「大人でもなく子供でもない。じゃあ私たちは何者なんだろう。」
人生の分岐点といわれる25歳
その節目に何を感じているのだろうか?
写真家・三澤亮介が
25人の25歳に「いまの答え」をインタビューし
写真に記録する連載シリーズ。
第7回目となる今回登場するのは、アーティストのMikako。
25’s view
Mikako / アーティスト
――自己紹介をお願いします。
ガールズグループ ”FAKY”のMikakoです。
福岡出身のアーティストです。
アーティストになったきっかけは、高校生の2年生の頃に
今のFAKYのプロジェクトのお話を頂いて、
レッスンを受けながら、高校卒業と同時にそのままFAKYに加入しました。
――25歳の今どんなことを感じていますか?
周りの子で年齢に対して焦る子がすごく多くて、
もうこの年齢だから「あれをしなきゃ」「これをしなきゃ」と言っているのですが、
そういう意味では、私は年齢に対して焦ったことはないんです。
常に”今を”大切にしたいので、年齢のせいにもしたくないし。
結局、年齢ってただの”数字”だなと思っている部分が自分にはあるんです。
だから年齢に対しては特に何も考えていないですね。
でも、自分がやっているFAKYというグループに対しては、
7年間続けてきて、2回のメンバーチェンジがあり、いろんな壁にぶつかってきました。
これ大丈夫かな? と思ってしまうこともあったり、周りからの心無い言葉もありました。
それでも、私は、高校生の頃にFAKYをやるんだ! と腹をくくって東京に出てきて、
周りが何と言おうと、自分で決めたことを貫き通したいという思いでずっとやっているので、
そういう意味では、25歳の今も18歳のあの時と変わらない夢を追いかけてます。
だからこそ、今になって、やり続けることの大切さを最近は実感しています。
続けることでいうと、2年前からほぼ毎日インスタグラムを更新していて……。
すごく大変だけど、チャレンジすると自分の知らない自分に出会えるんですよ!
だから、今はすっごく楽しいですよ!
――あなたがいま持っている、生きていく上での覚悟を教えて下さい。
覚悟は常にしています。それに、常にチャレンジを続けたいんです。
なぜかというと、自分でも知らない自分をもっと見たくて。
そのためには、言葉だけでは絶対終わらせたくないなって思っています。
自分で発言したことは、絶対にやり遂げるんです。
だから、FAKYの活動でも、自分たちはもっと上に行く!
って周りの大人たちに言ってきて、今も言い続けてます。
そのためにいつ何があってもいいように常に準備が整っている状態です。
常に準備ができている状態だからこそ、自信があるし。
でも、そうじゃなきゃステージにも立ち続けられないと思うんです。
――座右の銘は?
さっきの話の通り、「有言実行」ですね。
もう一つは、「正々堂々」です。
いつ何時どんなことがあっても、嘘偽りなしで正直に戦いたいです。
それが周りから見て悪く見えてしまうこともあるかも知れないんですけど、
自分が信じたいものは、信じたいから。
正面からぶつかりたいんです。
そうやって正面から自分の信じる道を突き進んで、間違ったら「ごめんなさい。」って。
――最後に、5年後の自分へ一言お願います。
FAKYが大きくなって、7年前から言い続けている世界ツアーを敢行していたい。
そのためにここまでやってきたので。
その頃には、誰もが知っているガールズグループになっていて欲しいな。
“Mikako”という個人としては、今までどおりブレない自分でいれば、
何か見えてくるものがきっとあるはずだから、そのままブレずに突き通して欲しいです。
それは30歳になっても、いくつになっても、これから先ずっと。
そのままでいいよって言いたいです。
そして、もしいつかFAKYをやり遂げた! ってなったら、次はファッションの仕事がしたい。
自分のブランドを妹と一緒に立ち上げたくて。
そのために今は、いろんなものを見て感じて、自分の中で準備をしています。
“Mikako”としては、今はそんな未来を描いてます。
Mikako
25歳、アーティスト。
1994年福岡県生まれ。
黒髪ボブヘアと美肌、ショートパンツの映える美脚がMikakoのトレードマーク。
華奢なスタイルとクールな眼差しが際立つ彼女はファッションコーディネートを得意とし、メンバーのスタイリングをプロデュースする事も。保育園のお遊戯会でパフォーマンスをすることの楽しさに目覚め歌やダンスの練習に励みオーディションを勝ち抜いてFAKYへと加入。 現在、定額制音楽配信サービスうたパスが提供する日本初の音楽専門インターネットラジオ番組”Backstage Café”「Nighty FAKY」にて Hina と共に初のMCに挑戦中。
FAKY
“次世代ガールズ・ユニオンFAKY”
フェイクなフリしてとことんリアルに。ルーツもスタイルも異なる最強の5人が集結(=ユニオン)。
2016年に発売した『CANDY』はiTunes総合トップアルバムにおいて、アリアナ・グランデ、レディオヘッドに次ぐ3位を獲得。
2017年に発表した”Surrender”は「Spotify Viral Top 50チャート」にて日米Top10入りを果たした。
2019年7月には、ガールズパワーをテーマにしたダンスシングル3部作のリリースを発表。
第1弾”GIRLS GOTTA LIVE”は8/23にMV公開、配信スタート。
ブラジル公演やカナダ公演で大成功を収めるなど、世界のトップクリエイターを迎えたクリエイティブの高さと彼女達のパフォーマンス力に各国から注目が集まっている。
FAKY – GIRLS GOTTA LIVE
三澤亮介
1992年生まれ。福井県出身。
ストリートカルチャーへのアプローチと新たな表現を求めて、NYやLAでのスナップから、フォトグラファーとしてのキャリアを開始。
帰国後は、アーティトや俳優のポートレート、ファッションフォトなどで活動中。
写真家としても渋谷西武×HIDDEN CHAMPION主催の、”POP&STREET展 -AN ANNUAL- 2018”への選出や、
来年1月には、”FILA”から「RyosukeMisawa×FILA」フォトコラボアイテム発売されるなど、精力的に活動を行なっている。