『今回の新しいライブ・セットで、ついにコンピューターバンドが誕生した。すべて手作りで、俺自身がすべてをコントロールしている。これによって、オーディエンスには単に映像を見てもらうのではなく、オーディエンスと共に音楽を作る感覚を得ることができた』

ー ジャクソン

驚愕の新ライブ“フル”セットの勇姿

バロック音楽+クラブ・ミュージック!?

彼が出て来た2005年当時は、ちょうどダフト・パンクやフェニックスなどに代表されるフレンチ・ミュージック・シーンが世界のメインストリームへと成長している時期。〈Ed Banger〉一味による陽気なパーティー・ミュージックが先端を行っていた時期もこの頃から始まります。彼もそんな喧噪の中で注目されたのですが、そんな他フランス勢と一線を画したのはそのサウンドのオリジナリティ。いびつな彫刻様式をさす「バロック」が起因する17~18世紀のオーケストラルなサウンドをテクノやブレイクビーツと融合させたそのサウンドは非常にオリジナルなものでした。

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