世界最大のレストランチェーン、マクドナルドの米本社が3億ドル、約300億円以上もの投資を行い、AIなどのテクノロジーを取り扱う会社、Dynamic Yield株式会社の買収したという情報が舞い込んで来た。
AIがあなたのメニュー選びをお助け?
報道によると、このDynamic Yield株式会社はAIなどのテクノロジーを扱う会社で、この買収によってマクドナルドはアメリカで展開されているデジタルメニューボードのさらなる進化を念頭に入れているようだ。
一体どのように進化するのか。これまでのデジタルメニューボードは、店頭に設置された大型のディスプレイに各メニューが表示されており、その中からカスタマーが自身で操作しながら好みのミールを注文できる、というものだった。
このデジタルメニューボードにDynamic Yield株式会社が取り扱うAIが導入されることで、そのときの天気や日時、地域ごとに合わせたメニューをそのAIが提案してくれるようになるという。
例えば、寒い日には暖かいコーヒーを、暖かい日には夏の定番メニュー、マックシェイクやマックフルーリーをおすすめしてくれるのだとか。さらに、頼んだメニューに合うような食事やドリンクもレコメンドしてくれるそう。ビックマックなどの大味な商品を頼めば、すっきりしたアイスティーだったり、アイスコーヒーを、ということだろうか?
日本の店舗でも、デジタルメニューボードが設置されている店舗は多い。あなたの好みに合わせてメニューを決めてくれるようになるのもそう遠くないかも?