海外の映画祭で大絶賛されているNetflix映画『マリッジ・ストーリー』が12月6日(金)から全世界同時配信される。
結婚生活への葛藤と離婚に向けた心情を描くヒューマンドラマ
本作は、女優のニコール(スカーレット・ヨハンソン)とその夫で監督兼脚本家のチャーリー(アダム・ ドライバー)の、結婚生活への葛藤と離婚に向けた心情を描くヒューマンドラマだ。うまく行かずにすれ違う2人は円満な協議離婚を望んでいましたが、これまで閉じ込めてきた互いに対する積年の憤りが露わになって衝突、離婚弁護士を雇って争うことに。
公開されたキービジュアルには、仲睦まじく笑いあう家族の姿があり、離婚とは程遠い関係に思える。さらに予告編でも、チャーリーとニコ―ルはお互いの好きなところとして「子供と本気で遊ぶところ」、「励まし尊重してくれるところ」、「父親でいることを心から楽しんでるところ」、「やりたい事は何でもやるところ」などを明かしており、結婚生活が破綻していってしまう関係とは思えない。しかし、“負けず嫌い”という共通点を持つ2人がそれぞれの弁護士と離婚の話を進めていくうちに、次第に事態はややこしくなっていき、ニコールは「自分じゃなく彼のために生きてた」と隠れていた本当の気持ちに気付いていく。果たして、すれ違ってしまった2人が選ぶ結論とは……。
監督と脚本は、「イカとクジラ」でアカデミー賞ノミネート経験され、独創的な作風で映画ファンの人気も高い独創的な作風で映画ファンの人気も高いノア・バームバック。妻ニコール演じるのは3年連続ゴールデングローブ賞ノミネートの人気女優スカーレット・ヨハンソン、夫チャーリー役は「スター・ウォーズ」シリーズのアダム・ドライバーが演じる。アカデミー賞の前哨戦となる各映画祭では、「全てのトップカテゴリーでオスカー最有力候補だ」、「バームバックの最高傑作」、「スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバーともにキャリア最高の演技!」などと大絶賛され、米・映画レビューサイトRotten Tomatoesでも批評家スコア98%を獲得している。
第32回東京国際映画祭でも特別招待作品として上映が決まっている本作。本年度アカデミー賞3部門を受賞したNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』同様に、各賞レースを席巻するのではないかと世界中の注目が集まっている。