女性アーティストとして世界最高のトータル・セールス2億枚を誇るマライア・キャリー(Mariah Carey)。4年ぶりの来日公演を記念した初の日本独自企画ベスト・アルバム『マライア・キャリー ジャパン・ベスト』を10月に発売し、同10月末から11月頭にかけて開催した日本武道館を含む大阪・東京計3公演で約3万人を動員したジャパン・ツアーでは、往年のヒット曲“ヒーロー”、“恋人たちのクリスマス”や、最新曲“ウィズ・ユー”、“ザ・ディスタンス feat.タイ・ダラー・サイン”を披露し、圧巻の歌唱力とパフォーマンスで、日本のファンを大熱狂させたばかり。
そんなマライアが、2014年の『ミー。アイ・アム・マライア』以来4年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『Caution|コーション』を日本を含め全世界同時発売した。
マライア自身がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、スクリレックス&プー・ベア、タイ・ダラー・サイン、ナインティーン85、DJマスタードといった豪華プロデューサーとアーティスト陣が参加している今作。リリースに際し、マライアから日本のファンに向けたメッセージ動画も公開されている。
🦋マライアから日本の皆さんへ🦋
ついに本日、世界の歌姫 #マライア・キャリー 4年ぶりのニュー・アルバム『コーション』発売🎉✨
日本盤は未発売曲のボーナストラックが1曲追加され合計11曲収録💞日本の皆さんへの貴重なメッセージ動画をどうぞ💜 pic.twitter.com/VttmZhZF5B
— ソニーミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) 2018年11月16日
日本盤ボーナストラックにはKOHH参加の“Runway”が収録
国内版のCD及びデジタル・アルバムには、スクリレックスがプロデュースを手がけ、“生き延びたいのなら自分を守ること、恐怖を乗り越えて飛び立つのよ”と、この社会で生き辛いと感じている人々に向けて負けないでというメッセージが込められた楽曲“ランウェイ”が日本限定で追加収録され、さらにデジタル・アルバムは、フランク・オーシャンや宇多田ヒカルとの共演など、日本のみならず世界からの注目もあつい日本人アーティストKOHHがフィーチャリングに参加している“ランウェイ feat. KOHH”を特別収録。KOHHは今回のコラボレーションに際し、「マライア・キャリーと曲をやるとは思ってもなかったです。繋げてくれたスクリレックスありがとうございます。」とコメントしている。
アルバムに先だって発表され、世界20カ国のiTunesで1位となった“GTFO”は、楽曲制作とプロデュースをヒット・メイカー=ナインティーン85ことポール・ジェフリーズ(ドレイクの数々のヒット曲“ホット・ブリング”、“ワン・ダンス”等)がマライアとともに手がけ、エレクトロニック・ダンス・ミュージック界の鬼才ポーター・ロビンソンによる“グッバイ・トゥ・ア・ワールド”をサンプリングしている。
Mariah Carey – GTFO
また、世界13か国のiTunesで1位を獲得し、楽曲制作とプロデュースをR&B/ヒップホップ界の売れっ子“DJマスタード”(リアーナ、YG、タイ・ダラー・サイン他)がマライアとともに手がけた今作からのリード・シングルであり、“あのボーン・サグズンの曲の頃から”と歌う“ウィズ・ユー”は、マライアがボーン・サグズン・ハーモニーと共演した“ブレイクダウン”(97年のアルバム『バタフライ』収録)の頃を指していると思われ、懐古調なミュージック・ビデオも必見。
Mariah Carey – With You
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