デビュー前にもかかわらず、<FUJI ROCK FESTIVAL ’19>(以下フジロック)のGAN-BAN SQUAREのステージに出演し、行き交う人々の足を止めさせたアーティスト、THE ALEXX(ジ・アレックス)がついにデビューアルバム『VANTABLACK』をリリースすることに。
THE ALEXX、ついに始動
フジロックを主催するSMASH代表が立ち上げたインディーレーベル〈REXY SONG〉が突如専属契約した初の日本人アーティスト“THE ALEXX”。
彼らはザ・エックス・エックス(The XX)以降のダークさとポップさ、ダンスミュージックのマナーとロックのダイナミズムを個々の体内に沁み込ませ、ニューウェイヴ、ハウス、電子音楽、インディーダンス、ニューディスコなど、過去から現在までに溜め込んだ豊潤なユースカルチャー・ミュージックの影響を混乱したままダイレクトに表現している3ピースバンドだ。
デビューアルバムとなる『VANTABLACK』は、まるでセックス・ピストルズ(Sex Pistols)、ザ・クラッシュ(The Clash)、ニュー・オーダー(New Order)、ザ・スミス(The Smith)、プライマル・スクリーム(Primal Scream)、マッシヴ・アタック(Massive Attack)に熱狂した日本人プログラマーの手によって設計されたAIが作ったJ-POPアルバムのような音像が表現されている。
エンジニアにはzAk氏を起用し、ダークでダビーなサウンドを究極なまでにソリッドに仕上げることに成功している。日本のミュージックシーンにブラックホールを生み出すジ・アレックス『VANTABLACK』。新たなダークヒーローの誕生だ!