日仏ハーフの宅録系女性シンガーソングライター、Maika Leboutet(マイカ・ルブテ)。 小山田圭吾、鈴木慶一、菊地成孔、カメラ=万年筆他、錚々たるアーティストとの客演を経て、12月3日にアルバム『100』リリースした。 アナログシンセが織り成す、ノスタルジックで極彩色の音世界があなたを包む。
ヴィンテージアナログ楽器から テノリオンといった最新電子楽器までを 自在に操る実力派 SSW。自由で独創的、 これぞ宅録女子! のセンス輝くオルタナティブな感性がこのアルバムにパッケージング!
CMや映画、ドラマ、アニメの音楽を担当する傍ら、自身の音楽と連動した映像の制作も手掛ける上にモデル活動まで行うマルチな才能を持つ。趣味はビンテージアナログシンセ収集で、サンレコ誌CINRA.NET の「あの人の音楽がうまれる部屋」で紹介され、最近では、AERA の25歳以下の注目の人物を紹介するコーナー「U25」に掲載される。2012年、 ギタリストの Shinyaと結成した2人組ユニットEA(エア)として1stミニアルバム『METEO』をリリース。2013年秋よりソロ活動を開始、今作には客演であらきゆうこ、jan(Great3)、佐藤優介(カメラ=万年筆)、そして、大野由美子(Buffalo Daughter)がリミクサーで参加。
そして、そんなマイカ・ルブテのファーストアルバム『100』MVが3本公開された! いずれも独創的な彼女の歌世界をさらに自由に押し広げた、イマジネイティヴな映像作品となっている。
Maika Leboutet – “YAYUYO”
Maika Leboutet – “Jojo”
Maika Leboutet – “Open me”
また、アルバムリリースを記念して、鈴木慶一氏と山本ムーグ氏よりよせて作品にコメントが届いた。多くのミュージシャンを魅了するマイカ・ルブテの音楽。まだお聴きでない方は是非ともチェックしてみよう。
Comment:鈴木慶一
穣な音と劣化した音の真ん中に、Hi! Maika、
あなたの切ない声が在る。
私は何度も聴くでしょう。
そしてHi! No One
コップの中に適量の海辺、溢れる音楽を注ぎ込んで、
たった1秒で飲み干して、それは涙なのかもしれないけれど、
きっと釈迦力を出し素足でバイクに乗って、音楽を作りに出かけるのでしょう。
いつも、あなたの音楽を待ってます。
このアルバムを聴いていたら、突然の妄想。
大昔の私が関わった入魂のアルバムを、もしリメイクする時が来たら、
ぜひ歌って下さいな。
__鈴木慶一
Comment:山本ムーグ
マイカのこと。
今朝さ、あまりにも晴れたから、近くの森を散歩したんだ。
したらさー、銀杏の葉っぱが、超黄色で、しかも、どんどん、はらはら、降ってくんの。
でさー、心がふあぁ~ってKO-YOしてさ、そんときマイカの ♪ 釈迦力になって1.2.3~ってのが脳内で鳴ったの。
でさ、あの動画みたく舞ってみよって、トライしたんだけど、
おすまし顔で、くっるっと回んのとか、超はずいわけ(///)。。。
でもさ、ここでひるんだら55歳の面目が立たんってさ、もっかいふるいおこして~
自分アレンジでさ、笑顔でくるん+ベッドにぴょん+指1.2.3.をさ、やったさ。超やった。
したら、、、なんか、、、、じわ~っと目の奥があったかく染みてきてさ、、、、
まじで、ポジ泣けた。
うん、超、ぶわ~っ、した!。
で、そんとき、気づいたの。
マイカって、マスター・オブ・楽しみ方、なんだなーって。
だいたいさ、マイカとご飯食べると、必ず、超、あがる。
でさ、あいつは、大皿に一個残ったラス餃子も、ニコって、パクる。
そんな、タイプ。
そそ、変に、遠慮しないの。
でもさ、そのおいし顔が、超良くて、なんか、こっちまで、うま、倍に。なるよ。
なんか、ポジることに、てらいがなくって、
しかも、なにかを、見っけた瞬間の、
好奇心顔が、すげー良くてー、、、そんな感じ。…◯
でー、このアルバムはー、そんなマイカがー、動いてー、感じてー、書き記したことがー、、、
少し発酵してー、曲になってー、ライトな紙ジャケにー、パックされてんの。
でさ、ぼくは、それらを、日々、耳で~、口にしてんの。
朝のオレンジジュースや、午後のコーヒーや、
夕方のミルクティーや、宵のビールや、
夜の白ワインや、深夜のラムみたく、ね。
♪
__2/NOV/2015 西東京の自宅にて 山本ムーグ