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⑤米ピープル誌が選出する“注目の人”リスト「Ones To Watch」に選出

スターダムへの階段を、何段も飛ばして駆け上がりはじめたライアン&セブー。10月には米ピープル誌が選ぶ「注目の人(Ones to Watch)」リスト8名の中に選出されたわけですが、その顔ぶれがスゴイ。『スター・トレック イントゥ・ダークネス』での怪演も話題になった俳優ベネディクト・カンバーバッチをはじめ、コメディエンヌのレベル・ウィルソン、『クロニクル』での優等生っぷりも素敵だったマイケル・B・ジョーダン、さらに『最終絶叫計画』シリーズなどで知られる女優のアンナ・ファリスといった錚々たるスターに混じって、ノッポ&熊男が選ばれてしまったこの場違い感たるや…。GQの表紙を飾る日も近い?

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⑥オーディエンスを熱狂の渦に叩き込むライヴは、<サマソニ2013>をはじめ世界中のオーディエンスを虜に!?

楽曲の良さはまさに「Origami」つきなキャピタル・シティーズですが、彼らの真骨頂はライヴ・パフォーマンスにあると言っても過言ではないでしょう。表向きはライアン&セブーのデュオとして活動していますが、ステージではれっきとしたバンド編成。アルバムにも参加したマニー・キンテーロ(ベース)、ニック・マーウィン(ギター)、スペンサー・ラドウィグ(トランペット)、チャニング・ホルムズ(ドラムス)の4名を引き連れ、ダンディ坂野も顔負けのイエロー・ジャケットで世界中のオーディエンスを熱狂の渦に叩き込んでいるようです。米ワシントンの<Sasquatch! Festival>やドイツの<Berlin Festival>といった大型フェスティバルにも引っ張りだこで、日本には8月の<サマーソニック2013>にて来日済み。ディスコもEDMもブチ込んだアゲアゲ&汗だくのパフォーマンスは「裏ベスト・アクト!」との呼び声もアチコチから聞こえてきたものです。

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⑦ミュージック・ビデオが<VMAJ>を受賞。さらに、<グラミー賞>でも絶賛ノミネート中!!

オーストラリアのTV番組「Xファクター」では、LMFAOのレッドフーを前にキレッキレのパフォーマンスを披露するなどお茶の間レベルで人気者となりつつある中、衝撃のニュースが。LAの映像プロダクション〈Motion Theory〉に所属するグラディ・ホールが手がけた“セーフ・アンド・サウンドのビデオが、MTVの<ビデオ・ミュージック・アワード>(VMAJ)で2部門にノミネートされ、ベスト・ヴィジュアル・エフェクト部門受賞の快挙を成し遂げたのです。さ・ら・に、同ビデオはつい先日発表された<第56回グラミー賞>にて、Best Music Video(最優秀ミュージック・ビデオ賞)にもノミネートされたばかり。「ダンス」の歴史を愛情たっぷりにダイジェストしていく素晴らしいこのビデオ、ジェイ・Zやジャスティン・ティンバーレイクといった強豪を相手に栄冠をつかみ取ることが出来るのか? 乞うご期待!

Capital Cities – Safe And Sound (Official Video)

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⑧待望の国内盤リリース&単独ツアーがまもなく。2014年はキャピタル・シティーズと共に幕開けすべし!!!

そして、来年1月には東京&大阪のワンマン公演と、日本初にして最大のEDM系フェス<electrox>出演のためにカムバック。我々も万全の状態でパーティーに備えようじゃありませんか! ということで、本国USでは7月にリリースされていた1stアルバム『キャピタル・シティーズ(原題:イン・ア・タイダル・ウェイヴ・オブ・ミステリー)』の国内盤が、いよいよ12月25日のクリスマスにリリースされることになりました。もちろん、映画『アイアンマン3』のサントラに起用された“ワン・ミニッツ・モア”をはじめ4曲のボーナストラックも収録されています。

トランペットが高らかに鳴り響くアンセム“セーフ&サウンド~僕らはダイジョウブ”で幕を開けるアルバムは、全編がフックとアイディアと音楽愛に満ちあふれていて、聴けば聴くほど発見の連続。メトロノミーやベニー・シングスにも通じる都会派シンセ・ポップはキャピタル・シティーズの十八番ですが、全編でモータウン・テイスト全開のファンクネスを発揮しながら、ビーチ・ボーイズ並みの美しいコーラスワークが冴え渡る“レイジー・ライズ”などのナンバーがあれば、いっぽうで女性シンガーのソセーとデュエットで紡ぐ“チェイシング・ユー”のようなセツナ・ソングも書き上げるメロディー・メーカーとしての手腕はさすがの一言です。来年リユニオンの噂もあるアウトキャストから、アンドレ・3000が作詞+ヴォーカルで客演した“ファラ・フォーセット・ヘア”の、ラジオ番組を思わせる曲構成も聴き応えたっぷり。彼らを一発屋だと思っていたリスナーにこそ、エンドレス・リピートして味わっていただきたい名盤です。2014年のライヴ初めは、キャピタル・シティーズと一緒にヒゲダンスでキマリ!!

(text by UK)

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