2017年に公開され、多くのコミックスファンを魅了したDCコミックス原作の映画『ジャスティス・リーグ』。シリーズ初めての作品『マン・オブ・スティール』を手がけた監督ザック・スナイダージョス・ウェドン監督の共作として劇場公開された本作だが、この度、全編スナイダー監督が脚本・演出を担当したスナイダー・カット版が配信されることに!

ファン待望の『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット版がついに公開!

本作は当初スナイダー監督がディレクションしていたものの、身内の不幸を理由に途中で降板しており、ウェドン監督が制作途中で参加したことで完成にこぎつけた作品だ。ウェドン監督による劇場版の公開当初よりスナイダー・カット版の存在が指摘されており、劇場版を鑑賞したファンからはスナイダー・カット版を熱望する声が続出していた。

SNS上では「#releasethesnydercut(スナイダー・カット版を公開して)」とのハッシュタグが流行し、本作に出演したアクアマン役のジェイソン・モモア、バットマン役のベン・アフレック、ワンダーウーマン役のガル・ガドットもこの運動に賛同する声を挙げるなど一大ムーブメントに。さらに当のスナイダー監督もこの声に反応し、自身のTwitter上でそれぞれを讃えるなど、注目を集めていた。

今回その声に応える形で実現したスナイダー・カット版の配信は、アメリカで今月27日(水)よりサービスが開始する映像ストリーミングサービス「HBO Max」で実施されることが報道で明らかになっている。配信は2021年からを予定しているものの、時期についてはまだ明らかになっていない。この発表に際し、スナイダー監督は「アーティストをサポートするために、勇敢にも意思表示してくれたこと、そして真意を見せてくれたことにHBO Maxと(配給会社である)Warner Brosへ感謝したいです」と謝辞を述べている。

本スナイダー・カット版はなんと4時間にも及ぶ超大作となっているようで、4時間の連続映画として配信されるかもしくは6つのチャプターに分けてドラマ形式で配信されることが検討されている。現状まだ詳細は明らかになっていないが、すでに世界中で注目を集めている本作。日本ではいつ解禁されるだろうか? 今後の情報に注目だ!

JUSTICE LEAGUE – Official Trailer 1

ついに解禁!4時間にも及ぶ『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット版が2021年HBO Maxで配信決定 film200521_justiceleague_1
Photo via Justice League Movie(Facebook)