米国の主要メディアによる、<Coachella Valley Music and Arts Festival 2018>(以下、Coachella)での、X JAPANのヘッドラインパフォーマンスについての評価が、今各国で大きな話題となっている。
内容は非常に興味深く、<Coachella>の会場を沸かしたX JAPANが、同時間帯に出演していたビヨンセとの“直接対決”で残した大きな影響について、各社がレビューを掲載している。
『THE WRAP』
「コーチェラ スピリット賞:YOSHIKIとX JAPAN “誰かがビヨンセのパフォーマンス枠と対戦しなければならなかった。それがX JAPAN、日本から来たロックのレジェンドである。X JAPANは負けたのか? とんでもない、彼らは負けていなかった。」
『LAウィークリー』
「ビヨンセではなくX JAPANを選んだ…アメリカという殻を破った直後に、偉大な歴史をこの国で作ったことには、純粋に感銘を受ける。彼らはそれをやってのけたのだ。このショーが与えた影響は偉大である。」
『ローリングストーン』
「X JAPANが世界にその名を轟かすような閃光とドラマと共に、モハヴェ・ステージに降臨した…ハードロックの爆発あり、涙を誘うバラードあり…‘JADE’は、 スピード感のあるメタルリフと間欠泉のような激しさで始まったかと思えば、 エモーショナルで華やかなメロディーへと移っていく。そしてその歌詞は、英語で歌われている。ドラムとピアノの両方を演奏するのは、このバンドをプロデュースするYOSHIKIだ。彼は上半身を脱ぎ、首にはレザーのネックカラーを付けて登場した。YOSHIKIの、「WE ARE! WE ARE!」という掛け声に続いて 観客が「X! X!」と叫ぶ、バンドが恒例としている形でその夜の幕を閉じた。」
米『ヤフーニュース』
「…ビヨンセと同時間帯に相対するに相応しいパフォーマンスが行われていた。 他にロックアーティストがいない中で出演した、唯一のメタルバンドX JAPANである。X JAPANの激しく、吹き飛ばされるかのような破壊力のショーには、“偉大”という形容詞が相応しいだろう。」
『ロサンゼルス・タイムズ』
「心を突き動かすボーカルと楽器の音色、力強いセット構成、斬新なファッション性、そしてオーディエンスが大声で日本語の歌詞を歌う姿。X JAPANのセットは、「ロック・オペラ」の世界に踏み入れたかのように感じさせてくれた。」
どのメディアの記事も、同時刻に登場したビヨンセの対抗馬としてステージに果敢に挑み、圧倒的な存在感を見せつけたX JAPANを見事に称えている。
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