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<title>Qetic - 時代に口髭を生やすニュースメディア”けてぃっく”</title>
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<description>ニュースメディア Qetic（けてぃっく）では、音楽、映画、芸能、アート、ファッション、グルメ、アプリ、コラム、アニメなど、最新トレンドから今ネットで話題のゴシップまであらゆるエンタメ・カルチャー情報をお届けします。</description>
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		<title>アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.6 ＜SYNCHRONICITY’18＞〜</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Mar 2018 03:00:05 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[吉本 翔（Sho Yoshimoto）]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>久々の更新となる今回は、これまでとちょっと異なった内容でお届けします。これまでかっこのよろしいアジアン・インディー・ミュージックを知ってもらおうとここでの連載や日本盤のリリース、来日ツアーなどやってきたが、今年は東京を代表するフェス＜SYNCHRONICITY＞と連動させてもらえることに。アジア各国より4バンドが＜SYNCHRONICITY’18＞に出演し、この4バンドのうち、3バンドが初来日となっている。この機会に彼らを知ってもらい＜SYNCHRONICITY’18＞に臨んでもらうべく、紹介したい。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="1200" height="823" src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2018/03/asian-indiemusic-sho-07_001-1200x823.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" /></figure>久々の更新となる今回は、これまでとちょっと異なった内容でお届けします。これまでかっこのよろしいアジアン・インディー・ミュージックを知ってもらおうとここでの連載や日本盤のリリース、来日ツアーなどやってきたが、今年は東京を代表するフェス＜<a href="https://qetic.jp/?s=SYNCHRONICITY%E2%80%9918" rel="noopener" target="_blank"><strong>SYNCHRONICITY</strong></a>＞と連動させてもらえることに。

アジア各国より4バンドが＜SYNCHRONICITY’18＞に出演し、この4バンドのうち、3バンドが初来日となっている。この機会に彼らを知ってもらい＜SYNCHRONICITY’18＞に臨んでもらうべく、紹介したい。

<h2>アジアン・インディー・ミュージックシーン 
〜vol.6 ＜SYNCHRONICITY’18＞〜</h2>

<h3>1.UDD (Up Dharma Down) from フィリピン</h3>
<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-07/281598/attachment/asian-indiemusic-sho-07_4/" rel="attachment wp-att-281603"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2018/03/asian-indiemusic-sho-07_4-1200x800.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.6 ＜SYNCHRONICITY’18＞" width="1200" height="800" class="aligncenter size-medium wp-image-281603" /></a>

まずはフィリピンより、「<strong><a href="https://qetic.jp/?s=UDD" rel="noopener" target="_blank">UDD</a>（Up Dharma Down）</strong>」（ユーディディー / アップダーマダウン）という4ピースバンドだ。US/UKインディーロック、アシッドジャズ、ネオソウル、シンセポップ、日本のシティポップなど多様な音楽をクロスオーバーさせ、これまで三枚のフルアルバムをリリース。自国では10,000人規模の単独公演を行うほどの規模で、Red Hot Chili PeppersやThe xx、Bloc Party、Incubus、Tahiti 80などのオープニングアクトとしても演奏した実績がある。

<strong>Up Dharma Down / All The Good Things</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/Fl_X-SNgTBY" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div>

まだこの連載ではフィリピンのミュージックシーンに触れていないので、ちょっとその辺りにも触れつつ、紹介したい。フィリピンはこれまで連載で取り上げた台湾、香港、マレーシア、シンガポールなどとは全く音楽的な背景が異なる点が多い。アメリカによる植民地時代を経た政治的な過去の背景も影響しているのか、

<strong>「一般的にポピュラーな音楽は、American Top 40がそのままという感じ。フィリピーノは音楽が大好きで、クラブやバーやライブハウスに出かけては楽しんでる。ただそのマジョリティは、日本みたいに特定のアーティストの演奏をしっかり聴きに行くっていう感じではなくて、音楽をつまみに酒を飲んで騒ぐのが一番の目的だね」</strong>

と語るのは、UDDのマネージャーであり、フィリピン最大手インディー・レーベル主宰でもある、〈Terno Recordings〉のToti Dalmecion。そういえばアジア各国を周った際も、フィリピンのお客さんの反応は他国とは全く違って、とにかく熱狂的でライブ中もずっとうるさい笑。確かにこれらの点では他のアジアの国よりずっと、アメリカに近い部分がある。

その辺の庶民的なバーやレストランで演奏しているバンドなんかでも、演奏力が非常に高くて、とても上手い。その点についてもTotiは、

<strong>「きっとアジアの人たちは、フィリピーノは音楽が“上手い”のは知っていると思う。けれど、フィリピンの音楽は他のアジアの音楽に比べて全く、国外には知られていないんだ。それは、自分たちの音楽を追求していこうという音楽への”アティチュード”が弱いからだと思う」</strong>

とのこと。そんな中でUDDは2006年に1stアルバムを出してから、フィリピンの中で国外に進出すべきバンドだ、と強く言われてきた。ただ、彼らはフィリピンの音楽シーンのクオリティを底上げすべく、タガログ語と英語の曲をバランスよく混ぜ、活動を行っている。1stアルバムと現在の彼らの音楽を聴き比べると、その音楽性が大きく異なっており、常に自分たちの音楽は何かを追い求めているのが分かる。

そういった”アティチュード”が認められ、フィリピンではインディーズでありながらコカコーラ、ヒュンダイ、マクドナルド、シンガポール観光局、リプトン、オレオなどのグローバルカンパニーとのタイアップにも選ばれてきた。そんな「世界水準だけどフィリピンの音楽」、というのをぜひ聴いてみてほしい。4月4日（水）には日本独自編成のベスト盤『Sun Shower』を＜SYNCHRONICITY＞とのダブルネームでリリースするので、そちらもぜひチェックしてもらえればと！


<strong>Up Dharma Down / Sugurado</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/qHtXil0ofcY" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div>

タガログ語で歌われている新曲”Sigurado”。MVの撮影は日本。


<h3>2.Elephant Gym from 台湾</h3>
<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-07/281598/attachment/asian-indiemusic-sho-07_002/" rel="attachment wp-att-281714"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2018/03/asian-indiemusic-sho-07_002-1200x801.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン " width="1200" height="801" class="aligncenter size-medium wp-image-281714" /></a>

おそらく今回出演の4バンドで、一番日本における知名度が高いのはこの<a href="https://qetic.jp/?s=Elephant+Gym" rel="noopener" target="_blank"><strong>Elephant Gym</strong></a>。他3バンドは初来日だが、Elephant Gymは既に複数回来日済みだ。台湾は高雄出身の3ピースバンド。

この連載のvol.5で<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-05/203619/" rel="noopener" target="_blank">インタビュー</a>もしていて、ぜひそちらを読んでいただければ彼らについて知ってもらえると思うが、2年前のインタビューなのでそこから現在までの話を。

初期はマスロックを主体としたインストが多かったのだが、最近の彼ら自身はインストバンドという単純なレッテルを嫌い、歌を入れたり（ベースのTiffが歌うこともあればゲストボーカルを入れることもある）、これまでとは異なる音楽性の影響も見え隠れしていて、進化している。そして今年はなんと、USインディーレーベル〈Topshelf Records〉から過去３作品をCD＆レコードでリリースし、アメリカでもここ日本でも一層、ざわざわしてきている感がある。新曲もコンスタントに創っているようで、今年は更に動きが出てきそう。台湾を飛びだし、欧米やここ日本でより活躍が期待できる注目のバンドだ。

ちらは出来立てほやほやの新曲、本日326に公開されたばかりの“月落 / Moonset”のミュージックビデオ。上記で述べたような方向性や進化がはっきりと見てとれると思うので、ぜひ聴いてみてほしい。ボーカルはベースのKTによるものだ。
 
<strong>Elephant Gym / Moonset</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/lKMavkUYRQg" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div>

<h3>3.GDJYB from 香港</h3>
<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-07/281598/attachment/asian-indiemusic-sho-07_2/" rel="attachment wp-att-281601"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2018/03/asian-indiemusic-sho-07_2-1200x1200.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.6 ＜SYNCHRONICITY’18＞" width="1200" height="1200" class="aligncenter size-medium wp-image-281601" /></a>


今回が初来日となる香港の<a href="https://qetic.jp/?s=GDJYB" rel="noopener" target="_blank"><strong>GDJYB</strong></a>。彼女らは自らの音楽について、「マスロックとフォークミュージックを、ホングリッシュ(香港訛りのシンプル英語)でミックスした”マスフォーク”」と標榜している。そんな音楽性に加えバンド名も特徴的だが、ジーディージェイワイビー、とそのまま読む。何だか既に興味深いと思うが、その期待を裏切らない、オリジナルなスタイルを見せつけてくれる。

まずはそれを聴いてもらうのに、今月公開されたばかりの新曲“Why Don’t You Kill Us All”を。映像が素晴らしく、更にその曲に込められたアイロニックなメッセージ性がひしひしと伝わってくる。

<strong>GDJYB / Why Don’t You Kill Us All</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/VYtjExrLr4s" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div>

もう1曲、上記とは少し音楽性が異なる方向性の曲を。こちらは昨年10月に公開された新曲で、なるほどこれがマスフォークね！　って感じになれる文句なしの楽曲です。

<strong>GDJYB / Backspace</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/c5ArYDDRv6I" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div>

上記2曲は、2016年12月に1stフルアルバムをリリースした後、ベースのメンバーチェンジを経て創られた楽曲。昨年は、台湾で最も権威ある音楽賞「第28回台湾ゴールデンメロディーアワード・ベストミュージカルグループ」にノミネートされるなど、香港以外でもそのオリジナリティが届き始めたこのタイミングでの来日だ。

この連載のvol.1は、彼女らへのインタビューなどを通して香港のインディー・ミュージックシーンを取り上げたものでした。もし彼女らを通して香港のバックグラウンドが気になったら、<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-01/191405/" rel="noopener" target="_blank">こちら</a>もぜひ。


<h3>4.Moving and Cut from タイ</h3>
<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-07/281598/attachment/asian-indiemusic-sho-07_3/" rel="attachment wp-att-281602"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2018/03/asian-indiemusic-sho-07_3-1200x1200.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.6 ＜SYNCHRONICITY’18＞" width="1200" height="1200" class="aligncenter size-medium wp-image-281602" /></a>
 

上記3バンドは実際に自分が見て、リリースや来日に関わってきたのだが、このバンドは新代田のLIVE HOUSE FEVERを通して、＜SYNCHRONICITY＞へのブッキングに至った。ちょっと話は逸れるが、FEVERの店長・西村さんはここ何年か、タイを中心にアジア各国を周り（その影響ではないが、元々顔の濃い西村さんの現在は、髭にアフロという見てくれで完全に日本人ではない）、同じように日本とアジアの音楽を繋げようとしている。FEVERのブッキングでタイへ日本のアーティストを連れて行ったり、海外のアーティストを積極的にFEVERでプレイさせたりと、積極的に面白い動きをしている。

話を元に戻して、<a href="https://qetic.jp/?s=Moving+and+Cut" rel="noopener" target="_blank"><strong>Moving and Cut</strong></a>。こちらも今回が初来日となるバンコク出身、次世代のタイ・ポップを担うといわれる五人編成のバンド。タイ・ポップは何となくタイの陽気なイメージで、煌びやかなものを想像するのだけれども、このバンドはそういったイメージとは違った。日本の音楽が持つ、侘び寂びのエモーショナルな音の響きに通ずる部分を感じる。そこにタイ語の柔らかな響きがマッチし、閑寂だがどこか優しく琴線に触れる楽曲が多い。

<strong>Moving and Cut – ปล่อยให้ตัวฉันไป</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="700" height="394" src="https://www.youtube.com/embed/wZGBnfc5cDE" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div>

タイのメジャーバンド「POLYCAT」が彼らの曲をカバーするなど、楽曲の完成度の高さはバンコクのインディーズシーンでも群を抜いているとのこと。1stアルバムはしばらくの間ソールドアウトとなっていて廃盤状態だそうだが、ここ日本で今回の初来日に合わせた日本盤のリリースがあるようなので、気になる方はこちらも要チェック。

今回は他のコラムと違って、少し告知や宣伝寄りのものでした！　が、せっかくアジアから4バンドも来日するので宣伝したく、＜SYNCHRONICITY＞に来る人は勿論チェックしてから来てもらいたいし、来ない人もこれを機に知ってもらえればと思います。


<div class="information">
<h2><i class="fa fa-bookmark"></i>EVENT INFORMATION</h2>
<h3>＜SYNCHRONICITY’18＞</h3>

<i class="fa fa-calendar"></i>2018.04.07(土)
<i class="fa fa-clock-o"></i>open 13:00 / start 14:00（時間予定）
<i class="fa fa-map-marker"></i>TSUTAYA O-EAST、TSUTAYA O-WEST、TSUTAYA O-nest、duo MUSIC EXCHANGE、clubasia、VUENOS、Glad、LOFT9

<h3>各種チケット</h3>
<i class="fa fa-ticket"></i>SYNCHRONICITY’18 ¥5,800
<i class="fa fa-ticket"></i>SYNCHRONICITY’18 After Party!! ¥2,800
<i class="fa fa-ticket"></i>SYNCHRONICITY’18 & SYNCHRONICITY’18 After Party!! 通し券 ¥8,000

販売期間：1月27日（土）正午12:00～

※前売券完売の際は、当日券の発行はございません。

<a href="https://synchronicity.tv/festival/"  class="btn" target="_blank"><i class="fa fa-angle-right"></i>詳細はこちら</a>
</div>

<div class="information">
<h2><i class="fa fa-bookmark"></i>RELEASE INFORMATION</h2>
<h3>Sun Shower</h3>
<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-07/281598/attachment/%e3%83%86%e3%82%99%e3%83%bc%e3%82%bf%e8%a6%8b%e6%9c%ac_0228_%e5%86%8d%e5%85%a5%e7%a8%bf%e5%88%86/" rel="attachment wp-att-281604"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2018/03/asian-indiemusic-sho-07_5-1200x1200.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.6 ＜SYNCHRONICITY’18＞" width="1200" height="1200" class="aligncenter size-medium wp-image-281604" /></a>

<i class="fa fa-calendar"></i>2018.04.04（水）
<i class="fa fa-users"></i>UDD (Up Dharma Down) 
[amazonjs asin="B07B14J4D2" locale="JP" title="Sun Shower"]
</div>

<a href="https://qetic.jp/author/sho-yoshimoto/"  class="btn" target="_blank"><i class="fa fa-angle-right"></i>バックナンバーを読む！</a><p>© Qetic Inc.</p>
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		<guid isPermaLink="true">https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-06/243661/</guid>
		<title>アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜号外「香港」TTNG＆Mylets香港公演・Hidden Agendaへのガサ入れと、香港ミュージックシーンの困難と希望〜</title>
		<link>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-06/243661/</link>
		<comments>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-06/243661/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 10 May 2017 11:00:19 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[吉本 翔（Sho Yoshimoto）]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>日本ではゴールデンウィークが明けたせいで、少し鬱屈とした空気感が漂っていた2017年5月8日、自分のTwitter上でその空気感を煽るように心配なニュースが飛び交った。TTNG（from UK）とMylets（from  [&hellip;]</p>
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<description><![CDATA[<article><figure><img width="700" height="433" src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_01-700x433.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_01-700x433.jpg 700w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_01.jpg 1140w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_01-760x470.jpg 760w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_01-320x198.jpg 320w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_01-260x161.jpg 260w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>日本ではゴールデンウィークが明けたせいで、少し鬱屈とした空気感が漂っていた2017年5月8日、自分のTwitter上でその空気感を煽るように心配なニュースが飛び交った。TTNG（from UK）とMylets（from US）というバンドの香港公演にて、会場であるライブハウスHidden Agendaがガサ入れにあった。結果、TTNGとMyletsのメンバー、Hidden AgendaのオーナーであるChung-Wo Hui、ライブハウス・スタッフ１名、観客１名の計７名が逮捕されたとのことだ。TTNGとMyletsは、正式なワーキングビザを取得しているかという不法就労の疑い、Chung-Wo Huiはそのような不法就労の斡旋等の疑い。TTNGとMyletsのメンバーは、その後発表された声明によると、逮捕より数時間後保釈され、それぞれUKとUSに帰国することに。だが、6月5日に香港の移民局での取り調べに戻ってこなければならないそうだ。Chung-Wo Huiは5月9日現在も、拘留中のよう。

<figure><a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-06/243661/attachment/sho-06_3/" rel="attachment wp-att-243665"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_3-700x525.jpg" alt="Hidden Agenda" width="700" height="525" class="aligncenter size-medium wp-image-243665" /></a><figcaption>連行されるChung-Wo Hui
photo by Hidden Agenda</figcaption>
</figure>


つい先日までTTNGとMyletsは、LITEやcinema staffを迎えたジャパン・ツアーを終えたばかりだったので、TTNGやMyletsがこれから大きな困難に直面しないか心配だ。でも、この事件は降って湧いたような話ではなく、これまで会場であったHidden Agendaや香港のミュージックシーンが抱えてきた、長年の背景がある。大事なとこなので前置き長いですが、最後に言いたいこと書くので、最後まで読んでほしいのです。

香港ではこれまで、どメジャー級のアーティストがライブをするようなホールしかなく、若手バンドやインディー・アーティストがライブをできる場所がほとんどないに等しかった。そんな中、現在300名キャパの規模で営業を続けるHidden Agendaは、2009年にオープンして以来、国内外問わず多くのアーティストの公演を行い、香港のインディー・ミュージックシーンを支え続けてきた。ここでは名前を出さないことにするけど、日本からも多くの素晴らしいバンドたちがこの場所でライブを行い、そこからまた他のアジア各国へ進出していき、アジア全体のミュージックシーンが栄えていった。

だが、Hidden Agendaはその違法性を問われ、これまで４度場所を変えている。その場所はいずれも工業地帯に位置するのだが、その理由は香港のバカ高い家賃のせいで、商業地域でこのサイズのライブハウスだと営業が絶対に成り立たないから。以前話を聞いたところによると、中心地の商業地域でこの規模のライブハウスをやろうとすると、家賃は月1,000万円とかの規模の話らしい（正確な数字ではないと思うが、ニュアンスとしてありえなさが伝われば）。それで比較的家賃の安い工業地帯が唯一の選択肢であり、そこで営業を続けてきた。だが、工業地帯における、音楽などの興行は認められないという違法性が政府より指摘され、立ち退き命令が出て、その度に場所や方法を変え続ける。香港のミュージックシーンを支えていきたいという情熱だけで、何とかこれまでHidden Agendaを存在させてきた。


<figure><a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-06/243661/attachment/sho-06_2/" rel="attachment wp-att-243664"><img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2017/05/sho-06_2-700x700.jpg" alt="Hidden Agenda" width="700" height="700" class="aligncenter size-medium wp-image-243664" /></a><figcaption>Hidden Agenda
photo by Hidden Agenda</figcaption>
</figure>


じゃあ、家賃の安い工業地帯で正当な興行ライセンスを取得して営業すれば？　という話になるが、それが現実的な話じゃないそうだ。その点について、Hidden Agendaから今回の事件を受けて、5月9日に発表された声明にコメントが含まれている。

<strong>Hidden Agenda「ライセンスを取得して合法的に営業すればいいじゃないかと度々問われますが、1967年と1973年に制定された借地法によって、工業施設では、工業を行うか倉庫としてでしか使用してはいないと定められているため、ライセンス自体取得できず、合法的に営業は不可能なのです。」</strong>

もちろんHidden Agendaも、ただただ違法性のある営業をほけーっと続けているわけではない。何度も何度も新たなやり方を模索し続け、昨年末の４回目の移転時には屋台としての食品工場ライセンスを取得し、屋台の営業もしながら「合法の場所」として成り立たせた。その上で、そこでもライブ・ミュージックが聴ける、という営業の仕方をとったのだ。それでも今回起こったこの事件。政府は、今回不法就労斡旋の疑いという理由を探し出し、Hidden Agendaを潰しにかかった。この不法就労についてもHidden Agendaは、

<strong>Hidden Agenda「私たちはこれまで、海外アーティストのビザ申請を行ってきました。ただ、その申請プロセスは非常に困難です。更にHidden Agendaは政府より非合法なことを行っていると捉えられ、そのプロセスは更に複雑なものになり、結果、何度も申請が却下されてきました。」</strong>

それでもこれまでHidden Agendaがワーキングビザを正当に取得したことは、実際にあるそうだ。今回、TTNGとMyletsが不法就労に当たるのかは調査中と思われ、そのために6月5日（月）に再度香港に来なければならないということだろう。

今回の事件を受け、香港「公民党」議員Jeremy TamとTanya Chanも、工業地帯での興行ライセンス取得の問題や、ビザの問題に関しては、申請プロセスの複雑さや規則そのものについて、疑問を投げかけている。そして、この一言も。

<strong>Jeremy Tam「政府はあらゆる方法を使って、Hidden Agendaを潰したいように見える」</strong>

<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-06/243661/2/" onclick="ga('send', 'event', 'Single_Page_Link', 'content_click', this.href, 1, );" class="next"><span><i class="fa fa-arrow-circle-right" aria-hidden="true"></i>次ページ</span>香港のバンドマンを取り巻く逆境</a><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.5「台湾」with Tell Chang from “Elephant Gym” 〜</title>
		<link>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-05/203619/</link>
		<comments>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-05/203619/#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 17 Aug 2016 02:30:20 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[吉本 翔（Sho Yoshimoto）]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=203619</guid>
<![CDATA[<summary><p>台湾の新世代インストゥルメンタル・スリーピースバンド「Elephant Gym（大象體操）」から、ギターでありリーダーであるTell Changに話を聞いた。台湾のミュージックシーンや自身のバンドについて語ってもらっています。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="700" height="467" src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160816_asian_3-700x467.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160816_asian_3-700x467.jpg 700w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160816_asian_3-1140x760.jpg 1140w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160816_asian_3.jpg 1200w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>香港・シンガポール・マレーシアと連載を続けてきたが、今回取り上げる台湾はその中でも、そして恐らくアジアの中でも最も文化的に日本と近しい国と言えるだろう。日本のテレビ番組、ドラマ、映画、アニメ、ゲーム、音楽、ファッションなど著名なコンテンツは台湾にも届いていることはきっと周知のことだろうと思う。では、インディー・ミュージックシーンは日本とどのように似通っていて、どのように異なるのか、を今号と次号に分けて、取り上げたい。

今号では、つい先日1stアルバム『ANGLE 角度』の国内盤がリリースされ、8月19日（金）恵比寿リキッドルームと8月20日（土）＜Summer Sonic 2016＞での来日公演が間近にせまっている、台湾の新世代インストゥルメンタル・スリーピースバンド「<strong><a href="https://qetic.jp/?s=Elephant+Gym" target="_blank">Elephant Gym（大象體操）</a></strong>」から、ギターでありリーダーであるTell Changに話を聞いた。台湾のミュージックシーンや自身のバンドについて語ってもらっています。


<h2>Interview：Tell Chang（Elephant Gym）</h2>

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160816_asian_3.jpg" alt="Elephant Gym" width="1200" height="800" class="aligncenter size-full wp-image-203628" />
<p class="photocredit">（右）Tell Chang。ベースのTifとは兄妹。</p>

<strong>ーーこれまで自分は台湾、中国、香港、マレーシア、シンガポール、フィリピンでバンドとツアーをしたことがありますが、台湾はこれらアジアの国々とはちょっとミュージックシーンや音楽の在り方が違うように感じました。</strong>

<strong>Tell Chang（以下、Tell）</strong>　そうだね。台湾の首都である台北は、中国、香港、台湾、シンガポールなどを含めた、中華圏におけるチャイニーズ・ポップのミュージックシーンでは最も重要な都市だよ。1960年代、中国では、メディアやアーティストは政府によって、厳しい統制下にあった。だから、台湾や香港は中華圏のアーティストにとってはパラダイスだったんだ。

それからというもの、中華圏で成功するのは台湾や香港のアーティストが中心だったんだ。だから、多くの台湾出身のアーティストは、チャイニーズ・ポップのミュージックシーンに存在していると自らを捉えている。中華圏のオーディエンスは歌詞や美しいメロディー、歌そのものに重きをおく傾向があったんだ。それで結果的に、スローでラブリーなバラードが中華圏のマーケットを支配するようになった。

ただ、20年前ぐらいからインデペンデントなミュージックシーンが栄えてきて、ある特定のジャンル、ミュージックシーンに自分たちが帰属していると考えるようなアーティストがでてくる。例えば、台湾で最も有名なメタルバンド「CHTHONIC」（ソニックと読む、フジロックやラウドパークでの来日や、アメリカ・オズフェスト出演＋全米ツアーなどを行ったこともある）のようにね。そこから、歌詞やメロディーだけに重きを置くのではなく、全ての楽器における表現やディテールまでこだわるようになって、更に、世界に進出するということも考えるようなアーティストが増えたよ。

<strong>ーーなるほど、Elephant Gymではすでにアジア各国を周ってますよね？</strong>

<strong>Tell</strong>　うん、中国、香港、マレーシア、シンガポール、日本だね。日本は本当に成熟したシーンがあるね。香港は、中国政府との関係でここ最近ずっと問題が起こってる。多くのライブハウスなどが常に閉鎖の危機にさらされてる。中国はミュージックシーンの幅がとても広くと感じたよ。政府の力も借りて、大きなフェスもとても増えてきた。


<strong>Elephant Gym(大象體操) / SEE YOU THEN 紀實短片 【Official Short Documentary】</strong>
<iframe width="780" height="439" src="https://www.youtube.com/embed/AQllhrYu74c?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<p class="photocredit">2014年に行ったジャパン・ツアーの様子も収められた、ショートドキュメンタリー。
彼らの人柄が感じとれて、それが音楽に反映されているのが伝わってくる。</p>


<strong>ーーElephant Gymはマネジメントもいなくて、リリースもいろんなところの力を借りながらも自分たちでやるなど、インデペンデントなまま成功を収めているけど、台湾ではメジャーとインディーの違いはある？</strong>

<strong>Tell</strong>　そうだね、あると思うよ。メジャーは、中華圏のオーディエンスが求めているものにフォーカスしているのに対して、インディーは、よりオリジナリティにフォーカスしてると思う。加えて、マーケットの規模に非常に大きな差があるね。台湾で最もビッグなバンドであるMaydayは、北京だけのショーで20万人を動員しちゃうからね。

ただ最近は、インディーとメジャーの繋がりが多くなってきているよ。インディーのアーティストがポップ・シンガーの曲や詞を書いたり、メジャーのアーティストもインディーのアーティストとのコラボレーションをしようとしたり。


<strong>Elephant Gym feat. 洪申豪 / 夜洋風景ocean in the night【Official Music Video】</strong>
<iframe width="780" height="439" src="https://www.youtube.com/embed/zE-LFH5LXNQ?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
<p class="photocredit">NUMBER GIRLに強い影響を受けたとして、日本でも有名な台湾のオルタナティヴロック・バンド「透明雑誌」のボーカルをフィーチャーした楽曲。</p>


<strong>次ページ：toeは僕たちのロールモデルだ</strong><p>© Qetic Inc.</p>
</article>]]>
</description>
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		<title>アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.4「マレーシア」with Seikan from “Dirgahayu” and Mak from “Soundscape Records”〜</title>
		<link>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-04/201555/</link>
		<comments>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-04/201555/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 05 Aug 2016 09:00:18 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[吉本 翔（Sho Yoshimoto）]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>vol.3ではシンガポールのミュージックシーンを取り上げたわけだが、シンガポールという国が発展していく中で、その歴史が音楽にどのような影響を与えて、現在のミュージックシーンが形成されていくまでのストーリーが、非常に興味深かった。このvol.4では、そのシンガポールの隣国であるマレーシアのミュージックシーンをみていきたい。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="700" height="466" src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160805_sho_4-700x466.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160805_sho_4-700x466.jpg 700w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160805_sho_4-1140x759.jpg 1140w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160805_sho_4.jpg 1200w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>「<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-03/196015/" target="_blank">アジアン・インディー・ミュージックシーンvol.3</a>」ではシンガポールのミュージックシーンを取り上げたわけだが、シンガポールという国が発展していく中で、その歴史が音楽にどのような影響を与えて、現在のミュージックシーンが形成されていくまでのストーリーが、非常に興味深かった。このvol.4では、そのシンガポールの隣国であるマレーシアのミュージックシーンをみていきたい。

シンガポールもマレーシアも中華系・マレー系・インド系の民族で、ほとんどの人口を構成している点は一緒だ。ただ、シンガポールは中華系74%・マレー系13%・インド系9%に対して、マレーシアはマレー系67%・中華系25%・インド系7%という割合で構成されていて、マレー系と中華系の割合が逆転している。そんなマレーシアの人口構成のように、マレー系マレーシア人3人と共に“Dirgahayu”というバンドで活動をしている、中華系マレーシア人＆日本人のハーフであるSeikan Sawaki（Drum）にマレーシアのミュージックシーンについて聞いた。加えて、その“Dirgahayu”をリリースしている〈Soundscape Records〉というインディーレーベルオーナー、Makの言葉も交えていく。

まず、インタビューに答えてくれたSeikanとMakについて簡単に紹介すると、二人とも優しく温かくゆる〜い、楽観的な”いいやつ”だ。過去二度だけだが、マレーシアに行って自分が出会った人たちはみ〜んな、基本ベースがそんな印象。Makは〈Soundscape Records〉というインディーレーベルと、「Live Fact」というライブハウスを運営し、国内外のアーティストのマレーシア公演をオーガナイズしたりもする。Seikanのバンド“Dirgahayu”は、2013年に結成されたばかりながら、個々のメンバーが元々それぞれのバンドでキャリアを積んでいたこともあり、その高い音楽性ですぐに頭角を現し、この３年で二度のジャパンツアーや、マレーシア・シンガポール・フィリピン・インドネシアを周る東南アジアツアーを決行している。

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/08/column160805_sho_4.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="799" class="aligncenter size-full wp-image-201563" />
<p class="photocredit">Dirgahayu（左から二人目がSeikan）</p>

まず彼らが話したのはこの連載では恒例の話題、メジャーとインディー・ミュージックという境界や違いはあるのか、という点。

<strong>Mak</strong>　<strong>「もちろん他のどの国とも同じように、メジャーとインディー・ミュージックの違いはあったけど、このデジタルの時代にはその差はなくなってきていて、今は両方とも同じコインで、そのコインのどっちの面なのか、というだけの話に思えるよ。」</strong>

<strong>Seikan</strong>　<strong>「全然境目はないですよ。そもそもちゃんと音楽で食べていけるメジャーアーティストがマレーシアにはいないんです。いても、指で数えられるくらいの話。CDショップは、ショッピングモールに「Rock Corner」とか「Speedy」という小さなチェーン店が少し入ってるくらいで、しかも、ジャスティン・ビーバーとかカラオケとかドラマサントラとか、そういう類のCDだけ。マレーシアのローカルアーティストでCDがお店に並んでる状況が少ないから、メジャーもインディーもないです。」</strong>

この点に関しては、香港もシンガポールもマレーシアも似ていて、日本よりもマーケットがぐっと小さい分、メジャーだインディーだという境目はあるにせよ、そんなに大きく違う部分はないという印象。あっても、ローカルアーティストについてはメジャーという人たちが限りなく少なく、大半がインディー・ミュージックだということだ。そんなインディー・シーンではどんな音楽が好まれているかというと、

<strong>Mak</strong>　<strong>「EDMは常に大きいね。それとポストロックやマスロックのようなインストゥルメンタル・ミュージックも人気があるよ。」</strong>

<strong>Seikan</strong>　<strong>「EDMはそうですね。あの類は他の国と同じように、今の流れとか関係なくいつでも根強くありますよ（笑）。他はどのジャンルが特別、ということでもなく、いろんなシーンがそれぞれ存在してます。ポストロックやマスロックなどのインストもそうだし、パンクやハードコア、ヒップホップや王道ロックも。人種やコミュニティが共存しているのもあるし、インディアン・ヒップホップ、マレー・ポップ、チャイニーズ・ポップというふうに、コミュニティごとに存在している音楽もあります。」</strong>

マレーシアでも音楽でメシを食っている人たちはほとんどいない。そんな話はこれまで連載で取り上げた香港、シンガポールなどと同じ状況だ。事実、Dirgahayuのメンバーはそれぞれ別の仕事をやりながらバンド活動をしているし（会社員、デザイナー、専業主夫、スタジオ運営など様々）、Makもレーベルとライブハウス運営、イベンターなどの純粋なミュージック・ビジネスのみで生活をしているわけではない。そういったこともあって、彼らの音楽に対する姿勢はシンプルだ。

<strong>Mak</strong>　<strong>「マレーシアのアーティストたちはとにかく彼らの生活、環境、問題からインスパイアされているということに尽きると思う。マレーシアでは音楽だけで生きていくことはできないからね、だから、みんなマーケットや流行りがどうかとは関係なく、アーティスティックな価値観や自己表現にフォーカスすることが多いよ。」</strong>

音楽でメシを食うという価値観が在る世界には、大きくなればなるほど売れる売れないの見えない物差しによって、表現の幅や自由の制限が少なからずあるだろう。一方このマレーシアのように、音楽でメシを食うという価値観が存在しない世界では、そんな物差しによって音楽が計られることはない自由がある。だが、そこには競争がない。高みや深みを目指さなくても自己が満足されればそこで終わりなのだ。

<strong>Seikan</strong>　<strong>「CDを作るというのはある意味ステータスのようなもので、それが名刺代わりにもなるし、事実ライブでのギャラもCDを作っていると高くなるという傾向がありますね。ただし、売れる売れないは元々期待していることではないから、CDを作ったことで彼らのアーティスト活動が満たされてしまう。CDを作って満足してしまう人が多いんです。だから、そこから更にライブのパフォーマンスの精度を上げるとか、新たな表現を更に生み出さなければならないとか、そういった考え方になりにくい。」</strong>

これは自分がアジアのミュージックシーンに触れる上で感じた問題点の一つで、最も痛感したのはライブ・パフォーマンスについて。音源や音楽そのものはすごくかっこいいものが多いし、音楽の中に日本では感じることのできない異物感を感じて、とても興味深いものに数多く出会えるのだが、いざライブを見てみると音源を超越したヒリヒリ感みたいなものが欠落していることがある。日本において、特にバンドであれば、ライブ・パフォーマンスが音源を超えてくるというのは最低ラインだと個人的には思っているが、アジアのアーティストのライブを見ると、あー、音源はかっこいいのになーと思ってしまうことが何度かあった。それは演奏技術、気持ちや気迫みたいなこと含めたパフォーマンス全ての面で、何かが欠落してしまっている。それは、ノーギャラでライブを演って自己満足で終わっているとか、ライブをできるイベントがそもそも少ないとか、先に挙げた、深みや高みを目指そうという環境や価値観がない世界に依るところが大きいのだろうと想像できる。


<strong>Dirgahayu | Kyu / Ju Roku (Live on The Wknd Sessions, #94)</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="780" height="439" src="https://www.youtube.com/embed/RJP3phyrJ7Q?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>

<strong>Dirgahayu | Istinggar (Live on The Wknd Sessions, #94)</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="780" height="439" src="https://www.youtube.com/embed/NOh-JZQwIos?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>

Dirgahayuはそんな現状を客観視できていることもあってか、ライブ・パフォーマンスに関しても他のアーティストよりレベルが高い。今年のジャパンツアーはこれら映像よりも更に磨かれたパフォーマンスを見せつけていた。


<strong>次ページ：Segregationによって「自由」と「評価」と「異物感」が奪われてしまわないことを願う</strong><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.3「シンガポール」with Errol from “KittyWu Records”〜</title>
		<link>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-03/196015/</link>
		<comments>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-03/196015/#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 27 Jun 2016 23:00:54 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[吉本 翔（Sho Yoshimoto）]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>シンガポールを拠点に、自国のアーティストのリリースとマネジメントを行う「KittuWu Records」のオーナー“Errol Tan”にシンガポールのミュージックシーン事情を聞いてみた。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="700" height="700" src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_1-700x700.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_1-700x700.jpg 700w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_1-150x150.jpg 150w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_1.jpg 780w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>最初にとりあえず言っておきたいんですが、最後に出てくるオススメのシンガポールのアーティスト、どれもやばいです。YouTubeの再生回数も少なくて、全然知られてないアーティストもいて、いやいやいや、って感じなのでまずはそれを言わせてください。

さて、<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-01/191405/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">vol.1</a>＆<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-02/193369/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">vol.2</a>では香港のインディー・ミュージックシーンを見てきたが、国を移して今回はシンガポールへ。シンガポールでは国民一人当たりのGDPが日本よりも優に高く、東京だけに絞ってもほぼ同じくらいの経済立国であり、昨今インターナショナルなアーティストが来るようなフェスも非常に多い。例えば今年だけでもBattles、CHVRCHES、THE INTERNET、THE 1975などが出演した＜St Jerome’s Laneway Festival＞（1月に開催）や、HIATUS KAIYOTE、Jose Stone、Incognito、Buena Vista Social Clubなどが出演した＜Sing Jazz＞（3月に開催）、他にもこれから開催されるEDM系フェスから、Sigur RósとFOALSのみアナウンスされている＜NEON LIGHTS＞なども控えている。

一方で、シンガポールは面積が東京23区よりわずかに大きいぐらいの、とても狭い国だ。そんな国で音楽は一体どのように存在しているのだろうか。シンガポールを拠点に、自国のアーティストのリリースとマネジメントを行う「KittuWu Records」のオーナー“Errol Tan”にシンガポールのミュージックシーン事情を聞いてみた。


<h2>Interview:Errol Tan from KittyWu Records</h2>
<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_1.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="780" height="780" class="aligncenter size-full wp-image-196026" />

<strong>−−まずは、あなたの現在の仕事、シンガポールのミュージックシーンとの関わり方を教えてください。</strong>

<strong>Errol Tan（以下、Errol）</strong>　シンガポールを拠点とする、レーベル兼マネジメント「KittyWu Records」のオーナーであり、運営をしてるよ。シンガポールのアーティストを中心にリリースを行い、いくつかのアーティストはマネジメントもしている。今は妻となったLesleyと一緒にやっているよ。元々は純粋な音楽好きというところから始まっているけど、シンガポールの小さな音楽のコミュニティに対して、もっともっと何かを働きかけたいと思うようになった。自分が駆け出しのデザイナーだったころ、友達のバンドのジャケットやTシャツ、バッジなんかをデザインしてたから、音楽レーベルやマネジメントを始めるというのは、その次のステップとして自然な流れだったよ。

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_4.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1000" height="1000" class="aligncenter size-full wp-image-196027" />
<p class="photocredit">Errolはイギリス系大手広告会社にてデザイナーとしても働いている。</p>

<strong>−−あなたは現在自国におけるインディー・ミュージックシーンとの関わりが主だと思うのですが、シンガポールでは「メジャー」と「インディー」といったような異なるシーンが存在するのでしょうか？</strong>

<strong>Errol</strong>　そもそもシンガポールのミュージックシーンはとても小さく、まだ全然発達していない。「メジャー」というと、メインストリームの、インターナショナルなポップ・ミュージックだし、「インディー」というとアンダーグラウンドなオルナタティブ・ミュージックをシンガポール人は連想するだろうね。流行りのヒップな音楽であっても、それがポップ・ミュージックでなければ、「インディー」と思う人も多いかもね。

<strong>−−シンガポールでの「音楽の在り方」とはどのようなものであると思いますか？</strong>

<strong>Errol</strong>　シンガポールの歴史において、音楽は様々な問題と直面してきた文化の一つなんだ。

1960年代、シーンは活気のあるアジアン・ミュージックで賑わっていたんだ。でも、1970年代後半から80年代に、シンガポール政府によって、音楽は唐突に抑圧されていった。政府はヒッピーなロックンロールとそこに関連付けられるドラッグ、長髪、乱交的なセックスを忌み嫌い、恐れていたんだ。それでロックのライブ、コンサートを全面禁止した。ラジオでも流すことを禁止した。そうなると、もちろんヴェニュー（ライブハウス）やバーは閉鎖に追いやられてしまう。だからこの自体に生きた世代の人たちにとって、音楽というものが彼らの人生に影響を与えた部分は小さく、それよりは国の経済や生産性とか、国の発展に対してより大きな関心を持っていた。シンガポールは1965年に独立したばかりだからね。

1990年代、我々の（音楽の）「暗黒期」を終えると、小さな小さな「再生期」を迎えることになる。The SmithsやNirvanaなど、グランジやシューゲイザーといった音楽に影響を受けたローカル・バンドが少しずつ生まれてきたんだ。そして、ポニーキャニオン・シンガポールといった大手レコード会社ができて、そういった音楽をリリースし始めた。といっても、そんなに大きくて活気のあるライブ・ミュージックシーンはまだなかったけどね。

2000年代にはいると、シンガポールという国自体が、東南アジアにおける経済的なハブとなったことによって、アジアでもいち早くiTunesやYouTube、そしてSpotifyなどのストリーミングサービスまでが普及し始めた。ラジオはTop 40のメインストリーム・ミュージックで埋め尽くされ（ちなみにインディーやオルタナな音楽をかけるラジオ局は一つだけ存在する）、一年を通してフェスがあちこちで開催されるようになった。



・<a href="http://singapore.lanewayfestival.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer">St Jerome’s Laneway Festival</a>
・Singjazz
・<a href="http://www.gardenbeats.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Garden Beats</a>
・<a href="http://www.neonlights.sg/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Neon Lights</a>
・<a href="http://zoukout.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Zoukout Singapore</a>
・Mosaic Music Festival（2014年を最後に休止中）
・Moonbeats

など、様々なジャンルの音楽ファンに向けたフェスがあり、著名な国外のアーティストたちがシンガポールに来るようになって、大きなスタジアムやホールでライブが行われているよ。

ただ、同時に中小規模のヴェニュー（ライブ・ハウス）がないのが問題で、若いバンドがパフォーマンスを磨き、経験を積む場がないんだ。かつてはそういった場所もあったんだけど、シンガポールでは家賃も非常に高く、加えて騒音問題や、政府とのいざこざなど様々な理由で、みんな潰れちゃったんだ。だからこそ、じゃないけど、今シンガポールのインディー・ミュージックシーンにいる人たちはなんとかそういった問題を乗り切ろうとDIY精神で頑張ろうとしているところだよ。


<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_2.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="1200" class="aligncenter size-full wp-image-196028" />
<p class="photocredit">博物館やギャラリーの並ぶエリアにある“The Substation”という劇場</p>


<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/column160627_sho_3.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1121" height="705" class="aligncenter size-full wp-image-196025" />
<p class="photocredit">“The Substation”では劇場鑑賞用の稼働式椅子席があるが、それを閉まってこのようにステージを組めば、ライブも行うことができる。スタンィングで200人ほど入るが、ライブのできる同規模のスペースがほとんどない</p>



<strong>次ページ：日本に聴かせるべきシンガポールのアーティスト</strong><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.2「香港」with Gary from “White Noise Records”〜</title>
		<link>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-02/193369/</link>
		<comments>https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-02/193369/#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 03 Jun 2016 09:30:39 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[吉本 翔（Sho Yoshimoto）]]></dc:creator>
		<category>6</category>

		<guid isPermaLink="false">https://qetic.jp/?p=193369</guid>
<![CDATA[<summary><p>大阪「FLAKE RECORDS」のダワさん。名古屋「stiff slack」の新川さん。cinema staffという現役バリバリのバンドをやりながらも自分のレコード屋をオープンさせちゃった東京「Like A Fool Records」の辻ちゃん。個人経営のレコード屋って大抵キャラの強い名物店長的な人がいるけれど、香港「White Noise Records」のGary Ieongもその類。</p>
</summary>]]>
<description><![CDATA[<article><figure><img width="700" height="700" src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/Gary_photo-courtesy-of-Keisaku-Nakamura-700x700.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/Gary_photo-courtesy-of-Keisaku-Nakamura-700x700.jpg 700w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/Gary_photo-courtesy-of-Keisaku-Nakamura-150x150.jpg 150w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/Gary_photo-courtesy-of-Keisaku-Nakamura.jpg 1080w" sizes="(max-width: 700px) 100vw, 700px" /></figure>大阪「FLAKE RECORDS」のダワさん。名古屋「stiff slack」の新川さん。cinema staffという現役バリバリのバンドをやりながらも自分のレコード屋をオープンさせちゃった東京「Like A Fool Records」の辻ちゃん。個人経営のレコード屋って大抵キャラの強い名物店長的な人がいるけれど、香港「<strong>White Noise Records</strong>」の<strong>Gary Ieong</strong>もその類。抑揚の強い、広東語訛りのユニークサウンドな英語で話し出すと止まらなくて、喋り出しにいつも「ライカ〜……（＊Like a……のことで、ていうか〜、というニュアンス）」をつけるのが口癖で、垂れ気味の切れ目で愛嬌のある笑顔を見せながら下ネタを話すのも好きな、イージーゴーイングな奴だ。でも音楽のこととなると大抵の日本人が知らないような、日本のアーティストの名前を挙げて「◯◯知っているか？」と熱く語りだすし、一方でゲスの極み乙女。なんかもしっかりチェックしていてお前はあれ、どう思う？なんてことを聞いてきたりもする。

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/Gary_photo-courtesy-of-Keisaku-Nakamura.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1080" height="1080" class="aligncenter size-full wp-image-193382" />
<p class="photocredit">Gary Ieong from White Noise Records</p>

<a href="https://qetic.jp/column/asian-indiemusic/sho-01/191405/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">連載第一回</a>はtfvsjsとGDJYBという香港のアーティストの視点を交えながら、香港のミュージック・シーンを紹介してきたが、第二回は、そんなWhite Noise RecordsのGaryとのインタビューを交えて、彼らが香港でやろうとしていることや彼の視点でのミュージック・シーンを紹介していきたい。

「White Noise Records」（以下、WNR）は、九龍（Kowloon）の旺角（Mong Kok）駅近くにあり、香港の観光名所であるナイトマーケット・女人街なども近くて、比較的栄えた、観光次いでに寄りやすいような場所にある。ここは国内外のアーティストのCDやレコードを販売するいわゆるレコード屋。ただ、「WNR」は単なるレコード屋だけではない。「WNR」のオーナーGaryの言葉を借りると、

「<strong>WNRは2004年からやっていて、国外のインディーズ音源を輸入してWNRで販売したり、中にはライセンスを受けて、WNRからリリースして香港や他のアジアの国で流通させたりしている。それに、国外のアーティストを香港へ招致してライブを主催したり、香港だけでなくアジアツアーを組んだりもしている。それから、2013年より国内（香港）のバンドで唯一、”tfvsjs”と契約をして彼らの作品をリリースし、マネジメントにも関わっているよ。僕たちの最終的なゴールは、ただ単純に国内と国外の音楽的繋がりや交流を強め、発展させていくことだよ。</strong>」

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/White-Noise-Records.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="800" class="aligncenter size-full wp-image-193379" />
<p class="photocredit">White Noise Records店内</p>

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/06/Jer-and-Mei.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="1600" class="aligncenter size-full wp-image-193381" />
<p class="photocredit">Mei（姉）とJer（弟）の看板兄弟猫が出迎えてくれる</p>

これは冒頭に挙げた三つの日本のレコード屋も同じだが、国外と国内のミュージック・シーンを繋げるためにこのような多角的取り組みを行っている。取り扱っているアーティストはインディーズがほとんどのようなのだが、そもそも音楽のマーケット規模が日本とは全く違う香港で、メジャーとインディーの違いはどの程度あるのだろうか？

「<strong>もちろんメジャーとインディーの違いはあるけれど、その差は小さく狭くなってきているね。ソーシャルメディアのおかげでどのアーティストも費用をかけることなく自分たちをプロモートできるし、ラジオやTV番組でもインディーミュージックがかかることも増えてきた。彼らもリスナーがインディーミュージックに興味をより抱き始めてることを知っているしね。ただ、やはりジャンルにもよって、インストゥルメンタル、ポストロック、ハードコアみたいなジャンルはやっぱり難しいね。</strong>」


<strong>次ページ：音楽が香港の人々の生活の一部になることを願うよ</strong><p>© Qetic Inc.</p>
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		<title>アジアン・インディー・ミュージックシーン 〜vol.1「香港」with tfvsjs and GDJYB〜</title>
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		<pubDate>Thu, 19 May 2016 09:30:30 +0900</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[吉本 翔（Sho Yoshimoto）]]></dc:creator>
		<category>6</category>

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<![CDATA[<summary><p>まだ日本人には馴染みのないアジアの「おもしろい、かっこいいミュージックシーン」について、アジア各国のローカルピーポーに聞いてみようということで始まったのがこの連載。第一回目となる今回は「tfvsjs」と「GDJYB」の声を介して、彼らが生まれた香港のインディーミュージックシーンを見ていきたいと思う。</p>
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<description><![CDATA[<article><figure><img width="470" height="269" src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/GDJYB-Artist-Photo-470x269.jpg" class="attachment-medium size-medium wp-post-image" alt="" decoding="async" srcset="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/GDJYB-Artist-Photo-470x269.jpg 470w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/GDJYB-Artist-Photo-970x555.jpg 970w, https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/GDJYB-Artist-Photo.jpg 1200w" sizes="(max-width: 470px) 100vw, 470px" /></figure>「<strong>GDJYB</strong>」「<strong>tfvsjs</strong>」。この全く意味をなさないアルファベットの羅列は、どうやら香港のインディーズバンドの名前らしい。確かに、インディーズ臭漂ってますよね。こういった少し斜に構えたひねくれネーム、香港では流行ってるんでしょうか？

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/GDJYB-Artist-Photo.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="687" class="aligncenter size-full wp-image-191414" />
<p class="photocredit">GDJYB</p>

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/tfvsjs_Artist-Photo.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="675" class="aligncenter size-full wp-image-191416" />
<p class="photocredit">tfvsjs</p>

先月、京都＆滋賀の爆裂変拍子バンド・tricotの自主レーベル〈BAKURETSU RECORDS〉の姉妹レーベルとして、海外のアーティストをリリースするためのレーベル〈<strong>BAKURETSU INTERNATIONAL</strong>〉を立ち上げた。これはtricotが海外で積極的に活動する中で、実際に世界各国で体感した音楽やシーンに、日本では紹介されきっていない、知られざる面白味やかっこよさを見出したことがきっかけだった。

そこで冒頭の2バンド。tricotのアジアツアー香港編で2014年に「tfvsjs」、2015年に「GDJYB」と一緒に対バンしたわけなんですが、これがまあ、両バンドともにかっこよくて。それは自分にとっても意外だったのだ。香港にもこんな音楽があるんだ、と。どちらかといえば、tricotという日本のかっこいいバンドを見せつけに行くためにアジアツアーを組んだ訳だったので、そんな思ってもなかった世界の広がりを、香港だけでなくアジアツアーで回った各国が与えてくれたのだ。

<strong>GDJYB / Double Nono</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="780" height="439" src="https://www.youtube.com/embed/b_oe1M-GC9Y?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>

<strong>tfvsjs / days of daze</strong>
<div class="movie_wrap"><iframe width="780" height="439" src="https://www.youtube.com/embed/zlG5txG63d0?rel=0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>

意外性と新鮮味ってのはいつでも世界を広げ、感受性を刺激してくれるもので、じゃあそのきっかけになった「tfvsjs」と「GDJYB」を日本でリリースしちゃえばいいじゃないかってことで、〈BAKURETSU INTERNATIONAL〉を立ち上げ、スプリットアルバムとしてリリースすることにしたのでした。

そんな、まだ日本人には馴染みのないアジアの「おもしろい、かっこいいミュージックシーン」について、アジア各国のローカルピーポーに聞いてみようということで始まったのがこの連載。第一回目となる今回は「tfvsjs」と「GDJYB」の声を介して、彼らが生まれた香港のインディーミュージックシーンを見ていきたいと思う。

最初に、彼らのいる香港のミュージックシーンってどんなものかをざっくり聞いてみた。tfvsjsはギタリストのAdonがインタビューに答えてくれた。

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/Adon.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="1800" class="aligncenter size-full wp-image-191417" />
<p class="photocredit">Adon（Gt） from tfvsjs</p>

「<strong>香港のミュージックシーンはかなり限られていて、同じ規模の人口がいる他の大都市と比べると多様性が少ないかもしれない。これは音楽以外のことにも言えることで、香港はホモジーニアス（一様な、均一的な）な都市なんだよ。</strong>」

GDJYBもこう話す。「<strong>香港のインディーミュージックシーンは狭い世界で、ライブでのオーディエンスはよく知った顔ばかりになってるわ。</strong>」

香港という都市には、札幌市と同じ広さの面積に700万人が住む。それ故必然的に、シーンの規模感が日本とは比べものにならないのは理解できる。自分自身もこれまでいくつかの日本のバンドと香港へライブをしに何度か行っていた際に、関係者のみならずお客さんの中にも、毎度会うような人たちが少なくない。ただ、シーンが狭いからこそ、そのコミュニティの雰囲気は親密で、ロイヤリティが高く、フレンドリーな印象を受けた。

また、その人口密度みっちみちの香港で生きていく上で最も大きな問題と言っていいのが、不動産、家賃問題だ。

tfvsjs「<strong>地価、不動産がアホみたいに高いからライブハウスも少ない。香港ではライブをやる機会が少ないから、アジアの他の国でもライブをやるようにしてるね。あとは何度も何度もリハーサル・スタジオを転々としていて、2013年の秋なんかは、tfvsjsのドラマー2人がやってたドラムショップ兼リハスタを、1ヶ月後に撤去しろ、と突然通知が来てマジで絶望した。</strong>」

GDJYB「<strong>香港のアーティストは音楽だけでは生計を立てられない。フルタイムの仕事を別で持つか、フリーランスとしていくつも仕事をこなしながら、アホみたいに高いスタジオの賃貸料を払いながら、やってるの。</strong>」

そんな環境でグッド・ミュージックを鳴らし続けるこの２バンドは、どうやって活動を続けているのかを聞いてみた。

tfvsjs「<strong>リハスタを転々として終いには撤去させられてしまうような経験から、レコーディングや練習もできるスタジオも持つ、レストランを作ることにしたんだ。経済的にもサステイナブルだしね。それが今やっている「談風：vs：再說（tfvsjs.syut）」というレストランで、tfvsjsが生まれた場所でもある”Ngau Tau Kok”という工業地帯の、Dai Yip Streetにあるんだ。ここは、家賃も比較的安くて、たくさんのミュージシャンや、アーティスト、デザイナーや職人が集まっているよ。同じ理由で今最もアクティブなライブハウス「Hidden Agenda」もここにある。</strong>」

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/tfvsjs-syut.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="720" height="960" class="aligncenter size-full wp-image-191419" />
<p class="photocredit">談風：vs：再說（tfvsjs.syut）</p>

<img src="https://qetic.jp/wp-content/uploads/2016/05/Portobello-mushroom.jpg" alt="アジアン・インディー・ミュージックシーン" width="1200" height="1800" class="aligncenter size-full wp-image-191415" />
<p class="photocredit">先月の限定メニュー「ポルトベロマッシュルーム」</p>


<strong>次ページ：tfvsjsの音楽は、自分たちの感情や考えを密接に反映している</strong><p>© Qetic Inc.</p>
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