世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー®」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社は、全国の温泉宿を温泉地ごとにランキングした「温泉アドバイザー」の開設に伴い、ユーザーが質問に答えていくと深層心理から自分に合った温泉が分かる「温泉マッチング」プログラムも開始した。
トリップアドバイザーでは「温泉アドバイザー」ページ開設に先駆け、国内旅行でも更に使い勝手の良いサイトにすべく、旅館をメインタブに表示させる取り組みも実施している。
詳細は下記の通り。
温泉アドバイザー
■ 温泉宿を検索し、最安値で予約できる「温泉アドバイザー」
国内旅行に行くのであれば、温泉は日本人にとって不可欠と言えます。トリップアドバイザーでは、温泉宿の検索が簡単にできる、「温泉アドバイザー」のページを開設しました。「温泉アドバイザー」では、国内の1万軒を超える温泉宿を、約400の主要な温泉地ごとにカバーしており、都道府県別、温泉地別、アクセスランキング別に温泉宿を検索することができます。宿泊予定の日付と人数を指定すれば、複数の予約サイトを一括検索し、最安値を選んで予約することも可能です。
■ 自分にぴったりの温泉がわかる「温泉マッチング」プログラムを開始
「温泉アドバイザー」ページの展開に伴い、ユーザーが質問に答えていくと深層心理から自分に合った温泉が分かる「温泉マッチング」プログラムを開始しました。「温泉マッチング」は、温泉の美容力を研究する温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリストの石井宏子氏に監修していただいています。ユーザーが4択の診断テストに答えていくと、12のタイプに分類され、自分に合った温泉が表示されます。有名な「熱海温泉」から知る人ぞ知る「肘折温泉」までがセレクトされており、ユーザーは自分が深層心理で求めている温泉を知ることができる楽しいプログラムとなっています。
■ 日本の宿泊ページのメインページに旅館を移行し、カテゴリーを『ホテル/旅館』に変更
なお、今回の「温泉アドバイザー」開設に先駆け、トリップアドバイザーでは10月末より日本の宿泊メインページに旅館を移行させ、メインページのカテゴリーを『ホテル』から『ホテル/旅館』に変更しました。トリップアドバイザーでは、各国の宿泊施設を世界共通で3つのカテゴリーに分類しており、メインページが『ホテル』、以下『B&B/イン』、『その他の宿泊施設』となっていました。日本固有の宿泊施設である旅館は、『ホテル』では無いため、メインページではなく、『B&B/イン』に分類されていました。
しかし、日本においては、多くの国内旅行者が同じエリアの旅館とホテルを同一のランキングで比較することを望んでいることや、海外から訪れる旅行者に日本の旅館文化や旅館ならではのホスピタリティを広く認知していただきたいという理由から、旅館をメインページに統合しました。これにより、トリップアドバイザーが展開する45か国28言語全てで、日本の宿泊施設を検索した際に 『ホテル/旅館』がメインタブとして現れるようになりました。
なお、観光庁の飯嶋参事官は以下のようにコメントしています。
「これまで外国人旅行者が使うイメージが強かったトリップアドバイザーですが、最近では温泉情報の充実や旅館のメインタブでの表示など、日本人の国内旅行でも使い勝手が大変良くなってきていると思います。今回、日本が世界に誇るおもてなしの心が詰まった旅館が世界標準でメインタブに採用されたことは、ビジット・ジャパン(インバウンド施策)を進める観光庁にとっても大変嬉しいニュースです。伝統的な日本の文化や習慣を体験し、楽しみたいという外国人旅行者が増えている中、畳生活や浴衣、和食、温泉そしておもてなしなど日本の生活や文化を、「旅館」を通じて多くの方に経験していただけたらと願っています。」