つの上弦の陸であるという真実を告げられた炭治郎たちは、戦いの中で宇髄が堕姫、妓夫太郎の倒し方の糸口をつかみ、それを試みるのだった。</p>

<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=445866" rel="attachment wp-att-445866"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/06175917/film230206_kimetsu-03.jpg" alt="鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-445866" /></a>

<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=445865" rel="attachment wp-att-445865"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/06175913/film230206_kimetsu-02.jpg" alt="鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-445865" /></a>

<h3>夢から覚めて敵を探せ！　無限列車での激闘！</h3>

<p>無限列車での下弦の壱・魘夢との戦いの攻略法は“<strong>夢から覚める</strong>”、そして“<strong>列車内にいる魘夢の居場所を見つけ出し首をはねる</strong>”の2点。魘夢は強制的に眠らせる血鬼術を使い、夢の中で精神の核を破壊し廃人にしてしまうのが狙い。炭治郎は夢の中で亡き家族たちとの思い出を見せられ翻弄されるが、そのまやかしに黙されることなく自分の首を切り落とすことで目覚めることができた。その後無限列車と融合している魘夢の首を探し出すため、伊之助の野生の感によって先頭車両にある魘夢の首を見つけ出した。魘夢は催眠の血鬼術で何度も炭治郎を眠らせるが、炭治郎は夢の中で何度も自らの首を切りすぐに目覚め、ついに魘夢の首を斬り落とした。</p>

<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=445868" rel="attachment wp-att-445868"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/06175927/film230206_kimetsu-05.jpg" alt="鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-445868" /></a>

<h3>上弦の鬼が2体？　難易度120パーセントの難関に挑む！</h3>

<p>そして今回の遊郭編では上弦の陸を任されている堕姫、妓夫太郎の首を<strong>2体同時に切り裂くこと</strong>がポイント。たとえ1体の首をはねても残りの1体が無事の場合、完全に倒すことができないのだ。しかも鬼の驚異的な回復スピードを考えればタイミングもズレなくほぼ同時に斬らなければならない。また、妓夫太郎は堕姫を操作しながら戦うことができるため、タイミングをずらされやすいという難しさもある。そのため<strong>別々の場所にいる2体の首を同時に切り落とさなければならない</strong>という、難易度がかなり高いミッションとなっている。</p>

<p>そもそも1体ずつの強さも半端ではない。堕姫は自らの帯を伸縮自在に操り、時には鋭い刃物のような切れ味を持たせ四方八方から炭治郎たちを囲い込む。しかもその帯は一本でなく複数操っているため、交差させて相手の逃げ道を無くす回避困難な血鬼術を繰り出してくる。また、残虐な性格も相まって攻撃の際に遊郭の人々を巻き込んだりする厄介な敵なのだ。</p>

<p>そして、兄の妓夫太郎はさらに手ごわい相手。血を鎌のように振り回し、斬撃で遠距離攻撃もしてくる強力な血鬼術の使い手。その血鎌には猛毒が含まれており、かすっただけでも常人であれば即死してしまうほどだ。毒に耐性があった宇髄すらもその猛毒に徐々に侵されていってしまった。また、<strong>もともと鬼になる前は人間の兄妹であったゆえに、その息のあったコンビネーションは恐るべきもの</strong>。炭治郎、善逸、伊之助、襧豆子※、宇髄とその3人の妻で協力してこれに対抗するも苦戦を強いられてしまう。しかし、どんな状況でもあきらめない炭治郎たちは、初の上弦の鬼との戦いに、仲間、そして柱とそのチームワークを駆使し、立ち向かっていくのだ。果たしてその結末は……。</p>

<p>そんな最高難易度のミッションの結末が描かれる『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が現在公開中。ぜひ劇場で彼らの総力戦を見届けてほしい。</p>

<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=445864" rel="attachment wp-att-445864"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/06175909/film230206_kimetsu-01.jpg" alt="鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-445864" /></a>

<h3>ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ　劇場用予告　2023年2月3日（金）公開</h3>
<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/PkByGrElnfA" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div>

<div class="information">
<h2>INFORMATION</h2>
<h3>ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ</h3>

<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=445869" rel="attachment wp-att-445869"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/06175934/film230206_kimetsu-06.jpg" alt="鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ" width="1727" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-445869" /></a>

<p>2023年2月3日（金）上映開始</p>

<p>■スタッフ</p>
<p>原作：吾峠呼世晴（集英社ジャンプ コミックス刊）</p>
<p>監督：外崎春雄</p>
<p>キャラクターデザイン・総作画監督：松島 晃</p>
<p>脚本制作：ufotable</p>
<p>サブキャラクターデザイン：佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花</p>
<p>プロップデザイン：小山将治</p>
<p>美術監督：衛藤功二</p>
<p>撮影監督：寺尾優一</p>
<p>３Ｄ監督：西脇一樹</p>
<p>色彩設計：大前祐子</p>
<p>編集：神野 学</p>
<p>音楽：梶浦由記、椎名 豪</p>
<p>アニメーション制作：ufotable</p>
<p>配給：東宝・アニプレックス</p>

<p>■キャスト</p>
<p>竈門炭治郎（かまど・たんじろう）：花江夏樹</p>
<p>竈門襧豆子（かまど・ねずこ）※：鬼頭明里</p>
<p>我妻善逸（あがつま・ぜんいつ）：下野 紘</p>
<p>嘴平伊之助（はしびら・いのすけ）：松岡禎丞</p>
<p>宇髄天元（うずい・てんげん）：小西克幸</p>
<p>時透無一郎（ときとう・むいちろう）：河西健吾</p>
<p>甘露寺蜜璃（かんろじ・みつり）：花澤香菜</p>
<p>鬼舞辻󠄀無惨（きぶつじ・むざん）：関俊彦</p>
<p>黒死牟（こくしぼう）：置鮎龍太郎</p>
<p>童磨（どうま）：宮野真守</p>
<p>猗窩座（あかざ）：石田彰</p>
<p>半天狗（はんてんぐ）：古川登志夫</p>
<p>玉壺（ぎょっこ）：鳥海浩輔</p>
<p>堕姫（だき）：沢城みゆき</p>
<p>妓夫太郎（ぎゅうたろう）：逢坂良太</p>
<p>※禰󠄀豆子の「禰󠄀」は「ネ＋爾」が正しい表記。</p>

<p>©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable</p>

<a href="https://kimetsu.com/anime/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">公式サイト</a><a href="https://twitter.com/kimetsu_off" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">Twitter ＠kimetsu_off</a>

</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>『ファンタスティック・ビースト』最新作の魅力に迫る！“旅”の世界観を作るボハナ造形美術監督、イェーツ監督のコメントが到着</title>
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		<comments>https://qetic.jp/film/wizardingworld-220408/428635/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 08 Apr 2022 11:00:07 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』と国内洋画シリーズ映画興行成績でもNo.1の成績を誇る魔法ワールドシリーズ。本シリーズ待望となる最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が4月8日（金）に公開する。今回、本作の醍醐味である“旅”の要素について、そのこだわりが垣間見える造形美術監督のピエール・ボハナ、デイビッド・イェーツ監督のコメントをご紹介。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183416/film220408_wizardingworld-02-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="ファンタスティック・ビースト" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183416/film220408_wizardingworld-02-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183416/film220408_wizardingworld-02.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><p>『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』と国内洋画シリーズ映画興行成績でもNo.1の成績を誇る魔法ワールドシリーズ。本シリーズ待望となる最新作『<strong>ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密</strong>』が4月8日（金）に公開する。今回、本作の醍醐味である“旅”の要素について、そのこだわりが垣間見える造形美術監督のピエール・ボハナ、デイビッド・イェーツ監督のコメントをご紹介。</p>

<h3>『ファンタスティック・ビースト』の魅力とは</h3>

<p>本作では、ハリー・ポッターの先輩の魔法使いである主人公、魔法動物学者<strong>ニュート</strong>（エディ・レッドメイン）と、キーパーソンとなる“史上最も偉大な魔法使い”<strong>ダンブルドア先生</strong>（ジュード・ロウ）がマグルたちと寄せ集めのデコボコチームを結成。魔法使いが魔法界と人間界の支配を企む史上最悪の“黒い魔法使い”<strong>グリンデルバルド</strong>（マッツ・ミケルセン）を止めるために立ち上がる。</p>

<p>『ハリー・ポッター』シリーズではイギリスが舞台の中心だったが、『ファンタスティック・ビースト』ではなんといってもニュートが魔法のトランクを持って<strong>世界中を旅する姿</strong>も大きな魅力のひとつ。これまでもニューヨークやパリといった都市が舞台になり、魔法の世界がワールドワイドに描かれてきた。</p>

<a href="https://qetic.jp/film220408_wizardingworld-03/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183423/film220408_wizardingworld-03.jpeg" alt="ファンタスティック・ビースト" width="1920" height="1140" class="alignnone size-full wp-image-428631" /></a>

<h3>造形美術監督のピエール・ボハナが本作へのこだわりを語る</h3>

<p>両作品においても、同じ魔法省でもアメリカの魔法省は高層ビルのようなデザインだったが、フランスの魔法省は“光の都“らしい、<strong>自然美</strong>がテーマとなっており、ガラスや光を多用するのが特徴の<strong>アール・ヌーボー様式</strong>が取り入れられている。『ハリー・ポッター』シリーズから「空飛ぶほうき」や「魔法の杖」といった小道具を手掛け、『ファンタスティック・ビースト』シリーズでも主人公ニュートのトランクなど数々の小道具制作を担当してきた造形美術監督のピエール・ボハナも、本シリーズについて「あっちこっちへと旅をする作品なので、美術もいろいろな国や、それらの国の、<strong>ある特有の時代に影響を受けています</strong>。人間はいつだって物事を自分ならではの見方で解釈し、それを分かち合うものなので、それはとても興味深い作業でした」と語っている。</p>

<p>また、ボハナは「本作の美術は、<strong>前作ともまた違ったものになっています</strong>。舞台もまた変わりますからね」とコメント。最新作の舞台には、ハリポタシリーズでもお馴染みのホグワーツ城があるイギリスに、マグルのジェイコブがパン屋を営むニューヨーク、そして新たにドイツを中心に、物語のクライマックスはなんと南アジアに位置する<strong>ブータン王国</strong>まで、ファンタビシリーズらしく、まさに世界中が登場する。特にブータンの建築がもつ垂直性に対する意識と建物の白さに興味を示し、白いレンガ造りの建物に白い旗布や白い厚手のカーテンでアクセントを加えた建築物の数々は、この国ならではのスピリチュアルな雰囲気をも見事に醸し出し、本作のクライマックスのスケール感にふさわしい映像に仕上がった。</p>

<a href="https://qetic.jp/film220408_wizardingworld-04/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183431/film220408_wizardingworld-04.jpg" alt="ファンタスティック・ビースト" width="1920" height="1140" class="alignnone size-full wp-image-428632" /></a>

<h3>デイビッド・イェーツ監督のコメントも</h3>

<p>『ハリー・ポッター』シリーズ後半4作品から『ファンタスティック・ビースト』シリーズまですべてを手がけるデイビッド・イェーツ監督も「Ｊ.Ｋ.ローリングが魔法界のスケールを広げてくれたおかげで、観客のみなさんを地球のあらゆる場所に案内できます。今回の舞台は文字どおり世界です。<strong>雪の舞うベルリンからブータンの美しい山岳地帯にまで及びます</strong>」と太鼓判を押す。日本にもホグワーツ魔法魔術学校と同じく魔法を学ぶことができる「<strong>マホウトコロ</strong>」という学校がある、という設定があるが、果たしていつか日本が舞台になることもあるのか。奥行きある想像力を掻き立てるような魔法ワールドの世界にも期待しながら、最新作で新たな世界観を体験してほしい。</p>

<a href="https://qetic.jp/fantastic-beasts-and-where-to-find-them-6/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183416/film220408_wizardingworld-02.jpg" alt="ファンタスティック・ビースト" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-428630" /></a>

<a href="https://qetic.jp/fantastic-beasts-the-secrets-of-dumbledore/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183440/film220408_wizardingworld-05.jpg" alt="ファンタスティック・ビースト" width="1920" height="791" class="alignnone size-full wp-image-428633" /></a>

<a href="https://qetic.jp/film220408_wizardingworld-06/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183448/film220408_wizardingworld-06.jpg" alt="ファンタスティック・ビースト" width="1920" height="791" class="alignnone size-full wp-image-428634" /></a>

<h3>映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』本予告 2022年4月8日（金）公開</h3>
<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/SZEpkwr9l_o" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>

<div class="information">
<h2>INFORMATION</h2>
<h3>「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」</h3>
<a href="https://qetic.jp/fb3_main_ps_2_27_ol-2/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/08183409/film220408_wizardingworld-01.jpeg" alt="ファンタスティック・ビースト" width="1725" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-428629" /></a>
<p>4月8日（金）全国ロードショー</p>

<p>監督：デイビッド・イェーツ（『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ後半４作品）</p>
<p>脚本：J.K.ローリング（「ハリー・ポッター」シリーズ著者）、スティーブ・クローブス　</p>
<p>プロデューサー：デイビッド・ヘイマン（『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、『ハリー・ポッター」全８作品）　</p>
<p>出演︓エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、カラム・ターナー、ジェシカ・ウィリアムズ、キャサリン・ウォーターストン、マッツ・ミケルセン 他</p>
<p>配給：ワーナー・ブラザース</p>
<p>© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved</p>
<p>Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling</p>
<p>WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.</p>

<p>Twitter：@wizardingw_jp </p>
<p>Instagram：＠wizardingw_jp </p>
<p>TikTok：@fantabi_jp</p>
<p>Facebook：fantasticbeastsjp　</p>
<p>公式ハッシュタグ ＃ファンタビ　　</p>

<p>＜ストーリー＞</p>
<p>魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間たち、そしてなんとマグルと寄せ集めのデコボコチームを結成！　魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使い、グリンデルバルドに立ち向かう！　5つの魔法のトランクに隠された、ダンブルドアの“秘密の作戦”とはいったい!?</p>

<a href="wizardingworld.jp" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">魔法ワールド公式サイト</a>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>Sia初監督映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』、音楽シーンが倍楽しめる5つの衣装を解説</title>
		<link>https://qetic.jp/film/lifewithmusic-220225/425491/</link>
		<comments>https://qetic.jp/film/lifewithmusic-220225/425491/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 25 Feb 2022 03:00:15 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=425491</guid>
<![CDATA[<summary><p>Siaが初監督を務め、オリジナル楽曲でカラフルに彩る新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』が、2月25日（金）より全国公開となる。今回、Siaワールド全開の独創的な音楽シーンに込められたメッセージについて、衣装デザインや楽曲から徹底解剖！</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211645/film220224_lifewithmusic-01-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="ライフ・ウィズ・ミュージック" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211645/film220224_lifewithmusic-01-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211645/film220224_lifewithmusic-01.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><p>ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として、世界的に注目を集めるシンガーソングライター・<strong>Sia</strong>（シーア）。楽曲はもちろん、パフォーマンスやMVに見られる卓越した感覚に定評のある彼女が初監督を務め、オリジナル楽曲でカラフルに彩る新体感ポップ・ミュージック・ムービー『<strong>ライフ・ウィズ・ミュージック</strong>』が、2月25日（金）より全国公開。</p>

<h3>ドラマシーン×音楽シーンが交錯</h3>

<p>愛すべき人々の存在によって主人公・ズーが生きる希望を見出していく<strong>ドラマシーン</strong>と、登場人物の心情を表現したカラフルでポップな<strong>音楽シーン</strong>が交錯するという、これまでにない音楽映画となっている本作。音楽シーンでは、ズーの妹で、いつも頭の中に音楽が鳴り響いているイマジネーション豊かなミュージックの心情が自己完結型の音楽シーンで表現されている。</p>

<p>Sia書下ろしの12曲の<strong>オリジナル楽曲</strong>と唯一無二の<strong>衣装デザイン</strong>で彩る、登場人物の心情を表す音楽シーンは本作の大きな見どころ。今回、Siaワールド全開の独創的な音楽シーンに込められたメッセージについて、衣装デザインや楽曲から徹底解剖！</p>

<h3>1+1</h3>

<a href="https://qetic.jp/sia-day-35_224-dng/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211645/film220224_lifewithmusic-01.jpg" alt="ライフ・ウィズ・ミュージック" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-425486" /></a>

<p>ズーとミュージックと、2人に優しく寄り添う隣人のエボが3人で、穏やかな時間を過ごす様子から切り替わるように始まる“1+1”の音楽シーン。ズーが3人で過ごす日常にささやかな幸せを見出し始める様子と、「音楽さえあれば、毎日がホリデーのように楽しい」というSiaの人生観が、心躍る陽気なサウンドに現れるシーンだ。</p>

<p>《”光”に合わせて一緒に体を揺らそう》と歌うズーが着用しているのは、元気で明るい「光」を象徴した<strong>イエローのレオタード</strong>。そしてのびのびと踊るミュージックが着用する<strong>緑のレオタード</strong>は「自由」を、周囲のダンサーの衣装の「〇△□」は「多様性」を表現しており、私達一人ひとりは違っても、誰かと一緒に体を動かすことで1+1になるというメッセージが感じられる。</p>

<h3>Best Friend</h3>

<a href="https://qetic.jp/film220224_lifewithmusic-02/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211650/film220224_lifewithmusic-02.jpg" alt="ライフ・ウィズ・ミュージック" width="1920" height="807" class="alignnone size-full wp-image-425487" /></a>

<p>主人公ズーの妹・ミュージックがピンク色の雲の中のような世界で犬と踊る映像に、幻想的で浮遊感のあるサウンドの曲“Best Friend”が流れる音楽シーン。《あなたと私／ずっと永遠に離れない》と、ミュージックが大好きな犬と出会った喜びが歌われているが、そこには同じく大好きな存在であるズーが家に戻ってきた喜びも重ねられている。</p>

<p><strong>衣装のピンク</strong>は、ミュージック本人と彼女の周りの人々の「優しさと愛情」、<strong>ブルーのセット</strong>はミュージックが愛する人から受ける「安らぎ」が象徴されている。また、ふわふわとしたピンクの<strong>チュールドレス</strong>はミュージックが犬と、そしてズーと一緒に「思い切り遊びたい」という心情が現れている。</p>

<h3>Could I Love With No Fear</h3>

<a href="https://qetic.jp/film220224_lifewithmusic-03/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211655/film220224_lifewithmusic-03.jpg" alt="ライフ・ウィズ・ミュージック" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-425488" /></a>

<p>ミュージックが、色とりどりのファッションに魅了され、引き寄せられるようにクローゼットの中に入っていくと、ズーとミュージックが歌うポップな曲“Could I Love With No Fear”の音楽シーンに転換。</p>

<p>ミュージックが頭にのせているクローゼットは「自分の心」のメタファー。「分かち合い」の意味がある<strong>コーラルピンク</strong>の部屋で、”クローゼット=心”を開いて自由なファッションを楽しむ2人の姿には、心の奥の“自分らしさ”が映し出されている。周りで踊るスタイリスト達も、帯をしっかり締めることで想起される、2人の個性を引き出すという強い意志が印象的だ。ミュージックの、三編みを解いた無造作ヘアは、「ナチュラルにありのままの自分で行こう」という決意、プリーツの大きなドレスは、奥行きのある豊かな心の持ち主であることを示唆している。</p>

<h3>Music</h3>

<a href="https://qetic.jp/sia-day-19_207-dng/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211700/film220224_lifewithmusic-04.jpg" alt="ライフ・ウィズ・ミュージック" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-425489" /></a>

<p>鮮やかな花柄プリントの世界でマイクの前に立ったズーが熱唱し“Music”を歌い上げる、本作の壮大なハイライトとなる音楽シーン。音楽に人生を救われてきたSiaの信条が反映された歌詞で、“音楽=愛”という一貫したメッセージが表現されている。</p>

<p>ここでのミュージックの<strong>花柄のチャイナ風ドレス</strong>は、中国人の養子として育ったフェリックスを称えており、アジア風の髪飾りとマッチした鮮やかな花柄プリントの壁紙とドレスは空間を統一している。これは、ミュージックを愛する「皆の心がひとつ」となっていることを強調する印象的なシーンだ。</p>

<h3>Together</h3>

<a href="https://qetic.jp/film220224_lifewithmusic-05/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24211705/film220224_lifewithmusic-05.jpg" alt="ライフ・ウィズ・ミュージック" width="1920" height="1440" class="alignnone size-full wp-image-425490" /></a>

<p>本作の主題歌である“Together”の音楽シーン。エンディングに、Sia本人が力強い歌声で歌い上げている。<strong>雲とレインボーを模したミュージックのヘッドセット</strong>は「平和」を、また、着用しているダウンのドレスも、「雲」やオレンジの「太陽」を表し、「多様性と包括」を暗示している。</p>

<p>歌詞の文字通り、「自分を愛することで人を愛することができる」というSiaが映画全体に込めたメッセージと、ズーとミュージックとエボの3人が「一緒に歩き出すことができる」という平和な未来が伺える。</p>

<div class="separator"></div>

<p>観ているだけで心躍るような音楽シーンだが、その曲の歌詞やファッション、セットに込められたメッセージを読み取ると、物語に深みが増しより本作を楽しめるだろう。新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』は、2月25日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。音楽、ファッション、ステージコーディネートなど、ぜひ劇場のスクリーンで楽しんでいただきたい。</p>

<h3>映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』サウンドトラックMV【2月25日(金)公開】</h3>
<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/nXGLlyLE01Q" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>

<strong>▼関連記事はこちら</strong>
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<a href="https://qetic.jp/music/fujirock-report-sia-20190809/326421/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>振り返るフジロック2019｜SIA</u></a>

<div class="information">
<h2>INFORMATION</h2>
<h3>『ライフ・ウィズ・ミュージック』2月25日（金） TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開</h3>
<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=425492" rel="attachment wp-att-425492"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/24212533/film220224_lifewithmusic-06.jpg" alt="ライフ・ウィズ・ミュージック" width="1920" height="2705" class="alignnone size-full wp-image-425492" /></a>
<p>監督・製作・原案・脚本：シーア</p>
<p>キャスト：ケイト・ハドソン（『あの頃ペニー・レインと』）、マディ・ジーグラー（Sia「シャンデリア」MV)、レスリー・オドム・Jr.（ミュージカル「ハミルトン」）</p>
<p>原題：MUSIC／2021／アメリカ／107分／カラー／シネスコ／DCP／5.1ch／字幕翻訳：原田りえ／監修：山登敬之 【G】</p>
<p>配給：フラッグ　　公式Twitter／Instagram：@lifewithmusicjp #ライフウィズミュージック</p>
<p>©2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.</p>

<p>【STORY】</p>
<p>アルコール依存症のリハビリテーションプログラムを受け、孤独に生きるズーは、祖母の急死により長らく会っていなかった自閉症の妹・ミュージックと暮らすことに。頭の中ではいつも音楽が鳴り響く色とりどりの世界が広がっているが、周囲の変化に敏感なミュージックとの生活に戸惑い、途方に暮れるズー。そこへアパートの隣人・エボが現れ、優しく手を差し伸べる。次第に3人での穏やかな日々に居心地の良さを覚え始めたズーは、孤独や弱さと向き合い、自身も少しずつ変わろうとしていくが……。</p>

<a href="lifewithmusic.jp" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">公式サイト</a>
</div>
<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/matrix-shoukei-matsumoto-211229/421092/</guid>
		<title>僧侶・松本紹圭が『マトリックス レザレクションズ』に見る仏教との共通項</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/matrix-shoukei-matsumoto-211229/421092/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/matrix-shoukei-matsumoto-211229/421092/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 29 Dec 2021 12:00:55 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=421092</guid>
<![CDATA[<summary><p>『マトリックス レザレクションズ』が12月17日より日本公開、そして12月22日より全米でも公開され世界中で熱狂を生んでいる。本作は、劇中に出てくるさまざまなモチーフが仏教における考え方の親和性を思わせるという点でもファンを魅了している。現に、現代仏教僧である松本紹圭も、仏教的視点で『マトリックス』に出会い、のめり込んだという。今回Qeticでは、最新作『マトリックス レザレクションズ』を鑑賞した松本紹圭に、僧侶としてみる本作の世界観について、そして思想について解説してもらった。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162855/interview211228_matrix-movie-06-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="matrix-movie" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162855/interview211228_matrix-movie-06-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162855/interview211228_matrix-movie-06.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p><i>※本記事は映画マトリックス レザレクションズ』のいくつかのシーンに対する具体的な言及を含む内容となっております。あらかじめご了承下さい。</i>

<div class="separator"></div>

1999年に公開され全世界で社会現象を巻き起こした映画『マトリックス』。斬新な映像美や衝撃的な設定をはじめ、そのセンセーショナルな映画体験が人気を博し、2003年には第2作『マトリックス リローデッド』、第3作『マトリックス レボリューションズ』が公開されたSFアクション作品だ。そして、その新章となる『<strong>マトリックス レザレクションズ</strong>』が12月17日より日本公開、そして12月22日より全米でも公開され世界中で熱狂を生んでいる。

シリーズは、主人公のネオ／トーマス・アンダーソン（キアヌ・リーブス）が、現実だと信じていた世界が<strong>仮想世界・マトリックス</strong>であること、そして何十億もの人類がAIによって栽培されながら見せられていた世界だと知ることから始まる。

ストーリーの舞台となるのは、日常という現実と日常の裏に潜む現実という、ふたつの“現実”が交錯する世界。自分が信じている現実とは、はたしてリアルなのか、気の迷いに過ぎないのか。脳裏をかすめる疑問を消せないトーマス・アンダーソン（キアヌ・リーブス）は真実を突き止めるため、再び白ウサギについていきネオとして暗躍する。

そんな本作は、劇中に出てくるさまざまなモチーフが<strong>仏教</strong>における考え方の親和性を思わせるという点でもファンを魅了している。現に、現代仏教僧である<strong>松本紹圭</strong>も、仏教的視点で『マトリックス』に出会い、のめり込んだという。今回Qeticでは、最新作『マトリックス レザレクションズ』を鑑賞した松本紹圭に、僧侶としてみる本作の世界観について、そして思想について解説してもらった。
</p>
</div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW：松本紹圭</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162828/interview211228_matrix-movie-02.jpeg" alt="matrix-movie" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-421094" /></div>

<h2 class="fade-up">僧侶である松本紹圭が感じる『マトリックス』の魅力</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──松本さんは、かねてより『マトリックス』シリーズがお好きと伺いました。そもそもの出会いは何でしたか？</strong>

『マトリックス』シリーズは、監督の<strong>ウォシャウスキー姉妹</strong>が<strong>仏教の思想</strong>にもよく親しんでいて、作品には仏教の発想も取り入れられていると聞いて興味を持ちました。作品を観てみると、仏教的世界観がとてもよく表現されていることに驚き、それ以来、折に触れて何度も観てきました。

また、この作品は私自身がなぜ仏教に惹かれていくか、というところとも重なっています。例えば、シリーズでも大きなポイントのひとつですが、人間には本当に何かを選択できる<strong>自由意志</strong>があるのだろうかということ。運命はもう既に決まっているんじゃないかという「決定論」は、哲学の世界で昔から論じられてきたテーマですが、誰もが幼少期、「<strong>自分の見ている世界とは何だろう？</strong>」というような素朴で大切な問いを一度は抱いたことがあるのではないかと思います。私もそうでしたし、そうした問いをきっかけに、哲学に惹かれ、仏教にも惹かれるようになりました。

しかし、私たちは大人になるにつれて、それこそマトリックスのような罠に満ち溢れた世界にはまり込み、問いから目を覆われていきます。『マトリックス』はシリーズを通して、そうした深い問いを私たちに思い出させてくれる。それが興味をそそられる理由のひとつです。

<strong>──新作の公開は18年ぶりですが、1作目からの変化など、感じたところはありましたか？</strong>

1作目の『マトリックス』が公開された1999年から、映画というメディア自体をとりまく環境も、この20年ほどで随分変わってきましたよね。そんな中、『マトリックス レザレクションズ』を映画として製作することは、<strong>映画というメディアの限界に挑戦する試み</strong>でもあったかと思います。劇中では『マトリックス』がゲームの世界として描かれていますが、今作は映画として『マトリックス』が表現される最後の作品なのかなとも思わされました。

<strong>──最新作『マトリックス レザレクションズ』をご覧になり、印象的だったことなどをお聞かせください。</strong>

前作までのマトリックスから抜けた未来の現実世界は、現代の地球に生きる私たちにとって<strong>ディストピア感</strong>が強かったように思います。だからこそ「これが現実なら、いっそマトリックスの中に戻りたい」と考える登場人物も出てきたわけですが。けれど今作で描かれた更なる未来では、機械と人間の共生が進んでいて、人間が新しい知恵と技術を使って世界を再生する様を描いていたのが印象的でした。そのため前作までとは、<strong>機械的世界と人間的世界の対比</strong>も進歩に伴い相対化されていた印象がありました。

また、『マトリックス レザレクションズ』は二元的世界を、救世主「ネオ」の存在に象徴される一元論で統合するのではなく、機械的世界観と生命的世界観、マトリックスと現実といった二項対立構造そのものをポジティブに解体していこうとする作品なのかな、と思いました。その意味で、今作と『マトリックス』シリーズの関係は、仏教の中でも特に<strong>大乗仏教的な世界観</strong>に導くもののように感じられました。
</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162849/interview211228_matrix-movie-05.jpg" alt="matrix-movie" width="1920" height="805" class="alignnone size-full wp-image-421097" /><figcaption><strong>©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.</strong></figcaption>
</figure></div>
<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162909/interview211228_matrix-movie-09.jpg" alt="matrix-movie" width="1920" height="792" class="alignnone size-full wp-image-421101" /><figcaption><strong>©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.</strong></figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">『マトリックス レザレクションズ』で描かれる「大乗仏教的な世界観」</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──「大乗仏教的な世界観」というのは？</strong>

まず仏教は大きく、タイやスリランカの上座部仏教と、チベットや日本の大乗仏教の系統に分かれます。ブッダという言葉は「目覚めた人」という意味ですが、出家をして修行を積んだ限られた人間のみがブッダの道に通じているという上座部仏教的な仏道の構図に対し、大乗仏教では、ブッダになる道は<strong>あらゆる人に開かれていること</strong>を強調します。

『マトリックス』の中でネオは救世主という表現をされていますが、ネオが救世主となっていくプロセスは、「目覚めた人」の誕生プロセスと重なります。過去3部作においては、<strong>上座部仏教的な仏道の構図</strong>と重なるような見え方をしていましたが、『マトリックス レザレクションズ』では、その道が誰にでも開かれているオープンエンドな感じがしました。要は、本作は「誰でもネオになれる可能性があるんだ」という大乗仏教的なメッセージも込められていたように思うんです。

過去の3部作から本作への跳躍は、<strong>上座部仏教から大乗仏教に展開していった仏教の歴史</strong>とも何となく重なります。誰でもブッダになり得るし、また、ブッダになったはずの人がまたマトリックスの中に戻ってきてしまうこともある。ネオがかつてのことを忘れて、気づいたらまたマトリックスの中にすっかり取り込まれてしまっている。でもまた、目覚めることもある。この辺りは、<strong>ループ</strong>というモチーフも関係してきますね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28171659/interview211228_matrix-movie-011.jpg" alt="matrix-movie" width="1920" height="805" class="alignnone size-full wp-image-421104" /><figcaption><strong>©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.</strong></figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──「ループ」と言えば、『マトリックス レザレクションズ』では、「物語に終わりはない」といった繰り返しについての言及もされていました。こちらも仏教での考え方に通じるものなのでしょうか？</strong>

そうですね。これまでの3部作と大きく異なったことは、物語がループしていくところでした。過去の作品からのインサート映像が、今作の中にたくさん入っていますよね。3部作に親しんできたファンとしては、今作を観ること自体がデジャヴュ体験のように感じられました。

ループする物語に関して、ニーチェは「<strong>永劫回帰</strong>」という思想を説きました。時間が無限に続くとするならば、あらゆるかつてあったことはまた繰り返していくんじゃないかというアイデアです。そこから「すべては創造主にコントロールされているに違いない」という発想に向かうこともできますが、仏教では、すべては縁によって起こっていく「<strong>縁起</strong>」という考え方を大切にしています。

よく似た物語のパターンが何度でもリピートするように見えたとしても、じゃあ私たちは、誰かが完璧に記述したプログラムの中で変わらない物語に閉じ込められて生きているのかというと、必ずしもそうではない。似たものがループしているように見えても、まったく同じでもない。それがずれていく、突破されていく可能性も含みながら描かれているのは、仏教的と言えるかもしれません。

また、今作には「行ったり来たり」する往復的な仏教思想も色濃く表現されていたように思います。例えば、般若心経の中では、色即是空と空即是色が対になっています。過去の作品では、「<strong>色即是空</strong>」、つまり、「色」のマトリックス世界から「空」の本当の世界へ向かうベクトルが描かれてきたと思うんです。しかし、今作では「<strong>空即是色</strong>」、つまり、ネオとトリニティーが本当の世界に行きっぱなしじゃなくて、またマトリックス界に戻ってきて、はたらきかける。そのように、「色」界と「空」界を行ったり来たりして運動し続けるというテーマも非常に色濃く見えました。そういう意味でも、本作はシリーズの中で、とりわけ大乗仏教的な意味での仏教の描かれ方がすごく強かった作品ではないかと感じています。

<strong>──過去3部作に続き、本作でも心の解放がキーになっていますが、仏教における「解脱」と比較すると、どのような共通項がありますか？</strong>

仏教における解脱とは、素朴な言い方をすれば、心があらゆる執着から離れて、完全に解放された状態といえるでしょうか。でも、そこを一生懸命に目指していこうとすればするほど、実は心の完全なる解放への扉が逆に閉まってしまうことがある。心の完全なる解放を“求めて”執着してしまうと、最後のドアは決して開かない。

しかし、最後に諦めると……。「<strong>諦める</strong>」という言葉はネガティブな印象があるかもしれませんが、実は仏教においては「<strong>明らかに見る</strong>」という意味を持ち、あらゆる価値判断から離れていることも含みます。つまり、先入観や自分の計らいなしに、ただそこにあるものをそのまま見る。求める気持ちもなく、すべて手放してただただ見るようにすれば、開こうと思わなくても、勝手にドアが開くんでしょうね。これは親鸞が晩年に育んだ「<strong>自然法爾</strong>」の思想にも通じます。

その意味で、解脱とは求めて得るものじゃなくて、やってくるものです。何かを目指して摑んでハッピーということでは決して到達できない「<strong>悟り</strong>」をめぐる構造も、今作には上手に取り入れられているなと思います。
</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162859/interview211228_matrix-movie-07.jpg" alt="matrix-movie" width="1920" height="805" class="alignnone size-full wp-image-421099" /><figcaption><strong>©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.</strong></figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">釈迦牟尼ブッダに重なるトリニティーの選択</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──自由意志と選択のお話もありましたが、本作でティファニー（トリニティー）が、「女性として家庭を求めているのか、自分が家庭を求めているのか」という問いが生まれていたシーンについては、どうご覧になりましたか？</strong>

マトリックス内のティファニーの家族は、夫と妻、または母と子供という現代社会に強く埋め込まれた役割の「<strong>枠</strong>」の象徴として描かれていました。ティファニーが本当の世界に目覚め、「そんな名前で呼ぶな」と言ったシーンが出てきますね。あそこだけを見ると、「ティファニーは家族を捨てた」と言う人もいるかもしれません。

しかし私には、<strong>釈迦牟尼ブッダ</strong>が家族を捨てて出家の道を選んだことと、重なり合って見えました。そこから何を見ていけるかというと、それは、いわゆる「離婚する」とか「絶縁する」ということとも違うのでしょう。妻と夫、親と子、といった枠組みの関係性から離れて、お互いを本当の名前で呼び合って、そこで出会い直すということなのでは、と思うんです。

物語は何度でもリピートするけど、だからといって無力感の中で運命決定論を受け入れなさいということではなく、枠組みに縛られて苦しい時にはそこから抜け出して、何度でも生き直せばいいじゃない、と。繰り返す日常の中で、気づけばマトリックスの中に絡めとられて死にかけてしまっている人間関係があるなら、そのマトリックスをぶち壊して、また新たな人間関係として出会い直せるアナザーチャンスが私たちにはあるんだ、と。そういうメッセージを受け取りました。

<strong>──『マトリックス』は『マトリックス レザレクションズ』も含め、ネオとトリニティーの愛が起こす大きな力が見どころのひとつです。ふたりが揃うことで起きる奇跡について、どのように感じましたか？</strong>

ネオとトリニティーの関係については、いわゆる「男女の愛」として見ることもできますが、よりメタな視点から見ると、たまたまネオが男性の形で、トリニティーが女性の形を取っているだけであって、「<strong>バイナリーとは何か</strong>」という問いとして受け止めました。「ふたりはパートナーなのか」みたいな話でもないじゃないですか。この二人のパートナーシップについては、名前がついていないと思います。

パートナーということで言えば、ティファニーには夫がいるわけですよね。だけど、それが完全にマトリックスとして描かれているのは、本当は人と人というものは誰だってその関係性に名前をつける必要もないような出会い方ができるはずなんじゃないか、というメッセージなのかなと。
</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162903/interview211228_matrix-movie-08.jpg" alt="matrix-movie" width="1920" height="970" class="alignnone size-full wp-image-421100" /><figcaption><strong>©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.</strong></figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">『マトリックス レザレクションズ』が問いかける探求すべきこと</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──魅力を語っていただきましたが、改めて松本さんの視点で、今『マトリックス レザレクションズ』を観ることの意味や面白さを聞かせてください。</strong>

1作目が公開された22年前は、「今、自分の見えている世界以外に世界が存在することなどあり得ないし、これ以外に現実はない」という感覚で生きている人がもっと多かったと思うんです。モーフィアスの言葉を借りれば、抜け出すことが絶望的なほど深くシステムに依存した状態ですね。

しかし今、「確かに自分の見ている世界が現実なのだろうけど、本当にこんな現実を自分は望んでいたんだろうか？　何かもっと他の形もありうるんじゃないか？　なぜこんな世界を生きなければならないのか？」という疑問を持つ人が、確実に増えていると感じています。それでもなお、そこから本気で抜け出そうとするまでの勇気はなかなか持てない。今作では、そうした人たちが「<strong>シープル</strong>（sheep+people＝自由よりも慰めを望む、飼いならされたマトリックス界の住人）」として描かれています。

今、私たちがはまり込んでいるマトリックス世界──要は2021年の現代社会ですが、それに対して疑問を持つ人が確実に増えていながらも、彼らをシープルとして飼い慣らすことに成功している理由の一つは、人々を「<strong>短期思考</strong>」に引っ張る力学が狡猾に利用されていることにあると思います。

私たちの手元にはいつもスマホがあり、すぐ目の前のことにアテンションが奪われてしまって、深く考える機会が奪われています。「<strong>本当に私たちはこんな世界を生きるしかないのか？</strong>」という根本的な問いに向き合えずに、忙しい日常に引っ張られて短期思考に陥っている。22年前と比べると、私たちの心の中の違和感は増大しながらも、管理する側のマトリックス側のテクニックも巧妙になってきているため、私たちは相変わらず首輪をつながれているんです。

現代でお坊さんをやっている意味は、悩みに答えを出すことではなくて、<strong>深い問いを共有すること</strong>だと思っています。今、誰もが心の奥底で温めている深い問いを、もっと真剣に探究してみてもいいんじゃないか。そんなお手伝いができればいいと思っているんです。劇中でも言われたような「あまりにも完璧で、まるで偽物のような」世界がいよいよ完成に近づく時代だからこそ、それが自己崩壊を起こすタイミングも遠くないかもしれない。今こそ、大きな変化への感度を上げていきたいですね。
</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162855/interview211228_matrix-movie-06.jpg" alt="matrix-movie" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-421098" /><figcaption><strong>©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.</strong></figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>映画『マトリックス レザレクションズ』本予告 2021年12月17日（金）公開</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/8PwqzRR3Oo0" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>取材・文：<a href="https://twitter.com/akayamap?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>赤山恭子</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">PROFILE</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162837/interview211228_matrix-movie-03.jpeg" alt="matrix-movie" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-421095" /></div>
<p class="name">松本紹圭（まつもとしょうけい）</p>
<p class="text">1979年北海道生まれ。現代仏教僧（Contemporary Buddhist）。世界経済フォーラム（ダボス会議）Young Global Leader、Global Future Council Member。武蔵野大学客員准教授。東京大学文学部哲学科卒。2010年、ロータリー財団国際親善奨学生としてインド商科大学院（ISB）でMBA取得。2012年、住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」を開講し、以来9年間で700名以上の宗派や地域を超えた宗教者の卒業生を輩出。著書『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』（ディスカヴァートゥエンティワン社、世界17ヶ国語以上で翻訳出版）他。noteマガジン「松本紹圭の方丈庵」発行。ポッドキャスト「Temple Morning Radio」は平日朝6時に配信中。邦訳書『グッド・アンセスター　私たちは「よき祖先」になれるか』（あすなろ書房）2021年9月発売。
</p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2021/12/28162822/interview211228_matrix-movie-01.jpg" alt="matrix-movie" width="1726" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-421093" /><figcaption><strong>©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.</strong></figcaption>
</figure></div>
<p class="name">マトリックス レザレクションズ</p>
<p class="text">大ヒット上映中！
原題：『THE MATRIX RESURRECTIONS』
監督：ラナ・ウォシャウスキー
出演：キアヌ・リーブス、キャリー＝アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世、プリヤンカ・チョープラー・ジョナス、ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティーナ・リッチ
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