本作は“HIPHOP何でも屋”として名高い、SITE (Ghetto Hollywood)によるマンガ家デビュー作となる『少年イン・ザ・フッド』。その単行本第1巻が好評発売中だ。本作の重版出来を記念して、特別記念グラフィックが完成! 著者であるSITE(Ghetto Hollywood)より、SPメッセージも到着した。
『少年イン・ザ・フッド』第1巻が重版決定!
今回完成したグラフィックデザインには、一巻一話の冒頭のコマが採用されており、一昔前の新聞・紙が劣化したような色合いに。オールドスクールさも漂うデザインに仕上がっている。MIXテープ片手に持つ主人公・ヒロトが待ち受ける、ドキュメンタリーHIPHOPヒストリーの行末を早く見てみたい! なおQRコードを読み込むと、本作1~3話が試し読み出来る仕様となっている。
2018年末に募集をされた“週刊SPA! 連載マンガ家大募集”という公募企画にて、最終日に駆け込みで一枚絵を送付されたことがきっかけで連載決定した本作。異色作と言える本作では、昨今のミーハーなMCバトルブームに終止符を打つ、リアルでアンダーグラウンドでハードコアな青春グラフィティ巨編が描かれていく。グラフィティ、HIPHOPのミュージックビデオ制作、ライター業(東京ブロンクス名義)など、幅広い活躍を見せる、彼の真骨頂を是非目に焼き付けて欲しい。
マンガ家を目指していた子供時代の夢は、思春期に訪れたHIPHOPとの出会いで遠い思い出の彼方に消え去った…。と思ってたら、HIPHOP何でも屋を長年続けた結果、なんと40歳で新人マンガ家になれました。SITEです。伝説のミックステープを巡って90年代と現代を行き来する青春HIPHOPグラフィティは、フィクションだけど自伝的な要素も多分にあり、作品そのものが僕自身の成長物語になってます。Check It Shit Out!!!
SITE(Ghetto Hollywood)
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