現在世界中で社会現象を巻き起こしているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。本作でこれまで10年間に渡り展開されてきたMCU作品フェーズ1〜3までのストーリーが終結し、ついに新たなフェーズ”4”に突入する。

フェーズ3までの脇役にスポットを当てる作品も?

フェーズ4では、フェーズ3までに脇役として登場し、影を潜めていたキャラクターに焦点を当てるストーリーもあるようだ。先日アメリカのウェブ掲示板Redditで突如質問を募集し始めたマーベル・スタジオの社長兼プロデューサー、ケヴィン・ファイギは、「(『インクレディブル・ハルク』に登場したヴィラン)アボミネーションのような過去作のキャラクターがフェーズ4以降に姿を見せることはあるか」というファンからの問いに答えている。

※ここから先はネタバレの可能性もあるので、注意して読んでいただきたい。

Marvel Studios’ Avengers: Endgame ー Official Trailer

ファイギはアボミネーションの再登場について「忘れていた」としながらも、「ファンのみんながこれで見るのは最後だろうと思っていたようなキャラクターをもう一度映画に連れ戻すのは大好きだよ。例えばロス将軍とかハーレーとかね」と、名指しで再登場するであろうキャラクターについて語っている。

ロス将軍とは、『インクレディブル・ハルク』や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも登場しているキャラクターで、アメリカ合衆国の国務長官として、アベンジャーズと協力(敵対?)しながらアメリカのために従事する愛国心ある人物だ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降のMCUフェーズ4で、過去作の脇役キャラが主役級の活躍? film190523_avengers_1
参照:@Hulk(Facebook)

またハーレーとは『アイアンマン3』で、テロリストのマンダリンに襲われ、窮地に陥ったアイアンマンことトニー・スタークをサポートしたテネシー州のあの少年だ。写真を見れば、おぼろげに思い出せるという方もいるはずだ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降のMCUフェーズ4で、過去作の脇役キャラが主役級の活躍? film190523_avengers_2
参照:@ironman(Facebook)

実はこの2人、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラスト、トニー・スタークの葬儀シーンに登場していたのだ。ロス将軍についてはすぐに見つけることができるだろうが、ハーレーについては『アイアンマン3』の設定時期よりかなり時間が経っているので、どれがハーレーか見分けにくいかもしれない。そんな2人が今後主役級の活躍を見せるとなると、次なる展開にワクワクしてくる方も多いはずだ。また、そんな発言を念頭に置きながら『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観ると、新たな視点が芽生えるかも。劇場公開されている今のうちに、ぜひもう一度ご鑑賞あれ!

INFORMATION

アベンジャーズ/エンドゲーム

大ヒット上映中!

監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
制作:ケヴィン・ファイギ
出演:ロバート・ダウニー Jr./クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/クリス・エヴァンス/スカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/ポール・ラッド/ブリー・ラーソン

© 2019 MARVEL
詳細はこちら