iPhone XS Maxの256GBモデルの原価は約5万円(443ドル)であると分解により推定されています。
iPhone XS Maxの原価はiPhone Xの64GBモデルの約4.5万円(395ドル)と比べて約5千円高額になっています。
OLEDディスプレイ、A12チップが高額なパーツ?
分解を行なった『TechInsights』によると、 iPhone XS Maxのディスプレイは約9千円(80.50ドル)で全パーツで一番高額。
ディスプレイに次いでA12チップが約8千円(72ドル)と高額パーツとなっているようです。
そのほか、ストレージ、カメラ、本体が比較的高額となっています。
Appleが「iPhone XsとiPhone Xs Maxは、1,000,000:1のコントラスト比により、驚くような輝度と真の黒を再現しつつ60%広いダイナミックレンジをHDRの写真で実現しています。300万を超えるピクセルを搭載するiPhone Xs Maxは、iPhone 8 Plusとほぼ同じサイズでありながらiPhoneとして最大のディスプレイによりビデオ、映画、ゲームにさらなる臨場感をもたらします。」とそのクオリティを説明しているようにディスプレイに高いコストがかかっているようです。
iPhone XS Maxの販売価格は部品原価の約3倍と推定
Appleは3D Touchに関する一部部品を取り除くことに成功したようで1台あたり約1,100(10ドル)のコスト削減が実現していると『TechInsights』が報じています。
開発研究、製造、広告、流通などにかかるコストは含まれてはいないものの、iPhone XS Maxは部品原価の約3倍となっています。
部品の原価はあくまでも推定価格ですが、Appleが新iPhoneでどれだけの利益を産むのか決算発表でどれほどの利益をもたらしたのかが明らかになるかもしれません。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRを紹介します — Apple