新たなる3部作の1作目、始動――
フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が幕を開ける。
映画を超えた史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』。かつてその出現は世界中を熱狂の渦に巻き込み、やがて“現代の神話”となって人々を魅了し続けた。そして今、全世界が待ち望む、新たなる3部作の1作目、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、ついに始動! いよいよ今週12月18日(金)18時30分、全国一斉公開される!!
舞台は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から約30年後。いつか再び逢える家族を待ち続けながら、砂漠の惑星ジャクーで暮らす孤独なヒロイン、レイ。彼女の運命は、ある出会いによって一変する……。
登場するのは、物語の重要なカギを握るドロイドBB-8、戦うことに葛藤するストームトルーパーの脱走兵フィン。そして世界中が注目する悪役には、十字型のライトセーバーを操るカイロ・レンなど、まだ謎の多い新たなキャラクターに加えて、ルーク・スカイウォーカーやレイア、ハン・ソロなど旧シリーズの不朽のキャラクターたちも登場。ここに、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が幕を開ける!
『スター・ウォーズ』のレジェンドたちも姿を現す
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の30年後の銀河宇宙が舞台だと言われる本作のキャストは、新たなる3部作のヒロインと目されているレイに期待の新人デイジー・リドリー。特報でストームトルーパーの白いスーツを着ていたフィンには、『アタック・ザ・ブロック』(11年)のジョン・ボイエガ。X-ウィングのパイロット、ポー・ダメロンには『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(13年)の演技派オスカー・アイザック、そして黒いマントと赤いライトセーバーのシスらしき謎に満ちた悪役カイロ・レンをアダム・ドライバーが演じている。
彼らのほかにも『アバウト・タイム~愛おしい時間について』(13年)のドーナル・グリーソン、『ホビット』シリーズ(12~14)のアンディ・サーキス、『それでも夜は明ける』(13年)でアカデミー賞に輝いたルピタ・ニョンゴ、そして御年85歳を数える大ベテラン、マックス・フォン・シドーの出演も決まっている。
さらに、旧シリーズから、ルークを演じるマーク・ハミル、ハン・ソロのハリソン・フォード、そしてレイアのキャリー・フィッシャーが顔を合わせる。また、全エピソードに登場する人気のドロイド・コンビ、C-3POとR2-D2にはもちろん、アンソニー・ダニエルズとケニー・ベイカー。ソロの相棒、ウーキー族のチューバッカも旧シリーズから引き続きピーター・メイヒューといった『スター・ウォーズ』のレジェンドたちが姿を現す。
監督を務めるのは、自らも『スター・ウォーズ』を熱愛するJ.J.エイブラムス。彼と共に脚本を創り上げたのは、シリーズ最高峰と名高い『帝国の逆襲』(80年)や、『ジェダイの帰還』(83年)の脚本を手掛けたローレンス・カスダン。音楽は、誰もが知る胸躍らすあのテーマ曲を生み出した名匠ジョン・ウィリアムズ。音響にはやはり全シリーズを手掛け、ダース・ベイダーの呼吸音やライトセーバーの電子音を生んだ音の天才ベン・バート。『スター・ウォーズ』を熱愛するエイブラムスのこだわりを感じる才能がずらり名を連ねている。そして、製作を務めるのは、本作よりルーカス・フィルムの共同会長に就任したキャスリーン・ケネディだ。
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