「大人でもなく子供でもない。じゃあ私たちは何者なんだろう。」
人生の分岐点といわれる25歳
その節目に何を感じているのだろうか?
写真家・三澤亮介が
25人の25歳に「いまの答え」をインタビューし
写真に記録する連載シリーズ。
第11回目となる今回登場するのは、濱 正悟。
25’s view
濱 正悟
──自己紹介をお願いします。
俳優やってます、濱 正悟です。
25歳です。好きな食べ物はカレーです。
──25歳の今どんなことを感じていますか?
そうですね、25歳なんで……アラサーだなあと……
全然遠いものだと思っていたのが近づいてきて。
いい意味で仕事が回ってきたのもあるけど、
周りの空気感的に、急ぎ始めたのを感じます。
それに伴って現場だったり、ワークショップだったりで、
得たいものを得るために、自分から能動的にならないとなって思います。
あとは、炭水化物が体に合わなくなってきてますね……
ラーメンとかはもたれてしまって、かつ現場で眠くなるので食べませんね。
──あなたがいま持っている、生きていく上での覚悟を教えて下さい。
後悔をしないってことですかね。
やっぱり色々と失敗するじゃないですか?
でもこれからのことを考えて前向きに行こうって思ってます。
これまでは一つ一つ仕事していくにあたって拘りが凄く強かったんですけど。
最近いい意味でどうでもよくなり始めて。
昔は「こうじゃなきゃいけない」って思っていたものが、
今になって振り返るとそうでもないなって思うことが多いんですよね。
もちろん、色んな人に出会ったり環境に置かせてもらうので、目線が変わっていくのは必然なのかなって思いますけど。
それが成長の証だったら良いですね。
──座右の銘は?
言葉ではないんですが、”ご挨拶”を大事にしてます。
最初と最後の挨拶はしっかりするようにしています。
それをすることで、あとは物怖じせずに果敢に挑戦していけるというか。
ずっとペコペコしてしまうと萎縮してしまって自分が出せないから。
なので、最初と最後だけはきちんと挨拶することを心がけて、
あとは自分らしくいるって感じです。
──最後に、5年後の自分へ一言お願いします。
仕事でもプライベートでも、人に優しく自分に厳しくいたいなって思います。
あとはたくさん芝居したいですね。
大小関わらず、色んな役に巡り会いたいです。
これをやりたい! ってゆってそれが叶う仕事でもないですし、それよりもそのタイミングにその都度合った役に出会えればいいし。
縁があれば、その役は出来るはずですし。
こればっかりは読めないので。
その時に向けて頑張っていくって感じです。
濱 正悟
1994年生まれ。
2015年「BoysAward Audition」特別賞受賞。
主な出演作品に映画「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」、EX『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018年)ルパンブルー/宵町透真役、MBSドラマ特区『コーヒー&バニラ』(2019)市柳 雪役。
現在、カレー連載『#うるとらかれーらばー 濱正悟のカレー手帖』をCanCam.jpにて連載中のほか、2020年3/6公開の「酔うと化け物になる父がつらい」の公開が控えている。
三澤 亮介
1992年生まれ。福井県出身。
ストリートカルチャーへのアプローチと新たな表現を求めて、NYやLAでのスナップから、フォトグラファーとしてのキャリアを開始。
帰国後は、アーティトや俳優のポートレート、ファッションフォトなどで活動中。
写真家としても渋谷西武×HIDDEN CHAMPION主催の、”POP&STREET展 -AN ANNUAL- 2018”への選出や、
来年1月には、”FILA”から「RyosukeMisawa×FILA」フォトコラボアイテムが発売されるなど、精力的に活動を行なっている。