マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の死後にSony Music Entertainment(以下、ソニー)傘下の〈EPIC Records〉から2010年リリースされたアルバム『Michael』収録曲3曲が偽物であるかを争う裁判で、ソニーが「偽物であることを認めた」との報道を否定する声明を『Variety』が報道しています。

先週、最終的に、Sony Music Entertainmentは裁判で偽物のシングルをリリースしたことを認めたと『Vibe』、『Hot New Hip Hop』などが報道していました。

ソニー「誰もマイケル・ジャクソンが楽曲を歌唱していないとは認めていない。」

先週行われた審理の参加者複数の証言を元に報道されていましたが、報道を受けてソニーが代理人を通じて『Variety』で「誰もマイケル・ジャクソンが楽曲を歌唱していないとは認めていない。」という声明文を発表。

報道をきっぱりと否定し。審理ではレコーディングされた声が誰のものであるかという判断は下されておらず、米国憲法修正第1条でソニーミュージックと財団が守られるかどうかについての審理だったことを強調しています。

『Michael』収録の“Breaking News”、“Keep Your Head Up”、“Monster”の3曲がマイケル・ジャクソンによるものではなく別人の歌唱ではないかという疑惑に対して、作品のリリース時に本人による歌唱であるとの声明文を発表していました。

Bad、Thriller、Off The Wall、Dangerous、Invincible、HIStory、Blood On The Dance Floorなどのレコーディングに実際に参加した、そして/またはマイケルのツアーで一緒に仕事をしたエンジニア、プロデューサー、そしてミュージシャンたち全員がこの音楽を聞き、一人残らず、カシオ邸で録音されたトラックのリード・ヴォーカルはマイケル・ジャクソンに間違いないと確信していると話した。法医学の分野でも活躍する、アメリカで最も著名な二人の音楽学者が、それぞれに音声解析を利用してこれらのトラックを分析したところ、二人ともが、このリード・ヴォーカルはマイケル・ジャクソンに間違いないと報告した。マイケルの音楽家としてのキャリアにおいて、たいへん重要な役割を果たした2人のアメリカの音楽界の超有名人にこの音楽を聞いてもらったところ、二人ともこのリード・ヴォーカルはマイケルに間違いないと証言した。

引用元:3曲の「信憑性」について



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