Qeticゴシップ班がミーハー精神丸出しでお届けしてきた<ブリット・アワード(Brit Awards)>特集も、いよいよ最終回。ポップ・ミュージックの「いま」がわかる賞であると同時に、アーティスト、バンド、そしてセレブたちの意外な相関図も浮き彫りになるビッグ・イベントとして、年々その注目度が高まっていることはもはや言うまでもないでしょう。フィナーレを飾る今回は、ここ5年以内に<ブリット・アワード>の授賞式で起きた珍プレー好プレーを、まるっと振り返ってみたいと思います!
【2014年】「ロックは永久に不滅です!」――アレックス・ターナーの名スピーチ
5thアルバム『AM』(13年)でブラック・サバス並みのグルーヴを展開し、バンドの底力を見せつけたアークティック・モンキーズは、昨年の<ブリット・アワード>にて「最優秀グループ賞」と「最優秀作品賞」の2部門を制覇。リーゼント姿もキマってるフロントマン=アレックス・ターナーが壇上で発した「ロックンロールは死なない。いつの間にか消え失せたように思うかもしれないけど、絶対に息が絶えることはないんだ」という名スピーチには、世界中のロック・ファンがシビれたものです。
▼アレックス・ターナーの名スピーチ
【2013年】テイラー・スウィフト、ステージ上から1Dハリーに復讐?
12年のアルバム『レッド』で「ベスト・インターナショナル女性ソロアーティスト賞」にノミネートされていたテイラー・スウィフト。攻撃的なエレクトロ・ポップ“I Knew You Were Trouble”は、元カレでもあるワン・ダイレクションのハリー・スタイルズに向けた曲だと本人も認めていますが、この年の授賞式には1Dも出席していたため、2人が鉢合わせしないようリハ日や楽屋を分けるなど厳戒態勢が取られたとか。なお、当日パフォーマンスされたのはもちろん同曲。テイラー流の「公開処刑」には全国の男性が震え上がりました……。
▼テイラー・スウィフト “I Knew You Were Trouble”パフォーマンス動画