9月22日(金)にいよいよ発売となるアップルのiPhone 8/8 Plus。新iPhoneの発売に先駆けて本日20日(水)よりiOS11の提供が開始されました。
iPhone 8や11月に発売となるiPhone XにインストールされてるOS(オペレーティングシステム)となるiOS11。
今回のメジャーアップデートで最も変化するのがiPadで、Dockが新しくなりドラッグ&ドロップ、マルチタスキングが強化。MacBook ProやMacBookに搭載されているmacOSに近い形に変化しています。
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今回は、iPhoneをiOS11にアップデートして試してみたい新機能をご紹介します。
コントロールセンターをカスタマイズ
画面下部を下から上にスワイプすると現れるのが新しいコントロールセンターです。デザインが縦長に変更されているだけでなく、カスタマイズすることが可能になりました。iOS11で新しく導入されたドライブモードをはじめ、メモ、ボイスメモ、アラームなどへのショートカットを追加することができます。
新アプリ「ファイル(Files)」をチェック
iOS11で新しく導入され、アップルのデバイス間でのファイル共有が劇的に簡単になるアプリケーション「ファイル(Files)」を使ってみましょう。
iCloudにより同期されたMacのデスクトップ、書類フォルダにファイルを通じて容易にアクセスすることが可能に。さらに、Dropbox、Google Drive、OneDriveといったクラウドもファイル上で管理することができるようになります。
マルチタッチとドラッグ&ドロップ
iPhoneのホームスクリーンのアプリを整理することが簡単になりました。アプリアイコンを移動できる状態にしたままスクリーン間の移動がマルチタッチによ可能になりました。
iPadではファイル間のドラッグ&ドロップも可能ですが、画面サイズの小さいiPhoneでは対応していません。しかし、「ファイル」内でドラッグ&ドロップで直感的にファイルを整理することができます。
スクリーンショットを取る
スクリーンショットを撮ると、いままでと違う動きに気がつきます。シャッター音の後に画面左下にサムネイルが表示。
タップしてスクリーンショットをトリミングしたり、スクリーンショットに文字を入れたりなど簡単な編集ができます。
iPadをの場合はApple Pencilを使ってコメントを入れるなど、活用できそうです。
iOS11が真価を発揮するのはiPad上でとなりそうですが、iPhoneにおいてもより直感的に操作できるようなUIに進化したといえるのではないでしょうか?
iOS11では32bitのアプリなど一部のアプリが動作しなくなる場合もありますので、その点においては注意が必要です。また、アップデートに失敗したという報告もゼロではないので、事前のバックアップをオススメします。
iPhone 8、iPhone X発売までの間、既存のモデルでiOS11を体験してみてはいかがでしょうか?
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