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<title>Qetic - 時代に口髭を生やすニュースメディア”けてぃっく”</title>
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<description>ニュースメディア Qetic（けてぃっく）では、音楽、映画、芸能、アート、ファッション、グルメ、アプリ、コラム、アニメなど、最新トレンドから今ネットで話題のゴシップまであらゆるエンタメ・カルチャー情報をお届けします。</description>
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		<title>キャンプから広がる日台バンド交流の輪？宇宙人（Cosmos People）とCzecho No Republicにインタビュー！</title>
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		<pubDate>Wed, 18 Sep 2024 09:00:49 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Qetic編集部]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>拠点である台湾のインディー・シーンのトップランナーとして10年以上活躍し、ここ日本でも渋谷・WWW Xでのワンマン公演や＜SUMMER SONIC＞への出演を成功させるなど、ますます活動の幅を広げている3人組バンド・宇宙 [&hellip;]</p>
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<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1280" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/10/13205420/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" decoding="async" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>拠点である台湾のインディー・シーンのトップランナーとして10年以上活躍し、ここ日本でも渋谷・WWW Xでのワンマン公演や＜SUMMER SONIC＞への出演を成功させるなど、ますます活動の幅を広げている3人組バンド・<strong>宇宙人</strong>（<strong>Cosmos People</strong>）。そのフロントマンである<strong>小玉</strong>によるキャンプ番組『<a href="https://www.youtube.com/@Lets_Camping2024/videos"><b><u>Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?</u></b></a>』はご存じだろうか？　公式YouTubeチャンネルにて公開されている当番組は全編日本でのロケ、さらに日本語によるフルナレーション＆字幕。キャンプ初心者の小玉が毎回ゲストを招き、熟練のキャンパーの力も借りながら交流を深めていく内容となっている。</p>

<p>そんな『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』で初の日本人ゲストとして招かれたのが<strong>Czecho No Republic</strong>の<strong>武井優心</strong>と<strong>タカハシマイ</strong>。二組のキャンプの様子は既にYouTubeチャンネルにて公開されているのでぜひご覧いただいきたいのだが、その縁もあって台湾の「苗栗通霄飛牛牧場キャンプ場」にて9月28日（土）と29日（日）に開催される『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』主催フェスにて共演することが決定した。</p>

<p>他にも『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』に出演したアーティストが続々と出演し、まさにキャンプが繋いだ輪によるイベントとなる。今回は番組で共演を果たした宇宙人（Cosmos People）の小玉とCzecho No Republicの武井優心とタカハシマイが登場。番組プロデューサーのアーリャンも交え、当日の番組ロケの様子から開催を控える台湾でのフェスに向けて自由に語ってもらった。</p></div>

<h2 class="fade-up">対談：
宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic</h2>

<div class="img-box fade-up" ><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/09/13205030/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic9.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-463695" /><figcaption>小玉（宇宙人）</figcaption>
</figure></div>

<div class="full-img-v fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/09/13205115/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic1.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1830" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-463703" /><figcaption>武井優心（Czecho No Republic）</figcaption>
</figure></div>

<div class="full-img-v fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/09/13205109/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic2.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1830" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-463702" /><figcaption>タカハシマイ（Czecho No Republic）</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>共演について伺う前に、まずは小玉さんがメインパーソナリティーを務めるYouTube番組『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』について教えてください。</strong></p>

<p><strong>アーリャン</strong>（番組プロデューサー）：『Let’s Camping 一緒にキャンプ行かない?』はキャンプ初心者の小玉が様々なゲストと共にキャンプを学び、最終的にソロキャンプを行うようになるまでを追ったロケ番組です。ロケは全て日本で字幕も日本語、またキャンプの指導役として長野修平さん（※ネイチャークラフト作家／アウトドア料理人）をお呼びしております。ただ、それだけだと普通のキャンプ番組と変わらないので、その中に音楽の要素を入れています。</p>

<p><strong>小玉</strong>：ちょうど半年前、「キャンプしてみたいなぁ」と思っていた時に新番組のお話をいただいたのですごく嬉しかったです。ただ僕はキャンプ未経験だし、最初からソロキャンプは怖いので、その前にCzecho No Republicをはじめとしたゲストと打ち解けるような構成の番組になりました。</p>

<p><strong>様々なゲストを番組に呼ぶ中で、満を持して迎えられた初の日本人アーティストがCzecho No Republicなのはなぜだったのでしょうか？</strong></p>

<p><strong>アーリャン</strong>：最初は番組通訳の方に紹介していただいたんです。彼がタカハシマイさんと知り合いで、その縁もあって出演オファーをしました。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：誘ってもらった時はすごい嬉しかったです。というのも、Czecho No Republicってキャンプっぽいバンドじゃないですか？　ただ、僕は自発的にキャンプをしたことはなくて、友達に連れて行ってもらった時にだけ責任を押し付けて遊ぶって感じで（笑）。なので、今回のオファーは嬉しい抜擢ですよね。</p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：私もこれまでキャンプをしたことはあったんですけど、いつもキャンパーの友達に便乗して遊ばせてもらうだけなんですよ（笑）。なので本格的に誘ってもらえたのは嬉しかったです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/09/13205104/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic3.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-463701" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>小玉</strong>：ちなみに、番組は既に観ていただけましたか……？</p>

<p><strong>武井優心</strong>：もちろん観ました！　当日はすごくのんびりした撮影だったので「どんな番組になるんだろう？」って思ってたんですけど、出来上がった映像がとても綺麗で。それと日本語のナレーションも面白かったです。</p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：私たちが撮られているかどうかわからない状況が結構あったんですよ（笑）。日本だったら3・2・1ってカウントして撮影を始めると思うんですけど、プロデューサーのアーリャンさんはすごく自然にカメラを回してて。それがキャンプの自然体で楽しむ雰囲気とマッチしてましたね。</p>

<p><strong>小玉＆アーリャン</strong>：ありがとうございます！</p>

<p><strong>番組では奥多摩の「自然人村」で一晩キャンプをした様子が収録されています。火おこしからディナーの調理まで、共に作業した時間はいかがでしたか？</strong></p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：お互いがお互いを知らない状態でキャンプをしたことがなかったので、最初はちょっと緊張してる感じの空気感が漂ってたんですけど、奥多摩の自然がすごい綺麗で癒されるし、すぐに打ち解けましたね。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：というか、ほとんど台湾チームにやってもらっちゃって。結局甘えてばっかりでしたね。</p>

<p><strong>小玉</strong>：でも、みんなでナイフを使って火おこしをしてる時間はリラックスできました。それこそ緊張の糸がほぐれた瞬間というか、夜が近づくにつれて親密になっていきましたね。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：小玉さんは火をおこすのが上手なんですよ。僕らはナイフを使うのすら初めてだったので、そこで丁寧に教えてもらいましたね。</p>

<p><strong>小玉</strong>：最初の頃はすごい下手だったんですけど、ロケを繰り返す中でナイフを使って火を起こすのが段々楽しくなってきて。大事なのは成功とか失敗じゃなくて、「火をおこす」って行為自体を楽しむことだと気づいたんです。それがロケの中で見つけたキャンプの醍醐味ですね。</p></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/09/13205057/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic4.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-463700" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/09/13205050/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic5.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-463699" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>番組ではお互いの歌を聞く時間もありましたよね。</strong></p>

<p><strong>小玉</strong>：CDでCzecho No Republicを聞いていた通りの、本当に素晴らしい歌声でした。服装も相まって、二人が森の妖精みたいに見えたんです（笑）。ロケの途中にみんなで横並びになって橋を渡るシーンがあったんですけど、（となりの）トトロみたいでした。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：音源で宇宙人の曲を聞いてる時よりもダイレクトに感情が伝わってきましたね。弾き語りのあったかさとか、歌声の素晴らしさとか、あとアコギも小さくて鳴りが可愛くて、絶妙な空気感でした。</p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：Czecho No Republicにはあまりないコード進行の美しさが小玉さんの歌にはありますよね。</p>

<p><strong>小玉</strong>：ありがとうございます。いつも喋るように歌ってるので、素朴な響きになるんだと思います。何より、奥多摩の大自然のおかげで気持ちよく歌えました。ロケで日本には何回か訪れているんですけど、毎回リフレッシュできるし、テントの中で作った曲もあります。</p>

<p><strong>宇宙人とCzecho No Republic、それぞれの作品で共感するポイントはありますか？</strong></p>

<p><strong>武井優心</strong>：宇宙人はアレンジがよく練られていて、小玉さんが全部自分でやってるのかどうかが気になりました。ロケで直接会った時は恥ずかしくて聞けなかったんですけど……。</p>

<p><strong>小玉</strong>：そうですね、8〜9割は自分で作ってます。そのあとメンバーに共有して、話し合ってからレコーディングに入ります。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：僕も宅録で一回作りきっちゃって、それからメンバーに投げて擦り合わせます。なので結構近い方法ですね。</p></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>Ep.06 初の日本バンドのゲスト登場！音楽で言葉の壁を越えるキャンプ！ feat. Czecho No Republic | Let's camping 一緒にキャンプ行かない？</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/2zjRwq6t7h4?si=MBV3uQuJFa2z3kD0" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ここからは9月28日（土）と29日（日）に台湾の「苗栗通霄飛牛牧場キャンプ場」で開催される『Let's Camping 一緒にキャンプ行かない?』による音楽フェスについても伺いたいです。どのようなイベントなのでしょうか？</strong></p>

<p><strong>アーリャン</strong>：これまで番組に出てくれたアーティストによるキャンプイン型のフェスになります。『 一緒にキャンプ行かない?』を観てくれた人に来てもらって、一緒にキャンプを楽しんで、ライブや番組が終わった後もキャンプに行き続けてもらうのが今回の目的です。</p>

<p><strong>小玉</strong>：宇宙人は2日目に、バンドセットで出演する予定です。とにかくロケーションが素晴らしいですし、ムードを重視した演奏にしたいですね。しかもラインナップはダンサブルなバンドとアコースティックで聞かせる人が交互に出演するようになっていて、それがどんな影響を与えるのか楽しみです。</p>

<p><strong>Czecho No Republicは初日に出演します。台湾でのライブは久しぶりですよね？</strong></p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：そうですね。2017年に＜No Fear Festival＞に出演させていただいて、翌年の2018年に台北でワンマンライブを開催しました。それ以来の台湾でのライブになります。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：＜No Fear Festival＞は日本からもアーティストが多く参加していて、ジャンルレスなイベントだった記憶があります。SEX MACHINEGUNSとかAKB48のメンバーの方もいたよね？</p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：そうそう。日本人のアーティストたちが歓迎されているのを感じました。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：その時は自分たちのできる全力をひたすらやるだけって感じで、台湾のお客さんにその感触が伝わっていったのを覚えています。</p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：山の中でキャンプをしつつライブをする、しかも台湾で、っていう。自然も味方してくれるだろうし、一体感が生まれそうな日になる気がしています。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：そもそも、今年の夏は制作でスタジオに籠っていたので、気温の高い野外でライブをするのが久しぶりなんです。死ぬかもしれない（笑）。</p></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C_QdEXfvWw5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C_QdEXfvWw5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank" rel="noopener noreferrer"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C_QdEXfvWw5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Let&#39;s Camping 一緒にキャンプ行かない？來去露營吧 ∆(@lets_camping2024)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote>
<script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>韓国のヒョゴ（HYUKOH）と台湾の落日飛車 / Sunset Rollercoasterがコラボレーションをしたり、88risingが＜Coachella＞で特別ステージをキュレーションするなど、東アジア全体での協働がトレンドになっています。宇宙人とCzecho No Republicで一緒に作品を作るなどのヴィジョンはありますか？</strong>

<p><strong>小玉</strong>：とても良い流れだと思います。僕は子どもの頃からとにかく海外に行ってみたくて、バンドを始めてからようやく色々な国を訪れることができたんです。バンド同士がコラボレーションをすればより広い世界にいけるだろうと思ってます。</p>

<p><strong>タカハシマイ</strong>：キャンプをした時に「コラボしたいね！」って声をかけてくれましたよね？　楽しみです！</p>

<p><strong>最後に、みなさんの今後のプランを教えてください。</strong></p>

<p><strong>小玉</strong>：宇宙人は今年の夏に渋谷・WWW Xでワンマンライブを開催しました。これからも来日公演があるかもしれないですし、日本向けの曲も作っていく予定です。あとは、目指せ武道館！って感じですね（笑）。</p>

<p><strong>武井優心</strong>：Czecho No Republicは今年レコーディングしたものがドカッと出る予定なのと、来年の結成15周年に向けてギアを入れ替えていきたいですね。しばらく曲を出していない時期が続いたので、ネクストモードでいきたいなって感じです。</p>

<p>タカハシマイ：15周年ではこれまで行けなかった場所も細かく回りたいですね。すごく楽しみです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/09/13205040/interview2409-cosmos-people-czecho-no-republic7.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1373" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-463697" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview&Text：<a href="https://www.instagram.com/shiromikeisnicecat/"><u>Qetic</u></a></p>
</div>

<a href="https://cosmospeople.jimdofree.com/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">宇宙人（Cosmos People）</a><a href="https://www.instagram.com/czechonorepublic/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">Czecho No Republic</a>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/10/13211840/3ba6b424ff6daf959aba6195a3f45c15.jpg" alt="宇宙人(Cosmos People)×Czecho No Republic" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-463705" /></div>

<p class="name">Let’s Camping 來去露營吧音樂會</p>
<p class="text">2024/9/28 ~ 2024/9/29
台湾・苗栗通霄飛牛牧場キャンプ場
LINEUP：
LÜCY @_lucyliao_
鶴The Crane @theqrane
YABE @yabe0929
daisuke katayama @daisukekatayama_official
Kantaro(かんたろう) @kantaro_porion
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旺福 小民 @wonfu_min
福夢 FUMON @fumonofficial
Czecho No Republic @czechonorepublic
宇宙人 @cosmospeople_official</p>
<a href="https://linktr.ee/lets_camping2024" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
</div>



<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/peavis-usubakei-240616/461581/</guid>
		<title>【対談】PEAVIS × 薄場圭｜2024年の「僕とお父さんについて」</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/peavis-usubakei-240616/461581/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/peavis-usubakei-240616/461581/#respond</comments>
		<pubDate>Sun, 16 Jun 2024 09:00:39 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Qetic編集部]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>福岡を拠点に活動するラッパーのPEAVISが最新MV“Family”を公開した。本作はPEAVISの実の父、そして義理の父の二人の父親について綴った楽曲だ。これを記念して、Qeticではヒップホップをテーマにしたマンガ『スーパースターを唄って。』の著者である薄場圭との対談を企画。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1280" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/14192019/interview240616-peavis-usubakei14-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="PEAVIS × 薄場圭" decoding="async" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>福岡を拠点に活動するラッパーの<strong>PEAVIS</strong>が最新MV“<strong>Family</strong>”を公開した。本作はPEAVISの実の父、そして義理の父の二人の父親について綴った楽曲だ。</p>

<p>これを記念して、Qeticではヒップホップをテーマにしたマンガ『<strong>スーパースターを唄って。</strong>』の著者である<strong>薄場圭</strong>との対談を企画。“Family”と薄場の読み切り作品『僕とお父さんについて』の話題を軸に、現代のヒップホップシーンのバックボーンにある社会や感覚についても話してもらった。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>PEAVIS - Family (Official Video)
Directed by AKAIN HIROKI</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/E0u9O9pZXqs?si=jgr2G1L0_-oy2Mqt" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<h2 class="fade-up">対談
PEAVIS×薄場圭</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173716/interview240616-peavis-usubakei4.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-461590" /><figcaption>写真左）薄場圭／写真右）PEAVIS</figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">“これ俺の話やん”と思った</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>PEAVIS</strong>：自分が薄場くんを知ったのはジャンプ＋に掲載された『僕とお父さんについて』という読み切りです。偶然知ってなんとなく読んでみたら、「これ俺の話やん」と思ったんです。自分にも血のつながってない父がいて。コミュニケーションのぎこちなさとかはすごく共感できました。</p>

<p><strong>──どんなポイントで共感できたんですか？</strong></p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：ある日突然知らない男の人がいきなり家に来て「お父さんです」と言われる違和感の表現ですね。「サッカーしよう」とか「キャッチボールしよう」みたいなこと言われるけど、こっちからすると結構きつい。あの感じは超リアルでしたね。そこから少しずつ距離が近くなり、家族としてお互いを受け入れていく感じがすごく良かったです。それでSNSで薄場くんとつながって、連絡を取る中で以前リリースした“ガラスの地球”のジャケも描いてもらったんです。手塚治虫さんの著書「ガラスの地球を救え: 二十一世紀の君たちへ」からインスピレーションを受けた楽曲だったので、漫画家の人にジャケを描いてもらいたいと思い、コンタクトを取りました。</p>

<p><strong>薄場圭</strong>（以下、<strong>薄場</strong>）：俺からするとありがたいとしか言えないし、本当に嬉しかったんですよ。ジャケットの仕事をいただいた時にZoomでミーティングしたんです。そこでチラッと「ラッパーのマンガ描いてます」とお伝えしたら、「すごくいいね。楽しみです。」と言ってくださったのを覚えてますね。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：デモを編集者に持ち込んでるって言ってたよね。</p>

<p><strong>薄場</strong>：デモというかネームですね（笑）。</p></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173701/interview240616-peavis-usubakei7.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="2880" class="alignnone size-full wp-image-461587" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173744/interview240616-peavis-usubakei6-1.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="2880" class="alignnone size-full wp-image-461594" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──それが『スーパースターを唄って。（以下、スーパースター）』？</strong></p>

<p><strong>薄場</strong>：はい。今の担当編集の方が編集部に（連載を）掛け合ってくれてる段階でした。でもなかなか通んなくて。結局連載が決まるまで2年くらいかかりました。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：そうそう。でも始まったら話題になって、月刊誌から週刊誌に移籍していくどんどん広がっていく過程を見れたのはアツかった。薄場くんのマンガはペインの強度がすごい。『ONE PIECE』で言ったらオハラがバスターコールくらって、ニコ・ロビンがガチくらっちゃってるレベルのをぶち込んでくる（笑）。</p>

<p><strong>薄場</strong>：『ONE PIECE』で例えていただけるのは光栄です（笑）。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：薄場くんはリアルな痛みはもちろん、いろんな人の気持ちというか心の痛みも感じられる人なんだなって思う。それは短編の頃から思ってた。</p>

<p><strong>薄場</strong>：俺もPEAVISさんの作品を聴いて、同じことを感じていました。創作の根っこに痛みがあるというか。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：人生の暗い側面を描きつつ、同時にそこにある光も感じさせるって意味ではお互い表現したいところが似てるのかもしれないね。</p>

<p><strong>薄場</strong>：そう言っていただけるとすごく励みになります……。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173639/interview240616-peavis-usubakei12.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-461582" /></div>

<h2 class="fade-up">父との関係をこんなふうに改善できるとは思ってなかった</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──PEAVISさんの最新アルバム『The Blooms Album (Deluxe) 』に収録された“Family”は、薄場さんの『僕とお父さんについて』に通じる内容ですね。</strong></p>

<p><strong>薄場</strong>：実は“Family”で歌ってる内容は、以前にPEAVISさんから直接伺ってたんです。話を聞いた上で、曲を聴くとさらに感情的な部分も理解できた気がしました。</p>

<p><strong>──“Family”のリリックはかなり重要なテーマだと思いました。なぜこのタイミングで書いたんですか？</strong></p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：実の父に関することは、ずっと抱えてきたものでもあり、最近母親から真実を聞かされた自分的に新しいトピックでもあるんです。実の父のことについて尋ねても、ずっと「死んだ」と言われてました。小学校低学年の頃に自分には父親がいないということに気づいて、実の父親のことを何も知らないことがコンプレックスとして心の奥にありました。当時は母に実の父のことを質問すると毎回キレられてました。うまく言えないけど、実の父の存在は自分の中でずっと抜け落ちた情報だったんです。そしたら、30歳の誕生日ぐらいに彼女と母と3人でご飯食べてる時に、母が唐突にそのことを話し出したんです。</p>

<p><strong>薄場</strong>：お母さんから実のお父さんの話を聞いた時、PEAVISさんはどんな感覚だったんですか？</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：嬉しかったよ。幼い頃から抱えてきた自分の問題でもあったから。実の父はもう亡くなってて、詳細は言えないけど、まあリリックの通りなんですよ。どんな人でどんな人生を歩んできたのかを知れただけで、どこか温かい気持ちになりましたね。母としては僕が若い頃に実の父の話を知ったら、父親を追いかけて悪い道に行ってしまうのではないかって危惧があったみたい。それも実際に聞けて納得できました。実の父親が本当は自分と暮らしたがっていて、母が無理矢理引き離したみたいです。母も父も自分を想っての行動だったということ。捨てられたことじゃないということがわかって救われました。</p>

<p><strong>薄場</strong>：“Family“を今のお父さんに聴いてもらったってお話しされてましたよね？</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：うん。ワクチンを打ったその日に急に倒れちゃって、今も通院してるんです。それもあって“Family”を書こうと思ったんだよね。正直若い頃は、今の父のことが嫌いだった。しょっちゅう殴られてたし（笑）。でも年取ってだんだん普通に話せるようになってきてたんですよ。この曲って、実の父親のことも赤裸々に話しているし、「お父さんありがとう」みたいな内容だから、「複雑な気持ちにならないか」って思ったけど妹にデモを送って。病室で聴いてもらったら照れくさそうにしてたって言ってました。</p>

<p><strong>薄場</strong>：すげー良い話ですね。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：なんかね。まさか父との関係をこんなふうに改善できるとは思ってなかった。年取るのも悪くないなって感じたね。</p>

<p><strong>薄場</strong>：《大きかった背中／今は小さく見える》ってリリックがいいですよね。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：なんか照れるな……（笑）。父はMVの最後に背中だけ出演してもらってるんでみんなチェックしてほしいです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173651/interview240616-peavis-usubakei9.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-461585" /></div>

<h2 class="fade-up">みんなどっかでペインから生まれる光を求めてる</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お二人にとって創作は日常的な行為だと思いますが、自分からすると0を1にするのはとても難しいように感じます。それぞれどのように制作と向き合ってるんですか？</strong></p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：どうだろうな……？　自分は今日体験したことを明日リリックに書くみたいなタイプなんです。だからどの曲もダイレクトな感情がそのまま歌詞になってる。今回のEP／アルバムに収録された曲はだいたい一昨年〜去年くらいの出来事が中心ですね。</p>

<p><strong>薄場</strong>：『The Blooms Album (Deluxe) 』はペインと光が行ったり来たりする内容だと思ったんですけど、そこも意識的なんですか？</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：いや、曲を作ってる時は考えてないね。ラップ自体はオートマティックに書けちゃうから。曲が揃った段階で自分で書いたリリックを読み返して、ペインも光も感じてることに気づいて、そこから花を咲かせるみたいなニュアンスを込めて「Blooms」って言葉が出てきたんだよね。アルバムのテーマとか曲順とかは後付けが多いかも。そういう意味ではマンガのほうが緻密な感じもする。</p>

<p><strong>薄場</strong>：俺の場合も「0を1にする」みたいな高尚な行為ではないですよ。完璧に作り込む先生もいらっしゃいます。キャラクターの立ち位置、ヘイトコントロール、物語の伏線みたいなことを完全に把握して描かれてる。でも自分の創作はPEAVISさんに近いです。描きたいように描いてる。最近『スーパースターを唄って。』はよく「社会問題を〜」みたく言っていただくことが多いんですが、自分的には全然そういうことを考えてなかったりもします（笑）。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：描きたいことを描いた結果、「社会問題」をトピックとして扱っている作品みたいに言われるようになった的な？</p>

<p><strong>薄場</strong>：はい。それこそ『NARUTO -ナルト-』はファンタジーの世界だけどペインの強度がすごいと思うし、『ONE PIECE』で海に出てる人たちも、痛みを抱えてるキャラクターが多い。ファンタジーではあるけど、出てくるキャラクターと似た境遇で共感してる人も多いと思います。</p>

<strong>──自分は『ONE PIECE』を読んだことがないんですが、そんな話なんですか？</strong></p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：絶対読んだほうが良いですよ（笑）。</p>

<p><strong>薄場</strong>：読むべきっすね。フィクションだから楽しめるぶっ飛んだアウトローな世界というか。同じことをリアルな設定で描いたら怒っちゃう人とか出てくると思う。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：でも根本にあるペインはフィクションとも言い切れないよね。</p>

<p><strong>薄場</strong>：だからあんなに人気あるんだと思います。みんなどっかでペインとそこから生まれる光を求めてる気がします。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：薄場くんが描いてるラッパーの世界だって全然現実にあるっすもん。働いてた会社をヤクザが経営してて、ほぼパシリみたいな扱い受けてるとか。</p>

<p><strong>薄場</strong>：漫画には描けないことも多いけど、そこにあるペインの強度だけはきちんと描くことは意識してます。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：でも『スーパースター』は薄場くん的には少年マンガなんだよね？</p>

<p><strong>薄場</strong>：そのつもりで描いてます。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173711/interview240616-peavis-usubakei5.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-461589" /></div>

<h2 class="fade-up">大人が思ってるよりも今の20代には貧しい子が多くてそれが普通</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──薄場さんの考える少年マンガの定義とはなんですか？</strong></p>

<p><strong>薄場</strong>：定義ってことで言っちゃうと『スーパースター』は青年マンガなんです（笑）。これは俺の定義だから異論はあると思うし、曖昧なんですけど、少年マンガは根っからかっこいいやつ、つまりヒーローが主人公なんです。でも青年マンガは自己矛盾を抱えたヒーローになりたいやつが主人公の話かなと思ってます。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：めっちゃわかりやすい（笑）。そういう意味だと、いわゆるラップスタアと言われてる人は少年マンガの要素も青年マンガの要素も持ち合わせてる気がするな。これまでヒップホップをトピックにしたマンガはいくつかあったけど、ナレッジ系が多くて、こういうヒップホップのリアルな痛みに触れた作品は『スーパースター』が初めてだと思う。やっぱ改めてヒップホップが日本に馴染んできてると思うんですよね。薄場くんの世代だから描けたっていうのは絶対にあると思う。</p>

<p><strong>──日本のヒップホップは80年代から始まって、暗中模索の90年代〜00年代を経て、10年代〜現代で完全に定着した感があります。その背景には日本社会がどんどん貧しくなってきて、社会への不信感が極限まで増大したことも関係していると思います。</strong></p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：それはありますね。薄場くんは僕よりちょっと下の世代ですけど、すでに僕の段階で「世の中終わってる」って感覚は当たり前でした。政治家は嘘つきだし、お金がないのも当たり前。それが前提なんです。たぶん上の世代の方にもそういう感覚はあったと思うけど、平成生まれの僕らはもっと当たり前に突きつけられてる。そこは決定的に違うと思います。</p>

<p><strong>薄場</strong>：そうですね。世の中にあんまり期待してない。だから絶望もしない。あとやっぱインターネットがでかいと思うんですよ。昔だったらリアルに友達に会ってあれこれ話したり、違う価値観と交わることも多かったと思うけど、俺らは思春期ですでにインターネットがめちゃくちゃ発達してたから、近しいコミュニティを見つけたら、どんどんそこにハマりこんでいく。それは専門性というより、偏りって言ったほうがニュアンス的に近い。だから「みんな仲良く」って感じにはなりづらい。「あの人は考え方違うよね」って良くも悪くもドライに割り切っちゃう感じ。ちょっと冷たいくらい。でも、逆に同調圧力はちょっと弱まってる感じがします。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：あー、「みんな好きにしてていいんじゃん」みたいな。でもいわゆる世の中で言われてる多様性のポジティブさともちょっと違う。この前、ラッパーになりたい若い子とちょっと話したんです。その子は建設会社でバイトしてて、月に28日出勤して、朝から晩まで働いてるのに給料11万なんですよ。しかも社長の誕生月は高級ブランドのバッグを買うために全員の給料から6万も天引きされて手取り5万だったって。5万じゃ生活できないじゃないですか。しかもその会社はヤクザが関係してるらしくて辞めることもできないんです。</p>

<p><strong>薄場</strong>：大変ですね。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：その子、まだ20くらいなんですよ。片親らしくて。「辞めたいです」って言ったら先輩に「お前の母ちゃんどうなるかわかってるだろ」って脅される。普通に両親がいて、当たり前に高校行けて、大学に行けてみたいな人がいる一方で、そういう境遇の子もいて、別に極端な例じゃないっていう。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173643/interview240616-peavis-usubakei11.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-461583" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──その話を聞くとWatsonやguca owl、7が支持される理由もわかりますね。</strong></p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：みんな普通に共感してるんだと思います。</p>

<p><strong>薄場</strong>：そういう境遇があることは前提なんですよね。Watsonさんもドライじゃないですか。貧しさを嘆き悲しむとかじゃなくおもろい話にも聞こえる。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：確かに客観的だよね。大人が思ってるよりも今の20代には貧しい子が多いから、日本でもアメリカみたいにヒップホップが馴染んできてるんだと思う。ちなみに薄場くんが『スーパースター』のメインの登場人物の年齢を10代にしたのは、何でなの？　</p>

<p><strong>薄場</strong>：あれはあんまり伝わらなかったんですけど、民法で成年が20歳から18歳に引き下げられたじゃないですか。主人公の雪人は17歳なんです。ドラッグを売っててもまだ少年犯罪なんです。でも18歳になると扱いが変わってくる。そこが岐路になるようにしたかったんです。そしたら全体の年齢層が下がったっていう。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：確かに25歳の売人がラッパーを目指す話だと生々しすぎるもんね（笑）。</p>

<p><strong>薄場</strong>：（笑）。少年マンガを描きたいって気持ちがあったのと、構想段階でLEXさんが登場したのも自分的にはデカかったんです。あと俺、WILYWNKAさんがめっちゃ好きで。16〜17くらいで“STUPID 6 CORE”をもうやってたっていうのも影響してますね。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：初めてタカちゃん（WILYWNKA）と会った時はたぶんまだ14〜15歳だったと思う（笑）。自分もそれくらいからストリートにいましたね。ラッパーの優等生はだいたいそれくらいからラップを始めてる気がするから間違いないと思うよ。</p>

<p><strong>薄場</strong>：今日こうして対談させていただいて、改めて思ったのは、無責任に痛みや希望を描かないってことですね。ラッパーの方たちはリアルを歌っているけど、自分が描いてるのはフィクションなので、だからこそしっかりと向き合うべきだと思いました。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：やっぱツラいシーンを描くのはツラい？</p>

<p><strong>薄場</strong>：ですね。そういうとこを描いてる時は、いつもめっちゃ嫌な気持ちになってます……。だからといって描かないわけにもいかないので。</p>

<p><strong>PEAVIS</strong>：薄場くんの根本にその感覚があるから、僕は『僕とお父さんについて』でフィールできたし、こうして対談することもできたんだと思う。</p>

<p><strong>──最後に、同じ境遇やペインを抱えている人たちへ向けてメッセージはありますか。</strong></p>

<p><strong>PEAVIS</strong>:自分よりもっと過酷な環境の人もたくさんいると思うけど、自分がラップを見つけたように、その辛い過去すらも力に変えれる、自分にしかないものが一つでも見つかると人生が楽しくなると思います。今の父親とピースに話ができる世界線が来るとは思わなかったし、人生何があるかわからないですね。難しいけど、どんな状況でも卑屈にならず、差し込む光を見落とさないように、前を向いて歩み続けたいと思います。</p>

<p><strong>薄場</strong>：自分はしんどい時フィクションの世界に逃げてたので、自分が描いてるのも誰かにとってのそれになれば嬉しいです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173647/interview240616-peavis-usubakei10.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-461584" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：<a href="https://twitter.com/djsexy2000" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>宮崎敬太</u></a>
Photo：<a href="https://www.instagram.com/takaoiwasawa/"><u>岩澤高雄</u></a>
撮影協力：<a href="https://www.instagram.com/stacks_bookstore/"><u>stacks bookstore</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/12162739/music240612-peavis3.jpg" alt="PEAVIS" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-461555" /></div>

<p class="name"><a href="http://<a href="https://youtu.be/E0u9O9pZXqs"><u>PEAVIS - Family (Official Video)
Directed by AKAIN HIROKI</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173725/interview240616-peavis-usubakei2.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-461592" /></div>

<p class="name">PEAVIS</p>
<p class="text">神戸出身、福岡を拠点に活動するラッパー。 10代の頃から音楽活動を始め、2015年にYELLADIGOSを結成。
グループでの活動を経て、 2018年にソロ活動を開始。以後、孫GONGや田我流、鎮座DOPENESS等のHIP HOP勢に止まらず、YonYonやkiki vivi lily、黒田卓也、Shin Sakiuraなどジャンルを超えた様々なコラボレーショ ンを行い大きなプロップスを得る。
2ndアルバム『PORTRA¥AL』に収録された楽曲「ガラスの地球」では手塚治虫のエッセイ集『ガラスの地球を救え』からインスパイアを受け制作、そしてリリースを機に手塚るみ子との対談や手塚治虫記念館でのMV撮影が実現するなど、その活動は多岐に渡る。 
どんなビートも乗りこなすラップスキルとエモーショナルかつその場を明るくする音楽性、独特なタトゥーやファッションにも注目が集まる。
「Peace & Unity」を掲げ、この時代に必要なメッセージを伝え続けている。 
<a href="https://peavis.bitfan.id/">公式HP</a>｜<a href="https://www.instagram.com/peavis_yld/">Instagram</a>｜<a href="https://twitter.com/PEAVIS_YLD">X</a>｜<a href="https://soundcloud.com/user-31824214">SoundCloud</a>｜<a href="https://www.youtube.com/@PEAVISOfficial">YouTube</a></p>

<div class="separator"></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/14192024/interview240616-peavis-usubakei13.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="2720" class="alignnone size-full wp-image-461654" /><figcaption>『スーパースターを唄って。』</figcaption>
</figure></div>

<p class="name">薄場圭</p>
<p class="text">1998年、大阪府生まれ。漫画家。『飛べない鳥達』で第84回新人コミック大賞＜青年部門＞佳作を受賞。「月刊！スピリッツ」2020年3月号にて『君の背に青を想う。』でデビュー。現在連載中の『スーパースターを唄って。』が初連載。
<a href="https://www.instagram.com/kei_usuba/">Instagram</a>｜<a href="https://x.com/usubane_">X</a></p>

<div class="separator"></div>

<a href="https://qetic.jp/?attachment_id=461593" rel="attachment wp-att-461593"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/06/13173730/interview240616-peavis-usubakei1.jpg" alt="PEAVIS × 薄場圭" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-461593" /></a>

<p class="name">The Blooms Album(Deluxe)</p>
<p class="text">CD発売日:2024年6月28日(金)[*6月12日（水）より予約開始]
PEAVIS
販売価格:¥1,980(税込)
〈TRACK LIST〉
1. Do It Again (prod. 80KIDZ)
2. City Lights feat. Yvngboi P (prod. Jazadocument)
3. Hope (prod. Jazadocument)
4. Torch (prod. starRo)
5. Colorful feat. YonYon (prod. Xansei)
6. Drive in Future feat. Rio Woodruff (prod. andrew, Carpainter)
7. Life (prod. TIGAONE)
8. Dear Lady (Remix) feat. oceanfromtheblue (prod. Fog)
9. シアワセ (prod. Xansei)
10. Family (prod. Fog / Piano by Atsushi Inoue(showmore))
11. Torch (Jersey Club Remix) (prod. Fog)
All Tracks Mastering by ENA
Cover Artwork by LURK
Label:Peace Tree
<a href="https://peavis.official.ec/">詳細はこちら</a>｜<a href="https://nex-tone.link/A00132862">配信はこちら</a></p>
</div>

<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/greenroom-240522/460828/</guid>
		<title>【対談】釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗（Festival Life）｜＜GREENROOM FESTIVAL＞が体現するサーフカルチャーの精神と都市型フェスの未来</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/greenroom-240522/460828/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/greenroom-240522/460828/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 22 May 2024 08:00:08 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Qetic編集部]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=460828</guid>
<![CDATA[<summary><p>5月25日（土）と26日（日）に横浜赤レンガ地区野外特設会場にて開催される日本最大級のサーフカルチャーフェスティバル＜GREENROOM FESTIVALʻ24＞。今回はオーガナイザーの釜萢（かまやち）直起とFestival Life編集長・津田昌太朗の対談インタビューをお届け。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1280" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102628/interview240522-greenroom2-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" decoding="async" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>5月25日（土）と26日（日）に横浜赤レンガ地区野外特設会場にて開催される日本最大級のサーフカルチャーフェスティバル＜<strong>GREENROOM FESTIVALʻ24</strong>＞。19回目の開催となる今年は、JUNGLEやTONES AND Iといった海外アクトから、KREVAやPUNPEE、Awich、RIP SLYME、羊文学など国内の豪華アーティストが出演。チケットは全券種ソールドアウト、アート作品やショップが並ぶ無料エリアも充実の内容となっており、まさに日本を代表する都市型フェスだ。</p>

<p>「Save The Beach, Save The Ocean」をコンセプトに、様々な歴史を潜り抜けてきた＜GREENROOM FESTIVAL＞。今回はそのオーガナイザーであり、＜Local Green Festival＞などのフェスティバル運営も手掛けるGREENROOM CO.（株式会社グリーンルーム）の代表取締役である<strong>釜萢（かまやち）直起</strong>に対談インタビューを敢行。お相手は小学館クリエイティブより著書『<strong>フェス旅　～日本全国音楽フェスガイド～</strong>』を刊行したばかりの<strong>Festival Life編集長</strong>・<strong>津田昌太朗</strong>。古くから＜GREENROOM FESTIVAL＞を知る津田と共に、その歴史を辿りながら、確固たるブランドを築いた背景、そして来年に控える20周年への構想などを訊いた。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">釜萢直起（GREENROOM CO.）
×
津田昌太朗（Festival Life）</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102628/interview240522-greenroom2.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-460831" /><figcaption>写真左：釜萢直起／写真右：津田昌太朗</figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">音楽とアートを通して海のカルチャーを伝える</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──まず、改めて＜GREENROOM FESTIVAL＞がどういうフェスなのか、お伺いできますでしょうか。</strong></p>
 
<p><strong>釜萢直起</strong>（以下、<strong>釜萢</strong>）　＜GREENROOM FESTIVAL＞は「Save The Beach Save The Ocean」をコンセプトにしていて、サーフカルチャーやビーチカルチャーをテーマにした音楽とアートのカルチャーフェスティバルです。MUSICの部分にはライブがあり、ARTは今年でいうと24名のアーティストがアートギャラリーエリアで展示しています。外にはツリーハウスや流木で作ったトーテムポールなど、フィールドアートがある。そして、サーフマーケットにはいろんなサーフブランドやセレクトショップが立ち並んでいて、マーケットも充実しているフェスティバルですね。何か一つにこだわっているというより、音楽とアートという全体を通して海のカルチャーを伝えていくことを大切にしています。</p>
 
<p><strong>──世界中のフェスに足を運んでいる津田さんにお伺いしたいのですが、＜GREENROOM FESTIVAL＞にはどういった特徴があると思いますか？</strong></p>
 
<p><strong>津田昌太朗</strong>（以下、<strong>津田</strong>）　海をテーマにしていて、「Save The Beach Save The Ocean」といったコンセプトを打ち出している音楽フェスって世界的にもあまり見かけません。また、日本にもコンセプトやテーマがあるフェスはあるけど、全面的にそれを打ち出してるフェスは実はそこまで多くない。音楽フェスなんだけど、音楽以外のコンセプトをしっかりと打ち出しながらこの規模で行われているフェス、ということ自体がすごく突出してるんです。そのコンセプトをベースに、＜Greenroom Beach＞や＜Local Green Festival＞などを展開しているのもユニークな点です。釜萢さんは音楽フェスではなく、「アートとカルチャーのフェスなんだ」ってよく言いますよね。</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　カルチャーフェスを作る方向性はずっと変わらずですね。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　軸がありつつ、ラインナップは旬のアクトや常連がいて、お客さんも毎回入れ替わっているような気がするし、他のどのフェスにも似ていない雰囲気がある。定着しすぎて見落としがちだけど、なぜ＜GREENROOM FESTIVAL＞だけはこれが成立するんだろうというようなことがフェスの細部にたくさん散りばめられている。もちろん運営面などで国内のフェスカルチャーがベースにあるとは理解しつつも、日本のフェスの影響をそこまで感じないというか。</p>

<p>それと＜GREENROOM FESTIVAL＞は海外のアクトも多く出演しますよね。今回、釜萢さんに一番聞きたかったのは、海外のアーティストの流れです。今年は世界的に「ヘッドライナー不足」「アーティストのフェス離れ」ということが語られていたりすることもします。個人的にはその論調にはまだ懐疑的なのですが、日本目線に立つと、円安や物流などの影響で、海外のアーティストを呼ぶのは以前より厳しくなっているように感じます。</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　円安の影響はありますよね。それと、コロナ禍でコール＆レスポンスができないような状況になってから、お客さんとどう楽しむかを考えたときに、ダンスミュージックの存在がすごく大きくなってきたと感じています。それで今年はJUNGLEやSG Lewisなどが出演したりと、コロナ禍の影響があってもみんなで楽しめる方向に向かっていきました。Fred Again..がフェスのヘッドライナーを務めていたり、世界的にもダンスミュージックの存在は大きくなっているし、各フェスのオーガナイザーも同じようなことを感じていたのではないかなと思います。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102642/interview240522-greenroom4.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="2880" class="alignnone size-full wp-image-460833" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>津田</strong>　その中で、JUNGLEとTONES AND Iはずっと狙っていた感じですか？</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　JUNGLE、めちゃ踊れるでしょ。彼らは初期の頃からずっと呼びたくて、今年うまくいってオファーを受けてくれた。前回の来日は2018年、渋谷のWWWだったかな。BRIT AWARDS 2024ではGroup of the Yearだったし、勝負の年だよね。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　彼らがデビューした頃、僕はイギリスに住んでいたんですが周囲の音楽好き、フェス好きの反応もとても良くて、特にイギリス国内ではフェスバンド的な扱いで、どんどんプロップスが上がっていって、どのフェスでも話題をかっさらった感じがありました。でもそれ以降、しばらくは大規模フェスでいうとラインナップの三列目くらい、中堅から上がらない感じもあった。そして、コロナ禍を経てから徐々に良いラインに入るようになってきて、今年は特にJUNGLEにとって大事な年なのかなと。「フェスでよく見るバンド」から、どう進化できるか。そんな中でJUNGLEをヘッドライナーとして呼んでいる意味は大きいですよね。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>Jungle - Back On 74 (Live at the 2024 BRIT Awards)</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/mPSt74adFnQ?si=hWuAmsYtUkaT1heV" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>釜萢</strong>　TONES AND Iに関しては、＜GREENROOM FESTIVAL＞が延期・中止を繰り返して頃に、彼女の曲を一番聴いてたんですよ。“Dance Monkey”がラジオとかでも流れてたりしていて、シンプルに音楽の力を感じた。コロナ禍の混沌とした中で助けられた部分があったから、コロナ禍が明けてからも、ぜひ呼びたいと思っていて、オファーをさせていただきました。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　もともと2020年に来る予定だったけど、コロナ禍でなくなってしまったんですよね。あのときに来ていたら“Dance Monkey”が中心になっていたかもしれないけど、時間を経て、それだけではない彼女が観られるのも楽しみです。</p>

<p><strong>釜萢</strong>　自分はオーストラリアに留学していた経験があって、なかでもバイロン・ベイがものすごく好きなんですよ。去年出演してもらったTASH SULTANAだったり、TONES AND Iはバイロンやメルボルンのカルチャーがベースにあるから、自分の中では繋がりのあるブッキングだと思います。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>TONES AND I - DREAMING (OFFICIAL VIDEO)</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/HATjS8e1NM0?si=cpc9UsgMjdJ_0i7N" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>津田</strong>　グリーンルームというか、釜萢さんはオーストラリアのアーティストをフックアップして、日本に紹介する流れというか、そういう狙いを持っていると昔から感じます。最近だとTASH SULTANAもそうだし、初期だとBLUE KING BROWNも、＜GREENROOM FESTIVAL＞がいち早く日本にプレゼンテーションした感じがあった。</p>

<p><strong>釜萢</strong>　バイロンでは＜Splendour In The Grass＞や＜Byron Bay Bluesfest＞といったフェスもあるんですよね。音楽の街であり、サーフィンの街でもある。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　釜萢さんと話すと、その2つのフェス、そして開催のきっかけにもなったカリフォルニアの＜Moonshine Music Festival＞の話題がよく上がります。そういうフェスのブッキングや歴史を見ていると、グリーンルームが作ってきたものとリンクする点もあって面白いんです。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">またとない1日を演出するブッキング</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──全体のラインナップに関してはいかがですか？</strong></p>
 
<p><strong>津田</strong>　今年のラインナップは抜け目なく、すべての層を網羅していると感じました。まさにオールジャンルフェス。そして初日はヒップホップ勢も充実しています。</p>

<p><strong>釜萢</strong>　今年はPUNPEEさんに初めて出演していただける、というところですね。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　PUNPEEさんのライブは本当に楽しみです。横浜だからこそ、初出演だからこその何かに期待したい。あと同日に出演するKREVAさんと何かあるかなあとか。僕は主催者じゃないから、お客さん目線で何でも言っていこうと（笑）。</p>
 
<p><strong>──（笑）。</strong></p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>PUNPEE - 夢追人 feat. KREVA</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/WqP2vnILsZk?si=H-GOETvA_4iw3cH2" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>津田</strong>　そもそも＜GREENROOM FESTIVAL＞のブッキングはどう進めているんですか？</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　リストを作ってどんどん当たるという、昔から変わらないやり方で、シンプルに自分で選んでる。基本はこちらからオファーを出します。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　普段はどう音楽をチェックしているんですか？</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　ライブを観に行くのが原則ではあるけど、SpotifyやYouTubeもよくチェックしてるし、世界中のフェスのラインナップもみてる。それと、ミュージックビデオが好きで。そこで全体のクリエイティブを見るというのが一番大きいかな。アーティストのカラーやトンマナがわかりますよね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102650/interview240522-greenroom6.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-460835" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──＜GREENROOM FESTIVAL＞のラインナップは、毎年きれいなグラデーションがありますよね。</strong></p>
 
<p><strong>津田</strong>　フェスには縦の並び（同じステージに前後誰が出るか）と横の並び（同じ時間の別ステージとの重なり）があるじゃないですか。ステージやタイムテーブルに関して、何を大事にしていますか？</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　縦と横の両方、意識的に組んでいます。メインステージ「GOOD WAVE」でのライブが終わったら、「BLUE SKY」「RED BRICK」のどちらかにいくという選択肢がちゃんとある。それがちゃんとチョイスできるということが、フェスとしては重要なポイントだと思ってます。「GOOD WAVE」にヘッドライナーが出演する時間は、他のステージの音は全て止めてます。フィナーレはメインステージで、ヘッドライナーで踊ろうぜというスタイルですね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21174024/interview240522-greenroom13.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-460856" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21174019/interview240522-greenroom14.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-460855" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>津田</strong>　各ステージにトリがいて、メインステージと同じ時間に横並びでライブが行われるフェスも多いですが、＜GREENROOM FESTIVAL＞はヘッドライナーを最後みんなに観て欲しいという意思が感じられるタイムテーブルなんですよね。たとえば初日はJUNGLEがヘッドライナーで、横のアクトはいない。実はそれって＜GREENROOM FESTIVAL＞の大きな特徴かなと思います。最後はみんなで集まって楽しもうよというメッセージみたいな。</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　そうなんです。そこに演出も合わせていて、今年はディスコ仕様になります。年々アーティストも大きくなりブッキングのハードルは上がっているし、19年間続けてきてそのことを強く感じているので、ヘッドライナーを迎えるにあたって、オーガナイザーとしては世界のフェスに負けないクオリティやステージスペックを準備すべきだと思っています。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">大量生産・大量消費に向き合って</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──アーティストからもオーディエンスからも、ラインナップのジェンダーバランスなどに対するフェスティバルの姿勢はかなり重要視されていますよね。＜GREENROOM FESTIVAL＞では環境問題への取り組みが注目されています。</strong></p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　そうですね、海岸へのゴミ箱の設置やビーチクリーンをやっています。フェス当日はノープラスチックの活動をしていて、バイオマスの容器を使ったり、今年から新たにリフィルでアルミカップを採用してます。プロバスケチームの試合に行ったりすると、アルミカップにビールを入れてくれたりするんですけど、その形式になります。アルミカップにはロゴが入っていて、記念品として持ち帰ってもらえたりもする。極力、捨てるゴミを減らすようにしています。</p>

<p>コンテンツとしても、たとえばアートギャラリーのペインターたちは海からインスパイアされていて、海の大切さをアート作品を通じて常に伝えている。ミュージシャンも海から影響を受けている方も多くて、さまざまな取り組みが集約されていると思います。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　イギリスの＜Glastonbury Festival＞もペットボトルの使用を廃止して、水もアルミ缶で提供されたりしていますね。それと去年、北欧のフェスに行ったんですが、環境に対する意識の高さを体感しました。ノルウェーの<Oya Festival>ではそもそも車を使わないように自転車での交通を推奨して、フェス会場の真横に大きな駐輪場が用意されていたり、フェス全体でもクリーンエネルギーを使っていたり、会場内の食事にも環境意識の高いお店が多かったりと、フェスをどうサステナブルに継続するか、そして社会に貢献していくかみたいな意識が高い。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102646/interview240522-greenroom5.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-460834" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>津田</strong>　スウェーデンの＜Way Out West＞は、アーティストグッズは販売されていたけど、フェスのオフィシャルとしてはグッズを売ってなかった。その代わり、古着や無地のTシャツを買って、バックプリントを入れるサービスがある。なぜかというと、フェスという一大産業の中で何千枚というTシャツを作ること自体が環境への負担が大きいんじゃないかという考えがあるから。でもフェスのTシャツって、とても大きい収益でもある。その葛藤はあるだろうけど、ある意味フェスのメッセージとして、既存のTシャツ販売をやらないことに踏み切った。全部のフェスがそうなるべきだとも思わないけど、そのフェスが打ち出すメッセージに共感してよりファンになっていくみたいなことはあるんじゃないかと。＜GREENROOM FESTIVAL＞も日本の他のフェスに比べると、オフィシャルの物販はほとんど作っていないですよね。</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　そうだね。＜GREENROOM FESTIVAL＞のオフィシャルを買ってもらうことよりも、カルチャーとして、サーフブランドやセレクトショップが出店しているから、そこを楽しんでほしい。ブランドが協力しあって、みんなで作ってるお祭りだからね。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　フェスではどうしても大量生産・大量消費が発生してしまう。スタッフTシャツとか、必要なものもたくさんある。もちろん一気には変えられないけど、日本でも少しづつ兆しはあって、例えば、着なくなったバンドTやフェスTを回収したりして、そのお返しがあるフェスも出てきています。そういった取り組みを意識的に行っていることで、印象も変わっていきますよね。</p>
 
<p>物販の話を続けると、面白いのが＜Coachella＞は5年前くらいから物販に並ぶという文化が定着しました。以前と比べると、並ぶ時間は3倍以上になったんじゃないかなかと。客層が変わって、「コーチェラに行ったことを自慢したい」みたいな気持ちからマーチが飛ぶように売れるようになったのだと思います。ちなみに＜Glastonbury＞は5分で買える（笑）。国やフェスによっても全然違うんですよね。</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　そうなんだ。最近、刺繍サービスも増えたね。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　昨年タイで開催された＜Rolling Loud Thailand＞に行った時にいいなと思ったのは、リーバイスが出店していて、何百種類ものワッペンやプリントを用意していて、ラインアップやロゴを購入したTシャツやアウターに付けたりできる。自分だけのオリジナルなものが作れて思い出にもなる。もし仮にTシャツが売れ残っても、店舗にはプリントされていない真っ白なものが残るので、別のフェスやイベントでも使えて無駄も少なくなる。物販を見るだけでもそのフェスや出店しているブランドのメッセージや意思みたいなものが感じられるのもフェスの面白いところかなと思います。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">絶えず考え続けるフェスの在り方</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──GREENROOM CO.では海への愛や環境問題への意識を軸に、さまざまなフェスをやられていますよね。</strong></p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　5月に＜GREENROOM FESTIVAL＞があり、7月には＜OCEAN PEOPLE＞を稲毛海浜公園の「SUNSET BEACH PARK INAGE」でやります。＜OCEAN PEOPLE＞は完全にリニューアルして、プールとビーチのフェスティバルにしたいんですよ。海岸と稲毛海浜公園プール（INAPOO）というすごく大きなプールがあるんですが、そこを全て使ってやる。イビザなど、ビーチとプールをあわせたフェスをやってる場所はいくつもありますよね。やっぱり水着とかになると、すごく自由を感じる。でも、日本ではプールフェスが根付いてこなかったんですよ。挑戦ですね。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　＜OCEAN PEOPLE＞は代々木公園でも毎年盛況で成功しているように思っていましたがどうでしょう？</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　＜GREENROOM FESTIVAL＞のコンセプトにより近づけていくためには場所もすごく重要で、プールとビーチが目の前にある環境で、それを肌で感じないと伝えられないんですよ。＜OCEAN PEOPLE＞は当初から海にふれあうきっかけを作っていくことがコンセプトにあるから、思い切って。水着を着て、プールでライブを楽しんだ後、そのまま海にも出れる。マーケットもあればフードもある。夏のいい思い出がちゃんと作れるんじゃないかなって。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>OCEAN PEOPLES'24 🏖 7月6日（土）-7日（日）は稲毛海浜公園へ❗️</strong>
<iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/rr9vleerLm0?si=LSo-eeA06_AmLKXZ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>釜萢</strong>　8月には＜MARINA SUNSET＞があって、これは＜GREENROOM FESTIVAL＞のアフターパーティーという立ち位置。＜GREENROOM FESTIVAL＞の規模が大きくなってきた中で、原典的なイベントをやりたいと思っていて、今年はDJに加えてバンドライブもあります。</p>

<p>また、今年からアートギャラリーのエリアも作って、湘南のアーティストの作品を展示したり、逗子や葉山、鎌倉のアパレルブランドによるマーケットもあります。よりコンセプチュアルにしたいんですよね。会場のリビエラ逗子マリーナは、とにかくサンセットが群を抜いて綺麗ですよ。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C57Vu8ZLUOh/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C57Vu8ZLUOh/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank" rel="noopener noreferrer"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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</div>

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<p><strong>津田</strong>　それと、今年は＜Local Green Festival＞が9月から11月に移動します。</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　＜GREENROOM FESTIVAL＞のあとに開催するフェスは、それぞれ制作期間がかなり短いんですよ。それを前から考えていたのと、9月が暑すぎる。秋のフェスとして立ち上げたのに、9月はもはや夏じゃないですか。植物をテーマにしていて、いろんな植物屋さんに出店してもらってるけど、暑すぎると植物が枯れちゃうんだよね。植物にとって、2日間はものすごいダメージになってしまう。そういった観点から、日本では＜朝霧JAM＞が最後のフェスと呼ばれていたけど、それよりもさらに後ろ倒しにして新しく作り変えたいと思っています。その時期、アーティストはワンマンツアーを回っていることが多いので、ブッキングしにくいという点はもちろんあるんだけど、チャレンジしたい。晩秋って、食べ物も美味しいじゃん。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　日本の夏が暑すぎる問題はありますよね。先ほどおっしゃっていたように、10月の＜朝霧JAM＞が夏フェスからの流れの締め括りで、それ以降は野外だと11月頭に＜FRUE＞がある。それからは少し落ち着きつつも、屋内開催のものを中心年末まで繋がっていくけど、大きいフェスはやはり少ない。昔は＜Hostess Club Weekender＞などもありましたが、11月には日本にフェスが少ない。そこで、11月の中旬、横浜の屋外での開催はチャレンジですよね。それに新しい市場を作る可能性を秘めていると思います。</p>

<p>11、12月は海外アーティストが単独ツアーで回ってきて、香港は＜Clockenflap＞、インドネシアは＜Joyland Festival＞、タイは＜Mahorasop Festival＞などがあるタイミング。＜Local Green Festival＞は邦楽メインだと思うんですが、その辺りの展望はありますか？</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　ある。海外のフェスとの連携は年々増えていて、＜GREENROOM FESTIVAL＞でいうと＜Seoul Jazz Festival＞がある。より深く連携して、いいアーティストを招聘できるのであれば積極的に組んでいきたいと思っています。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C5kKlYrL471/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C5kKlYrL471/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank" rel="noopener noreferrer"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C5kKlYrL471/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Local Green Festival(@localgreenfestival)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──11月と海のカルチャーはどう関係しているのでしょうか？</strong></p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　＜Local Green Festival＞のテーマは植物ですが、海を綺麗にするには緑が絶対必要なんです。海の水が蒸発して山に雨を降らせ、川になって流れていくという循環がある。山と川は綺麗だけど、街を通ると汚れてしまい、海はその最終地点になってるんですよ。ビーチクリーンを19年もやっていると、海という最終地点でゴミを拾ってるだけでは解決しないことを痛感するんです。だから根本的な部分から取り組んで啓蒙できることはないか、という思いが詰まっています。</p>

<p>＜Local Green Festival＞は＜GREENROOM FESTIVAL＞ほどまだ知名度が高くないから、これからがっちり作り込んでいきたい。＜GREENROOM FESTIVAL＞は19時まで明るいから、21時まで2時間しか夜はない。でも11月は17時から日が落ちるから、夜の演出も増やせる。星も綺麗だし、野外でクリスマスソングとか聴いてみたいよね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102703/interview240522-greenroom9.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-460838" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102659/interview240522-greenroom8.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-460837" /></div>

<h2 class="fade-up">何かが起こる＜GREENROOM FESTIVAL＞20周年</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>津田</strong>　もうひとつ訊きたかったのは、釜萢さん的に＜SUMMER SONIC＞のタイ進出をどう捉えていますか？</p>
 
<p><strong>釜萢</strong>　とてもすごいことだと思います。＜GREENROOM FESTIVAL＞も以前ハワイで5年間やっていた経験があるので、難しさも分かるから。自分もチャンスは感じていて、ハワイでの＜GREENROOM FESTIVAL＞は復活させたい。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21102655/interview240522-greenroom7.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-460836" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>津田</strong>　僕は個人的な話になりますが、世界中回っているのに、ハワイは行ったことないんです。デビューは＜GREENROOM HAWAII＞にしようと思っています。ハワイ、いつ復活させましょう？（笑）</p>
 
<strong>釜萢</strong>　来年は＜GREENROOM FESTIVAL＞が20周年を迎えるので、何かやりたいですね。特別なものを用意しています。</p>
 
<p><strong>津田</strong>　2010年代を経て、＜GREENROOM FESTIVAL＞はフェスシーンで圧倒的な存在感を示したし、たくさんのフェスに影響を与えたと思います。フェスという文化が、現在のように一般化するのにもかなり貢献したと僕は捉えています。そんな＜GREENROOM FESTIVAL＞の次の10年の展望が気になります。</p>

<p><strong>釜萢</strong>　そんなことないですよ。これからもクオリティーを上げていきたいし、まだ満足できてない。まだ届いていない部分がある。理想としているものには、20年やり続けてもまったく届かないくらい。赤レンガのキャパシティから考えると、巨大フェスのやり方を求めていくのは難しいから、あのキャパシティでベストなものを作る方向になりやすくて、それはある種、完成系に近づけていくという作業に近い。</p>

<p>でももう一方で、より大きく展開したい願望もある。例えば、みなとみらいの街一体で考えて、＜Austin City Limits Music Festival＞や＜Lollapalooza＞のような形にしたらいいかとか、どこまでチャレンジできるのかも含めて、模索していますね。</p>
</div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview：船津晃一朗
Photo：高見知香
Text：Qetic</p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21174014/interview240522-greenroom15.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-460854" /></div>
<p class="name">GREENROOM FESTIVAL’24</p>
<p class="text">【会場】 横浜 赤レンガ倉庫
【日程】2024年5月25日(土)・26日(日)
【主催・企画・制作】グリーンルームフェスティバル実行委員会</p>
<a href="https://greenroom.jp" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
<div class="separator"></div>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21174144/interview240522-greenroom11-2.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1719" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-460860" /></div>
<p class="name">フェス旅 日本全国音楽フェスガイド</p>
<p class="text">2024年4月17日（水）
文：津田昌太朗
定価：1,815円（税込） 
ISBN：978-4-7780-3630-0
仕様：A5判・144頁並製
発行：小学館クリエイティブ
発売：小学館</p>
<a href="https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b10045833.html" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
<div class="separator"></div>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2024/05/21174028/interview240522-greenroom12.jpg" alt="釜萢直起（GREENROOM CO.）× 津田昌太朗" width="1920" height="939" class="alignnone size-full wp-image-460857" /></div>
<p class="name">津田昌太朗×照沼健太×伏見瞬
「フェス大国ニッポンの音楽業界＆世界のフェス事情」
『フェス旅 日本全国音楽フェスガイド』（小学館クリエイティブ）刊行記念</p>
<p class="text">2024.05.30（木）
19:30 - 21:30
本屋B&B（東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F）
【来店参加（数量限定・1ドリンク付き）】2,750円（税込）
¥2,750
【配信参加】1,650円（税込）
¥1,650
【サイン入り書籍つき配信参加】1,650円＋書籍『フェス旅 日本全国音楽フェスガイド』1,815円（いずれも税込）※イベント後発送
¥3,465
【サインなし書籍つき配信参加】1,650円＋書籍『フェス旅 日本全国音楽フェスガイド』1,815円（いずれも税込）※イベント後発送
¥3,465</p>
<a href="https://bb240530a.peatix.com/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">チケットはこちら</a><a href="https://x.com/nekomeguro" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">津田昌太朗</a>
</div>


<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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	</ol>
</div>
	</item>
		<item>
		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/wonk-kiefer-231110/456875/</guid>
		<title>共鳴するミュージシャンシップ──対談：WONK × Kiefer「Fleeting Fantasy feat.Kiefer」</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/wonk-kiefer-231110/456875/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/wonk-kiefer-231110/456875/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 10 Nov 2023 03:00:48 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=456875</guid>
<![CDATA[<summary><p>WONKが、ビートミュージック・シーンを牽引するレーベル〈Stones Throw〉に所属し、ジャズとヒップホップを融合したサウンドを奏でるピアノ奏者 / プロデューサーのKieferとのコラボシングル“Fleeting Fantasy feat.Kiefer”をリリース。今回Qeticでは、KieferとWONKの対談インタビューを実施。取材前にはジャムセッションで盛り上がったという5人に、楽曲制作のエピソードなど語り合ってもらった。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1280" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171301/interview231110-wonk-kiefer-12-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="WONK Kiefer" decoding="async" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>「エクスペリメンタル・ソウルバンド」を標榜する4人組音楽集団<strong>WONK</strong>が、ビートミュージック・シーンを牽引するレーベル〈Stones Throw〉に所属し、ジャズとヒップホップを融合したサウンドを奏でるピアノ奏者 / プロデューサーの<strong>Kiefer</strong>とのコラボシングル“<strong>Fleeting Fantasy feat.Kiefer</strong>”をリリース。</p>

<p>幼い頃からクラシッックピアノを習い、その後ジャズに目覚めてビートミュージックへとアプローチしていったKieferの経歴は、幼少期からピアノを弾いていた江﨑文武（Key）や、学生時代にジャズサークルで出会い結成されたWONKの歩みと重なる部分も多い。コロナ禍のリモートワークで制作されたこの楽曲も、そんな両者の個性が絶妙に融合した心地よくも刺激的なトラックに仕上がっている。</p>

<p>今回Qeticでは、プロモーションのために来日したKieferとWONKの対談インタビューを実施。取材前にはジャムセッションで盛り上がったという5人に、楽曲制作のエピソードなど語り合ってもらった。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">WONK×Kiefer
「Fleeting Fantasy feat.Kiefer」</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171253/interview231110-wonk-kiefer-10.jpg" alt="WONK Kiefer" width="2440" height="1627" class="alignnone size-full wp-image-456868" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──今回のコラボはどのような経緯で実現したのでしょうか。</strong></p>

<p><strong>江﨑文武（以下、江﨑）</strong>　僕がまずKieferさんのことを想像しながら曲を書き始めていたんです。ただ、そこから「一緒にやりたい」って言ったら実現しました（笑）。本当にそんな感じだったんですよ。</p>

<p><strong>──Kieferさんの、どんなところに魅力を感じますか？</strong></p>

<p><strong>江﨑</strong>　同じピアノ弾きだし、すごく素敵な演奏をされる方だなと思っていました。ジャズを基調としつつもヒップホップのグルーヴを持っているところなどは、WONKとの親和性もすごくあるなと。メンバーの中でも「Kiefer、いいよね」という話は以前からしていたので、僕の提案もすぐに「いいじゃん！」と言ってくれて。それで合宿の時にみんなで曲を仕上げ、仮歌も（長塚に）入れてもらって。すぐに形になりました。</p>

<p><strong>井上幹（以下、井上）</strong>　僕は、今回のコラボレーションが決まる前、KieferさんとMoonchildのツーマンライブ（2022年）を観に行ったことがあって。ドラムとベースとピアノだけの、WONKを始めた頃のようなものすごくシンプルな編成で、とてもかっこいいことをやっていたんです。「こういうの、やっぱいいよな」って思ったところに文武からの提案があったから、個人的にもすごくいいタイミングでした。</p>

<p><strong>荒田洸（以下、荒田）</strong>　僕も1stアルバム『Kickinit Alone』（2017年）の頃からKieferの音楽を聴いていて。例えば〈Jazzy Sport〉などで活躍しているような、日本のビートメイカーにも通じるバイブスがあって最高だなと思っていました。なので、今回一緒にやれてとても光栄ですね。（Kieferに）Thank you for coming！</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/4lKCwRfG45epueqz6I090j?utm_source=generator&theme=0" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>
</p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>Kiefer</strong>　Oh, thank you.　なんだか褒められっぱなしで照れるね（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171235/interview231110-wonk-kiefer-6.jpg" alt="WONK Kiefer" width="2440" height="1627" class="alignnone size-full wp-image-456866" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>長塚健斗（以下、長塚）</strong>　僕は、2019年にリリースされた2ndアルバム『Superbloom』をよく聴いていました。ヒップホップにも通じるようなピアノのスタイルや、サウンドのチルな感じ、可愛らしいアートワークなど好きな要素がたくさんあって。文武が作ったデモを聴いた時も、「ああ、なるほどね！」と思ったけど、まさかこうやって実現するとは思っていなかったので嬉しいです。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/5JRsQcXarNdaJfmFAqvuwj?utm_source=generator&theme=0" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──Kieferさんは、WONKからデモが送られてきてどう思いました？</strong></p>

<p><strong>Kiefer</strong>　彼らと共通の友人から音を聴かせてもらって、「いいじゃん、やろう」と即答したんだ。コードチェンジのスタイルもすごく好きだし、おそらくいろんな音楽を聴いて、それらを取り入れて独自のスタイルに昇華しようとしている。そんな彼らのミュージシャンシップにも共感する。</p>

<p><strong>──もともとクラシックからスタートして、その後ジャズに目覚めてビートミュージックへとアプローチしていった経歴は、江﨑さんのバックグラウンドとも通じるものがありますよね。</strong></p>

<p><strong>Kiefer</strong>　そうかもね。WONKのメンバーと会ったのは昨日がはじめてだったけど、今日ジャムセッションをしたらすぐにいい感じになったからね。例えばコードチェンジの仕方などに何かしら共通点を感じるんだ。</p>

<p><strong>荒田</strong>　ジャムセッションはめちゃくちゃ楽しかったし、気がついたら1曲できちゃったもんね。</p>

<p><strong>江﨑</strong>　荒田はKieferさんに「スネアドラムの音がグッド！」って言われてたよね（笑）。</p>

<p><strong>Kiefer</strong>　そうそう。スネアドラムの音作りってすごく難しいんだけど、とても良かったんだ。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>WONK - Fleeting Fantasy feat. Kiefer (Studio Live)</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="800" height="450" src="https://www.youtube.com/embed/GFvHwS7ssQo?si=ZNAja33Zi39CDUAB" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──では今回の楽曲“Fleeting Fantasy”は、実際にどのように制作されたのでしょうか。</strong></p>

<p><strong>江﨑</strong>　まず僕の大まかなデモトラックをKieferさんに送りました。ピアノを弾いてほしかったし、最初僕は作曲だけ担当して鍵盤は弾かなくてもいいかなと思ってましたね。他にもシンセベースやパッドシンセ、ピアノのアドリブソロも録ってもらっています。Kieferさんはキャッチーなリフを作るのも得意で、そこも僕が彼のことを大好きな理由の一つだったんです。なので、「もし、そういうリフみたいなものを思いついた時は、とにかく自由に盛り込んでください」とメールでお伝えしました。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171218/interview231110-wonk-kiefer-2.jpg" alt="WONK Kiefer" width="2440" height="1627" class="alignnone size-full wp-image-456864" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>Keifer</strong>　文武から送られてきたデモの時点で大まかなアレンジはすでに出来上がっていたので、後は全体のダイナミクスを整えたりしている。</p>

<p><strong>江﨑</strong>　2番のバース部分をリハモナイズしてもらったのですが、そこが「Kiefer節」全開だったんですよ。そこから、返ってきたデータの打ち込み部分をバンド演奏に差し替えていきました。</p>

<p><strong>荒田</strong>　最近ハマっているのは、ハイハットとほぼ同じタイミングでシェイカーを重ねる手法。今回もやっていますし、スナップはいつも通り付けて叩いています。ネオソウルやヒップホップに対する、自分なりの正解を出そうと頑張って音作りをしました。</p>

<p>それと最近、録ったドラム素材は僕の方で大まかにミックスしてから幹さんに渡すようにしているんですよ。最終的にどの素材を使うかは幹さんにお任せするけど、「この曲の自分のイメージはこんな感じです」というのを前もって伝えていこうと。おかげで以前よりも、幹さんとイメージを共有しやすくなりましたね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171226/interview231110-wonk-kiefer-5.jpg" alt="WONK Kiefer" width="2440" height="1627" class="alignnone size-full wp-image-456865" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>Keifer</strong>　ドラムを組み立てている時って、サンプルは使ってる？</p>

<p><strong>荒田</strong>　使っています。クラップとかシェイカーとかをトリガーで。Kieferさんは？</p>

<p><strong>Kiefer</strong>　1stアルバムでは、サンプルをMPCで打ってたね。2ndアルバムからはAbletonのソフトを使ってPC上で組んでいて、最近のアルバムでは生のドラムを使っているよ。</p>

<p><strong>井上</strong>　この曲のベースはKieferさんが弾いてくれていたので、僕はどちらかというとミックスに専念しました。今回も実施したドルビーアトモスミックスに関しては、いつもこのスタジオでやっているのですが、今までステレオで聴いてきたものを、その良さを損なわずにどう広げるか？　というところが一番のこだわりポイントでしたね。</p>

<p><strong>江﨑</strong>　今回、鍵盤のフレーズをパンで飛ばしたりしてますよね。あれはディレイ？</p>

<p><strong>井上</strong>　そう。アレンジがシンプルゆえに、小さなディレイが空間をぐるぐると回るようにしたことなど、すごく細かい仕掛けを随所にちりばめていますね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171209/interview231110-wonk-kiefer-1.jpg" alt="WONK Kiefer" width="2440" height="1627" class="alignnone size-full wp-image-456863" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>Kiefer</strong>　僕は今回、初めてドルビーアトモスを体験したんだけど、ストリングスが天から降ってくるようなその立体的な音像に感動したよ。</p>

<p><strong>──この曲のメロディをKieferさんはどう感じましたか？</strong></p>

<p><strong>Kiefer</strong>　Beautiful! というか、すごく興味深かったね。コード進行がすごく凝っているからこそ、メロディラインが楽曲のナビゲーターとしての役割を担っているなと。</p>

<p><strong>──歌詞は、どんなことを歌おうと思いましたか？</strong></p>

<p><strong>長塚</strong>　デモを聴いた時に、いい感じの浮遊感があって。ちょっと内容に若干の色気を持たせたくて。「会えない時も、せめて夢の中で会おう」という恋愛の歌になりました。</p>

<p><strong>──日本語の響きって、Kieferさんにはどう聞こえるのでしょう？</strong></p>

<p><strong>Keifer</strong>　楽曲そのものは、いわゆる西洋のスタイルで全て作られているのに、そこに日本語の歌詞が載っているのはすごくユニークだなと思うよ。しかもすごくスムースでセクシーな響きがあるというか。以前、スペイン人のアーティストに歌詞を書いてもらったことがあるんだけど、英語が母国語ではないアーティストは独特の言い回しやイントネーションがあって、とても興味深いよ。</p>

<p><strong>荒田</strong>　ちなみに健斗が書く英語の歌詞と、ネイティブが書く英語の歌詞って、どういう違いがあるのだろう。やっぱりちょっと変（weird）だなと感じます？</p>

<p><strong>Kiefer</strong>　不思議だとは感じなかったかな。昨日も英語でいろいろ話したけど、アメリカ人と喋っているみたいだったから。</p>

<p><strong>長塚</strong>　あははは。</p>

<p><strong>Kiefer</strong>　確かに、英語圏の人が使わないような言葉を使ったりする時もあって、それはすごく面白いなと思うけど、決して奇妙だとか不思議だとか思ったことはないかな。アメリカ人の方がよっぽどクレイジーな喋り方する場合もあるから（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171244/interview231110-wonk-kiefer-7.jpg" alt="WONK Kiefer" width="2440" height="1627" class="alignnone size-full wp-image-456867" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──最後に、今後みなさんでやってみたいことを聞かせてもらえますか？</strong></p>

<p><strong>Kiefer</strong>　やっぱり、一緒にライブがやりたいよね。</p>

<p><strong>荒田</strong>　僕ら、LAでライブがやりたいです。</p>

<p><strong>Keifer</strong>　いいね、WONKにLAは合いそうな気がする。</p>

<p><strong>江﨑</strong>　ほんと、日本でもアメリカでもどこでもいいので、いつか一緒にライブができることを願っています。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171310/interview231110-wonk-kiefer-13.jpg" alt="WONK Kiefer" width="2440" height="1627" class="alignnone size-full wp-image-456870" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>WONK - Fleeting Fantasy feat. Kiefer (Official Music Video)</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="800" height="450" src="https://www.youtube.com/embed/LdFnQg2WJOk?si=XZ1kChuR_W--8jnb" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：<a href="https://twitter.com/otoan69" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>黒田隆憲</u></a>
Photo：<a href="https://www.instagram.com/tententenpa/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>寺内 暁</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">RELEASE INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171322/interview231110-wonk-kiefer-15.jpg" alt="WONK Kiefer" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-456873" /></div>

<p class="name">Fleeting Fantasy feat. Kiefer</p>
<p class="text">WONK

<a href="https://virginmusic.lnk.to/FleetingFantasy" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">ダウンロード・ストリーミングはこちら</a></p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">LIVE INFORMATION</h3>

<p class="name">WONK LIVE AT ZEPP DIVERCITY</p>
<p class="text">2024年1月10日（水）
開場18:00／開演19:00
会場：Zeppダイバーシティ東京

<a href="https://www.wonk.tokyo/live/2023/8/25/wonk-live-at-zepp-divercity" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">PROFILE</h3>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/09171327/interview231110-wonk-kiefer-16-Kohe-Watanabe.jpeg" alt="WONK Kiefer" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-456874" /><figcaption>Photo by Kohei Watanabe</figcaption>
</figure></div>

<p class="name">WONK</p>
<p class="text">エクスペリメンタル・ソウルバンド
&nbsp;
2016年に1stアルバム「Sphere」を発売。
20代前半で音楽シーンに彗星の如く現れた彼らはジャズ・ソウル・ヒップホップなどジャンルという言葉を軽やかに超える音楽性を示し、音楽メディアから高評価を得る。
フジロックやサマーソニックをはじめとした全国各地のフェスから台湾・シンガポール・パリ・ドイツなど海外公演に招聘される。
和田アキ子・香取慎吾・m-flo・iriなど多岐にわたるアーティストとのコラボレーションや楽曲提供を行う。
2022年にリリースされた『artless』は当時最新である立体音響技術”Dolby Atmos”を採用したアルバムとなり、このアルバムの制作過程を映し出した映画「Documentary of artlessー飾らない音楽のゆくえー」がAmazon Prime Video・Hulu・U-NEXTなどで配信されている。
2023年・結成10周年イヤーを迎え、6月1日にイタリアの自動車メーカー「アルファ ロメオ」とのタイアップが発表されるなどいま最も注目されているバンドである。

<a href="https://www.wonk.tokyo" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">WONK WEB</a></p>


<div class="separator"></div>

<p class="name">Kiefer（キーファー）</p>
<p class="text">現LAのビートミュージックとジャズシーンを繋ぐ重要アーティストKiefer。幼少から大学UCLAジャズ学科までに培われてきたピアノの実力と、10代初期からLowEnd Theory全盛期などのLAビートシーンで育まれてきたヒップホップのビートメイキングの才能が見事にクロスオーバーしたスタイルで才能が開花。
2017年のデビュー作”Kickinit Alone”を皮切りに、これまでLAの活気あるインディー音楽シーンの重要レーベルStones Throwから、アルバム3枚、EP3枚をリリースしてきた。 ソロ作以外にも、プロデューサーとしてグラミー受賞作となったAnderson .Paakのアルバム”Ventura”の楽曲参加や、DrakeやKaytranadaとの共作、MndsgnやTerrace Martinなどのライブバンドメンバーとしても活躍してきた。
2023年9月には最新アルバム”It’s Ok, B U”をリリース。前作のライブバンド編成での作品から、今作は自身のルーツでもあるビート＆ピアノのソロ制作のサウンドで原点回帰。ヒップホップを通過したビート・ミュージックと、彼のシグネイチャーサウンドでもあるピアノ／鍵盤サウンドが、絶妙にブレンドされた内容となっている。

<a href="https://www.stonesthrow.com/artist/kiefer/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">Kiefer WEB</a><a href="https://linktr.ee/kiefdaddysupreme" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">ダウンロード・ストリーミングはこちら</a>
</p>

</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>いつか愛せるの──対談：RUNG HYANG×TENDRE</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/rung-hyang-tendre-231010/456036/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/rung-hyang-tendre-231010/456036/#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 10 Oct 2023 10:00:13 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Qetic編集部]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>卒園ソングをテーマにした“さくらびより”がYouTubeで話題を呼びメジャーデビュー。その後に瑛人のプロデュースをはじめ向井太一やSIRUPとのコラボレーションなどでも話題の、シンガーソングライターのRUNG HYANG [&hellip;]</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1280" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153549/interview231005-rung-hyang-tender2-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="RUNG HYANG×TENDRE" decoding="async" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p>卒園ソングをテーマにした“<strong>さくらびより</strong>”がYouTubeで話題を呼びメジャーデビュー。その後に瑛人のプロデュースをはじめ向井太一やSIRUPとのコラボレーションなどでも話題の、シンガーソングライターの<strong>RUNG HYANG</strong>（<strong>ルンヒャン</strong>）が、5曲入りのニューEP『<strong>AROMATIC</strong>』をリリースした。</p>

<p>前作『<strong>ROMANTIA</strong>』から1年ぶりとなる本作には、今年に入って4カ月連続リリースしてきたシングルが全て収録されている。さらに、<strong>TENDRE</strong>こと<strong>河原太朗</strong>をプロデューサーに迎え、デュエットを聞かせる暖かくソウルフルな新曲“<strong>ANY DAY</strong>”を追加。「大人よ遊べ」をテーマに、歳を重ねることの楽しさやしんどさ、豊かさを綴った楽曲たちが詰め込まれた1枚に仕上がっている。今回、TENDREとのコラボはどのようにして始まったのか。楽曲制作はどのようなプロセスで行われたのか、2人に振り返ってもらった。</p></div>

<h2 class="fade-up">対談：
RUNG HYANG×TENDRE</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153514/interview231005-rung-hyang-tender1.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-456048" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153507/interview231005-rung-hyang-tender6.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-456046" /></div>


<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──そもそもお二人の交流はどのように始まったのですか？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　最初はSIRUPの家だったよね？</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　そうか、そうでしたね。</p>

<p><strong>──お互いのことは知っていましたか？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　一方的に知っていましたし愛聴していました。なので、初めて会ったときは「あ、本物だ」と思いましたね（笑）。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　僕ももちろん、楽曲は聴いていました。凛としたところがありつつ、すごく澄んだ歌声を持っている方だなと思っていましたね。シンガーとして凄く強固な芯を持ちつつも、作る楽曲にはしなやかなユーモアや柔軟な姿勢があって。お会いした時も、その歌声や作品どおりの方だなという印象でした。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　ありがとうございます（笑）。TENDREさんとは、どこかのタイミングで是非ご一緒したいとずっと思っていたんです。楽曲はもちろん、歌詞もサウンドも歌声も、ただただ好きな人だったので。それに、彼の曲作りにも興味がありました。どんな哲学を持って音楽に向き合っているのか、どんなアプローチであの楽曲たちが生まれるのか、間近で見て勉強したいと思ってずっとチャンスを狙っていました。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　お互い、誉め倒しですね。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　今日はこの調子で最後までいきましょう（笑）。</p>
</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153454/interview231005-rung-hyang-tender9.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1272" class="alignnone size-full wp-image-456043" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153441/interview231005-rung-hyang-tender12.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1272" class="alignnone size-full wp-image-456040" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──（笑）。4ヶ月連続でシングルを配信リリースして、最後にTENDREさんとの描き下ろしの新曲を入れてEPで出す、というところまで決めていたのですか？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　はい。ここ最近は「大人」をテーマにずっと作品を作っていたんです。というのも、今の日本って10代、20代で花火のように打ち上がり、あとは落ちていくだけという考え方が主流になっている気がするんですね。私たちのいる音楽業界も、いつまでにデビューして、いつまでにネクストステージを考えなければいけないような風潮がありますし。でも、人って30代、40代と歳を重ねるにつれて向き合う問題や、関わってくる環境も変化していくし、そのたびに心の拠り所となるものが絶対に必要じゃないですか。</p>

<p><strong>──とてもよくわかります。特に日本はルッキズムやエイジズムが相変わらず根深く存在している気がします。</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　大人が心を満たされたり、ハッピーな気持ちになったりするほど、それが次の世代にも受け継がれていくと思うんです。大人になることがつまらないとか、「終わっていく」みたいな感覚になっている若い世代に、大人になることが楽しみだと思ってほしいし、そう思ってもらえるような世界観を、音楽でも作っていきたかったんですよね。</p>

<p><strong>──実際の制作のプロセスは？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong> 今年の初夏くらいだったかな、スタジオとかではなく自宅で作業を始めました。「いつもルンヒャンはどこで制作してるの？」と聞くので、「大抵はリビングの食卓に、パソコンを置いて作業してるんだ」と話したら、「じゃあそこへ行って、そこからの景色を見ながら作りましょう」と提案してくれました。「曲調をどうする？」とか、「サウンドはどんな感じ？」みたいな話よりも、まずお互いの思っていること、感じていることを一度すり合わせしましょうって。</p>

<p>「ここ最近はずっと体が疲れてるんだよね」みたいな、ほとんど雑談レベルの話をいろいろしましたね。「SNS疲れ」というか……普段はあまり情報に振り回されたりしないんだけど、最近は急にネガティブになったり。「大抵は一晩寝たら復活するはずなのに、次の日までブルーな気持ちが続いていることが多くて」みたいな話をしたら、「ああ、実は俺もそんな時期だわ」って。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　その頃は「気合が入んねえな」みたいな時期が続いたんですよ。話しながら、逆に最近は「ポジティブであること」、「自己肯定感を上げていくこと」に疲れているよねって。ルンヒャンさんと話しながら、そういう自分を見つけたし、そういえば周りの友人もみんなそんな感じだったなと気づいたんです。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　お腹が空いたらキッチンで海苔巻きを作ったりしながらね。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　韓国風の海苔巻きを「キンパ」っていうんでしたっけ。めちゃくちゃ美味しかったです（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153450/interview231005-rung-hyang-tender10.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1272" class="alignnone size-full wp-image-456042" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──今回、TENDREさんにプロデュースをしてもらってどうでした？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　歌い手でもあるTENDREに、ボーカルディレクションをしていただくのは自分にとってすごく新鮮でしたね。歌詞の言葉一つにしても、例えば〈眠れなくて〉とか〈いつか愛せるよ〉と書いていたものを〈眠れないの〉、〈いつか愛せるの〉と語尾を置き換えた方が、印象が丸くなるし、馴染みがいいかもって提案されたんです。私、普段はどちらかというと中性的に歌詞を書くことが多いのですが、それをどちらかというと女性的な柔らかさを感じる表現にしたり、歌い方もアタックを強めたり弱めたりして。かなり細かいところまでこだわっていただきながら、すごく奥行きのあるプロデュースをしてもらったなと思いました。</p>

<p><strong>──これまでの表現スタイルを変えることに、抵抗はありませんでしたか？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　抵抗というか、ちょっと恥ずかしいなという気持ちは最初正直ありました（笑）。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　「女性らしさ」を出したかったというわけでもないんですよ。僕自身、〈〜なの〉みたいな言い回しはわりとする方なので。例えば〈いつか愛せるよ〉だとすごく強くて自己完結的だけど、〈いつか愛せるの〉だと柔らかく、少しだけ問いかけというか曖昧なニュアンスも残されている気がしたんですよね。それをルンヒャンさんに表現してもらったらどうなるだろう、という興味もあってリクエストしてみたわけです。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　ありがたかったです。というのも、基本的に私は私自身のことを疑っているというか、そんなに信じていなくて。例えば、「この服は自分では似合っている」と思っている、もしくは「この服は自分には似合わない」と思っていても、ちょっと角度を変えると変わるかもしれないと常日頃考えているので、私に対する第三者からの客観的な視点やサジェスチョンには、なるべく乗っかっていきたいんですよね。実際、語尾一つを変えるのも、自分にとってはものすごく大きなことでした。普段着ない服にトライしてみるような感覚というか。しかも、実際にやってみたらすごく良くなったので、さすがTENDREと思いましたね。</p>

<p><strong>──デュエットしてみた感触はいかがでした？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　しっくりくるのは、やる前からある程度わかっていました。以前、私のラジオ番組にゲストで出ていただいた時に、リスナーからのお題に対して一緒に即興で歌うということをやったことがあって。その時にすごくいい感じだったんですよ。ここぞというところではしっかり主張をしつつ、引くところはちゃんと引くというのを絶妙な塩梅でやってくれたし、それが私のバランス感覚と似ていると感じました。なので、今回のデュエットも期待どおりのものになりましたね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153545/interview231005-rung-hyang-tender3.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-456051" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153540/interview231005-rung-hyang-tender4.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-456050" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──ところで、この曲が収録されているEPに「香り」を意味する『AROMATIC』というタイトルをつけた理由は？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　音楽って「香り」に似ていると思ったんです。目に見えなくて形もないけど、いつの間にか人の生活にスルッと入っていったり、曲によっては自分の人生の代名詞にもなったりするところとか。その人にとってはいい香りだったり、意味のある香りだったりしても、他の人にとってはそうでもなかったりするように、このEPに入っている楽曲たちが、それぞれの香りを発していて、それがある人の生活にフィットしたり、またある人の記憶を蘇らせたりするEPになったらいいなという思いからこのタイトルを付けました。</p>

<p><strong>──冒頭曲“<strong>オトナの時間</strong>”は、「大人よ遊べ」がテーマです。お二人は大人になってよかったことや、大人になったからできることというと、どんなことを思い浮かべますか？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　例えば「こういうことにお金を使いたい」とか、「こういう場所へ旅に行きたい」とか。子供の頃は、自分の体の小ささとか、親や周りの目を気にしてできなかったことが、自分の力で調整して実現することができるようになったのは、大人になって良かったと感じることの一つですね。こうやって自分の作品を作っている時も「この人とやりたいな」みたいな、実現に向けてただただひたむきに動けることもそう。今日は「いきなりステーキ」を食べたいなと思って、食べに行けることとかもね（笑）。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　僕が「大人になって良かった」と思うのは、物事にそんなに動じなくなったことですね。それは、言い換えれば「強さ」にもなるけど、その一方で感動が薄れているんじゃないかと考えることが、最近は多々あります。動じなくなってきているからこそ、自分からもっと探究心を燃やしてワクワクするものを見つけていかなければと。今より若い頃は、無自覚にワクワクするものに飛び込んでいったところもあったんですよ。でも今、大人になって思うのは、意識的にワクワクを見つけて心が鈍くならないようにしたいということですね。</p>

そう言えば先日、直島へ行って美術館巡りなどしていたんです。ライブをやりに地方へ行って、そのまま帰ってくるだけじゃなくて、例えば自分であてもなく「寄り道」をしてみることで、その場にいる人たちとの出会いがあるじゃないですか。そういう「寄り道」は、これからもたくさんしていこうと思うようになったのも、大人になって良かったことかな。

<p><strong>──“<strong>Floater</strong>”では、〈君にとっちゃ意味不明なんでしょうが　こっちにとっちゃもうなんか気分上々Glow up〉という歌詞があります。他人には意味不明でも、自分にとっては最高に大切だしテンション上がることってありますよね？</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　歌詞にも書いたけど、スニーカーを履かずに箱買いする人とかね。家族や周囲からは「こんなの要らないでしょ」と言われても、「いやいや、この集めている行為が楽しいんだから」みたいな（笑）。帽子とか靴は、ちょっとしたデザインや色の違いでいくつも買い集めてしまうことは私もあります。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　それこそ楽器や機材も、知らない人からすれば「また同じようなもの買ってる」ってことになるかもしれないですよね。実際は一つひとつ全然違うし、その価値がわかる人にとってはめちゃめちゃ貴重なものでも。思えば古着もそういうところがあるかもしれない。現行品にはないデザインや柄、色にテンションが上がったりするじゃないですか。「今、逃したらもう二度と出会えないかもしれない」という一期一会の楽しさもある。</p>

<p><strong>──そういう、自分のテンションを上げてくれるものを主体的に選び取っていけるのも「大人」の楽しみということかもしれないですね。“<strong>weakness</strong>”は、好きな人との曖昧な関係性に悩む主人公にそっと寄り添う歌詞です。</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　最近、曖昧な関係で悩んでいる人が多いなと感じるんですよ。関係性をはっきりさせたくないと考えるパートナーに悩んだり、自分以外のパートナーがいる人から「都合の良い相手」にされてしまったり。次に会ったら「No」を言おうと思っても、いざ会うと言えない。そんな心の「弱さ」についての曲です。でも、何でこういう曲を書こうと思ったんだろう……。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　なんかあったんですか？（笑）</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　 （笑）。でも間違いなく自分の恋愛観が含まれていると思うんですよ。人によってはそれを「正しくない」「間違っている」とジャッジするかもしれないようなことでも、当人からすれば「それは分かっているんだけど」みたいなことってあると思うんです。それに対し、否定も肯定もせずに曲にすることによって、悩んでいる人の気持ちに寄り添うことができるんじゃないかと思ったんです。きれいごとだけが世の中にあるわけではないし、みんな何かしら矛盾を抱えて生きているわけだから。そこもきちんと描きたかったし、これからも描いていきたいと思っていますね。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　「弱さ」って、他人から「君は弱いね」なんてジャッジされたくないですよね。他人を「弱い」とジャッジなんてしたくないし。自分の中にある「弱さ」は自分で向き合うべきもの。それを乗り越えるのも自分にしかできないのではないかと。僕がもし「弱さ」について書くとしたら、自分の中にある「弱さ」をどうにか「強み」に変えられないかということを、模索しながら曲にしていくような気がします。うまく言えないですが。</p>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>RUNG HYANG 『weakness』（MV）</strong></p>
<div class="movie_wrap"><iframe width="960" height="540" src="https://www.youtube.com/embed/T1_6tVQUhy0?si=1K9GuY_TufdPI9q5" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>ルンヒャン</strong>　そう言えば、最近TENDREがリリースしたEP『<strong>IN WONDER</strong>』の“<strong>COLORS</strong>”を聴いて、それを強く思いました。〈やめどきも自分次第〉という歌詞のフレーズとかは特にそう。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　ありがとうございます。そういうふうにも確かに取れるかもしれない。僕としてはあの曲は、人が思い描く「色」はそれぞれ違うということを歌いたかったんです。例えば人が思い描く「色」はそれぞれ違う。それを混ぜ合わせた時にきっと、それぞれが思っている「青」とは違う色になると思うんですよね。そのことをポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかは自分次第。それを〈やめどきも自分次第〉というフレーズに込めているんです。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　ああ、なるほどね。</p>

<p><strong>──EPの最後に収録された“<strong>Our story</strong>”は、誰もが避けられない「死別」を歌った曲ですね。</strong></p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　私が主催するイベント＜OTOGRAPHY＞のゲストに、「TODAYFUL」デザイナーの吉田怜香ちゃんを呼んだときがあったんです。その時に「最近、一番悲しかったことは？」と聴いたら、自分の愛犬が病気になり安楽死させなければいけなくなったことだと言っていて。そのことをテーマにしようと思って書いたのがこの曲です。</p>

<p>自分も今ちょうど老犬と一緒に過ごしていて、そこに常に向き合っているので、当たり前の存在がいなくなるかもしれない。犬の代弁なんてできないし、その場しのぎの慰めの曲にはしたくなくて。自分もいつか死んでいくことを想像した時に、たとえ誰かがそばで見守ってくれていたとしても、怖くて仕方がないと思ったんですね。私たちって、生きている間は「見送る側」の体験しかしたことがない。でも、そんなふうに見送られる側の気持ちを考えた時に〈見送るのはお互い様〉というフレーズが出てきました。</p>

<p><strong>──TENDREさんは表現する上で、ご自身の死生観は重要な要素になっていますか？</strong></p>

<p><strong>TENDRE</strong>　なっていると思います。〈見送るのはお互い様〉は、確かに僕もよく考えることなんですよ。うちの両親はまだ健在で、母親とはよく「死」について話してます。「私が死んだ時は、この曲を歌ってよ」くらいの軽い会話なんですが（笑）。それに、ここ最近はミュージシャンの友人が亡くなることが続いたのもあるんですよね。亡くなり方も様々ですが、そこへ向かっていくことはみんな等しくあるわけで。それを踏まえた上で、そこまでをどう輝かしく生きていくか。ずっと考えていかなければいかないテーマでもあると思っていますし、考えながら作品を作り続けていきたいですね。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　私、子供の頃に親が死ぬことを考えてメソメソ泣くくらい、昔は自分の周りの人みんなに死んでほしくなかったんですよ。</p>

<p><strong>TENDRE</strong>　分かります。そういう時期ありましたね。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　私の母は体が弱くて、地元に帰るたびに「もしかしたら、会えるのはこれが最後かもしれない」と思っていて。でも、子供の頃と少し気持ちが変わってきました。もちろん、死なれてしまうのは嫌だけど、大人になった今は彼らのことを「しっかりと見送ろう」という気持ちが強くなってきました。そのためにも今をしっかりと生きて、いろんな景色を見せたい。大人になるって、誰かの死を見送ることも大切な仕事なのだなと思うようになりました。</p>

<p><strong>──これからもし、2人でコラボなどする機会があったらどんなことがしたいですか？</strong></p>

<p><strong>TENDRE</strong>　今回は落ち着いた、すごくいいムードで作品を作りましたけど、次はちょっとふざけたものもやってみたいですね（笑）。ふざけたというか、遊び心を感じさせるものを。</p>

<p><strong>ルンヒャン</strong>　そういうミュージックビデオがあったら楽しいでしょうね。今回のミュージックビデオはとてもシックな仕上がりで。TENDREは映画俳優のような趣なので、次はぜひおちゃらけた顔も見せてください（笑）。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>RUNG HYANG 『ANY DAY feat. TENDRE』（MV）</strong></p>
<div class="movie_wrap"><iframe width="960" height="540" src="https://www.youtube.com/embed/jph_Qd0NKww?si=d2k2va_hvGVsVlYj" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153549/interview231005-rung-hyang-tender2.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-456052" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05153536/interview231005-rung-hyang-tender5-1.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-456049" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：Takanori Kuroda
Photo：Nao Chinen 
Hair & Make up：Shikie Murakami
衣装協力：YOKE, ALANDALA</p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05160816/interview231005-rung-hyang-tender14.jpg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-456055" /></div>
<p class="name">AROMATIC</p>
<p class="text">2023.09.27（水）
RUNG HYANG
1. オトナの時間
2. Weakness
3. Floater
4. ANY DAY feat. TENDRE
5. Our story</p>
<a href="https://linkco.re/MZtpET8p" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
<div class="separator"></div>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/11/05160811/interview231005-rung-hyang-tender15-1.jpeg" alt="RUNG HYANG×TENDRE" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-456054" /></div>
<p class="name">AROMATIC RELEASE PARTY 2023</p>
<p class="text">2023.11.22（水）大阪 心斎橋 CONPASS 
key.コイチ  B.浜崎州平  Cho.bane   and more…
2023.12.12（火）東京 下北沢 ADRIFT
key.大樋祐大（SANABAGUN.）Dr,菅野知明  B.Shin Sakaino  Cho.bane
開場 19:00／開演 19:30 
前売 ¥4,500／当日 ¥5,000（＋1D）
一般発売：10/28（土）10:00～スタンディング・整理券番号あり
主催：RUNG HYANG／YUMEBANCHI（大阪公演のみ）
お問い合わせ：YUMEBANCHI（大阪）06-6341-3525 ＜平日12:00〜17:00＞</p>
<a href="https://eplus.jp/rung-hyang/" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">チケットはこちら</a><a href="https://rung-hyang.jp/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">RUNG HYANG HP</a><a href="https://tendre-jpn.com/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">TENDRE HP</a>
<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
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		<title>花ひらくユニークな才能の指針──対談：AILI×小袋成彬</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/aili-toka-230828/454127/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/aili-toka-230828/454127/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 28 Aug 2023 10:00:49 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[Qetic編集部]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>ベルギー発のダンスポップデュオ、AILI（アイリ）は、7才で日本からベルギーへと移住したボーカルのアイリ・マルヤマ（Aili Maruyama）とトラックメイカーの’Transistorcake‘ことオーソン・ウッターズ（Orson Wouters）によるプロジェクト。AILIと〈TOKA〉代表・小袋成彬の3人にインタビューを行った。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1287" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/18150326/interview230818-aili-nariaki-obukuro2-1-1920x1287.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="AILI×小袋成彬" decoding="async" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>2020年代、それはアジアにルーツを持つアーティストの目覚ましい躍進の年ともいえる。ベルギーからも日本にルーツを持つアーティストのニュースが届いた。</p>

<p>ベルギー発のダンスポップデュオ、<strong>AILI</strong>（アイリ）は、7才で日本からベルギーへと移住したボーカルの<strong>アイリ・マルヤマ</strong>（<strong>Aili Maruyama</strong>）とトラックメイカーの'<strong>Transistorcake</strong>'こと<strong>オーソン・ウッターズ</strong>（<strong>Orson Wouters</strong>）によるプロジェクト。この2人組が2021年にリリースした『<strong>Dance EP</strong>』に大沢伸一やZOMBIE-CHANG、Stones Taro、Nariaki（小袋成彬）のリミックスが追加収録された日本デビュー盤が小袋成彬とYaffleによって設立された〈TOKA〉よりリリースされた。</p>

<p>国内外問わず鳴り響く音楽を創造してきた2人の〈TOKA〉が6年ぶりに動き出し、AILIというアーティストが〈TOKA〉からリリースすることには必然性を感じる。</p>

<p>今回はAILIことアイリ・マルヤマ、オーソン・ウッターズ、そして〈TOKA〉代表でもある<strong>小袋成彬</strong>の3人にインタビューを行った。魅力溢れるAILIのアーティスト像や、グローバルなルーツを持つアーティストの躍進、AILIとともに再び動き出した〈TOKA〉について、話を伺った。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/18150326/interview230818-aili-nariaki-obukuro2-1.jpg" alt="AILI×小袋成彬" width="1920" height="1287" class="alignnone size-full wp-image-454131" /><figcaption><strong>AILI</strong>
写真左：アイリ・マルヤマ／写真右：オーソン・ウッターズ</figcaption>
</figure></div>

<h2 class="fade-up">音楽がつなぐ人と人</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──『Dance EP』日本デビュー盤のリリース、おめでとうございます！　まずはぜひAILIというプロジェクトについて教えてください！</strong></p>

<p><strong>オーソン</strong>　僕とアイリはずっと友達で、2020年くらいから新しいエレクトロな音楽を作り始めたんだ。AILIはベルギー出身のデュオで、僕たちは2人ともベルギーに住んでいるんだけど、違う街に住んでいるよ。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　当時、既に楽曲はたくさんあったけど歌詞がなかったの。それでどうするかって時に、自発的に日本語の歌詞をつけていたんだよね。私が日本人のハーフだからってのもあるんだけど。だからこのEPも日本語で歌っているよ。それがすべての始まりかな。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　最初は歌詞を英語にしようとしたけれど結局そうはしなかった。英語で作詞すると普通になってしまうというか、より特別な意味がある気がしたのが日本語だったんだ。そうすればアイリも心から歌ってくれるような気がするからね（笑）。</p>

<p><strong>──確かに日本語で歌っているからこそ、音の響きが新鮮に感じます。ところで小袋さんはどこでAILIを知ったんですか？</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　僕は東京のJ-WAVEで『FLIP SIDE PLANET』というラジオ番組をやっているんだけど、2年くらい前にリスナーがAILIの音楽を送ってくれて、実際に聴いてみたんだ。それがもう驚くぐらい刺激的で、まさに「ワオ！」という感じだったんだよね（笑）。それで2年前くらいからAILIに連絡を取り始めたんだよ。本当に偶然の出来事。ただ実際にAILIとの最初の接点がどんなだったのか忘れてしまったけどね。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　Instagramで私たちに「もし良かったらだけど、AILIの曲をミックステープに入れてもいい？」みたいなメッセージをくれたんだよ。</p>

<p><strong>小袋</strong>　その前にJ-WAVEが企画した日本のフェスティバルに招待したよ！  会うよりも前にビジネス的なつながりだったり、カルチャー的な側面もあったり、それが最初の接点だったね。</p>

<p><strong>──偶然の出来事で今に繋がっているわけですが、AILI自体は日本にリスナーがいることを知っていたんですか？</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　知らなかった！ もちろん期待してたけど、ちゃんと日本にもリスナーがいたことには驚いたよ。私たちの音楽がどう受け止められてるのか、お父さん以外見当もつかなかったから。でもお父さんは子供の頃に作ったものを何でも素敵だと思ってくれていたから、参考にすることはなかったんだけどね（笑）。（リスナーから）Instagramにメッセージが届いたり、そういう声が聞けたのは本当に嬉しかったな。ほとんどの人が「あなたが歌う歌詞がとても好き！」と言ってくれた。もちろん音楽とのコンビネーションも。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　日本での初ライブはとてもスペシャルなものだったよ。日本以前に、そもそも僕らの音楽がベルギーで何かできるなんて思ってもなかったんだ。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　うん（笑）。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　だって日本語の曲を作ったのに、ある日突然ベルギーのラジオ局で流れたんだよ（笑）。その時点でとても驚いた。だからこそ日本で、日本のリスナーのためにライブできたことはとても幸せなことだった。</p>

<p><strong>小袋</strong>　日本でのライブはヤバかったよね。 会場もとても揺れてたし、とにかく最高だった。 みんな一緒に歌ってたし！</p>

<p><strong>アイリ</strong>　そう！本当にスーパースターになった気分だった。 ベルギーには誰も歌詞を知ってる人がいないから、みんなが「ゲンキ〜」とか「トキドキ」とか歌ってて本当にびっくりしたし、嬉しかったね！</p>

<p><strong>小袋</strong>　音楽でつながった瞬間だったよね。僕がベルギーに行ってライブを観た時も同じことを思っていたんだ。AILIの音楽は本当に良くて、オーソンのトラックは本当にイカしてるから歌詞は関係なく、みんなが踊っていた。違うように見えるけど、同じことが日本のライブでも起きていたと思う。音楽でつながっていたんだ。</p></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>Aili - Toki Doki [Official Video]</strong></p>
<div class="movie_wrap"><iframe width="900" height="564" src="https://www.youtube.com/embed/4XSOSUZu_sk?si=jdZgpaC4-HhbhBi5" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──確かに。僕は日本からロンドンに引越してきて現在暮らしているのですが、ライブやパーティーの会場で同じことを思っていました。言語は関係なく、誰もが同じ空間をシェアして繋がっていくような雰囲気がある。それこそ日本と違ってとてもオープンな雰囲気があるというか。</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　どういうこと？ 日本はもっとクローズドな感じなの？</p>

<p><strong>──日本では例えば誰かと一緒にいることが当たり前になってしまっているというか。ロンドンでライブやパーティーに1人で行くと、大抵いつも知らない人に話しかけられるんです。そこから会話が生まれたり、知らない人と仲良くなれたり、そのフラットさは衝撃的でした。</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　イギリスのお客さんはクレイジーな人が多いからね（笑）。</p>

<p><strong>──それこそ小袋さんもクルーとして参加しているMelodies Internationalのパーティー（『You’re Melody』）もあたたかくてお気に入りのパーティーの1つです。昨年、日本でツアーを行っていた時はそんなフラットな雰囲気が感じとれて素敵だなと思いました。</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　あれは良いパーティーになったよね。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　そうなんだ。でも、日本のお客さんからはリスペクトを感じたよ。ベルギーやオランダでライブをするとお客さんが喋っていたりして、とても失礼に感じる時がある。だから初めて日本でライブをした時は、逆に沈黙が続いて正直ハラハラしたよ。お客さんは楽しんでいるのか、それともまったく興味がないのか、わからなかったから。あとマスクをしていたからか多少の距離感を感じていたからかも。でもこの前ライブをした時は曲に合わせて拍手してくれたり、歌ったりしてくれているのを見て、この沈黙はリスペクトだったんだなって。その距離感というか、壁が完全になくなったように感じたよ。</p>

<p><strong>小袋</strong>　それこそ、本当にレアなことなんだよ！</p>

<p><strong>アイリ</strong>　本当に！？</p>

<p><strong>小袋</strong>　日本でああいう瞬間を初めて観たもの。だからあの日はとても特別だったんだ。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　でもそれって私たちがベルギーで、あるいはヨーロッパで、こういう盛り上がりに慣れているからレアに思わないのかな？ お客さんと一緒に歌ったり、お客さんの中に入ったり、お客さんと一緒に踊ったりするような関わりも必要だと思う？</p>

<p><strong>小袋</strong>　わからないな。音楽にもよるけどね。普通は本当に静かで、ほとんどそういう瞬間はないね。僕のリスナーはいつも静かなんだ。僕の音楽はどちらかというとチルだったりハウスっぽい要素が強いこともあるんだけどね。でもさっき話したみたいな瞬間こそ最高なんだよ。UKスタイルだね（笑）。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　ベルギースタイルでもあるね。日本に持って行かなきゃ（笑）。</p>

<p><strong>──日本デビュー盤ですが、大沢伸一やZOMBIE-CHANG、Stones Taro、そしてNariakiによる豪華リミックス陣も最高でした。</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　リミックスはEPに新鮮な風を吹かせてくれたよ。EP自体は2年前にリリースされていたから、私たちにとってはその新鮮さは奇妙に感じるし、リミックスという別の形で自分たちの音楽を聴くことができるのは、本当に嬉しいな。EPがさらにいい感じになって世に出たなんて、とても興奮しちゃうね。</p></div>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/2U2VjinwnX4z8PLVXk23NF?utm_source=generator" width="100%" height="352" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>小袋</strong>　もちろんオリジナルもおすすめだよ。ぜひ聴いて欲しいな。</p>

<p><strong>──その中でもお気に入りのリミックスはありますか？</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　全部。</p>

<p><strong>一同</strong>　（笑）</p>

<p><strong>アイリ</strong>　どれが好きかなんて選べないよ！　大沢伸一やZOMBIE-CHANGのリミックスを聴き比べると、スタイルが全然違うでしょ？ でもそれがとても好きなんだ。もちろん全部エレクトロニックだけど、参加してくれたみんなが私たちの曲に新しいユニークさを与えてくれて、それがまた面白くてね。本当に感謝してる。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　ZOMBIE-CHANGの“ふつう”のリミックスはオリジナルをさらに引き上げてくれたよね。何というか……。</p>

<p><strong>小袋</strong>　超エネルギッシュ（笑）。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　そう！ “ふつう”を制作していた当時、この曲をEPに収録するかどうか、ちょっと悩んでいたのを覚えているんだ（笑）。</p>

<p><strong>小袋</strong>　そうだったの？</p>

<p><strong>アイリ</strong>　そうそう。悩んでた。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　でも今こうやってZOMBIE-CHANGのリミックスで、さらにパワフルになったよね。曲の広がりが見えたからとても良かったな。</p>

<p><strong>小袋</strong>　日本デビュー盤をリリースした時、Stones Taro（日本盤にて“ときどき”をリミックス）がコメントくれたの知ってる？ 彼があるイベントでDJとして出演していた時に、他のDJがAILIの“ダンス”をプレイしていたんだ。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　ええ！？</p>

<p><strong>小袋</strong>　彼はバックヤードで聴いていたんだけど、その瞬間に「なんだこの曲は！？」って反応してた。彼はそれでAILIを知ったんだよね。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　そうだったんだ（笑）。</p>

<p><strong>小袋</strong>　だから彼もこのプロジェクトに参加することを決めたんだ。AILIにはもうすでに大物DJのファンもいるよ。</p></div>

<h2 class="fade-up">ベースと創造、自分たちが持っているもの</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──ベルギーで日本語の歌を歌うということもとても稀有なことに感じますが、ここ数年で世界的に日本にルーツを持つアーティストの躍進が目立つようになってきたと思います。</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　確かにそうだね。その歴史について詳しくは知らないけど、非英語圏の音楽への興味関心だったりが、世界中でピークに達したんだと思う。特に日本や韓国をはじめとした、アジアの音楽に対する多くの障壁が取り除かれたんだとも思う。</p>

<p><strong>──K-POPも目まぐるしく世界進出していますよね。＜Coachella＞のヘッドライナーにBLACKPINKが選ばれたのも記憶に新しいです。AILIも日本にルーツを持つアーティストですが、近年のアジアンルーツを持つアーティストの躍進はなぜ起きていると思いますか？</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　すでにビッグなアーティストたちが舞台裏で活躍していたんだよ。例えばエレクトロニック・ミュージックやハウス・ミュージックのジャンルで、日本はもうすでに有名だった。そういうパイオニアたちが歴史を紡いでいたから、今の大きな広がりを見せているんだと思う。ベルギー、ヨーロッパでもそう。イタロ・ディスコだって自分たちの言語で歌っていたし、最近ではロザリア（Rosalía）もそうで、より多くのアーティストが、自分たちの国の言葉で歌っている。みんな英語だけに囚われていることにうんざりしているのかも。ずっとそうだったから、きっとみんな新しいものを求めているんだよ。そしてこれは長い目で見たらこれから続いていく進化の一部なんだろうね。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　アメリカやイギリスのアーティストのようなサウンドを目指すのではなく、自分たちのルーツで何かをやってみたいという変化があるのかもしれない。多くのポップミュージックはアメリカやイギリスから来たものだからだけど、僕たちはきっと「アメリカやイギリスの音楽のように聴こえなければならない」という思いを抱くようになっていた。でも今は、もっと多くの変化が起こっているんだ。自分たちの言語が持っている個性に気づき始めて、それを生かした創造をしているんだと思う。</p>

<p><strong>小袋</strong>　その通り。これはもちろん日本とアジア圏だけの話じゃない。例えばヒップホップは生まれてから数十年経って市民権を得てメインストリームになった。ナイジェリアのアフロビーツや南アフリカのアマピアノでも同じような出来事が起きてる。そして今はハウス・ミュージックやナイトクラブ・シーンの境界線が広がっていくのを感じる。UKガラージもそうだね。</p>

<p><strong>──境界線がなくなることは、すなわち世界に繋がっていくということですよね。</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　日本からはYMO（イエロー・マジック・オーケストラ ｜ Yellow Magic Orchestra）という最高のエレクトロニック・ミュージックが登場して、世界的に有名になった。ただ彼らは例外で、日本から世界に出る音楽は多くなかった。だから、AILIがやっているようなことは、日本のスピリッツを使ったダンス・ミュージックで、その創造の波に乗っているということなんだ。リナ・サワヤマ（Rina Sawayama）がそうであったようにね。彼女の躍進は、彼女が日本人だからというだけでなく、彼女の音楽がUKのナイトクラブ・シーンをベースにしているからだと思う。そこが重要。オーソンがこれまでやってきたことは、クールなダンスミュージックを作ることだった。そこにアイリという日本のテイストが加わった。だからAILIの音楽はすごく良い。リナ・サワヤマやJojiと同じだね。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　とはいえアジア文化がますます人気を集めているのも確かだね。ベルギーでは目にするようになった異文化に対して、人々はよりオープンになっていると思う。日本のショップができたり、日本へ休日を過ごしに行ったりするようになったから、ベルギーで僕の音楽が「ああ、これは来るぞ」と思われるようになった理由の1つでもあると思う。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　ストリーミング配信もあるね。インターネットを通して世界中の音楽を聴くことができるのは良いことだよ。</p>

<p><strong>小袋</strong>　技術的な革新にも感謝だよね（笑）。</p></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>Aili - braindance_ Session</strong></p>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/0bMMeXFzEW8?si=JIoZHyVqdMnHZxKf" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div>
</div>


<h2 class="fade-up">誰かを導く地図とコンパス</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──小袋さんも代表を務める〈TOKA〉もAILIをきっかけにレーベルとして再始動しますね。そのきっかけは何だったのでしょうか？</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　この5年間で音楽業界の状況が大きく変わったからかな。今は簡単に音楽を世に送り出すことができるし、その利益を分配できる。そういうことは大体自動的にできるけどレーベルを通さなきゃいけないから、今こそ自分たちのレーベルを再スタートする時だと思ったんだ。みんなと音楽のために。あとは本当にユニークな音楽を日本の人たちに紹介したくなった。もちろん日本の人だけじゃないけどね。僕は音楽が本当に大好きで、ユニークなプロジェクトにもっと参加したい。その矢先にAILIがいたんだよ。みんなあの音楽に夢中になる。リリックもすごくいいし、日本語で歌っているのもとてもユニークで、日本人にとってはとても新鮮だと思う。AILIは日本の音楽業界を変える力があるし、もうすでに達成していると思う。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　ワオ！　本当に？（笑）</p>

<p><strong>小袋</strong>　本当だよ！　だから僕はこのプロジェクトでレーベルを再始動したんだ。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　大きな賛辞だね（笑）。ありがとう。</p>

<p><strong>小袋</strong>　君たちのことが大好きだよ（笑）。</p>

<p><strong>──今回はAILIというアーティストを通じてでしたが、〈TOKA〉はこれからどういう方向に進むのでしょうか？</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　僕はただアートが好きなんだ。ただそれを自分の目に焼き付けたい。業界やビジネスなんて正直どうでもいい。ただ、本当にクールなアートに関わりたい。それが僕のやりたいことなんだ。</p>

<p><strong>──では〈TOKA〉の今後のミッションとは？</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　わからない。ただみんなと一緒にクールなアートを作り続けたい。そしてアーティストの羅針盤になりたい。僕にはそれができると思う。どこに行けばいいのかはわからないけど、北か南か、「ああ、こっちの方角は日差しが強いよ」とか「こっちの方角には日本人が多く住んでる」とか、そんな感じで地図とコンパスのような感じかな。だから答えがどこにあるのかとか、そういうことはわからない。だけど、方向がわからなくなった人に「あそこに駅があるよ」とかは教えてあげられる。それがやっていることで、それが僕がアートのためにやりたいこと。それが僕のミッションで、TOKAのミッション。</p>

<p><strong>オーソン</strong>　僕が成彬を本当に好きな理由は、自分の心に従うところなんだ。どこかのレーベルのオーナーみたいに、みんなを成功させるための大きなプランや手法を使ったりするんじゃなくてね。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　私たちのコンパスね。</p>

<p><strong>小袋</strong>　ついてくる必要はないんだよ。ただのコンパスだから（笑）。</p>

<p><strong>一同</strong>　（笑）</p>

<p><strong>──コンパスという話が出ましたが、小袋成彬という1人の人間として、〈TOKA〉の代表取締役とプレイヤーとのバランスを難しく感じる時はないのでしょうか？</strong></p>

<p><strong>小袋</strong>　そうでもないね。僕はただ、この世界にまだ存在しないクールなアートを作りたいだけ。ビジネス的な視点だったりも必要だろうけど、 僕にとっては難しいことじゃない。文化的な意味でも、ビジネス的な意味でも衝突はあまりない。もちろん気にすることはあるけど、他のアーティストや他のビジネスパーソンに比べたら少ない。僕はクールなアートを作りたいだけ。たとえ一文無しになろうが、そんなことはどうでもいい。もうすぐ死ぬとしたらアートを優先するよ。ただ良いものをより良いものにしていきたい。</p>

<p><strong>──今日はありがとうございました。あらためてリリースおめでとうございます！最後にリスナーに向けて一言ください！</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　私が本当に伝えたいことはとても感謝しているということ。そしてみんなが私たちの音楽を楽しんでくれることを願っています。AILIの音楽を聴いた時に、そのすべてが心の明るいところから自然と生み出されたものだと感じられるといいな。また日本に行った時、すぐに音楽でつながることができるから。そうやって楽しんでもらえたら最高だね。オーソンは何か言いたいことある？</p>

<p><strong>オーソン</strong>　アイリと同じ。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　ありがとう。</p>

<p><strong>小袋</strong>　みんな聴いてみて！ そしたらきっと衝撃を受けるから。ただただAiliの音楽を楽しんでほしい。聴いて、いいバイブスを感じて、インスパイアされて欲しい。</p>

<p><strong>──小袋さんはこのあと＜ANTS HOUSE＞も控えてますね。</strong></p>

<p><strong>アイリ</strong>　それは何？</p>

<p><strong>小袋</strong>　3日間パーティーをやるんだ。世界中からDJを呼んでね。毎年恒例のお祭りみたいなものだよ。</p>

<p><strong>アイリ</strong>　私たちも来年は行かなきゃ！</p>

<p><strong>小袋</strong>　でも次はロンドンでやりたいんだよ！</p>

<p><strong>アイリ</strong>　それはむしろ近くてありがたい。もし手伝いが必要だったり、ベルギーのアーティストなら私たちが紹介するよ！</p></div>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/18150334/interview230818-aili-nariaki-obukuro1.jpg" alt="AILI×小袋成彬" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-454132" /><figcaption>© Tina Herbots</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview, Text by <a href="https://twitter.com/_mam_e" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Kaede Hayashi</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/08/18150224/interview230818-aili-nariaki-obukuro3.jpeg" alt="AILI×小袋成彬" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-454128" /></div>

<p class="name">Dansu EP（Japan Edition）</p>
<p class="text">2023.07.26（水）
AILI
〈Eskimo Recordings／TOKA〉
定価：¥2,200（税込）
&nbsp;
Tracklist
1. ダンス
2. 大きくなったら
3. パリパリ
4. げんき
5. ふつう
6. ダンス（Shinichi Osawa Remix）
7. パリパリ（Nariaki Obukuro Remix）
8. ふつう（ZOMBIE - CHANG Remix）
9. ときどき（Stones Taro Remix）
</p>
<a href="https://orcd.co/dansu_japan0726" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">配信はこちら</a><a href="https://linktr.ee/aili_dansu_japanedition?utm_source=linktree_admin_share" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">CDの詳細はこちら</a><a href="https://www.instagram.com/aili_inc/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">AILI</a><a href="https://www.toka.jp/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">TOKA</a>
</div>
<p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
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		<title>エッセイとリリック手がけるふたり──xiangyuと吉田靖直（トリプルファイヤー） 「言葉」の紡ぎ方</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/xiangyu_yasunao-yoshida-230217/446300/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/xiangyu_yasunao-yoshida-230217/446300/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 17 Feb 2023 10:00:18 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>東京・青山ブックセンター本店にてxiangyuによるルポエッセイ『ときどき寿』（小学館）の刊行を記念したトーク・サイン会が開催された。著者であるxiangyuの対談相手として登壇したのは、xiangyu同様ミュージシャンでありながら、エッセイストとしても活動する吉田靖直（トリプルファイヤー）。本記事ではその内容を、対談形式でレポートする。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="2881" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174019/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-010-1920x2881.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="xiangyu 吉田靖直" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174019/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-010-1920x2881.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174019/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-010.jpg 1626w" sizes="(max-width: 1920px) 100vw, 1920px" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>横浜のドヤ街・寿町へ6年間通い、そこで出会った76歳の親友とのエピソードを綴った<strong>xiangyu</strong>によるルポエッセイ『<strong>ときどき寿</strong>』（小学館）。2023年1月22日、東京・青山ブックセンター本店にて『ときどき寿』の刊行を記念したトーク・サイン会が開催された。</p>

<p>著者であるxiangyuの対談相手として登壇したのは、xiangyu同様ミュージシャンでありながら、エッセイストとしても活動する<strong>吉田靖直（トリプルファイヤー）</strong>。今回、Qeticでは事前に両者から、双方に対する「事前質問」を募っており、当日は互いの質問に対する回答を中心に、セッションが繰り広げられた。</p>

<p>エッセイを執筆するようになったきっかけや、それぞれの書籍に対する印象にまつわるエピソードを通し、二人の「エッセイスト」としての価値観を垣間見ることができた今回のトークイベント。本記事ではその内容を、対談形式でレポートする。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13173927/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-01.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446301" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13173932/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-02.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446302" /></div>

<div class="separator"></div>

<h2 class="fade-up">『ときどき寿』(小学館) 刊行記念
xiangyu × 吉田靖直（トリプルファイヤー）トークイベント</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13173959/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-07.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446307" /></div>

<h2 class="fade-up">隠蔽工作したくなるの、私も分かるんですよ（xiangyu）</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>xiangyu</strong>　吉田さんとは、私が2019年8月に自主企画した＜香魚荘827＞にトリプルファイヤーをお呼びしたのが、ちゃんと接するきっかけでしたよね。</p>

<p><strong>吉田靖直（以下、吉田）</strong>　その直前、確か7月に石川県で開催された＜加賀温泉郷フェス2019＞でもお会いしている気がする。ご挨拶してもらって「めちゃくちゃ明るい人だな」っていう印象がありました。陽のオーラが出ている人だなって……そう考えるとめちゃくちゃ久々ですよね。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　久しぶりですけど、たまにライブハウスにお客さんとして訪れている吉田さんのことはお見かけしています。ただお互いプライベートだと話しかけにくさがあり（笑）。結構同じ場所で遊んでますよ。</p>

<p><strong>吉田</strong>　僕も実は「xiangyuさんだな」と気づいたことはあったのですが、話しかけにくいと思っていました。あと＜加賀温泉郷フェス2019＞の時は「太陽っぽい」と思いましたが、『ときどき寿』を読んでいると意外と暗いですよね。僕は一見暗そうだけど、実は結構根が明るい人間なので、ある意味両極端ですね。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　確かに私は根があまり明るくないです（笑）。一人で家の隅っこでコソコソしている方が好き。でもこの仕事、そうも言ってられないじゃないですか。だからなるべく「今日も元気に」と言い聞かせています。</p>

<p>こういった話を2人でしっかりするのは、今回が初めてですね。吉田さんは『ここに来るまで忘れてた。』という「街」をテーマにしたエッセイを書いていて、共通するものを感じたんです。個人的にも楽屋とかではなく、よりパブリックな場でお話ししたいと思っていたので嬉しい。</p>

<p>特に「ピザ屋のバイトの話」と「バイトを仮病で休んだ話」が好きで。“隠蔽工作”したくなるのって、私もかなり分かるんですよ。でも、吉田さんほど「怒られたくなさ」「ばれたくなさ」に執着していません（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13173937/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-03.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446303" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>吉田</strong>　とにかく怒られたくないんですよ。でもxiangyuさんのように友達との約束を「コロナかもしれない」ってドタキャンするのは大概だな、と思いましたよ（笑）。エッセイでも書いていましたが。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　えー！　共感してくれると思ってたのに！</p>

<p><strong>吉田</strong>　僕はどちらかというと「ドタキャンされる側」なんです。「なんでみんな急にコロナになるんだろう」って。だから結構エッセイに登場する遅刻の話に関しては「ひどいこと書いてるな」って思いました（笑）。xiangyuさんは「xiangyu」名義じゃない時から『Maybe!』でコラムを連載されていたんですよね。それ以前からどこかで連載は持っていたんですか？</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　『Maybe!』が初めてです。もともと編集長とお友達だったんです。連載のきっかけは彼女が寿町に連れて行ってくれたこと。寿町へ通ううちに、友達に話したくなるような出来事が増え、日記のようにiPhoneでその日あったことをメモっていました。</p>

<p>時間が経ってからまとめて編集長に送ってみたら「メモが面白いから連載にしない？」と声をかけてくれて。その6年間の連載をまとめたのが、今回刊行する『ときどき寿』です。吉田さんが文章を書き始めたきっかけはなんだったんですか？</p>

<p><strong>吉田</strong>　『共感百景』（テレビ東京）に出演した時、出版社が声をかけてくれて連載が始まりました。ブログは大学生の時に書いていて、3ヶ月に1回、200字の記事を更新する程度。xiangyuさんと同じく、仕事として執筆するのは雑誌の連載が初めてでした。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13173954/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-06.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446306" /></div>

<h2 class="fade-up">自分の考えを出すということ自体には、
歌詞も文章もあまり抵抗はありません（吉田）</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>xiangyu</strong>　先ほど言った「ピザ屋のバイト」のお話然り、吉田さんは自分の下心も包み隠さずエッセイに書いている印象があります。それが吉田さんらしくて好きなんです。トリプルファイヤーの歌詞も吉田さんが手がけていますが、文章と歌詞を書く時って、何か違いはありますか？</p>

<p><strong>吉田</strong>　特に明確な違いは無いですね。強いて言えば、文章の方が書いていれば終わりがくるからやりやすいかも。歌詞は考えても終わりが来ない時があるんです。</p>

<p>ただ、自分の考えを出すということ自体には、歌詞も文章もあまり抵抗はありません。むしろ人が恥ずかしくて言わないことや「これを言ったら嫌われる」ということは、チャンスだと思っています。学生時代もそういうウケの取り方をしていたので。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　なるほどなあ。私は文章と歌詞が必ずしも地続きじゃないかもしれないです。「文章のような歌詞」を書いたことがないんですよね。吉田さんの歌詞と文章は「吉田さんらしさ」が一貫しているので、意識しているのかなって思いました。</p>

<p><strong>吉田</strong>　それしかできなかっただけ、でもあるのですが、そう言われると良いことのように思えますね。確かにxiangyuさんの“風呂に入らず寝ちまった”の歌詞を読んだ時はもっと「感覚的な人」という印象があったんです。エッセイストのxiangyuさんと歌手のxinagyuさんは、ちょっとイメージが違うかもしれません。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>xiangyu - 風呂に入らず寝ちまった (Lyric Video)</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/OyTjWKD-QnE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>xiangyu</strong>　今回の『ときどき寿』は、数年前は隠していたコンプレックスのように今まで表に出してこなかったことを書いているかも。口にするのは難しかったけれど、紙に向かって書くことはできたんだ、と気づく瞬間は多々ありました。「意外と文章なら思ったことを言いやすい」っていう感覚はありますか？</p>

<p><strong>吉田</strong>　話している時は「断片で捉えられるかも」という怖さがあるけれど、文章ならちゃんと相手に伝わる、という安心感はあるかもしれません。特に煮詰まることも無いのですが「文章にする意味あるのかな」っていう時はあるんですよね。「誰も読む人いないだろうな、面白くない」って感じて、途中で書かなくなる。書いたら書いたで「これって実は伝えたかったんだ」ってなる時もありますが。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　『ここに来るまで忘れてた。』を読んで、吉田さんがその時々で何かに突き動かされて行動し、それをテーマに文章を書けていることに面白さを感じました。何が吉田さんをそうさせてるんですか？　私は知らない街に降り立つとき、「こっちに行けば面白そう」という直感がはたらきつつも「お店が休業していた」「行列だった」というリスクを回避しようとしちゃうんです。</p>

<p><strong>吉田</strong>　僕は調べることもありますが「駅のどっち口から出た方がお店が多い」といった判断も直観に委ねることが多いです。xiangyuさんは失敗した時の安全策を用意することが多いんですか？　この本を読んでいる限り、そういう几帳面さはなさそうな印象がありました（笑）。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　私は安パイなタイプですよ、意外と。人を待たせる分にはあまり罪悪感もないのですが、自分の時間を削がれることがすごく嫌なんです（笑）。だから駅の南口と北口という分岐で「こっちが栄えているだろう」という直観が間違っていたとき、逆方面に戻るロスタイムを面倒に思っちゃう。</p>

<p><strong>吉田</strong>　そういうことなんてめちゃくちゃありますよ。飲食店の多い商店街で1時間くらい飯屋を探し回った結果、結局は序盤で見つけたラーメン屋さんが一番良いや、って結論に至る（笑）。しかもそういう時に限って嫌いなタイプのラーメン屋さんだったりする。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　まさにそれを回避したいんですよ！（笑）　失敗したくない。それに当たるともう一回昼飯をやり直したくなるから調べるんです。</p>

<p><strong>吉田</strong>　一生に楽しめる食事って限られているのに、その一回がクソみたいなメニューで潰されてしまう感じですよね。ただ、クソだったとしても「おかげでもうここに来なくて済む」とか「こういう店構えには入らないようにしよう」って学べるじゃないですか。</p>

<p>そもそも寄り道は好きで、会社員時代は帰り道を3時間くらいかけ、買い食いとかをしながら帰っていました。その分本筋の行動を取るのは苦手。できるだけ後回しにしたいのか、文章を書くときもデスクトップのフォルダ整理などから始めますからね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174004/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-08.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446308" /></div>

<h2 class="fade-up">私は無理やり伸びしろを増やそうとしているのかも。（xiangyu）</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>吉田</strong>　xiangyuさんの書籍で僕が気になったのは、本の最後があまり感動的にならず、平熱で終わっていくところでした。その読後感が良いなと思ったのですが、ああやって淡々と終わらせたのは、何か背景があるんですか？</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　当初はもっとエモめの文章で終わらせようとしていたんです。でも担当編集者さんと「エモいのってどうなんだろう？」ってなって。実は最終話に限らず、6年間の連載を通し「本当にそう思ってるの？　カッコつけてない？」とか「文章は上手くなったけど、書き始めた頃の方が尖ってたよ」って煽られることはよくあったんです（笑）。</p>

<p>言われた時はカチンとくるけど、冷静に考え直すと確かに「これって私の意見なのかな？」って疑問を感じることは多かったりもして。連載の最終回もそんな感じです。だから「寿町で友達ができて嬉しい」という、一番伝えたいこと、純粋に思っていることを伝えて終わらせよう、っていう結論に至りました。</p>

<p><strong>吉田</strong>　確かに書くことに慣れてくると、カッコつけてまとめたくはなりますよね。「最後はちょっと感動っぽくしないと」と不安になるけれど、いざ読んでみるとスッと終わる方が良かったりもする。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　吉田さんの文章は読みやすい文体だけど、私が陥りがちな「カッコつけ」が全然ないですよね。私は第三者的な人に言われて初めて「カッコつけてやろうとしていた」と気づいたのですが、意識はしているんですか？</p>

<p><strong>吉田</strong>　「自分が思っているか」は気をつけていますね。結構自問自答はしていると思います。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　じゃあ、文章を書く上で参考にしてる作家さんとかっていますか？　吉田さんは話し方もそうですが、独特なリズムがあると思いました。</p>

<p><strong>吉田</strong>　好きな作家はいるのですが、別にそれを真似しようとは思わないです。むしろ真似になったら嫌だなって。それよりも、小説とかを読んでいる時に「この比喩は凄そうだけれど、本当に意味があるのか？」っていう視点で読むことはあります。実は良いものである可能性もあるけれど、それが分からない限りは「良さげ」なものに手を出さないようにしているんです。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　私も好きな作家は真似しないようにしようって思ってます。というのも実は、文章の書き出し方がわからなくなることが多いんです。それで、自分の中には存在しないテーマのはずなのに、試しに好きな作家さんが取り上げているテーマで書こうとすることがあって。</p>

<p>ただ、例えば西加奈子さんの書いているテーマに沿ってみたり、文体を真似ようとしても、結局「良い感じの体裁」で終わっちゃうんです。</p>

<p><strong>吉田</strong>　好きな作家って「今はできないけれどこういう文章も良いよね」という理想像でもあるわけじゃないですか。これからできる可能性もあると思います。やろうとしてもできない、ということはいっぱいあった方がいいですよね。</p>

<p>僕の場合はやりたいことの幅が狭いせいか、「これをやりたいのにできない」という壁に当たることがあまりないんです。でも、それって伸びしろがなさそうじゃないですか。伸びしろとなるものはいろんなものから摂取しつつ、どう伸ばせばいいかを後から考えればいいかもしれないですね。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　めちゃくちゃいい話じゃないですか。私は無理やり伸びしろを増やそうとしているのかも。すごく勉強になりました。</p>
</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13173949/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-05.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1626" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-446305" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174012/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-09.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1626" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-446309" /></div>

<h2 class="fade-up">xiangyuさんを司る構成要素は、
一冊を通して浮かんできた（吉田）</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>吉田</strong>　もうひとつ、僕が『ときどき寿』の中で気になったのは、映画『ほとぼりメルトサウンド』のエピソードでした。脚本を「第一印象でしっくり来なかった」という言い方をされていたのですが、どういうところがしっくり来なかったんですか？</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　脚本が出来上がった時、思っていたよりも私のエピソードにめちゃくちゃ寄せまくっている印象を受けたんです。すごく「xiangyuの映画」っぽさがあって、映画監督ともそのことを伝えました。結論、完成したものからは抱いていた嫌悪感も感じませんでした。完成した映画のなかで、寿町の6年間が示されていたのは嬉しかったです。</p></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>映画『ほとぼりメルトサウンズ』予告編</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/R9LnnHO3WRI" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>吉田</strong>　最初に嫌悪感を抱いたのはなぜだったんですか？</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　寿町で人間関係を構築するのに、とんでもなく時間がかかったからかなあ。普通に寿町の人から嫌な顔をされたこともありましたし。そうやって努力して構築した人間関係のエピソードを、搾取されている感じがしたんだと思います。</p>

<p>ただ裏を返すと、あまりにエピソードが私の中で大切すぎたのかも。独り占めしたかったんだと思います。今回は監督なりにエッセイから街を解釈してもらえた。私が広げきれなかった寿町への考え方を、さらに引き伸ばしていただいたように思いました。</p>

<p><strong>吉田</strong>　『ときどき寿』を読む限り、寿町とは遠ざけ過ぎてもいけないし、逆に特別視してもいけない場所なのかな、と思っています。そもそも横浜の人にとっての寿町って、普通に遊びや飲みの目的でフラッと訪れる場所なんですか？</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　近くには野毛という飲屋街やストリップ劇場のある日ノ出町などもあるのですが、寿町自体は用事がないと立ち入らない人の方が多いと思います。</p>

<p>というのも、普通の街とは成り立ちも違うんです。もともとは日雇い労働者が「そこのエリアに来れば仕事を斡旋してもらえるから」と集まるようになり、そこから出来ていった街。住むために人が集まり、発展していったわけではないんですよね。そういう歴史があるからこそ、一般的な居住地とも違うと思います。</p>

<p><strong>吉田</strong>　大阪の西成みたいな街なんですね。ただ西成には飲み屋もあるから、若い子たちが集まりそうじゃないですか。そういう場所があるわけでもないんですか？</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　もちろん寿町の中にも韓国の惣菜を扱う昔ながらの店や、小さな居酒屋などはあるんです。ただ、そこを目がけていく人はあまり見たことがない。何より、1日あればぐるっと町内を回れるくらいの広さなので、西成とは規模感が違うかも。今度一緒に行きましょうよ。</p>

<p><strong>吉田</strong>　「行ってみた」というノリもはばかられるので、自分からは行けない場所だと思っていました。でも『ときどき寿』を読んで寿町に関心が湧いたので、誘っていただけるなら是非。</p>

<p>改めて、『ときどき寿』を通してxiangyuさんは遅刻癖はありながらも行動力はあるんだ、という印象を受けました。なんとなくxiangyuさんを司る構成要素は、一冊を通して浮かんできたと思います。僕も今年は行動の年にしたい。</p>

<p><strong>xiangyu</strong>　『ときどき寿』は寿町にフォーカスを当てつつも、「この街にとってxiangyuはどういう存在なのか」も分かる本になったと思います。ぜひ多くの人に読んでみていただきたいです。そして、私も今日の帰り道は寄り道をしようと思いました（笑）。すごく良い本に出会えたなと感じています。ありがとうございました！</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13173942/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-04.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446304" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：<a href="https://twitter.com/ntakagi8" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Nozomi Takagi</u></a>
Photo：<a href="https://www.instagram.com/kindai_punks/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Kazuma Kobayashi</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">PROFILE</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174023/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-011.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1920" height="1278" class="alignnone size-full wp-image-446311" /></div>

<p class="name">xiangyu</p>
<p class="text">2018年9月からライブ活動開始。 日本の女性ソロアーティスト。読み方はシャンユー。 名前はVocalの本名が由来となっている。
Gqom(ゴム)をベースにした楽曲でミステリアスなミュージックビデオも公開中。2019年、5月22日に初のEP『はじめての○○図鑑』をリリース。2020年にも6月5日、デジタルEP「きき」をリリース。2021年5月にはドトール愛が爆発した「ミラノサンドA」をシングルリリース。
毎年夏に開催している自主企画イベント＜香魚荘＞では音楽のみならずxiangyuが今面白いと思うヒト・モノ・コトが集うイベントを開催している。音楽以外でも元々活動しているアートやファッション、映画への出演など、垣根を超えた活動を行っている。
また、2022年の7月16日からはxiangyu自身が主演・主題歌を担当した、映画『ほとぼりメルトサウンズ』が新宿のK’s cinemaより順次、全国公開されている。

<a href="https://xiangyu0322.tumblr.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://twitter.com/xiangyu_fish" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Twitter</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/xiangyu_gyouza/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174026/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-012.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1771" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-446312" /></div>

<p class="name">吉田靖直（トリプルファイヤー）</p>
<p class="text">バンド「トリプルファイヤー」のボーカル。1987年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。音楽活動のほか、映画やドラマ、舞台をはじめ、大喜利イベント「共感百景」「ダイナマイト関西」などにも出演。また雑誌や各種WEBサイトでコラム執筆も多数あり、マルチな活動で注目を集めている。趣味は「ヤフーニュース」コメント欄を見ることと、サウナに行くこと。著書に『持ってこなかった男』(双葉社)、『ここに来るまで忘れてた。』(交通新聞社) 、『今日は寝るのが一番よかった』(大和書房)がある。

<a href="https://www.instagram.com/yasunao_yoshida/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://twitter.com/TRIPLE_FIRE" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Twitter（トリプルファイヤー）</u></a>
</p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174029/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-013.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1686" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-446313" /></div>

<p class="name">ときどき寿</p>
<p class="text">2022年11月25日（金）
著：xiangyu

<a href="https://www.shogakukan.co.jp/books/09388873" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/13174032/interview230214_xiangyu_yasunao-yoshida-014.jpg" alt="xiangyu 吉田靖直" width="1680" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-446314" /></div>

<p class="name">ここに来るまで忘れてた。</p>
<p class="text">2021年10月28日
吉田靖直

<a href="https://www.amazon.co.jp/ここに来るまで忘れてた%E3%80%82-吉田靖直/dp/433005521X" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
</p>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/setsuzoku_kubotatakeshi_grina-230210/445493/</guid>
		<title>クボタタケシ × G.RINA━━変わり続けるシーンで“変わらないスタイル”</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/setsuzoku_kubotatakeshi_grina-230210/445493/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/setsuzoku_kubotatakeshi_grina-230210/445493/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 10 Feb 2023 10:00:45 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>カルチャーパーティ・SETSUZOKUの10周年アニバーサリープロジェクトがINC COCKTAILSで開催。ゲストにはキャリアの長さこそ違えど、互いにオルタナティブかつ越境的なアプローチで音楽と人を繋いできたクボタタケシとG.RINAが登場。この10年何を感じ、考えてきたのだろうか。イベントに先駆けてFACE RECORDS MIYASHITA PARKでレコードの選盤を終えた直後に話を訊いた。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1280" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/08151852/interview230210_setsuzoku_kubotatakeshi_grina-05-1920x1280.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" decoding="async" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p>2011年の発足から、昨年10周年を迎えたカルチャーパーティ・<strong>SETSUZOKU</strong>のアニバーサリープロジェクト。第1回目がDJ NORI × MURO、第2回目がDJ KENSEI× 瀧見憲司、第3回目が須永辰緒×沖野修也と毎回特別なゲストを迎えて行われる同企画。その第4回目が2022年12月、渋谷のミュージックバー・INC COCKTAILSで開催された。</p>

<p>ゲストには、国内ヒップホップの黎明期にキミドリのメンバーとして大きく貢献し未だ多くのリスナーに多大な影響を与え、長きにわたって場所やジャンルを問わずさまざまなフロアをDJとしてメイクしてきた<strong>クボタタケシ</strong>と、ソロでのライブや作品のリリースだけでなく、FNCYのメンバーとして、そしてDJとしても活躍する<strong>G.RINA</strong>の2人。</p>

<p>キャリアの長さこそ違えど、オルタナティブかつ越境的なアプローチで音楽と人を繋いできた両者は、この10年何を感じ、考えてきたのだろうか。イベントに先駆けてFACE RECORDS MIYASHITA PARKでレコードの選盤を終えた直後に話を訊いた。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">対談：
クボタタケシ × G.RINA</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>━━今日レコードを選ぶにあたって意識した点はありますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　今回は、ラテンの人じゃない、ロックの人とかがやっているラテンの曲が入ったレコードを3枚選びました。あと1枚は今日の気分で、という感じです。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　私は、踊らせることを意識せずにという話もあったんですけど、あんまりラウンジーになりすぎないような、ジャズ系のレコードの中でもソウルフルな曲が入っているものを探しました。</p>

<p><strong>━━クボタさんは最初に7インチのコーナーから見ていましたね。</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　7インチはもう自分の趣味ですね。あと自分が欲しいものを探していただけなんです。だけどお店でかけるシチュエーションだから、ある程度考えなくちゃいけないなと思って、ラテンじゃない人がやっているラテン音楽を見回って。</p>

<p><strong>━━ご自身の趣味で探していたものはあったんですか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　ラテンのレコードも自分の趣味といえばそうだし、かけるレコードは全部自分が好きなものなんです。ただ今回は、最近はそんなにかけてない、よく昔かけていたなというレコードを懐かしいなと思って選んだ感じです。</p>

<p><strong>━━レコ屋はよく行く方ですか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　以前はよく通っていました。お世話になったレーベルがあったDisc Shop Zero
、イベントを一緒に主催していた仲間もHotwax、Moonwalk、Beamsだったりレコード店で働いている子が多かったんです。今は地方に行ったりしたときにレコード屋さんを覗いたりはしますが、あんまり数を増やさないように心がけていて……。</p>

<p><strong>━━SESTUZOKUが昨年10周年を迎えていますが、G.RINAさんが出演していた初期からでいうと2011年あたりですか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　その頃はデータとレコード共存でやっていました。今はまたレコードがたくさん作られていますけど、いろんなメディアの変遷がある中で、データでしか手に入らない曲が多くなった時期もあって。私は世界のどこかの、聴いたことのないようなダンスミュージックを探すことも好きなので、そういった音楽とみんなが知っているものをミックスして近い質感でかけるには、どうしてもデータで集める必要がありました。今はレコードでかけてくださいというオーダーがあったときにレコードでDJするようにしています。</p>

<p><strong>━━長年ヴァイナルでDJしているクボタさんは近年のレコードブームに対して何か思うことはありますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　いや、考えたことなくて。ずっとレコードを変わらずに買っているんで。さっきみたいに新譜とかはレコードになっていないものもいっぱいあるから、そういうのはCD-Rに焼いてかけたり。でも誰も知らないようなダンスミュージックだと逆に7インチで出ていたりするものもあるし、例えばトラップとかでも7インチがあったりもするから。そういうものを見つけてDJでかけているとパッとお客さんがブースに来て「あ、これって7インチあるんですか？」「そうそうそう」っていう会話が生まれたりして。</p>

<p><strong>━━東京だと渋谷のレコ屋に行くことが多いですか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　いや特にどこってことはなく、近くに行ったらですね、ユニオンとか、FACE RECORDSもそうだし。まあでも一番いいのは個人の家なんですけどね。誰かがアナログを手放すっていう情報を聞くと飛んで行く。</p>

<p><strong>━━そういう情報が届くんですか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　来る場合もあるし、手放しそうな顔の人とかもいるから（笑）。「この人手放すな」と思ったらね。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　そういうものの中にはクボタさんが求めてるものってなかなか無いんじゃないですか？</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　いや、そんなことないですよ。逆にそういうものの中にこそあったりするんだよね。よく地方のレコード屋さんとかでも「クボタさんが買うようなレコードなんて置いてないですよ」とか言われるんだけど、「こういうのも買うんですね！」って驚かれることも多いですね。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　クボタさんの集め方はいわゆるコレクターという感じとも違うんでしょうか？</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　コレクターじゃないですね。自分でかけるものだったり、アイディアになるものとかしか買ってないし。でも〈B-Boy Records〉っていう、ブギ・ダウン・プロダクションズ（Boogie Down Productions）とかを出しているレーベルがあって、そこからリリースされたものだけはコレクションしてたり。</p>

<p><strong>━━DJでかけなくなったレコードを手放すこともあるんですか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　もちろんあります。“ヴァイナルロンダリング”してます、ずっと。</p>

<p><strong>━━なるほど……。</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　“ヴァイナルロンダリングって今作った言葉なんですけど（笑）。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　それ何ですか？って聞こうと思ってたのに（笑）。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　なんか流されてたんで（笑）。でもニュアンスでなんとなくわかるでしょ？</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　安く買って高く売るみたいなことですか？</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　いや、主に状態がいいものが手に入ったら持っているものを手放したりとかね。</p>

<p><strong>━━若い世代の方でもレコードでDJを始めている方も最近多い印象があります。</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　どうですかね。いつの時代もレコードを愛する人、今だからレコードに意味を見出す人がいるだろうと思います。DJの練習のスタートとしてレコードを使うのは、自分の経験からいっても、すごくいいことじゃないかと思います。</p>

<p>わたしは最初レコード屋さんのレーベルからアルバムを出していたり、今もレコードを愛する方とお仕事することが多く、ありがたいことに今まで自分の関わってきた作品はかなりレコードになっているんですね。12インチだったり、最近は7インチが多いですけど。DJ目線というより作品をレコードにしている制作者からの目線だと、それを手に取ってくれる人がちょっとずつ変わってきているかなとは思います。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　どう変わってるの？</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　今はDJじゃない方も買ってくれている気がします。アイテムとして、CDじゃなくて7インチとデータで買うっていうリスナーの方がいらっしゃるのかなって。もちろんDJで買ってくれている方もいると思うんですけど。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　20代のDJがアナログでかけてることが結構多いなと思う。</p>

<p><strong>━━クボタさんの注目している若手のDJはいますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　今まで一緒にDJした人たちは、みんな素晴らしい。もっと知りたいですね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/08151833/interview230210_setsuzoku_kubotatakeshi_grina-01.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446035" /></div>

<div class="separator"></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>━━ここ10年でクラブシーンも状況が大きく変わっていると思うんですけど、具体的に変わったことなどありますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　なんだろう、分煙でクラブでタバコが吸えなくなったとか（笑）。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　バー形態のお店は増えましたよね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　DJバーね。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　システムを整えているミュージックバーで、踊ってもいいし、基本は美味しいお酒を飲んで各々で楽しむっていうところが増えてますよね。いざクラブに行こう！　という感じじゃなくて。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　DJバーは渋谷にもすごいいっぱいできたよね。</p>

<p><strong>━━そういった形態の違いでDJのスタイルを変えたりしていますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　自分のスタイルは変えないですけど、その場の雰囲気でやってます。ハマるときはハマるし、スベるときはスベる（笑）。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　私は呼んでいただくイベントによってこういう風にしてくださいっていうリクエストを聞いた上で選曲しています。かけたい音楽にも幅があるので、10年の変化というより、ずっとそういう風にやってきているので、あんまり変化はないかもしれません。</p>

<p><strong>━━リクエストがあった方がやりやすいですか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　特定のジャンルでDJやっています、という感じではないので、ひたすら歌のない最新のダンスミュージックがいいのか、80’sのダンスクラシックがいいのか現行R＆Bがいいのか、少しリクエストがあった方がイメージを持って行きやすいので。データではもちろん色々持っていけるんですけれどね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　えーごめんね。1、2ヶ月前に自分のやっているイベントでG.RINAに出てもらって。渋谷Bridgeで自分ともう1人を呼んで、2人だけで夜10時から朝5時までやっているイベント（※＜DJ BAR Bridge Wednesday＞）なんだけど、その時は「好きなように」って言ったから、たぶん心の中では「ふざけんなよ」って思われてたんじゃないかな（笑）。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　いや違うんです（笑）。実際は好きなようにって言われることも多いんです。それはそのときの気分で提案します。あと、自分の中でこのサウンドシステムで聴いてみたいってものもあったりするので。むしろ贅沢な機会です。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　でもそこにお客さんがバーっといたらどう？</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　それはそのときの様子で……。</p>

<p><strong>━━G.RINAさんは自分のライブのアフターパーティーだったりだと選曲は変わってきますか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　どこでもそうですが、その場の世界観に合うものでこういう音楽はどうですか？っていうものをプレゼンテーションするっていう感じですかね。でもDJについて、こうあるべきっていうのが私には本当になくて、あまり語れることがないんですよね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　またまた（笑）。</p>

<p><strong>━━ちなみにDJしているとき、フロアはどのくらい意識していますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　フロアよりお店全体を気にしてやってます。ライブとかじゃない限りは全員踊っている方が不自然なんで、人を雰囲気良くその場にいさせる音楽もあると思う。全体のムード、雰囲気かな。で、雰囲気が良ければ踊りたい人は踊るし、お酒飲みたい人は飲むし、その場にいたい人はいると思うから。「え、朝までいちゃった！」って言ってくれる人もいっぱいいますし、そういうリアクションが嬉しいかな。</p>

<p><strong>━━ライブアクトの間でDJしたり、DJからバトンを繋がれたり、シチュエーションが違っているときも同じように全体を意識していますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　もちろん、そうです。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　フロアやお店への意識、生モノですよね。すごく踊っている場合だけが刺さっているとは限らないのが、面白い部分でもあります。一方で他のDJの方がその塩梅をどうされているのかなっていうのはすごく気になります。自分がDJしていないときにこそ気にしています（笑）。クボタさんは同じレコードをかけても本当に聴こえ方が違う時があって、そういうマジックはどうやって起きてるんだろうって思いながら聴いてます。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　ありがとう（笑）。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　でも本当にそうなんです。「箱全体を見ている」とおっしゃっていましたが、いろんなモードのお客さんが心地よくいられるようにしたいとわたしも思っています。クボタさんは箱全体を見るなかで、EQやボリュームのコントロールについて、注意されていることはありますか？</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　よい音、心地よい音、かつボリュームは出ているのに普通に会話できるように気をつけてます。</p>

<p><strong>━━ちなみにお二人のはじめましてはいつだったんですか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　何が最初かは思い出せないんですけど。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　そうなんだよね。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　仙台や大阪でご一緒したこともありますよね。私は地方に1人で呼んでいただいたりすると、同じオーガナイザーさんがクボタさんを呼んでいることも多くて。クボタさんの話がクボタさん不在のところで出てくることがよくあります。たぶん地方にいるバラエティに富んだDJをされる方とか、そういうイベントをオーガナイズしている方とクボタさんが近いところにずっといらっしゃるのかなと思って、お話だけ聞いていたときはいつか現場でご一緒したいなと思っていましたね。でも、ご一緒するようになったのはきっとクボタさんのキャリアの中では近年ですよね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　そうだね、うん。最初はもう亡くなってしまった下北のDisc Shop Zeroの飯島さんに「すごくよいので聴いてください」って言われてG.RINAの1stアルバムを聴いて「うわ、すごい器用だな」って驚いたな。だってあの頃いくつだっけ？</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　20歳くらいですね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　1stからずっと聴かせてもらってますよ。で、DJでもかけてるよ。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　ありがとうございます（笑）。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　で、今は今でFNCYもやって、ソロもやって、すごいよね。俺はずっと緩くやってるから。まだちゃんと見たことないけどDJの動画の配信もやってるんでしょ？　パッて流れてきたらすごい怪しいライトの中でやってるから「これすごいな」と思って。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　あれは滅多にやってないんですけどね（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/08151838/interview230210_setsuzoku_kubotatakeshi_grina-02.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446036" /></div>

<div class="separator"></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>━━G.RINAさんはDJ SENORINAという名義をお使いになっていた時期もありますよね。その名義を使わなくなった理由はあるんですか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　私はゲットー音楽といわれるようなダンスミュージックも好きなので、DJではそういう曲もかけたいんですが、その当時のアルバムで作っている世界観はそれとはちょっと違っていたので聴いている方を混乱させちゃうかなと思って名義を別にしていたんです。今はそういうことを気にする必要もないのかなって。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　じゃあゲットーベースみたいなものもG.RINA名義で大丈夫なの？</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　大丈夫ですね！　リリックの中で使われる言葉は気にした方がいいとは思いますが。ずっとこんな風に横断してやってきていますし、いまは細かなジャンル意識はお客さんにも少なくなった気がします。昔はジャンル分けみたいなのがもっとガチっとありましたよね。</p>

<p><strong>━━女性DJのフィールドも昔と比べて変わってきたんでしょうか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　うーん、どうですかね、ずっと女性DJはいると思うんですよ、続けている人の割合はたぶんそんなに変わっていないんじゃないかなって思います。</p>

<p><strong>━━女性DJだけで括るイベントとかもありますよね？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　そうですね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　なんでこうやって括るんだろうなと思いますけどね。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　イベントの主催者が女性だったりする場合は「連帯」だと思うんですけど、外側からそういう意味を掲げてイベントやりましょうという感じのときは、お客さんはどんな風に感じているかな？　と気になりますね。自然に男女両方いるのが理想ですが、出演者がほとんど男性のイベントも多いので。ただ、それは単純なことではなくて、こうあるべきっていうのは難しいですね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　意識したことはあまりないけど、アーティストやDJの割合で男性の方が多いのって日本だけなのかな。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　テクノは長く続けている女性も多い印象があります。同じように活躍の場があるということじゃないでしょうか。今思い浮かべたのはみんな外国の女性DJですね、DJがより職業として確立している国々と単純に比べるのは難しいと思います。</p>

<p>クラブでの女性プレイヤーが全体として少ないのは、男性オーガナイザーが多い中で人間関係を築かなければならなかったり、体力的な部分で思うようにいかない面もあると思います。多くのDJはDJ以外にも音楽あるいはそうでない仕事を兼業してスタートしていると思うので、イベント翌日にも仕事をできる体力が求められますよね。華やかに見えて、実際は体力が必要なんです。レコードを運搬するとかもそうですね。</p>

<p>ほかにも例えば単純に楽屋に女性トイレがないとか着替える場所がないとか、失礼な対応をされる、お酒が断れない、ちょっと危ない思いをした、減ってきたとはいえ小さなことの積み重ねで心が折れることもあると思います。もちろん男性にも悩みがあるとは思いますが、その悩みを共感しあえる仲間は少ないかもしれません。
それと人生の変化で、たとえば妊娠などで物理的に活動を変化させざるをえない、休業してそこから復職する難しさは他の仕事と同様にありますよね。</p>

<p><strong>━━なるほど、外側からだと見えにくいことも多いですね。</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong> ただ私自身が見たことでいうと、活動の中で出会った女性DJの多くは、変わらずDJを真剣に続けている人が多いです。そういった子達にも、先輩の女性DJにも、どちらの存在にも勇気づけられます。続けるということはそれだけですごいことだと思いますし。同時に先に言ったような、単純な不足、ギャップになる部分を克服していく環境や周囲の理解が進めば、続けたいと思う人、力を発揮できる人も増えるだろうと思います。</p>

<p>遊びに来てくれるお客さん、各地のオーガナイザーさんや同業者、周囲の理解者に恵まれて、わたしも続けてこられたんだと思います。なので私自身も年齢を重ねて活動を続けていくことが何らかのサンプルになればいいかな、という気持ちではいます。</p>

<p><strong>━━G.RINAさんは出産や子育ての関係もあって、パーティーから離れていた時期もあるかと思うんですが、その時期にナイトライフに対する意識は変わったりしましたか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　もともとそんなに多くは遊びに行かないです、自分が出演するときだけでも結構大変だなって感じなので、全然一般化できるような話はできないんですけれど。私は今も昔も1人で遊びに行くので、そこに自分と似たような気軽な大人が一人でもいてくれるとうれしいですね（笑）。</p>

<p><strong>━━自分もよく1人で遊びに行きます。G.RINAさんの考える1人で遊びに行く理由はどのようなものでしょうか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　観たいものを観て、会いたい人に会って、帰りたいときに帰れるからですね（笑）。そういう感じで遊んでいる人がもっといたらいいのになとは思います。</p>

<p><strong>━━クボタさんはコロナでパーティーから離れた時期はどのような変化がありましたか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　配信とかたくさんオファーをいただいたんですけど、本当にカメラとか映像とか苦手で、全部イラストでいいって感じで。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　イラストだったらシュールですね（笑）。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　今回もG.RINAだけ本物で俺はイラストでいいのよ。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　いや私もいっしょにイラストがいいですよ。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　またまた（笑）。そう、だから配信とかは全部断っちゃっていて、でもこれがあと5年とか10年とか続いたら仕方なくやるんだろうなとは思っていたんですけど。今まで20歳くらいから30年くらい、レギュラーを1週間も欠かしたことがなかったんですよ、ずっと続けていて。でもみなさんと同じように全部イベントが止まって、最初は「えー」って感じだったけど、でももういいや、前向きに捉えようと思って。そのためにはどうしたらいいか考えて「そうだ、タバコと酒をやめよう」と思って、タバコと酒をやめたんです。30年間ヘビースモーカーだったのに。あと、体力が有り余っちゃってたからたくさん歩くようになって。</p>

<p><strong>━━健康的になったんですね（笑）。</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　そう、健康的になっちゃった（笑）。酒はもともとクラブでしか飲まなかったんで、簡単にやめられたんですけど、タバコをやめられるとは思わなかったな。スッパリやめてもう2年半。またDJができるようになったら吸い始めるんだろうなと思っていたけど、タバコ吸わないと身体ってこんなに調子いいの？って感じで。今まで吸ってる状態が普通だと思っていたから、もう今は体が軽くてね。</p>

<p><strong>━━気分的に落ち込んだりすることはなかったですか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　最初は「えー」って感じだったけど落ちないように、タイミングよく引越ししてみたり。それも自然で、今まで気に入って住んでいたところが「分譲になっちゃうんで出て行ってください」と言われて、このコロナ禍に。今までやったことがなかったいろんな申請とかもたくさんやって、忙しくしてました（笑）。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　クボタさんがお酒飲まなくなったなんて信じられない。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　ね、本当に（笑）。</p>

<p><strong>━━コロナ禍はツアーなどで忙しくしているミュージシャンたちにとって心に余裕を持てる時間でもあったという話もよく聞きました。</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　コロナ禍真っ只中のときは学校もお休みだったので、ひたすら子どもの勉強をみたり、遊んだりですよ。それが落ち着いてからは、自分のスタジオの電源の電圧を変えたりミキシングを勉強したりとか、できなかったことに挑戦はできました。でも心を見つめる時間はなかったかな（笑）。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　「オールナイトのイベントに出ない」って言ってたときがあったじゃん、あれは変わったの？</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　この間のイベントは特別で。今はオールナイトだけでなく、いろんなお客さんがアクセスしやすい時間帯のイベントも増えたので、そういうDJの機会が多くなっていますね。</p>

<p><strong>━━コロナ禍で音楽の聴き方は変化しましたか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　変わらないかな。でも、家ディグというか、レコード屋さんも閉まっていたから家にあるレコードを探して、これもあるあれもあるって。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/08151843/interview230210_setsuzoku_kubotatakeshi_grina-03.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446037" /></div>

<div class="separator"></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>━━10年を振り返るとSNSの発展も大きかったのではないかと思います。パーティーにどういった影響がありましたか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　今はオファーも2週間前とか1週間前とかに来たりもして「大丈夫かな？」と思うけど、SNSがあるからそれで宣伝してちゃんとお客さんが入ってるし。以前は考えられなかったね。2、3ヶ月前からオファーが来て紙のフライヤーだからそれを撒いたり。今のそのスピード感はいいなって。自分はSNSは何もやってないんですけど。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　今はめちゃくちゃいいですよね、インディペンデントな活動がよりしやすくなった。私はインターネットがあって良かったとずっと思っているんですけど、でも同時に、実際に外に出てイベントで初めて来てくれた人と接したり、久しぶりの人の顔を見たり、「やっぱり外に出ると違うなー！」っていうことがめちゃくちゃあるので、両方大事ですね。
出先で聴く音楽も、出会う人とのちょっとした会話も、当たり前ですが画面の中とは全然違うので。</p>

<p><strong>━━それこそ若い世代だとコロナ禍でパーティーにこれまで足を運ぶ機会が失われてしまった世代もいるんじゃないかと思います。これから初めてクラブに行く方やイベントを作る側の方に何か伝えたいことはありますか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　いや、私の方がいろいろ聞きたいですね。どんなことを楽しみにしているのか知りたいです。若いDJの子の考えていることも知りたい。こちらが優れている立場だとは全く思っていないし……自分がDJを始めたときと今ではちがう悩みや課題があったりするんじゃないかと思うから、イベントをやろうとしていたり、やっている子には自分の周りにいる人と同じようにリスペクトしたいです。</p>

<p><strong>━━現場で若い人たちと話す機会も多いですか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　機会があれば、ですかね。自分からなるべく話しかけたいと思ってはいて、イベントに呼んでくれる若い子とかが「どうして自分を呼んでくれたんだろう？」っていうことがわかれば、どのようなパフォーマンスがいいか見えてきますし。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　俺もそう、なんでそんなこと知ってるんだろうって思うことも多い。それこそSNSの影響とかもあるのかもしれないけど、DJじゃなくてキミドリのことをすごい知ってくれていたり。逆にこっちが聞きたいよね。若いだけで素晴らしいんだから何も気にすることなくやっていってほしいね。手伝えることがあればなんでもサポートするし。</p>

<p><strong>━━キミドリの影響は若い世代にも大きいと思います。G.RINAさん、クボタさんにとってもヒップホップは重要な要素かと思うのですが、10年の変化でいうとヒップホップシーンも大きく変わりましたよね。</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　ドメスティックなアーティストがめちゃくちゃ活躍していますよね。昔はヒップホップ好きはまずUS好きでもあったりしたと思うんですけど、今は国内のものを聴いてるヒップホップ好きがたくさんいるように思います。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　変わったんですかね。</p>

<p><strong>━━今後ヒップホップシーンはさらに大きくなると思いますか？</strong>

<p><strong>G.RINA</strong>　そんなヒップホップの中の人っていう意識はないから・・・。好きですとしか（笑）。とはいえオルタナティブな自分のような人間がそういったイベントに呼んでもらえたりするのは、裾野が広がっている証拠だと思います。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　俺ももう、今はヒップホップシーンにいるわけではないからね。</p>

<p><strong>━━今後クラブシーンにこうなっていってほしい、クラブシーンはこうなっていくんじゃないか、といった展望はありますか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　それは自然と、来てくれるお客さん、DJ達でつくりあげていきます。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　あくまで遊ぶ場所なので、こうあるべき！ってことはなくて、ただ来た人がみんな嫌な思いをしないで安全に音楽を楽しんで帰れる場所にしたいですね。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　それこそ1人でもね。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　そうそう、1人で女の子が遊びに来ても怖い思いしないとか。そうなってきているとは思うんですけど。パリピじゃなくても大丈夫、自分なりに楽しめる場所ですよ、と。</p>

<p><strong>━━徐々に日本から海外に行くこともできるようになってきました。2019年にタイのバンコクで行われたSETSUZOKUにもクボタさんは出演していましたね。</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　海外？　飛行機がなー、小さい頃から嫌いで。タイに行ったのもベルギーに行った以来だったから20年振りくらい。ブリストル、サンフランシスコ、香港とかからもDJのオファーがあったりしたんだけど。その頃はタバコも吸いたかったから、6時間は耐えられないと思ってね。</p>

<p><strong>━━地方に行くときも新幹線なんですか？</strong></p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　博多も新幹線にしてもらってるくらい。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　北海道とかはどうですか？　新幹線が通りましたけど。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　北海道は泣きながら飛行機乗るよ。北海道、沖縄はもう我慢して。まあ別に大丈夫なんですけどね、できれば乗りたくないなって。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　なにか飛行機が苦手になるきっかけがあったんですか？</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　トラウマになったのが9歳の頃で、家族でバンコクからクアラルンプールに旅行に行くときに乗ろうとした飛行機が全部プロペラで、その当時でもプロペラは珍しかったから「えーこれなんだ」と思って。</p>

<p>その日が嵐で「まあ飛ばないだろうな」と思ったけど飛ぶことになって、それがすごく揺れて。CAの方ってどんなに揺れても大丈夫じゃない？　でもCAの人もすごいことになっててだいぶ焦っていて、着いたらみんなで拍手するみたいな状況。そこから俺ダメになっちゃったんだよね。</p>

<p><strong>━━最後にこの10年いろいろあった中で大変だったと思うんですけど、今後挑戦したことはありますか？</strong></p>

<p><strong>G.RINA</strong>　私は作り続けたいなって。</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　俺は配信のオファーが来たら出れるように頑張ろうかな（笑）。すぐじゃなくてそのうちね。今まで全部断っちゃってたから。</p>

<p><strong>G.RINA</strong>　それはどうしてですか？</p>

<p><strong>クボタタケシ</strong>　単純に撮られるのが苦手っていうのと、アーカイブとして残るのが嫌で。
でも世の中どうなっていくかわからないし、そんなことも気にしていられないかな。いろいろ注文つけると思うけどね（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/02/08151847/interview230210_setsuzoku_kubotatakeshi_grina-04.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-446038" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>クボタタケシ × G.RINA @ FACE RECORDS MIYASHITA PARK 店</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/j98jF20oQ1Y" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="separator"></div>

<h2 class="fade-up">セレクトしたレコード</h2>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>クボタタケシ</strong></p>
<p>OST（JOE STRUMMER） / WALKER　
OST(MADONNA) / WHO'S THAT GIRL　
SUICIDE / SUICIDE　
TOM WAITS / FRANKS WILD YEARS　
JOHNNY THUNDERS & PATTI PALLADIN / COPY CATS</p>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/0wKU4153oTf5Ne3Wbbcykd?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/2zIaHUyMLCtg7pxtp1ZpO7?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/4X4hHdvsUvjIcd2E2AYzZY?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<p><strong>G.RINA</strong></p>
<p>GEORGE BENSON / IN FLIGHT　
OST（HUBERT LAWS GROUP） / A HERO AIN'T NOTHIN' BUT A SANDWICH　
HERBIE HANCOCK  / SOUND SYSTEM　
HERBIE HANCOCK / FUTURE SHOCK　
CHRIS CONNOR& MAYNARD FERGUSON / DOUBLE EXPOSURE</p>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/1YYsXdhIdSosPehH3CjqZW?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/00GMga21QXevpiQwReoYhV?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/6EMQfjx4NeiSOkvCXdkjGw?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" loading="lazy"></iframe>

</div>

<div class="separator"></div>

<div class="text-box fade-up">
<p>＜SETSUZOKU＞が開催された日、クボタタケシとG.RINAがメイクするフロアでは、オーディエンスたちが音楽・カクテルを自由に堪能するひとときを過ごした。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/29135637/interview230204-setsuzoku_kubotatakeshi_grina-04.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-445497" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/29135641/interview230204-setsuzoku_kubotatakeshi_grina-05.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-445498" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p>「着席して音楽を楽しむ」というスタイルで開催された当イベント。バーカウンターやテーブルに、家族やパートナーと楽しみに来た方やお一人で音とお酒を楽しむ方が並ぶ景色が広がる。近年、新たなお酒や音楽の嗜み方も浸透している中、あらゆる要素における“なかなか経験できない上質さ”というのは、現場でしか体験できないものだと改めて思い出される。そんなカクテルをシェイクする音も鳴り響くINC COCKTAILSで、クボタタケシとG.RINAならではのジャンルを越境した空間が広がっていた。</p>
</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/29135648/interview230204-setsuzoku_kubotatakeshi_grina-06.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-445499" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/29135459/interview230204-setsuzoku_kubotatakeshi_grina-03.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-445496" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p>Qeticでは今後もSETSUZOKUのプロジェクトを重ねるごとに、イベントの様子と出演者のインタビューをアップデートしていく。ぜひ次回のイベントに期待しつつチェックしていただきたい。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/29135448/interview230204-setsuzoku_kubotatakeshi_grina-01.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-445494" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/03/29135452/interview230204-setsuzoku_kubotatakeshi_grina-02.jpg" alt="クボタタケシ G.RINA SETSUZOKU" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-445495" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：<a href="https://twitter.com/taiPod_fds" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>高久大輝</u></a>
Photo:<a href="https://www.instagram.com/setsuzokuasia/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>SETSUZOKUASIA</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">PROFILE</h3>

<p class="name">クボタタケシ</p>
<p class="text">91年、伝説のラップグループ「キミドリ」のラッパー／サウンドクリエイターとして活動を開始。 93年、アルバム『キミドリ』と、96年『オ.ワ.ラ.ナ. イ』の２枚の公式な作品を残してキミドリはその活動を休止するが、クボタはその間から現在まで数々のリミックス、プロデュース、そしてDJとしての活動を継続中。

<a href="http://kubotatakeshi.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<p class="name">G.RINA</p>
<p class="text">東京出身、乙女座のシンガーソング・ビートメイカー/DJ。
2003年、作詞・作曲／演奏／プログラミングを自ら手がけた1st アルバム「サーカスの娘 -A Girl From A Circus-」でデビュー。以来、一貫したセルフプロデュースで５枚のアルバムをリリースする他、英国、韓国アーティスト、ヒップホップ、アイドルからアニメまでプロデュース、詞/楽曲提供、客演など多数の作品を発表。（土岐麻子、坂本冬美、tofubeats、OMSB、Negicco、キャロル＆チューズデイ他）
DJとして世界の先端ダンスミュージックを掘り続け、ミックスCD：Destination1-5、Strictly Rockers14、Jazzz Time2、Terra Disco、全編現地音源にこだわったシリーズ『♡♡インド/アフリカ/ブラジル』など。イベントに応じた多彩な選曲が持ち味ながら、昨今はディスコや広義のソウル、ヒップホップを中心としたバックトゥルーツな選曲をしている。
５年間の休止を経て制作活動を再開、2015年５年ぶりのアルバム『Lotta Love』（タワーレコード）、2017年『LIVE & LEARN』（ビクターエンタテインメント）、2021年『Tolerance』（ビクターエンタテインメント）をリリース。
2018年、ZEN-LA-ROCK、鎮座ドープネスとともに３人組ヒップホップユニット「FNCY」を結成し、2019年7月アルバム「FNCY」、2021年10月「FNCY BY FNCY」(キングレコード)をリリース。
G.RINA & Midnight Sunとして、またFNCYとして精力的にライヴを行なっている。

<a href="https://grina.info" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/i_am_g.rina/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://twitter.com/djsenorina" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Twitter</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>
<p class="name">-Culture Party- SETSUZOKU</p>
<p class="text">セツゾクは『新しい“Boom”の創造』を目的にミュージックを通じて、様々な分野へセツゾクする新たな表現の場、トレンドを発信するメディア・エージェンシーです。2011年の発足から年齢や性別を問わず感性を共有し合うことができる、独自の世界観を持つ人々に向けて発信してきました。今後も国内外を問わずストリートやライフスタイルの延長にあるエンターテイメントを目指していきます。それぞれにとって目には見えない何かを。そんなきっかけを提供する事がミッションです。

<a href="https://setsuzoku.info/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/setsuzokuasia/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>

<div class="separator"></div>

<p class="name">FACE RECORDS</p>
<p class="text">
営業時間 13:00～20:00
東京都渋谷区宇田川町10-2
03-3462-5696
<a href="https://www.facerecords.com/shop/index.php" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/face_records/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://twitter.com/facerecords?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Twitter</u></a>
</p>

<div class="separator"></div>

<p class="name">INC COCKTAILS</p>
<p class="text">
営業時間 19:00〜3:00（2:30LO） ﻿
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目5−6 B1F
03-6805-1774
<a href="https://www.instagram.com/inc.cocktails/?hl=ja" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="http://inconlinestore.stores.jp" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>INC ONLINE STORE</u></a></a></p>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>2年ぶりのソロ作品集『大天国』を作り上げた「狂気」と「愛」──対談：塩入冬湖 × いちろー</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/shioirifuyuko-ichiro-230127/445405/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/shioirifuyuko-ichiro-230127/445405/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 27 Jan 2023 12:00:01 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=445405</guid>
<![CDATA[<summary><p>塩入冬湖（FINLANDS）が、5枚目のミニアルバム『大天国』をリリース。これまでソロ作品は主に宅録で制作されていたが、本作では楽曲プロデュース・編曲に、塩入がかねてより敬愛していたいちろー（ex.東京カランコロン）を招聘した。FINLANDSは結成10周年を迎え、プライベートでは結婚・出産を経験と、公私共に大きな出来事を経ていくその道中で完成させた1枚でもある。そんな彼女の今が存分に表れた1枚を紐解くべく、塩入といちろーの対談を実施。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="1261" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162219/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-06-1920x1261.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="塩入冬湖 いちろー" decoding="async" /></figure><div class="text-box left fade-up">
<p><strong>塩入冬湖</strong>（<strong>FINLANDS</strong>）が、5枚目のミニアルバム『<strong>大天国</strong>』をリリースする。これまでソロ作品は主に宅録で制作されていたが、本作では楽曲プロデュース・編曲に、塩入がかねてより敬愛していた<strong>いちろー</strong>（ex.<strong>東京カランコロン</strong>）を招聘。個性溢れる豪華なレコーディングメンバー達と、彩り豊かな作品を完成させた。</p>

<p>また、塩入としては、2020年に発表した前作『程』から今作までの期間で、FINLANDSは結成10周年を迎え、プライベートでは結婚・出産を経験と、公私共に大きな出来事を経ていくその道中で完成させた1枚でもある。</p>

<p>そんな彼女の今が存分に表れた1枚を紐解くべく、塩入といちろーの対談を実施。撮影の合間も終始会話が途切れることなく、賑やかで、それでいてお互いへの信頼の深さが窺い知れるインタビューになった。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">対談：塩入冬湖 × いちろー</h2>

<div class="separator"></div>

<h2 class="fade-up">“自分の大好きな音楽家に丸投げしたらどうなるんだろうとか（笑）”</h2>

<div class="img-box fade-up"><figure><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162153/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-02.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1261" class="alignnone size-full wp-image-445395" /><figcaption>（L→R）塩入冬湖／いちろー</figcaption>
</figure></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お2人が初めて会ったのはいつ頃だったんですか？</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　最初に会ったのは（新代田）FEVERだったよね？</p>

<p><strong>塩入冬湖（以下、塩入）</strong>　そうです。2017年でした。いちろーさんがFINLANDSのワンマンライヴを観に来てくれたんですよ。そこで初めてちゃんとご挨拶させてもらって。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　そのときに撮った写真を、今回の制作のグループLINEのアイコンに使ってたんですよ（笑）。</p>

<p><strong>──いまマネージャーさんに写真を見せていただいたんですが、お2人とも表情が固いですね（笑）。</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　初対面ではそうなりますよね（笑）。でも、2011年だったかな。私は個人的に東京カランコロンのライヴを観に行ったんです。それがめちゃくちゃかっこよくて、それから聴いていたんですけど……という話をいちろーさんにしたら、そのときのライヴがあまりよくなかったらしくて（笑）。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　あの後、1年ぐらい引きずったライヴだったから（笑）。</p>

<p><strong>──いちろーさんにとって、FINLANDSは気になる存在だったんですか？</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　YouTubeか何かで観て知った感じでしたね。それでライヴを観せてもらったんですけど、思っていた以上に硬派なバンドなんだなと思いました。そこはこの前、去年の12月にKT Zepp Yokohamaのワンマン（＜FINLANDS TENTH ANNIV.〜記念博TOUR〜＞）を観て、マジでFEVERの頃からやってることが1ミリも変わってない！　と思って、ちょっと感動した（笑）。</p>

<p><strong>塩入</strong>　そこはいいのか悪いのかですけど（笑）。でも、まだ伸びしろがあるってことで。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　いや、いいんじゃないですか、そのままで。積み重ねてきたものの重みを感じられてよかったし、それがあってソロワークではまた違うことができるわけだから。</p>

<p><strong>塩入</strong>　そこは本当にありますね。</p>

<p><strong>──塩入さんは、2021年にFINLANDSで『FLASH』を発表された際に、これまでは自分達の扉を開けてきてくれた人達に向けて歌っていたけど、自分から扉を開けていこうと思ったというお話をされていましたよね。そういった開かれたモードがソロにも繋がっていた感じだったのか。あとは、ソロで発表された前作の『程』から今作までの期間で考えると、結婚や出産といった大きな出来事があり、そこでいろいろ考えることがあったのか。どんな気持ちで今回の制作を始めたんですか？</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　今回はそういうことをまったく考えなかったんですよ。パソコンと向かい合ってギターを弾いて曲を作っていると、すごく楽しいんですけど、やっぱり凝り固まっていくんですよね。必ず選ぶ音とか、歌い回しとか、符割りとかが出てきて。それは自分の好きなものではあるけど、これから先もずっと音楽を作っていきたいと思っているからこそ、もっといろんなことを知ってみたいなというのを、ここ2、3年ぐらい思っていて。</p>

<p><strong>──なるほど。</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　そのために、いろんな音楽を聴いたり、新しい作り方を調べたりすることもできるけど、それよりも誰かと会話をしたり、一緒に作ったりしたほうがおもしろいし、手っ取り早くいろんなことを知れるんじゃないかなって。だから、本当にそれだけですね。新しい経験をしてみたいとか、悪い言い方ですけど、自分のぴろんぴろんなデモを、自分の大好きな音楽家に丸投げしたらどうなるんだろうとか（笑）。そういうワクワク感とか、興奮とか。それ一択でした。</p>

<p><strong>──いち音楽家として純粋な興味と、欲望と。</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　もう本当にそれしかなかったです。セールスとかそういうものは、後からついてくればいいやって。作っているときから楽しすぎたし、そのままマスタリングまで終えられて、これはめちゃくちゃいいものになったから聴いてもらえるだろうなっていうぐらいの気持ちでしたね。</p>

<p><strong>──作っている最中から「大天国状態」というか。</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　そこはもう制作が始まったときからずっと「大天国状態」でしたよ（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162225/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-07.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1261" class="alignnone size-full wp-image-445400" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162231/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-08.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1261" class="alignnone size-full wp-image-445401" /></div>

<h2 class="fade-up">音楽に対する「狂気」</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──最高ですね（笑）。いちろーさんというソングライターのどういう部分が好きだったんですか？</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　私はいちろーさんの狂気的なところが好きなんです。カランコロンって、大衆性もあるけど、すごくコアな部分もあって。聴く人が聴いたらびっくりするバンドですけど、いちろーさんは穏やかで、爽やかで、シュっとしているのに、めちゃめちゃ狂気的だなと思うところを随所に見受けられて。</p>

<p>それはファンとして聴いていたときにも感じていたんですけど、こうやってお話しさせてもらうようになってから、より感じるようになったんですよ。ああいった狂気的な振り切り方って、普通は気を衒ってやることが多いと思うんですけど、いちろーさんはそれをナチュラルにやっていたんですよね。そう思ったら、俄然カランコロンの音楽に興味が出てきて。</p>

<p><strong>──いちろーさん、狂気的とのことでしたけど。</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　やめてください、そういうこと言うの。俺が狂ってるみたいな（笑）。</p>

<p><strong>──しかもナチュラルに（笑）。</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　ははははは（笑）。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　俺、ちゃんと仕事しますよ？</p>

<p><strong>塩入</strong>　めちゃめちゃちゃんとしてます。そのちゃんとしてるところが狂気的というか。たとえばひとつの音に対してのこだわりとかも、私としてはそれをどうでもいいと思っているんじゃなくて、気付かないんですよ。でも、いちろーさんは絶対に気付くんですよね。一緒に楽曲を作っていく中で、これはいちろーさんにはどう聴こえているんだろうと思うことがかなりあって。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　でも、そういうものはみんなあると思うよ？　他の人を見ていても思うんだけど、どうでもいいところに延々と時間を費やしたりとか。</p>

<p><strong>塩入</strong>　それがその人の個性であり才能で、そこを突き詰めていくところが私の言う「狂気」というか。それって育てていこうと思っても、なかなか得られないものだと思うんです。それを知りたかったというか、一緒にやることで経験してみたかったんですよね。</p>

<p><strong>──「ぴろんぴろんのデモを丸投げ」という表現をされていましたが、まずは塩入さんがラフなデモを作って、それをいちろーさんに投げるというのが基本的な流れだったんですか？</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　そうですね。歌とギターだけとか、そこにちょっとリズムを入れたぐらいの、いつもだったらもうちょっと作ったほうがいいかもな……って思うぐらいの状態のデモを渡す感じでした。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　これまでのアルバムは、できあがったら冬湖ちゃんが送ってくれていたから聴いていたんですけど、話を聞いて衝撃だったのが、アレンジ含めて全部自分でやっていると言っていて、すごいわね、と。でも、あそこまで作り込まれたものを渡されると、それをブラッシュアップするぐらいしかできないので、ラフな状態で渡してくれたのはありがたかったです。冬湖ちゃんが望んでいた、自分の好みというある種の柵を壊すところまではいかなかったと思うので。</p>

<p><strong>塩入</strong>　でも、1日、2日は恥ずかしかったですけどね。ぴろんぴろんのデモを送っちゃった……って（笑）。</p>

<p><strong>──収録曲の中で“ランサー”を先行配信されましたが、これが最初にお2人で作業された曲ですか？</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　そうです。細かい部分は歌詞を読み込んで色付けしましたけど、全体の流れは、最初にデモを聴いたときに浮かんだものがそのまま形になってますね。そこは演奏メンバー含めて。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>塩入冬湖（Shioiri Fuyuko）「ランサー」Music Video</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/IWp3vKLMvA0" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──最初に聴いた段階で、「弾いてもらうならこの人」というところまで見えたんですね。</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　そうですね。そのメンバーを提案したら、「いいですね」と言ってくれて。</p>

<p><strong>塩入</strong>　ゲイリーさん（ゲイリー・ビッチェ／モーモールルギャバン、ヤジマX）は特にそうでしたね。“ランサー”って、そんなに明るい曲調でもないけど、ゲイリーさんのお名前が挙がったときに、妙にしっくりくるおもしろさがあって。私はモールルもすごく好きで聴いていたんですけど、ゲイリーさんは、なんていうか、ちゃんと身体と心で叩くタイプの方というか。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　まあ、野獣だよね。</p>

<p><strong>塩入</strong>　いま言葉を濁したのに（笑）。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　アレンジ的に、曲の前半をプログラムっぽい感じにして、最後にどれだけ人間味を出せるかの勝負だったので、限りなく動物的というか、野性味のある演奏となるとゲイリーさんかなって。あの人、あんなにキレイなレコーディングスタジオで、メガネ、半パン、裸足でウロウロして、ケータリングのカレー食ってたから（笑）。</p>

<p><strong>塩入</strong>　愛おしみがすごい！</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162147/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-01.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1261" class="alignnone size-full wp-image-445394" /></div>

<h2 class="fade-up">対話から広がった『大天国』の構想</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──今作を聴かせていただいた印象として、シンプルに「愛」という言葉が浮かびました。歌詞に出てくる《あなた》への想いが溢れ出て、止められなくなっているのを感じたんですけども、いちろーさんはデモ段階からそういったものを感じました？</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　めちゃくちゃ感じましたね。「ラブラブやなぁ」みたいな。ウザいなって思うぐらい。</p>

<p><strong>塩入</strong>　私は制作中にウザがられていたんですね（笑）。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　なんか、インスタのクローズドのストーリーみたいな感じ（笑）。でも、どれも愛ゆえの不安とか、寂寥感とか、祝祭感とか。すべて愛に起因してはいるけど、それは決して不幸なことではないので、全体として悲しげな感じにはあまりしたくないというか、ならないだろうなとは思ってましたね。</p>

<p><strong>塩入</strong>　“ランサー”で自分が言い表したかったことって、言語化するのが難しいなと思っていたんですよね。そのときにいちろーさんが「この曲ってこういうこと？」って送ってくださったんですけど、それがちょうど電車の事件があったときで。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　ああ。小田急線のね。歌詞を見たときに、あの事件のことが頭に出てきたんですよ。たとえば、自分が家にいて、好きな人はちゃんと帰って来れるのかな、もし同じ車両に乗っていたらどうなっていたんだろうって、主人公が考えているように感じて。要は、愛しているからこその不安みたいなもの。実際はちょっと違ったんだよね？</p>

<p><strong>塩入</strong>　いや、すごく言い当てていたというか。前に読んだ小説に、旦那さんがごみ収集の仕事をしていて、仕事中にガラスで手を切らないか毎日心配している人の話があって。そのときは、そんなことまで心配して生きていかなきゃいけないのって大変だなと思ったんです。でも最近になって、わかるかもなと思ったんですよね。わかるようになってしまったというか。自分の家族に対して心配する局面が増えたし、自分が守られる立場じゃなくて、守る立場に年齢的にもなってしまったんだなって。</p>

<p>そういうことを書きたかったんです。自分の大事な人をどうにかして守っていきたいと思う気持ちとか、その人がもし何かの事件に巻き込まれたときに、私は許せるのかな、私はどうなってしまうんだろうなということを。だから、いちろーさんがあの事件に置き換えたときに、すごくわかるなと思って。そこからまた歌詞を書き直したりしましたし、『大天国』という作品の構想みたいなものも広がっていって。</p>

<p><strong>──どんな構想が広がったんです？</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　『大天国』は、いちろーさんに声をかけた2021年から作り始めたんですけど、それまでに作り溜めていた曲は一切入っていなくて。だから、作り始めたきっかけになった“ランサー”みたいに、自分の現状を歌った作品にできたらいいなと思ってました。いまの自分を書き記すことの恥ずかしさは、昔よりはないかもしれないけど、やっぱりありますし、いまの気持ちがこの先変わっていくこともあると思うんですけど、私は現状がすごく好きなんですよ。いまの自分の人生とか、環境とか。</p>

<p><strong>──その気持ちを表した言葉が、『大天国』。</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　最初は、いちろーさんと一緒に音楽を作ること、新しいことをたくさん知れるというその状況自体に『大天国』とつけようとしていたんです。でも、『大天国』という言葉を考えていくと、人が生きていく上で、最終的に天国に行くことがゴールなのだとしたら、それよりもいまのほうが私は好きだなって。そもそも、生きていく上でのゴールって何だろうと思うことが多いんですよ。なんか、ゴールも目標もないんだけど、とりあえず現状をよりよくするために世の中は進んでいるというか。でも、そうしている限り、満たされることなんてずっとないんじゃないかなと思うんです。死んだ後の天国も私には信憑性がないし、だったら私はいまが幸せだし、いまが大天国だなと思って生きているほうが、私にとっては幸せだなって。</p>

<p><strong>──そういった話もレコーディング中にされたりしたんですか？</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　「大天国」の話はしてなかったね。</p>

<p><strong>塩入</strong>　基本的には世間話でしたね（笑）。引っ越しの話とか、子育ての話とか。今回、私はレコーディングメンバーと直接お会いできてないんですよ。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　お腹の中に子供がいる状況で作っていたので、現場は僕がディレクションしていて。</p>

<p><strong>塩入</strong>　全部取り仕切ってもらって本当に助かりました。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　歌入れのときはしこたましゃべってたけどね（笑）。</p>

<p><strong>塩入</strong>　今回は歌入れが2回あったんです。1回目は臨月直前で、2回目は生まれた後。去年の12月とか。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　しかも、生まれて、（FINLANDSの）全国ツアーをした後だよ！　すごすぎるよね！？　マジか！　と思った。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162159/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-03.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1261" class="alignnone size-full wp-image-445396" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──ちなみに、1回目の歌入れで録った曲というと？</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　“ランサー”と“遠い星じゃなくたって”ですね。“不慣れな地球でキスをする”は、産前ギリギリまで作っていて、産んで戻ってきてから続きを作ったんですけど、最終的に子供の曲になりました。最初は自分のことを歌っているパーセンテージが高めの曲だったんですけど、帰ってきて作っているうちに自然と変わっていって。</p>

<p><strong>──それは無意識的に？</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　どうなんだろう……意識してたのかな。出産したことに対しての感動とかではないんですけど、気づいたら変わってましたね、すごく。</p>

<p><strong>──収録曲の中で、いちろーさんがアレンジの方向性に悩んだ曲はありました？</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　“昨日になれない私たち”は悩みましたね。なぜかというと、この曲を最後にアレンジしたからなんですよ。1枚まるごとまかせてもらうにあたって、雰囲気が似通っている曲があったり、並んでいるときにどちらかが損したりする感じにはしたくないと思っていたんですけど、冬湖ちゃんが送ってくるデモが、全部テンポが遅かったんです。</p>

<p><strong>塩入</strong>　そうなんですよね（笑）。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　それで自分の中での選択肢が若干少なくなっていたのもあって、けっこう迷いました。この曲は冬湖ちゃんも苦労してたよね。</p>

<p><strong>塩入</strong>　めちゃくちゃしました。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　この曲だけ、俺からのリクエストも多かったからね。アンプラグドライヴを生録りしたようなイメージで作ったんですけど、これまでの冬湖ちゃんのアルバムに、歌とアコギだけですごくいい曲がたくさんあるんですよ。それと同じことをしてしまうと、過去の楽曲と相違がなくなってしまうから、アコースティックといってもひとりでやっている感じではなく、みんなのグルーヴ感みたいなものを大事にしたいというのを、演奏の方達にも、冬湖ちゃんにもかなり言っていたので。</p>

<p><strong>塩入</strong>　そこは言ってほしかった部分でした。普通は、演奏があったら歌がそのちょっと上にあるイメージだけど、この曲は全部をフラットにしたかったんです。そうなると、自分の癖とか、どうしてもやってしまうところを客観的に指摘してもらったほうがそっちに近づくので、言ってもらえて助かりましたね。それを経ても、やっぱり難しかったです（笑）。</p>

<p><strong>──お話を聞いていて、お2人の信頼感や、本当に楽しみながら制作されたことが伝わってきましたし、そんな作品が『大天国』という名前で世に出るということが本当に素敵だなと思います。</strong></p>

<p><strong>塩入</strong>　音楽を作っていく中で、世の中に認知されなきゃいけないとか、売れるためにはこういう曲を作らなきゃいけないとか、いろんなことがあると思うんですよ。それを私が実践しているかいないかは別としても、そういう事実はもちろん心得ているつもりで。でも、それと関係なく、私は音楽を好きで作り続けているというのを忘れちゃいけないなと思う瞬間がすごくあって。やりたいと思うことをやっているのが、やっぱりバンドマンだと思うんですよね。そこを惜しみなくやらせてもらえた作品だと思うし、それを自分だけじゃなく、いちろーさんを始めいろんなアーティストの方々と具現化できたことは、このご時世においてすごいことだなと思うし、本当に素晴らしいことだなと思いますね。</p>

<p><strong>──いちろーさんは、今回制作されてみて、改めて塩入冬湖というアーティストに対してどんなことを思いました？</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　今回一緒にやる前から思っていたことなんですけど、冬湖ちゃんは……これは言い方に気をつけないといけないんだけど（笑）。</p>

<p><strong>塩入</strong>　何！？　怖い！（笑）</p>

<p><strong>いちろー</strong>　なんか、「苦労人」っていうのは違うんだよ。要は、自分がちゃんとかっこいいと思うものを作り続けていて、それでちゃんと結果も出しているけど、それが世に浸透するまでには、それなりに時間がかかったなと思っていて。でも、目先の利益や数字を追いかけずに、戦って積み重ねてきたものがいまの結果になっているから、そこはもう本当に、この人は「強えな」って思いますね。このあいだもミュージシャンの友達と飲んでたときに、その人が人生で音楽に救われた経験があるかどうか、曲を聴いたらわかるという話をしていて。なんとなくそうじゃない人って、途中で音楽をやめてしまったりするんですよ。まあ、具体例は絶対に挙げられないですけど（笑）。</p>

<p><strong>塩入</strong>　ははははは（笑）。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　これも言い方がちょっと難しいんだけど、この人は音楽じゃなくてもよかったんだなって思っちゃうんですよね。それは、その人に才能がないと言っているわけじゃなくて、ビジネススキームとして音楽をやっているというか。音楽に救われた経験がある人って、音楽を裏切れないというか、完全にビジネスとして括ることを、たぶん死ぬまでできないと思うんです。僕としては、働く者として、社会に生きる者として、ビジネスで音楽をやることも、音楽に救われたから音楽をやることも、どちらも正しいと思うんです。でも、冬湖ちゃんは、ちゃんと仕事にもしているんだけど、完全にビジネススキームじゃないほうで音楽をやり続けているから、そこに対する尊敬はすごくありますね。</p>

<p><strong>塩入</strong>　嬉しいなぁ。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　だから、冬湖ちゃんの「強えな」っていうところは昔から変わっていないですし、それをより一層強く感じてます。お母さんになってからさらにすげえなって。</p>

<p><strong>──そこも感じますか。</strong></p>

<p><strong>いちろー</strong>　だって、産後半年で全国ツアーは、さすがに正気か！？　とは思いましたよ（笑）。</p>

<p><strong>塩入</strong>　やりたくなっちゃったんですよね（笑）。</p>

<p><strong>いちろー</strong>　その話もレコーディングのときにしてたんですよ。「次に音楽でやることがないと落ち着かない」って。それもすごいと思う。</p>

<p><strong>塩入</strong>　忙しすぎるのは嫌いですけど、何かやることがないと希望が持てないというか。それが結局家族に迷惑をかけることにもなるし。だから、妊娠中は今回のソロがあることがすごく励みだったし、支えでしたね。いちろーさんにおまかせしていられる安心感もありましたし、絶対に大丈夫だと思っていて。本当にこの作品があってよかったです。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162241/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-010.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1492" class="alignnone size-full wp-image-445403" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162247/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-011.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1521" class="alignnone size-full wp-image-445404" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26162236/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-09.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1514" class="alignnone size-full wp-image-445402" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：山口哲生
Photo：<a href="https://www.instagram.com/marinko5589/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>小林真梨子</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">PROFILE</h3>

<p class="name">塩入冬湖</p>
<p class="text">FINLANDSのVo.Gt.として、精力的なリリース並びに様々なイベント、RIJF、RSR、CDJ、VIVA LA ROCK 等の大型フェス、全国大型サーキットへ出演する。
バンド活動と並行してソロワークも積極的に行っており、これまでに「特別になる前に」「落ちない」「惚けて」「程」と 4 枚のミニアルバムをリリースしている。
独特のメロディ、歌詞の世界観が話題となり、ソロ弾き語りワンマンライブも各地でソールドアウトとなっている。
adieu（上白石萌歌）の「よるのあと」「シンクロナイズ」「ひかりのはなし」、Salyu「Tokyo Tape」の作詞・作曲を担当するなど作家としても注目が集まっている。

<a href="http://finlands.pepper.jp/fuyuko/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">HP</a>｜<a href="https://twitter.com/Finlands12" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Twitter</a>｜<a href="https://www.youtube.com/channel/UCOOptsLj7iZRhbDeK5t_QEg" rel="noopener noreferrer" target="_blank">YouTube</a>｜<a href="https://www.tiktok.com/@finlands.official" rel="noopener noreferrer" target="_blank">TikTok</a>｜<a href="https://fanicon.net/fancommunities/4640" rel="noopener noreferrer" target="_blank">公式FC『事情通』</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<p class="name">いちろー</p>
<p class="text">東京カランコロンのギターボーカル兼コンポーザーとして2012年にメジャーデビュー。
ROCK IN JAPAN FES、COUNT DOWN JAPAN、RADIO CRAZYなど大型フェスに出演し、Zepp Diver City Tokyoでのワンマンライブはソールドアウト。
メジャー4thシングル「スパイス」はTVアニメ「食戟のソーマ」のテーマソングに起用される。2020年12月バンドは解散。
 
バンド活動中より他バンドのプロデュースやシンガーソングライターのプロデュース・アレンジ等も手がけ、バンド解散後は作曲講座やボーカルレッスン等も行う。

<a href="https://www.ichiro-music.website" rel="noopener noreferrer" target="_blank">HP</a>｜<a href="https://twitter.com/16karankoron" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Twitter</a>｜<a href="https://www.instagram.com/ichiro_karankoron/?hl=ja" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a>｜<a href="https://www.ichiro-music.website/works/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">YouTube</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">RELEASE INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26164705/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-013.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-445407" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2023/01/26164700/interview230126-shioirifuyuko-ichiro-012.jpg" alt="塩入冬湖 いちろー" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-445406" /></div>

<p class="name">大天国</p>
<p class="text">2023年1月25日（水）配信リリース
（2/4(土)東京キネマ倶楽部よりCDパッケージ販売スタート、通販情報は後日発表）

塩入冬湖 
収録曲：全5曲（全曲作詞・作曲 塩入冬湖／編曲 いちろー）
01.ランサー
Cho.いちろー（ex.東京カランコロン）、Dr.ゲイリー・ビッチェ （モーモールルギャバン,ヤジマX）、Gt.及川晃治、Ba.鷲見こうた （ズーカラデル）、Key.カメダタク （オワリカラ,YOMOYA）

02. AWARD
Cho.いちろー（ex.東京カランコロン）、Gt.及川晃治、Ba.小西悠太（tacica）

03.不慣れな地球でキスをする
Cho.いちろー（ex.東京カランコロン）、Dr. 佐藤謙介、Gt.及川晃治、Ba. 小西悠太（tacica）

04.遠い星じゃなくたって
Cho.いちろー（ex.東京カランコロン）、Dr.ゲイリー・ビッチェ （モーモールルギャバン,ヤジマX）、Gt.及川晃治、Ba.鷲見こうた （ズーカラデル）、Key.カメダタク （オワリカラ,YOMOYA）、Vn.柴由佳子 （チーナ）

05.昨日になれないわたしたち
Cho.いちろー（ex.東京カランコロン）、Dr. 佐藤謙介、Gt. Tomoaki（EOW） 、Ba. 小西悠太（tacica）、Key. mamushi （EOW）

<a href="https://orcd.co/daitengoku" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">配信リンクはこちら</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">LIVE INFORMATION</h3>
<p class="name">塩入冬湖ソロバンドツアー「大天国」</p>
<p class="text">2023年2月4日（土）
会場：【東京】東京キネマ倶楽部
時間：OPEN 17:30／START 18:00

2023年2月9日（木）
会場：【愛知】名古屋CLUB QUATTRO
時間：OPEN 18:30／START 19:00

2023年2月10日（金）
会場：【兵庫】神戸クラブ月世界
時間：OPEN 18:30／START 19:00

Live Member：
Vo/Gt：塩入冬湖
Gt：いちろー（ex.東京カランコロン）
Ba：カワノアキ（ar syura）
Dr：矢尾拓也
Key：青木康介（ENTHRALLS）

■チケット
全席自由
一般：¥5,500（tax incl./ドリンク代別）
学生：¥4,500（tax incl./ドリンク代別）
（※小・中・高・大・専門学生対象。入場時に学生証の提示が必須となります）

<a href="https://eplus.jp/shioirifuyuko/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">チケットはこちら</a><a href="https://www.sambafree.jp/shioirifuyuko.daitengoku/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">特設サイト</a>
</p>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>映画『Afterglows』が映像と音像で捉える残光 ── 木村太一×櫻木大悟（D.A.N.）対談</title>
		<link>https://qetic.jp/music/kimurataichi-sakuragidaigo-221130/442489/</link>
		<comments>https://qetic.jp/music/kimurataichi-sakuragidaigo-221130/442489/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 30 Nov 2022 09:00:06 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[竹田賢治]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=442489</guid>
<![CDATA[<summary><p>来年初旬に自身初の長編映画『Afterglows』を公開する映像作家の木村太一が、その映画を軸に自らのキャリアを回帰するイベント＜4D by Taichi Kimura “Afterglows”＞を12月9日（金）、東京・渋谷WWW Xにて開催。映画と同タイトルのエンドテーマ曲は、奇しくも＜4D by Taichi Kimura “Afterglows”＞がラストライブとなるD.A.N.が担当している。そこで今回Qeticでは、木村とD.A.N.の櫻木大悟による対談を実施。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1920" height="2880" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/28132647/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_main_1-1920x2880.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="木村太一 櫻木大悟" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/28132647/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_main_1-1920x2880.jpg 1920w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/28132647/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_main_1.jpg 1627w" sizes="(max-width: 1920px) 100vw, 1920px" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p><p>来年初旬に自身初の長編映画『<strong>Afterglows</strong>』を公開する映像作家の<strong>木村太一</strong>が、その映画を軸に自らのキャリアを回帰するイベント＜<strong>4D by Taichi Kimura “Afterglows”</strong>＞を12月9日（金）、東京・渋谷WWW Xにて開催。木村と所縁のある<strong>D.A.N.</strong>、<strong>ZAKINO</strong>の出演が決定している。</p>

<p>『Afterglows』は、メディアリンチに遭い自殺をした元アイドル歌手の小松さゆり（MEGUMI）の夫で、それを機にタクシー運転手となる守島輝（朝香賢徹）の生き様を描いたロードムービー。海外でも高い評価を得た木村のショートフィルム『Mu』の世界観を受け継いだ、幻想的なモノクロ映像が印象的な作品である。</p>

<p>なお、映画と同タイトルのエンドテーマ曲は、奇しくも＜4D by Taichi Kimura “Afterglows”＞がラストライブとなるD.A.N.が担当している。そこで今回Qeticでは、木村とD.A.N.の櫻木大悟による対談を実施。公私ともに親交の深い2人に、お互いのクリエイティビティについて語り合ってもらった。</p>
</p>
</div>

<h2 class="fade-up">INTERVIEW：木村太一×櫻木大悟（D.A.N.）</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/27155156/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_1.jpg" alt="木村太一 櫻木大悟" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-442491" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><h3 class="fade-up">2人の出会い</h3></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><p><strong>──木村さんと櫻木さんの交流はどのように始まったのですか？</strong></p>

<p><strong>櫻木大悟（以下櫻木）</strong>　アルバム『NO MOON』を制作しているときに、収録曲のミュージックビデオを撮影してくれる方を探していたんです。そのタイミングで、（市川）仁也が太一さんの自主制作映画『Mu』と『LOST YOUTH』を教えてくれて。観たら画の鋭さ、スケールの広さ、テンポやスピード感がとにかくカッコ良くて。それでオファーしたのが最初に出会ったきっかけでしたね。のちに仲良くなってから、太一さんがジャングルだったりUKのクラブミュージックを好きだと知って、そうした音楽嗜好が作品の中に影響として表れているのだろうなと気づきました。</p>

<p><strong>木村太一（以下木村）</strong>　昔ちょこっとDJをやっていた時期があって、その時のレイブ体験みたいなものに大悟は興味を持ってくれたんだよね。確か最初は“Floating in Space”のMVを撮ってほしいって言われたんじゃなかったっけ。最終的にアルバム表題曲“No Moon”を撮ることになるんですけど、撮影の前に大悟が僕の住むロンドンまで遊びに来てくれたんですよ。まだそんなに面識がなかった頃でびっくりしましたけど、話してみたらサッカーが好きだとか共通点も色々多くて。それで一気に仲良くなったんだよね。D.A.N.のメンバー全員、サッカーゲーム好きだったのも仲良くなった理由の一つかな。</p>

<p><strong>櫻木</strong>　『FIFA』白熱しましたよね。太一さん、めちゃめちゃ強いから3人ともボコボコにされました（笑）。</p>

<p><strong>木村</strong>　大悟がロンドンに来た時、当時構想していた映画の絵コンテを見せたんですよ。後で「あれ、どうなりました？」って聞かれて、「結局できなかったんだよ」と言ったら、その絵コンテのアイデアを“No Moon”のMVで使わせてほしいという話になり。俺は俺で、アルバムを聴かせてもらったら“No Moon”に衝撃を受けて、「（“Floating in Space”ではなくて）こっちを撮らせてくれ」と言ったのを覚えています（笑）。</p>

<p><strong>櫻木</strong>　俺からしてみたら、絵コンテを見るという体験自体がものすごく新鮮だったんです。「ああ、こういうところから着想を得て形にしていくんだな」と。しかもその内容が、僕らが音楽で表現したい世界観とものすごく近くて。</p>

<p><strong>木村</strong>　きっと、人としてもどこか似てるところがあるのかもね。それはメンバー全員に対して感じていることでもある。</p>
</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><h4>D.A.N. - No Moon （Official Video）</h4>
<div class="movie_wrap"><iframe width="960" height="540" src="https://www.youtube.com/embed/qXR82SASEFs" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><h3 class="fade-up">木村太一初長編作『Afterglows』が描く光と陰</h3></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><p><strong>──映画『Afterglows』は木村さんにとって初の長編作品ですが、作るに至った経緯を聞かせてもらえますか？</strong></p>

<p><strong>木村</strong>　もともと作ろうとしていた映画が別にあったんです。結構スケールの大きな作品で、パイロット版も作って、大手のいろんな配給会社にアプローチしたんですけど、全て最終段階でポシャってしまい。その理由が、「まだ長編を撮ったことがないから」だったんですよね。それにすげえ腹が立って（笑）。「だったら自分たちで撮っちゃおう」と、新たに着手したのが『Afterglows』でした。</p>

<p>まずストーリーをどうするか考えたんですが、「お金はかけられないけどロケ地をたくさん使うような話にしよう」というアイデアはあった。それに『レスラー』（ダーレン・アロノフスキー監督作）や『タクシードライバー』（マーティン・スコセッシ監督作）のような1人の男性、しかも「ダメな男」を追った話が個人的に好きで、できればストーリーに取り入れたかったんです。そんなアイデアはありつつも、自分のスペックがまだそんなに高くないと分かっていたし、キャラクターの作り込みもきっと未熟なものになると思っていたので、本作では「ボイスオーバー」という手法を取り入れることにしました。</p>

<p><strong>──ボイスオーバーはマーティン・スコセッシがよく使う手法ですよね。それこそ『タクシードライバー』もそうですし、『グッドフェローズ』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』もそう。</strong></p>

<p><strong>木村</strong>　例えば『タクシードライバー』は日記を読んでいるんですよね。ティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』も、年老いた主人公が過去のことを振り返りながら息子に語っている様子をボイスオーバーで描いています。それぞれ何かに書き記したり、誰かに語ったり、という目的があるわけです。つまり、何か目的がなければボイスオーバーにする意味がない。それで「どうしよう……？」と色々考えをめぐらせていた時に、後輩から「タクシーのラジオから自分の感情が流れてくる、っていうのはどうですか？」と言われて「それだ！」って。それもあって、タクシーの運転手を主人公にしたんです。</p>

<p><strong>──今回、モノクロ映像にしたのはどうしてですか？</strong></p>

<p><strong>木村</strong>　冒頭で話に出た『Mu』は、僕が制作費10万円くらいで作ったモノクロのショートフィルムなのですが、それまで一度も面識がなかったヒロ・ムライさんに「めちゃくちゃ良かった」と褒めてもらったんです。それが自分の励みになっていたので、SONY α7S IIというカメラを使って、レンズやフィルターの工夫でフィルムっぽい映像にしてみました。そこは映画とはいえ、映像作家としてのこだわりもあったんですよね。とにかくデビュー作は、自分の好きなことをとことん追求しようと思って挑みました。</p>

<p><strong>──先ほど木村さんは、「ダメな男の話に惹かれる」とおっしゃっていました。それは何故なのでしょうか。</strong>

<p><strong>木村</strong>　昔から欠落しているもの、不完全なものに惹かれる傾向があるんですよ。日本の映画って欠陥のない映像を求めるところがあるじゃないですか。きれいな風景をそのままきれいに撮るとか、美しい人をそのまま美しく撮るみたいな。今は少しずつムードが変わってきていますが、まだまだメインストリームはそんな感じですよね。そこから排除されたものに焦点を当てたくなるというか。自分も含めて「ダメなところを受け入れたい」という気持ちがあるし、そこをさらけ出すことがむしろ芸術の根本だとも思っているんですよね。</p>

<p>ともかく、今のままだと日本映画はまだまだ世界に太刀打ちできないと思うし、その要因の一つが映像だと思っています。僕自身は、映像作家から監督になった人たち……例えばスパイク・ジョーンズやクリス・カニンガム、ミシェル・ゴンドリーの映画を観てきた世代なので、やっぱり映像や音楽が大事なんですよ。日本の映画はどうしてもストーリーに偏りがちで、その辺がおそろかになっている気がするんですよね。音楽や映像だけで成立してしまうような映画が日本にもっとあってもいいんじゃないかと思います。
</p>
</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><h4>木村太一 "Mu" / Taichi Kimura "Mu"</h4>
<div class="movie_wrap"><iframe title="vimeo-player" src="https://player.vimeo.com/video/347622802?h=aab8edb289" width="960" height="540" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><h4>AFTERGLOWS | Official Trailer</h4>
<div class="movie_wrap"><iframe src="https://player.vimeo.com/video/665616545?h=27779aed53&color=ffffff&byline=0&portrait=0" width="960" height="540" frameborder="0" allow="autoplay; fullscreen; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><h3 class="fade-up">D.A.N.の音楽が残す映画の余韻</h3></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><p><strong>──櫻木さんは、『Afterglows』を観てどのような感想を持ちましたか？</strong></p>

<p><strong>櫻木</strong>　とにかく、ほとばしるような光と深い闇のコントラストに感銘を受けました。映画を撮り始める初期段階から台本を読ませてもらったり、途中経過の話もその都度聞いたりしていたので、完成した作品を試写会で観た時はかなりグッときましたね。</p>

<p><strong>木村</strong>　確か大悟がロンドンに遊びに来た時にも、この映画のことを少し話した気がする。構想の段階ではかなりめちゃくちゃなこと言ってたよね。タクシーが燃えて海の中に突っ込んで……みたいな。</p>

<p><strong>櫻木</strong>　うん、言っていたかも（笑）。</p>

<p><strong>木村</strong>　最初に大悟が言ってくれたように、僕は作品の中で常に音楽を大事にしているし、エンディングはかっこいい曲にしたいなと思ってその時に真っ先に思い浮かんだのがD.A.N.だった。“No Moon”の映像をやることになるくらいのタイミングだったのかな。オファーを快諾してくれた時はものすごく嬉しかったですね。</p>

<p><strong>──オファーを受け、エンディングテーマ曲“Afterglows”はどのようなプロセスで制作したのでしょうか。</strong></p>

<p><strong>櫻木</strong>　まず映画を見た時、タクシーのウィンカーの音が印象に残っていたんです。『Afterglows』は「残光」という意味ですが、光だけでなく音もずっと残っているような感覚。それがエンドロールでもずっと続いていたら、気持ちよさそうだなというところから着想を得ました。シネマティックな音像みたいなものはもちろん大好きなので、それをやってみたい気持ちも以前からあったんです。完成した時は、「また一つ新たな表現方法を獲得したな」という気持ちにもなれたし、すごく思い入れの強い楽曲に仕上がりました。</p>

<p><strong>──やはり、映画のエンディングテーマとなると、普段の曲作りとは変わってくるものですか？</strong></p>

<p><strong>櫻木</strong>　出発点が違いますよね。映画ありきというか、映像をまず頭に思い浮かべながら曲を作っていくわけですから。そういう意味では、普段の曲作りよりもやりやすかった。そもそも太一さんの作品が醸すムードが大好きで、それを面白がり興奮しながら作っていくのも楽しかったです。</p>

<p><strong>──実際に上がってきた曲を聴いたとき、木村さんはどう思いましたか？</strong></p>

<p><strong>木村</strong>　最初、スタジオで聞かせてもらったときは思わずゲラゲラ笑ってしまいました（笑）。自分が想像していた仕上がりを軽々と超えてきたというか。タクシーがずっと走っている映画なのに、まるで空を飛んでいるようなサウンドだったから「『ブレードランナー』（リドリー・スコット監督作）かよ！」って。</p>

<p><strong>櫻木</strong>　あははは！</p>

<p><strong>木村</strong>　でも、よく聴いてみると、映画の流れやムードをすごく深く考えて作ってくれていることに気づきました。主人公の内面を描いているようにも聞こえるし、恋人であるさゆりの「悲しみ」や「怒り」を表しているようにも聞こえるんです。僕ら映像作家は見えるものを撮っているけど、音楽家は目に見えないもの、形として存在しないものを作っているから、ある意味では小説家に近い。受け手の想像力を投影させる余白がある、というのが強みなのだろうなと。映像は、そこに写っているものが自分にフィットしないとそれだけで拒絶反応を起こすことがあるけど、音楽や小説はその時の自分の気持ちや想像力に作品をチューニングさせることができる。そこはいつも羨ましいと思いますね。
</p>
</p>
</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/28122317/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_6.jpg" alt="木村太一 櫻木大悟" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-442496" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/28122310/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_5.jpg" alt="木村太一 櫻木大悟" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-442495" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><h3 class="fade-up">共通するのはクリエイティブに向き合う反骨心</h3></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><p><strong>──今回、一緒にタッグを組んでみてクリエイティブな部分で共感したのはどんなところですか？</strong></p>

<p><strong>櫻木</strong>　やっぱり「気持ち」じゃないですかね（笑）。</p>

<p><strong>木村</strong>　それ、わかるなあ（笑）。D.A.N.とは「気持ち」が通じ合っているんですよ。とにかく反骨心が強い。</p>

<p><strong>櫻木</strong>　そうかもしれないです。スポ根というかファイティングスピリッツというか、ちょっと部活っぽいんですよ（笑）。</p>

<p><strong>木村</strong>　D.A.N.みたいに、めちゃくちゃ洗練されたかっこいい音楽を作っている連中が、「気持ち」とかそういう汗臭いこというところが僕は好きなんですよ（笑）。もちろんルーツや手法も大事ですけど、とにかく作品ひとつで立ち向かう強い気持ち。D.A.N.に対しては、そこが最も共感する部分だと思っています。</p>

<p><strong>──その根底にあるのは「怒り」ですか？</strong></p>

<p><strong>木村</strong>　僕は特に「嫉妬」は原動力になっていると思います。「なんであの人の方が俺よりも注目されているんだ！」という嫉妬心に突き動かされることは多いですね。「あいつらに見せつけてやる」みたいな。そういう「嫉妬心」を、僕自身は悪いことだと全く思ってない。むしろ嫉妬心があるからやっていけるような気がします。</p>

<p><strong>櫻木</strong>　わかります。</p>

<p><strong>木村</strong>　アートって僕は科学に近いと思うんですよ。科学や医学って基本的に否定から始まるじゃないですか。それまで定説とされていたものを覆すこと。それで次の段階に進んできたわけですよね。アートも同じだと思うんです。「否定こそがすべての始まり」みたいな。そういう意味では、自分が作った作品で今の流れを否定していく行為は嫌いじゃない。もちろん、誰か1人をディスったりする行為ではなくて。たった1人で全世界に向かって戦っている感じはありますね。</p>

<p><strong>──ある意味、パンクスピリッツにも通じますよね。</strong></p>

<p><strong>木村</strong>　そうですね。そういう精神はイギリスから学んだところはあるかもしれない。“No Moon”のビデオを作っている時とか、「これで殴りにいこうぜ」って言ってたもんね？（笑）</p>

<p><strong>櫻木</strong>　言ってましたね（笑）。僕もパンクを聴いて育ってきたし、反骨精神みたいなものは音楽を始めた時からずっと変わらずあると思います。「抗う」という行為は、生き物として自然なことだと思うんですよ。原始人の時代から、自然の厳しさに対して抗い続けてきたからこそ今の自分たちがある。何かに抗って生きることは、最もエネルギーの必要な「生命行為」じゃないのかなと。何にも抗う必要のない環境にいたら、僕は音楽をやっていたかどうかわかりませんし。まさに今、自分たちはまた環境を変えて、「生きなければ！」と思えるようにしたいし、それが音楽をやり続けている理由だと思っています。</p>

<p><strong>──奇しくも本作の公開記念イベント＜4D by Taichi Kimura “Afterglows”＞が、D.A.N.にとって活動休止前のラストライブになるそうですね。</strong></p>

<p><strong>櫻木</strong>　そうなんですよ。まさかそんなことになるとは。こればっかりはコントロールできないことですが、それこそ“Afterglows”がD.A.N.としては（活動休止前）最後の曲になるわけで、結果的にいい着地のし方になるなと思っています。</p>

<p><strong>──D.A.N.としての活動は、いったんここで区切りをつけるという感じなのですか？</strong></p>

<p><strong>櫻木</strong>　オフィシャルでは「ライブ活動を休止」と発表しましたけど、今後どうなっていくかは何も決まっていないし、正直分からないところが大きいんです。ただ、自分のソロ活動はやろうと思っていて。それこそバチバチに戦っていきたいですね。</p>

<p><strong>木村</strong>　D.A.N.は日本で一番好きなバンドだから、ライブが見られなくなるのは寂しいですけど、絶頂期でストップするっていうのもD.A.N.らしいし美しいですよね。とにかく最初から最後までおしゃれな奴らだったなと。中身は全然おしゃれじゃないんですけどね（笑）。作り手って、どんな状況でも創作中はハッピーでいられるんですよ。なので、今後も定期的に頭と手を動かし続けてほしいです。</p>

<p><strong>櫻木</strong>　頑張ります！</p>
</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/27154231/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_main.jpg" alt="木村太一 櫻木大悟" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-442490" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Interview, Text：Takanori Kuroda
Photo：YUTARO TAGAWA</p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/27162423/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_3.jpeg" alt="木村太一 櫻木大悟" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-442493" /></div>

<p class="name">AFTERGLOWS</p>
<p class="text">【キャスト】
朝香賢徹：守島 輝
MEGUMI：小松 さゆり／ 永山ちさよ
小家山晃：袴田
竹下景子：ラジオの声
【スタッフ】
監督：木村太一
脚本：木村太一、平松卓真
エグゼクティブ・プロデューサー：平松卓真、白田尋晞、木谷謙介、志村龍之介
プロデューサー：田川優太郎
撮影：上原晴也
照明：熊野信人
音響：小野川浩幸
美術：安田昂弘、福田哲丸
音楽：トーマス・ヤードリー

<a href="https://www.mygpictures.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">詳細はこちら</a></p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">EVENT INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/11/27162331/interview221129_kimurataichi_sakuragidaigo_2.jpeg" alt="木村太一 櫻木大悟" width="1920" height="2386" class="alignnone size-full wp-image-442492" /></div>

<p class="name">4D by Taichi Kimura “Afterglows”</p>
<p class="text">2022年12月9日（金）
会場：WWW X
OPEN 18:00 ／ START 19:00
料金：ADV ¥4,000 ＋1D 　
出演者：D.A.N. ／ ZAKINO
展示：木村太一
・一般発売：11月26日（土）10:00
問い合わせ：WWW X：03-5458-7688
4D by Taichi Kimura “Afterglows”
［Live］D.A.N./ ZAKINO
［Exhibition］Taichi Kimura
Main Visual
Graphic Design：Heijiro Yagi
Photography：Yutaro Tagawa
Exhibition
Art Direction：Tetsumaru Fukuda
Producer：Takuma Hiramatsu ／ Yutaro Tagawa
VJ：Takahiro Yasuda
Curation：Hajime Matsuo
Presented by WWW/4D

<a href="https://eplus.jp/sf/detail/3744880001-P0030001?P6=001&P1=0402&P59=1" rel="noopener noreferrer" target="_blank">チケットはこちら</a></p>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>星野源、上白石萌音と音楽を語らう！オリジナル音楽対談番組『Two Voice』第3弾が公開</title>
		<link>https://qetic.jp/music/hoshinogen-220801/435268/</link>
		<comments>https://qetic.jp/music/hoshinogen-220801/435268/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Aug 2022 01:30:18 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=435268</guid>
<![CDATA[<summary><p>現在公開中の映画『ゴーストブック おばけずかん』の主題歌となる新曲“異世界混合大舞踏会 （feat. おばけ）”を先日リリースし、同時に公開された全編アニメーションのミュージックビデオも反響を呼び、話題の絶えることがない星野源。そんな星野源が新たにオフィシャルYouTubeチャンネルにてスタートしたオリジナル番組『Two Voice』の第3弾が公開された。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="810" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/08/01100408/music220801_hoshinogen-01-1440x810.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="星野源 上白石萌音" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/08/01100408/music220801_hoshinogen-01-1440x810.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/08/01100408/music220801_hoshinogen-01.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><p>現在公開中の映画『ゴーストブック おばけずかん』の主題歌となる新曲“<strong>異世界混合大舞踏会 （feat. おばけ）</strong>”を先日リリースし、同時に公開された全編アニメーションのミュージックビデオも反響を呼び、話題の絶えることがない<strong>星野源</strong>。そんな星野源が新たにオフィシャルYouTubeチャンネルにてスタートしたオリジナル番組『<strong>Two Voice</strong>』の第3弾が公開された。</p>

<h3>星野源オリジナル番組『Two Voice』に上白石萌音が登場</h3>

<p>『Two Voice』は、星野源が毎月一人ゲストを招き、二人きりの空間で音楽について自由に語り合う音楽対談番組で、これまで、<strong>長岡亮介</strong>、<strong>ハライチ・澤部</strong>が登場しそのディープな内容も話題に。第3弾ゲストには俳優・歌手の<strong>上白石萌音</strong>が登場。トークは初めて音楽番組で挨拶を交わした時のエピソードや上白石が触れてきた音楽について。さらに、「どうしてそんなに楽しそうに歌えるのか？」と上白石から一歩踏み込んで星野へ問いかける場面も。音楽と演劇、どちらにも向き合っている二人だからこそのトークが見られること間違いない。</p>

<p>星野源と上白石萌音の音楽談義は今後4週にわたって更新されるので、ぜひ毎週チェックしてほしい。</p>

<a href="https://qetic.jp/music220801_hoshinogen-02/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/08/01100416/music220801_hoshinogen-02.jpg" alt="星野源 上白石萌音" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-435267" /></a>

<a href="https://qetic.jp/music220801_hoshinogen-01/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/08/01100408/music220801_hoshinogen-01.jpg" alt="星野源 上白石萌音" width="1920" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-435266" /></a>

<h3>星野源×上白石萌音 | 歌うこと、演じることを語る | Two Voice #９</h3>
<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/3TicCLFUEtI" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>


<div class="information">
<h2>RELEASE INFORMATION</h2>
<h3>異世界混合大舞踏会 （feat. おばけ）（映画『ゴーストブック おばけずかん』主題歌）</h3>

<p>2022年7月18日（月） </p>

<a href="https://jvcmusic.lnk.to/IWannaBeYourGhost" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>全てはわかり合えない他者との間で──maco marets × 藤原さくら対談</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/macomarets-fujiwarasakura-220723/434569/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/macomarets-fujiwarasakura-220723/434569/#respond</comments>
		<pubDate>Sat, 23 Jul 2022 10:00:10 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=434569</guid>
<![CDATA[<summary><p>福岡出身、現在は東京を拠点にインディペンデントに活動を続けるラッパー、maco maretsによる6作目のアルバム『When you swing the virtual ax』は、過去2作品と同様にコラボレーションがコンセプトに掲げられ、様々なコラボレーターと共に作り上げられた。6曲目“Moondancer”では、同い年かつ同郷の藤原さくらをフューチャリング。Qeticでは、数回しか直接顔を合わせたことがないという、付かず離れずな距離感の二人に話を訊いた。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="1152" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162423/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-012-1440x1152.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="maco marets 藤原さくら" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162423/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-012-1440x1152.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162423/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-012.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p>福岡出身、現在は東京を拠点にインディペンデントに活動を続けるラッパー、<strong>maco marets</strong>による6作目のアルバム『<strong>When you swing the virtual ax</strong>』は、過去2作品と同様にコラボレーションがコンセプトに掲げられ、様々なコラボレーターと共に作り上げられた。</p>

<p>そんな同作の中で全10曲中ちょうど真ん中に当たる6曲目“Moondancer”では、同い年かつ同郷の<strong>藤原さくら</strong>をフューチャリング。人と人、自己と他者の間を、彷徨うように、でもたしかに地に足をつけたよう揺れ動く感情を描いたこの楽曲には、もしかするとmaco maretsがコラボレーションを通して表現したかった何かが最も顕著に現れているのかもしれない。</p>

<p>そんな想いを抱きながら、まだ数回しか直接顔を合わせたことがないという、付かず離れずな距離感の二人に話を訊いた。</p>
</div>

<div class="separator"></div>

<h2 class="fade-up">対談：maco marets × 藤原さくら</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162418/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-011.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="2400" class="alignnone size-full wp-image-434754" /></div>

<h2 class="fade-up">交換ノートのように紡いだ作詞</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──このコラボが実現したきっかけから伺ってもいいですか？</strong></p>

<p><strong>藤原さくら（以下、藤原）</strong>　私はずっとmaco maretsくんの曲を聴いていて。それに同い年で、地元も同じ福岡でね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  いえいえ、僕の方こそ（笑）。</p>

<p><strong>藤原</strong>　それで私がアルバム『SUPERMARKET』（2020年）を制作しているときに「ご一緒しませんか？」って持ちかけたのが最初なんですけど、そのときは叶わなかったんです。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  オファーの内容がアレンジワークメインで、僕はどちらかというと作詞やラップがメインなのでそのときは難しくって。</p>

<p><strong>藤原</strong>　それから1年ちょっと経ってから逆に「いっしょに曲作りませんか？」と声を掛けてくださったんです。</p>

<p><strong>──地元が同じ福岡とのことでしたが、地元にいた当時は面識があったわけではないんですよね。そこまで近くはなかったんですか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　いや、めっちゃ近いんです！　福岡って今は博多駅も綺麗になってみんな行くんですけど、当時は遊びに行くなら天神ってエリアで。電車はすごく少ないので、バスで移動するんですけど、そのバスで同じ区間を使ってた。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  だからすれ違っているというか、同じ場にいた可能性が高いですね（笑）。</p>

<p><strong>──藤原さんとのコラボレーションは制作の早い段階で決まっていたんですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  そうですね。誰かしら女性シンガーの方とまた曲を作りたいなと思っていて「じゃあ誰と？」となったときに、一度叶わなかったのもあって最初に藤原さんに連絡させてもらいました。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162327/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-03.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="2400" class="alignnone size-full wp-image-434746" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──曲のイメージはオファーの段階である程度見えていたんですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  いや、オファーをしたい気持ちはあったけれど、じゃあどういうサウンドでとか、具体的なイメージは正直あまり固まった状態ではなかったんです。</p>

<p><strong>藤原</strong>　そう、それでまずmaco maretsくんが事務所に来てくれて、打ち合わせをしたんです。そのときがはじめましてで、「ありがとうございます」ってところから始まって。「最近どんな曲を聴いてる？」みたいな。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  まずそういうところからすり合わせたいと思って。こちらの意見だけ通すんじゃなくて、お互いの一番いい落とし所を探っていきたかったんです。リファレンスをまとめたプレイリストもあって、Kyle DionとかClairoとRejjie Snowの曲（“Hello”）とかが入っていたりしますね。出来上がったものとは全然違うんですけど。</p>

<p><strong>藤原</strong>　はじめから「このトラックでやりましょう」じゃなくて、話してトラックを作ってもらえたので、一つひとつ段階をいっしょに踏みながら作らせてもらいました。</p>

<p><strong>──掛け合いのリリックもありますがどのような作り方だったんですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  リリックは交互に書こうという話を僕からさせてもらいました。僕が自分のパートを全部作った上で渡すんじゃなくて「お互いの歌詞を受け取って打ち返すっていう書き方をやってみたいです」と伝えて。</p>

<p><strong>藤原</strong>　あんまりこういう作り方をしたことがなかったのですごく新鮮でしたね。</p>

<p><strong>──たしかにあまり無いかもしれないですね。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　曲自体は私のパートから始まるんですけど、「あ、じゃあ私が主導権を握ることになるんだ」と思って「ちょっと悩みますねー」と話したら「じゃあここを空けて僕から書くので」と言ってくれて。そこからはなんだか交換ノートのような感覚で。しかもお互い「こういうことを歌っている歌詞です」っていう説明は一切なく、歌詞だけを送り合っての制作だったので、すごく言葉と向き合いましたね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  お互いが裏を読みながらでしたね（笑）。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162321/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-02.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="2400" class="alignnone size-full wp-image-434745" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──maco maretsさんのリリックの魅力は、わかりやすいことではないと思います。その分、テーマを汲み取るのは大変ではなかったですか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　私はmaco maretsくんの魅力的なところは歌詞の世界観もすごく大きいと思っているんです。それこそ小説を読んでいるような、私が普段歌詞を書くときに使わないような言葉や世界観だったので、小説の断片をもらってその続きを書くような気持ちでした。私の方はラップではないので緩急をつけるイメージで応えることができたらいいなと。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  僕ももっとこういうことを歌ってますって言葉にした方がいいのかなと思ったりもしたんです。やっぱり言わないと伝わらないこともあると思うので。でも藤原さんのキャッチする感性の鋭さというか……。</p>

<p><strong>──その信頼感もあったわけですね。ラリーはスムーズだったんですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  そうですね。パンと打ち返してくれる感じで。めちゃくちゃ鋭い方なんだなって。</p>

<p><strong>藤原</strong>　お互いに「これはこうした方がいいんじゃない？」とかも全く無くって。私が「あとで直すかもです」とか保険を掛けつつ（笑）。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  僕も保険を掛けてましたね、「一旦これで」とか（笑）。</p>

<p><strong>──掛け合いの箇所も同じ作り方だったんですか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　いや、ボーカルの掛け合いのところはmaco maretsくん作です。「ここはいっしょに歌ってほしい」と言ってくれて。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  コラボレーションなので掛け合いがあるとより臨場感も出ると思って。でもそこもあまり相談せずに僕の方から「掛け合いにしましょう」と投げました。相談しなかったのでレコーディングのときにその場でいろんなパターンを歌ってもらって、完成したものは2パターン左右が異なるニュアンスで鳴ってますね。</p>

<p><strong>──お話を伺うと、とても難しい制作方法にチャレンジしていたことに驚きました。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　作っていてすごく楽しかったですね。ラッパーの方たちのコラボってこうやって交互に作ったりすることはあるんですか？</p>

<p><strong>maco marets</strong>   長い曲だとあるかもしれないですね。ただ、だいたい1ヴァースずつ作って終わりっていうのがラッパー同士だと多いので、打ち合う感じはもしかしたら少ないかもしれないです。</p>

<p><strong>藤原</strong>　参加しているメンバーが多いものは、「ここからここは誰」っていうのが決まっていたりしそうですね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>   女性シンガーの方とのコラボはこれまでにも何回かあるんですけど、そのときは僕が全部用意していて、サビだけ「ここお願いします！」という感じでした。</p>

<p><strong>──こういう作り方にしようと思ったタイミングはあったんですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>   いやー、どこで思いついたかわからないんですけど、そのやり方がいいなって思ったんです。藤原さんだからというか、ぶつかり合う感じというか、対等に、フラットな形がいいんじゃないかなと思ったんです。</p>
</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162333/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-04.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="2400" class="alignnone size-full wp-image-434747" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162339/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-05.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="2400" class="alignnone size-full wp-image-434748" /></div>

<h2 class="fade-up">揺れ動いている、自分と他者との関係性</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──自分の曲というより、二人の曲というイメージですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>   そうですね、こっちが全部リードするやり方よりも、藤原さんの歌の力を最大限発揮してもらうためには、そういうお互いが対等な在り方が一番いいんじゃないかと。</p>

<p><strong>藤原</strong>　やりとりの中で、maco maretsくんが私の“mother”って曲の詩のイメージとリンクしていくような･･･というようなことを言ってくれたりしていて。結果、全然違う歌詞になった（笑）。</p>

<p><strong>maco marets</strong>   結局違うものにはなったんですけど、僕と藤原さんが上手く結びつくポイントが、打ち込みっぽいサウンドもそうなんですが、世界観的にも“mother”のイメージが最初にあったんです。</p>

<p><strong>藤原</strong>　物語としてはっきり言葉にしながら進む歌詞というより、比喩的なものの比率が高いような。</p>

<p><strong>maco marets</strong>   自然も感じたりするもので……。</p>

<p><strong>──雰囲気がパッケージされていますよね。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>   まさにそうで、あの“mother”にあったムードがすごく素敵だなと思って。</p>

<p><strong>──“Moondancer”のMVにはその感覚がわかりやすく出ているように感じました。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　あれは全部フィルムですもんね、すごい！</p>

<p><strong>maco marets</strong>   活動初期からお世話になっているウエダマサキさんという方がディレクターとして参加してくれて。映像に登場するお化けのキャラクターも、ウエダさんのアイデアです。お化けは此岸と彼岸、生と死、どっちつかずの「さまよえる」存在。決して固定できない「わたし」と「あなた」との関係性や、「朝／夜」「遠い／近い」など曲中で示されるさまざまな二項を表すのにぴったりなモチーフで、「これだ！」と即決でした。フィルム撮影に挑戦したのも、ウエダさんのこだわりによるところが大きいです。</p>

<p><strong>藤原</strong>　全部一発撮りのような感じで、少しリハをして、パッと撮影して「じゃあ次！」みたいな。それも普段のMV撮影とは違って面白かったです。</p>

<p><strong>maco marets</strong>   怖くて詳しいことは聞いてないんですけど、本当にフィルムって高価みたいで、1秒いくらとかディレクターに言われて。後ろで「いまので〇〇円だね〜」とかぼそぼそ言ってるのが聞こえてきたりして（笑）。</p>

<p><strong>藤原</strong>　それは怖いですね（笑）。</p>

<p><strong>──出来上がったMVはいかがでしたか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　私は自分が出ているところしか撮影には行っていなくて、お化けのシーンやmaco maretsくんのシーンは別の日の撮影だったから観ていなかったんですけど、完成したものを観てすごく感動しました。しかも完成までがすごく早くて。「寝てないよね？」みたいな。</p>

<p><strong>maco marets</strong>   めっちゃ早かったですね。本当はフィルムって現像に2、3週間は掛かるところをちょっと無理を言って頑張ってもらったんです。</p>

<p><strong>──お化けは不在と存在の両方を感じさせるモチーフですよね。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　私も最初にお化けって聞いたときに、たしかにみんなにはっきり見える関係性というより不透明なニュアンスがリンクしていて良いなと思いました。</p>
</div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>maco marets & 藤原さくら - Moondancer (Official Video)</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/MbvpaWiuPIw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──リリックでは他に一人称、二人称の違いがありますね。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>   綺麗にスイッチしてますね。僕は「わたし」と「あなた」で、藤原さんは「僕」と「君」で、性別を逆転したような形にもなっていて。</p>

<p><strong>藤原</strong>　あと私的にはラリーしている中でお互いの歌詞を読み取りながら書いていったので、自分の思想や感情を前に出すより、一つの作品に向かって物語を紡ぐ感覚が強かったですね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>   たしかに、お互いにパーソナルなことを歌おうという感じはなかったですね。</p>

<p><strong>藤原</strong>　最初の書き出しって大変だったと思うんです、《おはよう あるいは おやすみ》ってどうやってでてきたんですか？</p>

<p><strong>maco marets</strong>   「おはよう」と「おやすみ」だから朝と夜だったり、そのあとも「遠くて近い」だったり……。</p>

<p><strong>藤原</strong>　対比がはっきりしていますよね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>   対になる概念や事柄を並べつつ、どちらにも与しない在り方というか。それはニュートラルな、真ん中の地点にいるというわけじゃなくて、その二つの間をひたすら揺れ動いているということを歌ってみたかったんです。</p>

<p>今回のアルバム全体を通して「わたしとあなた」、自分と自分をとりまく他者との関係性というテーマを意識していて。この曲では自分と、具体的に藤原さんという他者の存在があったからこそ、そのイメージが最もはっきり浮かび上がっていると思います。今回のアルバムはコラボをコンセプトにした作品ではあるんですけど、ボーカルを担当しているのは基本的に自分ひとりで。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162355/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-08.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="2400" class="alignnone size-full wp-image-434751" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──フューチャリングは二曲だけですね。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>   そうです、ラッパーの18scottと藤原さんだけで。アルバムの基本は一人だったから、歌い手として初めて藤原さんが出てきたときに、対比の構造が今回のシリーズの中でも一番強く前に出る形になって、自然と自分にもそういうことを歌おうというスイッチが入ったんだと思います。</p>

<p><strong>藤原</strong>　maco maretsくんの《留め置かれたままの問いはかすれる》ってリリックがあるんですけど、たしかに「答えを出さなきゃ」って思うことはあるけど、それってすごく力が必要なことというか、「このままでもいいんじゃないか」と思ったり。例えば「会社辞めようかな」とか「この人と別れようかな」とか決断するのってすごく力が必要だから。そのリリックを読んだことで私も言葉が出てきたような気がします。</p>

<p><strong>──他者に委ねたくなることは多いですよね。でも一方で、ご自身で決断してきたお二人だからこそこういったことを歌えるのではないかと思いました。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>   特に藤原さんはすごく強さのある人だと思うんです。流されないというか、基本的に己というものが中心にズシンとある方なのかなと。でも今回の曲では自分が抗えない大きな流れに抗うわけでもなくただ身を任せるわけでもないスタンスでやってくれて。</p>

<p><strong>藤原</strong>　いつもは一人で歌詞を書きますが、一緒に歌詞を紡いだことで、“Moondancer”という曲の中には他者が居るというか、自分だけでは制御できない不思議な作品だなって思います。</p>

<p><strong>──ラリーして歌詞を書いていく中で、着地点はどうやって決めたんですか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　何も決めてない（笑）。人間と人間が関わり合う中で、どうしても他者は自分の思い通りにならないじゃないですか。その人にはその人の考えや人生があるから。着地点を探すより、その過程を描いた歌だと思います。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  最後は藤原さくらパートなのでクライマックスは任せたところがあります。「わたしとあなたが ここにあった」という部分が僕の歌った最後のフレーズで、他者の存在を認めるところで自分としては締めていて、「あとはお願いします」っていう（笑）。</p>

<p><strong>藤原</strong>　「絶対にここにいなきゃいけない」とか、「こっちじゃないとダメ」って言うのは、いろんな関係性がある中で決め難いなと思って。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  それで、最後のフレーズが《言葉にはしないで伝えてみて》で、（ガッツポーズしながら）「ひゃー！」っていう感じでした。結局「決して言い尽くせないものである」ということが自分の中にあったから、最後の最後で「言葉にしない」という選択を歌詞にしてくれたのがすごく良くて。</p>

<p><strong>藤原</strong>　白黒つけないっていう（笑）。</p>

<p><strong>──まさにそれがテーマですよね。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  そうですね、だからくらいました。自分もまだ言語化できていなかった部分まで感じ取ってくれていたことの喜びと、「藤原さくら、すげー！」っていう。</p>

<p><strong>──理想的ですね。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　良かったです。でもお互いに全然言葉を交わしてないから「いいのかな？合ってるかな？」みたいな（笑）。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  そうですね、終わった今だから話せるというか、やってるときは本当に何も伝えていなかったので。</p>

<p><strong>藤原</strong>　LINEで「できました。でも変えるかもしれません」って送って、次の歌詞が返ってきて「なるほど……」って（笑）。やっぱりmaco maretsくんの歌詞が素晴らしくて。</p>

<p><strong>──言葉の引き出しの多さが半端じゃないですよね。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　本当にそうで、私のラジオに来てもらったときにもその話をずっとしていたんですけど、どこからそんな言葉が出てくるのか……。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  何をおっしゃいますか（笑）。</p>

<p><strong>──所謂ラップのクリシェのような言葉はほとんど使わず、むしろ小説を読んでいる感覚に近いリリックはシグネチャーだと思います。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  全然そんなことはないんですけど、デビューしてから自分のスタイルをずっと探っていく中でこの落とし所になったところがあって。</p>

<p><strong>藤原</strong>　それってすごいアイデンティティだと思います。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162349/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-07.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="2400" class="alignnone size-full wp-image-434750" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お互いの印象はコラボする前と後で変わったりしましたか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　私は曲の印象が強くて、すごくかっこいいラップをする方だなと思って自分のプレイリストに入れたりもしたし。会ったときに何か印象が変わったということはなかったですね。ただ初めてお会いしたときはすごく優しそうな方だなって思いました。同い年で、しかもラッパーなのにすごく腰が低い（笑）。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  僕もずっと一人のリスナーとしてCDを買ったりしていたから、所謂アーティストとしての藤原さくらをある程度知っていたんですけど、実際にお会いしてもあまりギャップはなくて思っていた感じの方だなって。</p>

<p><strong>藤原</strong>　良かった、ときどきすごいテキトーなんだねって言われるから（笑）。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  テキトーと自分では言いつつもやっぱりしっかりしていらっしゃるなと思いますね。レコーディングのときもピシッとされてて、ニュアンスとかがわからないときはすぐに聞いてくれるし、僕がふわっと「やわらかい感じで」とか言っていると「具体的にどういう意味ですか？」って確認してくれて、プロフェッショナルな姿勢を感じましたね。</p>

<p><strong>──そういった部分は一緒にやってみないと見えないですよね。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　掛け合いのところで「私の声はどういう質感がいいのか」とか「声を重ねて録るのか」「マイクはどっちがいいのか」って、みんなで試しながらやったのは楽しかったですね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  共作とは言っても自分の曲で、トラックもこちらで用意したものだから藤原さんの声をどう聴かせるかっていうのはすごく大事なポイントだったんです。</p>

<p><strong>──今回の藤原さんの歌はソウルやR＆Bの雰囲気が強いように感じました。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  いろんな歌い方ができてすごくポップにもできる方ですし、Michael KanekoさんやReiさんとのコラボともまた違った感じにもなっているので、だいぶ自分に空気感を寄せてくれていたんだと思います。自然に相手の温度を感じ取って自分なりに昇華して歌にしてくれている。</p>

<p><strong>──トラックはどのように選んだんですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  今回は藤原さんといっしょにやる前提で自分とTiMT（プロデューサー）さんで話し合って固めていきましたね。</p>

<p><strong>──藤原さんにアルバムの感想を伺いたいです。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　すごく良かったです、本当に一人のリスナーとして。“Nagi”もいいですよね。さっきmaco maretsくんの歌詞がすごく素敵と言ったんですけど、メロディも本当にポップで、ラジオでも流してくれた“Yesterday”も、あのメロディとか、あんなの出てきたら当分曲を書かなくなっちゃうかもってレベルで。メロディメイカーだなと思いました。私はよほどのことがない限りは、曲を聴くときにメロディをまず聴くタイプなので、そこで最初に驚きましたね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  今回は特にメロディの聴きやすさを意識していて。これまで自分の音楽を聴いてくれていた人たち以外にも聴いてもらえるものにしたいという気持ちも強かったんです。勇気を出して藤原さんといっしょにやろうと思ったのもそういう意図があったからで。これまでもっとドープな方とコラボする機会が多くて、それはそれで自分のスタイルではあったんですけど、今回はもっと拓けたものにしたくて、トラックの雰囲気もそうだし歌詞というよりもメロディを先行で考えたりとかっていう作り方でしたね。</p>

<p><strong>藤原</strong>　歌詞とメロディが同時に出てくるタイプですか？</p>

<p><strong>maco marets</strong>  サビだけはメロディから作りますね。宇宙語というかテキトーな英語みたいな感じで。</p>

<p><strong>藤原</strong>　やっぱりそうなんですね。ポップさにこだわりを感じました。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  そう言ってもらえると嬉しいです。</p>

<p><strong>──自分と他者の間というテーマと、いろんな人の間にあるものとしてポップであることはとても重要な気がします。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　だから自分もこの作品に参加しているのがすごく光栄でした。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  “Moondancer”が一つのクライマックスですね。ちょうどアルバムの真ん中あたりに置いているので、マウンテントップです！</p>

<p><strong>藤原</strong>　ありがとうございます！</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162315/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-01.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="1536" class="alignnone size-full wp-image-434744" /></div>

<h2 class="fade-up">同世代のふたりが見据える
今後の表現方法
</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お二人の今後目指すアーティスト像について教えてください。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　私は去年から今年にかけていろんな方とコラボさせてもらって、いっしょに何かを作るってことをずっとやってきて、それがすごく楽しかったんです。トラックからメロディや歌詞を作るってことも2020年くらいに初めてやって、ヒップホップも好きになった。</p>

<p>だからいろんな人とやった上で、30歳とかになったとき全部自分一人でやってみたいです。そこが一つの大きな目標ですね。あと楽しく活動したいというのが一番なので、その上でアルバムを作ることがすごく好きだから、自分の想い描く「こういうアルバムが作りたい」というのを一個ずつ達成していきたいです。</p>

<p><strong>──次のアルバムのイメージはすでにあるんですか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　今も絶賛制作中です。すでにレコーディングした曲もあるし、頑張っています！</p>

<p><strong>maco marets</strong>  僕もコンセプトを持ってアルバムを作るのが好きで、それを活動の核にしていて。あんまりライブ型でもないので、どちらかというと自分は作品で出ていくタイプかなと思っているので、年に一枚リリースするというのはこの5年やっていたんです。</p>

<p><strong>──すごいペースですよね。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  周りの力を借りながらやってますね、曲数も少なめだったりもしますし。コロナ禍で2020年から三部作としてやってきたコラボ・シリーズが今作で一旦終わったので、次どうしようかなってところで割とまっさらな状態ですね。でも最初の3枚はCDで出して、次の3枚はカセットテープで出していて、メディアの形も変えていくのを意識してやっているので、次は本の形で出そうかなとか考えてます。</p>

<p><strong>藤原</strong>　それすごく良いですね。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  容れ物の部分も合わせて新しい表現をできたらいいなと。小説のような形で本を出した上で音楽の方に繋げていく動きだったりをやってみたいと思っていますね。</p>

<p><strong>──フィジカルへのこだわりは強いですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  CD、MDの世代なので、モノとして作品があるのは当たり前というか、実際に今でも自分が好きなアーティストの作品は買っちゃう方なんです。中高生のときにTSUTAYAにたくさん通ってレンタルして聴いていた時期があって、そのデータが入っていたパソコンが壊れちゃって数万曲が消えてしまって「データって脆いな」と感じてしまったんです。</p>

<p>CDも不滅ではないですし、レコードやカセットテープもいつかは劣化していくメディアではあるんですけど、ある程度の期間は再生可能だし、あとファングッズとしてアーティストに愛着を持てる。単純にCDを作るんじゃなくて、アルバム自体のコンセプトや作り方に即したメディアを選べたらさらに面白いんじゃないかなと思ってやっていますね。</p>

<p><strong>──ぜひ小説も出してほしいです。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　本当にそう思います。読みたい！</p>

<p><strong>maco marets</strong>  そんなこと言っておいて本当に書けるかはわからないんですけど（笑）。</p>

<p><strong>藤原</strong>　書いたことはあるんですか？</p>

<p><strong>maco marets</strong>  短いものはあるんですけど長いものはないですね。</p>

<p><strong>──リリックを見ていて読書家なのではないかと思ったんですがいかがですか？</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  いやいや、人並みですよ。</p>

<p><strong>藤原</strong>　いや、でもインプットがたくさんないとあの歌詞は出てこないと思います。辞書とかを読むのは好きですか？</p>

<p><strong>maco marets</strong>  昔は好きでした。国語辞典とか朝ごはん食べながら読んだりしていました。</p>

<p><strong>藤原</strong>　日本語の綺麗な言葉を大切にしているのがわかる歌詞です。私は洋楽を聴いてメロディが楽しいと思ってずっと曲を書いていたタイプだったので、maco maretsくんの歌詞を見るのは刺激的です。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  英語詞も自然に歌っているのがすごいです。逆に自分は英語詞やメロディックな歌が不得意なことに気がついてしまったので、だから言葉を詰める方向に振っている部分もあるんです。</p>

<p><strong>──藤原さんの英語詞の曲もすごく良いですよね。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  初期の『à la carte』（2015年）も結構英語詞の曲が多くて、それを聴いたときはベテランの方だと思ったくらいで。</p>

<p><strong>藤原</strong>　ありがとうございます。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  その衝撃もあって、藤原さくらっていうすごい人がいるんだと。同い年で同郷で勝手に親近感も湧いて。</p>

<p><strong>藤原</strong>　私もお話聞いていたらすごく親近感が湧きました。</p>

<p><strong>──藤原さんは現在、絶賛ツアー中ですね。</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　ずっと歌っていますね。</p>

<p><strong>──弾き語りのツアーということで観客との距離感は近いですか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　相当近くに感じますね。やっぱりバンドでライブするときはステージの高さもあって観る側と演る側に別れている感覚があるけど、例えば直近だと畳でみんなに座布団に座ってもらったりして（群馬公演、臨江閣）、今までと違ってお客さんの顔ががっつり見えるんです。ずっと素明かりなので、「ちょっとみんな集合！」とか言って「ちょっと歌うわ」くらいのテンションで出来たりして。皆をとても近くに感じられて、ライブってすごく楽しいなって改めて思っていますね。</p>

<p><strong>──緊張はしませんか？　照明でお客さんの顔が見えない方が安心すると言うアーティストの方もいらっしゃいますよね。</strong></p>

<p><strong>maco marets</strong>  僕はそのタイプです（笑）。</p>

<p><strong>藤原</strong>　初日はめっちゃ緊張したんですけど、ツアーを周っていくとどんどん「お客さんは味方」ってことに気づいて（笑）。（初日は）すごく久々にライブするから「いいところを見せなきゃ」と気張ってしまっていたんですけど、もっとお客さんと近いところで緊張せずに歌った方が伝わるツアーだなと思って、今はもう緊張しないですね。</p>

<p><strong>──今後は“Moondancer”をライブでやるイメージはありますか？</strong></p>

<p><strong>藤原</strong>　やりたいです！</p>

<p><strong>maco marets</strong>  やれるかしら？</p>

<p><strong>藤原</strong>　maco maretsくんがあんまりライブしないから……。「観に行きたい」って言ったら「いや……」みたいな（笑）。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  いや、コロナ前までは毎週のようにやっていたんですけど（笑）。コロナ禍が明けはじめてまだ数回しかやれていないんです。2年以上経って自分が今ライブで何ができるのかとか、どういうスタンスで歌えば良いのかとか勝手に煮詰まってしまって。まだ自分の中で自信を持ってステージに立てる感じに持っていけていない部分があるんですよね。でもリリースパーティーはやろうとはしています。</p>

<p><strong>藤原</strong>　せっかくなら呼んでください（笑）。</p>

<p><strong>maco marets</strong>  ぜひ！</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/22162343/interview220722_macomarets-fujiwarasakura-06.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="1536" class="alignnone size-full wp-image-434749" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：<a href="https://twitter.com/taiPod_fds" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Daiki Takaku</u></a>
Photo：<a href="https://www.instagram.com/nokusd/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Naoki Usuda</u></a></p>

<p><strong>衣装（藤原さくら着用）</strong>
トップス：<a href="https://www.instagram.com/ray_beams_shinjuku/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Ray BEAMS</u></a>（¥7,700）
ボトムス：<a href="https://www.instagram.com/ray_beams_shinjuku/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Ray BEAMS</u></a>（¥10,780）
サンダル：<a href="https://www.instagram.com/nebulonie.japan/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>NEBULONI E</u></a>（ネブローニ｜¥57,200）</p>

<p>詳細：Ray BEAMS SHINJUKU／レイ ビームス 新宿（03-5368-2191）
　　　<a href="https://www.beams.co.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>BEAMS OFFICIAL WEB SITE / ビームス公式オンラインショップ</u></p></a>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">PROFILE</h3>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/20152529/interview220720_macomarets-fujiwarasakura-011.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="1371" class="alignnone size-full wp-image-434565" />

<p class="name">maco marets</p>
<p class="text">1995年福岡生まれ、現在は東京を中心に活動するラッパー／MC。2016年に東里起（Small Circle of Friends / Studio75）のトラックメイク＆プロデュースによるアルバム『Orang.Pendek』で「Rallye Label」よりデビュー。

その後セルフレーベル「Woodlands Circle」を立ち上げ、『KINŌ』（'18）『Circles』（'19）『Waterslide III』（'20）『WSIV: Lost in November』（'21）、そして最新作の『When you swing the virtual ax』（'22）とコンスタントにアルバムリリースを続けている。近年はEテレ『Zの選択』番組テーマソングや、藤原さくら、さとうもか、Maika Loubte、Shin Sakiura、LITE、maeshima soshi、Mimeなどさまざまなアーティストとのコラボレーションワークでも注目を集める。

<a href="http://macomarets.me/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">HP</a>｜<a href="https://twitter.com/bua_macomarets" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Twitter</a>｜<a href="https://www.instagram.com/bua_macomarets/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/20152533/interview220720_macomarets-fujiwarasakura-012.jpeg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="1273" class="alignnone size-full wp-image-434566" />

<p class="name">藤原さくら</p>
<p class="text">藤原さくら/シンガーソングライター
福岡県出身。1995年生まれ。父の影響ではじめてギターを手にしたのが10歳。
洋邦問わず多様な音楽に自然と親しむ幼少期を過ごす。 高校進学後、オリジナル曲の制作をはじめ、少しずつ音楽活動を開始。
シンガーソングライターとしてのみならず、役者としても活動。
3月に音楽プロデューサーに Yaffle を迎えた新曲「わたしの Life」を配信リリース。現在、自身初の全国弾き語りツアー”heartbeat”を開催中。
8月にはブロードウェイミュージカル「ジャニス」への出演が控えている。
天性のスモーキーな歌声は数ある女性シンガーの中でも類を見ず、聴く人の耳を引き寄せる。

<a href="https://t.co/Q0gqIlhvdN" rel="noopener noreferrer" target="_blank">HP</a>｜<a href="https://twitter.com/MammothSakura" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Twitter</a>｜<a href="https://t.co/AbGGQCy5iP" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/07/20152524/interview220720_macomarets-fujiwarasakura-010.jpg" alt="maco marets 藤原さくら" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-434564" /></div>

<p class="name">When you swing the virtual ax</p>
<p class="text">2022年6月15日（水）
maco marets

収録曲：
1. Hidden （feat. Taisuke Miyata）
2. Nagi （feat. ggoyle）
3. Jets （feat. 18scott & TOSHIKI HAYASHI(%C)）
4. I wanna （feat. A.G.O）
5. Separated （feat. ggoyle）
6. Moondancer （maco marets & 藤原さくら）
7. Spring Journal （feat. Taisuke Miyata）
8. Surf （feat. TOSHIKI HAYASHI(%C)）
9. Yesterday （feat. TOSHIKI HAYASHI(%C)）
10. Warp （feat. TiMT）</p>

<a href="https://linkco.re/psUESTav" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>BTSがバイデン大統領と対談へ｜ホワイトハウスでアジア系対象のヘイトスピーチなどについて議論</title>
		<link>https://qetic.jp/music/bts-220527/431377/</link>
		<comments>https://qetic.jp/music/bts-220527/431377/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 27 May 2022 09:09:04 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>「アジア系アメリカ人及びハワイ/太平洋島嶼原住民遺産の月（AANHPI Heritage Month）」を迎え、ジョー・バイデン米大統領から招請を受けたBTSは31日（現地時間）、ホワイトハウスを表敬訪問し、バイデン大統領と包容および多様性をテーマに意見を交わし、特に最近米国内の深刻な社会問題として台頭しているアジア系対象無差別ヘイトスピーチおよび差別について議論する予定だ。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/27180305/music220527_bts-02-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="BTS バイデン大統領" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/27180305/music220527_bts-02-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/27180305/music220527_bts-02.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><p>「<strong>アジア系アメリカ人及びハワイ/太平洋島嶼原住民遺産の月（AANHPI Heritage Month）</strong>」を迎え、<strong>ジョー・バイデン</strong>米大統領から招請を受けた<strong>BTS</strong>が31日（現地時間）、ホワイトハウスを表敬訪問し、バイデン大統領と包容および多様性をテーマに意見を交わし、特に最近米国内の深刻な社会問題として台頭しているアジア系対象無差別ヘイトスピーチおよび差別について議論する予定だ。</p>

<h3>BTSとバイデン米大統領アジア系対象のヘイトスピーチなどについて議論</h3>

<p>BTSはバイデン米大統領の招請でホワイトハウスを訪問し、アジア系を対象としたヘイトスピーチなどについて意見を交わす。またBTSは世界中に希望と応援のメッセージを伝える<strong>若いアンバサダーとしての役割</strong>と<strong>文化・芸術全般</strong>についてもバイデン大統領と意見を交わす計画だ。</p>

<p>〈BIGHIT MUSIC〉は「バイデン大統領からホワイトハウスに招かれ、<strong>大きな光栄だ</strong>。BTSが韓国アーティストを代表してホワイトハウスを訪問し、バイデン大統領と歓談を交わすだけに包容と多様性、アジア系対象ヘイトスピーチ、文化・芸術全般にわたって多様な話を交わすことができることを期待する」とコメント。</p>

<p>これまでにもグローバルな影響力を基盤に全世界に向けて希望とポジティブなメッセージを伝えてきたBTS。彼らは「未来世代と文化のための大統領特別使節」として昨年<strong>第76回国連総会（ニューヨーク）</strong>に未来世代のための演説者として出席し、全世界に韓国文化を知らせる「文化使節」の役割を遂行したことも。また、BTSはユニセフと共にする<strong>「Love Myself」キャンペーン</strong>をはじめ、「<strong>BLM（Black Lives Matter）」キャンペーン参加</strong>、<strong>「StopAsianHate」支持メッセージ</strong>などにも参加。今回の議論により、改めて注目が集まる課題について、どのような進展を見せるのか期待が高まる。</p>

<figure><a href="https://qetic.jp/music220527_bts-01/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/27180259/music220527_bts-01.jpg" alt="BTS バイデン大統領" width="1920" height="1440" class="alignnone size-full wp-image-431375" /></a><figcaption><span class="colorline">第64回グラミー賞レッドカーペットの模様</span></figcaption>
</figure>

<figure><a href="https://qetic.jp/music220527_bts-02/"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/27180305/music220527_bts-02.jpg" alt="BTS バイデン大統領" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-431376" /></a><figcaption><span class="colorline">第76回国連総会の模様</span></figcaption>
</figure>
<p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>対談：Rei×MIKEY（東京ゲゲゲイ）｜コラボレーションが目的ではない、心を開示しあって完成した“CRAZY！”なコラボ楽曲</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/rei_mikey-220524/430734/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/rei_mikey-220524/430734/#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 24 May 2022 10:00:11 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[桑原大智]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=430734</guid>
<![CDATA[<summary><p>SSW／ギタリスト・Reiがコラボレーション・プロジェクト「QUILT」の集大成となるアルバムをリリース。今回は収録曲の中から“CRAZY! CRAZY! with 東京ゲゲゲイ”でコラボを果たした東京ゲゲゲイのMIKEYとの対談を実施。一見すると音楽ジャンル的にも交わらなさそうな2人。しかしこの対談を経て、コラボ楽曲が二者間にあるいくつもの共通項と、“シナジー”（相互作用）によって生み出されていることが分かった。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="955" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203645/interview220519_rei_mikey-main-1440x955.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203645/interview220519_rei_mikey-main-1440x955.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203645/interview220519_rei_mikey-main.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box fade-up"><p>シンガー・ソングライター/ギタリストのReiが昨年2021年から始動した<strong>コラボレーション・プロジェクト『QUILT』</strong>。その集大成となるアルバムが2022年4月13日にリリースされた。

先日4月27日にはアルバムに収録曲のなかから、<strong>アーティスト集団・東京ゲゲゲイ</strong>とのコラボ曲<strong>“CRAZY! CRAZY! with 東京ゲゲゲイ”</strong>のミュージックビデオが公開。ダンサブルなサウンドとともに彼女もダンスを披露し、また新たな一面を魅せてている。

東京ゲゲゲイのリーダー・<strong>MIKEY</strong>とのキャッチボールの末に生まれた本楽曲には、激しいギターリフ、鮮烈なビートとともに「CRAZYな世界」への怒りが込められている。

一見すると音楽ジャンル的にも交わらなさそうなMIKEYとRei。しかしこのインタビュー対談を経て、“CRAZY! CRAZY! with 東京ゲゲゲイ”が、<strong>二者間にあるいくつもの共通項</strong>と、<strong>“シナジー”（相互作用）</strong>によって生み出されていることが分かった。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203559/interview220519_rei_mikey-01-1440x955.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="955" class="alignnone size-medium wp-image-430761" /></div>

<h2 class=“fade-up”>INTERVIEW：
Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）</h2>

<h2 class=“fade-up”>MIKEY「Reiさんの楽曲からダンスを感じ取れた」</h2>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──まずReiさんは、なぜMIKEYさんとコラボレーションをしようと考えたのでしょう？</strong>

<strong>Rei</strong>　元々『ゲゲゲイの鬼太郎』がリリースされた時なども拝見はしていて、いち視聴者として東京ゲゲゲイのことが好きでした。どんどん知っていくうちに総合エンターテインメントとしての精度の高さに惹かれるようになって。

私自身もアーティストである以上、音楽だけではなくビジュアルや発言、人となりなどいろんな側面から自分自身のプロジェクトを構築することを意識しているので、僭越ながらシンパシーを感じていました。

<strong>──では音楽やダンスなど、特定のポイントに惹かれたというわけでもなく。</strong>

<strong>Rei</strong>　声色や楽曲、ショーの構成など、MIKEYさんの素晴らしい点を挙げたら本当にキリがないほど魅力が多岐に渡るのですが、ただ強いて１つだけ選ぶとすれば、ダンスをネイティブに踊られているところ。私にとって、ギターがネイティブな表現手段であるように、MIKEYさんはダンスをコミュニケーションツールとしてナチュラルに駆使しているというか。

とにかくダンスの素人から見ても「ダンスという言語を使ってネイティブな対話ができる人」だとわかるくらい、衝撃を受けました。心と動きが直結していて、ダンスという表現をまるで自分の命綱のように大切にしている。自分との共通項を感じ、ご一緒したいと思いました。

<strong>──MIKEYさんがReiさんのことを知ったきっかけは？</strong>

<strong>MIKEY</strong>　共通の知人であり、サウンドエンジニア兼アレンジャーの安宅秀紀さん経由で、今回のオファーを受けたのが最初でした。安宅さんとは8年くらいの頃から付き合いがあるのですが、彼が「東京ゲゲゲイと同じくらい大切に関わらせてもらっているアーティストがいる」と言っていたのを覚えています。

<strong>Rei</strong>　実は私も安宅さんとは10年以上のお付き合いなんです。安宅さんに今回のコラボレーションの為にご紹介いただいた時、初めてご挨拶をしたんですよね。

<strong>MIKEY</strong>　そう。それで、何曲かReiさんの楽曲を聴かせてもらって、感覚的に今回のコラボを「面白そうだな」って思いました。ギタリストとのコラボレーションは経験したことがないし、今までやったことのないチャレンジができそうだと感じたんです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203605/interview220519_rei_mikey-02-1440x955.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="955" class="alignnone size-medium wp-image-430762" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──Reiさんの楽曲を聴いた時の第一印象は？</strong>

<strong>MIKEY</strong>　最初の印象は「しっかり音楽を突き詰めている人」でした。別に他の人がどう、とかでは全くないので、表現が難しいのですが……（笑）。自分自身を表現する熱量の部分ですごく共感しつつ、私とは別の軸で音楽を捉えている、とサウンドを聴いたときに感じたんです。そして昨今のK-POPをはじめとする流行歌とはまた離れたところ、もっと音楽のコアなところにいるように感じました。

特に彼女のギターを聴いた時、はっきりとしたルーツが分からなかったんです。Reiさんのビジュアルや世代からは想像がつかない音の匂いを感じました。その後Reiさんに聞いたら、最初はクラシックギターをされていた、と。

<strong>Rei</strong>　はい。

<strong>MIKEY</strong>　彼女の音楽にはしっかりとしたベースメントがあるのに対し、私はかなり感覚的に音楽をやってきたんですよね。だからこそ、一緒にやることでケミストリーが生まれるのではと思いました。あと楽曲を聴かせてもらった時、「きっとこの方はダンスが好きなんだろうな」と思ったんですよ。

<strong>Rei</strong>　うそー！ どういうところでそう思ったんですか？

<strong>MIKEY</strong>　Reiさんが踊っているシーンを観たわけではないのですが。内なるパーソナリティから出てくるグルーヴを感じました。例えば、人との会話から「リズム感」や「音程」を感じる瞬間ってありませんか？ 

<strong>Rei</strong>　ちょっとベクトルは違うかもしれませんが、セッションの上手さを会話から感じることはあります。パスしてきたボールに対する投げ返し方や、間合いの取り方ですかね。

<strong>MIKEY</strong>　そう！ 表現とパーソナリティは切っても切り離せないと思っています。だからこそ、Reiさん自身は踊っていなくても、楽曲からダンスを感じ取ることができたんです。きっとダンスミュージックを一緒に作ったら面白そうだな、って。

<strong>Rei</strong>　そう感じていただけるのは、本当に嬉しいです。ちょっと脱線してしまうのですが、アイドルにもいっぱい動くセンターと、周りが動くことで華やかに見えるセンターがいると思っていて。私はどちらかといえばいっぱい動くセンターなんです。ステージ上で歩き回るし、サポートメンバーが演奏しているところへコミュニケーションにいったりもするし。高いところから飛び降りたりもします（笑）。

「踊ってみたい」という気持ちはずっとあって、ピナ・バウシュ（Pina Bausch／ドイツのコンテポラリーダンスの振付家・舞踏家）やセルゲイ・ホルーニン（Sergei Polunin／ウクライナのバレエ・ダンサー）、AyaBambi（日本の女性2人組ダンスユニット）さんや菅原小春さん、そしてゲゲゲイの映像を観ることがずっと好きでした。だからこそ、今回はMVでも一緒に踊れてすごく嬉しかったです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203610/interview220519_rei_mikey-03-1440x955.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="955" class="alignnone size-medium wp-image-430763" /></div>

<h2 class=“fade-up”>Rei「振り付けに音楽が付随する、という考え方は私にとって衝撃でした」</h2>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──“CRAZY! CRAZY!”のMVを拝見したのですが、Reiさんのダンスが初心者とは思えないほど完成度が高く、かっこよかったです。</strong>

<strong>Rei</strong>　今回のコラボは映像も作りたい、と当初から思っていました。そしてせっかくご一緒するなら、素人ながらも「踊りたい」という気持ちがすごくあったんですよね。そこで、MIKEYさんにリクエストさせていただきました。

──普段からゲゲゲイのMVを担当されている瀬里義治さん（SEP）が、今回のMVをディレクションされていますよね。

<strong>Rei</strong>　まさに「ゲゲゲイが普段からMVを撮影する人たちと、いつも通り撮る」というスタイルをお願いしました。普段、私自身のMVを撮影する時は、カット割や映像のトーン、自分なりに世界観を築いてきたと思っているのですが、今回ばかりは「ゲゲゲイの世界に入りたい」という思いが強かったです。</p></div>

<div class="text-box fade-up"><p><strong>Rei - “CRAZY! CRAZY! with 東京ゲゲゲイ”</strong></p>
<div class="movie_wrap"><iframe width="960" height="540" src="https://www.youtube.com/embed/AL7d2ZiGl4I" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──振り付けは楽曲の完成後に作られたんですか？ それとも制作と並行して？</strong>

<strong>MIKEY</strong>　完成した後ですね。MVの企画を練る際にアイディアを出し合って。今回のMVではダンサーが2人参加しているのですが、彼らはまたゲゲゲイとはジャンルが違うんです。彼らのことを考え、なおかつ「ゲゲゲイでやっていないこと」を意識しながら、今回の楽曲にマッチする振り付けを考えました。

<strong>──ダンス・ブレイクがあるのはReiさんの楽曲でもすごく珍しいと思っています。今までの『QUILT』プロジェクトの楽曲では、Reiさんがある程度デモを仕上げたうえで、実際のレコーディングに移ることが多かったですよね。今回は楽曲を用意されたんですか？</strong>

<strong>Rei</strong>　あえて、曲の概念やメッセージをすり合わせただけ。最初にMIKEYさんにリズムセクションを作ってもらい、その上に私がギターを乗せ、最後に歌詞を入れました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203615/interview220519_rei_mikey-04-1440x955.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="955" class="alignnone size-medium wp-image-430764" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──楽曲のタイトルにもある“Crazy”というテーマは、MIKEYさんとコラボレーションするにあたって、すでにReiさんの中で決まっていたんですか？</strong>

<strong>Rei</strong>　いつか描いてみたいテーマではありました。MIKEYさんだから、というわけではなかったものの、MIKEYさんには魂の部分で“Crazy”を理解してもらえそうだったから、今回のコラボレーションで出してみようと思いました。

「狂っている」「異質だ」「マイノリティだ」という言葉の定義は、環境に左右されるものだと思っています。私もインターナショナルスクールに通っている頃は「日本人でいること」が特別であり、異質だったのですが、住む環境が変わるとそれが特別でもなくなった。それは国籍だけではなく、セクシュアリティやビジュアル、価値観にも言えることだと思います。

そもそも「マジョリティではない＝おかしい」じゃないし、言ってしまえば皆それぞれに何かしらの“Crazy”（おかしい）要素はあると思うんです。自分の“Crazy”なところが原因で、学校や会社などのコミュニティに疎外感のある人に対し、「みんなそれぞれ変なところはあるから大丈夫」と感じてもらえるような曲を作りたいと思っていました。

<strong>──Reiさんの考えを受け、MIKEYさん自身が音作りの課程で工夫したことは？</strong>

<strong>MIKEY</strong>　私は最初に「どんな曲にしましょうか」って打ち合わせをした時、Reiさんの「自分の創作意欲の根元に“怒り”という感情がある」というお話がすごく印象深かったんですよね。私も全部が全部ではないものの、“怒り”を発信源に作ることはある。ダンスが、というよりも音をキレッキレにしたいと感じました。

普段、私がリズムパターンを作るとき、キックやスネアの素材を集めて音を組み合わせることが多いのですが、普通のドラムだとキレが足りなくて。最終的に鉄鋼の棒をカーン！ と打つ音に辿り着きました。スネアがとにかく硬くてカチンと痛い感じ。個人的には、それが今回の曲のビッグ・バンになると思うくらいハマったんですよね。

<strong>Rei</strong>　どういうビートを作るか、という話になった時、MIKEYさんは「音楽を作っている時にダンスの動きが見えてくる」とおっしゃっていましたよね。普段から頭の中の振り付けに合わせてリズムを構築する、と。振り付けに音楽が付随する、という考え方は私にとって衝撃でした。

<strong>──では、Reiさんは受け取ったビートをもとに、どのようなことを意識しながらご自身のギターを乗せていったんですか？</strong>

<strong>Rei</strong> いわゆるレニー・クラヴィッツ（Lenny Kravitz）の楽曲のように、キャッチーなギターリフを曲の“顔”として押し出したんです。この曲は歌が主役でありつつも、全ての要素が主役を張って喧嘩しています。料理の世界では素材をソースまみれにすることが許されなくても、音楽ならそういうのがアリだったりもする。強いもの同士が「曲」という空間で両立している状態を目指しました。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203621/interview220519_rei_mikey-05-1440x955.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="955" class="alignnone size-medium wp-image-430765" /></div>

<h2 class=“fade-up”>Rei「お互い、表現のセーフティゾーンから一歩出るとすごく臆病で不器用」</h2>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──お二人による歌の掛け合いも印象に残りました。歌詞の制作はどのように進めていったのでしょうか？</strong>

<strong>Rei</strong>　話し合いながら一緒に作っていきました。お互いの声にコントラストがあるからこそ、今までトライしたことのない、ダイアログ形式の構成に挑戦してみたんです。会話している感じが出ると良いなって。結構何度も書き直しましたよね。

<strong>MIKEY</strong>　基本的にはReiさんの歌唱パートをReiさんが書き、それに対するアンサーを私が書いて……という進め方でしたね。逆に私のアンサーを見たReiさんが「じゃあこうしようかな」とフレーズを書き換えたり。何度もブラッシュアップしていきました。

<strong>Rei</strong>　シリアスになりすぎないよう、徐々にユーモアが加えていって。あと、サビはMIKEYさんが書いたのですが、当初のリリックから結構変わった印象がありますね。

<strong>MIKEY</strong>　言葉やメッセージとしての良さと、音の響きとしての良さ、２つのバランスをどう取るかに悩んだ記憶はあります。「サウンド的にはこっちの方が良いんだけど、意味合い的にはこっちが良いんだよな……」みたいな。

<strong>Rei</strong>　普段、MIKEYは響きと意味だとどっちの方を重視するの？

<strong>MIKEY</strong>　曲と箇所によるかな。Bメロは意味を選びがちで、逆にサビは響きを選ぶかな……いや、でも曲によりますね。パフォーマンスも入ってくるし、多角的にバランスをとることが多いです。「マイクスタンド1本で歌う」と決めている曲と、「群舞でガッチリ踊りたい」っていう考えからスタートする曲で、歌詞の書き方が変わってくるかもしれない。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203625/interview220519_rei_mikey-06.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1400" height="2112" class="alignnone size-full wp-image-430766" /><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203628/interview220519_rei_mikey-07.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1400" height="2112" class="alignnone size-full wp-image-430767" /></div>

<div class="text-box left fade-up"><p><strong>──これら一連の制作工程は、対面で？</strong>

<strong>Rei</strong>　メールベースでのやり取りが多かったですね。でも、その中でお話しする機会は多く、ありがたかったです。もう、自分の恥ずかしいところや情けないところも進んで見せていくような対話でした。

今回は心を開いてもらうために、自分から内側を開示していこうと思ったんです。お互い、表現のセーフティゾーンから一歩出るとすごく臆病で不器用。そこは共通点だと感じていました。ただやり取りを進めるなかで、MIKEYという存在をもっともっと知りたくなりました。だからこそ、そういう話をもし許してもらえるならしたい、と思って。

 “コラボレーション”という行為のためだけに音楽は作りたくなかったし、お互いに魅力を感じ合いながらコラボしている、という意思は音楽に込めたかったからこそ、自然とそういったコミュニケーションが増えていきました。楽曲制作自体がもちろん楽しかったのですが、それ以上にMIKEYさんと心を開示し合えた感じがして嬉しかったです。

<strong>MIKEY</strong>　強い芯の通った柱みたいなもの──カッチカチに硬い、それこそ鉄鋼みたいなものがReiさんの中に入っているのを改めて感じるコラボでしたね。私が鉄鋼の音をリズムに使ったのも、Reiさんの中に元々存在していた音が聴こえていたからかも（笑）。想定内だったこともあれば想定外だったこともあったのですが、とにかく「やってよかった」って思いました。

<strong>──想定外だったこととは？</strong>

<strong>MIKEY</strong>  Reiさんが踊ると思わなかったです（笑）。「ここに辿りつきたいな」と思っていたゴールにちゃんと着地できた、という意味では、想定内でもありました。音楽を通し、満たされた感覚が強いです。

<strong>Rei</strong>　逆に私は全く想定内じゃなくて、すごく刺激的でした。私、ステージだと破天荒かもしれませんが、普段は割と石橋を叩きまくって結局、渡らないことが多いんです（笑）。それを橋ごと、ブルドーザーでぶっ壊してもらった感覚がありました。

ソングライティングやビートメイクの部分でもめちゃくちゃ高次元な提案をいただくことがあって度肝を抜かれることは多々あったのですが、特にMVでの撮影で刺激を受けました。表情の作り方や仕草など、自身がレンズや観客の目にどう映るかを客観的に捉えていらっしゃって。

皆さんはもう十分にご存知だと思いますが、改めてこのコラボレーションを通し、1人でも多くの人にMIKEYと東京ゲゲゲイの魅力的な部分を見てほしいです。</p></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203633/interview220519_rei_mikey-08-1440x955.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="955" class="alignnone size-medium wp-image-430768" /></div>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18203639/interview220519_rei_mikey-09-1440x955.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="955" class="alignnone size-medium wp-image-430769" /></div>

<div class="text-box right fade-up"><p>Text：<a href="https://twitter.com/n_takagi67" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Nozomi Takagi</u></a>
Photo：<a href="https://www.instagram.com/kanatarumi/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Kana Tarumi</u></a></p></div>

<div class="profile">
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/02/18183436/music_220217_rei_011-1440x960.jpeg" alt="rei" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-425077" /></div>
<p class="name">Rei（レイ）</p>
<p class="text">卓越したギタープレイとヴォーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。2015年2月、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライヴパフォーマンスを行った。2021年11月25日専門学校モード学園(東京・大阪・名古屋)新CM ソングの「What Do You Want?」、SOIL&“PIMP”SESSIONS とのコラボレーション楽曲「Lonely Dance Club」を含む 2ndアルバム”HONEY”をリリース。2021年2月26日 1st Album『REI』の International Edition が、US/Verve Forecast レーベルより全世界配信。2021年10月よりコラボレーション・プロジェクト“QUILT" を始動し、これまでに3曲のデジタル・シングル「Smile! with 藤原さくら」「Don’t Mind Baby with 長岡亮介」「ぎゅ with 細野晴臣」を発表。そして4月13日、プロジェクトの集大成的アルバム“QUILT(キルト)”をリリースした。</p>
<a href="https://guitarei.com" rel="noopener noreferrer" target="_blank">HP</a>｜<a href="http://instagram.com/guita_rei" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a>｜<a href="https://twitter.com/guita_rei" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Twitter</a>｜<a href="https://www.facebook.com/guitarei.official" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Facebook</a>｜<a href="https://www.youtube.com/c/GuitarRei" target="_blank" rel="noopener noreferrer">YouTube</a>
<div class="separator"></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/06/18205656/interview220519_rei_mikey-10-1440x960.jpeg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1440" height="960" class="alignnone size-medium wp-image-430772" /></div>
<p class="name">MIKEY（東京ゲゲゲイ）</p>
<p class="text">東京ゲゲゲイは、歌手・作詞家・作曲家・演出家・振付師・ダンサーMIKEY( マイキー ) 主宰のエンターテイメントプロジェクト。
MIKEY の独特な世界観から作られる作品は「キテレツメンタルワールド」と名付けられ、2017年にデジタルリリースした1st Album「キテレツメンタルミュージック」はiTunes J-Pop アルバムランキング 最高 4 位を記録。MV「ゲゲゲイの鬼太郎」はYouTubeにて3500万回再生を突破し、アカウント総再生数１億回を突破した。
2018年には日仏ダンス共同制作トリプルビル(ジャポニスム2018公式企画)に参加し、パリの国立ダンス劇場シャイヨ、リヨン・ビエンナーレなどフランスとスイス12都市で26公演を行った。同年、日中平和友好条約締結40周年記念事業の一環として、上海・北京の2都市で公演を行い、2nd Album「再生パッション」もデジタルリリース。iTunes Albumランキング最高2位、レコチョクでは1位を獲得した。
BOAT RACE 2020 TVCMイメージソング「HEART」が収録された4th Album「キテレツメンタルワールド」はオリコンデイリーアルバムランキング最高3位にランクイン。2021年には東京2020オリンピック開会式に出演。
2022年には新しい地図にABEMAの番組「ななにー」のテーマソング「だったらDance!!」の歌詞提供を行うなど精力的に活動している。
2022年7月1日から7月24日にかけ全国ツアー「東京ゲゲゲイ歌劇団vol.Ⅴ『KIRAKIRA 1PAGE』」が開催される。
</p>
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<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">RELEASE INFORMATION</h3>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/03/25181554/music_220314_rei_quilt_06-1440x1440.jpg" alt="rei_quilt" width="1440" height="1440" class="alignnone size-medium wp-image-427653" /></div>
<p class="name">QUILT／Rei</p>
<p class="text">Reiが、東京に出てきてから10年間で築いてきた音楽仲間たちとの繋がりを具現化するコラボレーション・プロジェクト“QUILT”の集大成的アルバム。配信シングル3部作をはじめ、音楽スタイルや世代、国境までも飛び越えた多彩なアーティストたちとのコラボ・ナンバーを11曲収録。

2022年4月13日（水）
Limited Edition(SHM-CD＋DVD)：UCCJ-9238　￥3,960（tax incl.）
Standard Edition(SHM-CD)： UCCJ-2205　￥3,080（tax incl.）

Reiny Records／ユニバーサルミュージック</p>

収録曲：
QUILT with Ryohu and Friends （作詞：Ryohu, Rei / 作曲：Rei）
CRAZY! CRAZY! with 東京ゲゲゲイ （作詞・作曲：Rei, MIKEY）
BPM with Cory Wong （作詞：Rei / 作曲：Rei, Cory Wong, Ariel Posen）
CHOTTO CHOTTO with CHAI （作詞・作曲：Rei）
Don’t Mind Baby with 長岡亮介 （作詞・作曲：Rei）
Smile! with 藤原さくら （作詞・作曲：Rei）
ぎゅ with 細野晴臣 （作詞・作曲：Rei）
Stay Awake with 長岡亮介 （作詞・作曲：Rei）
TAKE A BREAK with Cory Wong （作詞：Rei / 作曲：Rei, Cory Wong）
月とレター with 山崎まさよし （作詞：山崎将義 / 作曲：山崎将義、Rei）
CACTUS with 渡辺香津美 （作曲：Rei）

Limited Edition DVD
MUSIC FILM #5 “WHITE CHAIRS” （監督：大久保拓朗）

<a href="https://lnk.to/Rei_QUILTPR" class="btn" target="_blank" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a>
<div class="separator"></div>
<h3 class="profile-title">EVENT INFORMATION</h3>
<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/25153523/interview220519_rei_mikey-013.jpg" alt="Rei × MIKEY（東京ゲゲゲイ）" width="1000" height="1250" class="alignnone size-full wp-image-431132" /></div>
<p class="name">Reiny Friday -Rei & Friends- Vol. 14 “with QUILT friends”</p>
<p class="text">
2022年9 月23 日（金）
東京 LINE CUBE SHIBUYA
OPEN 17:00／START 18:00

Band Member: 
Bass　ハマ・オカモト（OKAMOTO’S）
Keyboards　渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)
Drums　澤村一平（SANABAGUN.）

チケット料金：全席指定 ¥6,000（tax incl.）
主催：J-WAVE
問： HOT STUFF PROMOTION  TEL 03-5720-9999（平日12:00〜15:00）

〇Reiny Record先行3次 受付
2022年5月21日（土）20:00 〜 5月30日（月） 23:59
URL：<a href="https://eplus.jp/rei/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>https://eplus.jp/rei/</u></a>

<a href="https://guitarei.com/gigs/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a></div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
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		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/kenji-takimi_kensei-220502/429545/</guid>
		<title>対談：瀧見憲司×DJ KENSEI──DJ、クラブ、レコードに対する時代の変化</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/kenji-takimi_kensei-220502/429545/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/kenji-takimi_kensei-220502/429545/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 02 May 2022 09:00:18 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>2011年の発足から、昨年10周年を迎えたカルチャーパーティ・SETSUZOKUのアニバーサリープロジェクト。2022年1月の初回・Captain VinylのDJ NORI、MUROに続き、第2回目にはDJ KENSEI（以下、KENSEI）× 瀧見憲司（以下、瀧見）が渋谷のミュージックバー・INC COCKTAILS（以下、INC）に登場。スペシャルなDJイベントが同会場で開催された。今回、KENSEIと瀧見の対談を実施。80年代から活動を続け、今なお若年層からも支持を受ける2人にとって「レコードでフロアメイクする」ことの意義とは？2022年3月、イベントに先駆けFACE RECORDSでの選盤を終えたふたりに、インタビューを行なった。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143822/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-01-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143822/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-01-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143822/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-01.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p>2011年の発足から、昨年10周年を迎えたカルチャーパーティ・<strong>SETSUZOKU</strong>のアニバーサリープロジェクト。</p>

<p>2022年1月の初回・Captain VinylのDJ NORI、MUROに続き、第2回目には<strong>DJ KENSEI</strong>（以下、KENSEI）× <strong>瀧見憲司</strong>（以下、瀧見）が渋谷のミュージックバー・<strong>INC COCKTAILS</strong>（以下、INC）に登場。スペシャルなDJイベントが同会場で開催された。</p>

<p>ヒップホップを起点に様々なジャンルをクロスオーバーさせるKENSEIと、ハウス／ディスコシーンにおいて常に先駆的な活動を続ける瀧見。80年代から活動を続け、今なお若年層からも支持を受ける2人にとって「<strong>レコードでフロアメイクする</strong>」ことの意義とは？</p>

<p>2022年3月、イベントに先駆け<strong>FACE RECORDS</strong>での選盤を終えたふたりに、インタビューを行なった。</p>
</div>

<div class="separator"></div>

<h2 class="fade-up">対談：KENJI TAKIMI／瀧見憲司×DJ KENSEI</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143836/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-03.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429548" /></div>

<h2 class="fade-up">現在を起点に過去がある、というDJの考え方</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──まずSETSUZOKUから受け取ったラインナップを見たとき、正直おふたりの名前が並んでいることに意外さを感じました。今までありそうで無かったなと。</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　だからKENSEIくんとの二人会というのはとても良いなと思って。僕らのような「90年代からの生き残り組」は似たようなジャンルの中で、若い世代とブッキングされることの方が多くて。ある意味“枠の中での伝統芸的なもの”を求められがちなんだよね。だから普段から現場で一緒になることはあまりなくて。それこそ最後がContactでGiorgio Moroderを迎えて開催した＜TOKYO DANCE MUSIC EVENT＞の時かな？</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　2016年頃ですね。あったとしてもフロアが別になることが多いかもしれないです。結構渋い現場の時に瀧見さんがいるイメージはあります。確かに貴重な会になりそうだから嬉しいですね。ナイスブッキングです。</p>

<p><strong>瀧見</strong>　KENSEIくんはMixに色気と品があって、フロウに人柄が出てるのも良い。スタイルや選曲は違うけど、共通するものはあるなと。基本逆張りで、でも王道も押さえてる、というところで勝手にシンパシーを感じてたりしますね（笑）。それで、今日はせっかくだからと思い出して、このレコードを持ってきたんだけど。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/25152436/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-016.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429777" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>KENSEI</strong>　A面に瀧見さん、B面に僕のRemixが入ってるやつですね。瀧見さんがBPM100くらいの遅めのハウスRemixで、時代を先取りしている感じでした。</p>

<p><strong>瀧見</strong>　探すと結構安くなってるから、見つけたら買うようにしてるんだけど。実は最近も1枚買ったんだよ（笑）。あと、盤になってない未発表Versionもあるんだよね。</p>

<p><strong>──普段、おふたりはレコード屋にどういった音楽をチェックしに行くことが多いですか？</strong></p>

<p><strong>KENSEI</strong>　僕は街に行ったついでにレコードショップを覗くことが多いです。あとは出会いを求めるとき。DJするときに組み込めそうなものを探しに行くこともありますね。</p>

<p><strong>瀧見</strong>　基本的には新譜をチェックしに行くことが多いですね。新しい音を聴きたいという欲求は常にあって、偶然性というか、店頭で見知らぬレーべルやジャケで自分の勘を試すというのもあるので。ジャンル云々というより、音の質感やバランスも数年単位で緩やかに変化していくので、新しい音を体感しつつ古い音をかけよう、というのは意識していますね。</p>

<p>ダンスミュージックの構成やフォーマット自体は基本的にあまり変わらないものの、テクスチャーやEQバランスが少し違うだけで雰囲気や音のアタリはかなり変わる。それを掴んでいないとDJはやっていけないですからね。現在を起点に過去がある、またはその逆、という捉え方が大事なんですよね。だからこそレコードショップに並ぶ新譜の取捨選択が、アップデートに必要不可欠だったりしますね。</p>

<p><strong>──でも、コロナ禍では思うようにレコードショップにもアクセスできなかったのではないかと思います。その間はどう過ごされていましたか？</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　2〜3ヶ月も現場が無くなる、なんてDJのキャリアでも初めてのことだったからね。家掘りに集中して「あ、この曲の裏面って意外と良い曲だったんだ」なんて発見したりしていたかな。新譜に関しては、仲のいいお店にはいつも通りに通ってはいましたね。</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　僕はずっと制作していました。あとは暇つぶしではないものの、家掘りをしつつマイナーな12inchのB面とかをYouTubeに投稿していましたね。現場以外でのDJ的な行為、音に強制的に向き合える行為を模索して、たどり着いた手段でした。そのついでにデータ化もできるし（笑）、趣味として続けていました。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143852/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-05.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429550" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143846/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-04.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429549" /></div>

<h2 class="fade-up">2人が実践するレコード／データの使い分け</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──今回のSETSUZOKUでは、お二人にレコードオンリーでDJをプレイしていただきますが、普段はレコードやデータ、CDなどのフォーマットを使い分けることはありますか？</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　海外や野外でやるときはブースや現場の環境も踏まえてデータを使うことも多くなりましたが、基本的にはレコードでプレイしています。7inchは持ち運びやすいし、回転数やピッチを変われば新譜とも混ぜやすいし、レコードに関しては結構同じ曲でもジャケ違いやエディション違いを買うこともありますね。音の違いもあるし。海外のお土産に持って行ったり、現地のDJやマニアと交換したりするのも楽しいですね。</p>

<p>実は2、3年くらい前にツアーの最終地点で、ハードケースのレコードバッグをロストバゲッジしたことがあって。結局手元には戻ってきたのですが、その時にブートのハウスリミックスなどはDiscogsでも販売禁止のものが多いんだなと知って、それをきっかけに音源を意識的にデータ化したりストックするようにはなりました。２度と手に入らないレコードもあるので。ただ、いかんせんデータだと体に入ってこないんですよ（笑）。レコードのように積極的に「聴こう」という感覚がどうしても持てなくて、仕事用というニュアンスが強いですね。</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　バイナル（レコード）でずっとやっているとデータ音源に違和感を感じざるを得ない、と思うことはありますね。ライブ感が2割減するというか。</p>

<p>僕は逆に曲を頭にインプットするために、いつでも聴ける状態にはしておきたくて。バイナルの音源は買ってすぐデータ化するようにしています。むしろバイナルで聴くときは、結構自分に余裕がある時かもしれない。</p>

<p>状況によって使い分けをしていて、例えば今回のようにミュージックバーでプレイするときは、自分自身も落ち着いて音を聴けるからこそバイナルの方が多いです。ただ、その場で“自分のスタイル”を表現したいからこそ、色々持って行きたくなるんですよね。データ化したものをPCで持ち歩き、コントロールバイナル（デジタル音源をレコードで操作できるPCDJ用の機材）を使ってDJすることが一番多いかもしれません。</p>

<p><strong>瀧見</strong>　でも、どんなに精度よくデータ化しようとしても、全然音質がしっくりこない時とかない？</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　ありますね。いくら好きな針やミキサー、アンプを使ってデータ化しても、ジャンルによって合う・合わないはありますし。結構今のデータ化する方法も、何周か試行錯誤して落ち着いたところがあります。ある程度自分が納得したうえで、現場のシステムに応じ楽しめるようにはしているつもりです。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/22154510/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-014.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429690" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──そこで追求した音質やライブ感って、現場にどう作用すると思いますか？</strong></p>

<p><strong>KENSEI</strong>　正直、自分の気持ちの問題、というのはあると思います。メンタルを整えて、現場で自分が自由に楽しめるような状態を用意しておきたいんですよね。</p>

<p><strong>瀧見</strong>　いくらミックスや選曲、フロアの反応が良くても、メンタルがダメなときはダメだからね。確かに気持ちの持っていきようというのはあるかもね。自分の場合、多分かけないけどジャケを見て気持ちを立て直すために持って行くレコードというのはあるかも（笑）。ちなみにデータの場合、KENSEIくんはどういう管理をしているの？</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　自分でクレイツ（※DJソフトウェア「Serato DJ」でいうプレイリストのこと）を作り、パーティごとにフォルダを細分化して管理してます。すげえ膨大なデータの量になっていて、タイトルを細かく覚えてもいられないからこそ、フォルダ内で楽曲を検索し、すぐにアクセスするスキルは上がりました。瞬間的に反応できるよう、目印などもつけたりして。</p>

<p><strong>瀧見</strong>　ただデータだと、たまにDub Mixと歌入りを間違えてかけたりしちゃうこともあって落ち込むんだよね。そこからの気持ちの立て直しが……（笑）。レコードだとA面・B面を間違えても、テンション的に乗り切れることは多いんだけど。逆に盛り上がったり（笑）。</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　それはもう、誰もが通る道というか（笑）。その経験も必要ではありますよね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/25152455/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-018.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429779" /></div>

<h2 class="fade-up">誰でもDJをできる現代、
重要な“場”に対する意識</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──イベントに向け、今日はFACE RECORDSで販売されているレコードの中から当日プレイする楽曲を選んでいただきましたが、どのようにセレクトされましたか？</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　基本バーの売り上げが上がるような選曲を（笑）。“酒と夜に合う音楽”というのは確かにあるので、その中で自分なりのセレクションをしつつ。クラブのダンスフロアとは違うからこそ、店の空間を創造して、流れと雰囲気をどう作るか考えがいがあります。あと、グラスの音や環境音とレコードのノイズのミックスとかですかね。いわゆる良い曲だけをかければ良い流れと雰囲気になるかと言われると、正直そうでもないし。あまり気の利きすぎないようにとか（笑）。</p>

<p><strong>──KENSEIさんはINCのオープン当初からDJとして出演されていらっしゃいますよね。INCでプレイする際に意識することはありますか？</strong></p>

<p><strong>KENSEI</strong>　実はやり始めた頃は、アルテックのスピーカーに違和感があって。新しい音源がハマらないからこそ難しかったです。ただ、徐々に50〜60年代のムードを自分の時間軸でかけたくなり、この場所ならではの、気持ちいい音像も楽しめるようになりました。お客さんのムード的にもゆっくりしたい人は多いので、流れが成り立つ雰囲気であれば、同じアルバムから続けて2曲かけることもあります。</p>

<p><strong>──おふたりの話を伺っていると、流れやムード作りを特に意識されている印象があります。</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　今や誰でもDJをできるようになったけど、“場”に対する意識がないと、AIのプレイリスト垂れ流しに負けると思いますしね。基本的に選曲とボリュームコントロールが基本ではありつつ、「場を読むこと」は大事な要素のひとつであると思いますね。</p>

<p>とはいえプロ意識が強すぎて現場に合わせすぎると自分のカラーが出なくなる時もあるから、そのバランスは、場数を踏まないと培われないですよね。</p>

<p><strong>──瀧見さんが“場”を読む時、特に注視することはありますか？</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　自分の場合はフロアのジェンダーバランスや、いわゆる“一見さん”とディープリスナーの比率などを気にすることが多いです。そのうえで、自分のDJが響いているお客さんにフォーカスするか、それとも他のお客さんを掬い上げていくかをその場で判断していきます。足と気持ちのどちらを止めないか、とかですかね。あと、タイム感というか、ミックスのタイミングや長さなどに時代感は出ますね。</p>

<p>特に今は膨大な量の音源へコスト的にも物量的にも簡単にアクセスしやすくなってDJをやりやすくなったからこそ「DJであることの意味」を求められる時代になった。自分自身、リアルでもヴァーチャルでも、特に“場”への意識は強まってきていると思います。自分の場合はキャラクターやパフォーマー的要素よりは、音楽にフォーカスできる方向に落とし込みたいとは意識してますね。</p>

<p><strong>──サブスクのプレイリストで音楽も掘れるしShazam（音楽検索アプリ）で流れている曲の情報もゲットできるから、「ただ音楽を流すだけ」は確かに通用しなくなりましたよね。</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　まあ、Shazamでサンプルネタが同じの違う楽曲が引っかかったり、データがないVersion違いが引っかかったりした若い子に「どうしても知りたいので曲名教えてください」って話しかけられる、なんて２重のバグもあるから、技術が進歩したことで生まれる面白さもあるんだけど（笑）。盗むのは簡単になったけど、モノにするのは簡単ではないからね。KENSEIくん、話しかけられることある？</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　「今かけている曲何ですか？」とかは、たまに。話しかけるハードルが低くなったのかもしれませんが、最近の若い世代は度胸がありますよね。</p>

<p>瀧見さんがおっしゃっていたことと被ってしまうのですが、昔以上に情報へアクセスすることが簡単になったからこそ、僕も自分のあり方、つまり“自分らしいミックス”を表現することにだんだんフォーカスするようになりました。そうやって自分自身のキャラクターを追求することが、場のムードにも繋がっていくのだなと感じています。</p>

<p><strong>──KENSEIさんは“自分らしいムード”を作り出すために、選曲でどういったことを意識されますか？</strong></p>

<p><strong>KENSEI</strong>　誰の何の音楽を、どういう風に、どういうシチュエーションで何を目的にかけているか、ということを考えることでしょうか。曲そのものだけではなく「どのフォーマットでかけるか」も関係してくると思います。それで言うと、僕はレコードの持つムードが好きです。</p>

<p>それこそ、昔は瀧見さんの関わった音源やプロモーション用のレコードを、現場で直接いただいたりしたこともありました。実はそういった文脈も含めて、ムードって作られるんですよね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/22154516/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-015.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429691" /></div>

<h2 class="fade-up">「聴く」から「観る」へと変容するクラブとその未来</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お客さんの変化などに応じて、ムードの形成のされ方も流動的に変化していくのではと思います。おふたりから見て、この10年間でフロアはどう変化しましたか？</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　イベントやパーティにもよると思うけど、ここ数年は男女問わず若いDJが鍛えられていると思いますね。特に思うのは、ここ2〜3年で日本でも現場あがりの20代のDJが増えていること。Contactのように、大御所から若者まで幅広いジャンルのプレイヤーにチャンスを与える場所があるのは大きいし、Mitsukiなどは明らかに若者が多い。今やオーガナイザーやクラブオーナー自体も若くなっていて、自分が現場の年長者になることもあるしね。</p>

<p>DJをやりたい子はたくさんいるし、感じるのは、80年代のように少し尖った感じ──地方から出てきて、場で（見た目や気を）張っているような若者が明らかに増えて、場が締まっているような感じは良いなと思う。これから若い世代が台頭していく印象はあるね。世界的にはそうした若者と大人が共生してる現場が多い印象があるし、基本どんな場でも新しい血は必要ですからね。3年後とか5年後にどのくらい残ってるのか、暖かく見守るつもりです（笑）。</p>

<p>面白いのが、そういう子たちはあえてレコードを選んでDJしていること。経済的事情もあると思うけど、1枚2,000円以上のレコードの新譜を買うんだったら、新譜はデータで、500円の中古を4枚買う、という意識が若い子の傾向にあるのかな。もちろんそれはそれでいいと思うし、そこで新しい発見もあると思うしね。この辺は、マーケットからこぼれ落ちているのも多いし。</p>

<p><strong>──それはレコードブームとも関係していると思いますか？</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　クラブの現場のレコードブームと、いわゆる巷で言われているレコードブームはそこまでリンクしていないと思いますね。専門性のマーケティングの行き過ぎ感もあるし。DJ的には基本のマスターをレコードでやるのかデータでやるのかでキャリア形成が大分違うと思いますね。それよりマスのデジタルネイティブ世代にとっては、モノとしての所有欲の強さや、音の良さ、手間をかけて聴く、という行為の面白さが影響しているんじゃないですか。</p>

<p>あとSNSで動画が拡散されるようになったことで、クラブに対する“幻想”は効かなくなったとは感じる。例えばパーティに行かなくても、その日のインスタストーリーを見て「ああ、こんな感じだったんだ」と分かってしまうからね。ただ、やっぱり大事な話やキモの部分はネットにはのらないので、そこはなんともね。</p>

<p>それがクラブへの導入口になる場合もあるから、決して悪いことではないけれど、音楽はだんだん「聴くもの」ではなく「観るもの」に変わっている部分はあるんじゃないですかね。エンタメ的にはそちらの比重の方が高いというか。いかにDJは盛り上がっている雰囲気を出し、動画で切り取られる1分間のなかで雰囲気を高めるか。音楽自体よりもヴァイヴレーションや現場のエネルギーを媒介して伝えるというか。今やそれもある種のDJの役割のひとつになっている。</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　ただ音のイメージが、その場のムードを超えられていない状況もあるなと思っています。昔の方がそういう意味では、環境と音のドープさがマッチしていた。もちろん努力している人たちもいるけれど、その場のムードだけではなく、音楽そのものに対し同じくらいの意識が生まれればいいなと思います。</p>

<p>ただ、音楽のジャンル云々ではなく意識的な部分で「光があるのでは」と感じる状況に出くわすことはありますね。最近では、都内でも音にこだわったお店ができていて。ムードを大切にしつつ、楽しいイメージを作っていこうとする人たちもいる。「良いじゃん」と思うことは多々あります。</p>

<p><strong>──その一方、10年前に比べるとクラブの非日常的な側面が失われつつある、という話も聞きます。</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　根付いたからこそ日常になっている、ということもあると思う。例えばアジアでも国や地域によって全然お客さんの印象が違うし。形のないものに対し欲望があるかどうか、ということに地域柄が表れると思います。ことクラブシーンにおいては、日本は文化的には進んでいた方だなとは感じます。</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　エリアやコミュニティによって印象は違いますよね。自分の場合はひとつの場所にあまり固定せずにいろんなベニューでやっているから、音楽好きに出会う割合が多いと感じます。ただ日本は成熟しているぶん、これからはどう環境を変え、未来に対しアプローチしていくかが必要になってきています。</p>

<p><strong>──今後、おふたりは日本のクラブシーンでどういった役割を担っていきたいですか？</strong></p>

<p><strong>瀧見</strong>　音楽の良さ、そしてミックスされた状態で聴く音楽や流れの面白さを伝えていきたい、というのは大前提としてあります。そして、その面白さを場所や状況で変えていくようなDJをしたいです。</p>

<p>良い曲/音だけをかけて踊らせるのだけがDJじゃない。例えば「45回転より33回転で聴くのもいい」とか「この曲同士をこのテンポ感でつなげると別の曲になる」という視点や発想は、人間のDJじゃないとできないことだと思っていて。雰囲気と熱量の加減や按配、歴史の切り取り方なども含めて、オファーを受け続けるには、そういった現場での実力や表現の仕方にかかってくると思いますね。そこも含めて、いろいろな形でお客さんは勿論、クラブ・インダストリーに奉仕したい気持ちはあります。</p>

<p><strong>KENSEI</strong>　自分は環境作りを含めた裏方的な思考も強いので、音楽をやることでローカルに対し何かを根付かせたり、意識的に音楽の聴き方を提案したりすることが多いです。蒔いた種が10年後に何かを生み出せないか、とは期待しています。DJはこれからも続けていきつつ、続けていけるような環境も作っていきたいです。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21145133/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-08.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429553" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>DJ KENSEI × KENJI TAKIMI/瀧見憲司 @FACE RECORDS宇田川店</strong>

<div class="movie_wrap"><iframe width="704" height="396" src="https://www.youtube.com/embed/Ym3-Gr9Y8JI" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div></p>
</div>

<div class="separator"></div>

<h2 class="fade-up">セレクトしたレコード</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/25153143/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-019.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429780" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><strong>KENJI TAKIMI</strong></p>

<p>I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN / BOB DOROUGH
HUSTLERS CONVENTION EP / ML BOOSTER
GOING UP / RAH BAND
THE DIP / THE RUDE AWAKENING
MUZIC BOX CLASSICS VOLUME ONE / RON HAEDY
WALK ON THE WILD SIDE / JAMIE J. MORGAN
アイ・ウォント・ユー / マービン・ゲイ
涙のディスコテック / フィリー・デボーションズ
愛してほしい / シック
CORAZON / LTG EXCHANGE</p>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/0EM4Q0JUVZ8FNqmT5CI2E7?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/track/4Vz51tDjerm5tmBLuyuLQT?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe>

<div class="separator"></div>

<p><strong>DJ KENSEI</strong></p>

<p>ALL OF YOU / AHMAD JAMAL
LADY LOVE / BILLIE HOLIDAY
INCREDIBLE KAI WINDING TROMBONES / KAI WIDING
JAZZ A CONFRONTO 19 / MAL WALDRON
FLYING HOME! / LIONEL HAMPTON
JAY AND KAI / J.J. JHONSON & KAI WINDING
BLUE MOODS / MILES DAVIS
NANCY WILSON & CANNONBALL ADDERLEY / NANCY WILSON & CANNONBALL ADDERLEY</p>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/track/0KVLk7SGA1V9NmwGBdX2zT?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe>

<iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/6yyNgCQNsJ3VJ9PP7CmvLJ?utm_source=generator" width="100%" height="80" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/25152445/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-017.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429778" /></div>

<div class="separator"></div>

<h2 class="fade-up">INC COCKTAILSを舞台に
瀧見憲司とDJ KENSEIがつくり出す“MOOD”</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/22154039/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-010.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429686" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>SETSUZOKUが開催された日、その場に居合わせたオーディエンスたちは、瀧見憲司とDJ KENSEIがメイクするフロアで音楽・カクテルを自由に楽しんでいた。</p>
</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/22154056/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-012.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-429688" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/22154047/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-011.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1627" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-429687" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p>「着席して音楽を楽しむ」というスタイルで開催された当イベントでは、バーカウンターやテーブルに、家族やパートナーと楽しみに来た方やお一人で音とお酒を楽しむ方が並ぶ景色が広がる。近年、自宅でのお酒や音楽の嗜み方も変化している傾向にあるが、あらゆる要素における“なかなか経験できない上質さ”というのは、現場でしか体験できないものだと感じさせる。</p>

<p>この夜も“場”や“流れ”に対し高感度な瀧見憲司とDJ KENSEIだからこそ、カクテルをシェイクする音も鳴り響くINC COCKTAILSでしか作り出せない世界が展開されていた。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143859/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-06.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429551" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21143906/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-07.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429552" /></div>


<div class="text-box left fade-up">
<p>Qeticでは今後もSETSUZOKUのプロジェクトを重ねるごとに、イベントの様子と出演者のインタビューをアップデートしていく。ぜひ次回のイベントに期待しつつチェックいただきたい。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/25153153/interview220421_setsuzoku_kenjitakimi_kensei-020.jpg" alt="SETSUZOKU 瀧見憲司 DJ KENSEI" width="1920" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-429781" /></div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：<a href="https://twitter.com/n_takagi67" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Nozomi Takagi</u></a>
Photo:<a href="https://www.instagram.com/setsuzokuasia/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>SETSUZOKUASIA</u></a></p></div>

<div class="text-box fade-up"><p><strong>＜関連記事＞</strong>
<a href="https://qetic.jp/interview/setsuzoku_nori_muro-220225/424295/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>対談：DJ NORI × MURO｜トップ・ヴァイナル・ディガーが考える“レコードで選曲”する意義</u></a></p></div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<p class="name">-Culture Party- SETSUZOKU</p>
<p class="text">セツゾクは『新しい“Boom”の創造』を目的にミュージックを通じて、様々な分野へセツゾクする新たな表現の場、トレンドを発信するメディア・エージェンシーです。2011年の発足から年齢や性別を問わず感性を共有し合うことができる、独自の世界観を持つ人々に向けて発信してきました。今後も国内外を問わずストリートやライフスタイルの延長にあるエンターテイメントを目指していきます。それぞれにとって目には見えない何かを。そんなきっかけを提供する事がミッションです。</p>

<a href="https://setsuzoku.info/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">HP</a>｜<a href="https://www.instagram.com/setsuzokuasia/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a>

<div class="separator"></div>

<p class="name">FACE RECORDS</p>
<p class="text">
営業時間 13:00～20:00
東京都渋谷区宇田川町10-2
03-3462-5696
<a href="https://www.facerecords.com/shop/index.php" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>HP</u></a>｜<a href="https://www.instagram.com/face_records/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="https://twitter.com/facerecords?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Twitter</u></a>
</p>

<div class="separator"></div>

<p class="name">INC COCKTAILS</p>
<p class="text">
営業時間 19:00〜3:00（2:30LO） ﻿
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目5−6 B1F
03-6805-1774
<a href="https://www.instagram.com/inc.cocktails/?hl=ja" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>Instagram</u></a>｜<a href="http://inconlinestore.stores.jp" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>INC ONLINE STORE</u></a></a></p></div><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/interview/salasa-yogeenewwaves-kasuya-220422/429562/</guid>
		<title>音楽以外の時間が音楽表現にリンクする｜連載「火とひととき」さらさ×粕谷哲司（Yogee New Waves）対談</title>
		<link>https://qetic.jp/interview/salasa-yogeenewwaves-kasuya-220422/429562/</link>
		<comments>https://qetic.jp/interview/salasa-yogeenewwaves-kasuya-220422/429562/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 22 Apr 2022 10:00:14 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[中村悠人]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=429562</guid>
<![CDATA[<summary><p>JOURNAL STANDARD relumeとSnow Peakとのコラボコレクションが2022年も発売。今年のアイテムのキーワードは「焚き火」。本企画では現代に煌めく表現者を迎え、その原点を探るインタビューを実施した。第3弾は、23歳のシンガーソングライター・さらさと、彼女のファーストEP『ネイルの島』にも参加し、ライブでもサポートを務めるYogee New Wavesのドラマー・粕谷哲司による対談。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1440" height="960" src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21161606/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-011-1440x960.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" decoding="async" srcset="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21161606/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-011-1440x960.jpg 1440w, https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21161606/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-011.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1440px) 100vw, 1440px" /></figure><div class="text-box fade-up">
<p>背伸びをしない「ちょうどよい」大人のファッションを提案するブランド・<strong>JOURNAL STANDARD relume</strong>（以下、relume）と、ハイエンドなアウトドア製品を展開するブランド・<strong>Snow Peak</strong>とのコラボコレクションが2022年も発売。これまでさまざまなブランドとコラボを手がけてきたrelumeの中でも、洗練されたデザインや機能性に毎シーズン注目が集まり、ファッション好きだけでなくアウトドアファンから熱い視線が送られるアイテムとなっている。今年のアイテムのキーワードは「<strong>焚き火</strong>」。本企画では現代に煌めく表現者を迎え、その原点を探るインタビューを実施。</p>

<p>第3弾は、ジャズやブルーズ、R&Bをルーツに持ちながらも90年代以降のブラックミュージックを経由した現在進行形のサウンドプロダクションと、スモーキーでどこか憂いのあるアルトボイスが音楽ファンの間で熱い注目を集めている23歳のシンガーソングライター・<strong>さらさ</strong>と、彼女のファーストEP『ネイルの島』にも参加し、ライブでもサポートを務めるYogee New Wavesのドラマー・<strong>粕谷哲司</strong>による対談。</p>

<p>歳こそ離れてはいるが、音楽以外にも様々な趣味を持つなど共通点も多い二人。今回、お互いの交流のきっかけや、共演した時のエピソードなどざっくばらんに語り合ってもらった。</p>
</div>

<h2 class="fade-up">対談：
さらさ×粕谷哲司</h2>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21153247/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-01.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="1277" class="alignnone size-full wp-image-429555" /></div>

<h2 class="fade-up">会って当日に「今度ドラム叩かせてくれよ！」って話になりました</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お二人の交流はどんなふうに始まったのですか？</strong></p>

<p><strong>さらさ</strong>　ある日、シンガーソングライターのDino Jr.から「ヨギー（Yogee New Waves）の哲ちゃん（粕谷）たちと吉祥寺で飲むからおいでよ」って連絡が来て。楽しそうだったから行って、そのときに会ったのが「初めまして」だったね。</p>

<p><strong>粕谷哲司（以下、粕谷）</strong>　うん。後から聞いた話だと、僕らの気が合うんじゃないかと思ったDinoくんが引き合わせてくれたみたい。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　Dinoは人と人を合わせるのが得意なんだよね。私が行った時には、すでに他にも何人か来ていて。吉祥寺のバーみたいなところだったんですけど、Dinoが「この人とこの人は隣ね」みたいな感じで席順も決めてくれて（笑）。それで私たちは隣になって案の定すぐに意気投合しました。私は結構、人見知りをするタイプで、突然知らない人の隣に座らされたので最初は戸惑ったんですけど（笑）、たしか……坂本慎太郎さんの話になったんだよね？</p>

<p><strong>粕谷</strong>　そうそう。コロナ禍で坂本さんがリリースした“好きっていう気持ち”の歌詞や曲調が、「今の自分のメンタリティにフィットしすぎててヤバいんだよね」という話をした時にめちゃくちゃ共感してくれて。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　「めちゃめちゃわかる！」って（笑）。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　さらさとは結構歳が離れているけど、全然そんなふうに感じなかったな。やっている音楽を聴かせてもらった時もシンプルにいいなと思ったし。ちょうどその頃、自分自身がYogee New Waves以外も個人での活動も始めたいと思っていたタイミングでもあったので、会って当日に「今度ドラム叩かせてくれよ！」って話になりました。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　「いいんですか？」って（笑）。その後にすぐ、私のデビューシングルのリリースパーティーがあったので、まずそこでサポートをお願いしました。そこからバンドセットでライブをする時にはいつも哲ちゃんにお声がけしています。先日の沖縄でのライブでは初めて哲ちゃんとデュオで出演しました。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　もう、最高だったよね。デュオ編成でのライブは俺もさらさも初めての経験だったけど、バンドとは全然違うなって。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21160156/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-010.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="1277" class="alignnone size-full wp-image-429565" /></div>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──それはどんなところが？</strong></p>

<p><strong>粕谷</strong>　バンドだと何人かで協力し合いながらアンサンブルを作り上げていくわけですが、二人だとお互いに全てをぶつけ合いながら演奏しなきゃならないんです。単純に音数が少ないので、自分の中にある「引き出し」をどんどん開け放していかないと、さらさにもお客さんにも伝わらない。ものすごく難しかったけど、それ以上にものすごく楽しかった。「これはもう、定期的にやっていこう」という話になりました。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　ほんとうに不思議な感覚だった。弾き語りで人前に立つのとも、バンド編成で歌うのとも全然違うから、ずっと「なんだこれ……」という気持ちでいましたね。終わった後に哲ちゃんにも言ったんですけど、相手が「崖」でもあり「命綱」でもあるような存在がずっと隣にいるような感覚なんですよ（笑）。一緒に演奏していてパッと助けられることもあるんですけど、崖から落とされるんじゃないか？　っていうくらい追い詰められることもあって。</p>

<p><strong>──あははは。「コミュニケーションの極地」みたいな感じですね。</strong></p>

<p><strong>粕谷</strong>　おっしゃる通りです。ステージ上にアイコンタクトする相手が一人しかいないので、演奏を生かすも殺すも目の前の相手と息を合わせられるかどうかにかかっている。（息が）合った瞬間に勝手に体から出てくるフレーズもあれば、お客さんとの間に生まれるグルーヴもあって。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　もしこれがバンドセットなら「この瞬間に絶対に目を合わせるだろうな」と思うところでは、二人だと逆に一切目が合わなかったりして。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　そうそう（笑）。とにかく今までにない経験だったよね。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　まだまだ面白く出来そうな気がするし、「しばらくこれで頑張ってみよう！」と思えるライブになりましたね。</p>

<p><strong>──今回リリースされる、さらささんの1stEP『ネイルの島』にも粕谷さんは参加されているんですよね？</strong></p>

<p><strong>さらさ</strong>　はい。“祈り”というシングル曲のドラムを哲ちゃんにお願いしました。この曲はもともと打ち込みのリズムに歌をかぶせたデモ音源をスタッフと共有していたんですけど、ライブの時にバンドセットで演奏したら、周りの人たちが「この曲はライブのほうが断然いいね」「ドラムは生の方が絶対いいよ」と言ってくれて。だったら、打ち込みと生ドラムをミックスしてみたらどうだろう？　という話になりました。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　個人的にはデモの段階でかなりいい感じだと思っていたので、逆にどうやってアプローチしようか悩みましたね。正直、生ドラムの要素はなくてもいいのかなと思っていたんですけど、アレンジが進んでいって、ギターやベースが重なっていった時に「この感じだったら、打ち込みっぽくも生ドラムっぽくも聞こえるような、絶妙なバランスを取ればハマるんじゃないかな」と。なので、サウンドの作り込みはかなりシビアに行いました。打ち込みの中で生ドラムを叩くのも初めての経験だったので、とても刺激的でしたね。</p>
</div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21160149/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-09.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="2886" class="alignnone size-full wp-image-429564" /></div>

<div class="full-img-v fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21153258/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-02.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1623" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-429556" /></div>

<h2 class="fade-up">あえて「音楽がしたくてもできない時間」を作る</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──さらささんは、曲作りのアイデアはどんなところから降りてくることが多いですか？</strong></p>

<p><strong>さらさ</strong>　自分が好きな感じの曲や、聴いていてテンションが上がる曲に出会った時にふとインスピレーションが湧いてくることが多いです。なので、この世にいい曲がある限り曲は作り続けられると思っていますね（笑）。しかもそうやって作った曲を世に出せば出すほど「湘南っぽい」「海を感じる」と、自分の出身地である湘南のことを曲の中から感じ取ってくださる人が増えてきて。確かに自分の歌詞は、育ってきた環境に影響されているなと改めて思います。そういう意味では、曲を作ることで自分自身をより深く知っていくような感覚もあるんです。</p>

<p><strong>──粕谷さんはいかがでしょう。普段ヨギーでどのようにドラムパターンを考えているのですか？</strong></p>

<p><strong>粕谷</strong>　ここ最近は、どんどん「肉体的」になっているというか。頭で考えるよりも体から勝手に出てくるものを大切にすることが多くなってきていますね。ロジカルの部分ももちろん大切なんですけど、例えばスタジオにみんなで集まって音を合わせている時など、ふと出てくる手癖ではない自分だけのグルーヴやフレーズを大事にしていった方が、オリジナリティの高いドラマーになれるんじゃないかなと。</p>

<p><strong>──そのためにはご自身の体のバランスなどを意識することも多い？</strong></p>

<p><strong>粕谷</strong>　めちゃくちゃ多いです。睡眠のリズムや呼吸の仕方、日常的な運動などを意識しなければ、クリエイティブなものは生み出せないんじゃないかと思っているんです。なので、週一で必ずプールには行くし、就寝や起床の時間もなるべく一定にして。そうやって作った最高のコンディションでドラムの前に座っていたいなと思っていますね。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　わかる。音楽以外の部分もすごく大事だよね。私はあえて「音楽がしたくてもできない時間」を作るようにしていて。例えば仕事をしている時間は好きな曲を聞いたり、自分で曲を作ったり出来ないじゃないですか。その時に自分の内側から湧き上がってくる「曲が作りたい！」「音楽を聴きたい！」という欲求を大事にしたいというか、自分の中に溜め込んでおきたいんです。ありがたいことに今は、いくらでも音楽に時間をつぎ込める環境にいるので、逆にどうやって制約をかけるか、不自由な環境にするかを考えていますね。</p>

<p><strong>──確かに制限を設けた方がクリエイティブな発想が生まれやすくなったり、締め切りがあった方がモチベーションも上がったりしますよね。</strong></p>

<p><strong>さらさ</strong>　そうなんです。なので、今は絵を描くなどしてバランスを取っていますね。最近は友人と土偶や埴輪を作ることにハマっているんですよ。普段は土とか触らないから新鮮ですし、ワインを飲みながらほろ酔いで作っているとめちゃくちゃ気持ちが解放されるんです（笑）。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　楽しそうだね。俺は、最近は「切り絵」にハマっていて（笑）。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　しかも、ジャズを聴きながらやってるんでしょ？</p>

<p><strong>粕谷</strong>　そう（笑）。ヨギーのグッズやフライヤーのデザインをしてくれた事がある小磯（竜也）くんと新たに始めた趣味なんですけど、「粕谷くんはドラムの人だから切り絵をやった方がいい」と勧められたんです。小磯くんいわく、切り絵は一回切ったら後戻りできないところが音楽に似ている、と。それで、二人で色紙を切って貼っていくということを順番にやりながら1枚の絵を完成させているんですよ。それがちょっとジャズのセッションに似ているというか、相手に合わせたり、あえてリズムを崩したりしながら自由に切り絵を貼り付けていくのが楽しくて仕方なくて。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　私も見せてもらったんですけど、めちゃめちゃ良くて。</p>

<p><strong>──友人や恋人、家族と一緒にやったらめちゃくちゃ楽しそうですね。</strong></p>

<p><strong>粕谷</strong>　そうなんですよ。ちょっと楽し過ぎて、まだ広めるのはやめておこうと思って二人でこっそり楽しんでいます。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21153327/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-06.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="1277" class="alignnone size-full wp-image-429560" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21153320/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-05.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="1277" class="alignnone size-full wp-image-429559" /></div>

<h2 class="fade-up">ミュージシャンの道へ背中を押したもの</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──お二人は、これまでに何かターニングポイントとなった出来事はありますか？</strong></p>

<p><strong>さらさ</strong>　私はセッションミュージシャンになりたくて音楽活動を始めたのですが、だんだんしんどくなって2018年に一度、音楽を辞めているんです。聴くのも辛くなってしまったので、湘南の中華料理屋でバイトしながら1年くらい古着を売ったり絵を描いたり、イベントを企画したりしていたんですけど、その時に株式会社yutoriの社長に出会ってインターンをさせてもらった経験はものすごく大きかったです。「君は絶対センスがあるから」と言っていただいて、湘南からの交通費を出してくれたり、いろんなところに連れて行ってくれたりして。音楽活動を再開して今のスタッフと出会ったのも、その社長が繋げてくれたんです。なので、その人がいなかったら、自分の人生はかなり違っていただろうなと思いますね。</p>

<p><strong>──そんな背景があったんですね。それまでミュージシャンはずっと志していたんですか？</strong></p>

<p><strong>さらさ</strong>　高校生の時は、音楽はすごい好きだけど仕事にしていくことは無理だと思っていました。でも、初めて外部のセッションを出た時に、元SOIL&"PIMP"SESSIONSの元晴さんが主催のセッションでMVPをいただいたんです。「この方々がMVPをくれるならいけるかもしれない」って思って。人に認めてもらったことをきっかけにやってみようってなりました。自分から絶対に自分はできる！って思っていたわけではなかったので、たまに自分って職業：ミュージシャンなんだなって思い返して超幸せになります（笑）。</p>

<p><strong>──粕谷さんはいかがですか？</strong></p>

<p><strong>粕谷</strong>　僕は大学を卒業後、就職してしばらく働きながらヨギーの活動をしていたんです。音楽でご飯を食べていくっていうことはギリギリまで現実的に考えていなかったので、仕事の合間に音楽活動をすることがベストな距離感だと思っていました。ある時、NHKから出演オファーがあって。結構大きな番組だったし絶対に出たいと思ったのですが、その収録が平日だったために仕事を休みにするのに苦労しました。</p>

<p>それで、いよいよ会社勤めをしながらのバンド活動は無理だなと思って退職することにしたんです。ただ、さすがに仕事を辞めてすぐには食えなかったので、昔からの知り合いが経営しているバーに相談しに行ったんですね。「実は仕事を辞めちゃって。俺のこと使ってくれないですか？」とダメ元で言ったら「とりあえず明日からでも来いよ」みたいに言ってくれて。そこで時々カウンターに立ちながら、ヨギーを続けていたんです。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　へえ！</p>

<p><strong>粕谷</strong>　そのバーが常連さんばかりのお店で、20歳くらいの若い子から70歳くらいのおじいさんまで客層も幅広くて。そういう人たちと、お酒を提供しながらのコミュニケーションは、自分の人生経験としてかなり大きかったですね。そこでいろんな価値観が自分の中に入ったと思っています。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21153305/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-03.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="1277" class="alignnone size-full wp-image-429557" /></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21162051/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-013.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="1277" class="alignnone size-full wp-image-429579" /></div>

<h2 class="fade-up">哲ちゃんに泣きながら電話したことがあったよね？（笑）</h2>

<div class="text-box left fade-up">
<p><strong>──コロナ禍になってからは、お二人の考え方に変化などありましたか？</strong></p>

<p><strong>さらさ</strong>　私は自分自身の悩みをなるべく周りの人に話すようになりました。今まで自分はいろんなことに強がっていたんですけど、そういうのはもうやめようと思いましたね。相手に何か解決策を求めていなくても、自分の思っていることを率直に話すことで、ハッと気付かされるような言葉を全く違う視点からいただいたり、気晴らしになるようなことを提案してもらったりすることが多くて。哲ちゃんにも泣きながら電話したことがあったよね？（笑）</p>

<p><strong>粕谷</strong>　あったね（笑）。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　私、泣きながら人に電話したことなんて生まれて初めてで。でも、哲ちゃんはきっとそういうのを受け止めてくれると思ったんです。人生経験も豊富だし、自分よりも解決のための思考の糸口をたくさん持っていると思ったので。しかも、すごく近い感覚を持っている方だから「とりあえず哲ちゃんに相談したらなんとかなるだろう」って（笑）。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　嬉しかったですね。自分もこれまでの音楽活動の中で、自分の頭で考えたり、時には人に頼ったりしながら解決策を見出してきたので。もちろん、彼女くらいの年齢の頃は、同じような悩みを俺も抱えていたし。その時にやっぱり年上の先輩に頼ったり、助けてもらったりしていたから、自分も同じようなことができたらいいなとは思いました。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　哲ちゃんは共感したり同情したりするのではなくて、「いや、それは違うよ」みたいにサラッと言ってくれるんです（笑）。それで気づくことがすごく多くて。思考が堂々巡りにならないというか、新しい突破口を開いてくれる感じでほんとうにありがたかったです。それからは、哲ちゃんのことは「師匠」と呼んでいますね。酔っ払った時だけですけど（笑）。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　僕自身もさらさに学ばせてもらっているというか。しっかりした考え方を持っている人だし僕より大人だなと思う瞬間もあって。「悔しいなあ」と思いつつも（笑）、すごく影響を受けていると思います。</p>

<p><strong>さらさ</strong>　嬉しいです。私は今、自分がワクワクすることはなんでもやろうと思っていて。たとえ音楽と直接繋がっていなくても、どこかでリンクしているんじゃないかなと思うし、今はあまりそういうことは考えずにいろいろなことにチャレンジしていきたいですね。絵も土偶作りも全力でやりたいし陶芸もやってみたい。壺作りも視野に入れているんです（笑）。</p>

<p><strong>粕谷</strong>　いいね！（笑）　僕は今、音楽が純粋に楽しいタームに入っているので、音楽でできる表現の幅をもっと広げられたらいいなと思っています。実は最近、ピアノを購入したんですよ。新しい楽器をマスターすることで、ドラムを中心とする音楽表現の幅をもっと広げていきたいですね。</p>
</div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/04/21153338/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-07.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1623" height="2440" class="alignnone size-full wp-image-429561" /></div>

<div class="text-box fade-up">
<p><iframe style="border-radius:12px" src="https://open.spotify.com/embed/album/3WcnLCT0xyymYkCANFHo7Z?utm_source=generator" width="100%" height="380" frameBorder="0" allowfullscreen="" allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture"></iframe></p>
</div>

<div class="text-box right fade-up">
<p>Text：<a href="https://twitter.com/otoan69" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>黒田隆憲</u></a>
Photo：<a href="https://www.instagram.com/o.hytgram/" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>大石隼土</u></a></p>
</div>

<div class="profile">
<h3 class="profile-title">PROFILE</h3>

<p class="name">さらさ</p>
<p class="text">湘南出身、弱冠23歳のシンガーソングライター。
湘南の“海風”を受け自由な発想と着眼点で育ってきた。音楽活動だけに留まらず美術作家、アパレルブランドのバイヤー、フォトグラファー、フラダンサーとマルチに、そして自由に活動の場を広げている。悲しみや落ち込みから生まれた音楽のジャンル“ブルース”に影響を受けた自身の造語『ブルージーに生きろ』をテーマに、ネガティブな感情や事象をクリエイティブへと転換し肯定する。そこから創り出される楽曲は、ジャジーなテイストを醸し出しソウル、R&B、ROCKあらゆるジャンルを内包しALTERNATIVEな雰囲気を纏い、聴く者を圧倒する。

どこかアンニュイなメロディの楽曲と、憂いを帯びた歌声は特にライブ（生演奏）でその力を発揮し、見るものを虜にする。SNSメディアを中心に、書籍・映画等あらゆる展開を続ける体験投稿サービス”純猥談”への楽曲提供や、既存のパッケージに囚われず、完全DIY、完全ハンドメイドで作成したCDは手売りのみという状況の中、音楽関係者や“耳年増”なリスナーの目に留まり、若い世代を中心に注目を浴びている。

<a href="https://twitter.com/omochiningen_?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Twitter</a>｜<a href="https://www.instagram.com/omochiningen/?utm_medium=copy_link" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<p class="name">粕谷 哲司</p>
<p class="text">Yogee New WavesのDrを務め、2014年4月にデビューe.p.『CLIMAX NIGHT e.p.』でデビュー。昨年、4thアルバム『WINDORGAN』をリリース。全国各地の野外フェスの出演やアジアを中心に海外公演を重ねる。
自身は無類の釣り好き＆カレー好きで知られ、ラジオ番組出演など活動の幅を広げる。

<a href="http://yogeenewwaves.tokyo/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">HP</a>｜<a href="https://www.instagram.com/kas_fe4/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a>
</p>

<div class="separator"></div>

<h3 class="profile-title">INFORMATION</h3>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21163022/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-014.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="1920" class="alignnone size-full wp-image-429580" /></div>
<p class="name">ネイルの島</p>
<p class="text">2022年4月13日（水）
さらさ
ASTERI ENTERTAINMENT</p>
形態：CD、ストリーミング＆ダウンロード
<a href="https://asteri.lnk.to/nailep_salasa" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">詳細はこちら</a></p>

<div class="separator"></div>

<div class="img-box fade-up"><img src="https://cdn.qetic.jp/wp-content/uploads/2022/05/21162044/interview220421_salasa-yogeenewwaves-kasuya-012.jpg" alt="さらさ 粕谷哲司 Yogee New Waves" width="1920" height="2304" class="alignnone size-full wp-image-429578" /></div>
<p class="name">JOURNAL STANDARD relume
【SNOW PEAK / スノーピーク】Classic ロゴプリント Tシャツ</p>
<p class="text">¥5,280（tax incl.）
<a href="https://baycrews.jp/item/detail/js-relume/cutsew/22071465000930" rel="noopener noreferrer" target="_blank"><u>購入はこちら</u></a></p>

<div class="separator"></div>

<h3>連載「火とひととき」</h3>
<a href="https://qetic.jp/interview/macomarets-220222/425166/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">第1回：maco marets編はこちら</a><a href="https://qetic.jp/interview/michaelkaneko-shingosuzuki-220330/427905/" class="btn" target="_blank" alt="Link" rel="noopener noreferrer">第2回：Shingo Suzuki × Michael Kaneko編はこちら</a>
</div><p>© Qetic Inc.</p>
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