今年で結成10周年を迎える東京のインディー・ロック・バンド、ミツメ。現行の東京シティ・ポップ・シーンを作り上げた立役者的存在ともいえるバンドです。4月3日(水)には5枚目となるフルアルバム『Ghosts』をリリースする予定で、このアルバムに収録されている楽曲「セダン」のMVも話題となっています。
ミツメ – セダン
そんな彼らに、ルーツとも言えるような思い入れのある楽曲を選んでいただき、選んだ楽曲についてのエピソードを語っていただきました。
往年のバンドの名曲からあの映画のテーマ曲、さらには彼らが結成して初めて完成をさせた楽曲まで。
これから彼らの音楽を知ることになる方はもちろん、以前から好きな方ももっとミツメのことを知れるはず。
ミツメが思入れのある楽曲とは?
川辺素
Geoff Muldaur / “Brazil”
映画『未来世紀ブラジル』のテーマ曲。原曲は Ary Barroso が 1939 年に作曲。
大学生の時にバンドを初めて間もない頃に知った。
映画と音楽の関係性が理想的だったのもあり、後の趣味の方向を決定づけた曲。
大竹雅生
Bülent Ortaçgil / Kediler
24、5歳くらいの頃、平日朝9時に出勤し夜まで働く生活を送っていた時期に、朝の通勤時に毎日聴いていました。
労働意欲は、より削がれました。
そんなエピソードは抜きにして、とても素晴らしいアルバムです。
text by ミツメ