世界37カ国を拠点に独自の映像コンテンツを展開するデジタルメディア『VICE』の日本支部であるVice Media Japanが、写真家 名越啓介による写真集『Familia 保見団地』を2016年11月25日(金)に発売。

約3,000人のブラジル人が暮らす愛知県豊田市保見団地で、3年間の生活で出会った喜怒哀楽を、写真家 名越啓介とノンフィクション作家・藤野眞功が記録したVice Media Japan初となるドキュメンタリー写真集です。

舞台は先進移民団地 ―愛知県豊田市保見団地―

VICE JAPAN初のドキュメンタリー写真集!約3,000人のブラジル人が暮らす愛知県豊田市保見団地を切り取る! art161125_vice_8-700x467
愛知県豊田市保見団地は、1972年より造成が開始され、現在では県営、公団(現 UR)、分譲すべて合わせると3,949戸を収容できる67棟にも及ぶ巨大な集合住宅です。そんな保見団地に大きな変化が訪れたのが1990年の入管法改正。これにより日系人の単純労働が認められ、多くの外国人がこの地で居を構えることとなりました。外国人を受け入れることになった経緯としては、保見団地特有の事情があります。当初は他県からの出稼ぎ労働者をはじめ、自動車産業に就く人々の住処として計画されていました。

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