2012年の全英リリース以来、イギリスのバンドをサポートに従えるヘッドラインツアーや、海外大物バンドのサポートなど4度の全英ツアーを行ってきたバンド、taffy。英・音楽誌『NME』で取り上げられたり、ザ・シャーラタンズのメンバー、ティム・バージェスのお気に入りであったりと海外からの評価が高い男女混合4ピースバンドだ。しかしここ日本では、まだtaffyを知らない人もいるのではないだろうか。そこで今回は世界から注目を浴びているバンド、taffyの活動にスポットを当てて紹介しよう!

Taffy – “Boys Don’t Cry”(Official Video)

taffyってどんなバンド?

taffyは、2011年にiris(Vo)、koichin(Ba)、asano(Gt)、ken(Dr)のメンバーとして始動。2012年にはイギリスの名門インディー・レーベル〈Club AC30〉よりリリースをし、当地のメディアから数々の高評価を受けることとなる。『NME』誌では「否定する人の蜘蛛の巣を吹き飛ばす」と評され、イギリス3大新聞の1つ『ガーディアン』紙では「これをアデルとかあの辺に聴かせてやってくれ」とまで言われるなど絶賛の嵐。これまでに『Caramel Sunset』『Lixiviate』『PLUS+++』という3枚のアルバムを〈Club AC30〉からリリースしている。

UKで“グランジゲイザー”として評され話題のtaffyとは music150521_taffy_1

Taffy – “Flower Chain”

UK・USツアーも敢行!

過去に何度もイギリスでのヘッドラインツアーも果たしており、今年は5月の<The Great Escape>を皮切りにマンチェスターやウェールズの<Cardiff>、そして本ツアーのきっかけとなったザ・シャーラタンズのフロントマン、ティム・バージェスに招聘されて大型フェスティバル<Liverpool Sound City 2015>を含む5度目の全英ツアーを敢行。全日程を大盛況のうちに終えた。

さらに、マンチェスターではニュー・オーダーやジョニー・マーのサポートなどで、イギリスで人気上昇中のホット・ヴェストリーとの共演、ティム・バージェスとの100個限定コラボレーション・マグカップを発売するなど大きな話題を振りまいている。

UKで“グランジゲイザー”として評され話題のtaffyとは music150622_taffy_mug

taffyティム・バージェス ダイナー「TIM PEAKS DINER」コラボマグカップ

USではニューヨークのブルックリンからサンフランシスコ、そして最後はロサンゼルスへと東海岸から西海岸までの横断ツアーも開催。アメリカではリリースをしていないにも関わらずロサンゼルスでは入場に行列が出来るなど、ライブは全て予想以上の盛り上がりを見せ、集まった観客からはライブ後に再度の訪米が強く望まれたほどだ。

Taffy – “in the fields I lay” & “Flower Chain”
(2013年ロンドンでのライブ映像)

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