現地時間2017年11月19日に83歳で死去した、アメリカの元カルト教団指導者チャールズ・マンソン(Charles Manson)。
死後財産の相続を巡る裁判が行われていますが、チャールズ・マンソンと文通をしていたマイケル・チャネルズ(Michael Channels)が筆跡鑑定の専門家の意見を裁判所に提出すると『TMZ』が報道。
チャールズ・マンソンの遺言を24通の手紙、封書、ポストカードなどのマンソンの署名と比較し専門家がマンソン本人の署名である可能性が高いと結論づけたと伝えられています。
チャールズ・マンソンの遺産は友人マイケル・チャネルズのものに?
『TMZ』が入手した書面によると専門家は空白、筆致、特徴的な筆跡からマンソン本人の署名であるかを判定。
手紙の2ページ目に書かれていたマンソン本人による遺言か疑問視されていた文章は本人によるものだと自信を持って結論づけることができると鑑定したようです。
チャールズ・マンソンの遺体の所有権は孫ジェイソン・フリーマンに
チャールズ・マンソンの遺体の所有権を巡ってはマイケル・チャネルズ、マンソン・ファミリーのメンバーだったメアリー・ブルンナーの息子で、幼い頃にマンソンが養子にしたと言われているマイケル・ブルンナー、マンソンの孫であるジェイソン・フリーマンにより争われており、裁判でジェイソン・フリーマンの所有権を認める判決が下されていました。
財産について記された遺言は、今回の2002年に記されたものと、2017年に記されたものの2つが存在しその有効性を巡って裁判が行われています。
最終的にチャールズ・マンソンの財産は誰ものとなるのでしょうか?
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