昨日ティザーポスターが解禁されたばかりのアカデミー賞ノミネート俳優のホアキン・フェニックス主演、DCコミックスの実写化映画『JOKER(ジョーカー)』の予告編がついに本日4日(木)公開された。
「ハッピーな顔にしてやるよ」
今回公開された予告編は、ホアキン・フェニックス演じる主人公であるアーサー(ジョーカー)の人となりを紹介する映像となっている。本編は、アーサーが病院で精神科医に「誰か話を聞いてくれる人はいないの?」と問われると、不敵に笑みを浮かべるシーンから始まる。
JOKER – Teaser Trailer – In Theaters October 4
「いつも母親には、笑顔でハッピーでいてほしい」と言われていたと語るアーサーがピエロに扮装し、陽気にパフォーマンスをする様子や、周囲の冷ややかな対応に傷つけられ、少しずつ狂気に飲み込まれていく彼の姿が映し出されている。腹がぼってりと出た比較的ふくよかな体型だったホアキン・フェニックスが、骨の形が浮き出るほどげっそりとやせ細っているのも印象的だ。
共演に名優ロバート・デニーロや、『デッドプール2』で人気を集めたザジー・ビーツが予定されており、本予告編にはビーツが出演していることも確認できる。
予告編は「俺の人生は悲劇の連続だと思ってたけど、いまはわかる。俺の人生はコメディだ」という言葉で締めくくられ、映像にはジョーカーに変わっていくアーサーが。「ハッピーな顔にしてやるよ」というセリフがこの映画のキーワードとなるようだ。
この予告編だけでも傑作と言える内容だけに、本編が気になるところ。本作は、映画『ハングオーバー!』シリーズを手がけたトッド・フィリップスが監督・脚本を務めている。2019年10月4日(金)にイギリスで先行公開される予定だ。日本での公開が待ち遠しい!
▼RELATED:
・ホアキン・フェニックス版『ジョーカー』のポスターが解禁!トレーラーが明日4日公開