今年世界最大のヒット作であり、世界歴代興収をも塗り替えたマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。本作で最も活躍したとも言えるキャラクターといえば、やはりロバート・ダウニー Jr.演じるアイアンマンことトニー・スタークだろう。衝撃の最期を迎えた彼の隠されたラストシーンがあったことがこの度明らかになった。
ロバート・ダウニー Jr.演じるトニー・スタークが最期に何を思ったのか?
先日ディズニーが『アベンジャーズ/エンドゲーム』の脚本を公開し、すべてのストーリーがついに判明。中でも最も注目を集めたのが、最大の凶敵・サノスとのラストバトルを終えた際のトニー・スタークの最期の瞬間だ。
※ここから先はネタバレを含むので注意してご覧いただきたい。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」MovieNEX 特別映像
トニーがインフィニティ・ストーンを利用して、サノス率いるブラック・オーダー含むすべての敵を消失させた際に、致命傷を負ってしまい、息も絶え絶えとなっているシーンで、彼はトム・ホランド演じるピーター・パーカーら仲間たちと最後の会話を交わすことになる。そして最後にグウィネス・パルトロウ演じるトニーの妻、ペッパー・ポッツとの会話で、ようやくたった一言だけ話すことができたのだが、今回はそのシーンでトニーの頭によぎっていた言葉が明らかになったのだ。
ペッパーが「トニー、こっちを見て。私たちはきっと大丈夫だから」と声をかけるのだが、脚本によるとその時トニーは「I’m sorry(すまない)」という後悔の念を抱いていたようなのだ。つまり、トニーは命を賭してなお、生き残れなかったこと、この先家族とともに生活を送れないことを悔やんでいたということだ。
シリーズを通してマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品を観てきた方にとっては、号泣必至の瞬間と言えるだろう。MCU“フェーズ4”以降、彼の意志を継ぐ者は現れるのだろうか?