2月23日(木)から2月26日(日)にかけて、岐阜県立の大学院である情報科学芸術大学院大学(岐阜県大垣市・以下、IAMAS)は、岐阜県大垣市ソフトピアジャパンにて、情報科学芸術大学院大学第15期生による修了研究発表会、およびプロジェクト研究発表会<IAMAS 2017>を開催。
<IAMAS 2017>は、デザイン/アート/ITを中心に、それぞれの垣根を超えて、「すごい・面白いこと」から、「一見何をしているのかよくわからないこと」まで、さまざまな制作に取り組んでいる IAMASの、年に一度の研究発表・制作展示会。
展示では、3Dスキャナー研究からサウンドアート、インターネット地方創生、戦死者の慰霊の研究といった、単なるメディアアートの枠に収まらない修士研究がメディア研究の最先端が発表される。「IAMAS」は研究室制を取っておらず、プロジェクトという形で教員と生徒が共に取り組んでおり、そのプロジェクト展示も、VRやメディアアートアーカイブといった、メディア研究の枠のみならず、限界集落へのクリエイティブな試みや福祉、自転車についての批評的な試みといったものまで幅広く展示される。
また、今年度は「IAMAS」20周年ということで東京でも3月に原宿ラフォーレでイベントが行われるが、「IAMAS」の20年の歴史を振り返る展示もあるとのこと。
開学から20年の節目を迎え、世界的に活躍する卒業生も現れつつある中で、「IAMAS」はいま何をしているのか。学年20人あまりの岐阜県立の小さな大学院が、地域に、世界に何を投げかけるのか。日常では触れることのない、先端テクノロジーと先端表現の発表会を通じ、当校の活動と理念を実際に体感してみよう。
IAMAS 2017 ティザー映像
EVENT INFORMATION
IAMAS 2017 Graduation and Project Research Exhibition
情報科学芸術大学院大学 第15期生 修了研究発表会・プロジェクト研究発表会
2017.02.23(木)–02.26(日)
OPEN 10:00/CLOSE 18:00(初日のみ13:00–18:00)
ソフトピアジャパン センタービル(岐阜県大垣市加賀野4丁目1-7)
入場無料
出展作品/プロジェクト例
・〈PLAY A DAY〉おおしまたくろう
・〈インターネット地域メディア オホーツク島 とその制作活動〉佐野 和哉
・〈尾行的運動描画 -渋谷スクランブル交差点[1/8]の場合〉嶋田元菜妃
・あしたをプロトタイピングする
・あたらしいTOY
・根尾コ・クリエイション
主催:情報科学芸術大学院大学[IAMAS]