昨晩、英メディアによって、「5枚目のアルバムを発売後、一旦活動を休止する」と報道されたワン・ダイレクション(以下、1D)。ハリー、リアム、ルイ、ナイルの4人はそれぞれソロ活動に専念するとのことで、5枚目のアルバムのコンサートツアーは行わない模様だ。なお、活動休止前のコンサートは10月31日(土)に行われる、英シェフィールドのモーターポイント・アリーナ公演が最後となる。

ワン・ダイレクション来年3月から無期限の活動休止へ music1508241D_01

1D関係者は「彼らが5年間共に走り続けてきたことは素晴らしいこと。彼らは最低でも1年間それぞれの活動(ソロ)にフォーカスする時間が必要。この活動休止という選択が、メンバー同士による不仲、悪いムードよるものでは無いということは断言できる。これは解散ではなく、1Dとして活動していくための新たなステップだ。」と話すとともに、5枚目のアルバムのレコーディングは順調に進んでおり、おそらくクリスマス頃に発売されるだろう、と明かしている。

One Direction – Drag Me Down

英・The Sun誌の記者ダン・ウートン氏は、「この活動休止宣言はダイレクショナーズ(1Dのファンの通称)にとって、とても辛いニュースになっただろう。ファンは、彼が永遠に1Dとして活動していくことを願っている。しかし、結成後5年間、一度も止まらずに走り続け、数々の偉業を成し遂げてきた彼らにとって、この活動休止は起こるべくして起きたこと。この休止期間にルイは父親になる。それは彼らが、”ティーンエイジ・スクールボーイ”というイメージから脱出し、“大人”に変わる期間でもあるということだ。幸運なのは、他のボーイズバンドのようなバンド内の抗争がなく、これが解散ではないということ。彼らが数年以内に再始動することは間違いない。しかし、来年の3月で「1D」が一旦終わる、ということは事実。」

さらにメンバーそれぞれの活動についてダン氏は、「ハリーは音楽界のスターであり続けるだろうし、リアムとナイルは素晴らしいソングライターの素質がある、それにルイは野心家でビジネスの才能があると思う。彼らはそれぞれの道で間違いなく成功するだろう。彼らの今後の活動から目が離せないよ。」と語っている。

このニュースに、日本のファンからは悲しむ声も多くあがっているが、同時に「ゆっくり休んでほしい。」「それぞれのソロ活動が楽しみ!」などの声もあがっている。ゼインの離脱、ルイが父親になる、活動休止、などファンにとっては少しショックなニュースが続いている1D。しかし、3月以降彼らがどんな形で活動することになろうと、ファンの応援は変わらないだろう。先日発表されたApple Music Festivalのパフォーマンス、ニューアルバムともに期待したい!

One Direction – Apple Music Festival 2015 Photoshoot

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edit by Qetic・Yukika Tasaki