イングランドがコロンビアをくだし、いよいよベスト8が出揃ったFIFAワールドカップ2018ロシア。
前回と前々回大会の覇者ドイツとスぺイン、さらにはメッシを擁するアルゼンチン、C.ロナウドを擁するポルトガルらがラウンド16で敗退、日本代表もベルギーとの激闘の末惜しくもベスト8入りを果たすことは出来なかったがベスト8が出揃いますます盛り上がりを見せている。
連日熱い闘いが繰り広げられる中、ワールドカップ中継の公式オープニング映像と映画音楽界の巨匠ハンス・ジマーが手がけた音楽が話題となっている。
Official FIFA Theme、“LIVING FOOTBALL”はハンス・ジマーが作曲
FIFA公式ページによると、「ハンス・ジマーが手がけた楽曲とともに始まるこのタイトル映像は、ピーター・カール・ファベルジェ作のインペリアル・イースター・エッグにインスパイアされています。インペリアル・イースター・エッグは、独創性と熟練の技が完璧に調和したロシア・ロマノフ調の工芸品として知られ、中には“仕掛け”が施されています。私たちは、サッカーの緻密さや美しさをこのインペリアル・イースター・エッグで表現し、光るボールが進む先には、ロシア文化の豊かさを象徴する様々な要素をちりばめました。そして、それらの中心には、これまでのFIFAワールドカップ優勝国 – ブラジル、ウルグアイ、イングランド、イタリア、アルゼンチン、フランス、スペイン、ドイツ – の栄光の記録である“宝石”が置かれているのです」と説明されている。
2018 FIFA World Cup Russia(tm) – OFFICIAL TV Opening (EXCLUSIVE)
この曲“LIVING FOOTBALL”の作曲を担当したのは映画音楽界の巨匠ハンス・ジマー(Hans Zimmer)。古くは『料理の鉄人』で有名になった『バックドラフト』の音楽や、オスカーを受賞した『ライオン・キング』の音楽を担当。有名な『パイレーツ・オブ・カリビアン』も彼の手によるもので、最近ではC.ノーラン監督の一連の作品(『ダークナイト』シリーズから『インセプション』、『インターステラ―』、『ダンケルク』など)を担当している。
このたび今大会の公式TVオープニングのために、『パシフィック・リム:アップライジング』や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で音楽を担当しているローン・バルフと共同で書き下ろされたこの曲は、熱い闘志を秘めた各国の代表選手たちが、自国の誇りと威信をかけてピッチで躍動する様子を情感歌かに、壮大に表現したハンス・ジマーらしい<燃える>名曲になっている。
現在、この“LIVING FOOTBALL”も含む、ロシアW杯公式プレイリストが絶賛公開中なので、是非ラウンド8観戦に向けてチェックしてみてはいかがだろうか。
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