英国ベースの国際的な音楽業界団体International Federation of the Phonographic Industry(以下、IFPI)が音楽消費動向のレポートを公開。

38%の消費者が違法に音楽を入手している

38%の消費者が著作権違反の音楽を入手しているという調査結果が明らかになっています。

レポートによると違法な音楽の入手方法として最も多いものが「ストリームリッピング」で32%。

BitTorrentなどのファイル交換の利用が23%、検索エンジンからの違法ファイルの入手が17%を占めていたようです。

YouTubeで音楽を聴く人が多い

その他、86%のリスナーがストリーミングサービスを利用しており、52%がYouTubeのような動画ストリーミングサイトで音楽を聴いていることが判明。

ストリーミングで音楽を聴いているうち、28%が有料の音楽ストリーミングサービスを利用しており、20%は無料のストリーミングサイトを利用しているようです。

2018年2月26日に公開された米津玄師の“Lemon”は1.7億再生を記録していることからもわかるようにYouTubeで音楽を視聴することが普通になっているようです。

米津玄師 MV「Lemon」

Music Consumer Insight Report 2018