DJミックスをボタンひとつで簡単に録音できるDJ必携のiOSアプリ、Pioneer DJ「DJM-REC」に新たな機能として、Apple MusicやSpotifyなどのサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスに自身で録音したミックスをアップロードできる機能が追加された。
「DJM-REC」でApple Music、Spotifyにミックスをアップロード!
この機能は、Pioneer DJがデジタル著作権管理プラットフォームのDubset Media Holdings, Inc. (以下、Dubset Media社)と協業を開始したことにより実現したもの。Dubset Media社では独自の音源ファイル解析技術「MixSCAN」を利用し、音楽関連の著作権処理やマネタイズを支援するプラットフォーム「MixBANK」を提供している。
今回の機能追加により「DJM-REC」から「Dubset」にDJミックスやリミックス楽曲をアップロードすると、使用した楽曲の著作権処理をDubset Media社が行うことで、DJミックスやリミックス楽曲をApple MusicやSpotifyなどのサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスに合法的に配信できるように。音楽配信サービスのユーザーがそのDJミックスやリミックス楽曲を再生すると、再生回数に応じた収益からロイヤリティがDJと権利者に分配される形だ。
Pioneer DJ株式会社は、Dubset Media社と協業を開始します。https://t.co/RUa6a9UcYM
DJM-RECからDubsetにDJミックスやリミックス楽曲をアップロードすると、使用した楽曲の著作権処理をDubset Media社が行い、Apple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスに合法的に配信できるようになります。
— Pioneer DJ JPN (@PioneerDJJPN) 2019年5月28日
「DJM-REC」の最新版をダウンロードすれば、本機能を利用できるとのこと。すでに本アプリには、Mixcloud、SoundCloud、Dropboxなどのクラウドサービスにアップロードできる機能があったが、今回の機能追加でミックスを作成したDJやミックス内で使用されている楽曲を製作したアーティストにも、収益が分配される形となる。DJとして活動している方にとってはこの上ない内容だ。ぜひ一度試してみては?