〈ビクターエンタテインメント〉のロゴマークやグッズとして音楽ファンを中心に広く親しまれ、今年生誕130周年を迎える“ビクター犬”こと、犬のマークの「ニッパー(NIPPER)」)が11月11日(火)、「ベストアイドルドッグ2014」に認定された。
また、同日、生誕130周年にさらなる認知向上を目指すことを目的にとする“ニッパー大使”を制定し、初代大使を任命。初代の“ニッパー大使”に、現役女子大生シンガーソングライターの山崎あおいが就任した。
山崎は現在、慶応大学3年生のシンガーソングライター。大使選出を検討していたニッパープロジェクトのスタッフが、山崎のブログに“ニッパー”グッズの写真が掲載されているのを発見し、大使就任をオファーしたという。山崎はデビュー以来、ロゴや会社のエントランスで目にする“ニッパー”に愛着を感じていたと、即快諾したそうだ。
今回の大使就任について、山崎は「このたび、ニッパー大使に任命していただき、とても光栄に思っています。もともと犬が好きだったこともあり、ニッパー犬のファンとして、キーホルダーやトートバッグを愛用してきました。これからは大使としてニッパーに関わることができることを、とても嬉しく思います。私が初代なので手探りになりますが、今年生誕130年を迎えた大先輩ニッパーと共にがんばっていきたいです! ニッパー、130歳おめでとう!」と喜びのコメントを寄せている。
ニッパーは1884年、英国生まれ。背景画家マーク・バラウドの主人のもとで育ちった。非常に賢い犬だったが、いつも訪れた人の脚を噛もうとしていたことから「Nipper(nip:噛む・挟む)」と名付けられたという。やがて主人であるマークが他界し、その弟で画家のフランシス・バラウドに引き取られたニッパー。ある日、家にあった蓄音器で生前に録音していたかつての主人の声を聞かせたところ、ニッパーは蓄音器の前で不思議そうに耳を傾け、懐かしい主人の声を聞き入ったとの逸話が残されている。
そんなニッパーの健気な姿に心を打たれたフランシスが、その姿を絵に描き「His Masters Voice」とタイトルを付けた。このストーリーに感銘を受けた円盤式蓄音器の発明者であるエミール・ベルリナーがこの名画を1900年に商標として登録。その後、商標を引き継いだ米国ビクタートーキングマシーン社が1927年に日本法人「日本ビクター」(現:「JVCケンウッド」)を設立。 「最高の技術と品質の象徴」としてビクターの商品にこのマークが記されてきた。現在はビクターエンタテインメントのロゴマークやニッパーグッズを中心に広く親しまれている。
また、山崎あおいは11月19日(水)に新曲“ふたりで歩けば”のリリースが決まっている。 こちらもあわせてチェックしてみよう!
山崎あおい – “ふたりで歩けば”【ミュージックビデオ(Short Ver.)】
Release Information
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