2021年に公開されることが明らかになっているDCコミックス原作の映画『ザ・バットマン』(原題)。本作では「トワイライト」シリーズで注目を集めた俳優ロバート・パティンソンバットマン役を務めることが明らかになっているが、一方で、2017年公開の『ジャスティス・リーグ』までバットマンとして活躍していたベン・アフレックが役を降板した理由が明かされ、話題となっている。

ベン・アフレック「知人に死ぬまで酒を飲んでしまうと言われた」

インタビューに応えたアフレックは『ジャスティス・リーグ』に続くバットマンを主人公にした作品『ザ・バットマン』の監督・脚本、そして主演を務める予定であったにもかかわらず、降板してしまった理由について語っている。「長い間比較的普通に飲んでた方なんだ。僕がどんどんお酒を飲み始めるようになったのは、結婚生活がおかしくなり始めたときだ。2015年か、2016年だったと思うよ。もちろん僕の飲み方が婚姻関係に影響したんだけどね」と、自身が重度のアルコール依存症で、そのために3年間もリハビリ施設に通っていたことを明かしている

JUSTICE LEAGUE – Official Trailer 1

その後、2016年に公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と同年に公開された『スーサイド・スクワッド』、そして『ジャスティス・リーグ』それぞれに出演した際、バットマンを演じるアフレックに痛烈な批判が届けられた。一時期には“Sad Affleck(悲しいアフレック)”と呼ばれるミームさえ流行してしまうほどに演技を酷評されてしまったにもかかわらず、新作映画である『ザ・バットマン』の脚本を手がけていた際に知人からある指摘を受けたそう。

「何人かに『ザ・バットマン』の脚本を見せたんだけど、彼らから“脚本はいいと思う。ただもし君が経験したことをもう1度繰り返すと、きっと死ぬまでお酒を飲んでしまうよ。”と言われたんだ」と諭されたことがきっかけで、彼はバットマンの役柄から降りる決意をしたという。

新バットマン誕生の裏側にこれほどの壮絶なドラマがあったとは。アフレックはリハビリ施設に通った結果、すでに回復しつつあるようだ。そんな彼が主演した作品『The Way Back』が3月6日(金)に全米で公開。きっとこれからまた輝かしい演技を見せてくれるはずだ。

THE WAY BACK – Official Trailer 2

『ジャスティス・リーグ』バットマンを演じたベン・アフレックが新作映画を降板した理由は“死んでしまう”ほどのアルコール依存だった? film200219_batman_benaffleck_1
Photo via @benaffleck(Facebook)