『ターミネーター2』の正統な続編を描くとして全世界から注目を集める『ターミネーター:ニュー・フェイト』が11月8日(金)より全国公開となる。この度、シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンが、本作に登場するT-800は長く経過した時間とともに、より人間味を帯びたターミネーターに進化していることを明らかにした。
ジェームズ・キャメロンが『ターミネーター』T-800について語る
一度は回避したと思われた人類滅亡の日”審判の日“。だが、その危機はまだ終わってはいなかった……。人類の命運を握る女性ダニーを守る謎の戦士グレースと、女性の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーターREV-9との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナーとT-800。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。
本作のT-800についてジェームズ・キャメロンは「私は自由意思を学んだターミネーターというこれまでのシリーズにいないキャラクター作りを提案した。もし彼がいくらでも学び続ける神経回路プロセッサーを持っていて、人間の行動をまねていたら、どの時点で彼は人間になるのか? 彼は人間と見分けがつかないところまでいくんだ」と語り、彼を演じたアーノルド・シュワルツェネッガー自身も「私は本作でもT-800だが、彼は今までの作品よりもずっと人間的になっているんだ。再びT-800を演じるのは最高だったよ」と語り、前作よりさらに進化したT-800への特別な想いを明かした。
T-800と言えば、シリーズ第1作『ターミネーター』では主人公サラ・コナーの命を狙う殺人マシンとしてスクリーンに登場。その後を描く『ターミネーター2』ではサラ・コナーの息子ジョン・コナーが未来で彼のプログラムを変更し、頼れるヒーローとしてカムバックしている。善悪の変化がありつつも、これら前2作では自我を持たずプログラム通りに動くサイボーグだったT-800。その彼が本作では“自我”に目覚める。『ターミネーター2』から本作にかけて溶鉱炉に沈んだはずのT-800に一体何があったのか?
キャメロンは本作の進化したT-800について「本作の彼は新たな任務を与えられないまま、人間の行動を真似し続け、社会に溶け込んでいる。そこで彼は新たな自分の目標を作り出すんだ」と語り、彼の今を紐解く貴重な証言を残している。
T-800はなぜ生きているのか? 彼の新たな目的とは? より人間らしく進化を遂げたT-800の活躍に期待が高まる。
『ターミネーター2』の世界を踏襲しながらも、過去作を遥かに凌ぐ迫力とスピード感で進化した『ターミネーター:ニュー・フェイト』。映像の革命児として常にハリウッドをリードし続けるジェームズ・キャメロンと、『デッドプール』のブッ飛んだ脚本と演出で一躍高い評価を得た実力派監督ティム・ミラーがタッグを組み描かれる「ターミネーター」の世界に、再び世界中が興奮させられるはず。
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』本予告【新たな運命編】11月8日(金)公開
INFORMATION
ターミネーター:ニュー・フェイト
11月8日(金)全国ロードショー
監督:ティム・ミラー
製作:ジェームズ・キャメロン、デイヴィッド・エリソン
キャスト::アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
配給表記:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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