今年6月に開催されたAppleの開発者向け発表イベント<WWDC 2020>内にて、ついにMacシリーズのARMプロセッサ「Apple Silicon」への完全移行が発表された。約2年をかけて全MacシリーズがApple Siliconに移行していくことが伝えられているが、やはり今年中にもそのスタートが切られることになりそうだ。
Apple Silicon採用のMacBook Pro&Airは今年発売で決まりか?
情報によると、Appleと提携している製造業者が、次世代のMacBookシリーズに使用するディスプレイのバックライトユニットなどのコンポーネントの出荷を今年第3四半期から開始するようだ。つまり、今月〜9月までの間に今回伝えられた出荷がスタートすることになる。これにより、Apple Siliconを採用した新型MacBookが今年中に発表される可能性が高いことも示唆されている。
Apple関連の情報に精通するアナリスト、ミンチー・クオ氏は先日、Apple Siliconを採用したMacBook ProおよびAirが今年中もしくは来年初旬にも発売される、との予測を発表していたが、今回の情報はクオ氏の予測を再確認する形となった。
加えて、今回の情報内では今年後半中にも発表されるという新型iPadについても言及されており、こちらも同様にまもなくコンポーネントの出荷が開始することが伝えられている。こちらについてもクオ氏は今年中の発表を予測しており、今年発売され話題となった第2世代のiPhone SEと同様に、すでに発売されているiPadシリーズのデザインを踏襲しながら、最新のプロセッサを搭載した廉価版モデルとして発売されることも明らかになっている。
今年秋には「iPhone 12」シリーズの発表も期待されている。今年後半はAppleからのデバイスの発表が盛りだくさんとなるかも?
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