今年4月にトレーラーが公開され、そのデフォルメされたキャラクターデザインに非難が殺到し、なんとデザイン変更を余儀なくされた人気ゲームの実写化映画『ソニック・ザ・ムービー』。その結果、今年11月に予定していた公開時期は2020年まで延期されることが監督の公式Twitter上で発表された。
予告編の低評価数は67万を超える
本作の監督を務めるのは、アカデミー短編アニメ賞にノミネートされた経験もある敏腕ディレクター、ジェフ・ファウラー。彼が更新したツイート内容によると、本作の公開は2020年2月14日(金)まで延期されることになるようだ。当初予定していた工程よりも約3ヶ月遅れての公開となる。ツイートには「ソニックをもっと正しい姿にするためにもう少し時間をかけるよ」と記されている。
Taking a little more time to make Sonic just right.#novfxartistswereharmedinthemakingofthismovie pic.twitter.com/gxhu9lhU76
— Jeff Fowler (@fowltown) 2019年5月24日
本作は日本のゲーム会社「SEGA」から発売されている人気ゲーム『ソニックシリーズ』を原作とした映画で、主人公であるソニックを3Dデザイン化して製作されることが決定していたことから、その姿に注目が集まっていた。本作のトレーラーがYouTube上で先月30日に公開されるや否や、あまりにデフォルメされてしまったソニックの姿にSNS上では非難が殺到。トレーラーには現在67万を超える低評価がつけられている。
Sonic The Hedgehog(2019) ー Official Trailer ー Paramount Pictures
本作は、ソニックのライバルである(ゲーム内ではドクター・エッグマンとして知られる)Dr.ロボトニク役にあのジム・キャリーが抜擢されていることも話題となっている。
日本の名作ゲームが実写化されるとあって、期待していた方も少なくないはず。公開時期が遅れるという残念な結果となったが、今度こそしっかりファンの気持ちをくんだかっこいいソニックが姿を見せてくれるはず。続報に期待したい。