本日13日(水)、Appleの音楽制作ソフト「Logic Pro X」がアップデートされ、その性能が話題を呼んでいる。
Logic Pro Xに待望のLive Loops機能が追加!
今回のアップデートは「メジャーアップデート」とも称される通り、これまでのバージョンから大幅に改良されている。特に注目を浴びているのが、Live Loops機能と新たなサンプラー機能だ。
Live Loops機能とは、iPhoneやiPad用のiOS版Garage Bandなどに搭載されている機能で、固定の順番にとらわれず自由なやり方で音楽を作れるようになるお手軽機能だ。グリッド内にループ、サンプル、既存の録音を配置でき、さらにさまざまな素材を組み合わせることで簡単に音楽を制作することができるのがポイントだ。
加えて、Live Loops内のエフェクト素材が集まった機能・Remix FXを活用すると、Live Loops内に取り込んだトラックやミックスにリアルタイムでエレクトロニックエフェクトを適用することができる。また複数のデバイスと接続することができるLogic Remoteも大幅にアップデートされている。iPhoneやiPadなどを同時に駆使すれば、ミキサー用、トラック用と画面を分けることもできたりと、その可能性は無限だ。マルチタッチでLive LoopsとRemix FXをインタラクティブにコントロールできるので、複雑な作業をより簡単に、効率よく遂行することが可能だ。
また標準サンプラーである「EXS24プラグイン」も大幅にアップデート。モダンな設計に変わり、またサウンド加工コントロールもより拡張されている。ひとつのウインドウインターフェイス内でマッピングエディター、ゾーンエディターが収まっているため、簡単にトラックを編集することができ、またドラッグ&ドロップを駆使して簡単にマルチサンプル音源を作成できるように。「Quick Sampler」と呼ばれる機能も追加され、Finderやボイスメモに収録されている素材をトラックに簡単に組み込むことも可能に。取り込んだサウンド(サンプル)はトリム、ループが施され、キーボード上に割り当てられ、各種コントロールを通じてクリエイティブに音色を調整することもできる。
アップデートされたLogic Pro Xを使えば、よりおうち時間を充実させることもできるはず! またこれまでに音楽制作したことがない、という方でも手軽に始められるはずだ。この機にぜひお試しあれ!
Photo via Apple Newsroom