“見事なまでの不敵さ”―The 405
“脳がとろけるほどの心地良さ”―Dazed and Confused
“歪み、混乱を生み出すエレクトロニクス”―Clash
“摩訶不思議な瞑想”―The Skinny
“この作品は、傑作として放たれるだろう”―Playground
昨年の主要年間チャートを席巻したワンオートリックス・ポイント・ネヴァーに続き、〈Warp〉が築いた“Artificial Intelligence”(人工知能)のムーヴメントを継承する新たな才能、パテンの最新アルバム『ESTOILE NAIANT』が日本先行・ボーナストラック追加収録で2月19日(水)にリリースされる。
マーティン・ハネット、シャーデー、ラメルジー、ケヴィン・シールズ、アーサー・ラッセル、トリッキー、キム・ゴードン、リー・バウリー、キム・ディール、ジム・オルーク、グレイス・ジョーンズ、ビョーク、そしてスティーブ・ライヒ・・・。彼らは特異な存在として評価され、ラジオや携帯音楽プレーヤー、クラブといった公共の場から個人のリスニングの文脈においてまで“アヴァンギャルド“という括りで一緒くたにされてきた。しかしここに登場したパテンは、その境界線は無意味であることを改めて証明する存在である。
ロンドンを拠点に活動するパテンは、 11年に〈No Pain In Pop〉からリリースした1stアルバム『Glaqjo Xaacsso』で、その異端な実験的サウンドが高く評価され〈Warp〉と契約。そのミステリアスな存在感や、インタヴューの質問には動画や音源で回答するという変人ぶりで、海外メディアではエイフェックス・ツインが引き合いに出されているが、アルゼンチン作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの幻想的な短編作品、オープンチューニングで奏でられるソニック・ユースのギター・サウンド、はたまた最新の認知科学などに影響を受けたと語るその音楽も、静的かつ美しい音像は初期のエイフェックス・ツインを、華やかな音使いデリック・メイを、巧みな叙情性はボーズ・オブ・カナダを、ランダムなビートはオウテカを想起させる希有な存在として注目が集まっている。
またアートワークでは、カリブーまわりのデザイン・ワークを手掛けるジェーン・イーストライトとコラボレートし、音楽の持つ可能性を模索、拡張しモダンアートへと昇華している。
“Drift”MV
Release Information
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