mabanuaや、彼が所属するバンドOvall、Kan Sano、Michael Kanekoら、〈origami PRODUCTIONS(以下、origami)〉のアーティストが一堂に会するレーベルイベント<origami SAI>が11月1日、Shibuya CLUB QUATTROにて開催された。

2012年にレーベル5周年企画として、全国5都市で開催された無料イベント<O2(オーツー)>以来、実に7年ぶりの「お祭り(SAI=祭)」とあって、この日のチケットはソールドアウト。アーティスト同士の交流も深く、異なる音楽性の中にもどこか共通点のある5組のパフォーマンスに、駆けつけた満員のオーディエンスからは終始暖かい歓声が上がっていた。

各々もクオリティの高い作品を作りながら、ジャンルを問わず様々なアーティストのサポートも務める〈origami〉のアーティストたち。誰もが一目を置く存在である彼らはなぜ、ここに集まってきたのか。その魅力に迫るべく、今回QeticではOvall(Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴ)、Kan SanoMichael Kaneko、そしてHiro-a-keyによる「origami座談会」を敢行。今年一年の総括や、2020年の抱負などざっくばらんに語り合ってもらった。

origami座談会|mabanua、Ovall、Kan Sano、Michael Kanekoら所属「origami PRODUCTIONS」の2019年を振り返る interview20191213-origami-production-5

INTERVIEW:
origami PRODUCTIONS ARTISTS

──まずは2019年を振り返り、それぞれの活動を他の人がどう見ていたかお聞きしたくて。最初はKan Sanoさんから行きましょうか。今年はLast Electroを始動したり、5月に3年ぶりのソロ・アルバム『Ghost Notes』を出したり、いつも以上に多忙な日々だったと思うのですが。

関口シンゴ(以下、関口) もう“Kan Sanoの年”という感じでしたよね。

Shingo Suzuki(以下、Suzuki) “カンちゃん(Kan Sano)イヤー”だった。

Kan Sano(以下、Sano) 本当に(笑)?

Michael Kaneko(以下、Kaneko) アルバム『Ghost Notes』も最高だったし、トム・ミッシュ(Tom Misch)のオープニング・アクトのときも感動しました。去年、ツアーやフェスで一緒に回ることが多かったカンさんが、トム・ミッシュと同じステージに立ってるのすげえなって。個人的に刺激になりましたね。

関口 前作『k is s』も好きでよく聴いてたんですけど、今回はよりブラック・ミュージックのテイストが強くなっていて。Ovallでやっていることともリンクするし、でも全く違うところもあったりして面白かった。僕もめちゃくちゃ刺激を受けましたね。

Suzuki カンちゃんのマルチプレイヤーぶりがライブでも発揮されていて。音源ではもちろん、いつもやっていることだけど、それをステージ上で再現してるのがすごく面白かったですね。

Kan Sano – My Girl【Official Music Video】

──origamiの中で、mabanuaさんとの付き合いが一番長いんですよね?

mabanua 『MILES CAFE』とかでやってた頃から知ってるよね。

Sano そうそう。上京して最初に会ったミュージシャンがヤマちゃん(mabanua)だったから。お互いのライブに出たりもしていて。

mabanua そこからの進化があって、この前の<origami SAI>で見たライブで一つの完成形に到達したなっていうのがすごくあったので、感慨深いものがありましたね。

Sano それはもう、僕がmabanuaのライブを観ていても思うよ。ずっと横で手伝ってきてもいたし、「ああ、こうなったんだ」って。

mabanua なんていうか、アーティストの「旬」みたいなものが年々早くなってきている気がしてるんですよ。「20代のうちにガーンっていくものだ」っていう。「若ければ若いほどいい」みたいな風潮があるけど、おそらく〈origami〉はそういう既成概念に縛られてない。10年20年先のことも見据えつつ、ミュージシャンそれぞれのペースを尊重してくれて、何歳でピークを迎えようが「人それぞれ」というふうにフレキシブルに対応してくれているんだよね。だからカンちゃん(Kan Sano)のような活動が出来るのだろうなって。それが分かったのも嬉しかったですね。

──関ロさんは今年、InstagramやYouTubeでギター動画の配信が盛り上がっていましたよね?



Sano それこそ「継続は力なり」というか。最初はきっと、そんなにリアクションもなかったと思うんだけど、そこでめげずに毎日ずーっとアップし続けていて。僕もずっと観てて「いいね」とか付けてたんですけど(笑)、日に日にフォロワーも「いいね」も増えていって。

Isn’t She Lovely(Guitar Cover)

関口 やり始めたときに、レーベルのボスから「最初の1〜2年は“何をやっても全く反応ない”くらいに思って」みたいな話をしてくれたので、フォロワー数とか全く期待せずやってたんですよ。もはや趣味みたいなもので(笑)。

Suzuki 結果的に、ギタマガ(『ギター・マガジン』)と連動したドストライクな企画にも特集で大きく取り上げられたし、ギタマガの読者からのフォロワーを新たに取り込んだりしていて。いわゆるSNS上での「ギター・コミュニティ」みたいなものを、大きく広げることにも貢献してるんじゃないかなあと思いながら見てました。

mabanua 海外からのフォロワーも増えてるんでしょ?

関ロ 増えてるね。実は海外の人の方がコメントやDMは多いかもしれない。「どういう機材で録っているんだ?」とか「これはなんていうジャンルのギター奏法なのか?」とか。かなりマニアックな質問が多くて「面白いなあ」と思いましたね。

Hiro-a-key いやあ、マメじゃないと出来ないでしょ。「質問受け付けます」みたいなことをInstagramでもやってて、一つひとつの質問に対してめちゃめちゃ丁寧に返してるの「えらいなあ」って。

Kaneko 僕もたまに弾き語り動画を上げてて、続けるのがどれだけ大変か知ってるので、あれを毎日やってるセッキーさんはすごいなって思います。引き出しがないと無理ですよね。

関口 ま、一度習慣になっちゃえば、朝パパッと撮るだけだからね。「頑張ってる」というよりは、楽しんでやってる感じです。

──続いてはShingo Suzukiさん。

Sano シンゴッチ(Shingo Suzuki)は七尾旅人さんのツアーで今年一緒だったんですけど、なんかOvallのときより楽しそうだった(笑)。すっごいリラックスしてたし、笑顔でノリノリ。

一同 (笑)。

Suzuki まあ、他のアーティストとかのサポートをすると、自分のバンドを新鮮にやれるっていうのはありますよね。

Kaneko 僕は今年<鉄工島フェス 2019>に出演させてもらって、シンゴッチさんがバンマスをやってくれたんですけど、そのリハのときに家の近くまで車で迎えに来てくれて、行き帰りがずっと一緒だったからそこですごく距離が縮まった気がして嬉しかったんですよね。

Suzuki 実はマイキー(Michael Kaneko)とバンドやるの、あれが初めてだったもんね。佐藤千亜妃ちゃん、さかいゆうくん、DedachiKentaくんのバックバンド、面白かったな。

Kaneko 吉祥寺で一緒に昼ごはん食べましたよね。そのときに〈origami〉の昔の話とか色々してくれて。皆さんの今までのことより詳しく知れたし「頑張んなきゃ」って思いました。

──mabanuaさんについてはいかがですか?

Suzuki mabanuaバンドのライブサポートを去年からやってるんですけど、Ovallの時とはまた違う「mabanuaワールド」を、間近で見られたのは貴重な体験でしたね。

Hiro-a-key Ovallの楽曲でもmabanuaが作っている曲とかもあるわけじゃん。それを演奏するのとも感覚として違うもの?

mabanua 全然違うかな。やっぱりソロだと一人で作り上げなきゃならない部分もあるし、みんなを引っ張って行かなきゃならない部分もある。

Suzuki ソロアーティストとして孤独な一面を垣間見た気がする。

Sano 何年か前からギターを弾きながら歌っているじゃないですか。最初見たときはびっくりしたんだけど、でもさっきのセッキーの動画の話じゃないけど、続けているうちに馴染んでいくというか。もう、ギター持っている姿は様になってるもんね。ただ、ドラマーがライブで他の人にドラムを頼むのはどんな感じなのかな?っていうのは観てていつも思う。

mabanua なんか、ドラマーが他のメンバーにどう見られているのか客観的に分かるようにはなったかな。昔は「バンドのグルーヴの良し悪しはドラムで決まる」みたいなことを言われると、それに対して異論を唱えたい自分がいたんですよ。「ドラマーだけに背負わすのは違うんじゃない?」って。でもいざ自分が前に立って歌っていると、リハとかでなんかしっくりいかないときとか、ついドラマーを見ちゃうんだよね(笑)。

──ドラムの重要性を、ドラムから離れて気づいたと。

mabanua そうそう。たとえば今ってオケを流すライブが増えてるじゃないですか。だけど、なぜかドラムだけ生っていうケースが多いんですよね。DJとMCがいて、さらにドラマーが1人いる、みたいな。そこでベーシストやギタリストじゃなくて、やっぱドラマーなんだなって思いますよね。

Hiro-a-key 最近はそうだよね。このあいだの〈origami SAI〉とかめちゃめちゃいいドラマーが会場に集結してたんで、他のライブ会場がドラマー不足にならないか心配になっちゃった(笑)。

関ロ あと、今年のトピックといえばスタジオじゃない? ヤマちゃん(mabanua)のプライベート・スタジオが完成して、今後の活動にものすごく大きな影響を与えるんだろうなと思う。曲作りからリリースまで、全ての工程を自分でコントロール出来る環境にしたわけだからさ。

──Ovallの新作もそこで録ったのですか?

mabanua スタジオの完成がレコーディングには間に合わなかったんですけど、ミックスを何曲かやりました。これからの自分の活動を長い目で見たとき、「こうしていきたい」というような目標が漠然とあって。それを達成するためには全てを自分でコントロールできる環境が必要だなと思ったんですよね。夢を実現するための「ガワ」をまず作ったというか。そうすると、思い描いたものが舞い込んでくるようなことが〈origami〉に入ってからずっとあって。とにかく、今年は自分がこれからやっていきたいことへの土台作りの年だったのかなと思います。

Ovall – Slow Motion Town【Official Audio】

──続いてはHiro-a-keyさん。今年はソロライブや客演以外に<Hiro-a-key × 小林岳五郎>でのツアーなどもありましたよね。

Suzuki マイキー(Michael Kaneko)ももちろん素晴らしいシンガーだけど、Hiro-a-keyはステージにいるだけで安心感があるというか。演奏がこう、Hiro-a-keyやマイキーを中心にググッと向かっていく求心力があるんだよね。〈origami〉はシンガーもすごい人が揃ってるなって思う。

Kaneko 先日、<origami SAI>のアンコールで全員でセッションしたときにも思ったんですけど、Hiro-a-keyさんはもうマイクを持ってるだけで完成されているんですよね。僕はやっぱりギターを持ってないと寂しいしステージに出ていく自信がなくて。

Suzuki ライブは面白い編成でやるんだよね。ベースレスのトリオだったり、サンプラーを駆使したり、その実験的な部分が広義の意味でジャズ的というか。そういう部分に憧れるし、自分も参考にしたいと思う。〈origami〉には色んなアーティストがいますけど、中でも一番エッジが効いているのはHiro-a-keyじゃないかなと

関ロ あと、Hiro-a-keyは普段からライブにたくさん行ってるよね。新しい音楽やマニアックな音楽を常にチェックしているし。今って新しい楽器や機材がどんどん出てきて、サウンドも日々アップデートされているんだけど、そんな中にHiro-a-keyはマイク1本で出てきて、全く違和感なくすぐセッションに溶け込めるのは、たくさんの情報をインプットし続けているからなんだろうなって思いました。

mabanua あと、人の悪口を言わない。愚痴とか言わなくない? 「今日疲れたなー」とかも言わないじゃん。

Hiro-a-key いや、「疲れたなー」は言うよ(笑)。

mabanua Hiro-a-keyはポジティブだし、人として学ぶことがめちゃめちゃあるんですよね。そういうところって、お金を出しても買えないじゃないですか。楽器から何か得られるものでもないし、機材買ったら性格よくなるとかないでしょ。

一同 (笑)。

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──Michael Kanekoさんは今年、大橋トリオのサポート・ギタリストとしてイベントやファンクラブツアーを回ったんですよね?

Kaneko そうなんです。

関ロ マイキー(Michael Kaneko)にとって、2019年は「未知の扉」を開ける年だったよね。僕らもすごい新鮮だった。今までシンガー・ソングライターとしての姿しか見てなかったからさ。

mabanua しかもメチャクチャうまいでしょ。リハの音源聴かせてもらって、もう一人ギタリストがいるのかと思った。「このギターソロ、誰が弾いてんの?」って聞いたら「僕です」って言うからマジでびびった(笑)。

Hiro-a-key ゲスト・ボーカルの仕事も多かったよね。色んなツアーに出ていたし、今年一番海外行ってたんじゃない? っていうくらい行ってましたよね。

Suzuki 音源もどんどん進化してるよね。とにかく色んな音楽をめちゃめちゃ聴いていて、その蓄積が今、どんどん新しい作品に還元されていってる感じがするし、これからどんどん変わっていくんじゃないかと思ってすごく楽しみです。

関ロ 最初「アコギの弾き語り」というイメージが強かったんだけど、最近は自分でトラックのアレンジをやったり、プログラミングもやったりしていて、全体を見るプロデューサー的な視点が加わってきたよね。

mabanua 〈origami〉に入ると、半強制的にプロデューサーに成長せざるを得ないんですよね。歌のディレクションまで全て自分でやってるシンガーなんて、他にまずいない(笑)。

Michael Kaneko – Circles【Official Audio】

Kaneko 〈origami〉に入ってなかったら、自分はこんなふうになっていなかったでしょうね。「すごい人たちに囲まれてるなあ」といつも思います。

──それと、今日は残念ながら欠席ですが。正体不明のプロジェクトNenashiさんについてはいかがでしょう。

mabanua Nenashiさん、今どこにいるんでしょうね。<origami SAI>も打ち上げに来なかったし。

Suzuki 一番カリスマティックな人だよね。

──巷では「mabanuaさんじゃないか?」という説もありますね。

一同 (笑)。

mabanua それならそれで全然いいんですけどね(笑)、でもこの間の<origami SAI>で、シルエットだけ映ってたけど俺じゃなかったかなー。レーベルメイトなのに謎が多すぎる。なんか相方がいるらしいですね。

Sano これも「継続は力なり」ですよね。やるからにはやりきってほしいですよね。

──では、2019年の音楽シーン全体についてはどう思いましたか?

Suzuki 以前よりもSNSの影響がどんどん大きくなっていますよね。去年まで僕らと同じ規模の会場でライブをやっていたバンドが、いきなり武道館が決まったり、アリーナクラスの会場でやったり、スピードがものすごく早くなってるじゃないですか。ひと昔前ならメディアの力を借りて広告を打って、それで広めていくというプロモーションが定石だったけど、今はアーティスト本人がSNSを使ってダイレクトにお客さんに届けられるようになった。僕自身も、例えば気になっている海外アーティストはSNSをフォローするし、そうするとそこで知る情報が一番早いんですよね。

mabanua SNSの使い方も、アーティストによって違うんですよね。インスタ中心の人もいれば、YouTubeが軸の人もいて。自分に合ったSNSをメディアとして利用するようになって、送り手も受けてもどんどん回転が早くなってる。それはいい部分と悪い部分、両方あると思うんだけど。

──悪い部分というのは?

mabanua 誰かが「チャンス・ザ・ラッパー(Chance The Rapper)とかもう古い」と言ってるのを聞いて。さすがに早過ぎるだろ!と(笑)。「ジェイムス・ブレイク(James Blake)とか聴かなくなったよね」みたいなことを書いている人もいるんだけど、もうとにかく「次は誰だ?」「その次は?」みたいな感じで、アーティストも作品も入れ替わりがどんどん早くなってる。来年、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)を聴いてる人どのくらいいるんだろうって思いますよね。いや、聴いてるだろうけど「2019年に流行った人だよね」なんて言われるのかなとか。

アーティスト一人をずっと追いかけ続けるとか、そういう聴かれ方はあまりしなくなってきたんですかね。よく言えば、それだけ良いアーティストがどんどん世の中に出てきているということなのだろうけど、例えばアルバムを出しても全て通してじっくり聴いてくれる人が、どのくらいいるんだろうなって思う。

関ロ シングルでどんどん配信するようになって、スピードもどんどん上がってきて。そうすると、ちょっと名前を見なくなると「もう古い」みたいな感じになりますよね。自分もついつい、流して聴いてしまいがちというか。気をつけてないと「大切に聴く」という習慣がなくなっていきそうですよね。

どんどん流行も変わっていくし、色々なスタイルを取り入れやすい状態ではあるのだけど、気づいたら自分の芯がブレてしまって、コアなファンが離れていく……ということにもなりかねない。作り手としては、そこでブレないよう芯をしっかり持ち続けたいですね。

──では最後に、皆さんにとって〈origami〉とは何かをお聞かせください。

Hiro-a-key “スペシャリストの集まり”ですね。アーティストだけじゃなくて、スタッフもそう。本当に色んな才能を持った色とりどりの折り紙が集まっているなと思います。

関口 一人ひとりのカラーがとても特徴があって、それが混ざったときにすごく大きな、他のレーベルにはないハーモニー、大きな力を発揮するレーベルなんじゃないかと思っています。

mabanua さっきも言ったけど、10年20年先を見据えて動いてくれるレーベル。それに尽きますね。

Suzuki 良くも悪くも「本人次第」というか、クリエイティブなことが色々できるけど、自分が立ち止まったときに待ってはくれるかもしれないけど、そのままにもなるわけで。自主性を持ったアーティストにとっては、本当に自由で居心地の良いレーベルだと思いますね。僕自身に関しては、〈origami〉があったからこそ今日まで音楽が続けてこられたと思っています。

Sano 僕が〈origami〉に入ったのは30歳くらいのときだったんです。10代から音楽活動は始めていたのですけど、自分の立ち位置みたいなものが、一体どこにあるのか分からない感覚がずっと続いていて。でも〈origami〉に入ってからは、自分の居場所を見つけてもらったといいうか。一昨年よりも去年、去年よりも今年の方が仕事も充実しているし、自分のやりたいこともできてきているんですよね。だから、僕にとって〈origami〉は「自分の居場所を作ってくれたレーベル」です。

Hiro-a-key じゃあ最後はマイキー(Michael Kaneko)にバシッと締めてもらおうか。

Kaneko (笑)。僕は26歳で〈origami〉に入って今は最年少なんですけど、ここにいる先輩たちを見ていて常にインスパイアされるし勉強させてもらっていますね。すごい人たち、すごい作品と関わらせてもらっているし、僕もレーベルメイトとして頑張らなきゃなと思っています。

mabanua いやいや、別に先輩とか後輩とかないからね(笑)!

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Text by Takanori Kuroda
Photo by You Ishii

origami PRODUCTIONS

1枚の紙でなんでもできるオリガミのように、楽器1つでどんな音でも奏でることができるミュージシャンが集うクリエイターチーム、レーベル。
Ovall、Kan Sano、Michael Kaneko、Hiro-a-key、Shingo Suzuki、関口シンゴ、mabanua、Nenashiが所属。

2007年に東京で産声をあげ、常に“音の鳴る方へ”と歩み続け、今に至る。
渋谷のアンダーグラウンドで盛り上がっていたジャズ、ソウル、ヒップホップを軸としたジャムセッションムーブメントを世界中の音楽ファンに届けるべくスタートしたが、現在はより自由な表現を追い求め、ジャンルレスでボーダレスなスタイルで活動の幅を広げている。
所属アーティストは国内外での大型フェスの常連であると同時に、映画・ドラマ・アニメやCM音楽の制作、また世界中のアーティストをプロデュース、リミックス、演奏などでサポートしている。



HP
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origami SAI 2020


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origami SAI 2020 Osaka


2020.04.05(日)
OPEN 14:15/START 15:30
味園ユニバース
LINE UP:Ovall/Kan Sano/Michael Kaneko/mabanua/Nenashi
TICKET:ADV ¥5,500(1/13(月祝)まで ¥4,500)
19歳以下 ¥4,000(身分証のご提示をお願いします)


LINE TICKETチケットぴあローソンチケット
イープラス楽天チケット

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origami SAI 2020 Tokyo


2020.05.31(日)
OPEN 14:00/START 15:00
渋谷 O-EAST
LINE UP:Ovall/Kan Sano/Michael Kaneko/mabanua/Nenashi/関口シンゴ and more
TICKET:ADV ¥6,600

LINE TICKET
チケットぴあローソンチケットイープラス|岩盤 Tel. 03-5422-3536 ※ 店頭販売のみ(渋谷PARCO B1F 11:00〜21:00)

Ovall Tour 2020

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・2019.03.15(日)
OPEN 14:00/START 16:00
群馬・Block
Sold Out

・2019.04.25(土)
OPEN 17:30/START 18:00
福岡・The Voodoo Lounge
TICKET:
ADV ¥4,000

LINE TICKETチケットぴあローソンチケットイープラス

・2019.04.26(日)
OPEN 16:30/START 17:00
愛知・CLUB UPSET
TICKET:
ADV ¥4,000

LINE TICKETチケットぴあローソンチケットイープラス

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