今月も多くの音楽・映画・本がリリースされましたが、皆様はどれだけチェックできていますか？　「忙しくてもまとめて色々なカルチャーを知りたいッ！」そんな人に向けて、2013年6月後半にリリースされた作品をピックアップしてまるごとご紹介！　前回は【音楽編】をお届けしましたが、今回は映画＆書籍編。是非チェックしてみて♪

映画編

スタンリーのお弁当箱

クラスの人気者スタンリーは、家庭の事情で学校にお弁当を持ってくることができない。そんなスタンリーを助けようと、級友たちはお弁当を分けてあげていたが、食い意地の張った先生に見つかり弁当を取り上げられた上、スタンリーは先生から「学校へ来なくていい」と言われてしまい…。派手な娯楽大作映画が主流のインド映画界で、素人の子どもたちを集めて撮られた本作は、小作ながらも、大ヒットを記録。数多くあるお弁当シーンに、鑑賞後にはスパイシーな食事をしたくなる。

カレー食べたくなる度★★★★★★★★

映画『スタンリーのお弁当箱』予告

配給：アンプラグド

ハングオーバー！！！ 最後の反省会

大人気コメディ『ハングオーバー！』シリーズ完結編。アランとミスター・チャウの因縁をめぐり、シリーズお馴染みの場所・バンコクとラスベガスを股にかけた大騒動が描かれる。インターポールに捕らえられたアジア系ギャングのボス、ミスター・チャウはバンコクの刑務所から脱獄。一方その頃、アランは施設に入れられそうになっていたが、その道中でギャングに襲われ、ダグが拉致されてしまう。犯人は、アランとチャウがメル友であることから、自分たちから金を盗んだチャウを探すよう要求。それにしても、チャウがこんなにも全作品の物語に大きく関わってくるとは、誰が予想しただろうか。

チャウがとにかくクレイジー！度★★★★★

映画『ハングオーバー！！！ 最後の反省会』予告編

配給：ワーナー・ブラザース映画

書籍編

スヴェトラーナ・ゴロジャーニナ『ロシアのマトリョーシカ』

パカっと開けると中に人形。それをパカッと開けるとさらに人形！　世界的に有名なロシアの民芸品“マトリョーシカ”。その歴史や今の動向、作り方が紹介されている『ロシアのマトリョーシカ』。本冊はなんとロシア人による初のマトリョーシカ本で、大部分の作品が紙上初公開！　女の人の人形が一般的だが、動物やサンタクロース、マリア様や酒場の様子など、千差万別、色々なマトリョーシカがあることがわかる。パラパラ眺めているだけで気分はロシアのお土産屋にいる気分になれますよ！

実際にパカっと開けたくなる度★★★★★

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コリーン・ハウック『白い虎の月』

アメリカ次世代インディー・ブック・アワードのヤングアダルト・フィクション部門にノミネート、ファイナリストに選ばれた『タイガー・カーズ』シリーズ。本国アメリカでは『トワイライト』と『ハリー・ポッター』の融合と称されている話題の本が遂に日本発売！　サーカスで優雅に舞う白い虎――そのトラが超美形の本物の王子様だったら？　多くの女性の心をガッツリ掴んで離さない本作、映画化は間違いないでしょう！

女子のハート鷲掴み度★★★★★★★★

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text by ヤーマネ