『ザ・シンプソンズ』が5月に海外で初の生放送に挑戦するようだ。5月15日放送回の最後の3分間では主役のホーマー・シンプソンとその声を務めるダン・カステラネタが登場し、最近の情勢についてホーマーが意見を述べるという。通常のアニメエピソードの最後にマージ、リサ、バートらの一家から紹介されたホーマーが、実際の世界情勢について議論するという流れになるようだ。
製作総指揮のアル・ジーンはホーマーの3分間コーナーを生放送にすることで、フォックス社の創造性を証明することになり、アドリブが得意なダンならば見事にやってくれると自信を持っているという。ジーンはザ・ラップに「見た目は良い感じだよ。みんなが気に入ってくれると自信があるんだ」「アニメにとって初の取り組みだと思うよ」と語る。
27年間に渡って放送されている同長寿アニメの今回の初の取り組みでは米大統領候補のドナルド・トランプ氏についてがネタにされるのではないかと予想しているようで、「トランプだったら、何か話題になることをするんじゃないかと思うんだ」と続けている。
このアイデアをかなりの間温めていたというジーンは、先日放送された特別番組『グリース:ライブ』から影響を受けたのだそうだ。
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