10月4日(金)に日米同時公開されたDCコミックス原作の映画『ジョーカー』。公開を迎えるやいなや、世界中で大ヒットを記録し、瞬く間に社会現象となり、公開からわずか3週間ながらすでに数々の記録を打ち破っている。そんな本作がR指定映画の世界歴代興収記録を塗り替えたことが先日発表され、賞賛の声が多く上がる中、ある人物も賛辞の声(?)を贈っている。
『デッドプール』主演ライアン・レイノルズ「このクソ野郎」
その人物とは、『ジョーカー』に記録を打ち破られた映画『デッドプール』で主役を演じているライアン・レイノルズだ。『デッドプール』は7億8,300万ドルもの興収を稼ぎ出し、『ジョーカー』が抜きさるまでR指定映画の興収記録1位の座を保持していた。
このことを知ったレイノルズは自身のTwitterを更新。『ジョーカー』の聖地となりつつあるあの“ジョーカーの階段”で、ジョーカーが恍惚とした表情を浮かべるポスターにあるパロディ要素を加えた画像とともに自身の思いを綴っている。
R-Rated box office congratulatory posts aren’t like the ones you’re used to… pic.twitter.com/OTy2BqIP4f
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) October 25, 2019
ツイートには「R指定の興収記録お祝いのポストは、これまでとは違うものになった……」と記され、ポスターにはテッド(『テッド』)、ミスター・グレイ(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)、ウルフパック(『ハングオーバー!』)、ペニーワイズ(『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』)など、R指定興収ランキングに名を連ねる映画の主人公たちの名前が。一番上にはこれまで記録を保持していたデッドプールの名前が書かれている。
デッドプールの名前の上に立つジョーカーの頭上には、「おまえだよ、このクソ野郎」と祝っているようには見えない言葉が記されている。なんとも茶目っ気のあるレイノルズらしいお祝いとなっている。「デッドプール」シリーズは第3作もR指定で制作されることが決定したばかり。もしかすると、デッドプールが頂点に返り咲く可能性も……?