“ベスト・ニュー・ジャーマン・バンド”と注目されているドイツ・ベルリン発ジャーマン・ポストパンク/プロトポップバンド、アイソレーション・ベルリン(Isolation Berlin)の2ndアルバム『Vergifte dich』が2018年2月23日(金)に〈Staatsakt〉レーベルよりリリースされる。
前作となる1stアルバム『Und aus den Wolken tropft die Zeit』はドイツアルバムチャートにて最高68位を記録。ドイツ音楽誌『Intro』、『Musikexpress』マガジンでは共に2016年間ベストアルバム第8位選出されるなど、まさにその飛ぶ鳥を落とす勢いに、ドイツの音楽シーン全体で話題となっているバンドだ。
彼らの生み出す音楽はまるで若き日のフランソワーズ・アルディのような60sビート/シャンソン。ソニック・ユース、ジーザス・リザード、プライマル・スクリームを彷彿とさせるサイケデリック・ノイズ・ロック。ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジョイ・ディヴィジョン、ザ・スミスに通じるポストパンクといったテイストだ。
フロントマンTobias Bamborschkeによる歌詞はとても詩的で、ヘルマン・ヘッセやエルゼ・ラスカー=シューラーといったドイツの詩人達に影響を受けている。愛や喪失など誰もが日々感じる感情を切り取ったその歌詞への共感や支持も高く、本国ドイツでは2017年に本をリリースし、作家としての活動もスタートした。
2018年2月23日(金)にリリースされる待望の2ndアルバム『Vergifte Dich』は、発売前にも関わらずドイツの音楽メディアから高評価を獲得している。
『Vergifte Dich』(Poison Yourself:毒を持て)と名付けられた今作は、前作の自分たちを見つめた自伝的内容から、より客観的な立場からストーリーを描き出した1枚。愛と孤独感、人生と嫌悪、絶望、そしてバーで飲み明かした夜など、私たちが同じく経験する瞬間や感情を散りばめている。しかし、最も重要な点は、今作全体を通じて私たちに単刀直入かつ核心を突く質問を提示していることだ。
2018年は2ndアルバムリリース後も、ドイツやヨーロッパを中心とするツアーやライブ、音楽フェスへの参加など、勢いを増す彼らに今後も目が離せない。
Isolation Berlin – Kicks
Isolation Berlin – Marie
RELEASE INFORMATION
Vergifte dich
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